JP2003164341A - 対面式厨房家具の収納庫 - Google Patents
対面式厨房家具の収納庫Info
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- JP2003164341A JP2003164341A JP2001365766A JP2001365766A JP2003164341A JP 2003164341 A JP2003164341 A JP 2003164341A JP 2001365766 A JP2001365766 A JP 2001365766A JP 2001365766 A JP2001365766 A JP 2001365766A JP 2003164341 A JP2003164341 A JP 2003164341A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キッチンと背中合わせに取付けられている収
納庫のキャビネットの外形を大きくせずに、キャビネッ
ト内部の奥行き寸法を大きくすることができる対面式厨
房家具の収納庫を提供する。 【解決手段】 キッチン21と背中合わせに収納庫22
が取付けられた対面式厨房家具20において、収納庫2
2のキャビネット40の奥側端面61にくぽんだ被係合
部60を形成し、背板50を被係合部に係合させてキャ
ビネット40に固定手段で固定した。
納庫のキャビネットの外形を大きくせずに、キャビネッ
ト内部の奥行き寸法を大きくすることができる対面式厨
房家具の収納庫を提供する。 【解決手段】 キッチン21と背中合わせに収納庫22
が取付けられた対面式厨房家具20において、収納庫2
2のキャビネット40の奥側端面61にくぽんだ被係合
部60を形成し、背板50を被係合部に係合させてキャ
ビネット40に固定手段で固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対面式のシステム
キッチンなど対面式厨房家具の収納庫に関する。
キッチンなど対面式厨房家具の収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】対面式のシステムキッチンなど対面式厨
房家具には、各種物品を収納するための収納庫が設けら
れている。図5(A)は、従来の対面式厨房家具の収納
庫を示す平面断面図で図2(A)(後述する)相当図、
図5(B)は、図5(A)中のB部拡大断面図で図2
(B)(後述する)相当図である。図5(A),(B)
に示すように、対面式厨房家具1には、キッチン2と背
中合わせに収納庫3が取付けられている。収納庫3は、
床面上に設置されたキャビネット4を有している。キャ
ビネット4を構成する一対の側板5により、背板6が支
持されている。キャビネット4には、移動可能な引き出
しが設けられているか、または、手前側に開閉扉10が
設けられている。
房家具には、各種物品を収納するための収納庫が設けら
れている。図5(A)は、従来の対面式厨房家具の収納
庫を示す平面断面図で図2(A)(後述する)相当図、
図5(B)は、図5(A)中のB部拡大断面図で図2
(B)(後述する)相当図である。図5(A),(B)
に示すように、対面式厨房家具1には、キッチン2と背
中合わせに収納庫3が取付けられている。収納庫3は、
床面上に設置されたキャビネット4を有している。キャ
ビネット4を構成する一対の側板5により、背板6が支
持されている。キャビネット4には、移動可能な引き出
しが設けられているか、または、手前側に開閉扉10が
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】背板6を支持するため
に、一対の側板5の奥側内面には溝7がそれぞれ形成さ
れている。背板6の両方の端部8が溝7にそれぞれ係合
することにより、背板6は二つの側板5に挟まれた状態
で支持される。キャビネット4の手前側端面から背板6
の手前側の面9までの寸法が、キャビネット4の内部の
奥行き寸法D1である。この奥行き寸法D1が大きい方が
物品を多く収納できるので好ましいが、奥行き寸法D1
を大きくした結果、キャビネット4の外形が大きくなる
のでは好ましくない。キャビネット4に上述のように引
き出しが設けられている場合、引き出しはレール機構に
より移動自在に支持されているので、規格化された複数
種類のレール機構のうちから、奥行き寸法D1内に収ま
るようなサイズのレール機構を選定する必要がある。そ
のため、キャビネット4の外形が同じ場合には、奥行き
寸法D1が大きいほど、大きいサイズのレール機構を選
定することが可能になるので好ましい。
に、一対の側板5の奥側内面には溝7がそれぞれ形成さ
れている。背板6の両方の端部8が溝7にそれぞれ係合
することにより、背板6は二つの側板5に挟まれた状態
で支持される。キャビネット4の手前側端面から背板6
の手前側の面9までの寸法が、キャビネット4の内部の
奥行き寸法D1である。この奥行き寸法D1が大きい方が
物品を多く収納できるので好ましいが、奥行き寸法D1
を大きくした結果、キャビネット4の外形が大きくなる
のでは好ましくない。キャビネット4に上述のように引
き出しが設けられている場合、引き出しはレール機構に
より移動自在に支持されているので、規格化された複数
種類のレール機構のうちから、奥行き寸法D1内に収ま
るようなサイズのレール機構を選定する必要がある。そ
のため、キャビネット4の外形が同じ場合には、奥行き
寸法D1が大きいほど、大きいサイズのレール機構を選
定することが可能になるので好ましい。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、キッチンと背中合わせに取付けられ
ている収納庫のキャビネットの外形を大きくせずに、キ
ャビネット内部の奥行き寸法を大きくすることができる
対面式厨房家具の収納庫を提供することを目的とする。
になされたもので、キッチンと背中合わせに取付けられ
ている収納庫のキャビネットの外形を大きくせずに、キ
ャビネット内部の奥行き寸法を大きくすることができる
対面式厨房家具の収納庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明にかかる対面式厨房家具は、キッチンと背中
合わせに収納庫が取付けられた構成になっている。そし
て、対面式厨房家具の収納庫において、この収納庫のキ
ャビネットの奥側端面にくぼんだ被係合部を形成し、背
板を前記被係合部に係合させて前記キャビネットに固定
手段で固定している。前記被係合部は、前記キャビネッ
トを構成する一対の側板の前記奥側端面に断面L字状に
形成されており、前記背板は一対の前記被係合部に係合
して、前記側板の前記奥側端面と前記背板の奥側表面と
がほぼ面一になっているのが好ましい。前記対面式厨房
家具の収納庫は、キャビネットに引き出しが移動可能に
設けられている場合に、前記キャビネットの内側には一
対の受けレールが取付けられ、前記引き出しには前記一
対の受けレールにスライド自在に係合する一対のスライ
ド部材が取付けられているのが好ましい。
め、本発明にかかる対面式厨房家具は、キッチンと背中
合わせに収納庫が取付けられた構成になっている。そし
て、対面式厨房家具の収納庫において、この収納庫のキ
ャビネットの奥側端面にくぼんだ被係合部を形成し、背
板を前記被係合部に係合させて前記キャビネットに固定
手段で固定している。前記被係合部は、前記キャビネッ
トを構成する一対の側板の前記奥側端面に断面L字状に
形成されており、前記背板は一対の前記被係合部に係合
して、前記側板の前記奥側端面と前記背板の奥側表面と
がほぼ面一になっているのが好ましい。前記対面式厨房
家具の収納庫は、キャビネットに引き出しが移動可能に
設けられている場合に、前記キャビネットの内側には一
対の受けレールが取付けられ、前記引き出しには前記一
対の受けレールにスライド自在に係合する一対のスライ
ド部材が取付けられているのが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
の一例を、図1ないし図4を参照して説明する。図1
(A),(B),(C)は、それぞれ対面式厨房家具の収納
庫側の外観図,側面図,キッチン側の外観図である。図
2 (A)は、図1 (A)のII−II線断面図、図2 (B)
は、図2 (A)中のB部拡大断面図である。図3は、図
1(A)のIII−III線断面図、図4は図3のIV−IV線矢
視図である。なお、説明の便宜上、図1 (A)中の矢印
E1, E2方向,図1 (B)中の矢印E3, E4方向を、そ
れぞれ収納庫の左方,右方,前方,後方として説明す
る。
の一例を、図1ないし図4を参照して説明する。図1
(A),(B),(C)は、それぞれ対面式厨房家具の収納
庫側の外観図,側面図,キッチン側の外観図である。図
2 (A)は、図1 (A)のII−II線断面図、図2 (B)
は、図2 (A)中のB部拡大断面図である。図3は、図
1(A)のIII−III線断面図、図4は図3のIV−IV線矢
視図である。なお、説明の便宜上、図1 (A)中の矢印
E1, E2方向,図1 (B)中の矢印E3, E4方向を、そ
れぞれ収納庫の左方,右方,前方,後方として説明す
る。
【0007】図1ないし図4に示すように、対面式厨房
家具20は、キッチン21と背中合わせに収納庫22が
取付けられた構成になっており、一般的に「対面式シス
テムキッチン」(または、「対面キッチン」)とも呼ば
れている。通常、キッチン21は台所側に配置され、収
納庫22は居間側に配置される。対面式厨房家具20
は、台所と居間とを仕切る間仕切りの機能を有しなが
ら、台所と居間の間で対面可能にして両者の一体感も発
揮するので、広く使用されている。
家具20は、キッチン21と背中合わせに収納庫22が
取付けられた構成になっており、一般的に「対面式シス
テムキッチン」(または、「対面キッチン」)とも呼ば
れている。通常、キッチン21は台所側に配置され、収
納庫22は居間側に配置される。対面式厨房家具20
は、台所と居間とを仕切る間仕切りの機能を有しなが
ら、台所と居間の間で対面可能にして両者の一体感も発
揮するので、広く使用されている。
【0008】キッチン21は、床面上に設置されたキッ
チンキャビネット23を有している。キッチンキャビネ
ット23は、コンロキャビネット24,一方の調理台キ
ャビネット25,シンクキャビネット26および他方の
調理台キャビネット27と、キャビネット24〜27の
上部を覆って取付けられたテーブルトップ28とにより
構成されている。このように、キッチン21は、単体と
しての厨房家具が複合した複合厨房家具を構成してい
る。コンロキャビネット24とその上部のテーブルトッ
プ28には、コンロ29が組み込まれている。一方の調
理台キャビネット25の上部のテーブルトップ28は調
理台になっている。シンクキャビネット26の上部のテ
ーブルトップ28には、シンク30が形成されている。
他方の調理台キャビネット27には食器洗い乾燥機31
が組み込まれ、上部のテーブルトップ28は調理台にな
っている。また、キッチンキャビネット23には複数の
引き出しが設けられている。対面式厨房家具20の上部
は、上方に延びた立ち上がり部34と、テーブルトップ
28の上方が空間になっているオープン部35とに区分
されている。立ち上がり部34には、コンロ29の上方
に配置されたレンジフード32が設けられている。
チンキャビネット23を有している。キッチンキャビネ
ット23は、コンロキャビネット24,一方の調理台キ
ャビネット25,シンクキャビネット26および他方の
調理台キャビネット27と、キャビネット24〜27の
上部を覆って取付けられたテーブルトップ28とにより
構成されている。このように、キッチン21は、単体と
しての厨房家具が複合した複合厨房家具を構成してい
る。コンロキャビネット24とその上部のテーブルトッ
プ28には、コンロ29が組み込まれている。一方の調
理台キャビネット25の上部のテーブルトップ28は調
理台になっている。シンクキャビネット26の上部のテ
ーブルトップ28には、シンク30が形成されている。
他方の調理台キャビネット27には食器洗い乾燥機31
が組み込まれ、上部のテーブルトップ28は調理台にな
っている。また、キッチンキャビネット23には複数の
引き出しが設けられている。対面式厨房家具20の上部
は、上方に延びた立ち上がり部34と、テーブルトップ
28の上方が空間になっているオープン部35とに区分
されている。立ち上がり部34には、コンロ29の上方
に配置されたレンジフード32が設けられている。
【0009】収納庫22は、床面上に設置されたキャビ
ネット40を有している。収納庫22用のキャビネット
40は、矩形状の側板41と、側板41の上部を覆って
取付けられた天井板42と、床面と平行に配置されて側
板41に取付けられた底板43と、キャビネット40の
内部空間を仕切るために水平方向に配置されて、側板4
1に取付けられた棚板44とを有している。隣合う収納
部どうしの間の側板41は仕切り壁の機能を有してい
る。立ち上がり部34の左端と右端の側板41と、立ち
上がり部34の下方のキャビネット40における左端と
右端の側板41は、外壁板としての機能を有している。
側板41には、各種物品を載せるための別の棚板45も
取付けられている。
ネット40を有している。収納庫22用のキャビネット
40は、矩形状の側板41と、側板41の上部を覆って
取付けられた天井板42と、床面と平行に配置されて側
板41に取付けられた底板43と、キャビネット40の
内部空間を仕切るために水平方向に配置されて、側板4
1に取付けられた棚板44とを有している。隣合う収納
部どうしの間の側板41は仕切り壁の機能を有してい
る。立ち上がり部34の左端と右端の側板41と、立ち
上がり部34の下方のキャビネット40における左端と
右端の側板41は、外壁板としての機能を有している。
側板41には、各種物品を載せるための別の棚板45も
取付けられている。
【0010】キャビネット40の前方側には、キャビネ
ット40の前部を開閉可能に覆う複数組の開き扉46,
47,48が取付けられている。オープン部35の下方
の収納庫22においては、下部に開き扉48が配置さ
れ、その上部には、一つまたは複数(ここでは、二つ)
の引き出し51が配置されている。開き扉48で開閉す
るキャビネット40内の下部収納部53と、引き出し5
1が配置されたキャビネット40の内部の上部収納部5
4は、棚板44により仕切られている。下部収納部53
には棚板45が配置されており、上部収納部54には、
細長い補強部材55が左右に水平方向に配置されて側板
41に支持されている。
ット40の前部を開閉可能に覆う複数組の開き扉46,
47,48が取付けられている。オープン部35の下方
の収納庫22においては、下部に開き扉48が配置さ
れ、その上部には、一つまたは複数(ここでは、二つ)
の引き出し51が配置されている。開き扉48で開閉す
るキャビネット40内の下部収納部53と、引き出し5
1が配置されたキャビネット40の内部の上部収納部5
4は、棚板44により仕切られている。下部収納部53
には棚板45が配置されており、上部収納部54には、
細長い補強部材55が左右に水平方向に配置されて側板
41に支持されている。
【0011】収納庫22のキャビネット40の後部に
は、平板状の背板50が取付けられている。キャビネッ
ト40の奥側端面(後方側端面)61には、くぼんだ被
係合部60が切欠きなどにより形成され、背板50は、
被係合部60に係合してキャビネット40に固定手段で
固定されている。これにより、キャビネット40の奥側
端面61のところに背板50を配置することができる。
本実施形態の収納庫22においては、被係合部60は、
キャビネット40を構成する一対の側板41の奥側端面
61に断面L字状に切欠いて形成されている。なお、被
係合部60の断面形状は、他の形状であってもよい。
は、平板状の背板50が取付けられている。キャビネッ
ト40の奥側端面(後方側端面)61には、くぼんだ被
係合部60が切欠きなどにより形成され、背板50は、
被係合部60に係合してキャビネット40に固定手段で
固定されている。これにより、キャビネット40の奥側
端面61のところに背板50を配置することができる。
本実施形態の収納庫22においては、被係合部60は、
キャビネット40を構成する一対の側板41の奥側端面
61に断面L字状に切欠いて形成されている。なお、被
係合部60の断面形状は、他の形状であってもよい。
【0012】一対の被係合部60に係合している背板5
0をキャビネット40に固定する固定手段として、複数
の小ねじ63が使用されている。すなわち、小ねじ63
で背板50の上部を補強部材55にねじ込み固定し、背
板50の下部を底板43にねじ込み固定し、その中間部
を棚板44(および/または、別の棚板45)にねじ込
み固定している。これにより、背板50はキャビネット
40に強固に固定される。なお、固定手段は接着剤であ
ってもよい。側板41の奥側端面61のところに背板5
0を配置できるので、キャビネット40の外形を大きく
せずに、キャビネット40内部の奥行き寸法Dを大きく
することができる。奥行き寸法Dは、キャビネット40
の手前側端面から背板50の手前側の面までの寸法であ
る。また、側板41の奥側端面61と、背板50の奥側
表面62がほぼ面一なので、キッチン21と収納庫22
を背中合わせに組立てる際に、凸凹がないのでスムーズ
に組立てることができ、対面式厨房家具20全体の前後
方向の寸法が大きくならない。
0をキャビネット40に固定する固定手段として、複数
の小ねじ63が使用されている。すなわち、小ねじ63
で背板50の上部を補強部材55にねじ込み固定し、背
板50の下部を底板43にねじ込み固定し、その中間部
を棚板44(および/または、別の棚板45)にねじ込
み固定している。これにより、背板50はキャビネット
40に強固に固定される。なお、固定手段は接着剤であ
ってもよい。側板41の奥側端面61のところに背板5
0を配置できるので、キャビネット40の外形を大きく
せずに、キャビネット40内部の奥行き寸法Dを大きく
することができる。奥行き寸法Dは、キャビネット40
の手前側端面から背板50の手前側の面までの寸法であ
る。また、側板41の奥側端面61と、背板50の奥側
表面62がほぼ面一なので、キッチン21と収納庫22
を背中合わせに組立てる際に、凸凹がないのでスムーズ
に組立てることができ、対面式厨房家具20全体の前後
方向の寸法が大きくならない。
【0013】高い方の天井板42は立ち上がり部34の
上部に配置され、低い方の天井板42は、オープン部3
5の対面カウンター49の機能を兼ねている。キャビネ
ット40の前方下部には蹴込み52が形成されており、
蹴込み52は底板43の下方に配置されている。キャビ
ネット40に引き出し51を移動可能に設けるために、
キャビネット40の内側には一対の受けレール70が取
付けられている。一対の受けレール70は、引き出し5
1の左右の側板41に固定され、前後方向を向いてほぼ
水平に且つ平行に配置されている。引き出し51には、
一対の受けレール70にスライド自在に係合する一対の
スライド部材71が取付けられている。一対のスライド
部材71は、引き出し51の左右両側に取付けられてい
る。受けレール70とスライド部材71によりレール機
構72が構成される。引き出し51は、レール機構72
を介して、キャビネット40に対して前後方向に自在に
移動することができる。
上部に配置され、低い方の天井板42は、オープン部3
5の対面カウンター49の機能を兼ねている。キャビネ
ット40の前方下部には蹴込み52が形成されており、
蹴込み52は底板43の下方に配置されている。キャビ
ネット40に引き出し51を移動可能に設けるために、
キャビネット40の内側には一対の受けレール70が取
付けられている。一対の受けレール70は、引き出し5
1の左右の側板41に固定され、前後方向を向いてほぼ
水平に且つ平行に配置されている。引き出し51には、
一対の受けレール70にスライド自在に係合する一対の
スライド部材71が取付けられている。一対のスライド
部材71は、引き出し51の左右両側に取付けられてい
る。受けレール70とスライド部材71によりレール機
構72が構成される。引き出し51は、レール機構72
を介して、キャビネット40に対して前後方向に自在に
移動することができる。
【0014】レール機構72は、通常、その長手方向の
寸法に関しても規格化されている。そこで、本発明で
は、背板50をキャビネット40の最も奥側に配置し
て、キャビネット内部の奥行き寸法Dを大きくした。キ
ャビネットが同じ外形寸法の場合、従来の奥行き寸法D
1は本発明の場合と比較して小さかったので、所望のサ
イズのレール機構を採用することができない場合があっ
た。これに対して、本発明によれば、奥行き寸法Dが大
きくなったので、キャビネットの外形を大きくせずに、
所望のサイズのレール機構72を採用することが可能で
ある。
寸法に関しても規格化されている。そこで、本発明で
は、背板50をキャビネット40の最も奥側に配置し
て、キャビネット内部の奥行き寸法Dを大きくした。キ
ャビネットが同じ外形寸法の場合、従来の奥行き寸法D
1は本発明の場合と比較して小さかったので、所望のサ
イズのレール機構を採用することができない場合があっ
た。これに対して、本発明によれば、奥行き寸法Dが大
きくなったので、キャビネットの外形を大きくせずに、
所望のサイズのレール機構72を採用することが可能で
ある。
【0015】上述のように、本発明によれば、キャビネ
ット40の外形を大きくせずに、キャビネット内部の奥
行き寸法Dを大きくすることができるので、キャビネッ
ト40自体の大型化を防止することができる。また、背
板50はキャビネット40の後側から取付ければよいの
で、背板50の取付け作業が容易である。なお、各図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
ット40の外形を大きくせずに、キャビネット内部の奥
行き寸法Dを大きくすることができるので、キャビネッ
ト40自体の大型化を防止することができる。また、背
板50はキャビネット40の後側から取付ければよいの
で、背板50の取付け作業が容易である。なお、各図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、キ
ッチンと背中合わせに取付けられている収納庫のキャビ
ネットの外形を大きくせずに、キャビネット内部の奥行
き寸法を大きくすることができる。
ッチンと背中合わせに取付けられている収納庫のキャビ
ネットの外形を大きくせずに、キャビネット内部の奥行
き寸法を大きくすることができる。
【図1】図1ないし図4は本発明の実施形態の一例を示
す図である。図1(A),(B),(C)は、それぞれ
対面式厨房家具の収納庫側の外観図,側面図,キッチン
側の外観図である。
す図である。図1(A),(B),(C)は、それぞれ
対面式厨房家具の収納庫側の外観図,側面図,キッチン
側の外観図である。
【図2】図2(A)は図1(A)のII−II線断面図、図
2(B)は図2(A)中のB部拡大断面図である。
2(B)は図2(A)中のB部拡大断面図である。
【図3】図1(A)のIII−III線断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【図5】図5(A)は、従来の対面式厨房家具の収納庫
を示す平面断面図で図2(A)相当図、図5(B)は、
図5(A)中のB部拡大断面図で図2(B)相当図であ
る。
を示す平面断面図で図2(A)相当図、図5(B)は、
図5(A)中のB部拡大断面図で図2(B)相当図であ
る。
20 対面式厨房家具
21 キッチン
22 収納庫
40 キャビネット
41 側板
50 背板
51 引き出し
60 被係合部
61 奥側端面
62 奥側表面
63 小ねじ(固定手段)
70 受けレール
71 スライド部材
Claims (3)
- 【請求項1】 キッチンと背中合わせに収納庫が取付け
られた対面式厨房家具において、 前記収納庫のキャビネットの奥側端面にくぼんだ被係合
部を形成し、背板を前記被係合部に係合させて前記キャ
ビネットに固定手段で固定したことを特徴とする対面式
厨房家具の収納庫。 - 【請求項2】 請求項1に記載の対面式厨房家具の収納
庫であって、 前記被係合部は前記キャビネットを構成する一対の側板
の前記奥側端面に断面L字状に形成されており、 前記背板は一対の前記被係合部に係合して、前記側板の
前記奥側端面と前記背板の奥側表面とがほぼ面一になっ
ていることを特徴とする対面式厨房家具の収納庫。 - 【請求項3】 前記キャビネットに引き出しが移動可能
に設けられた請求項1または2に記載の対面式厨房家具
の収納庫であって、 前記キャビネットの内側には一対の受けレールが取付け
られ、前記引き出しには前記一対の受けレールにスライ
ド自在に係合する一対のスライド部材が取付けられてい
ることを特徴とする対面式厨房家具の収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365766A JP2003164341A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 対面式厨房家具の収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365766A JP2003164341A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 対面式厨房家具の収納庫 |
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Citations (5)
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JPS6037407A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-26 | ウエスタ−ン・トレ−デイング株式会社 | 家具背板結合部材 |
JPS61270511A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-29 | イビデン株式会社 | 家具の背板の取付構造および取付方法 |
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JP2002101979A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-09 | National House Industrial Co Ltd | 可動収納部付対面キッチン装置 |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001365766A patent/JP2003164341A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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