JP2003170837A - 衝撃吸収ステアリング装置 - Google Patents

衝撃吸収ステアリング装置

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JP2003170837A JP2001370287A JP2001370287A JP2003170837A JP 2003170837 A JP2003170837 A JP 2003170837A JP 2001370287 A JP2001370287 A JP 2001370287A JP 2001370287 A JP2001370287 A JP 2001370287A JP 2003170837 A JP2003170837 A JP 2003170837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衝撃吸収ステアリング装置のステアリングコラ
ムを車体に取り付けるためのカプセル構造が、車体への
組み付け時に脱落することがある。 【解決手段】本衝撃吸収ステアリング装置1では、ステ
アリングコラム4およびアッパブラケット13をカプセ
ル構造15およびボルト16を介して車体7に固定して
いる。カプセル構造15は一対の固定片18,19を有
し、これらが、アッパブラケット13の左右に延びる取
付座31を上下両側から挟む。下側の固定片19は、主
体部40と、この主体部40から立設される立設部42
と、この立設部42の上部から側方に突出して取付座3
1の上面33と係合する複数の係合突起45とを有す
る。例えば、スタッドボルト16を上方から固定片19
の挿通孔44に通す際、固定片19に下向きの荷重がか
かるとしても、係合突起45の係合は維持され、車体に
ステアリングコラム4を組み付け易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング装置
に関する。特に、自動車の衝突時に、運転者がステアリ
ングホイールにぶつかるときの衝撃を緩和する衝撃吸収
ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】衝撃
吸収ステアリング装置では、例えば、ステアリングシャ
フトを回転自在に支持するステアリングコラムを、衝撃
吸収時に車体から離脱させるようにしている。このため
に、ステアリングコラムに固定されるブラケットに、左
右両側に延びる一対の取付座を設け、この取付座を、そ
の上下両側に配置される一対の固定片を含むカプセル構
造により挟持して車体に取り付けるようにしている。
【0003】カプセル構造は、ブラケットと共にボルト
により車体に共締め固定される。また、カプセル構造に
は、一対の固定片を互いに別体で形成した分割タイプの
ものがある。この分割タイプでは、車体への組み付け時
に下側の固定片が脱落しないようにブラケットの取付座
に仮止めされている。この仮止めには、通例、一方の固
定片に設けられてブラケットを貫通し衝撃吸収時に剪断
される樹脂ピンが利用される。具体的には、一対の固定
片が取付座を挟持する際に、樹脂ピンを他方の固定片の
嵌合孔に圧入することにより仮止めを達成する。
【0004】しかしながら、樹脂ピンの諸元は、衝撃吸
収時の破断荷重を所要値に設定するために決まっている
ので、自在に設定できず、その結果、十分な仮止め力が
得られない。従って、車体から下向きに延びるコラム固
定用のスタッドボルトが、ブラケットの取付座およびこ
れに仮止めされたカプセル構造を貫通して、ステアリン
グコラムを車体に取り付ける場合、スタッドボルトと下
側の固定片の挿通孔との位置がずれていると、スタッド
ボルトが下側の固定片を下方に押して仮止めが外れ、下
側の固定片がブラケットから比較的容易に脱落してしま
うことがある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、車体への組み付け時にブラケットから脱落
することを防止できる分割タイプのカプセル構造を有す
る衝撃吸収ステアリング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、ステアリングコラムを車体に取り付
けるために切欠が形成された取付座を有するブラケット
と、このブラケットの取付座の上下両側に配置され互い
に別体で形成される一対の固定片を有し、車体への固定
用のボルトが挿通する挿通孔を形成するカプセル構造と
を備える衝撃吸収ステアリング装置において、上記下側
の固定片は、取付座の下面と対向する主体部と、この主
体部から上方へ延びる立設部と、この立設部から側方に
突出して取付座の上面と係合する係合突起とを有するこ
とを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置を提供する。
【0007】この発明によれば、ステアリングコラムの
車体への組み付け時に、例えば、車体のスタッドボルト
を挿通孔に上方から挿通させる際に、スタッドボルトが
下側の固定片を押すとしても、係合突起が下側の固定片
を取付座に対して位置規制できるので、下側の固定片が
ブラケットから下方に脱落することを防止できる。その
結果、ステアリングコラムを車体へ組み付け易い。請求
項2に記載の発明は、請求項1に記載の衝撃吸収ステア
リング装置において、上記少なくとも下側の固定片は、
樹脂材料により形成されることを特徴とする衝撃吸収ス
テアリング装置を提供する。この発明によれば、樹脂材
料を用いる場合には、係合突起、立設部および主体部
を、一括して一体に安価に型成形法により形成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の衝撃
吸収ステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。図
1は、上述のステアリング装置の概略構成を示す側面図
である。図2は、図1の正面断面図である。ステアリン
グ装置1は、車輪(図示せず)を操向するためにステア
リングホイール2の動きを伝達するステアリングシャフ
ト3と、このステアリングシャフト3を内部に通して回
転自在に支持するステアリングコラム4とを有してい
る。ステアリングシャフト3の一方の端部5にステアリ
ングホイール2が連結されている。ステアリングホイー
ル2が回されると、その回転がステアリングシャフト
3、ステアリングシャフト3の他方の端部6に一体回転
可能に連結される中間軸(図示せず)等を介して、ピニ
オン、ラック軸等を含む舵取り機構(図示せず)に伝達
され、これにより車輪を操向することができる。
【0009】ステアリング装置1は、例えば、ステアリ
ングホイール2を上側となるようにして、ステアリング
シャフト3の軸方向を、車両の前後方向に対して斜めに
して、車体7(一点鎖線で一部を図示。)に取り付けら
れるが、以下では、ステアリングシャフト3の軸方向を
前後方向に沿わせた状態を基に方向を説明する。また、
各図には、前後方向および軸方向(矢印X参照)、左右
方向(矢印Y参照)、および上下方向(矢印Z参照)を
図示している。
【0010】ステアリングシャフト3は、これの後部を
構成するアッパシャフト8と、前部を構成するロワシャ
フト9とを有している。アッパシャフト8とロワシャフ
ト9とは、軸方向に沿う方向に互いに相対移動可能に且
つ一体回転するように、スプライン構造等の継手構造に
より互いに連結されて、複数の軸受(図示せず)により
ステアリングコラム4に支持されている。ステアリング
コラム4は、アッパシャフト8を収容しつつ軸方向に位
置決めした状態で回転自在に支持する第1の筒状部材と
してのアウターチューブ10と、ロワシャフト9を収容
しつつ軸方向に位置決めした状態で回転自在に支持する
第2の筒状部材としてのインナーチューブ11と、イン
ナーチューブ11の前端部に後部の外周が圧入されてい
るハウジング12とを有している。アウターチューブ1
0の外周に設けられた所定部にアッパブラケット13が
固定される。また、インナーチューブ11の前部にハウ
ジング12を介して、ロワブラケット14が固定され
る。なお、ハウジング12を省略した構成も考えられ
る。また、アッパブラケット13が、アウターチューブ
10の外周に設けられた所定部を、位置調節可能に所定
の保持力で保持する構成も考えられる。
【0011】アウターチューブ10は、アッパブラケッ
ト13、カプセル構造15、固定用ボルト16等を介し
て車体7の所定部に対して取り付けられる。また、イン
ナーチューブ11は、ハウジング12、ロワブラケット
14、固定用ボルト17等を介して車体7の所定部に取
り付けられる。このように、ステアリング装置1は、車
体7への取付構造として、上述のアッパブラケット13
と、カプセル構造15とを有する。
【0012】アッパブラケット13は、ステアリングコ
ラム4を保持し、板金製部材からなる。アッパブラケッ
ト13は、アウターチューブ10の下側のほぼ半周を包
囲して保持する略U字形形状の保持部30と、この保持
部30の上端から左右の側方へ延びる平坦な一対の取付
座31とを有している。一対の取付座31は、保持部3
0から互いに遠ざかるように延びている。取付座31に
は、衝突時にカプセル構造15から離脱させるための切
欠32(図6参照)が形成されていて、この切欠32は
後方に向けて開放されている。図3〜図6を参照する。
【0013】カプセル構造15は、互いに別体で形成さ
れる一対の固定片18,19を有する。一対の固定片1
8,19は、互いに対向して、アッパブラケット13の
取付座31の上下両側に配置される。一対の固定片1
8,19は、取付座31における切欠32の周縁部と係
合し、取付座31を挟持した状態でこの取付座31を車
体7に取り付ける。下側の固定片19は、取付座31の
下面34に沿う板状の主体部40と、この主体部40の
中央部から上方へ延びる立設部42とを有する。立設部
42を取り囲む主体部40の上面は、取付座31の下面
34と対向する対向面41を有している。立設部42
は、取付座31の切欠32内に配置され、切欠32を貫
通して取付座31の上面33よりも上方に延び出してい
る。下側の固定片19には、固定用のボルト16が挿通
する挿通孔44が形成されている。この挿通孔44は、
立設部42および主体部40を上下方向に沿って延びて
貫通する。下側の固定片19の対向面41の前部と対向
して、上側の固定片18が配置される。
【0014】上側の固定片18は、取付座31の上面3
3に沿う板状の主体部35を有する。主体部35の下面
は、取付座31の上面33と対向する対向面36を有し
ている。主体部35は、平面視で略U字形形状をなし、
下側の固定片19の立設部42の前部を取り囲んで、下
側の固定片19に対して位置決めされている。主体部3
5から下方に向けて延びる複数、例えば、3本の樹脂ピ
ン37,38が突出して配置されている。上側の固定片
18は、固定用のボルト16を回避して、ボルト16の
前方に配置されている。
【0015】ボルト16は、取付座31の切欠32およ
びカプセル構造15の固定片19の挿通孔44に挿通さ
れる。ボルト16は、例えば、スタッドボルトからな
り、上下方向に延びる軸部を有し、この軸部の上部の雄
ねじにより車体7の所定部に固定され、軸部の下部の雄
ねじにナット20がねじ込まれる。これにより、車体7
の所定部とナット20との間にカプセル構造15の固定
片19を挟持状態で固定し、カプセル構造15を介して
ステアリングコラム4を固定する。
【0016】本ステアリング装置1は、衝突時に運転者
がステアリングホイール2にぶつかるときの衝撃エネル
ギを吸収するための衝撃吸収機構を有している。衝撃吸
収機構は、互いに嵌め合わされる上述のアウターチュー
ブ10およびインナーチューブ11と、互いに嵌め合わ
されるアッパシャフト8およびロワシャフト9と、カプ
セル構造15とを有している。衝突時に、ステアリング
コラム4がステアリングホイール2から衝撃を受ける
と、カプセル構造15の樹脂ピン37,38を剪断し
て、アッパブラケット13の取付座31をカプセル構造
15から離脱させ、車体7に対して前方に相対移動させ
る。これととともに、両チューブ10,11が軸方向に
互いに相対摺動しつつ、両シャフト8,9が軸方向に互
いに相対摺動する。このときの部材同士の間の摩擦抵
抗、変形抵抗等により衝撃を吸収する。
【0017】特に本発明のステアリング装置1では、従
来の分割タイプのカプセル構造では組み付け時に脱落の
虞があり組み付けに手間がかかる車体7のスタッドボル
トへも、カプセル構造15が脱落することなく、組み付
けやすくされている。下側の固定片19は、取付座31
の上面33と係合して車体7への組み付け時の取付座3
1からの脱落を防止する係合突起45を有する。係合突
起45は、複数箇所、例えば、4箇所に形成されてい
る。4つの係合突起45は、2つずつが立設部42の左
側部43および右側部43に、前後に離れて配置され
る。各係合突起45は、対向面41との間に、所定距離
の間隔を隔てられていて、その間に取付座31を配置で
きるようにされる。各係合突起45は、立設部42の側
部43の上端部に形成され、対向面41との間にある取
付座31の上面33よりも上方に位置して、対応する側
部43から側方に突出して、平面視で略円弧形状に形成
される。各係合突起45の下面が、切欠32の周縁部と
なる上面33に引っ掛かることにより上下方向に位置規
制し、上面33との摩擦により前後方向に位置規制す
る。
【0018】樹脂ピン37,38に対応して、取付座3
1には、複数、例えば、3つの通り孔50,51が形成
され、下側の固定片19には、複数、例えば、2つの嵌
合孔46が形成されている。各樹脂ピン37,38は、
取付座31の通り孔50,51とがたつきのないように
嵌合される。2つの樹脂ピン38は、通り孔51を貫通
し、下側の固定片19の嵌合孔46に挿入される。これ
により、樹脂ピン38は、下側の固定片19を前後方向
に沿って位置規制するストッパとして機能するので、下
側の固定片19がボルト16から前後方向の荷重を受け
るとしても、脱落を確実に防止することができる。
【0019】樹脂ピン38を介して、一対の固定片1
8,19同士が仮止めされ、ひいてはカプセル構造15
とアッパブラケット13とが仮止めされる。また、上側
の固定片18を、樹脂ピン38の圧入等により下側の固
定片19と連結する場合には、上側の固定片18の取付
座31からの脱落を防止できる。なお、上側の固定片1
8を取付座31と連結してもよい。本ステアリング装置
1を車体7に組み付けるには、先ず、アッパブラケット
13に、カプセル構造15を組み付ける。
【0020】図7(a)に示すように、下側の固定片1
9を取付座31に後方から取り付け、主体部40と係合
突起45との間に、取付座31の切欠32の周縁部を嵌
め入れる。このとき、切欠32が後方で幅広に形成され
ているので、嵌合が容易である。そして、図7(b)に
示すように、上側の固定片18を取付座31に上方から
取り付ける。そして、上側の固定片18の樹脂ピン3
7,38を取付座31の通り孔50,51に通し、下側
の固定片19と連結して仮止めする。
【0021】この仮止め状態で、カプセル構造15の一
対の固定片18,19と、アッパブラケット13と、ス
テアリングコラム4とは一体的に扱えるユニットをなし
ている。このユニットを車体7に組み付けることとな
る。このとき、一対の固定片18,19は全方向に位置
規制されて、脱落の虞なく保持される。すなわち、下側
の固定片19は、係合突起45と主体部40により上下
方向に位置規制され、樹脂ピン37,38により前後方
向および左右方向に位置規制され、取付座31の切欠3
2により前方および左右方向に位置規制される。また、
上側の固定片18は、下方および前後左右方向に位置規
制され、また、樹脂ピン38と嵌合孔46との圧入によ
り、上方についても不用意に抜ける虞はない。従って、
ユニットを車体7に組み付ける際に、一対の固定片1
8,19が脱落しないように、厳重な注意を払わずに済
み、ユニットを扱い易く、組み付け作業をし易くでき
る。
【0022】ユニットの組み付けでは、ロワブラケット
14を車体7に取り付ける。次に、アッパブラケット1
3をカプセル構造15、ボルト16、ナット20、およ
び座金21により取り付ける(図7(c)参照)。この
ように、組み付け時、係合突起45は取付座31に対し
て下側の固定片19を下方に位置規制する。さらに、ボ
ルト16を挿通する方向となる上下方向は係合突起45
の仮止めを解除する方向となる前後方向とほぼ直交す
る。これにより、車体への取付時に挿通孔44にスタッ
ドボルト16を上方から挿通させる場合に、スタッドボ
ルト16が固定片19を押すとしても、仮止めは維持さ
れ、下側の固定片19が取付座31から下方に脱落する
ことを係合突起45により防止できる。その結果、ステ
アリング装置1を車体へ組み付け易い。
【0023】しかも、一対の固定片18,19を互いに
別体としているので、一対の固定片18,19で取付座
31を上下に挟むという容易な操作で、カプセル構造1
5とアッパブラケット13とを組み立てることができ
る。また、係合突起45は衝撃吸収時に剪断する必要が
なく、衝撃吸収時の荷重に影響を与えることなく、十分
な強度で仮止めできる。また、複数の係合突起45を挿
通孔44の周囲の前後左右となる複数箇所に分散配置し
ているので、安定した姿勢で仮止めできて、ボルト16
から下向きに荷重を受けるときであっても、脱落の可能
性をより一層低減することができる。
【0024】下側の固定片19は、樹脂材料により形成
されるのが好ましい。すなわち、樹脂材料を用いた型成
形法により、係合突起45、立設部42および主体部4
0を、一括して一体に安価に形成できる。このために
は、少なくとも下側の固定片19が樹脂材料により形成
されていればよい。また、上側の固定片18は、樹脂材
料により形成されるのが好ましい。これにより、樹脂ピ
ン37,38と主体部35とを一体に安価に形成でき
る。
【0025】このように、本発明の実施形態では、二分
割タイプのなかの下側の固定片19にひさし状の係合突
起45を形成するという簡素な構成により、固定片19
の仮止めが車体への組み付け時の上方からの荷重に対し
て耐えることができるようになり、固定片19のアッパ
ブラケット13からの脱落を防止できる結果、車両への
ステアリングコラム4の組み付け性を高めることができ
る。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施
すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の衝撃吸収ステアリング装
置の概略構成の側面図。
【図2】図1のA−A断面を示す衝撃吸収ステアリング
装置の概略正面断面図。
【図3】図1に示す取付構造の側面断面図。
【図4】図5のB−B断面を示す取付構造の一部断面正
面図。
【図5】図3の取付構造の平面図。
【図6】図3の取付構造の分解斜視図。
【図7】図3の取付構造の側方視での組立説明図であ
り、組立の順序に従って(a),(b)および(c)の
順に図示している。
【符号の説明】 1 衝撃吸収ステアリング装置 4 ステアリングコラム 7 車体 13 アッパブラケット 15 カプセル構造 16 固定用のボルト 18 上側の固定片 19 下側の固定片 31 取付座 32 取付座の切欠 33 取付座の上面 34 取付座の下面 40 固定片の主体部 42 立設部 44 挿通孔 45 係合突起 Y 左右方向(側方) Z 上下方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングコラムを車体に取り付けるた
    めに切欠が形成された取付座を有するブラケットと、こ
    のブラケットの取付座の上下両側に配置され互いに別体
    で形成される一対の固定片を有し、車体への固定用のボ
    ルトが挿通する挿通孔を形成するカプセル構造とを備え
    る衝撃吸収ステアリング装置において、 上記下側の固定片は、取付座の下面と対向する主体部
    と、この主体部から上方へ延びる立設部と、この立設部
    から側方に突出して取付座の上面と係合する係合突起と
    を有することを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の衝撃吸収ステアリング装
    置において、上記少なくとも下側の固定片は、樹脂材料
    により形成されることを特徴とする衝撃吸収ステアリン
    グ装置。
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