JP2003177482A - 光学読み取り用原稿台および光学読み取り装置 - Google Patents

光学読み取り用原稿台および光学読み取り装置

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JP2003177482A JP2001379148A JP2001379148A JP2003177482A JP 2003177482 A JP2003177482 A JP 2003177482A JP 2001379148 A JP2001379148 A JP 2001379148A JP 2001379148 A JP2001379148 A JP 2001379148A JP 2003177482 A JP2003177482 A JP 2003177482A
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antireflection film
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Yoshihiro Oshima
宜浩 大島
Hideaki Tomotsu
英昭 鞆津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過率が高く、製造が容易な反射防止フィルム
を使用する。 【解決手段】透明な原稿台14のうち原稿載置面側に、
透明フィルム32と反射防止膜34からなる反射防止フ
ィルム30A,30Bが貼着される。反射防止膜は、第
1の屈折率を有する第1の層と、この第1の屈折率より
も屈折率が高い第2の屈折率を有する第2の層が交互に
積層された積層膜であって、第2の層は透明導電膜であ
る。このフィルムを原稿台の表面に貼着する。フィルム
は反射率が低く、透過率が高い。そのため、光を有効に
利用でき、原稿のコントラストが高くなる。フィルムを
貼着するだけであるから、製造が容易である。その交換
も貼り直すだけであるから、簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピー装置など
に適用して好適な光学読み取り用原稿台および光学読み
取り装置に関する。詳しくは、透明フィルムと反射防止
膜とで構成された反射防止フィルムを、原稿台用ガラス
板の表面に貼着することで、製造が簡単で、反射防止効
果が優れた光学読み取りを実現したものである。
【0002】
【従来の技術】コピー装置、FAX、OCRなどのスキャ
ナーなどは何れも透明な原稿台の上に原稿を載置して、
原稿の情報を光学的に読み取るようにしている。例え
ば、コピー装置でフラットタイプのものでは、透明なガ
ラス板からなる原稿台の上に複写の対象となる原稿用紙
を載置し、原稿台に光を当て、原稿台からの反射率の差
を読み取って原稿の情報(電気信号)を得るようにして
いる。
【0003】ガラス板に光を当てた場合、光が入射する
面(裏面という)および原稿載置面(表面という)での
光の反射によって、光のロスが発生する。通常の場合、
原稿台の裏面に入射した光のうち8%の光が反射して原
稿面に到達しないと言われている。同じく原稿面に到達
した光も原稿台表面での反射によって8%の光が戻って
こない。
【0004】原稿台の表面には、静電気対策として帯電
防止膜が貼着されている場合が多いが、このような帯電
防止膜が存在するときには、この帯電防止膜によっても
光の反射が起き、14%程度の光のロスが発生すると言
われている。
【0005】このような光学読み取り装置における問題
を解決するための一手段が、「特開2001−5881
号公報(特願平11−225301号)」(以下、先行
技術という)などに開示されている。この先行技術は、
原稿台となるガラス面に直接反射防止膜を成膜する技術
である。ガラス面に反射防止膜を付けると、反射防止膜
を付けない場合よりも原稿台(ガラス板)の両面での反
射率が改善される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この先行技
術では、反射防止膜はスパッタリングによる成膜される
ために、次のような欠点を惹起する。 (1)成膜装置規模が大型化し、その設備費が高騰す
る。 (2)スパッタリングによる成膜であるため、1枚ずつ
ガラス面に成膜するバッチ処理とならざるを得ず、1枚
当たりの成膜コストが高くなる。 (3)原稿自動送り装置を利用して原稿を送りながら原
稿の情報を読み取る方式では、送り込まれた原稿と反射
防止膜(反射防止面)との間で摩擦が生じる。この摩擦
によって反射防止膜が剥離し易くなり、剥離すると、反
射防止膜を修理することができず、ガラス板ごと交換し
なければならない。これによって修理費のコストアップ
を招来する。 (4)固定インクを用いた原稿では、原稿の摩擦力が大
きくなり、原稿台であるガラス面に原稿が張り付いてし
まい、原稿自動送り機構を利用して複写済みの原稿の排
出が困難になる。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に反射防止フィルムを原稿
台の面に貼着することで、製造コストをアップさせるこ
となく従来よりも反射率を改善できる光学読み取り用原
稿台およびそれを使用した光学読み取り装置を提案する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る光学読み取り原
稿台では、透明なガラス板のうち原稿載置面側に、透明
フィルムと反射防止膜からなる反射防止フィルムが貼着
されたことを特徴とする。
【0009】請求項8に記載したこの発明に係る光学読
み取り装置では、原稿載置面側に、透明フィルムと反射
防止膜からなる反射防止フィルムが貼着された光学読み
取り用原稿台と、この光学読み取り用原稿台の下面に設
けられた、この光学読み取り用原稿台と平行に走査する
光源部と、この光源部からの光信号を受光して電気信号
に変換する受光部とで構成されたことを特徴とする。
【0010】請求項13に記載したこの発明に係る光学
読み取り原稿台では、透明なガラス板のうち原稿載置面
側に、透明フィルムと反射防止膜からなる第1の反射防
止フィルムが貼着され、上記原稿載置面とは反対面に、
透明フィルムと反射防止膜からなる第2の反射防止フィ
ルムが貼着されたことを特徴とする。
【0011】請求項19に記載したこの発明に係る光学
読み取り装置では、原稿載置面側に、透明フィルムと反
射防止膜からなる第1の反射防止フィルムが貼着され、
上記原稿載置面とは反対面側に、透明フィルムと反射防
止膜からなる第2の反射防止フィルムが貼着された光学
読み取り用原稿台と、この光学読み取り用原稿台の下面
に設けられた、この光学読み取り用原稿台と平行に走査
する光源部と、この光源部からの光信号を受光して電気
信号に変換する受光部とで構成されたことを特徴とす
る。
【0012】この発明では、少なくとも原稿台を構成す
る透明板(ガラス板など)のうち原稿載置面側に、好ま
しくは両面に反射防止フィルムを貼着する。
【0013】反射防止フィルムは透明フィルムと、この
透明フィルムの一面に貼着された反射防止膜とで構成さ
れ、反射防止膜の表面には必要に応じて撥水性コートが
貼着されたものであり、透明フィルムの他面には粘着剤
が塗布されている。反射防止膜としては屈折率の異なる
第1および第2の層が互い違いに積層された積層膜が使
用されると共に、原稿載置面側には帯電防止機能を有す
るものを使用することができる。
【0014】このような反射防止フィルムを使用する
と、反射率が大幅に改善され、平均すると全体で3%程
度の反射率となる。その結果光の透過率は94%以上と
なる。因みに従来では8%程度の反射率となり、その透
過率は90%前後である。これによって光源からの光を
有効利用でき、コントラストを大幅に改善できる。
【0015】また、反射防止フィルムはガラス面に単に
貼着するだけであるから、貼着する設備規模も小型にな
り、貼着作業も簡単である。また、複数枚のガラス面に
反射防止フィルムを貼着できる枚葉処理も可能であるか
ら、1枚当たりの製造コストが非常に安くなる。
【0016】原稿載置面側の反射防止膜の表面には必要
に応じて撥水性コートをコーティングすることができ
る。原稿載置面とは反対面の反射防止膜としては帯電防
止機能のないものでもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る光学読み
取り用原稿台および光学読み取り装置の一実施形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明に係る光
学読み取り用原稿台を適用した光学読み取り装置をコピ
ー装置に適用したときの実施の形態を示す。図1はその
概念図である。
【0018】図1に示すコピー装置10はその装置本体
12の上面12aに原稿台14が取り付け固定される。
原稿台14は透明なガラス板などが使用され、その上面
に原稿16が載置される。
【0019】原稿台14の裏面(原稿載置面とは反対
面)には原稿台14と平行にスライドして原稿16を光
学的に走査する光源部として機能する光学走査部20が
設けられる。光学走査部20はハロゲンランプなどの光
源22と、光源22からの光の反射光を導く複数の反射
ミラー24a、24b、24cで構成され、反射ミラー
24cの光は受光部26に導かれて受光信号(電気信
号)に変換される。受光部26はCCDなどを使用した
ラインセンサなどが用いられる。
【0020】この発明では原稿台14の少なくとも原稿
載置面側に反射防止フィルム30(30A)が貼着され
る。図1の実施の形態は、原稿台14の両面に反射防止
フィルム30A、30Bが貼着された場合を示す。第1
の反射防止フィルム30Aから図2を参照して説明す
る。
【0021】図2はこの発明に係る光学読み取り用原稿
台100の実施の形態を示すもので、上述したように原
稿台14と、この原稿台14に貼着された反射防止フィ
ルム30とで構成される。
【0022】図2の場合には原稿台14の一面(原稿載
置面)側に第1の反射防止フィルム30Aが、その他面
側に第2の反射防止フィルム30Bが貼着された場合で
ある。第1の反射防止フィルム30Aは、透明フィルム
32と、透明フィルム32の一面に貼着された反射防止
膜34と、他面に塗布された粘着剤層36とで構成され
る。
【0023】透明フィルム32としては、その厚さが1
50〜200μm程度のポリエチレンテレフタレート
(PET)などを使用することができる。
【0024】透明フィルム32の表面に貼着される反射
防止膜34は、反射率を小さくするため、低屈折率材料
を使用した第1の層34aと、これよりも高屈折率材料
を使用した第2の層34bを交互に積層した積層膜が使
用される。
【0025】第1の層34aの低屈折率(第1の屈折
率)は1.5前後の屈折率が好ましく、そのような屈折
率を有する材料としては、製作の容易性と、製作後の安
定性との観点から、一般には酸化膜例えばSiO2などの
酸化膜が適している。後述するようにスパッタリングに
代えて蒸着によって反射防止膜を形成する場合には、酸
化膜に代えてMgF(屈折率は1.3程度)などを使用
することもできる。
【0026】第2の層34bの高屈折率は2.0前後の
屈折率が好ましい。このような屈折率を有する材料とし
ては、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化タンタルなどがあ
るが、この実施の形態では第2の層34bは導電性を持
たせているので、透明導電膜(ITO)が使用される。
透明導電膜を使用することで、反射防止膜34自体に原
稿などが張り付くのを防止できる。つまり帯電防止機能
を付与できる。
【0027】透明導電膜34bの材料としてこの実施の
形態では、酸化スズを10%程度添加した酸化インジウ
ムが利用されている。その屈折率は、1.7〜2.5程
度である。
【0028】この実施の形態では図3に示すように5層
構造の反射防止膜34を例示する。そしてそのときのト
ータルの厚みはできるだけ薄くなるように設計されるも
のであり、実施の形態ではトータルで1000〜200
0Å程度となるように、それぞれの層厚が選定される。
【0029】そしてその表層は第1の層34a、つまり
酸化膜となるように積層順が選ばれ、5層構造の場合に
は第1の層34aが3層で、第2の層34bが2層とな
る。これらを交互に積層するには、スパッタリングが好
適である。順次成膜して反射防止膜30Aが形成され
る。
【0030】なお、この実施の形態では図3に示すよう
に、反射防止膜34Aの表面にさらに撥水性コート38
をコーティングした場合を示す。この撥水性コート38
はフッ素系樹脂(例えばパーフルオロポリエーテル)を
30〜50Åの厚みとなるようにコーティングする。
【0031】透明フィルム32に上述した反射防止膜3
4をスパッタリングによって成膜する場合、1日で10
00平方m以上製作することが可能であるので、その生
産性は高い。
【0032】透明フィルム32の他方の面側には、透明
な粘着剤36が所定の厚みとなるように塗布される。粘
着剤36としてはアクリル系の圧力感応型粘着剤を使用
することができる。
【0033】この粘着剤36を使用して原稿台14の原
稿載置面側に第1の反射防止フィルム34Aが貼着され
る。貼着方法としては陰極線管の表面に反射防止膜を貼
着するときの方法を適用できる。
【0034】原稿台14の裏面側にも図2に示すように
第2の反射防止フィルム30Bが貼着される。第2の反
射防止フィルム30Bも、透明フィルム32と反射防止
膜34とで構成され、反射防止膜34としては図3に示
す5層構造の積層膜を使用することができる。したがっ
てこの例では帯電防止機能を有した反射防止膜である。
ただし、撥水性コートは不要である。
【0035】さて、このように構成された第1および第
2の反射防止フィルム30A、30Bを有する原稿台1
4の反射率および透過率の関係を図4を参照して説明す
る。図4はフィルム1層分の、撥水性コート38をコー
ティングした状態での特性曲線を示す。
【0036】図4の曲線Laは反射率を示す。曲線La
から明らかなように可視光領域での反射率の平均値は大
凡1.5%程度になる。したがって原稿台14の両面に
反射防止フィルム30A,30Bを貼着したときの反射
率は3%程度に抑えることができるから、可視光領域で
の光透過率は曲線Lbのように94〜95%となって、
光源22からの光の大部分を原稿読み取り用として利用
できる。これは屈折率の大きな材料を使用して反射防止
膜を形成すると共に、フィルム全体の厚みを薄くしたた
めと考えられる。
【0037】因みに、従来ではその反射率は曲線Lxの
ようになり、平均すると4%程度となり、したがって原
稿台の両面に反射防止膜を成膜すると、そのときの透過
率は曲線Lyのように90%前後になってしまう。従来
ではこれに帯電防止膜を貼着しているので、さらにその
透過率が曲線Lzのように低下してしまう。この発明で
は、反射防止フィルム30自体に帯電防止機能を持たせ
ているので、光をロスするような膜の貼着を限りなく少
なくできる。
【0038】反射率を下げることによって、光信号のコ
ントラストが改善され、白い原稿を読み取るとったとき
でも、真っ白な紙面の用紙を出力できる。従来の場合に
は多少灰色がかった紙面の用紙が出力されてしまう。
【0039】帯電防止機能を付与した反射防止フィルム
30を使用すると、原稿16との間に発生する静電気に
よる原稿台14への原稿16の張り付きを防止できる。
したがって原稿16との間の摩擦を軽減できる。
【0040】さらに、撥水性コート38をコーティング
した場合には原稿16の張り付きを一層軽減できるか
ら、例えば固形インクなどを用いた原稿を使用した場合
でも、原稿台14への張り付きを防止できる。そのた
め、例えば原稿自動送り機構が備わったコピー装置に、
この発明に係る光学読み取り用原稿台10をセットすれ
ば、原稿の張り付きによりジャム(紙づまり)をほぼ完
全に回避できる。
【0041】もちろん、原稿との間の摩擦を軽減できる
ことは、反射防止フィルム30Aに対する余分なストレ
スを掛けないことになるので、反射防止フィルム30A
の剥離に対する耐性が向上することになる。仮に、長期
間の使用によってこの反射防止フィルム30Aが剥離し
た場合でも、原稿台14の原稿載置面に新たな反射防止
フィルムAを貼着すればよい。気泡などが混入しないよ
うに注意しながら作業すればよいので、貼着作業も比較
的簡単である。
【0042】上述した実施の形態では、原稿台14の裏
面に貼着する反射防止フィルム30Bは、原稿載置面側
に貼着される反射防止フィルム30Aと同じものを使用
した。図5は反射防止フィルム30Bとして異なる反射
防止膜40を使用した場合を示す。
【0043】つまり、反射防止フィルム30Bは原稿台
14の裏面側に貼着するため、反射防止膜自体には帯電
防止機能を付与する必要は特にない。そのため、この実
施の形態では図6に示すように第2の反射防止フィルム
30Bとして使用する反射防止膜40としては、透明導
電膜の代わりに導電性を有しない透明膜40bが使用さ
れる。この透明膜40bとしては上述したように高屈折
率の酸化チタン(TiO2)などを使用することができ
る。その他の構成は図3の場合と同じであるので、その
説明は割愛する。もちろん、この場合には撥水性コート
を設ける必要もない。
【0044】また図1に示す実施の形態では、原稿台1
4の両面に反射防止フィルム30を貼着している。この
発明では少なくとも原稿台14の原稿載置面側に反射防
止フィルム30が貼着されていればよい。これは、原稿
載置面側でも反射防止フィルム自体の反射率が1.5%
と低いため、片面での貼着でも従来よりは反射率を低下
させることができ、光透過率を改善できるからである。
【0045】上述した実施の形態では、この発明に係る
光学読み取り用原稿台をコピー装置に設けられた原稿台
に適用し、この発明に係る光学読み取り装置をコピー装
置に適用したが、光学的に原稿を読み取るFAX、OC
Rなどのスキャナーなどの光学読み取り用原稿台や光学
読み取り装置としてこの発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、透明
フィルムと反射防止膜で構成された反射防止フィルムを
少なくとも原稿台の原稿載置面側に貼着するか、その両
面に貼着して光学読み取り用原稿台を構成したものであ
り、そのような原稿台を用いて光学読み取り装置を構成
したものである。
【0047】これによれば、反射防止膜の反射率を改善
できるので、透過率が高くなり、原稿読み取り用の光源
からの光を有効に利用できる。結果として光学走査して
得られた静止画像のコントラストが向上することにな
る。
【0048】反射防止膜には帯電防止機能が付与されて
いるので、これによって原稿の原稿台への張り付きを軽
減でき、撥水性コートと相俟って原稿の原稿台に対する
摩擦を軽減できる。その結果、原稿自動送り機構が備え
られ、固形インクを使用した原稿を使用した場合でも、
紙づまりを防止できる。
【0049】反射防止フィルムは原稿台のガラス面に単
に貼着するだけであるから、従来のようなスパッタリン
グ装置などを使用する必要がない。多数枚の反射防止フ
ィルムを同時に処理する、枚葉処理も可能であり、その
製造コストが安価になる。剥離した場合でも簡単に反射
防止フィルムを交換できるので、その再生コスト(修理
コスト)も非常に安くなるなどの特徴を有する。もちろ
ん、誤って原稿台へ衝撃を与えたような場合でも反射防
止フィルムによるガラス破片の飛散防止効果を発揮する
ので、安全性に優れている。
【0050】したがってこの発明は、コピー装置、FA
X、スキャナーなどの光学読み取り系に適用して極めて
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光学読み取り装置をコピー装置
に適用したときの実施の形態を示す概念図である。
【図2】この発明に係る光学読み取り用原稿台の実施の
形態を示す断面図である。
【図3】この発明に適用できる反射防止膜の構成例を示
す断面図である。
【図4】反射防止シートを含めた原稿台の反射率および
透過率を示す特性図である。
【図5】この発明に係る光学読み取り用原稿台の他の実
施の形態を示す断面図である。
【図6】この発明に適用できる反射防止膜の他の構成例
を示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・コピー装置、12・・・装置本体、14・・
・原稿台、16・・・原稿、20・・・光源走査部、2
6・・・受光部、30(30A,30B)・・・反射防
止フィルム、32・・・透明フィルム、34,40・・
・反射防止膜、36・・・粘着剤層、38・・・撥水性
コート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H012 CA30 2K009 AA08 BB24 CC03 CC26 DD04 EE02 EE03 5C072 AA01 BA02 CA02 DA02 DA04 DA21 EA05 LA02 XA01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なガラス板のうち原稿載置面側に、
    透明フィルムと反射防止膜からなる反射防止フィルムが
    貼着されたことを特徴とする光学読み取り用原稿台。
  2. 【請求項2】 上記透明フィルムは、ポリエチレンテレ
    フタレートが使用されることを特徴とする請求項1記載
    の光学読み取り用原稿台。
  3. 【請求項3】 上記反射防止膜は、帯電防止機能を有し
    た多層の積層膜であることを特徴とする請求項1記載の
    光学読み取り用原稿台。
  4. 【請求項4】 上記反射防止膜は、第1の屈折率を有す
    る第1の層と、この第1の屈折率よりも屈折率が大きい
    第2の屈折率を有する第2の層が、交互に積層された積
    層膜で構成されたことを特徴とする請求項3記載の光学
    読み取り用原稿台。
  5. 【請求項5】 上記第1の層は酸化膜であり、第2の層
    は透明導電膜であり、上記反射防止膜の表層は上記第1
    の層であることを特徴とする請求項4記載の光学読み取
    り用原稿台。
  6. 【請求項6】 上記反射防止膜は、スパッタリングによ
    る成膜であることを特徴とする構成4記載の光学読み取
    り用原稿台。
  7. 【請求項7】 上記反射防止フィルムの表面には、撥水
    性コートがコーティングされたことを特徴とする請求項
    1記載の光学読み取り用原稿台。
  8. 【請求項8】 原稿載置面側に、透明フィルムと反射防
    止膜からなる反射防止フィルムが貼着された光学読み取
    り用原稿台と、 この光学読み取り用原稿台の下面に設けられた、この光
    学読み取り用原稿台と平行に走査する光源部と、 この光源部からの光信号を受光して電気信号に変換する
    受光部とで構成されたことを特徴とする光学読み取り装
    置。
  9. 【請求項9】 上記反射防止膜は、帯電防止機能を有し
    た多層の積層膜であることを特徴とする請求項8記載の
    光学読み取り装置。
  10. 【請求項10】 上記反射防止膜は、第1の屈折率を有
    する第1の層と、この第1の屈折率よりも屈折率が大き
    い第2の屈折率を有する第2の層が、交互に積層された
    積層膜で構成されたことを特徴とする請求項9記載の光
    学読み取り装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の層は酸化膜であり、第2の
    層は透明導電膜であり、上記反射防止膜の表層は上記第
    1の層であることを特徴とする請求項10記載の光学読
    み取り装置。
  12. 【請求項12】 上記反射防止フィルムの表面には、撥
    水性コートがコーティングされたことを特徴とする請求
    項8記載の光学読み取り装置。
  13. 【請求項13】 透明なガラス板のうち原稿載置面側
    に、透明フィルムと反射防止膜からなる第1の反射防止
    フィルムが貼着され、 上記原稿載置面とは反対面に、透明フィルムと反射防止
    膜からなる第2の反射防止フィルムが貼着されたことを
    特徴とする光学読み取り用原稿台。
  14. 【請求項14】 上記第1の反射防止フィルムを構成す
    る反射防止膜は、帯電防止機能を有した積層膜であるこ
    とを特徴とする請求項13記載の光学読み取り用原稿
    台。
  15. 【請求項15】 上記第1および第2の反射防止フィル
    ムにおける反射防止膜は、第1の屈折率を有する第1の
    層と、この第1の屈折率よりも屈折率が大きい第2の屈
    折率を有する第2の層が、交互に積層された積層膜で構
    成されたことを特徴とする請求項14記載の光学読み取
    り用原稿台。
  16. 【請求項16】 上記第1の反射防止フィルムの反射防
    止膜を構成する上記第1の層は酸化膜であり、上記第2
    の層は透明導電膜であり、上記反射防止膜の表層は上記
    第1の層であることを特徴とする請求項15記載の光学
    読み取り用原稿台。
  17. 【請求項17】 上記第1の反射防止フィルムの表面に
    は、撥水性コートがコーティングされたことを特徴とす
    る請求項13記載の光学読み取り用原稿台。
  18. 【請求項18】 上記第2の反射防止フィルムの反射防
    止膜を構成する上記第1の層は酸化膜であり、第2の層
    は導電性を有しない透明膜又は透明導電膜であることを
    特徴とする請求項15記載の光学読み取り用原稿台。
  19. 【請求項19】 原稿載置面側に、透明フィルムと反射
    防止膜からなる第1の反射防止フィルムが貼着され、上
    記原稿載置面とは反対面側に、透明フィルムと反射防止
    膜からなる第2の反射防止フィルムが貼着された光学読
    み取り用原稿台と、 この光学読み取り用原稿台の下面に設けられた、この光
    学読み取り用原稿台と平行に走査する光源部と、 この光源部からの光信号を受光して電気信号に変換する
    受光部とで構成されたことを特徴とする光学読み取り装
    置。
  20. 【請求項20】 少なくとも上記第1の反射防止フィル
    ムを構成する上記反射防止膜は、帯電防止機能を有した
    多層の積層膜であることを特徴とする請求項19記載の
    光学読み取り装置。
  21. 【請求項21】 上記反射防止膜は、第1の屈折率を有
    する第1の層と、この第1の屈折率よりも屈折率が大き
    い第2の屈折率を有する第2の層が、交互に積層された
    積層膜で構成されたことを特徴とする請求項19記載の
    光学読み取り装置。
  22. 【請求項22】 上記第1の反射防止フィルムの反射防
    止膜を構成する第1の層は酸化膜であり、第2の層は透
    明導電膜であり、 上記第2の反射防止フィルムの反射防止膜を構成する第
    1の層は酸化膜であり、第2の層は透明導電膜又は導電
    性を有しない透明膜であって、上記反射防止膜の表層は
    上記第1の層であることを特徴とする請求項21記載の
    光学読み取り装置。
  23. 【請求項23】 上記第1の反射防止フィルムの表面に
    は、撥水性コートがコーティングされたことを特徴とす
    る請求項19記載の光学読み取り装置。
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