JP2003161863A - 光コネクタ及び光コネクタによる光ファイバコード端部の保持構造 - Google Patents

光コネクタ及び光コネクタによる光ファイバコード端部の保持構造

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JP2003161863A
JP2003161863A JP2001359300A JP2001359300A JP2003161863A JP 2003161863 A JP2003161863 A JP 2003161863A JP 2001359300 A JP2001359300 A JP 2001359300A JP 2001359300 A JP2001359300 A JP 2001359300A JP 2003161863 A JP2003161863 A JP 2003161863A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が可能な光コネクタを提供すること。 【解決手段】 光コネクタ10のハウジング本体部11
に、光ファイバコード1の端部に露出する光ファイバ2
を収容するファイバ収容孔部15が形成される。ハウジ
ング本体部11の直ぐ後方に、前記ファイバ収容孔部1
5の後方に延出することとなる光ファイバコード1を一
定の曲げ形態で保持する保持孔部21を有する曲げガイ
ド部20が形成される。光ファイバコード1が、曲げガ
イド部20でストッパ30を用いてその軸方向に位置決
め保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車、機器等
において、光ファイバ同士を接続する際に用いられる光
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光コネクタでは、光ファイバ端部
を保持するファイバ挿入孔部の後側に直線上に連続して
コード挿入孔部が形成されている。そして、光ファイバ
コードの端部に露出する光ファイバをファイバ挿入孔部
内に挿入すると共に、その手前の被覆部分をコード挿入
孔部内に挿入し、当該コード挿入孔部内でストッパ等を
用いて光ファイバコードの被覆部分をその軸方向に位置
決め保持していた。
【0003】また、例えば、自動車内に光ファイバコー
ドを敷設する場合、敷設スペースの都合等により、光コ
ネクタから引出される光ファイバコードをその光コネク
タの直ぐ後ろで曲げて敷設する必要を生じる場合があ
る。
【0004】ここで、光ファイバに急激な曲げが加わる
と、そこで光の損失増加が著しくなる。
【0005】そこで、従来では、コネクタハウジングの
後側に、所定の曲げ半径に屈曲した形状のゴムブーツを
取付け、コード挿入孔部から外方に引出される光ファイ
バコードを前記ゴムブーツ内に挿通しつつ所定方向に引
出して、光ファイバコードに急激な曲げが加わらないよ
うにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
コネクタでは、直線上に形成されたコード挿入孔部のさ
らに後方に、ゴムブーツが設けられる構成であるため、
その全体構成が大型化するという問題がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、小型化が可能
な光コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1記載の光コネクタは、光ファイバコードの端部
に露出する光ファイバを収容するファイバ収容孔部を有
し、相手側の光コネクタに接続されるハウジング本体部
と、前記ハウジング本体部の後方に連設され、前記ファ
イバ収容孔部後方に延出する光ファイバコードを一定の
曲げ形態で保持する保持孔部又は保持溝部を有する曲げ
ガイド部と、を備え、前記曲げガイド部で、前記光ファ
イバコードがその軸方向に位置決め保持されるものであ
る。
【0009】なお、請求項2記載のように、前記曲げガ
イド部の曲げ形状の内周部、外周部、一側部及び他側部
のいずれかに、ストッパ挿入孔部が形成され、ストッパ
が、前記ストッパ挿入孔部を通って前記保持孔部又は保
持溝部内に挿入配置されて、前記光ファイバコードの被
覆部に係合可能に構成されたものであってもよい。
【0010】また、請求項3記載のように、前記保持孔
部又は前記保持溝部と、前記ファイバ収容孔部とは、実
質的に連続して形成されていてもよい。
【0011】また、請求項4記載のように、前記ハウジ
ング本体部と前記曲げガイド部とは、一体形成されてい
てもよい。
【0012】さらに、請求項5記載のように、上記光コ
ネクタによる光ファイバコード端部の保持構造として、
前記光ファイバコードが、前記曲げガイド部でその軸方
向に位置決め保持された構成としてもよい。
【0013】また、請求項6記載のように、前記ハウジ
ング本体部に、取付対象となる板状取付部材に形成され
た係止孔部に挿通されて前記板状取付部材の一方面側か
ら係止する係止突部を有するロックアーム部と、前記板
状取付部材にその他方面側から係止する位置決突起部と
が形成されていてもよい。
【0014】また、請求項7記載のように、前記ロック
アーム部と前記位置決突起部とは、前記ハウジング本体
部の外周部からそれぞれ異なる方向に突出するように形
成されていてもよい。
【0015】またさらに、請求項8記載のように、前記
ハウジング本体部の両側部に、前記ロックアーム部が一
対形成され、前記曲げガイド部は、前記一対のロックア
ーム部を結ぶ仮想ラインと実質的に直交する方向に向け
て引出すように、前記光ファイバコードを保持するもの
であってもよい。
【0016】さらに、請求項9記載のように、位置決突
起部に、その位置決突起部と板状取付部材の他方面側に
介在する弾性部材を配設してもよく、また、請求項10
記載のように、前記各板状取付部材側にネジ止めするた
めのネジ止用孔部を形成した前記位置決突起部が少なく
とも1つ形成され、そのネジ止用孔部を有する位置決突
起部が、前記曲げガイド部が前記光ファイバコードを引
出す方向に対して反対方向に向けて突出するように形成
されていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】{第1の実施の形態}以下、この
発明の第1の実施の形態に係る光コネクタについて説明
する。
【0018】図1に示すように、この光コネクタ10
は、光ファイバコード1を保持した状態で、相手側の光
コネクタ50に接続可能に構成されている。そして、両
コネクタ10,50の接続により一対の光ファイバコー
ド1が光学的に接続されるようになっており、即ち、両
光コネクタ10,50は光ファイバコード1同士を中継
接続する中継コネクタとして機能する。
【0019】ここで、相手側の光コネクタ50について
説明しておくと、光コネクタ50は、ハウジング本体部
51を有している。
【0020】ハウジング本体部51は、樹脂等により略
筒状に形成されており、その内部に光ファイバコード1
をその軸方向に沿って挿入し収容するためのコード収容
孔部52が形成されている。また、ハウジング本体部5
1の先端部には、略円管状のフェルール部55が形成さ
れており、そのフェルール部55内にファイバ収容孔部
56が形成されている。
【0021】コード収容孔部52とファイバ収容孔部5
6とは同一直線上に連続して形成されている。そして、
光ファイバコード1の端部に所定長の光ファイバ2を露
出させた状態で、当該光ファイバコード1をハウジング
本体部51の後方からファイバ収容孔部56内に挿入す
ることにより、光ファイバ2の露出端部がファイバ収容
孔部56に収容配置されると共に、光ファイバコード1
の被覆部3部分がコード収容孔部52内に収容配置され
るように構成されている。
【0022】上記状態で、光ファイバコード1が光コネ
クタ50に保持される。本実施の形態に係る光コネクタ
50では、ハウジング本体部51の一側である底面に、
コード収容孔部52に連通するストッパ取付開口部53
を形成し、このストッパ取付開口部53を通って、スト
ッパ60をコード収容孔部52内に挿入配置し、このス
トッパ60により光ファイバコード1をその軸方向に位
置決め保持している。
【0023】即ち、ストッパ60は、後述するストッパ
30と同様の部材であり、コード収容孔部52内の所定
位置に挿入配置した状態で、当該位置決め歯が被覆部3
に係合して、光ファイバコード1をその軸方向に位置決
め保持する構成となっている。なお、その他、例えば接
着剤等を用いて位置決め保持してもよい。
【0024】このように、光ファイバコード1が保持さ
れた状態では、光ファイバ2の端面がフェルール部55
の先端面に露出しており、フェルール部55の先端部で
光ファイバ2の端面が適宜鏡面処理される。
【0025】なお、ハウジング本体部51には、フェル
ール部55を適宜間隔を有して囲繞する角筒状のフェル
ール保護壁部54が形成されている。このフェルール保
護壁部54は、フェルール部55の先端部よりもその先
端側に延びており、外部の部材,人の指等がフェルール
部55の端部に露出する光ファイバ2の端面に接触する
のを防止する役割を有している。
【0026】また、ハウジング本体部51の上部には、
その後端部から先端側に向けて係合延設片57が片持ち
状に延設されると共に、その係合延設片57の先端部に
光コネクタ10側に形成された係合孔部19(後述す
る)に係脱自在に係合する係合突部58が突設されてい
る。そして、両光コネクタ10,50の接続に際して、
係合延設片57の下方への弾性変形を利用して、係合突
部58と係合孔部19とが係合される構造とされてい
る。
【0027】また、係合延設片57の上部には解除操作
部59が形成されており、両光コネクタ10,50の接
続状態を解除する際には、解除操作部59を下方に押下
げることにより、光コネクタ50側の係合突部58と光
コネクタ10側の係合孔部19との係合を解除可能な構
成とされている。
【0028】光コネクタ10自体の説明に戻ると、図1
及び図2(a)〜図2(d)に示すように、光コネクタ
10は、ハウジング本体部11と、曲げガイド部20と
を有している。
【0029】ハウジング本体部11は、ファイバ収容孔
部15を有し、上述したような相手側の光コネクタ50
に接続可能に構成されている。
【0030】具体的には、ハウジング本体部11は、樹
脂等により形成されるもので、一端側である先端側に向
けて開口する略筒状の全体形状を有しており、その内部
に上記光コネクタ50の先端側部分が内嵌め接続される
ように構成されている。
【0031】また、ハウジング本体部11の背面部12
に、その前後に貫通するようにして、光ファイバ2を挿
入可能なファイバ収容孔部15が形成されている。
【0032】さらに、ハウジング本体部11の背面部1
2の内面側であってファイバ収容孔部15と対応する位
置にフェルール案内筒部13が突出形成され、このフェ
ルール案内筒部13に、フェルール部55を挿入ガイド
可能なフェルール案内孔部14が形成されている。
【0033】そして、光ファイバコード1の端部に露出
する光ファイバ2を上記ファイバ収容孔部15内に挿入
すると、光ファイバ2の端面がフェルール案内孔部14
の奥部に露出配置されるように構成されている。また、
この状態で、フェルール部55をフェルール案内孔部1
4内に挿入すると、フェルール部55の端部に露出する
光ファイバ2の端面が、ファイバ収容孔部15側で露出
する光ファイバ2の端面に向けて案内され、フェルール
部55を最も奥に挿入した状態では、両光ファイバ2の
端面が対向して配置されて光学的に結合される構成とな
っている。
【0034】なお、ハウジング本体部11の上部には、
光コネクタ50側の係合突部58が係脱自在に係合可能
な係合孔部19が形成されている。そして、両光コネク
タ10,50を接続すると、係合突部58が係合孔部1
9に係合して、その接続状態が保持される構成となって
いる。
【0035】曲げガイド部20は、ハウジング本体部1
1の後方に連設され、上記ファイバ収容孔部15の後方
に延出する光ファイバコード1を一定の曲げ形態で保持
する保持孔部21を有している。
【0036】具体的には、曲げガイド部20は、略円筒
状の部材を所定の曲げ半径で曲げた形状とされている。
そして、光ファイバコード1を曲げガイド部20内に挿
入することで、当該光ファイバコード1が前記所定の曲
げ半径で曲げた一定の曲げ形態で保持されるように構成
されている。
【0037】ここで、曲げガイド部20の曲げ半径は、
光損失を可及的に小さくするため、光ファイバコード1
の最小曲げ半径(光ファイバコード1の種類等に応じて
決定される値で、この最小曲げ半径よりも小さな曲げ半
径に曲げると光損失が激増する)よりも大きく設定する
ことが好ましい。
【0038】また、上記保持孔部21の先端部は、ファ
イバ収容孔部15に連通している。そして、光ファイバ
コード1を曲げガイド部20内にその後方から挿入する
と、光ファイバコード1の端部の光ファイバがファイバ
収容孔部15に向けて案内されるように構成されてい
る。
【0039】また、本実施の形態では、曲げガイド部2
0は、樹脂等により形成され、上記ハウジング本体部1
1と一体形成されている。必ずしもハウジング本体部1
1と曲げガイド部20とが一体形成されている必要はな
く、両者を別体とし、例えば、周知の係合構造や接着材
等を用いて一体化する構成を採用してもよい。
【0040】もっとも、ハウジング本体部11と曲げガ
イド部20とを一体形成しておくことにより、光コネク
タ10の構成部品点数及び組立工数の削減を図ることが
できるという利点がある。また、ハウジング本体部11
と曲げガイド部20との分解を防止し、もって、光ファ
イバコード1に加わる急激な曲げを防止して、光の損失
増加が防止できるという利点もある。
【0041】また、この光コネクタ10では、上記曲げ
ガイド部20で光ファイバコード1がその軸方向に位置
決め保持される。
【0042】本実施の形態では、曲げガイド部20の曲
げ形状の内周部にストッパ挿入孔部22を形成し、スト
ッパ30を、当該ストッパ挿入孔部22を通って、保持
孔部21内に挿入配置して、光ファイバコード1の被覆
部3に係合させて、当該光ファイバコード1を位置決め
保持するようにしている。
【0043】具体的には、上記曲げガイド部20の曲げ
形状の内周部であってその長手方向中間部に、その延設
方向に沿って所定間隔あけて一対のストッパ挿入孔部2
2が形成されている。各ストッパ挿入孔部22は、曲げ
ガイド部20の幅方向に沿って延びるスリット状に形成
されている。
【0044】また、曲げガイド部20の外周部の内面部
であって上記各ストッパ挿入孔部22と対向する位置
に、一対のストッパ受溝部23が形成されている。この
ストッパ受溝部23は、ストッパ30の先端部を受け
て、該ストッパ30を保持孔部21内の所定位置により
確実に位置決めする機能を有している。
【0045】また、ストッパ30は、図1及び図3に示
すように、金属等の薄板状部材をプレス加工等して形成
したものであり、略方形で所定の厚み寸法を有する一対
の位置決板部31が所定間隔あけて対向配置された状態
で、連結片部32を介して互いに連結された側面視略U
字状に形成されている。
【0046】また、各位置決板部31の幅方向中央部に
その先端側に開口する略U字状の位置決スリット33が
形成されている。各位置決スリット33のスリット幅
は、位置決め対象となる光ファイバコード1の直径寸法
よりも小さく、かつ光ファイバ2の直径寸法よりも大き
な幅寸法に形成されている。
【0047】そして、図1に示すように、各位置決板部
31を、各ストッパ挿入孔部22に挿入して、保持孔部
21内に挿入配置すると、連結片部32が曲げガイド部
20の曲げ形状の内周側外面に当接すると共に、各位置
決板部31の先端部が各ストッパ受溝部23に嵌合した
状態で、ストッパ30の各位置決板部31が保持孔部2
1内に位置決め状態で挿入配置される。
【0048】この状態では、各位置決板部31が、その
面方向を曲げガイド部20の曲げ方向(具体的には曲げ
ガイド部20の曲げ方向であって各ストッパ挿入孔部2
2における接線方向)に直交させた姿勢で、保持孔部2
1内に位置決め固定される。
【0049】また、この状態では、ストッパ30の各位
置決スリット33の両側縁部が光ファイバコード1の被
覆部3の両側部に喰い込むように係合し、当該光ファイ
バコード1がその軸方向に位置決め保持される構成とな
っている。
【0050】なお、曲げガイド部20において、接着剤
等を用いて光ファイバコード1の被覆部3をその軸方向
に位置決固定するようにしてもよい。
【0051】このように構成された光コネクタ10に光
ファイバコード1を保持する手順について説明する。
【0052】まず、光ファイバコード1の端部において
所定長に亘り被覆部3を剥離し、当該所定長に亘って光
ファイバ2を露出させる。この光ファイバコード1を曲
げガイド部20の後方開口より保持孔部21内に挿入す
る。そして、光ファイバコード1を保持孔部21に沿っ
て挿入して、その端部の光ファイバ2をファイバ収容孔
部15内に挿入配置し、この状態で、ストッパ30の各
位置決板部31を、ストッパ挿入孔部22内を通って保
持孔部21内に位置決固定して、各位置決スリット33
の両側縁部を保持孔部21内で光ファイバコード1の被
覆部3の両側部に喰い込ませて係合させると、当該光フ
ァイバコード1の位置決め保持作業が終了する。
【0053】以上のように構成された光コネクタ10に
よると、光ファイバコード1が、曲げガイド部20でそ
の軸方向に位置決め保持されるため、従来の光コネクタ
におけるコード挿入孔部を省略でき、光コネクタ10を
小型化できる。
【0054】また、曲げガイド部20の曲げ形状の内周
部に、一対のストッパ挿入孔部22が形成され、ストッ
パ30が、各ストッパ挿入孔部22を通って保持孔部2
1内に位置決固定されて、光ファイバコード1の被覆部
3に係合可能とされているため、ストッパ30を曲げガ
イド部20の曲げ形状の内周部側から保持孔部21内に
位置決固定することにより、簡易かつ容易に光ファイバ
コード1をその軸方向に位置決め保持できる。
【0055】なお、光コネクタ10の可及的な小型化を
図るため、ハウジング本体部11のファイバ収容孔部1
5と曲げガイド部20の保持孔部21とを、実質的に連
続して形成することが好ましい。
【0056】具体的には、光ファイバ2を収容するファ
イバ収容孔部15の直ぐ後方に、直線部分を経由するこ
となく、曲げガイド部20の保持孔部21が形成されて
いることが好ましい。
【0057】{第1の実施の形態の変形例}本実施の形
態では、一対のストッパ挿入孔部22のそれぞれにスト
ッパ30の位置決板部31を挿入して、より確実に光フ
ァイバコード1を位置決め保持するようにしているが、
ストッパ挿入孔部22や位置決板部31は、それぞれ1
つだけであってもよく、また、それぞれ3つ以上あって
もよい。
【0058】また、本実施の形態では、曲げガイド部2
0は、光ファイバコード1をファイバ収容孔部15に対
して約90度に曲げた方向に引出すように、当該光ファ
イバコード1を保持しているが、光ファイバコード1の
引出し方向やその曲げ形態は、本光コネクタ10が用い
られる場所等に応じて適宜変更してもよい。
【0059】また、本実施の形態では、曲げガイド部2
0の曲げ形状の内周部の長手方向中間部にストッパ挿入
孔部22を形成した構成としているが、ストッパ挿入孔
部22を形成する位置は、これに限られない。
【0060】例えば、図4に示す変形例1に係る光コネ
クタ10Bのように、曲げガイド部20B(曲げガイド
部20に相当)の外周部であってその後端側に、一対の
ストッパ挿入孔部22B(ストッパ挿入孔部22に相
当)が形成され、それに対向する位置にストッパ受溝部
23B(ストッパ受溝部23に相当)が形成されてお
り、当該曲げガイド部20Bの後端部においてストッパ
30による光ファイバコード1の位置決め保持が行われ
る構成であってもよい。
【0061】また、その他、ストッパ挿入孔部22やス
トッパ受溝部23を、曲げガイド部20の前端部(ハウ
ジング本体部11)側に形成したり、また、曲げガイド
部20の一側部や他側部に形成してもよく、さらに、複
数箇所に設けてあってもよい。ここで、曲げガイド部2
0の一側部及び他側部は、曲げガイド部20のうち当該
曲げガイド部20の曲げ軸に沿って曲る曲面と交わる各
部分、換言すれば、曲げガイド部20の曲げ形態の内周
部及び外周部を連結する各側部を示している。
【0062】また、本実施の形態では、曲げガイド部2
0を略筒状に形成しその内部に保持孔部21を形成して
いるが、曲げガイド部20の外周部、一側部又は他側部
を開放させて、その内部に断面略U字状の保持溝部を形
成した構成であってもよい。
【0063】また、例えば、図5に示す第2変形例の光
コネクタ10Cのように、曲げガイド部20C(曲げガ
イド部20に相当)の外周部の中間部において所定長に
亘って開口20Caが形成された構成であってもよい。
この開口20Caは、光ファイバ2がファイバ収容孔部
15内に挿入される挿入方向延長線上に沿って開口して
いることが好ましい。
【0064】なお、この第2変形例では、上記第1変形
例と同様の位置に、一対のストッパ挿入孔部22B及び
一対のストッパ受溝部23Bが形成されている。
【0065】この第2変形例における光ファイバコード
1の保持作業は、次のようにして行われる。
【0066】まず、光ファイバコード1の端部を、保持
孔部21C(保持孔部21に相当)内にその後方(図2
の下方)から挿入し、一旦開口20Caを通って外方に
引出す。
【0067】次に、光ファイバコード1の端部を、開口
20Caを通って再度保持孔部21C内に挿入して、光
ファイバコード1の端部の光ファイバ2をファイバ収容
孔部15内に挿入する(図5の2点鎖線参照)。
【0068】最後に、曲げガイド部20Cの先端部から
外方(下方)に延出する光ファイバコード1を引張る
と、光ファイバコード1が保持孔部21C内に収容配置
される。
【0069】そして、上記第1変形例と同様に、ストッ
パ30を用いて光ファイバコード1をその軸方向に位置
決め固定すると、当該光ファイバコード1の保持作業が
終了する。
【0070】この第2変形例によると、光ファイバコー
ド1を、開口20Caを通って一旦外に引出した状態
で、光ファイバコード1の端部の光ファイバ2をファイ
バ収容孔部15内に挿入することができるため、当該挿
入作業を容易に行えるという利点がある。
【0071】また、本実施の形態では、光コネクタ10
と光コネクタ50のうち、光コネクタ10側に本発明を
適用している。その理由は、次の通りである。
【0072】即ち、光コネクタ10と光コネクタ50と
を接続した状態で、当該接続状態を維持するために、光
コネクタ50側に、係合突部58を有する係合延設片5
7が形成されている。従って、光コネクタ50に関して
は、この係合延設片57により小型化の制約がなされ
る。一方、光コネクタ10側には、比較的コンパクトな
構成の係合孔部19が形成されているだけであるため、
小型化に関する制約が小さい。このため、本実施の形態
では、小型化に関して制約の小さい光コネクタ10側に
本発明を適用している。
【0073】もっとも、例えば、光コネクタ10,50
の接続状態を保持するための構成を、もっとコンパクト
な構成にできる場合等、小型化に関する制約が小さい場
合等には、フェルール部55を有する光コネクタ50側
に、本発明を適用してもよい。
【0074】またさらに、本実施の形態では、1極タイ
プの光コネクタ10について説明したが、複数極タイプ
の光コネクタについても適用できる。
【0075】{第2の実施の形態}次に、この発明の第
2の実施の形態に係る光コネクタ10Dについて図6
(a)〜図6(d),図7及び図8を参照して説明す
る。
【0076】なお、この光コネクタ10Dの説明におい
て、上記第1の実施の形態において説明したものと同様
構成要素については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0077】この光コネクタ10Dは、上記光コネクタ
10に、取付対象となる板状取付部材に取付けるための
構成を付加したものである。なお、板状取付部材として
は、自動車のボディ等の板状取付部材Xを想定してお
り、該板状取付部材Xには、一対の係止孔部Xaが形成
されている(図8参照)。
【0078】即ち、この光コネクタ10Dでは、ハウジ
ング本体部11に、2つのロックアーム部17Dと2つ
の位置決突起部18Dとが形成されている。
【0079】ロックアーム部17Dは、上記係止孔部X
aに挿通されて板状取付部材Xの一方面側(図8の右面
側)に係合する係止突部17Daを有している。
【0080】具体的には、ロックアーム部17Dは、ハ
ウジング本体部11の外周面に突出して該ハウジング本
体部11の前方に向けて延びる略L字状の部材に形成さ
れており、その先端部に内側に向けて突出する係止突部
17Daが形成されている。
【0081】また、位置決突起部18Dは、板状取付部
材Xにその他方面側(図8の左面側)から係止可能に形
成されている。
【0082】具体的には、位置決突起部18Dは、ハウ
ジング本体部11の外周面から外方に向けて突出する小
板状片に形成されている。
【0083】また、上記各ロックアーム部17Dと各位
置決突起部18Dとは、ハウジング本体部11の外周部
からそれぞれ異なる方向に突出するように形成されてい
る。
【0084】本実施の形態では、各ロックアーム部17
Dは、ハウジング本体部11の上部及び下部に突出形成
され、位置決突起部18Dは、ハウジング本体部11の
両側部に突出形成されている。
【0085】なお、曲げガイド部20との関係で説明す
ると、曲げガイド部20は、上記一対のロックアーム部
17Dを結ぶ仮想ラインLと実質的に直交する方向に向
けて引出すように、光ファイバコード1を保持する。
【0086】そして、各ロックアーム部17Dの先端部
を板状取付部材Xの他方面側から各係止孔部Xa内に挿
入し押込んで、係止孔部Xaの周縁部において、該各ロ
ックアーム部17Dの係止突部17Daを板状取付部材
Xの一方面側に係合させると共に、位置決突起部18D
を板状取付部材Xの他方面側に係合させると、板状取付
部材Xが係止突部17Daと位置決突起部18Dとの間
に挟まれるようになって、光コネクタ10Dが板状取付
部材Xに取付けされるように構成されている。
【0087】なお、この状態で、ハウジング本体部11
の前部は、板状取付部材Xに形成された図示省略の開口
を通じて、当該板状取付部材Xの一方面側に露出してい
る。そして、当該一方面側より相手側の光コネクタ50
が光コネクタ10Dに接続される。
【0088】以上のように構成された光コネクタ10D
によると、各ロックアーム部17Dの先端部を板状取付
部材Xの他方面側から各係止孔部Xa内に挿入して押込
むことにより、容易に光コネクタ10Dの取付を行うこ
とができる。特に、取付作業スペースが狭い環境下で、
光コネクタ10Dを取付ける場合に有効である。
【0089】また、各ロックアーム部17Dと各位置決
突起部18Dとが、ハウジング本体部11の外周部から
それぞれ異なる方向に突出するように形成されているた
め、板状取付部材Xへの取付状態で、各ロックアーム部
17Dの係止突部17Daと、各位置決突起部18Dと
が、それぞれ異なる位置で板状取付部材Xに係止する。
従って、光コネクタ10Dのがたつきを有効に防止でき
る。
【0090】また、曲げガイド部20が、一対のロック
アーム部17Dを結ぶ仮想ラインLと実質的に直交する
方向に向けて引出すように、光ファイバコード1を保持
しているため、板状取付部材Xへの取付状態で、光ファ
イバコード1に引張り力が加わっても、その力を2つの
ロックアーム部17Dで受止めることができる。従っ
て、各ロックアーム部17Dの係止突部17Daと板状
取付部材Xの係止孔部Xaとの係止状態が解除され難く
なり、光コネクタ10Dの取付強度に優れる。
【0091】なお、本実施の形態では、ロックアーム部
17Dや位置決突起部18Dは、それぞれ2つ設けられ
ているが、1つであってもよいし、また、3つ以上設け
られていてもよい。がたつき無く固定するためには、そ
れぞれ2つ以上設けられていることが好ましい。
【0092】また、上記第1の実施の形態の説明におい
て述べた変形例は、本第2の実施の形態にも適用でき
る。
【0093】{第3の実施の形態}次に、この発明の第
3の実施の形態に係る光コネクタ10Eについて図9
(a)〜(d),図10及び図11を参照して説明す
る。
【0094】なお、この光コネクタ10Eの説明におい
て、上記第2の実施の形態において説明したものと同様
構成要素については、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0095】この光コネクタ10Eでは、上記光コネク
タ10Dにおける各位置決突起部18Dのうちの少なく
とも1つ(ここでは、ハウジング本体部11の上部の位
置決突起部18D)に、ネジ止用孔部としてネジ挿通孔
部18Eaを形成して、ネジ挿通孔部18Ea付の位置
決突起部18Eに形成している。
【0096】そして、そのネジ挿通孔部18Ea付の位
置決突起部18Eが、曲げガイド部20が光ファイバコ
ード1を引出す方向(下方向)に対して反対側に向けて
(上向きに)突出するように形成されている。
【0097】また、さらに、位置決突起部18D,18
Eに、その位置決突起部18D,18Eと板状取付部材
Xの他方面側に介在する弾性部材Pが配設されている。
弾性部材Pとしては、ウレタン樹脂やゴム等により形成
された板状部材を用いることができる。この弾性部材P
は、脱落防止のため、位置決突起部18D,18Eの前
面側に接着剤等で貼付けておくことが好ましい。
【0098】この光コネクタ10Eは、上記第2の実施
の形態で説明したのと同様態様で、板状取付部材Xに取
付けられた状態で、ネジSが位置決突起部18Eのネジ
挿通孔部18Eaを通って板状取付部材Xのネジ孔部X
bに螺合締結される。
【0099】なお、板状取付部材X側にネジSを挿通可
能な孔部を形成し、位置決突起部18E側にネジSを螺
合可能なネジ孔部を形成し、板状取付部材Xの一方面側
からネジSを螺合させて、ネジ止固定する構成であって
もよい。
【0100】以上のように構成された光コネクタ10E
によると、位置決突起部18D,18Eと板状取付部材
Xの他方面側に介在する弾性部材Pが配設されるため、
板状取付部材Xへの取付状態で、光コネクタ10Eのが
たつきを防止できる。
【0101】また、ネジ挿通孔部18Ea付の位置決突
起部18Eは、光ファイバコード1の引出し方向(下方
向)に対して反対方向(上方向)に向けて突出するよう
に形成されているため、板状取付部材Xへの取付状態
で、光ファイバコード1に引張り力が加わっても、その
力を、主にネジ挿通孔部18Ea付の位置決突起部18
Eと板状取付部材Xとのネジ止固定部分で受止めること
ができる。従って、光コネクタ10Eの取付強度に優れ
る。
【0102】なお、上記第1及び第2の実施の形態の説
明において述べた変形例は、本第2の実施の形態にも適
用できる。
【0103】また、ここで説明した弾性部材Pを上記第
2の実施の形態における光コネクタ10Dに適用しても
よい。
【0104】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の光コネクタによると、光ファイバコードが、曲げガイ
ド部でその軸方向に位置決め保持されるため、従来の光
コネクタにおけるコード挿入孔部を省略でき、光コネク
タを小型化できる。
【0105】また、請求項2記載の発明によれば、スト
ッパを、ストッパ挿入孔部を通って保持孔部又は保持溝
部内に挿入配置させて、光ファイバコードの被覆部に係
合させることにより、当該光ファイバコードをその軸方
向に位置決め保持できる。
【0106】さらに、請求項3記載の発明によれば、保
持孔部又は保持溝部と、ファイバ収容孔部とは、実質的
に連続して形成されているため、光コネクタの小型化を
図ることができる。
【0107】また、請求項4記載の発明によれば、ハウ
ジング本体部と曲げガイド部とが、一体形成されている
ため、光コネクタの構成部品点数及び組立工数の削減を
図ることができる。また、ハウジング本体部と曲げガイ
ド部との分解を防止することができる。
【0108】また、この発明の請求項5記載の光コネク
タによる光ファイバコード端部の保持構造によると、光
ファイバコードが、曲げガイド部でその軸方向に位置決
め保持されるため、従来の光コネクタにおけるコード挿
入孔部を省略でき、光コネクタを小型化できる。
【0109】また、この発明の請求項6記載の光コネク
タによると、ロックアーム部を板状取付部材に形成され
た係止孔部に挿通して押込んで、当該ロックアーム部の
係止突部及び位置決突起部を板状取付部材に係合させる
ことで、容易に光コネクタを板状取付部材に取付けるこ
とができる。
【0110】また、請求項7記載の発明によれば、ロッ
クアーム部と位置決突起部とが、ハウジング本体部の外
周部からそれぞれ異なる方向に突出するように形成され
ているため、板状取付部材への取付状態で、ロックアー
ム部の係止突部と、位置決突起部とが、それぞれ異なる
位置で板状取付部材に係止する。従って、板状取付部材
への取付状態で、光コネクタのがたつきを防止できる。
【0111】この場合、請求項8記載のように、曲げガ
イド部が、一対のロックアーム部を結ぶ仮想ラインと実
質的に直交する方向に向けて引出すように、光ファイバ
コードを保持すれば、板状取付部材への取付状態で、光
ファイバコードに引張り力が加わっても、その力を2つ
のロックアーム部で受止めることができる。従って、各
ロックアーム部の係止突部と板状取付部材の係止孔部と
の係止状態が解除され難くなり、光コネクタの取付強度
に優れる。
【0112】また、請求項9記載のように、位置決突起
部と前記板状取付部材の他方面側に介在する弾性部材を
配設すると、板状取付部材への取付状態で、光コネクタ
のがたつきを防止できる。
【0113】さらに、請求項10記載の発明によれば、
ネジ止用孔部付の位置決突起部は、光ファイバコードの
引出す方向に対して反対方向に向けて突出するように形
成されているため、被取付部材への取付状態で、光ファ
イバコードに引張り力が加わっても、その力を、ネジ止
用孔部付の位置決突起部と板状取付部材とのネジ止部分
で受止めることができる。従って、光コネクタの取付強
度に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る光コネクタ
及び相手側の光コネクタを示す断面図である。
【図2】図2(a)は同上の光コネクタの平面図、図2
(b)は同光コネクタの側面図、図2(c)は同光コネ
クタの背面図、図2(d)は同光コネクタの正面図であ
る。
【図3】ストッパを示す斜視図である。
【図4】第1変形例に係る光コネクタを示す断面図であ
る。
【図5】第2変形例に係る光コネクタを示す断面図であ
る。
【図6】図6(a)はこの発明の第2の実施の形態に係
る光コネクタの平面図、図6(b)は同光コネクタの側
面図、図6(c)は同光コネクタの背面図、図6(d)
は同光コネクタの正面図である。
【図7】同上の光コネクタを示す断面図である。
【図8】同上の光コネクタを板状取付部材に取付けた状
態を示す一部断面平面図である。
【図9】図9(a)はこの発明の第3の実施の形態に係
る光コネクタの平面図、図9(b)は同光コネクタの側
面図、図9(c)は同光コネクタの背面図、図9(d)
は同光コネクタの正面図である。
【図10】同上の光コネクタを示す断面図である。
【図11】同上の光コネクタを板状取付部材に取付けた
状態を示す一部断面平面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコード 2 光ファイバ 3 被覆部 10,10B,10C,10D,10E 光コネクタ 11 ハウジング本体部 13 フェルール案内筒部 14 フェルール案内孔部 15 ファイバ収容孔部 17D ロックアーム部 17Da 係止突部 18D,18E 位置決突起部 18Ea ネジ挿通孔部 20,20B,20C ガイド部 21,21C 保持孔部 22,22B ストッパ挿入孔部 30 ストッパ 50 光コネクタ P 弾性部材 S ネジ X 板状取付部材 Xa 係止孔部 Xb ネジ孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 一宏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 2H036 QA03 QA23 QA44 QA57

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバコードの端部に露出する光フ
    ァイバを収容するファイバ収容孔部を有し、相手側の光
    コネクタに接続されるハウジング本体部と、前記ハウジ
    ング本体部の後方に連設され、前記ファイバ収容孔部後
    方に延出する光ファイバコードを一定の曲げ形態で保持
    する保持孔部又は保持溝部を有する曲げガイド部と、 を備え、 前記曲げガイド部で、前記光ファイバコードがその軸方
    向に位置決め保持される、光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光コネクタであって、 前記曲げガイド部の曲げ形状の内周部、外周部、一側部
    及び他側部のいずれかに、ストッパ挿入孔部が形成さ
    れ、 ストッパが、前記ストッパ挿入孔部を通って前記保持孔
    部又は保持溝部内に挿入配置されて、前記光ファイバコ
    ードの被覆部に係合可能に構成された、光コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の光コネクタ
    であって、 前記保持孔部又は前記保持溝部と、前記ファイバ収容孔
    部とは、実質的に連続して形成されている、光コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    光コネクタであって、 前記ハウジング本体部と前記曲げガイド部とは、一体形
    成されている、光コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    光コネクタによる光ファイバコード端部の保持構造であ
    って、 前記光ファイバコードが、前記曲げガイド部でその軸方
    向に位置決め保持された、光コネクタによる光ファイバ
    コード端部の保持構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    光コネクタであって、 前記ハウジング本体部に、取付対象となる板状取付部材
    に形成された係止孔部に挿通されて前記板状取付部材の
    一方面側から係止する係止突部を有するロックアーム部
    と、前記板状取付部材にその他方面側から係止する位置
    決突起部とが形成された、光コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光コネクタであって、 前記ロックアーム部と前記位置決突起部とは、前記ハウ
    ジング本体部の外周部からそれぞれ異なる方向に突出す
    るように形成された、光コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の光コネクタ
    であって、 前記ハウジング本体部の両側部に、前記ロックアーム部
    が一対形成され、 前記曲げガイド部は、前記一対のロックアーム部を結ぶ
    仮想ラインと実質的に直交する方向に向けて引出すよう
    に、前記光ファイバコードを保持する、光コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8記載のいずれかに記
    載の光コネクタであって、 前記位置決突起部に、その位置決突起部と前記板状取付
    部材の他方面側に介在する弾性部材を配設した、光コネ
    クタ。
  10. 【請求項10】 請求項6〜請求項9のいずれかに記載
    の光コネクタであって、 前記各板状取付部材側にネジ止めするためのネジ止用孔
    部を形成した前記位置決突起部が少なくとも1つ形成さ
    れ、 そのネジ止用孔部を有する位置決突起部が、前記曲げガ
    イド部が前記光ファイバコードを引出す方向に対して反
    対方向に向けて突出するように形成された、光コネク
    タ。
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