JP3900360B2 - 自動縫製装置 - Google Patents

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Description

本発明は所定形状に裁断した生地を重ね合わせて布端を縫合するのに使用される自動縫製装置に関する。
布端が曲線に裁断されている被縫製材を自動的にミシンで縫合する自動縫製装置が、実開昭54ー72966号公報、特許第2691737号公報、特開平7ー194870号公報等に開示されている。
実開昭54ー72966号公報 特許第2691737号公報 特開平7ー194870号公報
前記従来の自動縫製装置はいずれも縫い代側の布端をガイドしながらミシン縫いしている。即ち、縫い代の幅が一定になるように被縫製材を自動縫製している。
ところで、被縫製材、例えば、自動車用シートのトリムカバーの如く、表皮材、発泡体製ワディング、ワディングカバーなどの積層体からなる厚みがある被縫製材を多数枚重ねて裁断すると裁断ムラが発生し、所定の外形形状に裁断されないものが存在する。
従って、被縫製材が所定の外形形状に対して大きく裁断されている場合には、前述の如く、縫い代が一定になるように縫製しているため、完成品の実寸法は大になり、その逆の場合には小になる。
そのため、縫製後の完成品に寸法ムラが生じ、所期の設計寸法と異なる不具合が生じている。
そこで、本発明は縫製後の完成品の寸法が設計通りになるようにミシンで自動縫製できるようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係る自動縫製装置は、一方の製材と、他方の製材を重ねてその各々の一側布端側を縫合する自動縫製装置であって、前記一方の被縫製材の縫合する側の一側布端側を端末より外方に突出させて上面に固定する可動板と、この可動板上の一方の被縫製材をミシン縫いする軌跡に摺動させるガイド基板とを有し、
前記可動板上に、前記一方の製材の一側布端である縫い代に対して反対方向である他側布端側をガイドする基準ガイド部を設け、一方、ミシンのテーブル盤上には縫製時に他方の被縫製材の一側布端側を突き当てて他方の製材の一側布端をガイドする縫い代ガイド片を設けてなる構成である。
以上の構成により、一方の製材(5)はその外形形状にバラ付きがあっても常に実寸法で管理されて縫製されるため、縫製された完成品は設計通りの寸法になる。
また、前記基準ガイド部を可動上に固定したプレートで形成し、そのミシン針方向の端縁を所定の外形形状の一方の被縫製材の他側布端と合致する形状に形成することにより、一方の被縫製材を可動板上にセットする際、一方の被縫製材の他側布端を基準ガイド部の端縁に突き当たることにより容易にセットできる。
本発明によれば外形形状にバラ付きがある一方の被縫製材でも自動的にミシン縫いされて、設計通りに完成品を縫製できる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する。
図1は本発明に係る自動縫製装置を示し、図中Mは電動ミシン本体、Pは作業者を各々示し、ミシンのテーブル盤3上にはガイド基板2が固定され、このガイド基板2上に可動板1が摺動自在に載置されている。
可動板1の裏面にはガイド基板2に設けた二本のガイド溝20、20に遊嵌合するガイドロール12、12が設けてある。
なお、前記ガイド溝20、20は図2に示す可動板1上に固定した一方の被縫製材5をミシン縫いする軌跡に合致するように設定されている。
また、ガイド基板2の作業者P側の端縁21は作業者が作業し易いように切欠されている。
以上の可動板1上には基準ガイド部10と一方の被縫製材5を可動板1上に固定する複数のクランプ4、4…とが設けてある。
基準ガイド部10は図2に示すようにガイド板1の外端縁11に略沿うように可動板1の中央に設けてあり、この可動板1上に載置して前記クランプ4…で固定した一方の被縫製材5における可動板1の外端縁11よりはみ出す一側布端53の部分が図3鎖線に示すようにミシン縫いされる。
図示する基準ガイド部10は一方の被縫製材5の厚みと略同一の厚みを有する樹脂製のプレートで、その上面10Cには間隔をあけて、一方の被縫製材5の他側布端52に設けた位置決め切欠部52A、52A…に対応する位置決め線10A、10A…が設けてある。
また、基準ガイド部10の先端には、一方の被縫製材5のミシン縫いする始点51A側の前側布端52′をガイドする曲部10′が延設され、この曲部10′の内側壁10B′に、前記一方の被縫製材5の前側布端52′が突き当たるように形成されている。
また、基準ガイド部10の側壁10Bに、前記一方の被縫製材5の他側布端52が突き当たるように、一方の被縫製材5を可動板1上に、図3に示すように突き当てた後、このクランプ4で一方の被縫製材5を可動板1上に挟持して固定する。
なお、一方の被縫製材5の他側布端52側における外形形状が設定された形状に裁断されていない場合、例えば、他側布端52の一部が基準ガイド部10の側壁10Bと一致せずに、外方に突出している場合には、その突出する他側布端52の一部は、基準ガイド部10の上面10C上にはみ出して載置、固定される。
また、逆に、一方の被縫製材5の他側布端52の一部が、基準ガイド部10の側壁10Bに突き当たることがないように凹欠して裁断されている場合には、その凹欠個所を無理に基準ガイド部10の側壁10Bに沿うように強制して一方の被縫製材5を可動板1上に固定しないようにする。
即ち、一方の被縫製材5はその他側布端52の一部が設計通りに裁断されていない場合、その一部を基準ガイド部10の側壁10Bに突き当たることはないように、一方の被縫製材5を可動板11上にセットする。設計通りに裁断されている大部分を側壁10Bに突き当ててセットする。
従って、図4に示すように、一方の被縫製材5の他側布端52側の縫い代W2一方の被縫製材5の実寸法Wとを加えた長さ分に、ミシン針32でミシン縫いされるように、前記可動板1及び基準ガイド10は設定されている。
そのため、例えば、一方の被縫製材5の外形形状にバラ付があった場合、図4に示す一方の被縫製材5の実寸法が一定に管理されるため、ミシン縫いされる一側布端53側の縫い代W1はバラ付く。
前述の如く、一方の被縫製材5の実寸法Wを管理することにより、この一方の被縫製材5に他方の被縫製材6を縫合して、自動車用シートのシートバック用トリムカバーなどの完成品を縫製した場合には、設計通りの完成品が形成される。
なお、前記一方の被縫製材5と、他方の被縫製材6は自動車用シートのトリムカバーに使用される表皮、発泡体製ワディング、ワディングカバーの積層体である。また、図4において、50、51はミシン縫いするミシン線を示す。
図3鎖線に示すように、前記一方の被縫製材5にミシン線51でミシン縫いする他方の被縫製材6はその布端63を作業者Pがミシンのテーブル盤3上に起立固定した縫い代ガイド片30に突き当て乍らミシン縫いする。図2において、図中61はミシン線51で一方の被縫製材5に縫い合わせる他方の被縫製材6のミシン線を示す。
以上の図示する基準ガイド部10は、一定の厚みのプレートで形成しているが、可動板1上に直接設計通りの一方の被縫製材5の他側布端52を表示する表示線を描いたり、型押しても良い。
以上のように構成した自動縫製装置に縫製作業を行うには、まず、ガイド基板2上の可動板1を図1に示すように縫合開始位置に移動させて、前述の如く一方の被縫製材5をその他側布端52を基準ガイド部10の側壁10Bに突き当て、一方の被縫製材5の前側布端52′を基準ガイド部10の曲部10′、内側壁10B′に突き当てる。
次に多数のクランプ4…で一方の被縫製材5の他側布端52側を可動板1上に挟持して固定する。これにより、一方の被縫製材5は可動板1上にセットされる。
これにより、一方の被縫製材5の一側布端53側が可動板1より外方に突出する。
然る後、作業者Pが別の他方の被縫製材6を持ち、その布端63の先端を縫い代ガイド30に当てる。
このような状態から電動ミシンMを作動させると、押さえ金31が双方の被縫製材6、5を押圧してミシン針32による縫い合わせが開始され、一方の被縫製材5は始点からその上に重ね合わせた他方の被縫製材6と共に、送り歯による双方の被縫製材5、6の送り作動に伴って前方に送り出される。
以上の送り作動によって可動板1は自動的にミシン縫いする軌跡に沿って摺動するため、一方の被縫製材5はミシン線51に沿って他方の被縫製材6にミシン縫いされる。
なお、他方の被縫製材6はその布端63を作業者Pが縫い代ガイド片30にガイドしながらミシン縫いするため、ミシン線61に沿ってミシン縫いされる。
そして、このミシン縫いが一方の被縫製材5の終点51Bに位置して縫い合わせが完了すると、電動ミシンMは自動的に停止するように構成されている。
以上の如くの自動縫製装置によって一方の被縫製材5を自動的にミシン縫いすると一方の被縫製材5の実寸法Wが一定に縫い合わせができ、一方の被縫製材5の外形形状、例えば、前記一側布端53と他側布端52との間隔が設計寸法に対して広かったり、或いは狭い場合にも実寸法Wは一定に確保される。
本発明装置は自動車用シートのトリムカバーの他に、ヘッドレスト、アームレスト、車内の内装品用のトリムカバーなどに利用できる。
本発明装置の要部の平面図である。 本発明装置に使用する可動板と一方の被縫製材5他方の被縫製材6の平面図である。 図2のIIIーIII線断面図である。 図2のIVーIV線断面図である。
符号の説明
1…可動板、2…ガイド基板、5…一方の被縫製材、6・・他方の被縫製材、10…基準ガイド部、32…ミシン針、52…一方の被縫製材の他側布端、53…一方の被縫製材の一側布端



Claims (1)

  1. 一方の製材と、他方の製材を重ねてその各々の一側布端側を縫合する自動縫製装置であって、前記一方の被縫製材の縫合する側の一側布端側を端末より外方に突出させて上面に固定する可動板と、この可動板上の一方の被縫製材をミシン縫いする軌跡に摺動させるガイド基板とを有し、
    前記可動板上に、前記一方の製材の一側布端である縫い代に対して反対方向である他側布端側をガイドする基準ガイド部を設け、一方、ミシンのテーブル盤上には縫製時に他方の被縫製材の一側布端側を突き当てて他方の製材の一側布端をガイドする縫い代ガイド片を設けてなる自動縫製装置。
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