JP5212388B2 - ステアリングコラムの支持装置 - Google Patents
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Description
この先発明に係る構造の場合、1対の支持用カプセル16a、16aの後端部で、支持ブラケット18を構成する1対の取付板部21、21への組み付け時に、これら両取付板部21、21の後端縁よりも後方に突出する部分の上面に、保持溝28を形成している。この保持溝28の両端は、前記両支持用カプセル16a、16aの両側面に開口している。この様な両支持用カプセル16a、16aを前記両取付板部21、21に形成した切り欠き23、23(図14〜15参照)の内側に組み付けた状態で、前記保持溝28に、1対のエネルギ吸収部材29、29の基部30を係止している。
このうちのステアリングコラムは、筒状(一般的には円筒状であるが、四角筒状等、他の筒形状であっても良い)で、軸方向に挿通したステアリングシャフトを回転自在に支持する。
又、前記両カプセルは、それぞれの左右両側面に、前記取付板部の一部でこれら両切り欠きの両側部分を係合させる係止溝を、これら両係止溝の間部分に通孔を、それぞれ設けている。そして、それぞれの係止溝を前記取付板部の一部で前記両切り欠きの両側部分に係合させる事により、この取付板部に係止している。
そして、前記両支持用カプセルの通孔を挿通した1対の杆状部材により前記支持ブラケットを、車体側に設けられた支持板に支持している。これら両杆状部材として一般的には、前記通孔を下方から挿通するボルトを使用する。但し、これら両杆状部材を、前記支持板に固定したスタッドとし、このスタッドを前記通孔に上方から挿通する事もできる。
更に、本発明のステアリングコラムの支持装置の場合には、前記両支持用カプセルの後部上面に、この後部上面から上方に立ち上がり、上部を前方に向けて突出させた係止片を、これら両支持用カプセルと一体に設け、これら両支持用カプセルの係止片を前記支持板の後端縁に係止している。
しかも、本発明のステアリングコラムの支持装置の場合には、前記係止片を、前記両支持用カプセルと一体に設けている。この為、部品製作、部品管理が容易になる事に加えて、従来必要であった、支持用カプセルとハンガブラケットとを組み合わせる作業が不要になる。これらの結果、上述の様にして前記組み付け作業の容易化を図る為に必要な部材の点数及び工数の削減により、組み付け作業の容易化を図れる構造の低コスト化を図れる。
更に、請求項2に記載した発明の構造によれば、1対の杆状部材に支持した1対の支持用カプセルと支持ブラケットとの間に、二次衝突に伴ってステアリングコラムに加わった衝撃エネルギを吸収する構造を設けられる。この為、限られた空間を有効利用して、二次衝突時に運転者の身体に加わる衝撃をより効果的に緩和できる。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5 ステアリングシャフト
6、6a、6b ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 電動モータ
11 アウタコラム
12 インナコラム
13 アウタチューブ
14 インナシャフト
15、15a 支持板
16、16a、16b 支持用カプセル
17 ボルト
18 支持ブラケット
19 チルトボルト
20 支持板部
21 取付板部
22 連結部
23 切り欠き
24 係止溝
25 小通孔
26 小通孔
27 通孔
28 保持溝
29 エネルギ吸収部材
30 基部
31 衝撃吸収部
32 折り返し湾曲部
33 扱き部
34 垂下板部
35 小通孔
36 ハンガブラケット
37 上板部
38 下板部
39 連結板部
40 係止爪部
41、41a 係止片
42、42a 透孔
43 位置決め用切り欠き
44 取付孔
45 揺動支持ブラケット
46 車体
47 スタッド
48 保持孔
49 弾性支持片
Claims (2)
- 軸方向に挿通したステアリングシャフトを回転自在に支持する筒状のステアリングコラムと、このステアリングコラムの一部に支持された、このステアリングコラムの両側方に突出する状態で設けられた取付板部を有する支持ブラケットと、この取付板部のうちで前記ステアリングコラムの両側方に突出する部分に、それぞれこの取付板部の後端縁に開口する状態で設けられた1対の切り欠きと、それぞれの左右両側面に前記取付板部の一部でこれら両切り欠きの両側部分を係合させる係止溝を、これら両係止溝の間部分に通孔を、それぞれ設け、それぞれの係止溝を前記取付板部の一部で前記両切り欠きの両側部分に係合させる事により、この取付板部に係止した1対の支持用カプセルとを備え、これら両支持用カプセルの通孔を挿通した1対の杆状部材により前記支持ブラケットを、車体側に設けられた支持板に支持するステアリングコラムの支持装置に於いて、前記両支持用カプセルの後部上面に、この後部上面から上方に立ち上がり、上部を前方に向けて突出させた係止片を、これら両支持用カプセルと一体に設け、これら両支持用カプセルの係止片を前記支持板の後端縁に係止した事を特徴とするステアリングコラムの支持装置。
- それぞれが塑性変形可能な線材を曲げ形成して成る、1対のエネルギ吸収部材を備え、これら両エネルギ吸収部材の中央部に設けた基部を、両支持用カプセルの後部上面に設けた保持溝に係止すると共に、この基部の両側から前方に延出した衝撃吸収部の中間部に設けた折り返し湾曲部を、それぞれ取付板部の前端縁に係合させた、請求項1に記載したステアリングコラムの支持装置。
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2010
- 2010-01-20 JP JP2010009927A patent/JP5212388B2/ja not_active Expired - Fee Related
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