JP2003159487A - 自動縫製装置 - Google Patents

自動縫製装置

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JP2003159487A JP2001359540A JP2001359540A JP2003159487A JP 2003159487 A JP2003159487 A JP 2003159487A JP 2001359540 A JP2001359540 A JP 2001359540A JP 2001359540 A JP2001359540 A JP 2001359540A JP 2003159487 A JP2003159487 A JP 2003159487A
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Kiyoshi Kawasaki
清 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】布端が曲線状を有する被縫製材を立体状に縫い
合わせる自動縫製装置において、被縫製材を的確且つ効
率的に縫い合わせできるるようにすることである。 【構成】被縫製材(20)の布端(210)側をセンサ
ー(46)で検知し、そのセンサー(46)の信号によ
って正逆回転するローラ(30)をミシン針の直前位置
に設置して被縫製材(20)を前記ローラ(30)と分
離プレート(5)とで挟み、被縫製材(20)の縫い合
わせ方向に対して直交方向に移動させることにより、被
縫製材(20)の布端を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シート(座
席)、ヘッドレスト、アームレストなどに使用する袋状
のトリムカバー、詳しくは、縫い合わせの布端が曲線状
のトリムカバー片の自動縫製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用シートに取付けられる
ヘッドレストの外表面を構成するトリムカバーは複数の
所定形状に裁断されたトリムカバー片をミシンで縫い合
わせて袋状に縫製している。
【0003】以上の各トリムカバー片の縫い合わせる布
端は曲線状に形成されており、これを立体状になるよう
にミシンで縫い合わせている。
【0004】以上のミシンでの縫い合わせは、複数のト
リムカバー片の端末を手作業で制御しながらミシンで縫
着すると、その作業に熟練を要するばかりか、作業性が
悪い不具合があった。
【0005】斯る不具合を解消するため、複数のトリム
カバー片の布端を自動制御するものが開示されている。
これは、例えば、特開平7ー194870号公報に開示
されているように、一方のトリムカバー片を治具にセッ
トして固定し、治具をミシンのテーブル上に設けたガイ
ド溝に沿って可動するようにし、他方のトリムカバー片
は前記治具の上方に固定したプレートにセットして、補
助送り装置によって布端を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の布端自
動制御装置によれば、複数のトリムカバー片をセットす
るために時間を要するばかりか、布端の形状が異なる
と、前記ガイド溝の形状も異なるため、テーブル自体を
変更しなければならない。
【0007】また、治具上にトリムカバーを挟持して治
具をローラで可動させるため、布端の曲線が小アールの
場合、或いは、高速でミシンで縫い合わせる場合など的
確に縫い合わせができない欠陥があった。
【0008】そこで、本発明は斯様な従来の自動縫製装
置の欠陥を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係る自動縫製装置は、テーブル盤における
ミシン針の手前に設けて被縫製材の縫い代側の布端を検
知するセンサーと、このセンサーの信号によって被縫製
材を被縫製材のミシン針に対する送り方向に対して直交
方向に移動させて被縫製材の布端を制御する布端制御手
段と、被縫製材を載置する分離プレートとからなり、前
記布端制御手段は前記被縫製材の送り方向に対して直交
方向に向けて配設して前記センサーの検知信号により正
逆回転すると共に前記プレート方向に昇降して被縫製材
を挟むローラと、このローラを被縫製材に対して接合、
離脱方向に移動させる移動機構とからなる構成である。
【0010】以上の構成により、被縫製材の布端が自動
的に制御されてミシン針に供給されるため、被縫製材の
布端が曲線状に裁断されている場合においても、その布
端から常に一定の縫い代で被縫製材を縫い合わせること
ができる。
【0011】また、前記被縫製材は布端が曲線状の上被
縫製材と下被縫製材とからなり、前記ローラは前記上被
縫製材制御用の上部ローラと、前記下被縫製材制御用の
下部ローラとから構成し、前記上部ローラの下方のミシ
ンのテーブル上に、前記下縫製材を挿通する間隙をあけ
て分離プレートを固設し、該分離プレートの下方のテー
ブルに開口した通口より分離プレート方向に前記下部ロ
ーラを昇降自在に配設してなる構成にすることにより、
異なった曲線状の布端を有する被縫製材を自動的に縫い
合わせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図5は、本発明に係る
自動縫製装置を備えたミシンを示し、図示するものは二
枚の曲線状布端を有する被縫製材において、その両布端
を縫い合わせるもので、図中(M)はミシン本体で、
(M1)はミシン針、(M2)は押え金、(M3)は突き
当てガイド、(T)はテーブル盤で、これらは従来周知
のミシンに有するものであり、図1、図3の矢印方向に
被縫製材が送られて縫い合わさる。
【0013】以上のミシン針(M1)の手前には、本発
明に係る自動縫製装置が設けてあり、この装置によって
被縫製材A、Bの縫い合わされる側の布端は制御されて
揃えられてミシン針(M1)方向に送り込まれる。
【0014】本発明装置は、被縫製材A、Bの縫い代側
の布端を検知するセンサー(34)(44)と、このセ
ンサー(34)(44)の信号によって被縫製材A、B
をミシン針(M1)に対する送り方向に対して直交方向
に移動させて被縫製材A、Bの布端を制御する布端制御
手段と、被縫製材A、Bを分離しその一方を載置する分
離プレート(5)とから構成されている。
【0015】この布端制御手段は被縫製材A、Bの送り
方向に対して直交方向に向けて正逆回転するローラ(3
0)(40)と、このローラ(30)(40)を被縫製
材A、Bに対して接合、離脱方向に移動させる移動機構
とから形成されている。
【0016】以上のローラ(30)(40)は、前記セ
ンサー(34)(44)が被縫製材A、Bの布端を検知
し、その布端が所定位置にある場合には回転せずに、所
定以上に外側にある場合には正転し、また、所定以上に
内側にある場合には逆転するように、あらかじめコンピ
ュータに入力されている。
【0017】各ローラ(30)(40)は、被縫製材
A、Bの縫い合わせ中において、被縫製材A、Bに接合
して前記正逆回転により、被縫製材A、Bの布端側を送
り方向に対して直交方向に移動させて、ミシン針方向に
被縫製材A、Bを送り、ミシン針(M1)による縫い合
わせの縫い代が常に一定になるように構成されている。
【0018】そして、前記移動機構によって、縫い合わ
せ前後において、被縫製材A、Bからローラ(30)
(40)が離れ、各被縫製材A、Bをテーブル盤(T)
にセットし、縫い合わせた被縫製材A、Bを取り外すこ
とができるように形成され、この移動機構も前記コンピ
ュータによって制御されている。
【0019】図1乃至図5に示す装置は、二枚の被縫製
材の布端が曲線に裁断され、その布端に沿って縫い合わ
せるものであり、例えば、図8に示すように自動車用シ
ートに備えるヘッドレスト形成用のトリムカバーの一部
を形成するものである。
【0020】図8に示すトリムカバーの一部は、立体状
に縫い合わされており、これは図7に示す二枚の被縫製
材A(10)、B(20)の両布端(110)(21
0)を本発明装置によって揃え乍ら両被縫製材A(1
0)、B(20)を縫製開始点(101)(102)か
ら縫製終了点(102)(202)まで、両布端(11
0)(210)に沿ってミシン縫いすることにより、図
8に示すものが縫製される。
【0021】以上のトリムカバーを縫製する被縫製材A
(10)、B(20)はラミネート加工された発泡体製
ワディングに、織布、不織布などからなる表皮を一体に
接着したものである。そして、前記図7に示す被縫製材
A(10)、B(20)はその表皮側(10A)(20
A)を接合するように前記装置にセットして縫い合わせ
ると、図7に示すように、表皮(10A)(20A)が
外側で、ワディング(10B)(20B)が内側に位置
するように縫い合わされる。なお、このトリムカバーは
袋状に縫製して内部に発泡体製パッド成形用の発泡液を
注入することによりヘッドレストを形成するものにおい
ては、前記発泡液が前記縫い合わせ用のミシン針の針孔
から外部に漏出することがないように、テーブル状の
布、紙からなる漏出防止材が、ワディング(20A)側
に同時に縫い合わされる。
【0022】以上の被縫製材A(10)、B(20)は
各々別個のセンサー(34)(44)、ローラ(30)
(40)等で制御される。被縫製材A(10)を上被縫
製材(10)、被縫製材B(20)を下被縫製材(2
0)とし、上被縫製材(10)の布端(110)は、セ
ンサー(44)で検知され、上部ローラ(40)によっ
て制御される。また、下被縫製材(20)はその布端
(210)がセンサー(34)によって検知されて下部
ローラ(30)によって制御されるように構成されてい
る。
【0023】図2に示すように、各ローラ(30)(4
0)には回転軸(31)(41)が一体に固定され、こ
の回転軸(31)(41)は制御モータ(32)(4
2)が取付けられ、各制御モータ(32)(42)は前
記移動機構を構成する昇降シリンダー(33)(43)
によってローラ(30)(40)が昇降して、上、下被
縫製材(10)(20)に対して接合、離脱するように
形成さけている。
【0024】これらの各制御モータ(32)(42)、
昇降シリンダー(33)(43)はいずれも、前記セン
サー(34)(44)にケーブル(46)…を介して連
結されている制御ボックス(48)のコンピュータによ
って作動する。図中(47)…は制御モータ(32)
(42)、昇降シリンダー(33)(43)を連結する
ケーブルを示す。
【0025】以上のセンサー(34)(44)は、ミシ
ン針(M1)の手前に設置されている光センサーで、各
センサー(34)(44)はテーブル盤(T)に固定し
た分離プレート(5)の上下に設けてあり、この分離プ
レート(5)によってミシン針(M1)の手前において
上、下被縫製材(10)(20)の両布端(110)
(210)が接合することがなく、各々別個に制御され
る。
【0026】分離プレート(5)は図4、図5に示すよ
うに、本体(52)の一端部(50)がテーブル盤
(T)に締結され、他端部(51)が上方に向けて立ち
上げ形成され、本体(52)とテーブル盤(T)の上面
との間隔は略下被縫製材(20)の布厚と同一若しくは
やや広く形成して、下被縫製材(20)の布端(21
0)側が分離プレート(5)の下方に収容され、また、
分離プレート(5)上には上被縫製材(10)が載置さ
れる。
【0027】そして、分離プレート(5)の上、下にセ
ンサー(34)(44)が設置されており、この上部に
位置するセンサー(44)を上部センサー(44)と
し、上被縫製材(10)の布端(110)を、また、下
部に位置するセンサー(34)を下部センサー(34)
とし、下被縫製材(20)の布端(210)を各々検知
する。
【0028】各センサー(34)(44)は、内部に
上、下被縫製材(10)(20)が挿入される間隙を有
するコ字体で、その開口部側に検知部(34A)(44
A)を有するものである。
【0029】また、前記各ローラ(30)(40)は、
上、下被縫製材(10)(20)をその送り込み方向に
対して直交方向に移動し易いように、外周面には噛部
(30A)(40A)が形成されている。
【0030】下部ローラ(30)はテーブル盤(T)に
開口した通口(61)により、テーブル盤(T)上に前
記昇降シリンダー(33)によって突出して下被縫製材
(20)の下面に接合するように形成されている。図中
(53)は分離プレート(5)の補強プレートである。
【0031】なお、ミシン針(M1)の手前のテーブル
盤(T)上で、分離プレート(5)とテーブル盤(T)
との間に挿入した下被縫製材(20)の下には、前記漏
出防止材を供給するための偏平角筒状のガイド筒が設け
てあり(不図示)、このガイド筒から漏出防止材がミシ
ン針方向に供給され、前記上、下被縫製材(10)(2
0)に一体に縫い合わされる。
【0032】また、図中(45)は分離プレート(5)
上に設けた縫い合わせ終了センサーで、前記上部センサ
ー(44)、下部センサー(34)と同一の構造で、こ
の縫い合わせ終了センサー(45)に布端(110)が
通過すると、ミシンの運転が停止し、前記昇降シリンダ
ー(33)(43)が作動して上部ローラ(40)が上
昇し、下部ローラ(3,)が下降して、上、下被縫製材
(10)(20)より離脱されるように、前記コンピュ
ータで制御されるように構成されている。
【0033】以下、本装置を使用して、図7に示す上被
縫製材(10)と、下被縫製材(20)の曲線状の両布
端(110)(210)のミシン縫い方法を説明する。
【0034】まず、上被縫製材(10)、下被縫製材
(20)を、各々のワディング(10B)(20B)が
外側になるように、即ち、上部ローラ(40)、下部ロ
ーラ(30)に接合する面の摩擦抵抗が大になるように
重ねると共に、上、下被縫製材(10)(20)の縫製
開始点(101)(201)の部分を一致させて、ミシ
ン針(M1)の手前にセットする。
【0035】次に、起動スイッチを入れると、上部ロー
ラ(40)が下方に、下部ローラ(30)が上方に各々
昇降して、両被縫製材(10)(20)の布端(11
0)(210)側を挟む。それと同時にミシン針
(M1)によって突き当てガイド(M3)にガイドされて
両被縫製材(10)の布端(110)(210)が縫い
始められる。
【0036】そして、両被縫製材(10)(20)の布
端(110)(210)が曲線状であるため、その布端
(110)(210)が上、下部センサー(34)(4
4)の内側又は外側に移動しようとすると、上、下部セ
ンサー(34)(44)がそれを検知して、布端(11
0)(210)を逆方向に移動させるために、上、下部
ローラ(30)(40)が夫々独立状に正逆回転して布
端(110)(210)を所定位置に位置決めする。
【0037】そのため、ミシン針(M1)に、上、下被
縫製材(10)(20)はその布端(110)(21
0)が常に揃えられて供給され、一定の縫い代で両布端
(110)(210)の曲線に沿って縫い合わせること
ができる。
【0038】そして、上、下被縫製材(10)(20)
の布端(110)(210)における縫製終了点(10
2)(202)側の端末が縫い合わせ終了センサー(4
5)を通過すると、上、下被縫製材(10)(20)が
縫製終了点(102)(202)まで縫い合わせて、ミ
シンの運転が停止すると同時に、昇降シリンダー(3
3)(43)が作動して、上、下部ローラ(30)(4
0)を、上、下被縫製材(10)(20)から離れる方
向(図5矢印方向)に昇降させて縫い合わせが完了し、
図8に示すものが縫製される。
【0039】なお、図1乃至図6に示すものは、布端
(110)(210)が曲線状の上、下被縫製材(1
0)(20)を縫い合わせるものであるが、一方の被縫
製材の布端が曲線状で、他方の被縫製材の布端が直線状
である場合には、例えば、図6に示すように、布端(2
10)が曲線状の前記下部被縫製材(20)を前述の如
く、センサー(34)、下部ローラ(30)等で制御
し、直線状の布端を有する被縫製材はセンサーを使用せ
ずに、分離プレート(5)上に設けた偏平ガイド筒内に
挿入して、偏平ガイド筒でガイドするか、或いは、L字
状又はコ字状のガイドに当ててガイドする。
【0040】これにより、曲線状の布端(210)を有
する下部被縫製材(20)の布端(210)に沿って直
線状の布端を有する被縫製材の布端が縫い合わせること
ができる。
【0041】また、逆に、曲線状の布端を有する被縫製
材を前記上部ローラ(40)、センサー(44)等で制
御し、直線状の布端を有する被縫製材を、前記下部ロー
ラ(30)、センサー(34)を取り外した状態で、分
離プレート(5)とテーブル盤(T)との間に挿し込ん
で、曲線状の布端を有するものと、直線状の布端を有す
るものをミシン縫いしても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ミシン針の直前で、被
縫製材の布端をローラの回転によって制御して被縫製材
を縫い合わせることができる。そのため、小型のローラ
を使用することができ、ミシン針に近接した位置にロー
ラを設置できるため、布端を的確に制御可能となり、縫
い合わせの品質精度を向上し得る。
【0043】また、布端の曲線が小さなアールでも確実
に制御できるし、ミシンの高速運転にも追従可能とな
る。
【0044】しかも、前記従来品の如く、曲線状の布端
が異なると、それに対応する専用の装置が必要とせず
に、自動的に種々の異なった布端を有する被縫製材を縫
い合わせ用に対応できるため、装置が簡単であるばかり
か、被縫製材の縫い合わせ前のミシンに対するセットに
時間を要せず、縫い合わせの作業効率を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を有するミシンの斜視図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】本発明装置の部分切欠平面図である。
【図4】図3のIVーIV線断面図である。
【図5】図3のVーV線断面図である。
【図6】他の実施例の部分断面図である。
【図7】本発明装置によって縫い合わせる被縫製材の斜
視図である。
【図8】図7に示す被縫製材を本発明装置によって縫い
合わせた状態の斜視図である。
【符号の説明】
T テーブル盤 M1 ミシン針 5 分離プレート 10 被縫製材 20 被縫製材 30 ローラ 40 ローラ 33 移動機構たる昇降シリンダー 43 移動機構たる昇降シリンダー 34 センサー 44 センサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルにおけるミシン針の手前に設け
    て被縫製材の縫い代側の布端を検知するセンサーと、こ
    のセンサーの信号によって被縫製材を被縫製材のミシン
    針に対する送り方向に対して直交方向に移動させて被縫
    製材の布端を制御する布端制御手段と、被縫製材を載置
    する分離プレートとからなり、 前記布端制御手段は前記被縫製材の送り方向に対して直
    交方向に向けて配設して前記センサーの検知信号により
    正逆回転すると共に前記分離プレート方向に被縫製材を
    昇降して挟むローラと、このローラを被縫製材に対して
    接合、離脱方向に移動させる移動機構とからなる自動縫
    製装置。
  2. 【請求項2】 前記被縫製材は布端が曲線状の上被縫製
    材と下被縫製材とからなり、前記ローラは前記上被縫製
    材制御用の上部ローラと、前記下被縫製材制御用の下部
    ローラとから構成し、前記上部ローラの下方のミシンの
    テーブル上に、前記下縫製材を挿通する間隙をあけて分
    離プレートを固設し、該分離プレートの下方のテーブル
    に開口した通口より分離プレート方向に前記下部ローラ
    を昇降自在に配設してなる請求項1記載の自動縫製装
    置。
  3. 【請求項3】 前記センサーは前記上被縫製材の端末を
    検知する上部センサーと、前記下被縫製材の布端を検知
    する下部センサーとからなる請求項1又は2記載の自動
    縫製装置。
  4. 【請求項4】 前記センサーには上被縫製材、下被縫製
    材のいずれか一方又は双方における布端末の縫製終了個
    所を検知する縫製終了用検知センサーを設けてなる請求
    項1乃至3記載の自動縫製装置。
  5. 【請求項5】 前記センサーは光センサーで、センサー
    と前記ローラとの間にはセンサーにより検知した信号に
    基づきローラを正逆回転させる制御モータを配設してな
    る前記請求項1乃至4記載の自動縫製装置。
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