JP2003173821A - 非水電解質電池 - Google Patents

非水電解質電池

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JP2003173821A JP2002274966A JP2002274966A JP2003173821A JP 2003173821 A JP2003173821 A JP 2003173821A JP 2002274966 A JP2002274966 A JP 2002274966A JP 2002274966 A JP2002274966 A JP 2002274966A JP 2003173821 A JP2003173821 A JP 2003173821A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高エネルギー密度化により低空孔率電極を使
用した場合でも、電池のハイレート特性や低温特性が劣
化しない非水電解質電池を提供する。 【解決手段】 正極、負極、セパレータおよび非水電解
質を有し、前記正極の空孔率が25%以下であり、かつ
非水電解質の塩濃度が伝導度ピークを与える濃度を超え
ている構成の非水電解質電池とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリチウムイオン二次
電池等を含む非水電解質電池に関する
【0002】
【従来の技術】近年の携帯機器の発展には目覚しいもの
があり、その原動力の一つとしてリチウムイオン二次電
池を初めとする高エネルギー電池によるところが大き
い。現在リチウム二次イオン電池の市場は年間3000
億円を超え、今後とも様々な携帯機器の発展が予測で
き、それに伴う電池製造技術の進歩も要請されている。
【0003】このようなリチウムイオン二次電池は、通
常、正極、負極、液体あるいはポリマー電池と称するタ
イプでは固体電解質層から構成される。この正負極電極
材料は、正極活物質、負極活物質を導電助剤、結着剤、
と混合して集電体上に塗布したものである。
【0004】このようなリチウムイオン二次電池および
リチウムイオンポリマー電池において、その開発動向と
して電池の更なる高エネルギー密度化が要求されてい
る。特に一定スペースに高容量を詰め込む体積エネルギ
ー密度の向上に関して、非常に強い要求がある。電池の
高エネルギー密度化は、正・負極活物質の高容量化でも
達成可能だが、従来の正・負極活物質を使用しても、電
極の高密度化により達成可能である。
【0005】電極の高エネルギー密度化は、塗布等によ
る電極作成後に、高い圧力で電極構成材料を低空孔率化
することで達成できる。
【0006】しかしながら、上記のような低空孔率電極
を電池に使用した場合、通常Liイオン電池で使用され
ている電極と比較して、Liイオンの拡散が劣るため、
低空孔率化をするほど、電池のハイレート特性や低温特
性が劣化し、高エネルギー密度化が可能であっても、電
池特性が実用レベルに至らないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高エ
ネルギー密度化により低空孔率電極を使用した場合で
も、電池のハイレート特性や低温特性が劣化しない非水
電解質電池を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち上記目的は、以
下の本発明の構成により達成される。 (1) 正極、負極、セパレータおよび非水電解質を有
し、前記正極の空孔率が25%以下であり、かつ非水電
解質の塩濃度が伝導度ピークを与える濃度を超えている
非水電解質電池。 (2) 前記非水電解質の塩濃度が1mol・dm-3 より高
い上記(1)の非水電解質電池。 (3) 前記正極の単位面積あたりの活物質坦持量が2
0mg/cm2 以上である上記(1)または(2)の非水電
解質電池。 (4) 積層型構造である上記(1)〜(3)のいずれ
かの非水電解質電池。
【0009】
【発明の実施の形態】現在、市販されているリチウムイ
オン電池及びリチウムイオンポリマー電池の大部分は、
その支持電解質塩に六フッ化リン酸リチウムが使用され
ている。この系では、通常、塩濃度1mol・dm-3 付近に
イオン伝導度のピークがあり、実際、市販されている電
池では、その大部分が塩濃度は約1mol・dm-3 である。
【0010】しかしながら、伝導度ピークの塩濃度、好
ましくは1mol・dm-3 程度で、前述した高エネルギー密
度電極を使用して電池を作成すると、ハイレート特性、
低温特性が劣化し、実用レベルに至らないという問題が
あった。この問題は電極内部でのリチウムイオンの拡散
に起因するものと考えられおり、この改善は非常に困難
であると考えられていた。
【0011】しかし、本発明者らが種々検討を行った結
果、低空孔率の高エネルギー密度電極においては、イオ
ン伝導度ピークとなる濃度、好ましくは1mol・dm-3
近ではなく、それよりも高濃度の塩濃度にすることで、
高率充放電特性、および低温充放電特性を改善できるこ
とを見いだした。通常電極では、イオン伝導度ピークで
電池特性もピークとなるが、低空孔率の高エネルギー密
度電極では、イオンの拡散が通常電極よりも非常に劣る
ため、電極内部のリチウムイオンの分布に濃淡の差が顕
著になり、そのため、濃度分極が大きくなり、そのこと
が特性劣化を支配していたためと考えられる。
【0012】本発明の電池の電解質中の塩濃度は、イオ
ン伝導度のピークを与える濃度(以下ピーク濃度)より
も高い濃度に設定する。また、好ましくは前記ピーク濃
度の110%以上、特に130%以上に設定するとよ
い。その上限としては、前記ピーク濃度の300%以
下、特に250%以下が好ましい。
【0013】イオン伝導度のピークを与える濃度は、塩
の種類によっても異なるが、通常用いられている塩、特
に六フッ化リン酸リチウム(LiPF6 )等の下記に例
示される塩では1mol・dm-3 付近であり、それより高い
濃度とすることが好ましく、特に1.3mol・dm-3 以上
である。その上限としては、3mol・dm-3 程度である。
【0014】また、電極は高密度化されるために圧縮さ
れており、その空孔率は、25%以下、好ましくは20
%以下である。その下限としては、5%程度である。空
孔率は、例えば下記式により求めることができる。 (式) 空孔率P(%)=〔1−単位面積当たりの活物質坦持量/ (塗膜厚さ×塗膜中の活物質比×塗膜真密度)〕×100
【0015】電極等の圧縮は、個々にロールプレスなど
の圧縮手段により圧縮され、高密度化される。圧縮の際
の圧力としては、ロールプレスの線圧に換算して150
kg/cm〜800kg/cm程度である。
【0016】電極の高密度化にはセパレータや集電体等
の電池容量に関係しない部分を減少することができるた
め、活物質の高担持量化も有効である。しかしながら、
市販されているリチウムイオン電池は、その大部分が巻
回型で作成されているため、活物質を高坦持量化する
と、電極を巻き取る際に、クラックなどが発生するとい
う問題が生じる。
【0017】そのため、高坦持量・低空孔率の高エネル
ギー密度電極を電池に用いるには、積層型電池の方が好
ましい。
【0018】正極の単位面積あたりの活物質坦持量は、
20mg/cm2 以上、特に23mg/cm 2 以上が好ましく、
その上限としては100mg/cm2 程度である。
【0019】本発明は、集電体材料、集電体材料に塗布
された正極活物質材料、結着剤からなる正極、同様に集
電体材料、集電体材料に塗布された負極活物質,結着剤
からなる負極を有するる電池に関するものであり,この
正極,負極材料が対向して形成される電池において、
正、負極、非水電解質層が介在した非水電解質電池を対
象とする。
【0020】<非水電解質二次電池>負極には、炭素材
料、リチウム金属、リチウム合金あるいは酸化物材料の
ような負極活物質を用い、正極には、リチウムイオンが
インターカレート・デインターカレート可能な酸化物ま
たは炭素材料のような正極活物質を用いることが好まし
い。このような電極を用いることにより、良好な特性の
リチウム二次電池を得ることができる。
【0021】電極活物質として用いる炭素材料は、例え
ば、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)、天然あ
るいは人造の黒鉛、樹脂焼成炭素材料、カーボンブラッ
ク、炭素繊維などから適宜選択すればよい。これらは粉
末として用いられる。中でも黒鉛が好ましく、その平均
粒子径は1〜30μm 、特に5〜25μm であることが
好ましい。平均粒子径が小さすぎると、充放電サイクル
寿命が短くなり、また、容量のばらつき(個体差)が大
きくなる傾向にある。平均粒子径が大きすぎると、容量
のばらつきが著しく大きくなり、平均容量が小さくなっ
てしまう。平均粒子径が大きい場合に容量のばらつきが
生じるのは、黒鉛と集電体との接触や黒鉛同士の接触に
ばらつきが生じるためと考えられる。
【0022】正極活物質として用いる金属酸化物は、リ
チウムを含有するものが好ましく、リチウムイオンがイ
ンターカレート・デインターカレート可能な酸化物とし
ては、リチウムを含む複合酸化物が好ましく、例えば、
LiCoO2、LiMn24、LiNiO2、LiV24
などが挙げられる。これらの酸化物の粉末の平均粒子径
は1〜40μm 程度であることが好ましい。
【0023】電極には、必要により導電助剤が添加され
る。導電助剤としては、好ましくは黒鉛、カーボンブラ
ック、炭素繊維、ニッケル、アルミニウム、銅、銀等の
金属が挙げられ、特に黒鉛、カーボンブラックが好まし
い。
【0024】電極組成は、正極では、重量比で、活物
質:導電助剤:ゲル電解質=30〜95:3〜10:2
〜70の範囲が好ましく、負極では、質量比で、活物
質:導電助剤:ゲル電解質=30〜95:0〜10:5
〜70の範囲が好ましい。ゲル電解質は、特に限定され
ず、通常用いられているものを用いればよい。また、ゲ
ル電解質を含まない電極も好適に用いられる。この場
合、バインダとしてはフッ素樹脂、フッ素ゴム等を用い
ることができ、バインダの量は3〜30質量%程度とす
る。
【0025】電極の製造は、まず、活物質と必要に応じ
て導電助剤を、ゲル電解質溶液またはバインダ溶液に分
散し、塗布液を調製する。
【0026】そして、この電極塗布液を集電体に塗布す
る。塗布する手段は特に限定されず、集電体の材質や形
状などに応じて適宜決定すればよい。一般に、メタルマ
スク印刷法、静電塗装法、ディップコート法、スプレー
コート法、ロールコート法、ドクターブレード法、グラ
ビアコート法、スクリーン印刷法等が使用されている。
【0027】その後、必要に応じて、平板プレス、カレ
ンダーロール等により圧延処理を行う。
【0028】集電体は、電池の使用するデバイスの形状
やケース内への集電体の配置方法などに応じて、適宜通
常の集電体から選択すればよい。一般に、正極にはアル
ミニウム等が、負極には銅、ニッケル等が使用される。
なお、集電体は金属箔、金属メッシュなどが、通常、使
用される。金属箔よりも金属メッシュの方が電極との接
触抵抗が小さくなるが、金属箔でも十分小さな接触抵抗
が得られる。
【0029】そして、溶媒を蒸発させ、電極を作製す
る。塗布厚は、50〜400μm 程度とすることが好ま
しい。
【0030】電解液は一般に電解質塩と溶媒よりなる。
電解質塩としては、例えば、LiClO4 、LiPF
6 、LiBF4 、LiAsF6 、LiCF3SO3 、L
iCF3CF2SO3 、LiC(CF2SO22 、LiN
(CF3 SO22 、LiN(CF3 CF2 SO2
2 、LiN(CF3 SO2 )(C49SO2 )2 、および
LiN(CF3 CF2 CO)2 等の1種または2種以上
の混合リチウム塩が適用できる。
【0031】電解液の溶媒としては、電解質塩との相溶
性が良好なものであれば特に制限はされないが、リチウ
ム電池等では高い動作電圧でも分解の起こらない極性有
機溶媒、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロ
ピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート、
ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネー
ト、エチルメチルカーボネート等のカーボネート類、テ
トラヒドロフラン(THF)、2−メチルテトラヒドロ
フラン等の環式エーテル、1,3−ジオキソラン、4−
メチルジオキソラン等の環式エーテル、γ−ブチロラク
トン等のラクトン、スルホラン等が好適に用いられる。
3−メチルスルホラン、ジメトキシエタン、ジエトキシ
エタン、エトキシメトキシエタン、エチルジグライム等
を用いてもよい。
【0032】このような電解液にセパレータとなる高分
子膜を浸漬すると、高分子膜が電解液を吸収してセパレ
ータとして機能する。
【0033】セパレータを形成するセパレータシート
は、その構成材料がポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフイン類の一種又は二種以上(二種以上の場
合、二層以上のフィルムの張り合わせ物などがある)、
ポリエチレンテレフターレートのようなポリエステル
類、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体のよう
な熱可塑性フッ素樹脂類、セルロース類などである。シ
ートの形態はJIS−P8117に規定する方法で測定した通気
度が5〜2000秒/100cc程度、厚さが5〜100
μm 程度の微多孔膜フィルム、織布、不織布などがあ
る。
【0034】セパレータにはゲル型高分子を用いてもよ
い。例えば、 (1)ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサ
イド等のポリアルキレンオキサイド、 (2)エチレンオキサイドとアクリレートの共重合体、 (3)エチレンオキサイドとグリシルエーテルの共重合
体、 (4)エチレンオキサイドとグリシルエーテルとアリル
グリシルエーテルとの共重合体、 (5)ポリアクリレート (6)ポリアクリロニトリル (7)ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−塩
化3フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキ
サフルオロプロビレンフッ素ゴム、フッ化ビニリデン
“テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン
フッ素ゴム等のフッ素系高分子等が挙げられる。
【0035】ゲル高分子は電解液と混ぜてもよく、また
セパレータや電極に塗布をしてもよい。さらに、開始剤
を入れることにより、紫外線、EB、加熱等でゲル高分
子を架橋させてもよい。
【0036】また、高分子固体電解質と組み合わせる電
極は、リチウム二次電池の電極として公知のものの中か
ら適宜選択して使用すればよく、好ましくは電極活物質
とゲル電解質、必要により導電助剤との組成物を用い
る。
【0037】また、特開平9−219184号公報、特
開2000−223107号公報、特開2000−10
0408号公報に記載されているセパレータを用いるこ
ともできる。
【0038】セパレータの組成を樹脂/電解液で示した
場合、膜の強度、イオン伝導度の点から、電解液の比率
は40〜90質量%が好ましい。
【0039】上記のように作成した電極をセパレータと
交互に積層、あるいは捲回する事によって電池が作成さ
れる。
【0040】本発明はこうした構成に対して、電極を高
担持量、低空孔率化することで、電極を高エネルギー密
度化し、かつ、非水電解質の塩濃度を伝導度ピークを与
える濃度、好ましくは1mol・dm-3 よりも高濃度にする
ことで、電池の高率充放電特性および低温充放電特性を
劣化させることなく、高エネルギー密度の電池を提供す
ることができる。
【0041】
【実施例】以下本発明について実施例を用いて説明する <実施例1>正極活物質としてLiCoO2 (90重量
部)と、導電助剤としてカーボンブラック(6重量部)
及び結着割としてPVDF:Kynar761A(4重量部)を
混合して正極合剤とし、N−メチル−2−ピロリドン
(NMP)を溶剤として分散させ、スラリー状にした。
集電体であるAl箔上に、得られたスラリーを塗布して
乾燥し、正極とした。単位面積辺りの正極活物質坦持量
を24mg/cm2 、空孔率を20%とした。
【0042】負極活物質として人造黒鉛粉末(90重量
部)と、結着剤としてPVDF:Kynar761A(10重量
部)とをN−メチル−2−ピロリドンで分散させ、スラ
リー状とした。このスラリーを負極集電体であるCu箔
上に塗布して乾焼し、負極とした。単位面積辺りの活物
質担持量を12mg/cm2 、空孔率を27%とした。
【0043】電解液にはエチレンカーボネート(30体
積部)とジエチルカーボネート(70積部)とを混合溶
媒とし、塩濃度1.5mol・dm-3 のLiPF6 を支持塩
とした非水電解液を調整した。
【0044】固体電解質成分として下記のものを用い
た。 マトリックスポリマー:Kynar761A ポリオレフインフイルム:旭化成製 ポリエチレン(P
E) H6022 成膜原液:2wt%−Kynar761A/NMP+1wt%L-77
(日本ユニカー(株)製)
【0045】上記ポリオレフインフイルムを成膜原液に
浸漬し、その後浸漬物をロールでしごき、余分な成膜原
液を除去した。そのシートを水中に投下することによ
り、成膜原液中のポリマーをポリオレフィンフイルム上
に多孔質状でゲル化させた。
【0046】ここで得たゲル電解質シートを、正極と負
極に挟み、積層し、積層体をアルミラミネートフィルム
に入れた後に電解液を含浸させ、密閉して80℃の熱プ
レスをかけ、積層型固体電解質リチウム電池を作製し
た。
【0047】〔実施例2〕実施例1において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.3mol・dm-3とし
た。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0048】〔実施例3〕実施例1において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.75mol・dm- 3 とし
た。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0049】〔実施例4〕実施例1において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を2.0mol・dm-3とし
た。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0050】〔実施例5〕実施例1において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を2.5mol・dm-3とし
た。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0051】〔比較例1〕実施例1において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm-3とし
た。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0052】〔比較例2〕実施例1において正極活物質
坦持量を17mg/cm2 、負極活物質坦持量を8.5mg/cm
2 とした。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解
質状リチウム電池を作製した。
【0053】〔比較例3〕比較例2において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm-3とし
た。その他は、比較例2と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0054】〔実施例6〕実施例1において正極活物質
坦持量を28mg/cm2 、負極活物質坦持量を14mg/cm2
とした。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質
状リチウム電池を作製した。
【0055】〔比較例4〕実施例6において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm-3とし
た。その他は、実施例6と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0056】〔比較例5〕実施例6において、正極空孔
率を34%とした。その他は、実施例6と同様に積層型
固体電解質状リチウム電池を作製した。
【0057】〔比較例6〕実施例6において、正極空孔
率を34%、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm- 3 とし
た。その他は、実施例6と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0058】〔実施例7〕実施例1において、正極空孔
率を10%とした。その他は、実施例1と同様に積層型
固体電解質状リチウム電池を作製した。
【0059】〔比較例7〕実施例7において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm-3とし
た。その他は、実施例7と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0060】〔実施例8〕実施例1において、正極空孔
率を15%とした。その他は、実施例1と同様に積層型
固体電解質状リチウム電池を作製した。
【0061】〔比較例8〕実施例8において電解液調整
にあたり、LiPF6 塩濃度を1.0mol・dm-3とし
た。その他は、実施例8と同様に積層型固体電解質状リ
チウム電池を作製した。
【0062】〔実施例9〕実施例1において、電解液調
整にあたり、支持塩をLiPF6 に代えてLiClO4
とした。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解質
状リチウム電池を作製した。
【0063】〔比較例9〕実施例9において、LiCl
4 の塩濃度を1.0mol・dm-3 とした。その他は、実
施例9と同様に積層型固体電解質状リチウム電池を作製
した。
【0064】〔実施例10〕実施例1において、電解液
調整にあたり、支持塩を塩濃度1.4mol・dm-3 のLi
N(SO2252 と、塩濃度0.1mol・dm-3 のL
iPF6 との混合塩(計1.5mol・dm-3 )となるよう
に調整した。その他は、実施例1と同様に積層型固体電
解質状リチウム電池を作製した。
【0065】〔比較例10〕実施例10において、電解
液調整にあたり、支持塩を塩濃度0.9mol・dm-3のL
iN(SO2252 と、塩濃度0.1mol・dm-3
LiPF6 との混合塩(計1.0mol・dm-3 )となるよ
うに調整した。その他は、実施例10と同様に積層型固
体電解質状リチウム電池を作製した。
【0066】〔実施例11〕実施例1において、電解液
調整にあたり、支持塩を塩濃度1.4mol・dm-3 のLi
N(SO2CF32 と、塩濃度0.1mol・dm-3 のLi
PF6 との混合塩(計1.5mol・dm-3 )となるように
調整した。その他は、実施例1と同様に積層型固体電解
質状リチウム電池を作製した。
【0067】〔比較例11〕実施例11において、電解
液調整にあたり、支持塩を塩濃度0.9mol・dm-3のL
iN(SO2CF32 と、塩濃度0.1mol・dm-3 のL
iPF6 との混合塩(計1.5mol・dm-3 )となるよう
に調整した。その他は、実施例11と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0068】〔実施例12〕実施例1において、電解液
調整にあたり、プロピレンカーボネート(PC)とエチ
レンカーボネート(EC)とで体積比9:1の混合溶媒
とし、塩濃度1.5mol・dm-3 のLiPF6 を支持塩と
し、1,3,2−ジオキサチオラン−2,2−ジオキサ
イド5重量部添加し、調整した。その他は、実施例1と
同様に積層型固体電解質状リチウム電池を作製した。
【0069】〔実施例13〕実施例12において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を2.0mol・dm
-3 とした。その他は、実施例12と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0070】〔実施例14〕実施例12において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を2.5mol・dm
-3 とした。その他は、実施例12と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0071】〔比較例12〕実施例12において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を1.0mol・dm
-3 とした。その他は、実施例12と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0072】〔比較例13〕実施例12において、正極
空孔率を34%とした。その他は、実施例12と同様に
積層型固体電解質状リチウム電池を作製した。
【0073】〔比較例14〕比較例13において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を1.0mol・dm
-3 とした。その他は、比較例13と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0074】〔比較例15〕比較例13において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を2.0mol・dm
-3 とした。その他は、比較例13と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0075】〔比較例16〕比較例13において、電解
液調整にあたり、LiPF6 の塩濃度を2.5mol・dm
-3 とした。その他は、比較例13と同様に積層型固体
電解質状リチウム電池を作製した。
【0076】上記実施例と比較例で作成した電池を23
℃において0.5C定電流で充電終止電圧4.2V、所
定の電流値にて放電終止電圧3.0Vの充放電試験を行
い、放電レート特性を評価した。また、1C定電流で充
電終止電圧4.2V、放電終止電圧3.0Vの充放電試
験を繰り返し、サイクル特性を評価した。さらに、23
℃において、1C定電流で終止電圧4.2Vまで充電し
た後、各温度にて1C定電流で終止電圧3.0Vまで放
電させ、低温特性を評価した。
【0077】図1に実施例1〜5及び比較例1の各放電
レートにおける放電容量を示す。放電容量は、比較例1
における0.2C放電容量を基準(100%)としでパ
ーセンテージにて表した。通常、電解液の伝導率が最大
値を示す1M LiPF6 塩濃度においては、ハイレー
ト放電になるほど放電容量が大きく劣化しているのに対
し、1M以上の塩濃度にすることによって劣化が抑えら
れているのがわかる。
【0078】図2に実施例3,5及び比較例1の放電曲
線を示す。塩濃度1Mにおいては、ハイレートでの分極
が大きく容量が劣化しているのに対し、塩濃度増加によ
り分極が抑えられている。これは、塩濃度を高めること
により、電極内部での濃度分極が抑えられハイレートで
の容量劣化が小さくなったものと考えられる。しかしな
がら、塩濃度を高めすぎると電解液粘度増による容量減
の影響が大きくなり、特に低レートでの容量劣化が生ず
ることもわかった。
【0079】図3に実施例1〜5及び比較例1の各温度
における1C放電容量を示す。放電容量は、各比較例で
の25℃における1C放電容量を基準(100%)とし
てパーセンテージにて表した。また、図4に0℃、25
℃での実施例1と比較例1の放電曲線を示す。低温時に
関しても1M塩濃度では分極が大きく、放電容量が劣化
しているのに対し、塩濃度を増加させることによって、
分極を抑え容量劣化を小さくできることがわかった。
【0080】図5に実施例3,5及び比較例1での1C
サイクル特性を示す。塩濃度1Mにおいては、容量維持
率80%に至るサイクル数が200サイクル程度である
のにに対し、塩濃度1.75M、2.5Mでは、それぞ
れ600サイクル、400サイクル程度と大幅に向上し
た。これに関しても塩濃度増加により電極内部でのLi
イオンの偏在が減少したため、電極反応がより均一に生
ずることにより、サイクル特性が向上したと思われる。
【0081】図6に比較例2、3での放電曲線を示す。
塩濃度を1.5Mにしても、特性の向上は見られない。
低空孔率化電極においても、活物質坦持量が少ない場
合、単位面積当たりに流れる電流が少ないことに加え、
電極の厚さも薄く、電極界面での反応に対し速やかに電
極内部への拡散が行われていると考えられる。よって、
電極活物質坦持量が少ない場合、塩濃度増加による特性
向上は小さい。逆に活物質坦持量が多い堤合は、電極内
部でのLi拡散が遅いことによる濃度分極(図7)が大
きく、放電レートを増すことによる容量劣化が大きい
為、塩濃度増加は有効であるといえる(図8)。
【0082】図9に高活物質担持量、高空孔率電極での
1M塩濃度(比較例6)と1.5M塩濃度(比較例5)
との放電曲線を示し、図10には0℃と25℃との1C
放電曲線を示す。高活物質担持量の場合でも空孔率が高
いときには、塩濃度増加により若干のレート特性向上は
生じたものの、ハイレート時でも低温時でも低空孔率時
のような分極改善は見られなかった。
【0083】図11に実施例7,8、比較例7,8での
放電レート特性を示す。低空孔率になるほど、レート特
性は劣化していくが、塩濃度を高めることによって、大
幅に劣化を防げていることがわかる。
【0084】実施例9〜11,比較例9〜11でのハイ
レート放電(2C)特性を図12に示し、低温環境下
(0℃)での放電特性を図13に示した。図12および
図13の結果より、LiPF6 に限らず、それ以外の塩
を用いた場合でも、塩濃度を増大させ、電解液の伝導度
ピークを与える濃度以上の塩濃度とすることによって、
高活物質坦持量で低空孔率のの高エネルギー密度電極を
使用した電池において生じるハイレート放電および低温
環境下放電における容量劣化の抑制効果があることがわ
かった。
【0085】図14に実施例12〜14、比較例12で
の放電レート特性を、図15に比較例13〜16での放
電レート特性を示す。図15から、電解液の溶媒系が異
なる場合であっても、高密度化されていない電極の場合
には、塩濃度を電解液の伝導度ピークを与える濃度以上
にすることによる効果はみられない。一方、図14での
結果から、電解液の溶媒系が異なる場合であっても、高
密度化された電極の場合、ハイレート放電における容量
劣化に対して大きな抑制効果があることが明らかとなっ
た。
【0086】以上の結果より、高活物質坦持量で低空孔
率の高エネルギー密度電極を使用したときに生ずる分極
は、電解液の支持塩濃度を高めることで抑制でき、高エ
ネルギー密度、かつ特性の良好な電池を得ることができ
る。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高エネル
ギー密度化により低空孔率電極を使用した場合でも、電
池のハイレート特性や低温特性が劣化しない非水電解質
電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜5及び比較例1の各放電レートにお
ける放電容量を示すグラフである。
【図2】実施例3,5及び比較例1の放電曲線を示すグ
ラフである。
【図3】実施例1〜5及び比較例1の各温度における1
C放電容量を示すグラフである。
【図4】0℃、25℃での実施例1と比較例1の放電曲
線を示すグラフである。
【図5】実施例3,5及び比較例1での1Cサイクル特
性を示すグラフである。
【図6】比較例2、3での放電曲線を示すグラフであ
る。
【図7】実施例6、比較例4の塩濃度による分極−容量
特性を示したグラフである。
【図8】実施例6、比較例4の充放電容量−放電レート
特性を示すグラフである。
【図9】高活物質担持量、高空孔率電極での1M塩濃度
(比較例6)と1.5M塩濃度(比較例5)との放電曲
線を示すグラフである。
【図10】高活物質担持量、高空孔率電極で0℃と25
℃との1C放電曲線を示すグラフである。
【図11】実施例7,8、比較例7,8での放電レート
特性を示すグラフである。
【図12】実施例9〜11,比較例9〜11でのハイレ
ート放電(2C)特性を示すグラフである。
【図13】実施例9〜11,比較例9〜11での低温環
境下(0℃)での放電特性を示すグラフである。
【図14】実施例12〜14、比較例12での放電レー
ト特性を示すグラフである。
【図15】比較例13〜16での放電レート特性を示す
グラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 篤史 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 丸山 哲 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H029 AJ02 AK03 AL06 AL07 AL12 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 HJ01 HJ08 HJ09 HJ10 5H050 AA02 AA06 BA17 CA07 CA08 CA09 CB07 CB08 CB12 HA01 HA08 HA09 HA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極、負極、セパレータおよび非水電解
    質を有し、 前記正極の空孔率が25%以下であり、かつ非水電解質
    の塩濃度が伝導度ピークを与える濃度を超えている非水
    電解質電池。
  2. 【請求項2】 前記非水電解質の塩濃度が1mol・dm-3
    より高い請求項1の非水電解質電池。
  3. 【請求項3】 前記正極の単位面積あたりの活物質坦持
    量が20mg/cm2 以上である請求項1または2の非水電
    解質電池。
  4. 【請求項4】 積層型構造である請求項1〜3のいずれ
    かの非水電解質電池。
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