JP6654082B2 - 収納ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、複数のキャビネットを連結させて構成された収納ユニットに関する。
台所には、シンク(流し)又はコンロが取り付けられるキャビネット、食器洗い乾燥機又はオーブンレンジ等の電気機器が組み込まれるキャビネット、食器及び調理用具等を収納するためのキャビネット等が設置されている。キャビネットは、例えば棒状のフレーム部材を連結して組立てられる(特許文献1参照)。また、複数のキャビネットを並べて連結させたシステムキッチン(収納ユニット)が普及している。
特開2010−14157号公報
システムキッチンの上面にはワークトップ(天板)が取り付けてある。ワークトップは、隣接するキャビネット間の隣接箇所を覆い、システムキッチンの上面に平坦な作業面を構成する。
しかしながら、一般的なワークトップは、連結されたキャビネットの上面を覆う形状をなしており、システムキッチンの正面側におけるキャビネット間の隣接箇所は覆わない。よって、システムキッチンの正面側ではキャビネット間の隣接箇所が露出するので、美観を損なう虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、美観を向上させることができる収納ユニットを提供することにある。
本発明に係る収納ユニットは、前面に開口部を有する複数のキャビネットが左右方向に並設してある収納ユニットにおいて、それぞれ隣接する前記キャビネットの前記開口部を形成する枠の上部分の上板間の前記前面側の隣接部分を目隠しする目隠し板部を備え、前記キャビネットのそれぞれの上板は上下方向に異なる厚みを有しており、前記目隠し板部は、前記キャビネットのそれぞれの上板の前記前面側の端面を覆う領域を有し、前記領域のそれぞれは、前記キャビネットのそれぞれの上板の厚みに対応する幅を有する。
本発明にあっては、隣接するキャビネット間において、キャビネットの上板同士が隣接する隣接部分の前面側を目隠し板部が目隠しする。よって、キャビネット間の隣接部分が人目に付くことがなく、隣接部分に不要物が紛れ込むことを防止する。また、連結される各キャビネットの上板の前面側を目隠しする目隠し板部が、各キャビネットの上板の厚みに応じた領域を有するので、上板の厚みが異なるキャビネットを連結させて用いることが可能である。
本発明に係る収納ユニットは、前記目隠し板部は、前記複数のキャビネットの左右幅全体に亘る単一の部材であることを特徴とする。
本発明にあっては、連結される各キャビネットの上板の前面側が1つの目隠し板部で覆われる。よって、前面側から見た場合の収納ユニットの美観を向上させることが可能であり、美観を向上させるための部材を容易に製造することが可能である。
本発明に係る収納ユニットは、前記目隠し板部は、下端から背面側に延びる取付板部を有し、該取付板部にて前記キャビネットの上板に取り付けられるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、目隠し板部は、下端から背面側に取付板部が延設してある。取付板部が各キャビネットの上板に取り付けられることにより、目隠し板部が収納ユニットに取り付けられる。よって、目隠し板部を収納ユニットに取り付けるための部品が人目に付くことを回避できる。
本発明に係る収納ユニットは、前記キャビネットの右側板又は左側板の前面を目隠しする第2目隠し板部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、収納ユニットの右側の側板又は左側の側板の前面が第2目隠し板部にて目隠しされる。よって、収納ユニットの美観をより向上させることが可能である。また、目隠し板部及び第2目隠し板部を別体とすることにより、容易に製造することが可能となる。
本発明の収納ユニットによる場合、正面側(前面側)におけるキャビネット間の隣接部分が目隠しされるので、複数のキャビネットを連結させた収納ユニットの美観を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るシステムキッチンの構成を略示する斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシステムキッチンの構成を略示する斜視図である。 化粧板を示す模式図である。 化粧板を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るシステムキッチンの構成を略示する斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシステムキッチンの構成を略示する斜視図である。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチンの構成を略示する斜視図である。図1及び図2はシステムキッチン1を正面側(前側)から見た状態を示しており、図1は化粧板2〜4を取り付ける前のシステムキッチン1を、図2は化粧板2〜4を取り付けた後のシステムキッチン1をそれぞれ示す。図3は化粧板2を示す模式図であり、図3Aは化粧板2の正面図、図3Bは化粧板2の断面図である。図4は化粧板3を示す模式図であり、図4Aは化粧板3の正面図、図4Bは化粧板3の側面図である。図5及び図6は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチン1の構成を略示する斜視図である。図5及び図6はシステムキッチン1を背面側(後側)から見た状態を示しており、図5は化粧板5〜7を取り付ける前のシステムキッチン1を、図6は化粧板5〜7を取り付けた後のシステムキッチン1をそれぞれ示す。
本実施の形態のシステムキッチン(収納ユニット)1は、4つのキャビネット11〜14が左右方向に並べて連結されている。キャビネット11〜14は少なくとも一側面に開口部を有し、それぞれの開口部を前側に向けて並置されている。図1に示す例では、キャビネット11の右側にキャビネット12が連結され、キャビネット12の右側にキャビネット13が連結され、キャビネット13の右側にキャビネット14が連結されている。連結された各キャビネット11〜14の前側の端面(開口端面)はほぼ同一面状(面一)となっている。また、キャビネット11〜14の背面側に3つのキャビネット15〜17が左右方向に並べて連結されている。キャビネット15〜17は一側面に開口部を有し、それぞれの開口部を後側に向けて並置されている。よって、キャビネット11〜14とキャビネット15〜17とは、開口部を有する一側面の反対側の側面にて連結されている。図1及び図2に示す例では、キャビネット11の背面にキャビネット15が連結されており、キャビネット12,13の背面にキャビネット16が連結されており、キャビネット14の背面にキャビネット17が連結されている。
キャビネット11は例えばシンク台(流し台)であり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット11の上部の開口部にはシンク(不図示)が設置され、前部の開口部には、上下方向に並ぶ2つの抽斗(不図示)が、キャビネット11に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。シンクに接続される排水管はキャビネット11内に配置されるので、抽斗はキャビネット11に収納された場合に排水管に当たらない大きさに構成される。
キャビネット12は例えば食器洗い乾燥機を収容するキャビネットであり、前部が開放された矩形筐状をなす。食器洗い乾燥機は、食器洗い乾燥機本体に対して食器を出し入れする抽斗が、キャビネット12の前部の開口部を介してキャビネット12に対して前後方向にスライドするように、キャビネット12に組み込まれる。
キャビネット13は例えば食品、食器又は調理用具等を収納するキャビネットであり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット13の前部の開口部には、上下方向に並ぶ3つの抽斗(不図示)が、キャビネット13に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。
キャビネット14は例えばコンロ台であり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット14の上部の開口部にはビルトイン型のグリル付きコンロ(不図示)が設置され、前部の開口部には、上下方向に並ぶ3つの抽斗(不図示)が、キャビネット14に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。
図1に示すように左右方向に連結されたキャビネット11〜14には、それぞれの上面を構成する上板11a〜14aに前側から化粧板2が取り付けられる。上板11a,13a,14aは、各キャビネット11,13,14の左右2つの側壁(側板)と後側の後壁(後板)と共に上部の開口部を構成する棒状部材であり、上板12aはキャビネット12の上壁(天壁)を構成する部材である。
なお、キャビネット11,12の上板11a,12aは隣接部分1aを介して連結されており、キャビネット12,13の上板12a,13aは隣接部分1bを介して連結されており、キャビネット13,14の上板13a,14aは隣接部分1cを介して連結されている。このように隣接部分1a〜1cを介して連結された上板11a〜14aの前面側は、ほぼ同一面状(面一)となっている。
化粧板2は、例えばステンレス製であり、システムキッチン1の左右幅全体に亘る細長い矩形状の目隠し板部20を有する。目隠し板部20は、化粧板2がキャビネット11〜14に取り付けられた場合に、上板11aの前面に当接して被覆する領域20aと、上板12aの前面に当接して被覆する領域20bと、上板13a,14aの前面に当接して被覆する領域20cとを有する。領域20a〜20cは、それぞれが当接する上板11a〜14aの当接面(上板11a〜14aの前面)の上下方向の幅(厚み)に対応する幅と、左右方向の長さに対応する長さとを有する矩形をなす。図1及び図3Aに示す例では、上板12aは他の上板11a,13a,14aよりも薄い厚みを有するので、領域20bは他の領域20a,20cよりも小さい幅を有する。
また化粧板2は、図3Bに示すように、目隠し板部20の下端から後側(背面側)に延びる矩形の取付板部21を有する。取付板部21は、目隠し板部20の各領域20a〜20cの下端からそれぞれ延設されている。取付板部21の適宜箇所には貫通孔21aが設けてある。
上述した構成の化粧板2をキャビネット11〜14に取り付ける場合、目隠し板部20の領域20a〜20cをキャビネット11〜14の上板11a〜14aの前面に当接させ、取付板部21を上板11a〜14aの下面に当接させた状態で、例えば取付板部21の貫通孔21aに通したビスで取付板部21を上板11a〜14aの下面に取り付ける。化粧板2をキャビネット11〜14に取り付ける方法はこれに限らず、両面テープ、接着剤、タッカー及びビス等の内の1又は複数を用いてもよい。なお、タッカー又はビスを用いる場合、取付板部21を上板11a〜14aの下面に取り付けることにより、キャビネット11〜14の正面側に取付部材(タッカー又はビス)が露出しないので美観が損なわれない。両面テープ又は接着剤を用いる場合、目隠し板部20及び取付板部21と、上板11a〜14aとの当接箇所を両面テープ又は接着剤にて接着させることにより、化粧板2をキャビネット11〜14に強固に取り付けることができる。
上述したようにキャビネット11〜14に化粧板2を取り付けることにより、隣接する上板11a〜14aの前面を1つの化粧板2(目隠し板部20)にて覆う(目隠しする)ことができる。よって、隣接する上板11a〜14a間の隣接部分1a〜1cが人目に付かないので、システムキッチン1の美観を向上させることができる。また、上板11a〜14a間の隣接部分1a〜1cが露出しないので、隣接部分1a〜1cに不要物が紛れ込むことを防止できる。
本実施の形態のシステムキッチン1では、左右の側板にも化粧板4,3がそれぞれ取り付けてある。具体的には、キャビネット11の左側板に化粧板4が前側から取り付けてあり、キャビネット14の右側板に化粧板3が前側から取り付けてある。
化粧板3は、例えばステンレス製であり、図4Aに示すように上下方向に細長い矩形の目隠し板部(第2目隠し板部)30と、図4Bに示すように目隠し板部30の左端から後側(背面側)に延びる矩形の取付板部31とを有する。目隠し板部30は、キャビネット14の右側板の前面を被覆する大きさを有する。取付板部31は、化粧板3がキャビネット14の右側板に取り付けられた場合に、右側板の左面に当接するように設けてある。図1及び図4Bに示す例では、取付板部31は、キャビネット14の右側板に抽斗をスライドさせるために設けられた2つのレール部材14bを避けて右側板の左面に当接するように3つ設けてある。取付板部31の適宜箇所には貫通孔31aが設けてある。
上述した構成の化粧板3をキャビネット14(システムキッチン1)に取り付ける場合、目隠し板部30をキャビネット14の右側板の前面に当接させ、取付板部31のそれぞれを右側板の左面に当接させた状態で、例えば取付板部31の貫通孔31aに通したビスで取付板部31を右側板の左面に取り付ける。化粧板3をキャビネット14に取り付ける方法はこれに限らず、両面テープ、接着剤、タッカー及びビス等の内の1又は複数を用いてもよい。化粧板3においても、タッカー又はビスを用いる場合、取付板部31をキャビネット14の右側板の左面に取り付けることにより、キャビネット14の正面側に取付部材(タッカー又はビス)が露出しないので美観が損なわれない。また両面テープ又は接着剤を用いる場合、目隠し板部30及び取付板部31と、キャビネット14の右側板との当接箇所を両面テープ又は接着剤にて接着させることにより、化粧板3をキャビネット14に強固に取り付けることができる。
化粧板4は化粧板3と同様の構成を有する。図1に示すように、化粧板4は、上下方向に細長い矩形の目隠し板部40と、目隠し板部40の右端から後側に延びる矩形の取付板部41とを有する。目隠し板部40は、キャビネット12の左側板の前面を被覆する大きさを有する。取付板部41は、化粧板4がキャビネット11の左側板に取り付けられた場合に、左側板の右面に当接するように設けてある。図1に示す例では、取付板部41は、キャビネット11の左側板に抽斗をスライドさせるために設けられた1つのレール部材11bを避けて左側板の右面に当接するように2つ設けてある。取付板部41の適宜箇所には貫通孔が設けてある。
化粧板4をキャビネット11(システムキッチン1)に取り付ける場合、目隠し板部40をキャビネット11の左側板の前面に当接させ、取付板部41のそれぞれを左側板の右面に当接させた状態で、例えば取付板部41の貫通孔に通したビスで取付板部41を左側板の右面に取り付ける。化粧板4をキャビネット11に取り付ける方法は、化粧板3をキャビネット14に取り付ける方法と同様である。
システムキッチン1の左右の側板についても、上述したように化粧板3,4を取り付けることにより、左右の側板の前面をそれぞれ1つの化粧板3,4(目隠し板部30,40)にて覆う(目隠しする)ことができる。
次にキャビネット15〜17について図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6はシステムキッチン1を後側から見た状態を示すので、図5及び図6における前後方向及び左右方向のそれぞれは、図1〜図4における前後方向及び左右方向とは逆方向となる。
キャビネット15〜17は例えば、食品又は食器等を収納するキャビネットである。キャビネット15〜17はそれぞれ、前部が開放された矩形筐状をなし、内部に3段の収納棚が設けてある。キャビネット15〜17の開口部にはそれぞれ、開き戸又は引き戸(図示せず)が取り付けてある。なお、各キャビネット15〜17における収納棚の数、収納棚のサイズは、図5及び図6に示した構成に限らない。
左右方向に連結されたキャビネット15〜17には、それぞれの上面を構成する上板15a〜17aに前側から化粧板5が取り付けられる。上板15a〜17aは各キャビネット15〜17の上壁(天壁)を構成する部材である。
なお、キャビネット15,16の上板15a,16aは隣接部分1dを介して連結されており、キャビネット16,17の上板16a,17aは隣接部分1eを介して連結されている。このように隣接部分1d,1eを介して連結された上板15a〜17aの前面側は、ほぼ同一面状(面一)となっている。
化粧板5は、例えばステンレス製であり、化粧板2と同様の構成を有する。具体的には、化粧板5は、システムキッチン1の左右幅全体に亘る細長い矩形状の目隠し板部50と、目隠し板部50の下端から後側に延びる矩形の取付板部51とを有する。目隠し板部50は、キャビネット15〜17の上板15a〜17aを全て被覆する大きさを有する。取付板部51は、化粧板5がキャビネット15〜17に取り付けられた場合に、上板15a〜17aの下面に当接するように設けてある。図5に示す例では、取付板部51は、隣接するキャビネット15〜17間の隣接部分1d,1eを避けて上板15a〜17aの下面に当接するように設けてある。取付板部51の適宜箇所には貫通孔(不図示)が設けてある。
上述した構成の化粧板5をキャビネット15〜17に取り付ける場合、目隠し板部50をキャビネット15〜17の上板15a〜17aの前面に当接させ、取付板部51を上板15a〜17aの下面に当接させた状態で、例えば取付板部51の貫通孔に通したビスで取付板部51を上板15a〜17aの下面に取り付ける。化粧板5をキャビネット15〜17に取り付ける場合、化粧板2をキャビネット11〜14に取り付ける方法と同様の方法を用いることができる。
上述したようにキャビネット15〜17に化粧板5を取り付けることにより、隣接する上板15a〜17aの前面を1つの化粧板5(目隠し板部50)にて覆う(目隠しする)ことができる。よって、隣接する上板15a〜17a間の隣接部分1d,1eが人目に付かないので、システムキッチン1の美観を向上させることができる。また、上板15a〜17a間の隣接部分1d,1eが露出しないので、隣接部分1d,1eに不要物が紛れ込むことを防止できる。
キャビネット15〜17においても、左右の側板に化粧板6,7がそれぞれ取り付けてある。具体的には、キャビネット15の右側板に化粧板6が取り付けてあり、キャビネット17の左側板に化粧板7が取り付けてある。
化粧板7は、例えばステンレス製であり、上下方向に細長い矩形の目隠し板部70と、目隠し板部70の右端から後側に延びる矩形の取付板部71とを有する。目隠し板部70は、キャビネット17の左側板の前面を被覆する大きさを有する。取付板部71は、化粧板7がキャビネット17の左側板に取り付けられた場合に、左側板の右面に当接するように設けてある。なお、取付板部71は、キャビネット17内に設けられた収納棚を避けて左側板の右面に当接するように設けられる。
化粧板7をキャビネット17(システムキッチン1)に取り付ける場合、例えば、目隠し板部70及び取付板部71と、キャビネット17の左側板との当接箇所を両面テープ又は接着剤にて接着させる。これにより、化粧板7をキャビネット17に強固に取り付けることができる。なお、化粧板3,4と同様に、タッカー又はビスを用いて化粧板7をキャビネット17に取り付けてもよい。この場合、タッカー又はビスにて、取付板部71をキャビネット17の左側板の右面に取り付けることにより、キャビネット17の正面側に取付部材(タッカー又はビス)が露出しないので美観が損なわれない。また、両面テープ、接着剤、タッカー及びビス等の内の複数を用いて化粧板7をキャビネット17に取り付けてもよい。
化粧板6は、化粧板7と同様の構成を有し、上下方向に細長い矩形の目隠し板部60と、目隠し板部60の左端から後側に延びる矩形の取付板部(不図示)とを有する。目隠し板部60は、キャビネット15の右側板の前面を被覆する大きさを有する。取付板部は、化粧板6がキャビネット15の右側板に取り付けられた場合に、右側板の左面に当接するように設けてある。化粧板6をキャビネット15に取り付ける場合、化粧板7をキャビネット17に取り付ける方法と同様の方法を用いることができる。
キャビネット15〜17の左右の側板についても、上述したように化粧板6,7を取り付けることにより、左右の側板の前面をそれぞれ1つの化粧板6,7(目隠し板部60,70)にて覆う(目隠しする)ことができる。
なお、図5に示すようにキャビネット15,17が同じ構成を有する場合、化粧板6,7は同一形状に形成することができ、同一の部材を上下反転させて化粧板6,7として用いることができる。
本実施の形態のシステムキッチン1は、上述したように連結されたキャビネット11〜17の上面にワークトップ(不図示)を備える。よって、ワークトップにより、キャビネット11〜17の上部の開放部分が閉鎖されると共に、キャビネット11〜17間の隣接箇所の上側が被覆され、システムキッチン1の上面に平坦な作業面が構成される。また、化粧板2により、連結されたキャビネット11〜14の上板11a〜14aの前面が被覆され、化粧板5により、キャビネット15〜17の上板15a〜17aの後面が被覆される。よって、連結されたキャビネット11〜17の上板11a〜17a間の隣接部分1a〜1eが露出しないので、システムキッチン1の美観を向上させることができ、隣接部分1a〜1eに不要物が紛れ込むことを防止できる。
本実施の形態では、化粧板2〜7は、目隠し板部20〜70及び取付板部21〜71を有し、L字断面を有する形状に形成してある。これにより、化粧板2〜7の強度を高めることができ、キャビネット11〜17に強固に取り付けることが可能となる。また、例えばビスにて取付板部21〜71がキャビネット11〜17に取り付けられた場合、キャビネット11〜17の外部にビスが露出しないので美観が損なわれない。なお、化粧板2〜7は取付板部21〜71を備えない形状でもよく、この場合、両面テープ又は接着剤等にて化粧板2〜7(目隠し板部20〜70)をキャビネット11〜17に取り付けることができる。
また、化粧板2〜7のそれぞれは矩形板状の部材であるので製造が容易である。例えば、キャビネット11〜14の前面に取り付けられる化粧板2〜4を、門型(コの字形状)を有する一体物として製造する場合よりも容易に製造することができる。
上述した実施の形態において、キャビネット11,13,14は、キャビネット15〜17のように内部に収納棚を有するキャビネットであってもよい。また、キャビネット15〜17は、キャビネット11,13,14のように抽斗が取り付けられたキャビネットであってもよい。
また、キャビネット12に組み込まれる電気機器は食器洗い乾燥機に限定されず、例えばオーブンレンジでもよい。更に、キャビネット12に食器洗い乾燥機が組み込まれ、キャビネット13にオーブンレンジが組み込まれる構成でもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、システムキッチン1に、本実施の形態に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
1 システムキッチン(収納ユニット)
1a〜1e 隣接部分
2〜7 化粧板
11〜17 キャビネット
20,30,40,50,60,70 目隠し板部
20a〜20c 領域
21,31,41,51,71 取付板部

Claims (4)

  1. 前面に開口部を有する複数のキャビネットが左右方向に並設してある収納ユニットにおいて、
    それぞれ隣接する前記キャビネットの前記開口部を形成する枠の上部分の上板間の前記前面側の隣接部分を目隠しする目隠し板部
    を備え
    前記キャビネットのそれぞれの上板は上下方向に異なる厚みを有しており、
    前記目隠し板部は、前記キャビネットのそれぞれの上板の前記前面側の端面を覆う領域を有し、前記領域のそれぞれは、前記キャビネットのそれぞれの上板の厚みに対応する幅を有することを特徴とする収納ユニット。
  2. 前記目隠し板部は、前記複数のキャビネットの左右幅全体に亘る単一の部材であることを特徴とする請求項1に記載の収納ユニット。
  3. 前記目隠し板部は、下端から背面側に延びる取付板部を有し、該取付板部にて前記キャビネットの上板に取り付けられるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納ユニット。
  4. 前記キャビネットの右側板又は左側板の前面を目隠しする第2目隠し板部を備えることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1つに記載の収納ユニット。
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