JP4385694B2 - 照明制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周囲の明るさを検出して照明器具を制御する照明制御装置に関する。
従来、器具本体に取付けられている照明ランプの明るさをインバータにより調整する照明器具において、器具本体に、照明ランプにより照らされている床面などの場所の明るさを計測して明るさに応じた信号を出力する照度計と、この照度計からの出力に応じてインバータを制御し、照明ランプの明るさを調節するためのコントローラとを設け、場所に適した調光を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、照明器具の調光特性には非線形部分がある。すなわち、調光下限値があり、それ以下では照明ランプが消灯することになる。従って、照明器具を調光下限値で動作すると目標照度を越えてしまい、かといつて照明器具を消灯させ外光のみにすると目標照度に達しない領域が生じるが、このような領域に対しては照明器具を調光下限値で点灯し続けて対処することになり、結局、外光によって周囲が十分に明るくなっても照明器具を消灯させることができず無駄に電力を消費するという問題があった。
これを解決するため、例えば、外光が多量に入射する状態において照明器具が調光下限値で動作しているときの外光を含む照度から目標照度値を減じた値が調光下限値のみで動作したときの照明器具からの光束によって発生している床面照度と等しいかまたは大きい場合は照明器具を消灯させるという、照明器具の調光特性における非線形部分に関するあかりセンサ制御による消灯制御方式を実行することで省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−122369号公報 特開2002−260880公報
しかし、このような消灯制御方式においては、照明器具を調光下限値で動作している状態で外光が照明器具を消灯しても十分に目標照度値に達する照度になっているときには照明器具を消灯制御するが、外光による照度は変化し易く、外光が照明器具を消灯すると目標照度値に達しない状態になると照明器具は再び調光下限値で動作するようになる。このため、外光の変化によって照明器具が頻繁に消灯と調光下限値での点灯を繰り返すことになり、照明がちらついて不快感を与える虞があった。
本発明は、床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の光束を調整して床面の照度を略一定に保つよう制御するものにおいて、照明のちらつきを防止でき、しかも、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる照明制御装置を提供する。
請求項記載の発明は、周囲の明るさを検出する明かり検出手段を用いて床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の調光を制御して床面の照度を略一定に保つようする照明制御装置において、前記照明器具を調光下限値で点灯している状態で、前記明かり検出手段より検出される外光を含む測定照度値から、前記照明器具を前記調光下限値で点灯したときの前記外光を含まない照度値を減算して外光照度値を算出する外光照度値算出手段と、この外光照度値算出手段で算出した外光照度値が前記目標照度値よりも大きい状態が予め設定した所定時間継続した場合に前記照明器具を消灯制御する消灯制御手段とを備えたことにある。
請求項記載の発明は、周囲の明るさを検出する明かり検出手段を用いて床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の調光を制御して床面の照度を略一定に保つようする照明制御装置において、前記照明器具を調光下限値で点灯している状態で、前記明かり検出手段より検出される外光を含む測定照度値から、前記照明器具を前記調光下限値で点灯したときの前記外光を含まない照度値を減算して外光照度値を算出する外光照度値算出手段と、この外光照度値算出手段で算出した外光照度値が前記目標照度値よりも大きい場合に前記照明器具を消灯制御する消灯制御手段と、この消灯制御手段による前記照明器具の消灯制御後、外光照度値の低下により前記照明器具の再点灯が行われた場合は、予め設定した所定時間前記照明器具の再消灯を禁止する消灯禁止制御手段を備えたことにある。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の照明制御装置において、所定時間は、外部信号によって設定することにある。
各請求項記載の発明によれば、床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の光束を調整して床面の照度を略一定に保つよう制御するものにおいて、照明のちらつきを防止でき、しかも、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、天井1に照明器具2及び明かり検出手段である照度センサ3を埋設している。前記照明器具2は床面4に向かって光を照射するように配置されている。また、部屋には窓を介して太陽光等の外光が入り込むようになっている。そして、床面4からの反射光を前記照度センサ3で検出し、床面4の照度を検出するようになっている。
前記照度センサ3からの照度検出信号を制御装置5に供給している。前記制御装置5は、照度センサ3からの照度検出信号により床面4の照度が略一定になるように前記照明器具2を消灯、全灯も含めて調光制御するようになっている。
前記制御装置5は、図2に示すように、マイクロプロセッサ11、メモリ12、A/D変換機能付き入力ポート13及び照明インターフェース14を備え、前記照度センサ3からの照度検出信号を入力ポート13でデジタル化し、これをマイクロプロセッサ11が取込んみ、メモリ12に予め記憶してある目標照度値Lpやある調光度、例えば、調光度10%で前記照明器具2を調光したときの床面4の照度値Lnを使用して演算を行い、照明インターフェース14から前記照明器具2にこの照明器具2を消灯、全灯も含めて調光制御する調光信号を出力するようになっている。
前記メモリ12に予め記憶するある調光度は、例えば、リモートコントローラの操作等によって外部信号により設定するようにしてもよい。このようにすれば、この調光度を可変することができる。すなわち、照度値Lnを得る調光度は10%に限られるものではなく、例えば、10%から20%の範囲で可変することもできる。なお、ある調光度は10%から20%の範囲くらいが望ましいが、環境によってはこの範囲以外であってもかまわない。
前記マイクロプロセッサ11は、プログラムに基づいて図3に示す照明制御を行うようになっている。すなわち、S1にて、入力ポート13から照度検出データを取得すると、S2にて、照明器具2が点灯中か否かをチェックし、点灯中であれば、S3にて、照度検出データから得た測定照度値Lmと前記メモリ12に記憶されている目標照度値Lpとを比較する。すなわち、S4にて、Lm>Lpか否かを判断する。
Lm<Lpであれば、S5にて、照明器具2の出力を増加させる調光信号を照明器具2に出力し、S1の処理へ戻る。なお、Lm=Lpの場合は同一の調光制御を維持する。しかし、Lm>Lpであれば、続いて、S6にて、調光制御は下限値で行っているか否かを判断する。これは、放電ランプをインバータで制御する場合、例えば全点灯(100%点灯)から25%点灯くらいまでは連続的に調光制御できるが、25%を下回ると制御ができなくなり、一挙に消灯状態となる。このときの25%が調光下限値となる。調光制御を下限値で行っていなければ、S7にて、照明器具2の出力を減少させる調光信号を照明器具2に出力し、S1の処理へ戻る。
S2にて照明器具2が消灯中になっていることが判断され、また、S6にて調光制御が下限値で行われていることが判断されると、S8にて、外光照度値Lsを算出する。照明器具2が消灯中であれば測定照度値Lmがそのまま外光照度値Lsになる。また、照明器具2が調光下限値で点灯している場合は、目標照度値Lpの設定時および現点灯時における照度と調光度合の関系から外光照度値Lsを算出する。すなわち、目標照度値Lpの設定時は外光を全く加味していないので照明器具2のみによる照度値が得られる。従って、外光を全く加味せずに照明器具2を調光下限値で点灯したときの照度値をLaとすると、外光を加味したときの測定照度値Lmから照度値Laを減算することで外光照度値Lsが得られる。
続いて、S9にて、前記メモリ12から調光度10%で調光したときの照度値Lnを読み出し、外光照度値Lsから照度値Lnを減算して補正照度値Lxを算出する。そして、S10にて、Lx>Lpかをチェックし、Lx>Lpであれば、S11にて、照明器具2が点灯中か否かを判断し、点灯中であれば、S12にて、照明器具2を消灯制御し、S1の処理へ戻る。また、消灯中であれば、そのままS1の処理へ戻る。
また、Lx≦Lpであれば、S13にて、照明器具2が消灯中か否かを判断し、消灯中であれば、S14にて、測定照度値Lmが目標照度値Lp以下になったか否かをチェックし、目標照度値Lp以下になっていれば、S15にて、照明器具2を調光下限値で点灯制御し、S1の処理へ戻る。また、測定照度値Lmが目標照度値Lpを越えていれば、そのままS1の処理へ戻る。
このような構成において、例えば、照明器具2のみで全灯したときの床面4の照度が800ルックスで目標照度値Lpが600ルックスであった場合において、8時から19時において、外光のみによる外光照度値Lsが図4のグラフg1に示すように変化したとすると、照明器具2の調光度合は図4のグラフg2に示すように変化する。なお、照明器具2の調光下限値は25%である。これにより、床面4の照度値、すなわち、測定照度値Lmは図4のグラフg3に示すように、略600ルックスを維持するように変化する。
このような制御において、外光量が比較的多い場合、照明器具2は調光下限値で点灯制御されるか消灯制御される。しかし、外光は雲の影響や人が窓の側を通過するなどの影響によって変化し易く、このため、外光による床面4の変化は大きい。従って、外光のみで目標照度値Lpの600ルックスが得られると照明器具2を消灯し、外光のみの照度値Lsが目標照度値Lpよりも低下すると照明器具2を点灯するという制御を行った場合、照明器具2が外光の変化によって頻繁に点灯と消灯を繰り返すという問題が発生する。
これに対し、この実施の形態では、照明器具2を調光下限値で点灯制御している状態では外光のみによる照度値Lsと目標照度値Lpとをそのまま比較せずに、外光照度値Lsから、調光度10%で調光したときの照度値Lnを減算して補正照度値Lxを算出し、この補正照度値Lxと目標照度値Lpを比較するようにしている。
従って、照度値Lnが例えば100ルックスであると、外光照度値Lsが目標照度値Lpを上回る650ルックスあっても補正照度値Lxが550ルックスと目標照度値Lpよりも低いので、照明器具2は調光下限値で点灯し続けることになる。そして、このときの床面4の照度値は、照明器具2が調光下限値(25%)で点灯したときの床面4の照度値を250ルックスとすると、(250+650)ルックス、すなわち、900ルックスとなる。
そして、補正照度値Lxが目標照度値Lpよりも大きくなると、すなわち、外光照度値Lsが700ルックス以上になると、そのときに照明器具2は消灯制御される。そして、一旦消灯された照明器具2が再度点灯する場合は外光照度値Lsが目標照度値Lpの600ルックス以下にならなければならないため、このため、外光が600ルックスから700ルックスの範囲内で変化している限りは照明器具2が点灯と消灯を繰り返すことはない。
これにより、床面4が目標照度値Lp近傍にあるときに外光の変化によって照明器具2が頻繁に点灯と消灯を繰り返すのを防止できる。すなわち、照明のちらつきを防止できる。しかも、外光照度値Lsが目標照度値Lpよりも十分に大きいときには照明器具2を消灯させるので、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる。なお、外光変化が比較的大きいような環境では、照度値Lnを得る調光度を例えば20%にするなど大きくすれば良い。
また、目標照度値Lpと比較する補正照度値Lxを得るのに、外光照度値Lsからある調光度、例えば調光度10%〜20%程度で点灯したときの照度値Lnを減算するようにしているので、環境が反射率の高い部屋のように僅かの調光変化で大きく照度が変化する環境においては減算する照度値Lnが増加するので、このような環境にも十分に対処することができ、確実に照明のちらつきを防止できる。
(第2の実施の形態)
この実施の形態においても全体の構成及び制御装置の構成は図1及び図2と同様である。異なる点はマイクロプロセッサ11による照明制御である。すなわち、マイクロプロセッサ11は、プログラムに基づいて図5に示す照明制御を行うようになっている。
S21〜S28の処理は、前述した図3におけるS1〜S8の処理と同じである。
S22にて照明器具2が消灯中になっていることが判断され、また、S26にて調光制御が下限値で行われていることが判断されると、S28にて、外光照度値Lsを算出する。続いて、S29にて、外光照度値Lsとメモリ12に予め記憶してある消灯照度値Lpxと比較する。このときの消灯照度値Lpxは目標照度値Lpによりも照度値αだけ高く設定した値になっている。前記メモリ12に予め記憶する消灯照度値Lpxは、例えば、リモートコントローラの操作等によって外部信号により設定するようにしてもよい。このようにすれば、この消灯照度値Lpxを可変することができる。
そして、Ls>Lpxであれば、S30にて、照明器具2が点灯中か否かを判断し、点灯中であれば、S31にて、照明器具2を消灯制御し、S21の処理へ戻る。また、消灯中であれば、そのままS21の処理へ戻る。また、Ls≦Lpxであれば、S32にて、照明器具2が消灯中か否かを判断し、消灯中であれば、S33にて、測定照度値Lmが目標照度値Lp以下になったか否かをチェックし、目標照度値Lp以下になっていれば、S34にて、照明器具2を調光下限値で点灯制御し、S21の処理へ戻る。また、測定照度値Lmが目標照度値Lpを越えていれば、そのままS21の処理へ戻る。
このように、目標照度値Lpによりも照度値αだけ高く設定した消灯照度値Lpxを用いて外光照度値Lsと比較し、照明器具2が調光下限値で点灯しているときに外光照度値Lsが消灯照度値Lpxを越えると照明器具2を消灯制御し、その後、測定照度値Lmが目標照度値Lp以下にならなければ照明器具2を再点灯しないので、このような制御においても床面4が目標照度値Lp近傍にあるときに外光の変化によって照明器具2が頻繁に点灯と消灯を繰り返すのを防止できる。すなわち、照明のちらつきを防止できる。しかも、外光照度値Lsが消灯照度値Lpxよりも大きいときには照明器具2を消灯させるので、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる。
(第3の実施の形態)
この実施の形態においても全体の構成及び制御装置の構成は図1及び図2と同様である。異なる点はマイクロプロセッサ11による照明制御である。すなわち、マイクロプロセッサ11は、プログラムに基づいて図6に示す照明制御を行うようになっている。
S41〜S48の処理は、前述した図3におけるS1〜S8の処理と同じである。
S42にて照明器具2が消灯中になっていることが判断され、また、S46にて調光制御が下限値で行われていることが判断されると、S48にて、外光照度値Lsを算出する。続いて、S49にて、外光照度値Lsとメモリ12に予め記憶してある目標照度値Lpとを比較する。
そして、Ls>Lpであれば、S50にて、この状態が所定時間継続したかをチェックする。これは、例えば、Ls>Lpを判断するとメモリ12に設けたフラグを「1」にセットするとともに同じくメモリ12に設けたカウンタを計時動作させ、このカウンタが所定時間をカウントする前にLs≦Lpを判断するとフラグを「0」にクリアするとともにカウンタをクリアするという制御を行うことで実現される。
Ls>Lpの状態が所定時間継続すると、続いて、S51にて、照明器具2が点灯中か否かを判断し、点灯中であれば、S52にて、照明器具2を消灯制御し、S41の処理へ戻る。また、Ls>Lpの状態が所定時間継続しない場合、あるいは、所定時間継続しても既に消灯中であれば、そのままS41の処理へ戻る。
また、Ls≦Lpであれば、S53にて、照明器具2が消灯中か否かを判断し、消灯中であれば、S54にて、照明器具2を調光下限値で点灯制御し、S41の処理へ戻る。また、照明器具2が点灯していれば、そのままS41の処理へ戻る。
前記カウンタが計時する所定時間は、例えばリモートコントローラの操作等によって外部信号により設定するようにしてもよい。このようにすれば所定時間を可変することができる。
このように、外光照度値Lsが目標照度値Lpを越えても照明器具2を消灯させず、この状態が所定時間継続したときに照明器具2を消灯制御するようにしているので、床面4が目標照度値Lp近傍にあるときに外光の変化があってもその変化が所定時間内であれば影響を受けずに照明器具2は点灯し続けることになる。従って、外光の変化によって照明器具2が頻繁に点灯と消灯を繰り返すのを防止できる。すなわち、照明のちらつきを防止できる。しかも、外光照度値Lsが目標照度値Lpよりも大きい状態が所定時間継続した場合には照明器具2を消灯させるので、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる。
(第4の実施の形態)
この実施の形態においても全体の構成及び制御装置の構成は図1及び図2と同様である。異なる点はマイクロプロセッサ11による照明制御である。すなわち、マイクロプロセッサ11は、プログラムに基づいて図7に示す照明制御を行うようになっている。
S61〜S68の処理は、前述した図3におけるS1〜S8の処理と同じである。
S62にて照明器具2が消灯中になっていることが判断され、また、S66にて調光制御が下限値で行われていることが判断されると、S68にて、外光照度値Lsを算出する。続いて、S69にて、外光照度値Lsとメモリ12に予め記憶してある目標照度値Lpとを比較する。
そして、Ls>Lpであれば、続いて、S70にて、照明器具2が点灯中か否かを判断し、点灯中であれば、S71にて、フラグFL=1か否かを判断する。FL=1であれば、続いて、S72にて、点灯状態が所定時間継続したか否かをチェックする。点灯状態が所定時間継続していれば、S73にて、フラグFLを「0」にし、S74にて、照明器具2を消灯制御し、S61の処理へ戻る。この場合も所定時間の計時動作はメモリ12に設けたカウンタによって行うことになる。また、点灯状態が所定時間継続していなければ、そのままS61の処理へ戻る。
また、S71にて、FL=0を判断すると、S75にて、照明器具2を消灯制御し、S61の処理へ戻る。また、S70にて、照明器具2が消灯中であることを判断すると、そのままS61の処理へ戻る。また、S69にて、Ls≦Lpを判断すると、S76にて、照明器具2が消灯中であるか否かを判断し、消灯中を判断すると、S77にて、フラグFL=1にセットし、S78にて、照明器具2を点灯制御し、S61の処理へ戻る。また、S76にて、照明器具2が点灯中であることを判断すると、そのままS61の処理へ戻る。
前記カウンタが計時する所定時間は、例えばリモートコントローラの操作等によって外部信号により設定するようにしてもよい。このようにすれば所定時間を可変することができる。
このような構成においては、電源を投入して照明器具2を点灯した後、最初に外光照度値Lsが目標照度値Lpを越えたときには、フラグFL=0になっているので、S75にて照明器具2が消灯制御される。その後、外光照度値Lsが目標照度値Lp以下になることがあると、S77にてフラグFL=1にセットされ、S78にて照明器具2が点灯制御される。
この状態で外光照度値Lsが目標照度値Lpを越えることがあると、照明器具2は直ちに消灯制御されることはない。すなわち、FL=1にセットされているので、S72にてこの状態が所定時間継続されているかが判断される。そして、Ls>Lpの状態が所定時間継続されたときのみ照明器具2は消灯制御される。しかし、Ls>Lpの状態が所定時間継続されず、途中でLs≦Lpの状態が判断されるとカウンタがクリアされ、再度所定時間を計時するようになる。
このように、照明器具2が再点灯されたときには、外光照度値Lsが目標照度値Lpを越えても照明器具2を消灯させず、この状態が所定時間継続したとき照明器具2が消灯制御されるので、再点灯時には床面4が目標照度値Lp近傍にあるときに外光の変化があってもその変化が所定時間内であれば影響を受けずに照明器具2は点灯し続けることになる。従って、外光の変化によって照明器具2が頻繁に点灯と消灯を繰り返すのを防止できる。すなわち、照明のちらつきを防止できる。しかも、外光照度値Lsが目標照度値Lpよりも大きい状態が所定時間継続した場合には再点灯した照明器具2を消灯させるので、省エネルギー効果を簡便かつ有効に発揮できる。
本発明の、第1の実施の形態に係る全体の構成を示す図。 同実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図。 同実施の形態における制御装置のマイクロプロセッサが行う照明制御を示す流れ図。 同実施の形態において、例えば、8時から19時までの外光照度値の変化と照明器具の調光度合及び測定照度値の変化との関係の一例を示すグラフ。 本発明の、第2の実施の形態に係る制御装置のマイクロプロセッサが行う照明制御を示す流れ図。 本発明の、第3の実施の形態に係る制御装置のマイクロプロセッサが行う照明制御を示す流れ図。 本発明の、第4の実施の形態に係る制御装置のマイクロプロセッサが行う照明制御を示す流れ図。
符号の説明
2…照明器具、3…照度センサ、5…制御装置、11…マイクロプロセッサ。

Claims (3)

  1. 周囲の明るさを検出する明かり検出手段を用いて床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の調光を制御して床面の照度を略一定に保つようする照明制御装置において、
    前記照明器具を調光下限値で点灯している状態で、前記明かり検出手段より検出される外光を含む測定照度値から、前記照明器具を前記調光下限値で点灯したときの前記外光を含まない照度値を減算して外光照度値を算出する外光照度値算出手段と、この外光照度値算出手段で算出した外光照度値が前記目標照度値よりも大きい状態が予め設定した所定時間継続した場合に前記照明器具を消灯制御する消灯制御手段とを備えたことを特徴とする照明制御装置。
  2. 周囲の明るさを検出する明かり検出手段を用いて床面の照度を測定し、予め記憶した目標照度値になるように照明器具の調光を制御して床面の照度を略一定に保つようする照明制御装置において、
    前記照明器具を調光下限値で点灯している状態で、前記明かり検出手段より検出される外光を含む測定照度値から、前記照明器具を前記調光下限値で点灯したときの前記外光を含まない照度値を減算して外光照度値を算出する外光照度値算出手段と、この外光照度値算出手段で算出した外光照度値が前記目標照度値よりも大きい場合に前記照明器具を消灯制御する消灯制御手段と、この消灯制御手段による前記照明器具の消灯制御後、外光照度値の低下により前記照明器具の再点灯が行われた場合は、予め設定した所定時間前記照明器具の再消灯を禁止する消灯禁止制御手段を備えたことを特徴とする照明制御装置。
  3. 所定時間は、外部信号によって設定することを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
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