JP2000171615A - ディスプレイ用フィルタおよびその製造方法 - Google Patents

ディスプレイ用フィルタおよびその製造方法

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JP2000171615A
JP2000171615A JP10349566A JP34956698A JP2000171615A JP 2000171615 A JP2000171615 A JP 2000171615A JP 10349566 A JP10349566 A JP 10349566A JP 34956698 A JP34956698 A JP 34956698A JP 2000171615 A JP2000171615 A JP 2000171615A
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filter
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Shigeyuki Yokoyama
茂幸 横山
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Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニュートンリング等の画像障害を防止すると
ともに、構成ならびに製造工程の簡略化を図ることがで
きるディスプレイ用フィルタを提供する。 【解決手段】 ディスプレイ10の前面を覆って配設さ
れる透明性支持体1と、この支持体1のディスプレイ1
0への対向面に積層され、その表面が粗面5aに形成さ
れた接着剤層5と、この接着剤層5の粗面5aに接着さ
れた金属メッシュ6Aとを備える。金属メッシュ6Aの
孔から露出する接着剤層5の粗面5aが画像障害を防止
する防眩作用をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT、液晶ディ
スプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイの前
面に、輝度やコントラストの調整あるいは電磁波シール
ドを目的として張られるディスプレイ用フィルタおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の急速な発展に伴
い、それら電子機器から発せられる電磁波による身体へ
の障害が問題視されてきている。特に、CRT、液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイ
は、その前面に使用者が長時間対面する場合が多いので
電磁波を直接かつ多く受ける機器であり、従来よりその
電磁波の放射を遮断するフィルタが開発、提供されてい
る。
【0003】図5は、プラズマディスプレイパネル(以
下、PDPと略称する)用の電磁波シールドフィルタの
一例を示している。このフィルタは、シート状の樹脂製
支持体11の一面(図で下面)に導電性メッシュ12を
圧着するか、もしくは接着剤により接着し、メッシュ側
に接着剤層13を介して防眩処理されたフィルム14を
積層し、一方、他の一面に粘着剤層15を介して樹脂製
のプレート16を積層したものである。支持体11、フ
ィルム14およびプレート16には、アクリル、PET
(ポリエチレンテレフタレート)、TAC(トリアセチ
ルセルロース)等が用いられる。また、フィルム14に
施される防眩処理は、表面に対する機械的な粗面化ある
いは防眩層用の塗料化した樹脂を塗布するなどによる。
このようなフィルタは、図5に示すように、PDP10
の前面(図で上面)に、防眩層14を対向させ、かつP
DP10との間に冷却ガスを対流させる空隙を空けた状
態で配置される。なお、図5は従来のフィルタの基本構
成を示しており、実用的にはプレート16に反射防止層
や保護層が積層され、また、必要に応じて防眩層14に
反射防止層が積層される。
【0004】ところで、従来のフィルタに積層される防
眩層は、主にニュートンリングと呼ばれる環状の光の干
渉縞の発生を防止する目的で積層されている。すなわ
ち、PDPは放熱量が多く、その放熱を抑えるために空
隙に冷却ガスを対流させているが、それでもPDPの放
熱を受けてフィルタが歪む場合があり、さらにPDPへ
の接触が生じることによってニュートンリングが発生し
やすくなるので、これを防眩層によって防止するわけで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、PD
P用フィルタにおいては、ニュートンリング等の光学的
画像障害を解消するために防眩層は必須の層である。と
ころが、図5に示したフィルタでは、防眩層を積層する
ためには接着剤層13とフィルム14を最低限必要と
し、防眩層用の塗料を用いる場合にはさらに材料と層の
数が増大するので、自ずとフィルタの製造工程が多くな
っていた。このため、フィルタの構成の簡略化ならびに
それに伴う製造工程の低減が望まれていた。したがって
本発明は、構成ならびに製造工程の簡略化を図ることが
できるディスプレイ用フィルタおよびその製造方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のディスプ
レイ用フィルタは、ディスプレイの前面を覆って配設さ
れ、ディスプレイへの対向面が粗面に形成された透明性
支持体と、この支持体の粗面側に設けられた金属メッシ
ュとを備えることを特徴としている。このフィルタは、
金属メッシュ側をディスプレイの前面に対向させて使用
される。ディスプレイ側からフィルタを見ると、金属メ
ッシュと、金属メッシュの孔の部分すなわち光透過部分
に支持体の粗面が見えることになる。このフィルタは、
支持体の粗面がニュートンリング等の画像障害を防止す
る防眩作用をなす。このように防眩作用をなす粗面が支
持体に直接設けられているので、防眩層用の構成要素
(前述したフィルムや塗料等)を用いる必要がなくな
り、その結果、構成ならびに製造工程の簡略化を図るこ
とができる。
【0007】また、本発明の第2のディスプレイ用フィ
ルタは、ディスプレイの前面を覆って配設される透明性
支持体と、この支持体のディスプレイへの対向面に積層
され、その表面が粗面に形成された接着剤層と、この接
着剤層の粗面側に設けられた金属メッシュとを備えるこ
とを特徴とするものである。すなわち、メッシュは接着
剤層を介して支持体に接着されている。なお、接着剤層
は接着剤を塗布することにより形成され、その接着剤と
しては、常温で粗面形状を維持することができれば、熱
硬化型、熱可塑型および光硬化型のいずれも使用するこ
とができ、ポリエステル系接着剤、アクリル系接着剤、
フェノール系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン
系接着剤、シリコン系接着剤等の熱硬化型または紫外線
硬化型接着剤が好ましく用いられる。熱硬化型接着剤
は、100℃以下で硬化する低温硬化型、さらに、硬化
温度が60℃以下の低温硬化型であればより好ましい。
また、紫外線硬化型接着剤は紫外線照射により瞬時に硬
化するので、製造時間短縮の観点から好ましい。このフ
ィルタも、メッシュ側をディスプレイの前面に対向させ
て使用される。ディスプレイ側からフィルタを見ると、
メッシュと、メッシュの孔の部分すなわち光透過部分に
接着剤層の粗面化された表面が見えることになる。この
フィルタは、接着剤層の粗面がニュートンリング等の画
像障害を防止する防眩作用をなす。このように、接着剤
層はメッシュを支持体に接着させる機能の他に、防眩作
用を合わせ持つ。したがって、上記第1のフィルタと同
様に防眩層用の構成要素を必要とせず、構成ならびに製
造工程の簡略化を図ることができる。
【0008】さて、本発明のフィルタにあっては、上記
のように支持体あるいは接着剤層に形成される粗面によ
って防眩作用がなされるが、防眩作用が的確になされる
ための粗面の表面粗さとしては、「JIS B060
1」で規定される十点平均粗さ(Rz)が0.1〜10
μmの範囲にあることが好ましく、0.1〜3μmであ
ればより好ましい。
【0009】また、金属メッシュは、金属単体をメッシ
ュ状に形成したものや、メッシュ状の繊維の表面にメッ
キや蒸着等の手段で金属膜を形成したもの等を使用する
ことができるが、特に、上記第1のディスプレイ用フィ
ルタでは、金属メッシュが、少なくともメッキ、蒸着ま
たはスパッタリングのうちのいずれか1つの手段により
形成された金属薄膜であることを好ましい態様としてい
る。これにより、特にできるだけ薄いことが求められる
PDP用フィルタとして好適となり、その金属薄膜の厚
さは1〜20μm、好ましくは1〜10μmがよい。な
お、このような所望の厚さの金属薄膜を得るためには、
メッキ、蒸着またはスパッタリングの手段を2以上組み
合わせることが望ましい。
【0010】また、上記第2のディスプレイ用フィルタ
では、金属メッシュが、金属箔をメッシュ加工したもの
であることを好ましい態様としている。この場合、特に
PDP用フィルタとして好適な金属箔の厚さは、3〜1
00μm、好ましくは4〜40μmがよい。
【0011】さらに、メッシュは、その前面側(目視さ
れる側)が黒色であることが、ハイコントラストの実現
およびディスプレイの電源OFF時に画面が黒いこと等
の要求を満たすことから好ましいとされている。したが
って、少なくとも使用状態における金属メッシュの目視
される面が黒色処理されていることが好ましい。
【0012】メッシュが電磁波シールドを目的とするも
のである場合には、上記のように金属薄膜または金属箔
が好適に用いられる。そのような金属メッシュの材料と
しては、銅、鉄、ニッケル、アルミニウム、金、銀、プ
ラチナ等の金属や、これら金属の2種以上の合金(例え
ば銅−ニッケル合金、ステンレス等)、さらには金属化
合物等の、箔化が可能な金属系材料が用いられる。ま
た、酸化防止等、必要に応じて表面をメッキ処理したも
のも適宜に用いることができる。特に好ましくは、銅、
アルミニウム、鉄、ニッケルの合金もしくは金属化合物
で、圧延等により箔化が容易なものであれば安価に製造
可能であることから好ましい。圧延製金属箔を用いる場
合には、その一面を粗面加工して用いる。また、圧延製
以外では、電解金属箔を用いることができる。この場合
には、電解生成された段階で予め表面が粗面となってい
るので粗面加工を省略することができる。
【0013】また、本発明のディスプレイ用フィルタで
は、支持体におけるメッシュが配される側とは反対側の
面に、反射防止層や保護層を設けることもでき、そのた
めに、その面に粘着剤層を積層しておく構成が好まし
い。この粘着剤層を介して、反射防止層や保護層を積層
することができるわけである。なお、粘着剤層は、例え
ば粘着剤を塗布することにより形成され、その粘着剤と
しては、アクリル系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ポ
リウレタン系粘着剤、ポリ酢酸ビニル系粘着剤、エポキ
シ系粘着剤等の透明性粘着剤が好ましく用いられる。
【0014】次に、本発明の第1のディスプレイ用フィ
ルタの製造方法は、上記第1のディスプレイ用フィルタ
の製造方法として好適であり、透明性支持体の少なくと
も一面を粗面化し、次いで、該支持体の粗面に金属薄膜
を形成し、しかる後、該金属薄膜をエッチング処理して
金属メッシュに形成することを特徴としている。金属薄
膜の形成手段としては、上記のように、メッキ、蒸着ま
たはスパッタリングのうちのいずれか1つ、または2以
上を組み合わせる手段が好ましい。この製造方法によっ
て得られるフィルタは、金属メッシュをディスプレイの
前面に対向させて使用され、支持体の粗面がニュートン
リング等の画像障害を防止する防眩作用をなす。この製
造方法によれば、支持体の一面を粗面化する工程と、そ
の粗面に金属薄膜を形成する工程と、金属薄膜をエッチ
ング処理する工程の3工程で、防眩層(この場合、粗
面)を備えたフィルタを製造することができ、このた
め、構成ならびに製造工程の簡略化を図ることができ
る。また、エッチング処理によるメッシュ形成方法を採
ることにより、メッシュパターンの形状、寸法、開口率
等を任意に制御しやすく、かつ精細化が容易に可能とな
る。なお、粗面の形成方法は任意であり、例えば、サン
ドブラスト加工や化学処理による加工等が挙げられる。
【0015】本発明の第2のディスプレイ用フィルタの
製造方法は、上記第2のディスプレイ用フィルタの製造
方法として好適であり、少なくとも一面が粗面に形成さ
れた金属箔の粗面と、透明性支持体の一面に接着剤層を
設けてなるシートの接着剤層とを接着して、該接着剤層
の表面に金属箔の粗面を転写させ、しかる後、金属箔を
エッチング処理して金属メッシュに形成すると同時に該
金属メッシュの孔から接着剤層の表面を露出させること
を特徴としている。この製造方法によれば、金属箔の粗
面を接着剤層に接着させると、その接着剤層の表面は、
金属箔の粗面が転写されて粗面化される。次に、接着剤
層を固化または硬化させた後、金属箔をメッシュ状にエ
ッチング処理すると、金属箔が溶解してできた孔は光透
過部分となり、その部分の接着剤層の表面が露出する。
この露出する接着剤層の表面は粗面となっており、防眩
作用をなす。本方法では、金属箔をエッチング処理して
メッシュを形成すると同時に、接着剤層の粗面を防眩層
として得ることができる。金属箔は、メッシュに形成さ
れて電磁波シールド機能を果たすのはもちろんのこと、
製造過程において接着剤層の粗面を形成するために活用
される。このため、構成ならびに製造工程の簡略化を図
ることができる。また、接着剤層の表面に形成する粗面
の粗さを金属箔によって任意に制御することができるこ
とから、防眩性を容易に制御することができる。さら
に、上記第1の製造方法と同様に、エッチング処理によ
るメッシュ形成方法を採ることにより、メッシュパター
ンの形状、寸法、開口率等を任意に制御しやすく、かつ
精細化が容易に可能となる。
【0016】上記第2の製造方法に用いる金属箔として
は、電解金属箔または粗面加工された圧延製金属箔が好
適に用いられる。これら金属箔の接着剤層に接着される
粗面の表面粗さは、「JIS B0601」で規定され
る十点平均粗さ(Rz)が0.1〜10μmの範囲にあ
ることが好ましく、0.1〜3μmであればより好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明をP
DP用フィルタの製造方法に適用した実施形態を説明す
る。(1)第1の実施形態 図1(a)〜(d)を参照して第1の実施形態に係るP
DP用フィルタの製造方法を工程順に説明する。 「工程1:粗面の形成」図1(a)は、シート状の支持
体1を示している。この支持体1は、PET、TAC、
アクリル等の光透過性を有する樹脂からなるもので、そ
の厚さは、例えば25〜100μmである。この支持体
1の一面(図で下面)に、図1(b)に示すように防眩
作用を目的として粗面1aを形成する。粗面1aの形成
方法としては、サンドブラスト加工や化学処理による加
工等が挙げられる。
【0018】「工程2:金属メッシュの形成」図1
(c)に示すように、支持体1の粗面1aに、電磁波シ
ールドを目的として、金属薄膜による金属メッシュ2を
形成する。金属メッシュ2の形成方法としては、まず、
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンビーム法等によ
って粗面1aに金属薄膜を形成し、次いで、この金属薄
膜にメッキ処理を施して厚さを数μmとした後、エッチ
ング処理を施して金属薄膜をメッシュに形成する方法が
好適に用いられる。エッチング処理は、金属薄膜へのレ
ジスト塗布、メッシュパターンが形成されたマスクの積
層、露光、エッチング、洗浄、といった工程によるもの
で、後述する金属箔のエッチング処理と同様に行うこと
ができる。なお、金属メッシュ2の厚さは金属薄膜の厚
さに依存し、1〜20μmの範囲で適宜に選択される。
【0019】「工程3:プレートの積層」図1(d)に
示すように、支持体1の粗面1aとは反対側の面(図で
上面)に、乾燥後の厚さが20μm程度となるよう粘着
剤を塗布して粘着剤層3を形成する。そしてこの粘着剤
層3に、アクリル等の光透過性樹脂からなる厚さ2mm
程度のプレート4を貼着する。
【0020】以上の工程により、本実施形態のディスプ
レイ用フィルタを得る。このフィルタは、支持体1の一
面が粗面化され、その粗面1aに金属薄膜からなる金属
メッシュ2が直接形成され、一方、支持体1の他の一面
に粘着剤層3を介してプレート4が貼られた構成であ
る。そして、図2に示すように、金属メッシュ2側がP
DP10の前面(図で上面)に対向し、かつPDP10
との間に冷却ガスを対流させる空隙を空けた状態で使用
される。なお、このフィルタにあっては、必要に応じ
て、プレート4に反射防止層や保護層が積層され、ま
た、金属メッシュ2に反射防止層が積層される。
【0021】本実施形態のフィルタによれば、PDP1
0に対向する支持体1の粗面1aがニュートンリング等
の画像障害を防止する防眩作用をなす。このように防眩
作用をなす粗面1aが支持体1に直接形成されるので、
防眩層用の構成要素を省略することができ、その結果、
構成ならびに製造工程の簡略化が図られ、低コストで量
産性に優れる。また、金属薄膜をエッチング処理して金
属メッシュ2を形成することにより、きわめて薄くする
ことができるとともに、メッシュパターンの形状、寸
法、開口率等を任意に制御しやすく、かつ精細化が容易
に可能となる。このため、所望の電磁波シールド性と光
透過性とを両立させることができるとともに、あらゆる
種類のディスプレイに適用することが可能である。さら
に、PDPに適用する場合、金属メッシュ2の孔を光の
三原色R・G・Bの少なくとも1画素に対応させること
により画像障害を防止する作用が大幅に向上し、より鮮
明な画像を得ることができる。
【0022】(2)第2の実施形態 図3(a)〜(h)を参照して第2の実施形態に係るP
DP用フィルタの製造方法を工程順に説明する。 「工程1:接着剤層の積層」図3(a)に示すように、
上記実施形態と同様の支持体1の一面(図で下面)に、
乾燥後の厚さが10〜30μm程度となるよう硬化型接
着剤を塗布して接着剤層5を形成し、シートを得る。 「工程2:金属箔の積層」接着剤層5が硬化する前に、
図3(b)に示すように、一面が粗面6aに形成された
厚さが3〜100μmの範囲にある金属箔6の粗面6a
を、接着剤層5に押し付けて接着する。これにより、接
着剤層5の表面は、金属箔6の粗面6aが転写されて粗
面5aに形成される。
【0023】「工程3:金属箔のエッチング処理」接着
剤層5が硬化した後、次のように金属箔6をエッチング
処理して金属メッシュを形成する。まず、図3(c)に
示すように、金属箔6の表面にレジスト7をラミネート
する。次いで、図3(d)に示すように、レジスト7の
表面に、形成するメッシュパターンが光透過部として印
刷されたフィルム状のマスク8を積層した後、マスク8
上から紫外線を照射する。レジスト7の厚さは10〜2
5μm程度が好適とされ、また、紫外線の照射量は80
〜160mj程度が好適とされる。紫外線の照射によ
り、マスク8の光透過部に対応する部分のレジスト7が
露光され、その露光部が金属箔6上に印刷される。
【0024】次いでマスク8を除去し、さらに、炭酸ソ
ーダ水溶液等のレジスト除去用の処理液に全体を浸漬し
て、未露光部すなわち未印刷部のレジスト7を除去す
る。これにより、図3(e)に示すようにレジスト7か
らなるメッシュパターンが金属箔6の表面に現像され
る。次に、エッチング処理液(例えば塩酸中に塩化第二
鉄を溶解させた液)中に全体を浸漬することにより、図
3(f)に示すように未現像部に対応する部分の金属箔
6をエッチングする。この後、苛性ソーダ希釈液等のレ
ジスト除去用の処理液に全体を浸漬して、図3(g)に
示すように残っていた現像部のレジスト7を除去し、電
磁波シールド機能を果たす金属メッシュ6Aを得る。こ
のように金属箔6をエッチング処理して金属メッシュ6
Aを形成すると、金属箔6が溶解してできた孔は光透過
部分となり、その部分の接着剤層5の表面、すなわち粗
面5aが露出する。この露出する接着剤層5の粗面5a
が防眩作用をなす。なお、上記エッチング処理に先立
ち、金属箔6を黒化処理してもよい。
【0025】「工程4:プレートの積層」図3(h)に
示すように、支持体1の他の一面(図で上面)に、乾燥
後の厚さが20μm程度となるよう粘着剤を塗布して粘
着剤層3を形成する。そしてこの粘着剤層3に、アクリ
ル等の光透過性樹脂からなる厚さ2mm程度のプレート
4を貼着する。
【0026】以上の工程により、本実施形態のディスプ
レイ用フィルタを得る。このフィルタは、支持体1の一
面に接着剤層5を介して金属メッシュ6Aが積層され、
支持体1の他の一面に粘着剤層3を介してプレート4が
貼られた構成である。そして、図4に示すように、金属
メッシュ6A側がPDP10の前面(図で上面)に対向
し、かつPDP10との間に冷却ガスを対流させる空隙
を空けた状態で使用される。なお、このフィルタにあっ
ても上記第1の実施形態と同様に、必要に応じて、プレ
ート4に反射防止層や保護層が積層され、また、金属メ
ッシュ6Aに反射防止層が積層される。
【0027】本実施形態のフィルタによれば、金属箔6
をエッチング処理することにより露出してPDP10に
対面する接着剤層5の粗面5aが、防眩作用をなす。そ
の粗面5aは、接着剤層5に金属箔6の粗面6aを接着
することにより形成され、金属箔6をエッチング処理し
て金属メッシュ6Aを形成すると同時に得ることができ
る。金属箔6は、金属メッシュ6Aに形成されて電磁波
シールド機能を果たすのはもちろんのこと、製造過程に
おいて接着剤層5の粗面5aを形成するために活用され
る。このため、構成ならびに製造工程の簡略化を図るこ
とができ、低コストで量産性に優れる。また、接着剤層
5の表面に形成する粗面5aの粗さを金属箔6の粗面6
aの粗さによって任意に制御することができるから、防
眩性を容易に制御することができる。さらに、エッチン
グ処理によって金属メッシュ6Aを形成することによる
次の作用効果を、上記第1の実施形態と同様に得ること
ができる。すなわち、フィルタを薄くすることができ、
メッシュパターンの形状、寸法、開口率等を任意に制御
しやすく、精細化が容易であり、所望の電磁波シールド
性と光透過性とを両立させることができ、あらゆる種類
のディスプレイに適用することが可能である。また、P
DPに適用する場合、金属メッシュ6Aの孔を光の三原
色R・G・Bの少なくとも1画素に対応させることによ
り、画像障害の防止作用が大幅に向上する。
【0028】
【実施例】次に、本発明に基づく実施例および本発明に
対する比較例を示す。 [実施例1]厚さ75μmの透明なPETフィルム(支
持体)の片面に、乾燥後の厚さが20μmとなるよう硬
化型接着剤を塗布して接着剤層を形成した後、片面が粗
面かつ黒色処理済みの厚さ12μmの電解銅箔(ジャパ
ンエナジー社製:JTCAM箔)の粗面を接着剤層に押
し付けて接着し、これを60℃の環境に3日間おいて接
着剤層を硬化させた。当該電解銅箔の粗面の表面粗さ
は、「JIS B0601」で規定される十点平均粗さ
(Rz)が2.8μmであった。次に、レジスト塗布、
メッシュパターンが形成されたマスクの積層、露光、エ
ッチング、洗浄、といった工程を経て、電解銅箔を、孔
の一辺500μm、ライン幅20μm、開口率92%の
金属メッシュに形成した。金属メッシュの孔には、電解
銅箔の粗面が接着して転写された接着剤層の粗面が露出
しており、この粗面の表面粗さは、電解銅箔と同じくR
zが2.8μmである。さらに、黒色酸化処理液とし
て、メルテックス社製エンプレートMB−438A/メ
ルテックス社製エンプレートMB−438B/純水=8
/21/79(体積比)を混合したものを用い、金属メ
ッシュを黒色酸化処理した。次いで、PETフィルムの
金属メッシュ側とは反対側の面に、乾燥後の厚さが20
μmとなるようアクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層を
形成し、この粘着剤層に厚さ2mmの透明アクリル板を
圧着して、実施例1のディスプレイ用フィルタを得た。
【0029】[実施例2]厚さ100μmの透明なTA
Cフィルム(支持体)の片面に、乾燥後の厚さが12μ
mとなるよう紫外線硬化型接着剤(ウレタン系モノマー
またはオリゴマーと、光開始剤:チバガイギー社製イル
ガキュアー♯184との混合品)を塗布して接着剤層を
形成した後、片面が粗面かつ黒色処理済みの厚さ9μm
の電解銅箔(ジャパンエナジー社製:JTC箔)の粗面
を接着剤層に押し付けて接着し、紫外線を照射して接着
剤層を硬化させた。当該電解銅箔の粗面の表面粗さRz
は2.7μmであった。次に、レジスト塗布、メッシュ
パターンが形成されたマスクの積層、露光、エッチン
グ、洗浄、といった工程を経て、電解銅箔を、孔の一辺
500μm、ライン幅25μm、開口率91%の金属メ
ッシュに形成した。金属メッシュの孔には、電解銅箔の
粗面が接着して転写された接着剤層の粗面が露出してお
り、この粗面の表面粗さは、電解銅箔と同じくRzが
2.7μmである。さらに、黒色酸化処理液として、メ
ルテックス社製エンプレートMB−438A/メルテッ
クス社製エンプレートMB−438B/純水=8/21
/79(体積比)を混合したものを用い、金属メッシュ
を黒色酸化処理した。次いで、TACフィルムの金属メ
ッシュ側とは反対側の面に、乾燥後の厚さが20μmと
なるようアクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層を形成
し、この粘着剤層に厚さ2mmの透明アクリル板を圧着
して、実施例2のディスプレイ用フィルタを得た。
【0030】[実施例3]銅箔として、厚さ12μm、
粗面加工された片面の表面粗さRz:0.3μmの圧延
銅箔(ジャパンエナジー社製:アズロール−Y処理)に
代えた以外は実施例1と同様にして、実施例3のディス
プレイ用フィルタを得た。金属メッシュの孔から露出す
る接着剤層の粗面の表面粗さは、用いた圧延銅箔と同じ
くRzが0.3μmである。
【0031】[実施例4]銅箔として、厚さ9μm、粗
面加工された片面の表面粗さRz:0.5μmの圧延銅
箔(ジャパンエナジー社製:アニール−C処理)に代え
た以外は実施例2と同様にして、実施例4のディスプレ
イ用フィルタを得た。金属メッシュの孔から露出する接
着剤層の粗面の表面粗さは、用いた圧延銅箔と同じくR
zが0.5μmである。
【0032】[実施例5]厚さ75μmの透明なPET
フィルム(支持体)の片面をサンドブラスト加工して、
Rz:1.0μmの粗面を形成した。この粗面にアルミ
ニウムを蒸着した後、銅メッキして厚さ5μmの金属薄
膜を形成した。次いで、金属薄膜を、レジスト塗布、メ
ッシュパターンが形成されたマスクの積層、露光、エッ
チング、洗浄、といった工程によりエッチング処理し、
孔の一辺500μm、ライン幅20μm、開口率92%
の金属メッシュに形成した。次いで、PETフィルムの
金属メッシュ側とは反対側の面に、乾燥後の厚さが20
μmとなるようアクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層を
形成し、この粘着剤層に厚さ2mmの透明アクリル板を
圧着して、実施例5のディスプレイ用フィルタを得た。
【0033】[比較例1]金属メッシュの材料となる銅
箔を、表面が平滑な圧延銅箔に代えた以外は実施例1と
同様にして、比較例1のディスプレイ用フィルタを得
た。金属メッシュの孔から露出する接着剤層の表面は、
用いた銅箔と同じく平滑である。 [比較例2]PETフィルムの片面をサンドブラスト加
工しない以外は実施例5と同様にして、比較例2のディ
スプレイ用フィルタを得た。
【0034】[比較例3]電磁波シールド基材として、
厚さ2mmの透明アクリル板の片面に、ポリエステル芯
繊維に銅/ニッケルを無電解メッキし、カーボンブラッ
クで表面を黒色処理した導電性メッシュ(線径43μ
m、目開き200メッシュ、厚さ66μm)を一体成形
した光透過性電磁波シールドシート(日清紡績社製、商
品名:デンジーシートMA200−20)を用いた。こ
のシートのメッシュ面に、乾燥後の厚さが20μmとな
るようアクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層を形成し、
この粘着剤層に、片面に防眩処理を施したPETフィル
ムの未処理面を貼り合わせ、比較例3のディスプレイ用
フィルタを得た。
【0035】上記各実施例および各比較例のフィルタに
つき、次の試験を行った。 電磁波遮蔽性:ADVANTEST社製スペクトラム
アナライザーTR4172(評価部はTR17301)
で、500MHzの遮蔽率を測定した。 光透過性:日本分光社製UVIDEC−670型可視
紫外光分光光度計で、350〜800nmの光透過率を
測定した。 画像特性:PDPのパネル前面(光の三原色R・G・
Bの1画素を構成するリブ間500μm)に、各実施例
および各比較例のフィルタを張り、目視にて画像特性を
評価した。ニュートンリング等の干渉縞が生じた場合は
×、鮮明な画像が得られた場合を○とした。 上記試験の結果は、次の表1の通りであった。
【0036】
【表1】
【0037】表1に示すように、本発明に基づく実施例
1〜5のディスプレイ用フィルタによれば、電磁波シー
ルド性および光透過性の双方に優れるとともに、ニュー
トンリング等の画像障害が生じない鮮明な画像を得るこ
とができた。一方、比較例1〜3のフィルタは画像鮮明
性に劣り(比較例1,2ではニュートンリングが、ま
た、比較例3ではモアレがみられた)、したがって、実
施例1〜5のフィルタに形成された粗面が防眩層として
確実に機能することが確かめられた。また、比較例2の
フィルタにおいては、PETフィルムと金属メッシュと
の界面で剥離しやすいといった構造上の欠陥がみられた
が、実施例1〜5のフィルタにはそのような問題は生じ
なかった。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持体もしくは支持体に積層した接着剤層に形成した粗
面により防眩作用を得るようにしたので、構成ならびに
製造工程の簡略化を図ることができ、低コストで量産性
に優れるディスプレイ用フィルタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るディスプレイ
用フィルタの製造工程を(a)〜(d)の順に示す概念
図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係るディスプレイ
用フィルタの使用状態を示す概念図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係るディスプレイ
用フィルタの製造工程を(a)〜(h)の順に示す概念
図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係るディスプレイ
用フィルタの使用状態を示す概念図である。
【図5】 従来のディスプレイ用フィルタおよびその使
用状態を示す概念図である。
【符号の説明】
1…支持体、1a…支持体の粗面、2,6A…金属メッ
シュ、3…粘着剤層、4…プレート、5…接着剤層、5
a…接着剤層の粗面、6…金属箔、6a…金属箔の粗
面、7…レジスト、8…マスク、10…PDP(プラズ
マディスプレイパネル)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイの前面を覆って配設され、
    ディスプレイへの対向面が粗面に形成された透明性支持
    体と、 この支持体の前記粗面側に設けられた金属メッシュとを
    備えることを特徴とするディスプレイ用フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記金属メッシュは、少なくともメッ
    キ、蒸着またはスパッタリングのうちのいずれか1つの
    手段により形成された金属薄膜であることを特徴とする
    請求項1に記載のディスプレイ用フィルタ。
  3. 【請求項3】 ディスプレイの前面を覆って配設される
    透明性支持体と、 この支持体の前記ディスプレイへの対向面に積層され、
    その表面が粗面に形成された接着剤層と、 この接着剤層の前記粗面側に設けられた金属メッシュと
    を備えることを特徴とするディスプレイ用フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記粗面の表面粗さは、「JIS B0
    601」で規定される十点平均粗さ(Rz)が0.1〜
    10μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のディスプレイ用フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記金属メッシュは金属箔をメッシュ加
    工したものであることを特徴とする請求項3または4に
    記載のディスプレイ用フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記支持体における前記金属メッシュが
    配される側とは反対側の面に粘着剤層が積層されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のディ
    スプレイ用フィルタ。
  7. 【請求項7】 透明性支持体の少なくとも一面を粗面化
    し、次いで、該支持体の粗面に金属薄膜を形成し、しか
    る後、該金属薄膜をエッチング処理して金属メッシュに
    形成することを特徴とするディスプレイ用フィルタの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも一面が粗面に形成された金属
    箔の粗面と、透明性支持体の一面に接着剤層を設けてな
    るシートの接着剤層とを接着して、該接着剤層の表面に
    前記金属箔の粗面を転写させ、しかる後、金属箔をエッ
    チング処理して金属メッシュに形成すると同時に該金属
    メッシュの孔から前記接着剤層の表面を露出させること
    を特徴とするディスプレイ用フィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記金属箔は、電解金属箔または粗面加
    工された圧延製金属箔であることを特徴とする請求項8
    に記載のディスプレイ用フィルタの製造方法。
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