JP2003181189A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯液を加熱しつつ洗濯をすることが可能な
ものにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄性能が充
分に得られるようにする。 【解決手段】 洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段を
具えると共に、その洗濯液の温度を検知する温度検知手
段を具え、該温度検知手段により検知される洗濯液の温
度の領域別に、洗濯槽又は該洗濯槽の内部に設けられた
撹拌体の回転モード及び回転速度の少なくともいずれか
一方を変化させることにより(S7、S8、S9)、洗
濯の強度を洗濯液の温度の領域別に適正にして、泡の発
生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られるようにし
た。
ものにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄性能が充
分に得られるようにする。 【解決手段】 洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段を
具えると共に、その洗濯液の温度を検知する温度検知手
段を具え、該温度検知手段により検知される洗濯液の温
度の領域別に、洗濯槽又は該洗濯槽の内部に設けられた
撹拌体の回転モード及び回転速度の少なくともいずれか
一方を変化させることにより(S7、S8、S9)、洗
濯の強度を洗濯液の温度の領域別に適正にして、泡の発
生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯液を加熱しつつ
洗濯をすることが可能な洗濯機に関する。
洗濯をすることが可能な洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては、洗濯液を
加熱しつつ洗濯をすることが可能なものが供されてい
る。このものでは、洗濯槽を収容した水槽の内底部にヒ
ータが設けられ、このヒータを発熱させることにより、
水槽の内部から洗濯槽の内部にかけて貯留された洗濯液
を加熱し、この状態で、洗濯槽を回転させ、又は洗濯槽
の内部に設けられた撹拌体を回転させることにより、洗
濯を行うようになっている。
加熱しつつ洗濯をすることが可能なものが供されてい
る。このものでは、洗濯槽を収容した水槽の内底部にヒ
ータが設けられ、このヒータを発熱させることにより、
水槽の内部から洗濯槽の内部にかけて貯留された洗濯液
を加熱し、この状態で、洗濯槽を回転させ、又は洗濯槽
の内部に設けられた撹拌体を回転させることにより、洗
濯を行うようになっている。
【0003】このように洗濯液を加熱しつつ洗濯をする
ものによると、洗濯物からの汚れ落ちが良く、高い洗浄
効果を得ることができる。しかしながら、洗濯液の温度
の高さのために、該洗濯液に含まれた洗剤分による泡が
発生しやすい。この泡が過剰に発生すると、洗浄性能が
低下してしまう。又、泡が機外に溢れ出したりすること
もある。
ものによると、洗濯物からの汚れ落ちが良く、高い洗浄
効果を得ることができる。しかしながら、洗濯液の温度
の高さのために、該洗濯液に含まれた洗剤分による泡が
発生しやすい。この泡が過剰に発生すると、洗浄性能が
低下してしまう。又、泡が機外に溢れ出したりすること
もある。
【0004】このため、洗濯液を加熱しつつ洗濯をする
ときには、全般に、前記洗濯槽又は撹拌体の回転モード
中の回転駆動時間を短くするか、あるいはそれら洗濯槽
又は撹拌体の回転速度を低めるか、もしくはその両方を
実行することにより、洗濯の強度を低めて泡の発生を少
なくすることが行われている。
ときには、全般に、前記洗濯槽又は撹拌体の回転モード
中の回転駆動時間を短くするか、あるいはそれら洗濯槽
又は撹拌体の回転速度を低めるか、もしくはその両方を
実行することにより、洗濯の強度を低めて泡の発生を少
なくすることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
洗濯の強度を全般に低めて泡の発生を少なくするもので
は、洗濯物に与える機械力が全般に不足し、その結果、
洗浄性能が充分に得られないという問題点を有してい
た。本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、
従ってその目的は、洗濯液を加熱しつつ洗濯をすること
が可能なものにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄
性能を充分に得ることのできる洗濯機を提供するにあ
る。
洗濯の強度を全般に低めて泡の発生を少なくするもので
は、洗濯物に与える機械力が全般に不足し、その結果、
洗浄性能が充分に得られないという問題点を有してい
た。本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、
従ってその目的は、洗濯液を加熱しつつ洗濯をすること
が可能なものにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄
性能を充分に得ることのできる洗濯機を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機は、第1に、洗濯槽と、この洗濯槽
内の洗濯液を加熱する加熱手段と、前記洗濯液の温度を
検知する温度検知手段と、この温度検知手段の検知結果
に基づき、前記洗濯槽の回転又は該洗濯槽の内部に設け
られた撹拌体の回転を制御する制御手段とを具備し、そ
の制御手段が、前記温度検知手段により検知される前記
洗濯液の温度の領域別に、前記洗濯槽又は撹拌体の回転
モード及び回転速度の少なくともいずれか一方を変化さ
せることを特徴とする(請求項1の発明)。
に、本発明の洗濯機は、第1に、洗濯槽と、この洗濯槽
内の洗濯液を加熱する加熱手段と、前記洗濯液の温度を
検知する温度検知手段と、この温度検知手段の検知結果
に基づき、前記洗濯槽の回転又は該洗濯槽の内部に設け
られた撹拌体の回転を制御する制御手段とを具備し、そ
の制御手段が、前記温度検知手段により検知される前記
洗濯液の温度の領域別に、前記洗濯槽又は撹拌体の回転
モード及び回転速度の少なくともいずれか一方を変化さ
せることを特徴とする(請求項1の発明)。
【0007】洗濯液から発生する泡は、洗濯液の温度が
高いと発生しやすい。これは既述のとおりであり、従っ
て、洗濯液の温度が高くないときには、泡の発生は少な
い。従って、上述のように、洗濯液の温度の領域別に、
洗濯槽又は撹拌体の回転モード及び回転速度の少なくと
もいずれか一方を変化させることにより、洗濯の強度を
洗濯液の温度の領域別に適正にして、泡の発生を少なく
しつつ、充分な洗浄性能が得られるようにできる。
高いと発生しやすい。これは既述のとおりであり、従っ
て、洗濯液の温度が高くないときには、泡の発生は少な
い。従って、上述のように、洗濯液の温度の領域別に、
洗濯槽又は撹拌体の回転モード及び回転速度の少なくと
もいずれか一方を変化させることにより、洗濯の強度を
洗濯液の温度の領域別に適正にして、泡の発生を少なく
しつつ、充分な洗浄性能が得られるようにできる。
【0008】この場合、制御手段は、温度検知手段によ
り検知された洗濯液の温度が第1の所定温度以上の領域
にあるときに、他の温度領域より、洗濯槽又は撹拌体の
回転モード中の回転駆動時間を短くすることと、洗濯槽
又は撹拌体の回転速度を低めることとの少なくともいず
れか一方を実行すると良い(請求項2の発明)。このも
のでは、泡の発生が多い温度領域での洗濯の強度を低め
にして、泡の発生を少なくすることができる。又、それ
以外の温度領域では、洗濯の強度を高めにして、洗濯物
に与える機械力を増し、充分な洗浄性能を得ることがで
きる。
り検知された洗濯液の温度が第1の所定温度以上の領域
にあるときに、他の温度領域より、洗濯槽又は撹拌体の
回転モード中の回転駆動時間を短くすることと、洗濯槽
又は撹拌体の回転速度を低めることとの少なくともいず
れか一方を実行すると良い(請求項2の発明)。このも
のでは、泡の発生が多い温度領域での洗濯の強度を低め
にして、泡の発生を少なくすることができる。又、それ
以外の温度領域では、洗濯の強度を高めにして、洗濯物
に与える機械力を増し、充分な洗浄性能を得ることがで
きる。
【0009】又、上記第1の所定温度は35〔℃〕とす
ると良い(請求項3の発明)。洗濯液から発生する泡が
多いのは、洗濯液の温度が35〔℃〕以上のときである
ことが発明者の実験により確認された。よって、上記第
1の所定温度を35〔℃〕とすることにより、より確実
に、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られ
るようにできる。
ると良い(請求項3の発明)。洗濯液から発生する泡が
多いのは、洗濯液の温度が35〔℃〕以上のときである
ことが発明者の実験により確認された。よって、上記第
1の所定温度を35〔℃〕とすることにより、より確実
に、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られ
るようにできる。
【0010】更に、制御手段は、前記温度検知手段によ
り検知された洗濯液の温度が第1の所定温度以上であっ
て且つ第2の所定温度以下の領域にあるときに、他の温
度領域より、洗濯槽又は撹拌体の回転モード中の回転駆
動時間を短くすることと、洗濯槽又は撹拌体の回転速度
を低めることとの少なくともいずれか一方を実行すると
良い(請求項4の発明)。
り検知された洗濯液の温度が第1の所定温度以上であっ
て且つ第2の所定温度以下の領域にあるときに、他の温
度領域より、洗濯槽又は撹拌体の回転モード中の回転駆
動時間を短くすることと、洗濯槽又は撹拌体の回転速度
を低めることとの少なくともいずれか一方を実行すると
良い(請求項4の発明)。
【0011】洗濯液から発生する泡は、洗濯液の温度が
高いと発生しやすいが、泡にとって高過ぎても、泡の内
部圧力が上がることにより泡の破裂が早く起きる。又、
この場合、泡の皮膜の粘性が低下するために、泡の発生
が減少する。よって、上述のように、洗濯液の温度が第
1の所定温度以上であって且つ第2の所定温度以下の領
域にあるときに、他の温度領域より、洗濯槽又は撹拌体
の回転モード中の回転駆動時間を短くすることと、洗濯
槽又は撹拌体の回転速度を低めることとの少なくともい
ずれか一方を実行することにより、更に確実に、泡の発
生が多い温度領域での洗濯の強度を低めにして、泡の発
生を少なくし、それ以外の温度領域では、洗濯の強度を
高めにして、充分な洗浄性能が得られるようにできる。
高いと発生しやすいが、泡にとって高過ぎても、泡の内
部圧力が上がることにより泡の破裂が早く起きる。又、
この場合、泡の皮膜の粘性が低下するために、泡の発生
が減少する。よって、上述のように、洗濯液の温度が第
1の所定温度以上であって且つ第2の所定温度以下の領
域にあるときに、他の温度領域より、洗濯槽又は撹拌体
の回転モード中の回転駆動時間を短くすることと、洗濯
槽又は撹拌体の回転速度を低めることとの少なくともい
ずれか一方を実行することにより、更に確実に、泡の発
生が多い温度領域での洗濯の強度を低めにして、泡の発
生を少なくし、それ以外の温度領域では、洗濯の強度を
高めにして、充分な洗浄性能が得られるようにできる。
【0012】上記第2の所定温度は55〔℃〕とすると
良い(請求項5の発明)。洗濯液から発生する泡が多い
のは、洗濯液の温度が55〔℃〕以下のときであること
が発明者の実験により確認された。よって、上記第2の
所定温度を55〔℃〕とすることにより、より確実に、
泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られるよ
うにできる。
良い(請求項5の発明)。洗濯液から発生する泡が多い
のは、洗濯液の温度が55〔℃〕以下のときであること
が発明者の実験により確認された。よって、上記第2の
所定温度を55〔℃〕とすることにより、より確実に、
泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得られるよ
うにできる。
【0013】本発明の洗濯機は、第2に、洗濯槽と、こ
の洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段と、前記洗濯槽
内の洗濯液を排出する排水手段と、前記洗濯槽内の泡の
過剰な発生を検知する泡過剰発生検知手段と、洗濯実行
時間を設定することが可能な洗濯時間設定手段と、この
洗濯時間設定手段の設定結果と前記泡過剰発生検知手段
の検知結果に基づき、運転を制御する制御手段とを具備
し、その制御手段が、前記洗濯槽内の洗濯液を加熱しつ
つ洗濯をする期間において、前記泡過剰発生検知手段に
より泡の過剰な発生を検知されたときに、前記加熱手段
による前記洗濯槽内の洗濯液の加熱を停止すると共に、
前記排水手段による前記洗濯槽内の洗濯液の所定量の排
出を行って、前記洗濯時間設定手段により設定された時
間の残り時間の洗濯を継続することを特徴とする(請求
項6の発明)。
の洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段と、前記洗濯槽
内の洗濯液を排出する排水手段と、前記洗濯槽内の泡の
過剰な発生を検知する泡過剰発生検知手段と、洗濯実行
時間を設定することが可能な洗濯時間設定手段と、この
洗濯時間設定手段の設定結果と前記泡過剰発生検知手段
の検知結果に基づき、運転を制御する制御手段とを具備
し、その制御手段が、前記洗濯槽内の洗濯液を加熱しつ
つ洗濯をする期間において、前記泡過剰発生検知手段に
より泡の過剰な発生を検知されたときに、前記加熱手段
による前記洗濯槽内の洗濯液の加熱を停止すると共に、
前記排水手段による前記洗濯槽内の洗濯液の所定量の排
出を行って、前記洗濯時間設定手段により設定された時
間の残り時間の洗濯を継続することを特徴とする(請求
項6の発明)。
【0014】このものによれば、洗濯槽内の洗濯液を加
熱しつつ洗濯をする期間において、泡の過剰な発生があ
れば、洗濯槽内の洗濯液を所定量排出することで、洗濯
槽内の洗濯液の量が減り、泡の発生量が少なくされる。
又、この場合、洗濯槽内の洗濯液の量が減っても、洗濯
液の加熱は停止しているから、ヒータが洗濯液の液面上
に露出しても問題はない。そして、この場合、設定時間
が優先されて、該設定時間の残り時間の洗濯を継続する
ことにより、設定時間の全部をかけて洗濯が行われ、洗
浄性能が不足するようなことがない。かくして、この場
合にも、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得
られるようにできる。
熱しつつ洗濯をする期間において、泡の過剰な発生があ
れば、洗濯槽内の洗濯液を所定量排出することで、洗濯
槽内の洗濯液の量が減り、泡の発生量が少なくされる。
又、この場合、洗濯槽内の洗濯液の量が減っても、洗濯
液の加熱は停止しているから、ヒータが洗濯液の液面上
に露出しても問題はない。そして、この場合、設定時間
が優先されて、該設定時間の残り時間の洗濯を継続する
ことにより、設定時間の全部をかけて洗濯が行われ、洗
浄性能が不足するようなことがない。かくして、この場
合にも、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得
られるようにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をドラム式洗濯機に
適用した第1実施例につき、図1ないし図7を参照して
説明する。まず、図2に示すように、ドラム式洗濯機の
外殻をなす外箱1の前面部には、中央部に洗濯物出入口
2を形成し、これを扉3により開閉するようにしてい
る。又、外箱1の前面部の上部には操作パネル4を設
け、これの裏側(外箱1内)に操作回路ユニット5を配
設している。
適用した第1実施例につき、図1ないし図7を参照して
説明する。まず、図2に示すように、ドラム式洗濯機の
外殻をなす外箱1の前面部には、中央部に洗濯物出入口
2を形成し、これを扉3により開閉するようにしてい
る。又、外箱1の前面部の上部には操作パネル4を設
け、これの裏側(外箱1内)に操作回路ユニット5を配
設している。
【0016】操作パネル4は、使用者がドラム式洗濯機
の運転に係る各種の操作をするためのもので、洗濯実行
時間を設定することが可能な洗濯時間設定手段として機
能する洗い時間設定スイッチ(図示せず)を有してい
る。一方、外箱1の前面部の下部の裏側には、制御回路
ユニット6を配設している。
の運転に係る各種の操作をするためのもので、洗濯実行
時間を設定することが可能な洗濯時間設定手段として機
能する洗い時間設定スイッチ(図示せず)を有してい
る。一方、外箱1の前面部の下部の裏側には、制御回路
ユニット6を配設している。
【0017】外箱1の内部には水槽7を配設している。
この水槽7は円筒状を成すものであり、その軸方向が前
後(図2では右左)となる横軸状で、しかも、前上がり
(図2では右上がり)の傾斜状に配設し、左右一対(図
3参照)の弾性支持装置8により支持している。
この水槽7は円筒状を成すものであり、その軸方向が前
後(図2では右左)となる横軸状で、しかも、前上がり
(図2では右上がり)の傾斜状に配設し、左右一対(図
3参照)の弾性支持装置8により支持している。
【0018】水槽7の内部には、ドラム9を水槽7と同
軸状(軸方向が前後となる横軸状で、しかも、前上がり
の傾斜状)に配設している。このドラム9は、洗濯槽、
脱水槽、及び乾燥槽として機能するものであり、胴部の
ほゞ全域に通水孔であり通風孔でもある小孔10を多数
有し(図2に一部のみ図示)、胴部の内周部には洗濯物
掻き上げ用のバッフル11を複数有している(同、1つ
のみ図示)。
軸状(軸方向が前後となる横軸状で、しかも、前上がり
の傾斜状)に配設している。このドラム9は、洗濯槽、
脱水槽、及び乾燥槽として機能するものであり、胴部の
ほゞ全域に通水孔であり通風孔でもある小孔10を多数
有し(図2に一部のみ図示)、胴部の内周部には洗濯物
掻き上げ用のバッフル11を複数有している(同、1つ
のみ図示)。
【0019】水槽7及びドラム9は、いずれも前面部に
洗濯物出し入れ用の開口部12,13を有しており、そ
のうちの水槽7の開口部12を、ベロー14によって前
記外箱1の洗濯物出入口2に水密に連ね、ドラム9の開
口部13を水槽7の開口部12に臨ませている。
洗濯物出し入れ用の開口部12,13を有しており、そ
のうちの水槽7の開口部12を、ベロー14によって前
記外箱1の洗濯物出入口2に水密に連ね、ドラム9の開
口部13を水槽7の開口部12に臨ませている。
【0020】水槽7の背面部には、ドラム9を回転駆動
する駆動装置としてモータ15を配設している。このモ
ータ15は、この場合、アウターロータ形であり、その
ステータ15aを水槽7の背面部に取付け、ロータ15
bの中心部に取付けた回転軸15cを水槽7内に挿通し
て、これの前端部にドラム9の背部の中心部を取付けて
いる。
する駆動装置としてモータ15を配設している。このモ
ータ15は、この場合、アウターロータ形であり、その
ステータ15aを水槽7の背面部に取付け、ロータ15
bの中心部に取付けた回転軸15cを水槽7内に挿通し
て、これの前端部にドラム9の背部の中心部を取付けて
いる。
【0021】水槽7の下面部には水溜器16を取付けて
おり、これによって水槽7の内底部を下方へ拡張し、そ
の内部にヒータ17を配設している。このヒータ17は
例えばシーズ線であり、水槽7内及びドラム9(洗濯
槽)内の洗濯液を加熱する加熱手段として機能する。水
溜器16の後部には、排水弁18を介して排水ホース1
9を接続している。排水弁18は電磁石やモータの駆動
力で開放される電動式のものであり、排水ホース19と
ともに、水槽7内及びドラム9(洗濯槽)内の洗濯液を
排出する排水手段として機能する。
おり、これによって水槽7の内底部を下方へ拡張し、そ
の内部にヒータ17を配設している。このヒータ17は
例えばシーズ線であり、水槽7内及びドラム9(洗濯
槽)内の洗濯液を加熱する加熱手段として機能する。水
溜器16の後部には、排水弁18を介して排水ホース1
9を接続している。排水弁18は電磁石やモータの駆動
力で開放される電動式のものであり、排水ホース19と
ともに、水槽7内及びドラム9(洗濯槽)内の洗濯液を
排出する排水手段として機能する。
【0022】一方、水槽7上には、後側に送風機20を
配設し、前側に加熱器21を配設している。このうち、
送風機20は、ケーシング22の内部に送風羽根23を
設け、この送風羽根23を回転駆動するモータ51(図
3及び図4参照)をケーシング22の外部に設けて成る
ものであり、一方、加熱器21は、ケース24の内部に
温風生成用ヒータ25を設けて成るもので、ケース24
の入口部が送風機20のケーシング22の出口部に連通
している。更に、水槽7上の前部にはダクト26を配設
している。このダクト26は、一端部が上記加熱器21
のケース24の出口部に連通しており、他端部が水槽7
内に臨んでいる。
配設し、前側に加熱器21を配設している。このうち、
送風機20は、ケーシング22の内部に送風羽根23を
設け、この送風羽根23を回転駆動するモータ51(図
3及び図4参照)をケーシング22の外部に設けて成る
ものであり、一方、加熱器21は、ケース24の内部に
温風生成用ヒータ25を設けて成るもので、ケース24
の入口部が送風機20のケーシング22の出口部に連通
している。更に、水槽7上の前部にはダクト26を配設
している。このダクト26は、一端部が上記加熱器21
のケース24の出口部に連通しており、他端部が水槽7
内に臨んでいる。
【0023】水槽7の背面部には又、熱交換器27を配
設している。この熱交換器27は、上部から水が注ぎ入
れられることによって、内部を通る空気の水分を水によ
り熱交換して冷却し凝縮させて除湿する水冷式のもので
あり、全体に中空状を成している。又、この熱交換器2
7は、図3に示すように、モータ15と同心の円弧状を
成すものであり、モータ15を避けて図3ではその左側
に配設している。
設している。この熱交換器27は、上部から水が注ぎ入
れられることによって、内部を通る空気の水分を水によ
り熱交換して冷却し凝縮させて除湿する水冷式のもので
あり、全体に中空状を成している。又、この熱交換器2
7は、図3に示すように、モータ15と同心の円弧状を
成すものであり、モータ15を避けて図3ではその左側
に配設している。
【0024】しかして、熱交換器27は、下部に連通口
である水出口兼用の空気入口28を有しており、その空
気入口28を水槽7の内下部に連通させている。又、熱
交換器27は、上部をダクト29により前記送風機20
のケーシング22に連通させており、以上の熱交換器2
7、ダクト29、送風機20、並びに前記加熱器21、
及びダクト26により、乾燥ユニットを構成している。
である水出口兼用の空気入口28を有しており、その空
気入口28を水槽7の内下部に連通させている。又、熱
交換器27は、上部をダクト29により前記送風機20
のケーシング22に連通させており、以上の熱交換器2
7、ダクト29、送風機20、並びに前記加熱器21、
及びダクト26により、乾燥ユニットを構成している。
【0025】熱交換器27には、内部の上部に注水管3
0を横架している。この注水管30は、熱交換器27内
の下方部を臨む下面部に例えば横一列状に多数の噴水口
30aを有しており、一端部の接続部30bを熱交換器
27外に位置させている。そして、その注水管30の接
続部30bには、分岐口31aを有する例えばY字形の
管継手31を介して第1の注水チューブ32の一端部を
接続し、該第1の注水チューブ32の他端部を給水弁3
3に接続している。ここで、上記注水チューブ32及び
管継手31は、熱交換器27に注水する注水路を構成す
るものであり、その給水元である給水弁33は前記外箱
1内の最上部に取付けている。なお、この給水弁33
も、前記排水弁18と同様の電動式のものである。
0を横架している。この注水管30は、熱交換器27内
の下方部を臨む下面部に例えば横一列状に多数の噴水口
30aを有しており、一端部の接続部30bを熱交換器
27外に位置させている。そして、その注水管30の接
続部30bには、分岐口31aを有する例えばY字形の
管継手31を介して第1の注水チューブ32の一端部を
接続し、該第1の注水チューブ32の他端部を給水弁3
3に接続している。ここで、上記注水チューブ32及び
管継手31は、熱交換器27に注水する注水路を構成す
るものであり、その給水元である給水弁33は前記外箱
1内の最上部に取付けている。なお、この給水弁33
も、前記排水弁18と同様の電動式のものである。
【0026】又、熱交換器27には、上下の中間部の背
部にエアトラップ34を取付けている。このエアトラッ
プ34は、熱交換器27内と連通しており、上部にエア
チューブ35の一端部を接続し、該エアチューブ35の
他端部を、圧力センサ36に接続して、泡過剰発生検知
装置37を構成している。この泡過剰発生検知装置37
は泡過剰発生検知手段として機能するものであり、これ
の主体を成す圧力センサ36は、約数百〔Pa〕(参考
値:数十〔mmH2O〕)程度の微小な空気圧の検知が
可能なものである。
部にエアトラップ34を取付けている。このエアトラッ
プ34は、熱交換器27内と連通しており、上部にエア
チューブ35の一端部を接続し、該エアチューブ35の
他端部を、圧力センサ36に接続して、泡過剰発生検知
装置37を構成している。この泡過剰発生検知装置37
は泡過剰発生検知手段として機能するものであり、これ
の主体を成す圧力センサ36は、約数百〔Pa〕(参考
値:数十〔mmH2O〕)程度の微小な空気圧の検知が
可能なものである。
【0027】なお、圧力センサ36は水位センサ38と
並べて外箱1内の最上部に配設している。水位センサ3
8は、エアチューブ39及び図示しないエアトラップを
介して前記水槽7内の貯留水位を空気圧により検知する
もので、この水位センサ38に対し、圧力センサ36は
それより10倍ほど感度の高いものである。
並べて外箱1内の最上部に配設している。水位センサ3
8は、エアチューブ39及び図示しないエアトラップを
介して前記水槽7内の貯留水位を空気圧により検知する
もので、この水位センサ38に対し、圧力センサ36は
それより10倍ほど感度の高いものである。
【0028】エアトラップ34の図3では左側の側部に
は、第2の注水チューブ40の一端部を接続し、該第2
の注水チューブ40の他端部を、前記管継手31の分岐
口31aに接続している。この第2の注水チューブ40
は、前記給水弁33から注水チューブ32及び管継手3
1を経て供給される水を、エアトラップ34内に注入し
て該エアトラップ34の掃除の除去をするのに供するも
のである。
は、第2の注水チューブ40の一端部を接続し、該第2
の注水チューブ40の他端部を、前記管継手31の分岐
口31aに接続している。この第2の注水チューブ40
は、前記給水弁33から注水チューブ32及び管継手3
1を経て供給される水を、エアトラップ34内に注入し
て該エアトラップ34の掃除の除去をするのに供するも
のである。
【0029】このほか、前記外箱1内の最上部には図2
に示す注水ケース41を配設しており、この注水ケース
41に、上記給水弁33を接続ホース42を介して接続
している。なお、給水弁33は、接続ホース42を経て
の給水と、前記注水チューブ32を経ての給水とを別々
に行い得る構成のものである。又、注水ケース41は、
出口部を給水管43を介して前記水槽7内に前上方より
連通させている。
に示す注水ケース41を配設しており、この注水ケース
41に、上記給水弁33を接続ホース42を介して接続
している。なお、給水弁33は、接続ホース42を経て
の給水と、前記注水チューブ32を経ての給水とを別々
に行い得る構成のものである。又、注水ケース41は、
出口部を給水管43を介して前記水槽7内に前上方より
連通させている。
【0030】更に、この場合、注水ケース41内には、
洗剤投入用ケース44を前方より引出し可能に収納して
おり、この洗剤投入用ケース44内に洗剤を入れて該洗
剤投入用ケース44を注水ケース41内に収納すること
により、その後の給水時には、上記給水弁33から接続
ホース42を経て供給される水が、洗剤投入用ケース4
4内の洗剤を押し流してそれと共に給水管43を経、水
槽7内に供給されるようになっている。
洗剤投入用ケース44を前方より引出し可能に収納して
おり、この洗剤投入用ケース44内に洗剤を入れて該洗
剤投入用ケース44を注水ケース41内に収納すること
により、その後の給水時には、上記給水弁33から接続
ホース42を経て供給される水が、洗剤投入用ケース4
4内の洗剤を押し流してそれと共に給水管43を経、水
槽7内に供給されるようになっている。
【0031】そして、図3には、水槽7内の液温及び空
気温度を検知すべく該水槽7の背面の下部に取付けた例
えばサーミスタから成る温度センサ45を示している。
この温度センサ45は、水槽7内の水温を検知すること
で、間接的にドラム9内の洗濯液の温度を検知するもの
であり、従って、該ドラム9内の洗濯液の温度を検知す
る温度検知手段として機能する。
気温度を検知すべく該水槽7の背面の下部に取付けた例
えばサーミスタから成る温度センサ45を示している。
この温度センサ45は、水槽7内の水温を検知すること
で、間接的にドラム9内の洗濯液の温度を検知するもの
であり、従って、該ドラム9内の洗濯液の温度を検知す
る温度検知手段として機能する。
【0032】以上に対して、図4には制御装置46を示
している。この制御装置46は、前記制御回路ユニット
6に含まれており、ドラム式洗濯機の運転全般を制御す
る制御手段として機能する。この制御装置46には、ス
イッチ入力部47から各種操作信号が入力されるように
なっている。このスイッチ入力部47は、前記操作パネ
ル4の洗い時間設定スイッチを初めとした各種のスイッ
チ、並びにその各種スイッチの操作に応動する前記操作
回路ユニット5から成っており、各種スイッチの操作に
基づく各種操作信号を出力するようになっている。
している。この制御装置46は、前記制御回路ユニット
6に含まれており、ドラム式洗濯機の運転全般を制御す
る制御手段として機能する。この制御装置46には、ス
イッチ入力部47から各種操作信号が入力されるように
なっている。このスイッチ入力部47は、前記操作パネ
ル4の洗い時間設定スイッチを初めとした各種のスイッ
チ、並びにその各種スイッチの操作に応動する前記操作
回路ユニット5から成っており、各種スイッチの操作に
基づく各種操作信号を出力するようになっている。
【0033】このほか、制御装置46には、前記水位セ
ンサ38から水位検知信号が入力されるようになってお
り、前記モータ15の回転を検知すべく設けた回転検知
手段である回転センサ48からは回転検知信号が入力さ
れ、更に、前記温度センサ45からは温度検知信号が、
前記泡過剰発生検知装置37の圧力センサ36からは圧
力検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。
ンサ38から水位検知信号が入力されるようになってお
り、前記モータ15の回転を検知すべく設けた回転検知
手段である回転センサ48からは回転検知信号が入力さ
れ、更に、前記温度センサ45からは温度検知信号が、
前記泡過剰発生検知装置37の圧力センサ36からは圧
力検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。
【0034】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、制御装置46は、
前記モータ15を駆動するインバータ回路49に駆動制
御信号を与えるようになっている。ここで、モータ15
は、前述のアウターロータ形であると共に、例えば直流
のブラシレスモータから成っており、制御装置46は、
上記回転センサ48からの回転検知信号に基づきインバ
ータ回路49を介してモータ15の回転速度を制御する
ようになっている。
憶された制御プログラムに基づいて、制御装置46は、
前記モータ15を駆動するインバータ回路49に駆動制
御信号を与えるようになっている。ここで、モータ15
は、前述のアウターロータ形であると共に、例えば直流
のブラシレスモータから成っており、制御装置46は、
上記回転センサ48からの回転検知信号に基づきインバ
ータ回路49を介してモータ15の回転速度を制御する
ようになっている。
【0035】そのほか、制御装置46は、報知手段であ
るブザー50と、前記給水弁33、ヒータ17、送風機
20のモータ51、加熱器21のヒータ25、及び排水
弁18、を駆動する駆動回路52に駆動制御信号を与え
るようになっている。
るブザー50と、前記給水弁33、ヒータ17、送風機
20のモータ51、加熱器21のヒータ25、及び排水
弁18、を駆動する駆動回路52に駆動制御信号を与え
るようになっている。
【0036】次に、上記構成のものの作用を述べる。制
御装置46は、電源が投入されて、加熱洗濯コースが選
択され、開始(スタート)されると、図1に示すよう
に、最初、ドラム9内(水槽7内)の水位が所定値であ
るか否かの判断をする(ステップS1)。この判断は、
水位センサ38から出力される水位検知信号を見て行う
もので、その結果から所定値ではない(NO)と判断さ
れれば、給水弁33に通電してこれの接続ホース42側
を開放させる(ステップS2)。これにより、給水弁3
3から接続ホース42を経て水槽7内への給水がなさ
れ、その水は水槽7内に貯留されると共に、ドラム9の
小孔10を通じてドラム9内にも貯留される。
御装置46は、電源が投入されて、加熱洗濯コースが選
択され、開始(スタート)されると、図1に示すよう
に、最初、ドラム9内(水槽7内)の水位が所定値であ
るか否かの判断をする(ステップS1)。この判断は、
水位センサ38から出力される水位検知信号を見て行う
もので、その結果から所定値ではない(NO)と判断さ
れれば、給水弁33に通電してこれの接続ホース42側
を開放させる(ステップS2)。これにより、給水弁3
3から接続ホース42を経て水槽7内への給水がなさ
れ、その水は水槽7内に貯留されると共に、ドラム9の
小孔10を通じてドラム9内にも貯留される。
【0037】このとき、ドラム9内には、洗剤投入用ケ
ース44内に入れられて注水ケース41内に収納された
洗剤が水と共に供給される。又、この給水中には、図示
しないが、モータ15を通電してドラム9を回転させ、
これによって洗剤を溶解させ洗濯液となすと共に、洗濯
物にその洗濯液がまんべんなく吸収されるようにする。
ース44内に入れられて注水ケース41内に収納された
洗剤が水と共に供給される。又、この給水中には、図示
しないが、モータ15を通電してドラム9を回転させ、
これによって洗剤を溶解させ洗濯液となすと共に、洗濯
物にその洗濯液がまんべんなく吸収されるようにする。
【0038】制御装置46は、上記ステップS1で所定
値である(YES)と判断されれば、給水弁33を断電
してこれを閉鎖させる(ステップS3)。次いで、ドラ
ム9内の洗濯液の温度が所定の上限値(例えば60
〔℃〕)であるか否かを判断をする(ステップS4)。
この判断は、温度センサ45から出力される温度検知信
号を見て行うもので、その結果から上限値ではない(N
O)と判断されれば、ヒータ17に通電してこれを発熱
させる(ステップS5)。
値である(YES)と判断されれば、給水弁33を断電
してこれを閉鎖させる(ステップS3)。次いで、ドラ
ム9内の洗濯液の温度が所定の上限値(例えば60
〔℃〕)であるか否かを判断をする(ステップS4)。
この判断は、温度センサ45から出力される温度検知信
号を見て行うもので、その結果から上限値ではない(N
O)と判断されれば、ヒータ17に通電してこれを発熱
させる(ステップS5)。
【0039】この後、制御装置46は、ドラム9内に泡
の過剰発生があった否かの判断をする(ステップS
6)。この判断は、泡過剰発生検知装置37の圧力セン
サ36から出力される圧力検知信号を見て行うもので、
その結果から泡の過剰発生がない(NO)と判断されれ
ば、次いで、ドラム9内の洗濯液の温度が、第1の所定
温度、この場合、35〔℃〕以上で、第2の所定温度、
この場合、55〔℃〕以下(35〜55〔℃〕)である
か否かを判断をする(ステップS7)。
の過剰発生があった否かの判断をする(ステップS
6)。この判断は、泡過剰発生検知装置37の圧力セン
サ36から出力される圧力検知信号を見て行うもので、
その結果から泡の過剰発生がない(NO)と判断されれ
ば、次いで、ドラム9内の洗濯液の温度が、第1の所定
温度、この場合、35〔℃〕以上で、第2の所定温度、
この場合、55〔℃〕以下(35〜55〔℃〕)である
か否かを判断をする(ステップS7)。
【0040】この判断も、温度センサ45から出力され
る温度検知信号を見て行うもので、その結果から35〜
55〔℃〕ではない(NO)と判断されれば、パターン
Aでの洗濯運転を行う(ステップS8)。このパターン
Aは、図5に示すように、例えば15秒間、ドラム9を
正転駆動(例えば時計方向回転)するようにモータ15
に通電し、その後にドラム9が停止するまでを見越した
例えば5秒間の休止(断電)期間を置いて、同じく15
秒間、ドラム9を逆転駆動(例えば反時計方向回転)す
るようにモータ15に通電することを繰返すモード(回
転モード)で、ドラム9を回転制御するものであり、そ
の正転駆動時及び逆転駆動時のドラム9の回転速度は、
いずれも例えば50〔rpm〕としている。
る温度検知信号を見て行うもので、その結果から35〜
55〔℃〕ではない(NO)と判断されれば、パターン
Aでの洗濯運転を行う(ステップS8)。このパターン
Aは、図5に示すように、例えば15秒間、ドラム9を
正転駆動(例えば時計方向回転)するようにモータ15
に通電し、その後にドラム9が停止するまでを見越した
例えば5秒間の休止(断電)期間を置いて、同じく15
秒間、ドラム9を逆転駆動(例えば反時計方向回転)す
るようにモータ15に通電することを繰返すモード(回
転モード)で、ドラム9を回転制御するものであり、そ
の正転駆動時及び逆転駆動時のドラム9の回転速度は、
いずれも例えば50〔rpm〕としている。
【0041】このステップS8の後、制御装置46は、
ステップS4に戻り、この戻ったステップS4でドラム
9内の洗濯液の温度が未だ上限値ではないと判断されれ
ば、ステップS5、S6を経てステップS7に戻る。そ
して、そのステップS7でドラム9内の洗濯液の温度が
35〜55〔℃〕である(YES)と判断されれば、パ
ターンBでの洗濯運転を行う(ステップS9)。
ステップS4に戻り、この戻ったステップS4でドラム
9内の洗濯液の温度が未だ上限値ではないと判断されれ
ば、ステップS5、S6を経てステップS7に戻る。そ
して、そのステップS7でドラム9内の洗濯液の温度が
35〜55〔℃〕である(YES)と判断されれば、パ
ターンBでの洗濯運転を行う(ステップS9)。
【0042】このパターンBは、図6に示すように、例
えば2秒間、ドラム9を正転駆動するようにモータ15
に通電し、その後にドラム9が停止するまでを見越した
5秒間の休止期間を置いて、同じく2秒間、ドラム9を
逆転駆動するようにモータ15に通電することを繰返す
モード(回転モード)で、ドラム9を回転制御するもの
であり、その正転駆動時及び逆転駆動時のドラム9の回
転速度は、いずれも例えば30〔rpm〕としている。
すなわち、この場合には、上述よりも、ドラム9の回転
モード中の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回
転速度を低くしている。
えば2秒間、ドラム9を正転駆動するようにモータ15
に通電し、その後にドラム9が停止するまでを見越した
5秒間の休止期間を置いて、同じく2秒間、ドラム9を
逆転駆動するようにモータ15に通電することを繰返す
モード(回転モード)で、ドラム9を回転制御するもの
であり、その正転駆動時及び逆転駆動時のドラム9の回
転速度は、いずれも例えば30〔rpm〕としている。
すなわち、この場合には、上述よりも、ドラム9の回転
モード中の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回
転速度を低くしている。
【0043】このステップS9の後も、制御装置46
は、ステップS4に戻る。従って、この間、制御装置4
6は、ドラム9内の洗濯液の温度が35〔℃〕に達する
までは、パターンAでドラム9を回転制御し、35〜5
5〔℃〕の間ではパターンBでドラム9を回転制御し、
55〔℃〕を超えれば又、パターンAでドラム9を回転
制御する。
は、ステップS4に戻る。従って、この間、制御装置4
6は、ドラム9内の洗濯液の温度が35〔℃〕に達する
までは、パターンAでドラム9を回転制御し、35〜5
5〔℃〕の間ではパターンBでドラム9を回転制御し、
55〔℃〕を超えれば又、パターンAでドラム9を回転
制御する。
【0044】又、こうした制御でドラム9を回転させて
いる間に、ステップS6でドラム9内に泡の過剰発生が
あった(YES)と判断されれば、運転(ヒータ17の
発熱、ドラム9の回転)を停止して、ブザー50を作動
させることにより異常の報知を行う(ステップS1
0)。
いる間に、ステップS6でドラム9内に泡の過剰発生が
あった(YES)と判断されれば、運転(ヒータ17の
発熱、ドラム9の回転)を停止して、ブザー50を作動
させることにより異常の報知を行う(ステップS1
0)。
【0045】そして、ステップS4でドラム9内の洗濯
液の温度が上限値である(YES)と判断されれば、ヒ
ータ17を断電してその発熱を停止させ(ステップS1
1)、その後に、所定時間(例えば10分)が経過した
か否かの判断をし(ステップS12)、経過した(YE
S)と判断されるまで前記パターンAでドラム9を回転
制御することによる洗濯運転を継続して洗浄効果を高め
(ステップS13)、10分が経過した(YES)と判
断され次第、洗濯運転を終了する。
液の温度が上限値である(YES)と判断されれば、ヒ
ータ17を断電してその発熱を停止させ(ステップS1
1)、その後に、所定時間(例えば10分)が経過した
か否かの判断をし(ステップS12)、経過した(YE
S)と判断されるまで前記パターンAでドラム9を回転
制御することによる洗濯運転を継続して洗浄効果を高め
(ステップS13)、10分が経過した(YES)と判
断され次第、洗濯運転を終了する。
【0046】なお、洗濯運転には洗い運転とすすぎ運転
とがあり、図1はそのうちの洗い運転の制御内容だけを
表している。すすぎ運転は洗濯運転の後に排水をし、更
に給水を行ってドラム9を回転させることにより、洗い
後の洗濯物をすすぐ。そして、更にその後の乾燥運転
は、排水をした後に、ドラム9を回転させながら、送風
機20と加熱器21とを作動させると共に、給水弁33
から注水チューブ32及び管継手31を経て熱交換器2
7内に給水する。これにより、ドラム9内の空気が熱交
換器27内を通して循環されると共に熱交換(除湿)さ
れ、この除湿された空気がヒータ25により加熱されて
ドラム9内に供給されることにより、洗い、すすぎ後の
洗濯物を乾燥させる。
とがあり、図1はそのうちの洗い運転の制御内容だけを
表している。すすぎ運転は洗濯運転の後に排水をし、更
に給水を行ってドラム9を回転させることにより、洗い
後の洗濯物をすすぐ。そして、更にその後の乾燥運転
は、排水をした後に、ドラム9を回転させながら、送風
機20と加熱器21とを作動させると共に、給水弁33
から注水チューブ32及び管継手31を経て熱交換器2
7内に給水する。これにより、ドラム9内の空気が熱交
換器27内を通して循環されると共に熱交換(除湿)さ
れ、この除湿された空気がヒータ25により加熱されて
ドラム9内に供給されることにより、洗い、すすぎ後の
洗濯物を乾燥させる。
【0047】このように本構成のものでは、制御装置4
6が、温度センサ45により検知されるドラム9内の洗
濯液の温度の領域(35〜55〔℃〕と、それ以外)別
に、ドラム9の回転モード及び回転速度を変化させるよ
うにしている。既述のように、洗濯液から発生する泡
は、洗濯液の温度が高いと発生しやすく、洗濯液の温度
が高くないときには、泡の発生は少ない。従って、本構
成のもののように、洗濯液の温度の領域別に、ドラム9
の回転モード及び回転速度(パターン)を変化させるこ
とにより、洗濯の強度を洗濯液の温度の領域別に適正に
して、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得ら
れるようにできる。
6が、温度センサ45により検知されるドラム9内の洗
濯液の温度の領域(35〜55〔℃〕と、それ以外)別
に、ドラム9の回転モード及び回転速度を変化させるよ
うにしている。既述のように、洗濯液から発生する泡
は、洗濯液の温度が高いと発生しやすく、洗濯液の温度
が高くないときには、泡の発生は少ない。従って、本構
成のもののように、洗濯液の温度の領域別に、ドラム9
の回転モード及び回転速度(パターン)を変化させるこ
とにより、洗濯の強度を洗濯液の温度の領域別に適正に
して、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗浄性能が得ら
れるようにできる。
【0048】図7は、洗濯液の温度と泡の発生量との関
係を、発明者の実験結果に基づき、洗濯運転のパターン
A,B別に表している。パターンA,Bのいずれにおい
ても、洗濯液の温度が第1の所定温度である35〔℃〕
以上で、第2の所定温度である55以下〔℃〕(35〜
55〔℃〕)の範囲にあるとき、泡の発生量が多くなっ
た。特にパターンBに比して、ドラム9の回転モード中
の回転駆動時間が長く、回転速度も高いパターンAで
は、洗濯液の温度が35〔℃〕以上となると、泡の発生
量は許容限界値Lを越え、洗浄性能の低下、並びに機外
への泡の溢れ出しを惹起し兼ねない。
係を、発明者の実験結果に基づき、洗濯運転のパターン
A,B別に表している。パターンA,Bのいずれにおい
ても、洗濯液の温度が第1の所定温度である35〔℃〕
以上で、第2の所定温度である55以下〔℃〕(35〜
55〔℃〕)の範囲にあるとき、泡の発生量が多くなっ
た。特にパターンBに比して、ドラム9の回転モード中
の回転駆動時間が長く、回転速度も高いパターンAで
は、洗濯液の温度が35〔℃〕以上となると、泡の発生
量は許容限界値Lを越え、洗浄性能の低下、並びに機外
への泡の溢れ出しを惹起し兼ねない。
【0049】そこで、本構成のものにおいては、洗濯液
の温度が第1の所定温度以上の領域にあるときに、他
(第1の所定温度未満)の温度領域より、ドラム9の回
転モード中の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の
回転速度を低めることを行った(パターンB)。これに
より、泡の発生が多い温度領域での洗濯の強度を低めに
して、泡の発生を少なくすることができた。又、第1の
所定温度未満の温度領域では、ドラム9の回転モード中
の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回転速度を
低めることを行わない(ドラム9の回転モード中の回転
駆動時間を長くし、且つ、ドラム9の回転速度を高め
る)ことにより(パターンA)、洗濯の強度を高めにし
て、洗濯物に与える機械力を増し、充分な洗浄性能を得
ることができる。
の温度が第1の所定温度以上の領域にあるときに、他
(第1の所定温度未満)の温度領域より、ドラム9の回
転モード中の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の
回転速度を低めることを行った(パターンB)。これに
より、泡の発生が多い温度領域での洗濯の強度を低めに
して、泡の発生を少なくすることができた。又、第1の
所定温度未満の温度領域では、ドラム9の回転モード中
の回転駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回転速度を
低めることを行わない(ドラム9の回転モード中の回転
駆動時間を長くし、且つ、ドラム9の回転速度を高め
る)ことにより(パターンA)、洗濯の強度を高めにし
て、洗濯物に与える機械力を増し、充分な洗浄性能を得
ることができる。
【0050】又、上記第1の所定温度は、発明者の実験
により、洗濯液から発生する泡が多くなるうちの最低温
度であることが確認された35〔℃〕としており、これ
によって、より確実に、泡の発生を少なくしつつ、充分
な洗浄性能が得られるようにできる。
により、洗濯液から発生する泡が多くなるうちの最低温
度であることが確認された35〔℃〕としており、これ
によって、より確実に、泡の発生を少なくしつつ、充分
な洗浄性能が得られるようにできる。
【0051】更に、洗濯液の温度が第1の所定温度以上
であって且つ第2の所定温度以下の領域にあるときに、
他(第1の所定温度未満、第2の所定温度超)の温度領
域より、ドラム9の回転モード中の回転駆動時間を短く
し、且つ、ドラム9の回転速度を低めることを行った
(パターンB)。これは、洗濯液から発生する泡が、洗
濯液の温度が高いと発生しやすいものの、泡にとって高
過ぎても、減るからである。その理由は、洗濯液の温度
が泡にとって高過ぎることにより、泡の内部圧力が上が
って泡の破裂が早く起きるからであり、又、泡の皮膜の
粘性が低下するためでもある。
であって且つ第2の所定温度以下の領域にあるときに、
他(第1の所定温度未満、第2の所定温度超)の温度領
域より、ドラム9の回転モード中の回転駆動時間を短く
し、且つ、ドラム9の回転速度を低めることを行った
(パターンB)。これは、洗濯液から発生する泡が、洗
濯液の温度が高いと発生しやすいものの、泡にとって高
過ぎても、減るからである。その理由は、洗濯液の温度
が泡にとって高過ぎることにより、泡の内部圧力が上が
って泡の破裂が早く起きるからであり、又、泡の皮膜の
粘性が低下するためでもある。
【0052】よって、洗濯液の温度が第1の所定温度以
上であって且つ第2の所定温度以下の領域にあるとき
に、他の温度領域より、ドラム9の回転モード中の回転
駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回転速度を低める
ことを行ったことにより、更に確実に、泡の発生が多い
温度領域での洗濯の強度を低めにして、泡の発生を少な
くし、それ以外の温度領域では、洗濯の強度を高めにし
て(パターンA)、充分な洗浄性能が得られるようにで
きる。
上であって且つ第2の所定温度以下の領域にあるとき
に、他の温度領域より、ドラム9の回転モード中の回転
駆動時間を短くし、且つ、ドラム9の回転速度を低める
ことを行ったことにより、更に確実に、泡の発生が多い
温度領域での洗濯の強度を低めにして、泡の発生を少な
くし、それ以外の温度領域では、洗濯の強度を高めにし
て(パターンA)、充分な洗浄性能が得られるようにで
きる。
【0053】上記第2の所定温度は、発明者の実験によ
り洗濯液から発生する泡が多くなるうちの最高温度であ
ることが確認された55〔℃〕としており、これによっ
ても、より確実に、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗
浄性能が得られるようにできる。
り洗濯液から発生する泡が多くなるうちの最高温度であ
ることが確認された55〔℃〕としており、これによっ
ても、より確実に、泡の発生を少なくしつつ、充分な洗
浄性能が得られるようにできる。
【0054】加えて、本構成のものにおいては、上述の
制御を行っているときに、ドラム9内に泡の過剰発生が
あれば(ステップS6でYES)、運転を停止して、異
常の報知を行うようにしており(ステップS10)、こ
れによって、泡が機外に溢れ出したりすることが一層な
いようにできる。
制御を行っているときに、ドラム9内に泡の過剰発生が
あれば(ステップS6でYES)、運転を停止して、異
常の報知を行うようにしており(ステップS10)、こ
れによって、泡が機外に溢れ出したりすることが一層な
いようにできる。
【0055】以上に対して、図8及び図9は本発明の第
2及び第3実施例を示すもので、それぞれ、第1実施例
と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異
なる部分についてのみ述べる。
2及び第3実施例を示すもので、それぞれ、第1実施例
と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異
なる部分についてのみ述べる。
【0056】[第2実施例]図8に示す第2実施例にお
いては、制御装置46が、ステップS11の後(ステッ
プS12の前)に、ステップS6同様の泡の過剰発生の
有無の判断をする(ステップS101)。このステップ
S101で泡の過剰発生がなかった(NO)と判断され
れば、ステップS12に進み、泡の過剰発生があった
(YES)と判断されれば、排水弁18に通電してこれ
を開放させることにより、ドラム9内(水槽7内)の洗
濯液を所定量(例えば2リットル)排出させる(ステッ
プS102)。そして、その後にステップS12に進
む。
いては、制御装置46が、ステップS11の後(ステッ
プS12の前)に、ステップS6同様の泡の過剰発生の
有無の判断をする(ステップS101)。このステップ
S101で泡の過剰発生がなかった(NO)と判断され
れば、ステップS12に進み、泡の過剰発生があった
(YES)と判断されれば、排水弁18に通電してこれ
を開放させることにより、ドラム9内(水槽7内)の洗
濯液を所定量(例えば2リットル)排出させる(ステッ
プS102)。そして、その後にステップS12に進
む。
【0057】このようにすることにより、ドラム9内の
洗濯液の温度が上限値に達した(ステップS4でYE
S)後に、洗浄効果を高めるべく所定時間(10分間)
継続する洗濯運転中に、泡の過剰発生が起こった状況で
は、所定量の排水をすることにより(ステップS10
2)、ドラム9内の洗濯液の量が減り、泡の発生量が少
なくされる。又、この場合、ドラム9内の洗濯液の量が
減っても、ステップS11によりヒータ17の発熱は停
止させているから、ヒータ17が洗濯液の液面上に露出
しても問題はない。
洗濯液の温度が上限値に達した(ステップS4でYE
S)後に、洗浄効果を高めるべく所定時間(10分間)
継続する洗濯運転中に、泡の過剰発生が起こった状況で
は、所定量の排水をすることにより(ステップS10
2)、ドラム9内の洗濯液の量が減り、泡の発生量が少
なくされる。又、この場合、ドラム9内の洗濯液の量が
減っても、ステップS11によりヒータ17の発熱は停
止させているから、ヒータ17が洗濯液の液面上に露出
しても問題はない。
【0058】なお、前記ステップS6で泡の過剰発生が
あった(YES)と判断されたときに、上述のような排
水を行うと、発熱したままのヒータ17が洗濯液の液面
上に露出する可能性があり、よって、この場合には、排
水を行わずに運転を停止させ、異常報知をするようにし
ている(ステップS10)。
あった(YES)と判断されたときに、上述のような排
水を行うと、発熱したままのヒータ17が洗濯液の液面
上に露出する可能性があり、よって、この場合には、排
水を行わずに運転を停止させ、異常報知をするようにし
ている(ステップS10)。
【0059】[第3実施例]図9に示す第3実施例にお
いては、制御装置46が、ステップS1の前に、使用者
が操作パネル4の洗い時間設定スイッチを操作すること
に応じた洗濯時間(詳細には洗い時間)Tの設定をす
る。この設定される洗い時間Tは、洗濯液の温度が上限
値である60〔℃〕に達するまでに要する時間の長さを
考慮して、例えば30分、60分、120分などであ
る。
いては、制御装置46が、ステップS1の前に、使用者
が操作パネル4の洗い時間設定スイッチを操作すること
に応じた洗濯時間(詳細には洗い時間)Tの設定をす
る。この設定される洗い時間Tは、洗濯液の温度が上限
値である60〔℃〕に達するまでに要する時間の長さを
考慮して、例えば30分、60分、120分などであ
る。
【0060】そして、この場合、制御装置46は、ステ
ップS3の後(ステップS4の前)に、設定時間Tの減
算カウントを開始し(ステップS202)、その後に、
時間が設定時間Tから10分を減じた時間(T−1
0)、すなわち、設定時間Tの残り10分前の時間に達
したか否かの判断をする(ステップS203)。このス
テップS203で設定時間Tの残り10分前の時間に達
していない(NO)と判断されれば、ステップS4に進
む。又、この場合、ステップS8、S9の後にはそれぞ
れステップS203に戻る。
ップS3の後(ステップS4の前)に、設定時間Tの減
算カウントを開始し(ステップS202)、その後に、
時間が設定時間Tから10分を減じた時間(T−1
0)、すなわち、設定時間Tの残り10分前の時間に達
したか否かの判断をする(ステップS203)。このス
テップS203で設定時間Tの残り10分前の時間に達
していない(NO)と判断されれば、ステップS4に進
む。又、この場合、ステップS8、S9の後にはそれぞ
れステップS203に戻る。
【0061】ステップS203で設定時間Tの残り10
分前の時間に達した(YES)と判断されれば、ステッ
プS11に進む。又、ステップS6でドラム9内に泡の
過剰発生があった(YES)と判断されたときにも、ス
テップS11に進む。
分前の時間に達した(YES)と判断されれば、ステッ
プS11に進む。又、ステップS6でドラム9内に泡の
過剰発生があった(YES)と判断されたときにも、ス
テップS11に進む。
【0062】ステップS11の後には、上述のステップ
S101に進む。上記ステップS6でドラム9内に泡の
過剰発生があったと判断された状況では、ステップS1
01でもドラム9内に泡の過剰発生があった(YES)
と判断されるから、ステップS102に進み、その後、
ステップS204に進む。一方、このステップS101
でもドラム9内に泡の過剰発生がなかった(NO)と判
断されれば、ステップS102を経ずにステップS20
4に進む。
S101に進む。上記ステップS6でドラム9内に泡の
過剰発生があったと判断された状況では、ステップS1
01でもドラム9内に泡の過剰発生があった(YES)
と判断されるから、ステップS102に進み、その後、
ステップS204に進む。一方、このステップS101
でもドラム9内に泡の過剰発生がなかった(NO)と判
断されれば、ステップS102を経ずにステップS20
4に進む。
【0063】ステップS204は、前述のステップS1
2に代わって、設定時間Tが経過したか否かの判断をす
るものであり、ここで達していない(NO)と判断され
れば、ステップS13に進み、達した(YES)と判断
されれば、洗濯運転を終了する。
2に代わって、設定時間Tが経過したか否かの判断をす
るものであり、ここで達していない(NO)と判断され
れば、ステップS13に進み、達した(YES)と判断
されれば、洗濯運転を終了する。
【0064】すなわち、このものの場合には、制御装置
46が、ドラム9内の洗濯液を加熱しつつ洗濯をする期
間(ステップS203、S4〜S9)において、泡過剰
発生検知装置37により泡の過剰な発生を検知されたと
き(ステップS6でYES)に、ヒータ17によるドラ
ム9内の洗濯液の加熱を停止する(ステップS11)と
共に、前記排水弁18によるドラム9内の洗濯液の所定
量の排出を行って(ステップS102)、洗い時間設定
スイッチにより設定された時間Tの残り時間の洗濯を継
続するもので、この場合にも、ドラム9内の洗濯液を所
定量排出することで、ドラム9内の洗濯液の量が減り、
泡の発生量が少なくされる。又、この場合、ドラム9内
の洗濯液の量が減っても、洗濯液の加熱は停止している
から、ヒータ17が洗濯液の液面上に露出しても問題は
ない。
46が、ドラム9内の洗濯液を加熱しつつ洗濯をする期
間(ステップS203、S4〜S9)において、泡過剰
発生検知装置37により泡の過剰な発生を検知されたと
き(ステップS6でYES)に、ヒータ17によるドラ
ム9内の洗濯液の加熱を停止する(ステップS11)と
共に、前記排水弁18によるドラム9内の洗濯液の所定
量の排出を行って(ステップS102)、洗い時間設定
スイッチにより設定された時間Tの残り時間の洗濯を継
続するもので、この場合にも、ドラム9内の洗濯液を所
定量排出することで、ドラム9内の洗濯液の量が減り、
泡の発生量が少なくされる。又、この場合、ドラム9内
の洗濯液の量が減っても、洗濯液の加熱は停止している
から、ヒータ17が洗濯液の液面上に露出しても問題は
ない。
【0065】そして、この場合、使用者による設定時間
Tが優先されて、該設定時間Tの残り時間の洗濯を継続
することにより、設定時間Tの全部をかけて洗濯が行わ
れ、洗浄性能が不足するようなことがない。かくして、
この場合にも、泡の発生を少なくしつつ(泡による被害
を生じないようにして)、充分な洗浄性能が得られるよ
うにできる。なお、この場合、ステップS7〜9の制御
は必ずしも必要とはしない。
Tが優先されて、該設定時間Tの残り時間の洗濯を継続
することにより、設定時間Tの全部をかけて洗濯が行わ
れ、洗浄性能が不足するようなことがない。かくして、
この場合にも、泡の発生を少なくしつつ(泡による被害
を生じないようにして)、充分な洗浄性能が得られるよ
うにできる。なお、この場合、ステップS7〜9の制御
は必ずしも必要とはしない。
【0066】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、洗濯
機全体としては、ドラム式洗濯機に限られず、有底円筒
状の水槽を縦軸形に配置して、これの内部に同じく有底
円筒状の洗濯槽を縦軸形に配設して成る、縦軸形の洗濯
機にも適用が可能で、この場合、制御装置46が洗濯液
の温度に応じて回転を制御するものも、洗濯槽でなく、
洗濯槽の内部に配設した撹拌体としても良い。又、その
回転を変化させるについても、前述の回転モード(特に
は回転駆動時間)と回転速度との両方に限られず、その
いずれか一方のみであっても良い。
た実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、洗濯
機全体としては、ドラム式洗濯機に限られず、有底円筒
状の水槽を縦軸形に配置して、これの内部に同じく有底
円筒状の洗濯槽を縦軸形に配設して成る、縦軸形の洗濯
機にも適用が可能で、この場合、制御装置46が洗濯液
の温度に応じて回転を制御するものも、洗濯槽でなく、
洗濯槽の内部に配設した撹拌体としても良い。又、その
回転を変化させるについても、前述の回転モード(特に
は回転駆動時間)と回転速度との両方に限られず、その
いずれか一方のみであっても良い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗濯機に
よれば、洗濯液を加熱しつつ洗濯をすることが可能なも
のにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄性能を充分
に得ることができる。
よれば、洗濯液を加熱しつつ洗濯をすることが可能なも
のにおいて、泡の発生を少なくしつつ、洗浄性能を充分
に得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
チャート
【図2】ドラム式洗濯機全体の破断側面図
【図3】ドラム式洗濯機全体の破断背面図
【図4】電気的構成のブロック図
【図5】洗濯運転のパターンAを示す図
【図6】洗濯運転のパターンBを示す
【図7】洗濯液の温度と泡の発生量との関係を洗濯運転
のパターン別に表す図
のパターン別に表す図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
4は操作パネル(洗濯時間設定手段)、9はドラム(洗
濯槽)、15はモータ、17はヒータ(加熱手段)、1
8は排水弁(排水手段)、37は泡過剰発生検知装置
(泡過剰発生検知手段)、45は温度センサ(温度検知
手段)、46は制御装置(制御手段)を示す。
濯槽)、15はモータ、17はヒータ(加熱手段)、1
8は排水弁(排水手段)、37は泡過剰発生検知装置
(泡過剰発生検知手段)、45は温度センサ(温度検知
手段)、46は制御装置(制御手段)を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3B155 AA01 BB12 CA02 CB07 CB49
CB52 CB55 KA12 KA25 LA03
LA16 LB18 LB28 LC06 MA02
MA05 MA06 MA07 MA08
Claims (6)
- 【請求項1】 洗濯槽と、 この洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段と、 前記洗濯液の温度を検知する温度検知手段と、 この温度検知手段の検知結果に基づき、前記洗濯槽の回
転又は該洗濯槽の内部に設けられた撹拌体の回転を制御
する制御手段とを具備し、 その制御手段が、前記温度検知手段により検知される前
記洗濯液の温度の領域別に、前記洗濯槽又は撹拌体の回
転モード及び回転速度の少なくともいずれか一方を変化
させることを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 制御手段が、温度検知手段により検知さ
れた洗濯液の温度が第1の所定温度以上の領域にあると
きに、他の温度領域より、洗濯槽又は撹拌体の回転モー
ド中の回転駆動時間を短くすることと、洗濯槽又は撹拌
体の回転速度を低めることとの少なくともいずれか一方
を実行することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 第1の所定温度を35〔℃〕としたこと
を特徴とする請求項2記載の洗濯機。 - 【請求項4】 制御手段が、温度検知手段により検知さ
れた洗濯液の温度が第1の所定温度以上であって且つ第
2の所定温度以下の領域にあるときに、他の温度領域よ
り、洗濯槽又は撹拌体の回転モード中の回転駆動時間を
短くすることと、洗濯槽又は撹拌体の回転速度を低める
こととの少なくともいずれか一方を実行することを特徴
とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項5】 第2の所定温度を55〔℃〕としたこと
を特徴とする請求項4記載の洗濯機。 - 【請求項6】 洗濯槽と、 この洗濯槽内の洗濯液を加熱する加熱手段と、 前記洗濯槽内の洗濯液を排出する排水手段と、 前記洗濯槽内の泡の過剰な発生を検知する泡過剰発生検
知手段と、 洗濯実行時間を設定することが可能な洗濯時間設定手段
と、 この洗濯時間設定手段の設定結果と前記泡過剰発生検知
手段の検知結果に基づき、運転を制御する制御手段とを
具備し、 その制御手段が、前記洗濯槽内の洗濯液を加熱しつつ洗
濯をする期間において、前記泡過剰発生検知手段により
泡の過剰な発生を検知されたときに、前記加熱手段によ
る前記洗濯槽内の洗濯液の加熱を停止すると共に、前記
排水手段による前記洗濯槽内の洗濯液の所定量の排出を
行って、前記洗濯時間設定手段により設定された時間の
残り時間の洗濯を継続することを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389573A JP2003181189A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 洗濯機 |
TW091120080A TWI227759B (en) | 2001-12-21 | 2002-09-03 | Washing machine |
PCT/JP2002/013271 WO2003054277A1 (fr) | 2001-12-21 | 2002-12-18 | Machine a laver |
US10/499,713 US20050034491A1 (en) | 2001-12-21 | 2002-12-18 | Washing machine |
CNB02825712XA CN100523358C (zh) | 2001-12-21 | 2002-12-18 | 洗衣机 |
EP02786147A EP1477606A4 (en) | 2001-12-21 | 2002-12-18 | WASHING MACHINE |
KR1020047009526A KR100621279B1 (ko) | 2001-12-21 | 2002-12-18 | 세탁기 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389573A JP2003181189A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003181189A true JP2003181189A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=19188274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001389573A Pending JP2003181189A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 洗濯機 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050034491A1 (ja) |
EP (1) | EP1477606A4 (ja) |
JP (1) | JP2003181189A (ja) |
KR (1) | KR100621279B1 (ja) |
CN (1) | CN100523358C (ja) |
TW (1) | TWI227759B (ja) |
WO (1) | WO2003054277A1 (ja) |
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