JP3091728U - エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置 - Google Patents

エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置

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JP3091728U
JP3091728U JP2002004163U JP2002004163U JP3091728U JP 3091728 U JP3091728 U JP 3091728U JP 2002004163 U JP2002004163 U JP 2002004163U JP 2002004163 U JP2002004163 U JP 2002004163U JP 3091728 U JP3091728 U JP 3091728U
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洪啓榮
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宏匠實業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部環境光の強度に応じて、良好な表示効果
が得られると共に、省電力、長寿命を図ることができる
エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照
度自動制御装置を提供する。 【解決手段】 駆動回路(34)と、マイクロプロセッ
サ(34)と、制御回路(32)と、光センサー(2)
と、発光ダイオード(11)とを備え、光センサー
(2)は、外部環境光の強度を検知すると共に、この検
知信号を制御回路(32)に出力し、制御回路(32)
は、光センサー(2)から出力された検知信号を所定値
と比較し、この比較結果をマイクロプロセッサ(34)
に転送し、マイクロプロセッサ(34)は、前記比較結
果に応じて、駆動回路(34)を指令することによりデ
ィスプレイ・スクリーン上の発光ダイオードの照度を自
動的に調節する。外部環境光の強度に応じて、良好な表
示効果が得られると共に、省電力、長寿命が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンに関し、特に外部環境 光の強さに応じて、発光ダイオードの照度を自動的に調節できるエレベータ乗場 用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
エレベータは高層ビルの必須な設備となっている。従来は、図1に示すように 、エレベータの運行状況を表示するために、エレベータ・ドアの横側や上側にデ ィスプレイ・スクリーンが一般に設置されている。現在のディスプレイ・スクリ ーンには、例えば、主にLED(発光ダイオード)によるものが多く、且つその 照度は、外部環境光の強度と無関係で一定になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術にあっては、次のような欠点がある。 (1)照明の強度が固定するので、昼間では、強い光が建物内に入射したとき、 ディスプレイ・スクリーンの照度が弱く、ユーザがディスプレイ内容をはっきり と見ることができない。 (2)夕方では、逆にディスプレイ・スクリーンの照度が強すぎるので、快適に 見ることができない。 (3)深夜では、固定照度を有するので、電力が浪費されるだけでなく、ディス プレイ・スクリーンの構造劣化が加速され、寿命が短縮される。
【0004】 上記問題を解決する手段としては、前記エレベータのディスプレイ・スクリー ンに睡眠装置を付加する先行技術が提案されている。この先行技術では、エレベ ータを使用しないとき、前記睡眠装置がディスプレイ・スクリーンの照明を暗く して電力を節約したり寿命を長くするようになっているが、上述した外部環境光 の強さ変化による問題を解決できないという不都合が残されている。 そこで、本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、エレベータ乗場用デ ィスプレイ・スクリーンに光センサーを設置し、これにより環境光の強度を検知 し、制御回路によって、ディスプレイ・スクリーンの照度を自動的に調節するこ とで、外部環境光の強さに応じて、ソフトな光を表示でき、且つ見やすいエレベ ータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置を提供すること を課題とする。また、省電力、長寿命のエレベータ乗場用ディスプレイ・スクリ ーンを提供することをもう一つの課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、駆動回路と、マイクロプロセ ッサと、制御回路と、少なくとも一つの光センサーと、縦横に配列される発光ダ イオードとを備えるエレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおいて、前記 光センサーは、前記ディスプレイ・スクリーン上に設けられ、エレベータ外部の 環境光の強度を検知すると共に、この検知信号を前記制御回路に出力し、前記制 御回路は、前記光センサーから出力された検知信号を所定値と比較し、この比較 結果を前記マイクロプロセッサに転送し、前記マイクロプロセッサは、前記比較 結果に応じて、前記駆動回路を指令することにより、ディスプレイ・スクリーン 上の発光ダイオードの照度を自動制御することを特徴とするエレベータ乗場用デ ィスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置である。
【0006】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記光センサーが、光電性抵抗 器(light sensitive resistor)又は赤外線感知器であることを特徴とするエレ ベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置である。 また、請求項3の考案は、請求項1において、前記発光ダイオードは、光を検 知できることを特徴とするエレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける 照度自動制御装置である。 さらに、請求項4の考案は、請求項1において、前記ディスプレイ・スクリー ンの照度は、段階的に、又は連続的に調節できることを特徴とするエレベータ乗 場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置である。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の好適な実施の形態を、図面を参照しながら以下に詳述する。 図1に示すように、エレベータ・ドア(10)の横側および上側の壁面には、 エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーン(1)、(12)が設置されている 。前記ディスプレイ・スクリーン(1)、(12)は、図2に示すように、LE D(発光ダイオード)又はLCD(液晶ディスプレイ)からなる複数の発光ダイ オード(11)で縦横に配列して形成される。また、前記ディスプレイ・スクリ ーン(1)、(12)には、少なくとも一つの光センサー(2)が所定位置に設 置されている。 前記光センサー(2)は、外部環境光の強度を検知することができる。例えば 、光センサー(2)には、光電性抵抗器(Cds)を使用できる。ここでは、光 電性抵抗器の抵抗値が入射光の強さに応じて変化する特性を利用する。具体的に は、光センサー(2)が強い光を検知する時、抵抗値は減少するが、光センサー (2)が弱い光を検知する時、抵抗値は増加する。なお、上記光センサー(2) は、光電性抵抗器(Cds)以外に、光を検知できる赤外線感知器等を使用して もよい。
【0008】 本考案のエレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装 置は、前記ディスプレイ・スクリーン(1)、(12)の照度を調節するために 、図3に示すように、外部環境光の強度を検知する光センサー(2)と、光セン サー(2)からの検知信号を受信すると共に、前記検知信号を所定電圧値と比較 する制御回路(32)と、この比較結果のデジタル信号を処理すると共に、前記 ディスプレイ・スクリーン(1)、(12)の発光ダイオード(11)の照度を 調節する駆動回路を指令するマイクロプロセッサ(33)によって構成される。
【0009】 前記ディスプレイ・スクリーン(1)又は(12)は連続的に光っていると思 われるが、実際はON−OFF−ON−OFFの連続操作によって閃いている。 すなわち、ディスプレイ・スクリーンには、高電圧になった時、光るON状態を 呈すが、逆に、低電圧になった時、OFF状態を呈す。視覚の効果から見ると、 ON状態が長く、且つOFF状態が短い程、ディスプレイ・スクリーンの照度が より強く感じる。言い換えれば、ON状態が短く、且つOFF状態が長い程、デ ィスプレイ・スクリーンの照度がより暗くなる。
【0010】 前記光センサー(2)が弱い強度の外部環境光を検知する時、本考案は、ON 状態の時間を減少せしめると共に、OFF状態の時間を増加せしめることにより 、ディスプレイ・スクリーン(1)又は(12)の照明が暗くなるようにする。 逆に、光センサー(2)が強い強度の外部環境光を検知する時、ON状態の時間 を延長せしめると共に、OFF状態の時間を減少せしめることにより、ディスプ レイ・スクリーン(1)又は(12)の照明が明るくなるようにする。従って、 ディスプレイ・スクリーン(1)又は(12)の照度制御(即ち、高電圧と低電 圧の経過時間の制御)は、抵抗器の変化によって行なえる。故にこの制御は、段 階的に又は連続的に実行することができる。
【0011】 なお、本発明の構成及び実施形態は、出願前に刊行物に掲載されたことがなく 、且つ公然実施に該当するものではなく、新規性と実用性を有すると共に、上記 のように進歩性が十分期待できるものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、以下のような効果を得ることができる。 (1)光センサーが強度の強い外部環境光を検知した時、ディスプレイ・スクリ ーンの照度が自動的に強く調節されるので、容易に識別できる。 (2)光センサーが強度の弱い外部環境光を検知した時、ディスプレイ・スクリ ーンの照度が自動的に弱く調節されるので、快適且つソフトな表示効果が得られ る。 (3)外部環境光の強さに応じて、ディスプレイ・スクリーンの照度が適当に変 化するので、省電力、長寿命を図ることができる。 (4)各階エレベータ乗場におけるディスプレイ・スクリーンは、外部環境光の 強さに応じて、異なる照度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエレベータ乗場用ディスプレイ・スク
リーンの全体説明図である。
【図2】本考案のエレベータ乗場用ディスプレイ・スク
リーンの一部拡大図である。
【図3】本考案のエレベータ乗場用ディスプレイ・スク
リーンにおける自動照度制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1、12 ディスプレイ・スクリーン 10 エレベータ・ドア 11 発光ダイオード 2 光センサー 31 環境光 32 制御回路 33 マイクロプロセッサ 34 駆動回路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回路と、マイクロプロセッサと、制
    御回路と、少なくとも一つの光センサーと、縦横に配列
    される発光ダイオードとを備えるエレベータ乗場用ディ
    スプレイ・スクリーンにおいて、 前記光センサーは、前記ディスプレイ・スクリーン上に
    設けられ、エレベータ外部の環境光の強度を検知すると
    共に、この検知信号を前記制御回路に出力し、 前記制御回路は、前記光センサーから出力された検知信
    号を所定値と比較し、この比較結果を前記マイクロプロ
    セッサに転送し、 前記マイクロプロセッサは、前記比較結果に応じて、前
    記駆動回路を指令することにより、ディスプレイ・スク
    リーン上の発光ダイオードの照度を自動制御することを
    特徴とするエレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーン
    における照度自動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記光センサーが、光電性抵抗器(ligh
    t sensitive resistor)、又は赤外線感知器であること
    を特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗場用ディス
    プレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記発光ダイオードは、光を検知できる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗場用デ
    ィスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイ・スクリーンの照度
    は、段階的に、又は連続的に調節できることを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータ乗場用ディスプレイ・ス
    クリーンにおける照度自動制御装置。
JP2002004163U 2002-07-08 2002-07-08 エレベータ乗場用ディスプレイ・スクリーンにおける照度自動制御装置 Expired - Lifetime JP3091728U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110589649A (zh) * 2019-09-04 2019-12-20 杭州吉时语科技有限公司 一种电梯的智能应急系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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