JP2003178890A - 照度センサ付き照明器具 - Google Patents
照度センサ付き照明器具Info
- Publication number
- JP2003178890A JP2003178890A JP2001377441A JP2001377441A JP2003178890A JP 2003178890 A JP2003178890 A JP 2003178890A JP 2001377441 A JP2001377441 A JP 2001377441A JP 2001377441 A JP2001377441 A JP 2001377441A JP 2003178890 A JP2003178890 A JP 2003178890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- illuminance
- value
- light source
- light
- immediately
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自己点滅をあまりコストをかけずに防止す
る。 【解決手段】 フォトトランジスタ・ｃｄｓ素子などの
照度センサ１により周囲照度を検知して制御部（マイコ
ン）２により設定照度値AD1aとの比較で発光ダイオード
などの光源３の点灯／消灯を制御する照度センサ付き照
明器具である。そして、周囲照度が前記設定照度値AD1a
以下に低下して光源３が点灯した直後に、光源３の点灯
直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)を算出して、実質
的に前記照度差の分だけ前記設定照度値AD1aを上昇さ
せ、これを設定照度補正値AD1bとして機能させるもので
ある。なお、周囲照度が前記設定照度補正値AD1b以上に
上昇して光源３が消灯した直後に前記設定照度値AD1aに
復帰させるとよい。
る。 【解決手段】 フォトトランジスタ・ｃｄｓ素子などの
照度センサ１により周囲照度を検知して制御部（マイコ
ン）２により設定照度値AD1aとの比較で発光ダイオード
などの光源３の点灯／消灯を制御する照度センサ付き照
明器具である。そして、周囲照度が前記設定照度値AD1a
以下に低下して光源３が点灯した直後に、光源３の点灯
直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)を算出して、実質
的に前記照度差の分だけ前記設定照度値AD1aを上昇さ
せ、これを設定照度補正値AD1bとして機能させるもので
ある。なお、周囲照度が前記設定照度補正値AD1b以上に
上昇して光源３が消灯した直後に前記設定照度値AD1aに
復帰させるとよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、照度センサ付き照
明器具に関する。
明器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】照度センサ付き照明器具では、照度セン
サにより周囲照度を検知して制御部により設定照度値と
の比較で光源の点灯／消灯を制御しており、周囲照度が
前記設定照度値以下に低下すると光源が点灯するように
なる。
サにより周囲照度を検知して制御部により設定照度値と
の比較で光源の点灯／消灯を制御しており、周囲照度が
前記設定照度値以下に低下すると光源が点灯するように
なる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、照度センサは
前記光源の光も取り込んでいる場合が往々にしてあっ
た。例えば、廊下の壁に設置される足元灯などでは、自
己の光源の光が対向する壁で反射して照度センサに取り
込まれることがある。そのため、光源が点灯すると周囲
が明るくなったと判断してしまうため、光源が消灯して
しまい、次にまた、点灯を繰り返すといういわゆる自己
点滅の問題があった。本発明はこのような解決すべき課
題を鑑み、自己点滅をあまりコストをかけずに防止する
ことを目的とする。
前記光源の光も取り込んでいる場合が往々にしてあっ
た。例えば、廊下の壁に設置される足元灯などでは、自
己の光源の光が対向する壁で反射して照度センサに取り
込まれることがある。そのため、光源が点灯すると周囲
が明るくなったと判断してしまうため、光源が消灯して
しまい、次にまた、点灯を繰り返すといういわゆる自己
点滅の問題があった。本発明はこのような解決すべき課
題を鑑み、自己点滅をあまりコストをかけずに防止する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、照度センサに
より周囲照度を検知して制御部により設定照度値との比
較で光源の点灯／消灯を制御する照度センサ付き照明器
具であって、周囲照度が前記設定照度値以下に低下して
光源が点灯した直後に、光源の点灯直後と点灯直前の照
度差を算出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定
照度値を上昇させ、これを設定照度補正値として機能さ
せるものである照度センサ付き照明器具である。なお、
周囲照度が前記設定照度補正値以上に上昇して光源が消
灯した直後に前記設定照度値に復帰させるとよい。
より周囲照度を検知して制御部により設定照度値との比
較で光源の点灯／消灯を制御する照度センサ付き照明器
具であって、周囲照度が前記設定照度値以下に低下して
光源が点灯した直後に、光源の点灯直後と点灯直前の照
度差を算出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定
照度値を上昇させ、これを設定照度補正値として機能さ
せるものである照度センサ付き照明器具である。なお、
周囲照度が前記設定照度補正値以上に上昇して光源が消
灯した直後に前記設定照度値に復帰させるとよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【０００６】図示の実施形態は、フォトトランジスタ・
ｃｄｓ素子などの照度センサ１により周囲照度を検知し
て制御部（マイコン）２により設定照度値AD1aとの比較
で発光ダイオードなどの光源３の点灯／消灯を制御する
照度センサ付き照明器具である。そして、周囲照度が前
記設定照度値AD1a以下に低下して光源３が点灯した直後
に、光源３の点灯直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)
を算出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定照度
値AD1aを上昇させ、これを設定照度補正値AD1bとして機
能させるものである。なお、周囲照度が前記設定照度補
正値AD1b以上に上昇して光源３が消灯した直後に前記設
定照度値AD1aに復帰させるとよい。
ｃｄｓ素子などの照度センサ１により周囲照度を検知し
て制御部（マイコン）２により設定照度値AD1aとの比較
で発光ダイオードなどの光源３の点灯／消灯を制御する
照度センサ付き照明器具である。そして、周囲照度が前
記設定照度値AD1a以下に低下して光源３が点灯した直後
に、光源３の点灯直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)
を算出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定照度
値AD1aを上昇させ、これを設定照度補正値AD1bとして機
能させるものである。なお、周囲照度が前記設定照度補
正値AD1b以上に上昇して光源３が消灯した直後に前記設
定照度値AD1aに復帰させるとよい。
【０００７】さらに詳述すれば、本実施形態ではＬＥＤ
足元灯として例示され、廊下の壁４に埋め込み設置され
ている。回路素子を内蔵したブロック５はプレート６に
固定され、プレート６は壁４にネジなどで固定される。
プレート６の前面には化粧カバー７が固定される。光源
３の光は化粧カバー７の窓孔に露出した透光カバー８を
介して外部に放たれる。また、照度センサ１は化粧カバ
ー７の小孔に臨み周囲光を取り込むように設置されてい
る。
足元灯として例示され、廊下の壁４に埋め込み設置され
ている。回路素子を内蔵したブロック５はプレート６に
固定され、プレート６は壁４にネジなどで固定される。
プレート６の前面には化粧カバー７が固定される。光源
３の光は化粧カバー７の窓孔に露出した透光カバー８を
介して外部に放たれる。また、照度センサ１は化粧カバ
ー７の小孔に臨み周囲光を取り込むように設置されてい
る。
【０００８】照度センサ１が検知した周囲照度に基づく
電圧値は制御部２の入力ポートAD2に入力され、可変抵
抗で調整されて入力ポートAD1に印加された電圧値に基
づく設定照度値AD1aと所定時間間隔で比較される。昼間
は周囲照度が設定照度値AD1aより大きいため、制御部２
の出力ポートPO1の出力制御信号で光源３は消灯してい
る。夕方になって周囲が暗くなると、ある時点で周囲照
度が設定照度値AD1aより低下して、光源３は点灯する。
電圧値は制御部２の入力ポートAD2に入力され、可変抵
抗で調整されて入力ポートAD1に印加された電圧値に基
づく設定照度値AD1aと所定時間間隔で比較される。昼間
は周囲照度が設定照度値AD1aより大きいため、制御部２
の出力ポートPO1の出力制御信号で光源３は消灯してい
る。夕方になって周囲が暗くなると、ある時点で周囲照
度が設定照度値AD1aより低下して、光源３は点灯する。
【０００９】光源３が点灯すると周囲照度が上昇するの
で、入力ポートAD2への入力電圧値が多少とも増大す
る。従来はこのために光源３が再び消灯していたが、本
実施形態では光源３の点灯直後に設定照度値を自動的に
上昇補正することで自己点滅を防止できた。すなわち、
光源３の点灯直後の周囲照度AD2bは、あらかじめ記憶さ
れていた光源３の点灯直前の周囲照度AD2aより大きく、
光源３の点灯直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)を算
出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定照度値AD
1aを上昇させ、これを設定照度補正値AD1bとして機能さ
せるものである。なお、制御部２は所定時間間隔でAD2
ポートの入力値をサンプリングして記憶しており、現時
点の入力値と直前の入力値を少なくとも記憶できている
とよい。
で、入力ポートAD2への入力電圧値が多少とも増大す
る。従来はこのために光源３が再び消灯していたが、本
実施形態では光源３の点灯直後に設定照度値を自動的に
上昇補正することで自己点滅を防止できた。すなわち、
光源３の点灯直後の周囲照度AD2bは、あらかじめ記憶さ
れていた光源３の点灯直前の周囲照度AD2aより大きく、
光源３の点灯直後と点灯直前の照度差(AD2b-AD2a)を算
出して、実質的に前記照度差の分だけ前記設定照度値AD
1aを上昇させ、これを設定照度補正値AD1bとして機能さ
せるものである。なお、制御部２は所定時間間隔でAD2
ポートの入力値をサンプリングして記憶しており、現時
点の入力値と直前の入力値を少なくとも記憶できている
とよい。
【００１０】そうすると、光源３の点灯で照度センサ１
に入射した自己の光による周囲照度の上昇があっても、
設定照度補正値AD1bを超えることがないため、再び消灯
することがなくなり、いわゆる自己点滅を回避できる。
なお、前記設定照度補正値は設置状況に応じて自動的に
定まるため、光源３の点灯直後に、最悪状況を見込んで
あらかじめメーカーで決めた相当な値だけ設定照度値を
上げるような手法に比較して柔軟性があり、例えば、朝
になって相当明るくなっても消灯しないというような逆
の弊害が少ない。
に入射した自己の光による周囲照度の上昇があっても、
設定照度補正値AD1bを超えることがないため、再び消灯
することがなくなり、いわゆる自己点滅を回避できる。
なお、前記設定照度補正値は設置状況に応じて自動的に
定まるため、光源３の点灯直後に、最悪状況を見込んで
あらかじめメーカーで決めた相当な値だけ設定照度値を
上げるような手法に比較して柔軟性があり、例えば、朝
になって相当明るくなっても消灯しないというような逆
の弊害が少ない。
【００１１】なお、朝になって周囲照度が前記設定照度
補正値AD1b以上に上昇して光源３が消灯した直後に前記
設定照度値AD1aに復帰させると、再び夕方になった時の
点灯開始照度が適切になる。
補正値AD1b以上に上昇して光源３が消灯した直後に前記
設定照度値AD1aに復帰させると、再び夕方になった時の
点灯開始照度が適切になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す正面図
【図２】同設置状態の断面図
【図３】同回路ブロック図
【図４】同動作を示すタイミング図
【図５】同動作を示すフロー図
１ 照度センサ
２ 制御部（マイコン）
３ 光源（ＬＥＤ）
Claims (2)
- 【請求項１】 照度センサにより周囲照度を検知して制
御部により設定照度値との比較で光源の点灯／消灯を制
御する照度センサ付き照明器具であって、周囲照度が前
記設定照度値以下に低下して光源が点灯した直後に、光
源の点灯直後と点灯直前の照度差を算出して、実質的に
前記照度差の分だけ前記設定照度値を上昇させ、これを
設定照度補正値として機能させるものである照度センサ
付き照明器具。 - 【請求項２】 請求項１において、周囲照度が前記設定
照度補正値以上に上昇して光源が消灯した直後に前記設
定照度値に復帰させるものである照度センサ付き照明器
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001377441A JP2003178890A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 照度センサ付き照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001377441A JP2003178890A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 照度センサ付き照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003178890A true JP2003178890A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19185399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001377441A Pending JP2003178890A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 照度センサ付き照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003178890A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521777A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-06-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Ｌｅｄ照明器具 |
| JP2011258010A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Nec System Technologies Ltd | 機器制御装置、機器制御方法、及びプログラム |
| JP2013201010A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
| KR101359791B1 (ko) | 2011-11-17 | 2014-02-10 | 송국섭 | 조도 자동 조절이 가능한 ｌｅｄ 조명기구 |
-
2001
- 2001-12-11 JP JP2001377441A patent/JP2003178890A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521777A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-06-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Ｌｅｄ照明器具 |
| JP2011258010A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Nec System Technologies Ltd | 機器制御装置、機器制御方法、及びプログラム |
| KR101359791B1 (ko) | 2011-11-17 | 2014-02-10 | 송국섭 | 조도 자동 조절이 가능한 ｌｅｄ 조명기구 |
| JP2013201010A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10244607B1 (en) | Daylight harvesting light fixture and control system for same | |
| JP4385694B2 (ja) | 照明制御装置 | |
| JPH10502766A (ja) | 薄暮−曙光感知スイッチ | |
| US20080191630A1 (en) | Systems and methods for improved illumination electrical switching | |
| CN1275501C (zh) | 由传感器控制的灯及其控制方法 | |
| JP2003178890A (ja) | 照度センサ付き照明器具 | |
| JP5063782B2 (ja) | 照明自動点滅制御装置およびシステム | |
| JP5311634B2 (ja) | 照明装置 | |
| JP2013149574A (ja) | 照明装置 | |
| JP5414235B2 (ja) | 制御装置、照明装置及び制御方法 | |
| JP5311636B2 (ja) | 照明装置 | |
| KR20150064349A (ko) | 매립형 조명장치 및 그 제어방법 | |
| JP2000133471A (ja) | 照明装置 | |
| JPH11214169A (ja) | 照明装置 | |
| KR102396762B1 (ko) | Pwm 주기 및 자연광의 조도값을 이용하여 점·소등 제어 기술이 적용되는 led 조명등 및 그 제어방법 | |
| JP2003187986A (ja) | 照度センサ付き照明器具 | |
| JPH10189254A (ja) | 照明装置 | |
| JPH11214176A (ja) | 照明装置 | |
| JP3739832B2 (ja) | 点灯スイッチ装置 | |
| JPH11185973A (ja) | 照明装置 | |
| JP3091728U (ja) | エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置 | |
| JPH10208885A (ja) | 照明装置 | |
| JP5942284B2 (ja) | 照明装置 | |
| JPH1167468A (ja) | 照明装置 | |
| JP2022013039A (ja) | Ｌｅｄ照明装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060804 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061124 |