JP2003168887A - 電磁波遮蔽用フィルタの製造方法 - Google Patents
電磁波遮蔽用フィルタの製造方法Info
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Abstract
ること。 【解決手段】導電性メッシュ層(a)を有する基体
(A)と他のフィルム機能層(c)とが、該(a)面で
粘着剤層(b)により貼合されてなる電磁波遮蔽用フィ
ルタの製造方法において、(c)/(b)/(a)の位
置関係で配置された積層体を流体加圧処理することを特
徴とする電磁波遮蔽用フィルタの製造方法。
Description
ルタの製造方法に関する。
下、PDPと記す。)、CRT(陰極線管)装置などの
画像表示装置から発生する電磁波等を遮蔽することなど
を目的として、画像表示装置の前面にフィルタが設置さ
れている。特に、PDPの一般家庭用テレビへの展開が
進み、より高度な電磁波遮蔽能が要求され、導電性材料
からなるメッシュ(以下、導電性メッシュと記す。)の
採用が進んでいる。しかしながら、導電性メッシュ表面
には微細な凹凸があり、この凹凸により光が散乱し、透
明性が阻害されるという問題があった。
報には、ガラス板にホットメルト樹脂からなる接着フィ
ルムおよび導電性メッシュを重ね合わせて、熱プレスを
行なうことにより透明性を確保できることが記載されて
いる。しかしながら、この方法では以下のような課題を
残している。すなわち、熱プレス時にガラス板が破損し
たり、気泡および異物が残存するために透明性の確保が
不充分となり、外観不良となる難点がある。また、この
方法は処理が個別となり、量産化および安価な画像表示
装置用フィルタの提供には必ずしも満足できるものでは
ない。
な従来技術の有する問題点を解決するためになされたも
のであり、電磁波を遮蔽し、透明性および外観の優れた
フィルタを効率的に製造できる電磁波遮蔽用フィルタの
製造方法を提供することを目的とする。
ュ層(a)を有する基体(A)と他のフィルム機能層
(c)とが、該(a)面で粘着剤層(b)により貼合さ
れてなる電磁波遮蔽フィルタの製造方法において、
(c)/(b)/(a)の位置関係で配置された積層体
を流体加圧処理することを特徴とする電磁波遮蔽用フィ
ルタの製造方法を提供する。
処理することに特徴を有する。この処理により、導電性
メッシュ(a)の凹凸部が粘着剤層(b)の粘着剤によ
り埋められ光の散乱が抑えられる結果、該積層体の透明
性が向上し透明性の良好な電磁波遮蔽用フィルタが得ら
れる。流体加圧処理は圧力容器中で行うことが好まし
い。圧力容器は該積層体が入り、窒素などの不活性気
体、圧縮空気または不活性液体などの流体で加圧できる
容器であればよい。特にコンプレッサーなどによる空気
または窒素による加圧方式であることが好ましい。この
ような流体加圧処理は一回で多量の処理が可能である。
また、積層体に圧力が均一に加えられるため、内部歪が
生じにくく処理後の反りなどを防止することができると
ともに、気泡および異物の残存を極めて小さくできる。
層(a)の凹凸を充分埋めることができるように、0.
3〜1.0MPaの圧力で行うことが好ましい。また、
処理時間は、30〜120分間が好ましい。温度は粘着
剤が適度な流動性を有する範囲であればよいが、10〜
100℃の範囲であることが好ましい。得られる電磁波
遮蔽用フィルタの性能および生産効率を考慮に入れる
と、特に好ましい処理条件は、温度40〜70℃、圧力
0.4〜0.7MPa、処理時間30〜90分間であ
る。
る積層体を減圧処理することが、導電性メッシュにまと
わりつく微小気泡を完全に除くことができることから好
ましい。減圧処理は、該積層体を流体加圧処理する前に
直接減圧にする方法、または別途減圧用袋などの減圧用
容器を用意し、その中であらかじめ該積層体を減圧処理
した後、別途流体加圧処理する方法が好ましい。減圧条
件は−0.05MPa〜−0.1MPaが好ましい。減
圧用袋としては、該積層体が入り減圧にできるものであ
れば何でもよいが、操作性の観点からプラスチックフィ
ルムからなる袋が好ましい。
は、銅、ステンレス、アルミニウム、ニッケル、スズ、
タングステンなどの金属からなる導電性材料から形成さ
れたメッシュ、該金属製メッシュの表面にニッケル、ク
ロムなどがメッキされたもの、または合成繊維製織布の
表面に銅、ニッケルなどの金属がメッキ処理されたもの
などからなるものでよいが、銅、アルミニウムからなる
金属製メッシュが特に好ましい。
は、可視光の透過率が良好な材料であればどのような材
料でも採用できる。具体的には、ガラスまたはポリカー
ボネート系樹脂、ポリアクリレート系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂などの透明高分子材料が挙げられる。取り扱い
易さの点から透明高分子材料であることが好ましく、特
にポリエステル系樹脂製フィルムであることが好まし
い。物性が良好なことおよび入手の容易さなどから、ポ
リエチレンテレフタレート(以下、PETと記す。)製
フィルムであることが最も好ましい。
は、電磁波を効率的に吸収する電磁波遮蔽効果を有して
いる。本発明における導電性メッシュ層(a)の形成方
法は、既知のどのような方法でも採用できるが、基体
(A)と導電性材料である金属薄膜を接着剤により貼り
合わせた後、エッチング処理によりメッシュを形成する
方法を採用することが好ましい。特に、フォトリソグラ
フィを適用したケミカルエッチングプロセスにより形成
する方法が好ましい。導電性メッシュの厚みとしては2
〜20μm、特に3〜10μmが電磁波遮蔽性から好ま
しい。メッシュの仕様はピッチ200〜400μm、線
幅5〜30μmの格子状が好ましい。特にピッチ250
〜300μm、線幅5〜10μmの格子状が好ましい。
どのような粘着剤からなっていてもよいが、例えば、ア
クリル系、アクリル共重合系、シリコーン系、ゴム系、
ポリビニルエーテル系等の粘着剤からなることが好まし
い。また、透明性向上の効果を上げるため、該粘着剤の
屈折率は、導電性メッシュ層(a)が基体(A)に直接
形成されている場合は基体(A)の屈折率と実質的に等
しいことが好ましく、導電性メッシュ層(a)が接着剤
または粘着剤により基体(A)に接着または粘着されて
いる場合は、該接着剤または粘着剤の屈折率と実質的に
等しいことが好ましい。
メッシュ層(a)に接して設けられていればよい。導電
性メッシュ層(a)に直接塗布して形成してもよいが、
粘着剤層(b)があらかじめフィルム機能層(c)上に
形成されていることが工程上有利であり好ましい。
電磁波遮蔽以外の機能を有しているものであるが、近赤
外線吸収能、色調補正能、反射防止能および耐擦傷性能
などの画像表示装置用フィルタに要求される機能から選
ばれる機能を1つ以上有しているフィルム機能層である
ことが好ましい。
される近赤外線を吸収する機能である。該近赤外線が周
辺機器へ悪影響を与えることを防ぐことができる。近赤
外線吸収能を付与するには、既知のどのような方法をも
用いることができるが、近赤外線を吸収する無機化合物
の薄膜をスパッタ法によりフィルム機能層(c)のフィ
ルムの表面に形成する方法、または近赤外線吸収剤を該
フィルムの表面に塗布するもしくは該フィルムに含有さ
せる方法などを選択することができる。特に、近赤外線
吸収剤を該フィルムに含有させる方法が好ましい。
正、表示色のバランス補正および透過光調整の機能であ
る。色調補正能を付与するには、既知のどのような方法
も用いることができるが、特定波長の可視光を選択的に
吸収するような色調補正色素を該フィルムに含有させる
方法が好ましい。
防止して表示を見易くするための機能である。既知のど
のような方法も用いることができるが、画像表示装置の
視認側に反射防止層を設けることが好ましい。例えば、
アンチグレア処理を施したフィルムまたは低屈折率層を
有するフィルムであれば反射防止効果が得られる。低屈
折率層は、既知の低屈折率の材料を用いることができる
が、反射防止効果、層形成の容易さから、非晶質含フッ
素重合体からなることが好ましい。
なる単層構造とする以外に、高屈折材料と低屈折材料か
らなる多層構造とすることもできる。反射防止能をさら
に向上させる目的で、アンチグレア処理を施したフィル
ムに、低屈折率層を形成してもよい。
する機能である。既知のどのような方法も用いることが
できるが、ハードコート層を設けたフィルムまたは自己
修復性を有するフィルムとすることが好ましい。上記の
機能は、フィルム機能層(c)のみでなく、基体(A)
に付与しても構わないし、別途かかる機能を有する層を
付加してもよい。
さらに他の基板などと積層してもよい。例えば、基体
(A)が透明高分子材料からなるフィルムである場合、
ガラス板または高剛性の透明高分子材料からなる板状の
基板などに貼りあわせた後に、流体加圧処理を施しても
よい。特に、ガラス板は熱膨張係数が小さく、また剛性
が大きいことからそりの発生が小さく、好ましく使用さ
れる。
法による強化ガラスが、割れにくいことと割れてもその
破砕片が小さく安全であることから好ましく使用され
る。ガラス板の厚みとしては、1mm〜5mmが好まし
く、軽量化の観点から3mm以下、強度の観点から2m
m以上であることが特に好ましい。
ムからなり、該基体の該フィルム面が強化ガラス板に貼
合されるように積層されてなる構成が好ましい。本発明
の流体加圧処理によれば、前記板状の基板がガラス板で
あっても、加圧処理時に破損し難い利点が達成される。
が良好なことから画像表示装置用フィルタとして極めて
有用である。画像表示装置用フィルタに適用する場合
は、最表面の汚染防止能など、画像表示装置用フィルタ
に要求されるその他の機能を付加することも容易にでき
る。
よび平面型ディスプレイパネルが挙げられる。平面型デ
ィスプレイパネルとしては、例えばPDP、プラズマア
ドレスリキッドクリスタルディスプレイパネル(PAL
C)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)
などが挙げられる。特にPDP用のフィルタに適用する
ことが好ましい。
明する。
ンテレフタレート製フィルム(東洋紡社製、商品名「コ
スモシャインA4100」)上に、アクリル系接着剤
(デュポン・ジャパン社製、商品名「パイラックスLF
−0200」)を用いて、厚さ10μmの銅箔を接着し
た。次に、該フイルムの銅箔にフォトリソグラフィを適
用したケミカルエッチングを施し、銅からなるメッシュ
を形成し、導電性メッシュ層が形成されたフィルム(以
下、メッシュフィルムと記す。)を得た。該メッシュは
ピッチ300μm、線幅12μmの格子状でバイアス角
39度であった。
80mmの大きさの、ソーダライムガラス基板の片面
に、全周の端から幅10mmの帯状部分にスクリーン印
刷法により着色セラミックインク(奥野製薬工業社製)
を印刷した。次いでこのガラス基板を660℃まで加熱
し、660℃に達した時点でただちに、強制的に風冷す
ることにより、強化されたガラス基板を得た。この強化
したガラス基板の着色セラミックインクが印刷されてい
る面に粘着剤シート(リンテック社製、商品名「LS4
03A」)を、反対面に反射防止フィルム(旭硝子社
製、商品名「アークトップUR2179NF」)を、ロ
ールラミネート機を使用して貼合した。続いて、枚葉貼
合機を使用して、作成例1で作成したメッシュフィルム
を、導電性メッシュ層の反対面で上記粘着剤シート面に
貼りつけた。
60mmに切断した粘着剤層付きの近赤外線吸収フィル
ム(リンテック社製、商品名「NIR109」)を、粘
着剤層面で前記導電性メッシュ層面に周囲10mmが残
るようにして貼合した。以上により、図1に示した構成
を有する積層体が得られた。この積層体は不透明であり
気泡を多く含んでいた。この積層体のヘイズ値は20%
と透明性は不良であった。
状の圧力容器(径1.8m、長さ2.5m)内にお互い
に接触しない状態で設置した。ゲージ圧0.5MPaま
で圧縮空気にて加圧し、60℃で60分間流体加圧処理
を行った。このようにして、透明性の良好な電磁波遮蔽
用フィルタが得られた。この電磁波遮蔽用フィルタは透
明であり、処理前に存在した気泡はほとんど消えてお
り、視感透過率55%、視感反射率2.5%、ヘイズ値
4.1%であり、画像表示装置用フィルタとして充分実
用に適した特性を有していた。
強化されたガラス基板を得た。この強化したガラス基板
の着色セラミックインクが印刷されている面に粘着剤シ
ート(リンテック社製、商品名「LS403A」)をロ
ールラミネーター機を使用して貼合した。続いて枚葉貼
合機を使用して、作成例1で作成したメッシュフィルム
を、導電性メッシュ層の反対面で上記粘着剤シート面に
貼りつけた。次いで、枚葉貼合機を使用し、粘着剤層付
きの、近赤外線吸収能を有する反射防止フィルム(旭硝
子社製、商品名「アークトップURP2179」)を、
粘着剤層面で前記導電メッシュ層面に周囲10mmが残
るように貼合した。以上により、図2に示す構成を有す
る積層体を得た。この積層体は不透明であり気泡を多く
含んでいた。また、この積層体のヘイズ値は18%と透
明性は不良であった。
流体加圧処理を行い、透明性の良好な電磁波遮蔽用フィ
ルタを得た。処理前に存在した気泡はほとんど消えてお
り、視感透過率58%、視感反射率3.0%、ヘイズ値
3.8%であり、画像表示装置用フィルタとして充分実
用に適した特性を有していた。
処理前の積層体を、流体加圧処理の直前にPET製フィ
ルムからなる減圧処理袋の中に入れ、−0.08MPa
の減圧に5分間保つ操作を加える以外は実施例1と同様
な処理を行い、電磁波遮蔽用フィルタを得た。この電磁
波遮蔽用フィルタは、残存気泡が全く見られず、実施例
1で得られた電磁波遮蔽用フィルタよりも、視感透過率
が高く、ヘイズ値が低いという、より優れた透明性を有
していた。
を有し、光学的にも優れたフィルタを容易に製造でき
る。このようにして得られた電磁波遮蔽用フィルタは画
像表示装置用フィルタとして極めて有用である。
断面図である。
す断面図である。
る。) 8:近赤外線吸収フィルム
Claims (3)
- 【請求項1】導電性メッシュ層(a)を有する基体
(A)と他のフィルム機能層(c)とが、該(a)面で
粘着剤層(b)により貼合されてなる電磁波遮蔽用フィ
ルタの製造方法において、(c)/(b)/(a)の位
置関係で配置された積層体を流体加圧処理することを特
徴とする電磁波遮蔽用フィルタの製造方法。 - 【請求項2】前記積層体を流体加圧処理する前に、あら
かじめ減圧処理を施す請求項1に記載の電磁波遮蔽用フ
ィルタの製造方法。 - 【請求項3】粘着剤層(b)が、フィルム機能層(c)
にあらかじめ形成されてなる粘着剤層である請求項1ま
たは2に記載の電磁波遮蔽用フィルタの製造方法。
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