JP3843234B2 - 衝撃吸収ステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリング装置に関する。特に、自動車の衝突時に、運転者がステアリングホイールにぶつかるときの衝撃を緩和する衝撃吸収ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
衝撃吸収ステアリング装置では、例えば、ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、衝撃吸収時に車体から離脱させるようにしている。このために、ステアリングコラムに固定されるブラケットに、左右両側に延びる一対の取付座を設け、この取付座を、その上下両側に配置される一対の固定片を含むカプセル構造により挟持して車体に取り付けるようにしている。
【0003】
カプセル構造は、ブラケットと共にボルトにより車体に共締め固定される。また、カプセル構造には、一対の固定片を互いに別体で形成した分割タイプのものがある。この分割タイプでは、車体への組み付け時に下側の固定片が脱落しないようにブラケットの取付座に仮止めされている。この仮止めには、通例、一方の固定片に設けられてブラケットを貫通し衝撃吸収時に剪断される樹脂ピンが利用される。具体的には、一対の固定片が取付座を挟持する際に、樹脂ピンを他方の固定片の嵌合孔に圧入することにより仮止めを達成する。
【0004】
しかしながら、樹脂ピンの諸元は、衝撃吸収時の破断荷重を所要値に設定するために決まっているので、自在に設定できず、その結果、十分な仮止め力が得られない。
従って、車体から下向きに延びるコラム固定用のスタッドボルトが、ブラケットの取付座およびこれに仮止めされたカプセル構造を貫通して、ステアリングコラムを車体に取り付ける場合、スタッドボルトと下側の固定片の挿通孔との位置がずれていると、スタッドボルトが下側の固定片を下方に押して仮止めが外れ、下側の固定片がブラケットから比較的容易に脱落してしまうことがある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、車体への組み付け時にブラケットから脱落することを防止できる分割タイプのカプセル構造を有する衝撃吸収ステアリング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の発明は、ステアリングコラムを車体に取り付けるために通り孔と切欠が形成された取付座を有するブラケットと、互いに別体で樹脂材料により形成され、互いの間に取付座を挟んで上下方向に組付けられた上側および下側の固定片を有し、車体への固定用のボルトが挿通する挿通孔を形成するカプセル構造とを備え、上記下側の固定片は、嵌合孔が形成されブラケットの取付座の下側に配置されて取付座の下面と対向する主体部と、主体部から上方へ延びて取付座の切欠を貫通する立設部と、この立設部から側方に突出して取付座の上面と係合する係合突起とを有し、上記上側の固定片は、ブラケットの取付座の上面に対向する主体部と、この主体部から下方に延び、取付座の通り孔を貫通して下側の固定片の嵌合孔に挿入された樹脂ピンとを有し、この樹脂ピンは、車両の衝突時に剪断することにより、取付座の車体に対する移動を許容するようにしてあることを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置を提供する。
【0007】
この発明によれば、ステアリングコラムの車体への組み付け時に、例えば、車体のスタッドボルトを挿通孔に上方から挿通させる際に、スタッドボルトが下側の固定片を押すとしても、係合突起が下側の固定片を取付座に対して位置規制できるので、下側の固定片がブラケットから下方に脱落することを防止できる。その結果、ステアリングコラムを車体へ組み付け易い。また、樹脂ピンは、下側の固定片の脱落を確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の衝撃吸収ステアリング装置において、上記樹脂ピンと嵌合孔とは、圧入されていることを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置を提供する。この発明によれば、上側の固定片の取付座からの脱落を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の衝撃吸収ステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。図1は、上述のステアリング装置の概略構成を示す側面図である。図2は、図1の正面断面図である。
ステアリング装置1は、車輪(図示せず)を操向するためにステアリングホイール2の動きを伝達するステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3を内部に通して回転自在に支持するステアリングコラム4とを有している。ステアリングシャフト3の一方の端部5にステアリングホイール2が連結されている。ステアリングホイール2が回されると、その回転がステアリングシャフト3、ステアリングシャフト3の他方の端部6に一体回転可能に連結される中間軸(図示せず)等を介して、ピニオン、ラック軸等を含む舵取り機構(図示せず)に伝達され、これにより車輪を操向することができる。
【0009】
ステアリング装置1は、例えば、ステアリングホイール2を上側となるようにして、ステアリングシャフト3の軸方向を、車両の前後方向に対して斜めにして、車体7(一点鎖線で一部を図示。)に取り付けられるが、以下では、ステアリングシャフト3の軸方向を前後方向に沿わせた状態を基に方向を説明する。また、各図には、前後方向および軸方向(矢印X参照)、左右方向(矢印Y参照)、および上下方向(矢印Z参照)を図示している。
【0010】
ステアリングシャフト3は、これの後部を構成するアッパシャフト8と、前部を構成するロワシャフト9とを有している。アッパシャフト8とロワシャフト9とは、軸方向に沿う方向に互いに相対移動可能に且つ一体回転するように、スプライン構造等の継手構造により互いに連結されて、複数の軸受(図示せず)によりステアリングコラム4に支持されている。
ステアリングコラム4は、アッパシャフト8を収容しつつ軸方向に位置決めした状態で回転自在に支持する第1の筒状部材としてのアウターチューブ10と、ロワシャフト9を収容しつつ軸方向に位置決めした状態で回転自在に支持する第2の筒状部材としてのインナーチューブ11と、インナーチューブ11の前端部に後部の外周が圧入されているハウジング12とを有している。アウターチューブ10の外周に設けられた所定部にアッパブラケット13が固定される。また、インナーチューブ11の前部にハウジング12を介して、ロワブラケット14が固定される。なお、ハウジング12を省略した構成も考えられる。また、アッパブラケット13が、アウターチューブ10の外周に設けられた所定部を、位置調節可能に所定の保持力で保持する構成も考えられる。
【0011】
アウターチューブ10は、アッパブラケット13、カプセル構造15、固定用ボルト16等を介して車体7の所定部に対して取り付けられる。また、インナーチューブ11は、ハウジング12、ロワブラケット14、固定用ボルト17等を介して車体7の所定部に取り付けられる。このように、ステアリング装置1は、車体7への取付構造として、上述のアッパブラケット13と、カプセル構造15とを有する。
【0012】
アッパブラケット13は、ステアリングコラム4を保持し、板金製部材からなる。アッパブラケット13は、アウターチューブ10の下側のほぼ半周を包囲して保持する略U字形形状の保持部30と、この保持部30の上端から左右の側方へ延びる平坦な一対の取付座31とを有している。一対の取付座31は、保持部30から互いに遠ざかるように延びている。取付座31には、衝突時にカプセル構造15から離脱させるための切欠32(図6参照)が形成されていて、この切欠32は後方に向けて開放されている。図3〜図6を参照する。
【0013】
カプセル構造15は、互いに別体で形成される一対の固定片18,19を有する。一対の固定片18,19は、互いに対向して、アッパブラケット13の取付座31の上下両側に配置される。一対の固定片18,19は、取付座31における切欠32の周縁部と係合し、取付座31を挟持した状態でこの取付座31を車体7に取り付ける。
下側の固定片19は、取付座31の下面34に沿う板状の主体部40と、この主体部40の中央部から上方へ延びる立設部42とを有する。立設部42を取り囲む主体部40の上面は、取付座31の下面34と対向する対向面41を有している。立設部42は、取付座31の切欠32内に配置され、切欠32を貫通して取付座31の上面33よりも上方に延び出している。下側の固定片19には、固定用のボルト16が挿通する挿通孔44が形成されている。この挿通孔44は、立設部42および主体部40を上下方向に沿って延びて貫通する。下側の固定片19の対向面41の前部と対向して、上側の固定片18が配置される。
【0014】
上側の固定片18は、取付座31の上面33に沿う板状の主体部35を有する。主体部35の下面は、取付座31の上面33と対向する対向面36を有している。主体部35は、平面視で略U字形形状をなし、下側の固定片19の立設部42の前部を取り囲んで、下側の固定片19に対して位置決めされている。主体部35から下方に向けて延びる複数、例えば、3本の樹脂ピン37,38が突出して配置されている。上側の固定片18は、固定用のボルト16を回避して、ボルト16の前方に配置されている。
【0015】
ボルト16は、取付座31の切欠32およびカプセル構造15の固定片19の挿通孔44に挿通される。ボルト16は、例えば、スタッドボルトからなり、上下方向に延びる軸部を有し、この軸部の上部の雄ねじにより車体7の所定部に固定され、軸部の下部の雄ねじにナット20がねじ込まれる。これにより、車体7の所定部とナット20との間にカプセル構造15の固定片19を挟持状態で固定し、カプセル構造15を介してステアリングコラム4を固定する。
【0016】
本ステアリング装置1は、衝突時に運転者がステアリングホイール2にぶつかるときの衝撃エネルギを吸収するための衝撃吸収機構を有している。
衝撃吸収機構は、互いに嵌め合わされる上述のアウターチューブ10およびインナーチューブ11と、互いに嵌め合わされるアッパシャフト8およびロワシャフト9と、カプセル構造15とを有している。
衝突時に、ステアリングコラム4がステアリングホイール2から衝撃を受けると、カプセル構造15の樹脂ピン37,38を剪断して、アッパブラケット13の取付座31をカプセル構造15から離脱させ、車体7に対して前方に相対移動させる。これととともに、両チューブ10,11が軸方向に互いに相対摺動しつつ、両シャフト8,9が軸方向に互いに相対摺動する。このときの部材同士の間の摩擦抵抗、変形抵抗等により衝撃を吸収する。
【0017】
特に本発明のステアリング装置1では、従来の分割タイプのカプセル構造では組み付け時に脱落の虞があり組み付けに手間がかかる車体7のスタッドボルトへも、カプセル構造15が脱落することなく、組み付けやすくされている。
下側の固定片19は、取付座31の上面33と係合して車体7への組み付け時の取付座31からの脱落を防止する係合突起45を有する。
係合突起45は、複数箇所、例えば、4箇所に形成されている。4つの係合突起45は、2つずつが立設部42の左側部43および右側部43に、前後に離れて配置される。各係合突起45は、対向面41との間に、所定距離の間隔を隔てられていて、その間に取付座31を配置できるようにされる。各係合突起45は、立設部42の側部43の上端部に形成され、対向面41との間にある取付座31の上面33よりも上方に位置して、対応する側部43から側方に突出して、平面視で略円弧形状に形成される。各係合突起45の下面が、切欠32の周縁部となる上面33に引っ掛かることにより上下方向に位置規制し、上面33との摩擦により前後方向に位置規制する。
【0018】
樹脂ピン37,38に対応して、取付座31には、複数、例えば、3つの通り孔50,51が形成され、下側の固定片19には、複数、例えば、2つの嵌合孔46が形成されている。各樹脂ピン37,38は、取付座31の通り孔50,51とがたつきのないように嵌合される。
2つの樹脂ピン38は、通り孔51を貫通し、下側の固定片19の嵌合孔46に挿入される。これにより、樹脂ピン38は、下側の固定片19を前後方向に沿って位置規制するストッパとして機能するので、下側の固定片19がボルト16から前後方向の荷重を受けるとしても、脱落を確実に防止することができる。
【0019】
樹脂ピン38を介して、一対の固定片18,19同士が仮止めされ、ひいてはカプセル構造15とアッパブラケット13とが仮止めされる。
また、上側の固定片18を、樹脂ピン38の圧入等により下側の固定片19と連結する場合には、上側の固定片18の取付座31からの脱落を防止できる。なお、上側の固定片18を取付座31と連結してもよい。
本ステアリング装置1を車体7に組み付けるには、先ず、アッパブラケット13に、カプセル構造15を組み付ける。
【0020】
図7(a)に示すように、下側の固定片19を取付座31に後方から取り付け、主体部40と係合突起45との間に、取付座31の切欠32の周縁部を嵌め入れる。このとき、切欠32が後方で幅広に形成されているので、嵌合が容易である。そして、図7(b)に示すように、上側の固定片18を取付座31に上方から取り付ける。そして、上側の固定片18の樹脂ピン37,38を取付座31の通り孔50,51に通し、下側の固定片19と連結して仮止めする。
【0021】
この仮止め状態で、カプセル構造15の一対の固定片18,19と、アッパブラケット13と、ステアリングコラム4とは一体的に扱えるユニットをなしている。このユニットを車体7に組み付けることとなる。このとき、一対の固定片18,19は全方向に位置規制されて、脱落の虞なく保持される。すなわち、下側の固定片19は、係合突起45と主体部40により上下方向に位置規制され、樹脂ピン37,38により前後方向および左右方向に位置規制され、取付座31の切欠32により前方および左右方向に位置規制される。また、上側の固定片18は、下方および前後左右方向に位置規制され、また、樹脂ピン38と嵌合孔46との圧入により、上方についても不用意に抜ける虞はない。従って、ユニットを車体7に組み付ける際に、一対の固定片18,19が脱落しないように、厳重な注意を払わずに済み、ユニットを扱い易く、組み付け作業をし易くできる。
【0022】
ユニットの組み付けでは、ロワブラケット14を車体7に取り付ける。次に、アッパブラケット13をカプセル構造15、ボルト16、ナット20、および座金21により取り付ける(図7(c)参照)。
このように、組み付け時、係合突起45は取付座31に対して下側の固定片19を下方に位置規制する。さらに、ボルト16を挿通する方向となる上下方向は係合突起45の仮止めを解除する方向となる前後方向とほぼ直交する。これにより、車体への取付時に挿通孔44にスタッドボルト16を上方から挿通させる場合に、スタッドボルト16が固定片19を押すとしても、仮止めは維持され、下側の固定片19が取付座31から下方に脱落することを係合突起45により防止できる。その結果、ステアリング装置1を車体へ組み付け易い。
【0023】
しかも、一対の固定片18,19を互いに別体としているので、一対の固定片18,19で取付座31を上下に挟むという容易な操作で、カプセル構造15とアッパブラケット13とを組み立てることができる。
また、係合突起45は衝撃吸収時に剪断する必要がなく、衝撃吸収時の荷重に影響を与えることなく、十分な強度で仮止めできる。
また、複数の係合突起45を挿通孔44の周囲の前後左右となる複数箇所に分散配置しているので、安定した姿勢で仮止めできて、ボルト16から下向きに荷重を受けるときであっても、脱落の可能性をより一層低減することができる。
【0024】
下側の固定片19は、樹脂材料により形成されるのが好ましい。すなわち、樹脂材料を用いた型成形法により、係合突起45、立設部42および主体部40を、一括して一体に安価に形成できる。このためには、少なくとも下側の固定片19が樹脂材料により形成されていればよい。
また、上側の固定片18は、樹脂材料により形成されるのが好ましい。これにより、樹脂ピン37,38と主体部35とを一体に安価に形成できる。
【0025】
このように、本発明の実施形態では、二分割タイプのなかの下側の固定片19にひさし状の係合突起45を形成するという簡素な構成により、固定片19の仮止めが車体への組み付け時の上方からの荷重に対して耐えることができるようになり、固定片19のアッパブラケット13からの脱落を防止できる結果、車両へのステアリングコラム4の組み付け性を高めることができる。
その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の衝撃吸収ステアリング装置の概略構成の側面図。
【図2】図1のA−A断面を示す衝撃吸収ステアリング装置の概略正面断面図。
【図3】図1に示す取付構造の側面断面図。
【図4】図5のB−B断面を示す取付構造の一部断面正面図。
【図5】図3の取付構造の平面図。
【図6】図3の取付構造の分解斜視図。
【図7】図3の取付構造の側方視での組立説明図であり、組立の順序に従って(a),(b)および(c)の順に図示している。
【符号の説明】
1 衝撃吸収ステアリング装置
4 ステアリングコラム
7 車体
13 アッパブラケット
15 カプセル構造
16 固定用のボルト
18 上側の固定片
19 下側の固定片
31 取付座
32 取付座の切欠
33 取付座の上面
34 取付座の下面
35 上側の固定片の主体部
38 樹脂ピン
40 下側の固定片の主体部
42 立設部
44 挿通孔
45 係合突起
46 嵌合孔
51 通り孔
Y 左右方向(側方)
Z 上下方向

Claims (2)

  1. ステアリングコラムを車体に取り付けるために通り孔と切欠が形成された取付座を有するブラケットと
    いに別体で樹脂材料により形成され、互いの間に取付座を挟んで上下方向に組付けられた上側および下側の固定片を有し、車体への固定用のボルトが挿通する挿通孔を形成するカプセル構造とを備え、
    上記下側の固定片は、嵌合孔が形成されブラケットの取付座の下側に配置されて取付座の下面と対向する主体部と、主体部から上方へ延びて取付座の切欠を貫通する立設部と、この立設部から側方に突出して取付座の上面と係合する係合突起とを有し、
    上記上側の固定片は、ブラケットの取付座の上面に対向する主体部と、この主体部から下方に延び、取付座の通り孔を貫通して下側の固定片の嵌合孔に挿入された樹脂ピンとを有し、この樹脂ピンは、車両の衝突時に剪断することにより、取付座の車体に対する移動を許容するようにしてあることを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の衝撃吸収ステアリング装置において、上記樹脂ピンと嵌合孔とは、圧入されていることを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
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