JPH07313758A - 玉縁縫い機 - Google Patents

玉縁縫い機

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JPH07313758A
JPH07313758A JP11292494A JP11292494A JPH07313758A JP H07313758 A JPH07313758 A JP H07313758A JP 11292494 A JP11292494 A JP 11292494A JP 11292494 A JP11292494 A JP 11292494A JP H07313758 A JPH07313758 A JP H07313758A
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flap
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pocket
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昌彦 岡村
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裕 平澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ミシンテーブル面上の第1位置で被縫布上に
縁飾り布を逆T字状に折り曲げて重ね合わせ、縁飾り布
の折曲端部にフラップとポケット袋裁断片を重ね合わせ
た後、第2位置への転送の間に縁飾り布の両側折曲端部
にミシン縫いを行うと同時にセンターメス機構を駆動し
てポケット孔を切り開き、第2位置でコーナメス機構を
駆動してポケット孔の両端部にアングル状の切り込みを
形成する玉縁縫い機において、上記一連の処理をフラッ
プの長さに合わせて正確に行う。 【構成】 ミシンテーブル面1a上の第1位置P1近傍
に設けられた布置台8と、その上に重ねて置かれたフラ
ップFとポケット袋裁断片G1とを把持して縁飾り布E
の折曲端部へ移送する布移送機構40と、フラップFの
ミシン縫い方向の長さを検出する検出装置9と、その検
出値に基づいてミシンとセンタメス機構とコーナメス機
構とを制御する制御装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類のポケットの製造
に用いられる玉縁縫い機に関し、特に玉縁縫いと同時に
ポケット口にフラップ(垂れ)を縫い付ける玉縁縫い機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、垂れ付きポケットの一般的な製
造工程を示す。垂れ付きポケットを製造する場合、ま
ず、(a)に示すように背広の前身頃などを構成する被
縫布Wの表面に縁飾り布Eを逆T字状に折り曲げて重ね
合わせた後、(b)に示すように縁飾り布Eの一方の折
曲端部にフラップFとポケット袋の外側裁断片G1を重
ね合わせ、他方の折曲端部にポケット袋の内側裁断片G
2を重ね合わせる。次に、(c)に示すように縁飾り布
Eの両側折曲端から若干内方部分を平行にミシン縫いし
て、被縫布Wと縁飾り布Eとフラップ布Fとポケット袋
裁断片G1,G2とを縫い合わせる。その後、(d)の
工程において、縁飾り布Eの中心部を被縫布Wと共にミ
シン縫い方向に沿って所定の長さメスで切り開いてポケ
ット孔(図中、符号H)を形成し、さらにその両端部に
アングル状の切り込み(図10中、符号C,C)を形成
する。そして、(e)に示すように縁飾り布Eの縫い代
部とポケット袋の裁断片G1,G2とをポケット孔Hを
通して被縫布Wの裏側に配置した後、ポケット袋裁断片
G1,G2の縁部同士を縫い合わせてポケット袋を形成
し、最後にポケット孔Hの両端部に補強縫いを施すこと
によって垂れ付きポケットが完成する。
【0003】以上の工程は元来手作業によるものであっ
たが、年々その自動化が進められ、最近では図9の
(a)から(d)までの工程を全て自動で行うことので
きる玉縁縫い機が提案された(例えば、特開昭59−1
9709号公報)。
【0004】この種の装置は、図11に示すように、縁
飾り布Eの両折曲端部をミシン縫いするための2本針ミ
シン2と、ミシンテーブル面1aに対して被縫布Wを狭
圧し、その被縫布Wを伴ってミシンテーブル面1aに沿
いミシンの針落ち点を挟んで縫い方向(この場合紙面に
垂直な方向)に離間する第1位置と第2位置との間を移
動可能とした布転送機構3を具備している。第1位置に
は、被縫布W上に縁飾り布Eを供給し且つ布転送機構
に設けられた布押さえ機構25,25と協働して縁飾り
布Eを逆T字状に折り重ねる折り重ね機構4と、縁飾り
布Eの一方の折曲端部にフラップFとポケット袋の内側
外側裁断片G1とを供給する第1布供給装置6と、縁飾
り布Eの他方の折曲端部にポケット袋の外側裁断片G2
を供給する第2布供給装置7とが設けられている。ま
た、第2位置には、ポケット孔Hの両端部にアングル状
の切り込みを行うための図示されていないコーナメス機
構が設けられている。
【0005】そして、この装置は、第1位置のミシンテ
ーブル面1aに被縫布Wをセットし、折り重ね機構4と
第1及び第2の布供給装置6,7の各々の布置台4a,
6a,7aにフラップFとポケット袋裁断片G1,G2
とをセットした後、装置を起動させると、先ず折り重ね
機構4が作動してその布押さえ部29aの下面に布置台
4a上の縁飾り布Eを保持する。その後折り重ね機構4
は、布転送機構3上に移動した後(図12)、下降して
縁飾り布Eを被縫布Wの表面に重ね合わせる(図1
3)。次に、第1布供給装置6と第2布供給装置6とが
作動し、第1布供給装置6によって布置台6a上のポケ
ット袋の内側裁断片G1及びフラップ布Fが縁飾り布E
の一方の折曲端部へ移動されると共に第2布供給装置7
によってポケット袋の外側裁断片G2が他方の折曲端部
へ移動される(図14)。次に、布転送機構3上の布押
さえ機構25,25が作動し、その布押さえ部材26,
26によってフラップF及びポケット袋裁断片G1,G
2の端部(縫い代部)を縁飾り布Eの両折曲端部に押さ
え付ける(図15)。その後布転送機構3が第2位置側
へ移動し、その移動の間にミシン2によって縁飾り布E
の両折曲端部のミシン縫いが行われる。ミシン2のミシ
ンベッド部には図示しない作動機構によって駆動される
センターメス13が針板より出没可能に設けられてお
り、ミシン縫いと同時に縁飾り布Eの中心部が身生地W
と共に切り開かれる(図16)。そして、布転送機構3
が第2位置に移動した時点で、コーナーメス機構の一対
の切断刃がミシンテーブル面1aより突出し、ポケット
孔Hの両端部にアングル状の切り込みCが形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に布転送機構3によって被縫布Wを第1位置から第2位
置へ移動させる間に、縁飾り布EとフラップFとポケッ
ト袋裁断片G1,G2とを被縫布Wに縫い付け、所定の
位置にポケット孔Hを切り開き、ポケット孔Hの両端部
にアングル状の切り込みCを形成する一連の工程を実行
するようにした玉縁縫い機においては、布転送機構3に
対して被縫布Wを予定の位置に正確にセットした上で、
フラップFの全長にわたって正確にミシン縫いを行うと
同時にポケット孔Hを正確に切り開き、ポケット孔Hの
両端位置に正確に切り込みCを形成しなければならな
い。そのためにはミシン縫いを開始する前の段階でフラ
ップFの長さを検出しておく必要がある。
【0007】そこで、前掲公報に記載の装置において
は、布転送機構3を第1位置からミシン縫い合わせ点側
へ移動させる際に、折り重ね機構4に設けた案内部材に
よってフラップFの縫い代部をポケット袋裁断片G1か
ら一旦分離し、その間に光学センサによってフラップF
の長さを検出する方法を採用している。
【0008】ところが、フラップFの厚さは使用されて
いる生地や縫製の仕方によって厚さが異なるため、上記
のように布転送機構3の移動の際に案内部材でフラップ
Fとポケット袋裁断片G1とを分離する方式では、フラ
ップFの厚さによってポケット袋裁断片G1との分離が
不確実になり、フラップFの長さを正確に検出すること
ができない。そのためフラップFの長さの検出値に基づ
いて行われるミシン縫いに欠陥が生じ、また、その後の
ポケット孔Hを切り開く工程及びアングル状の切り込み
Cを形成する工程においても不良が生じるという問題が
あった。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点を解消すべ
く創案されたものであり、その目的は、ミシン縫いを開
始する前の段階でフラップの長さを確実に検出でき、フ
ラップの長さに応じて上記一連の工程を正確に実行でき
る玉縁縫機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の玉縁縫い機は、ミシンテーブル上の第1位置
で被縫布上に縁飾り布を逆T字状に折り曲げて重ね合わ
せ、その縁飾り布の折曲端部にフラップとポケット袋裁
断片をフラップを下にして重ね合わせた後、これを第2
位置へ転送し、この転送の間に縁飾り布の両側折曲端部
に2本の平行なミシン縫いを行って被縫布と縁飾り布と
フラップ布とポケット袋裁断片とを縫着すると同時にセ
ンターメス機構を駆動して2本の縫い目の間にポケット
孔を切り開き、第2位置でコーナメス機構を駆動してポ
ケット孔の両端部にアングル状の切り込みを形成する玉
縁縫い機を前提とし、上記フラップと上記ポケット袋裁
断片とを重ね合わせて載置すべく上記第1位置の近傍に
設けられた布置台と、この布置台上に載置されたフラッ
プとポケット袋裁断片とを把持して上記縁飾り布の折曲
端部へ移送する布移送機構と、フラップのミシン縫い方
向の長さを検出すべく上記布置台に設けられた検出装置
と、この検出装置の検出値に基づいて上記ミシンと上記
センタメス機構と上記コーナメス機構とを制御する制御
装置とを備えて構成される。
【0011】上記検出装置は、フラップとポケット袋裁
断片との間にフラップの長さ方向に沿って配置される第
1の検出体と、フラップを挟んで第1の検出体と対向す
る第2の検出体とを備え、第1の検出体と第2の検出体
との間を遮る物体の長さを検知できるように構成されて
いることが望ましい。
【0012】上記第1の検出体は、上記布置台にフラッ
プを押さえ付けて保持できるように構成されていること
が望ましい。
【0013】
【作用】上記のごとく構成される本発明の玉縁縫い機に
よれば、上記第1位置の近傍の布置台上で上記検出装置
によってフラップの長さが検出され、その後上記布供給
腕によってフラップとポケット袋裁断片とが縁飾り布の
折曲端部へ移送される。そして、検出装置による検出値
に基づいて上記制御装置がミシンとセンタメス機構とコ
ーナメス機構とを制御することにより、上記第2位置へ
の転送の間に縁飾り布の両側折曲端部に2本の平行なミ
シン縫いが行われると同時にその2本の縫い目の間にポ
ケット孔が切り開かれ、第2位置においてポケット孔の
両端部にアングル状の切り込みが形成される。このよう
に、上記布置台上においてフラップの長さを検出するこ
とで、ミシン縫いを開始する前の段階でフラップの長さ
を確実に検出することができ、その検出値に基づいてミ
シンとセンタメス機構とコーナメス機構とを制御するこ
とにより、フラップの長さに応じて上記一連の工程を正
確に実行することができる。
【0014】上記検出手段が上記第1の検出体と上記第
2の検出体との間を遮る物体の長さを検知できるように
構成されることにより、フラップがポケット袋裁断片に
よって覆い隠された状態にあってもフラップのみの長さ
を検出することができ、また、フラップの厚さが様々に
異なる場合でも確実にその長さを検出することができ
る。
【0015】また、上記第1の検出体が上記布置台に対
するフラップ押さえの機能を兼ね備えることで、フラッ
プの位置ずれを防止し、且つ第1の検出体をフラップに
密着させてフラップ長を精度良く検出できる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明に係る玉縁縫い機の実施例を
図1〜図8を用いて説明する。
【0017】図1に示す玉縁縫機は、衣服の前身頃を構
成する被縫布上に縁飾り布を逆T字状に折曲して重ね合
わせ、その縁飾り布の一方の折曲端部にフラップ布とポ
ケット袋の内側裁断片を重ね合わせ、他方の折曲端部に
ポケット袋の外側裁断片を重ね合わせた後、これをミシ
ン縫合点を挟んだ第1位置から第2位置に転送し、その
転送の間に縁飾り布の両側折曲端の内側から内方の位置
に2本の平行なミシン縫いを行って被縫布と縁飾り布と
フラップ布とポケット袋裁断片とを縫い付けると同時
に、これら2本の縫い目の間にポケット孔を切り開き、
且つ第2位置においてそのポケット孔の両端部にアング
ル状の切り込みを形成するようにした玉縁縫い機であ
る。
【0018】この玉縁縫機は、図1及び図2に示すよう
に、ミシンテーブル1の中間に配置されたミシン2と、
被縫布W、縁飾り布E、フラップF、及びポケット袋裁
断片G1,G2をミシンテーブル面1aに沿ってミシン
2の針落ち点を挟んだ第1位置P1から第2位置P2に
転送するための布転送機構3と、第1位置P1において
この布転送機構3と協働して被縫布に対して縁飾り布を
逆T字状に折り曲げて重ね合わせる折り重ね機構4と、
転被縫布及び縁飾り布に切り開かれたポケット孔の両端
に第2位置P2においてアングル状の切り込みを行うた
めのコーナメス機構5と、第1位置P1において、縁飾
り布Eの一方の折曲端部にフラップFとポケット袋の内
側裁断片G1とを供給する第1の布供給装置6と、縁飾
り布Eの他方の折曲端部にポケット袋の外側裁断片G2
を供給する第2の布供給装置7と、フラップFのミシン
縫い方向の長さを検出するために第1の布供給装置6の
布置台8に設けられた検出装置9と、この検出装置9の
検出値と予め設定されたプログラムに従ってミシン2及
び各機構3,4,5を制御する制御装置10とで概ね構
成されている。ミシン2はその一対の針棒11,11の
下端に各々針12,12を備えた周知の2本針ミシンで
あり、そのミシンベッド部には針板13の針孔を貫通し
た2本の針12,12と協働して2本の互いに平行な縫
い目を作り出すための釜機構及び縫い目形成後に被縫布
Wと釜とに連なる下糸を切断するための下糸切断機構が
配置されており、また、上記針板13の各針孔間には布
転送方向に平行なスリットが設けられている。そしてこ
のスリットにはミシンベッド部内に配置されたセンター
メス機構のセンターメス14が出没可能に配置されてい
る。
【0019】布転送機構3は、ミシンテーブル面1aの
ミシン2より後方の部分に布転送経路に沿って形成され
た切欠孔内に配置された移動ブロック15と、この移動
ブロック15の上端部にその基端部16bが枢着されて
上下方向に回動可能に支持されると共に先端部16aが
布転送方向に延出させて設けられた左右一対の回動アー
ム16,16とからなる。移動ブロック15は、ミシン
テーブル1の下面に沿って設けられたガイドロッド17
が中央の貫通孔18に挿通されて布転送方向に移動可能
に支持されている。そして、移動ブロック15のねじ孔
19に螺合させて挿通されたねじ軸20をパルスモータ
21で正逆回転させることにより、布転送機構3全体を
布転送経方向に移動できるようになっている。両回動ア
ーム16,16は、コイルばね23,23によって上方
に付勢されており、常時は移動ブロック15の両側上端
に固定されたストッパー部材22に当接する位置まで持
ち上げられている。そして、ストッパー部材22に取り
付けられたシリンダ23を伸長させ、コイルばね23,
23の付勢力に抗して回動アーム16,16を押し下げ
ることにより、その先端下部の押さえ板24,24でミ
シンテーブル面1a上の被縫布Wを狭圧できるようにな
っている。また、両回動アーム16,16の先端上部に
は、縁飾り布Eを両側から押さえ込んで逆T字状に折り
曲げるための布押さえ機構25,25が設けられてい
る。布押さえ機構25,25は、布転送方向に平行な軸
回りに回動可能に支持させて回動アーム16,16に設
けられた一対の縁押さえ部材26,26を備えている。
各縁押さえ部材26,26は図示しない付勢手段によっ
て起立方向に常時付勢されている。そして、回動アーム
16,16の外側部に取り付けられたシリンダ27,2
7を伸長させて縁押さえ部材26,26を押し下げるこ
とにより、縁押さえ部材26,26の先端の水平部26
a,26aが縁飾り布Eの縫製点より内側の部分に当接
して縁飾り布EとフラップFとポケット袋裁断片G1,
G2とを一括して押さえ付けることができるようになっ
ている。
【0020】折り重ね機構4は、布転送機構3の移動経
路を避けてミシン2の手前側に立設された支柱28に設
けられた昇降・回動機構52と、この昇降・回動機構5
2に支持されて移動される逆T字型のウエブ29と、縁
飾り布Eを載置するための布置台30とで主要部が構成
されている。ウエブ29には、複数の刺針31を布押さ
え部29aに形成された貫通孔を通して布押さえ部29
aの下面から突出させて布を保持する布保持機構32が
設けられている。そして、昇降・回動機構52を駆動し
てウエブ29を布置台30上へ移動させ、布押さえ部2
9aを布置台30上の縁飾り布Eに当接させた状態で布
保持機構32を作動させることにより、布押さえ部29
aの下面から突出する複数の刺針31によって縁飾り布
Eを保持し、その状態でウエブ29を移動させて第1位
置に待機する布転送機構3の一対の押さえ板24,24
の間に着座させることにより、縁飾り布Eが被縫布Wの
所定の位置に移送されて重ね合わされるようになってい
る。
【0021】コーナメス機構5は、メス軸方向から見た
刃形がいずれもアングル状(>,<)の一対のコーナメ
ス33a,33bと、これらコーナメス33a,33b
を刃先を上に向けた状態で上下に移動可能に、且つアン
グル部を互いに向き合わせた状態で布転送方向に離間し
て保持する固定枠34a及び移動枠34bと、コーナメ
ス33a,33bをミシンテーブル1の第2位置P2に
布転送方向に沿って形成された切欠部35よりミシンテ
ーブル面1a上に出没させるためのメス駆動用シリンダ
36と、コーナメス33a,33b同士の間隔を調節す
るためのメス間隔調節用シリンダ37とを備えている。
メス駆動用シリンダ36は、固定枠34aに縦置きに取
り付けられており、そのピストンロッド37が、上記2
つのコーナメス33a,33bのメス軸同士を連結する
メス駆動体38に連結されている。メス駆動体38は、
そのほぼ全長に亘って水平方向に形成されたガイド孔3
8aと、ガイド孔38aの傍らに形成された固定孔38
bとを有し、ガイド孔38aには一方のコーナメス33
aのメス軸の途中に突設された係合ピンがガイド孔38
aに沿って移動可能に係合され、固定孔38bには他方
のコーナメス33bのメス軸の途中に突設された係合ピ
ンが固定されている。メス間隔調節用シリンダ37は、
シリンダ軸方向を布転送方向に一致させてミシンテーブ
ル1の下面に取り付けられており、そのピストンロッド
39が移動枠34bに連結されている。そして、このコ
ーナメス機構5は、メス間隔調節用シリンダ37を伸縮
駆動させることによって上記2本のコーナメス33a,
33bの間隔を自在に調節でき、調節後、メス駆動用シ
リンダ3を伸長させてメス駆動体38を上方へ移動させ
ることにより、2本のコーナメス33a,33bを同時
にミシンテーブル面1a上に突出させて、被縫布W及び
縁飾り布Eに切り開かれたポケット孔の両端部にアング
ル状の切り込みを瞬時に形成できるようになっている。
【0022】第1の布供給装置6は、図2及び図3に示
すように、フラップFとポケット袋の内側裁断片G1と
を重ね合わせて載置すべく第1位置P1の左側上方に設
けられた布置台8と、布置台8上に載置されたフラップ
Fとポケット袋の内側裁断片G1の上端部を把持して縁
飾り布Eの折曲端部へ移送するための一対の把持部材4
0a,40bからなる布移送機構40とを備えて構成さ
れている。また、第2の布供給装置7は、ポケット袋の
外側裁断片G2を載置すべく第1位置P1の右側上方に
設けられた布置台41と、布置台41上に載置されたポ
ケット袋の外側裁断片G2の上端部を把持して縁飾り布
Eの折曲端部へ移送するための一対の把持部材42a,
42bからなる布移送機構42とを備えて構成されてい
る。これら第1及び第2の布供給装置6,7の布移送機
構40,42は、図示しない駆動機構によって駆動され
るようになっている。
【0023】検出装置9は、図2〜図5に示すように、
フラップFとポケット袋の内側裁断片G1との間にフラ
ップFの長さ方向に沿って配置される第1の検出体43
と、フラップFを挟んで第1の検出体43と対向する第
2の検出体44とからなる。この場合、第1の検出体4
3は、布置台8にフラップFを押さえ付けて保持するフ
ラップ押さえの機能も兼ね備えており、水平軸回りに回
動可能に設けられた回動アーム45の先端部に片端が固
定されて支持されている。この回動アーム45は図示し
ないフラップ押さえ駆動機構によって駆動されるように
なっている。第2の検出体44は、布置台8の上端縁部
に取り付けられており、これにより布置台8の載置面8
aが実質的に延長されている。これら第1及び第2の検
出体43,44の互いの対向面部には、図5に示すよう
にスリット状の光学窓46,47が各々形成されてお
り、第1の検出体43の内部には、多数の発光ダイオー
ド(LED)からなるLEDアレイ48がその発光部を
光学窓46より外部に臨ませるようにして設けられてい
る。また、第2の検出体44の内部には、多数のCCD
素子を直線状に列べて構成されるラインセンサ49が光
学窓47と対向する内壁位置に設けられている。ライン
センサ49の受光面部には集光レンズ50が設けられて
いる。この検出装置9の構成によれば、LEDアレイ4
8から出射された光がフラップFの有る箇所では遮ら
れ、無い場所では集光レンズ50を通してラインセンサ
ー49で受光されるため、フラップFの長さ及び位置を
検出できる。
【0024】制御装置10には、上記検出装置9の検出
信号及びミシンテーブル1の床面近傍に設けられた操作
ペダル51の操作信号が入力されるようになっている。
そして制御装置10は、操作ペダル51より操作信号が
与えられると、フラップ押さえ駆動機構及び検出装置9
を作動させてフラップFの長さ及び位置を検出し、その
検出値に基づいて被縫布W上の縫い始め位置及び縫い終
わり位置を演算し、更にその演算結果に基いて、所定の
針数縫製を行うべくミシンの制御部に制御信号を与える
ようプログラムされている。このミシン制御信号は、布
転送装置3及びコーナメス機構5の各制御部に対して
は、布転送制御信号及びメス間隔制御信号として各々与
えられるようになっている。また、ミシン2の制御部は
センターメス機構の制御も行うようになっている。
【0025】以上のように構成されるこの実施例の玉縁
縫い機において、作業者がミシンテーブル1上の第1位
置P1に被縫布Wを正確にセットした後、第1の布供給
装置6の布置台8にフラップFをセットし、操作ペダル
51を踏むと、布転送機構3の回動アーム16,16が
作動して被縫布Wがミシンテーブル面1a上に狭圧され
ると同時に、フラップ押さえ駆動機構が作動して回動ア
ーム45が転倒し、フラップFに検出装置40の第1の
検出体43が押し当てられてフラップFが布置台8上に
保持される。次に、作業者がポケット袋の内側裁断片G
1を第1の検出体43の上からフラップFを覆い隠すよ
うにしてセットし、また、第2の布供給装置7の布置台
41にはポケット袋の外側裁断片G2を、折り重ね機構
4の布置台30には縁飾り布Eをそれぞれセットした
後、再び操作ペダル51を踏むと、布移送機構40が作
動して図4に示すようにフラップFとポケット袋の内側
裁断片G1の上端部が把持される。このとき第2の布供
給装置7においても布移送機構42がポケット袋の外側
裁断片G2の上端部を把持する。その後直ちに第1の検
出体43内のLEDアレイ48が発光し、第2の検出体
44内のラインセンサ49によってフラップFの長さ及
び位置が検出される。制御装置10は、フラップFの長
さ及び位置が検出された後、直ちにフラップ押さえ駆動
機構を逆作動させて第1の検出体43によるフラップF
の押さえを解除し、その後折り重ね機構4を駆動して縁
飾り布Eを被縫布W上に重ね合わせ、続いて第1及び第
2の布供給装置6の布移送機構40、42を作動させ
て、図3に示すように縁飾り布Eの一方の折曲端部にフ
ラップFとポケット袋の内側裁断片G1を移送させると
同時に他方の折曲端部にポケット袋の外側裁断片G2を
移送させる。次に、制御装置10は、布転送機構3の布
押さえ機構25,25を作動させ、縁押さえ部材26,
26の水平部26a,26aによって両側から縁飾り布
E、フラップF、及びポケット袋裁断片G1,G2を両
側から押さえ込ませた後、布転送機構3に布転送制御信
号を与える。布転送機構3はこの布転送制御信号に従っ
て移動し、被縫布W、縁飾り布E、フラップF、及びポ
ケット袋裁断片G1,G2を第2位置P2へ転送する。
その転送の間に、上記ミシン2がミシン制御信号に従っ
て駆動し、縁飾り布Eの両側折曲端部に2本の平行なミ
シン縫いを行って被縫布Wと縁飾り布Eとフラップ布F
とポケット袋裁断片G1,G2とを逢い合わせると同時
にセンターメス機構を駆動して2本の縫い目の間にポケ
ット孔を切り開く。また、第2位置においてもコーナメ
ス機構5がメス間隔制御信号に従って駆動してポケット
孔の両端部にアングル状の切り込みを形成する。布転送
機構3は、コーナメス機構5が切り込み動作を終えると
再び移動して、上記一連の処理が施された被縫布Wを第
1位置P1へ転送した後、押さえ板24,24による被
縫布Wの狭圧を解除すると同時に布押さえ機構25,2
5による縁飾り布Eの両側の押さえを解除する。
【0026】以上のように、本実施例の玉縁縫い機は、
布置台8上でフラップFの長さ及び位置を検出し、その
検出値に基づいて制御装置10によりセンタメス機構を
含むミシン2と布転送機構3とコーナメス機構5とを制
御するようにしたので、フラップFの長さに応じて上記
一連の工程を正確に実行することができる。
【0027】また、発光手段としてのLEDアレイ48
を備えた第1の検出体43と、受光手段としてのライン
センサ49を備えた第2の検出体44とで上記検出装置
40を構成し、LEDアレイ48からの光をラインセン
サ49で検出することによってフラップFの長さ及び位
置を検出するようにしたので、フラップFの厚さが様々
に異なる場合でも確実にその長さ及び位置を検出するこ
とができる。
【0028】なお、本発明の玉縁縫い機は以上の実施例
に限定されるものではない。例えば検出装置40とし
て、図6に示すように、第1の検出体43に反射板55
を取り付けると共に第2の検出体44内にLEDアレイ
48とラインセンサ49を配置し、LEDアレイ48か
ら出射されて反射板55で反射されて戻ってくる光をラ
インセンサ49で検出する反射型センサ構造を採用する
こともできる。また、反射型センサ構造の検出装置置4
0として、図7及び図8に示すように、第2の検出体4
4を移動させつつ、発光手段56から出射されて反射板
55で反射されて戻ってくる光を受光手段57で検出す
る構造のものも有効である。
【0029】
【発明の効果】以上要するに、本発明に係る玉縁縫い機
によれば、ミシン縫いを開始する前の段階でフラップの
長さを確実に検出できるので、布転送機構によって被縫
布を第1位置から第2位置へ移動させる間に、縁飾り布
とフラップとポケット袋裁断片とを被縫布に縫い付け、
所定の位置にポケット孔を切り開き、ポケット孔の両端
部にアングル状の切り込みを形成する一連の工程をフラ
ップの長さに合わせて正確に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玉縁縫い機の一実施例を示す側面図で
ある。
【図2】図1に示す玉縁縫い機の要部の動作を示す正面
図である。
【図3】図1に示す玉縁縫い機の要部の動作を示す正面
図である。
【図4】図1に示す玉縁縫い機の布供給装置を示す斜視
図である。
【図5】図4に示す布供給装置の縦断面図である。
【図6】布供給装置の載置台に設けられる検出装置の別
の実施例を示す縦断面図である。
【図7】検出装置のさらに別の実施例を示す縦断面図で
ある。
【図8】図7に示す検出装置の縦断面図である。
【図9】垂れ付きポケットの一般的な製造工程を示す図
である。
【図10】図9の(d)の工程における縫合体の斜視図
である。
【図11】従来の玉縁縫い機による玉部縫い処理の一工
程を示す図である。
【図12】図11の次工程を示す図である。
【図13】図12の次工程を示す図である。
【図14】図13の次工程を示す図である。
【図15】図14の次工程を示す図である。
【図16】図15の次工程を示す図である。
【符号の説明】
1 ミシンテーブル 2 ミシン 5 コーナメス機構 8 布置台 9 検出装置 10 制御装置 13 センターメス 40 布移送機構 C 切り込み E 縁飾り布 F フラップ G1 ポケット袋裁断片 G2 ポケット袋裁断片 H ポケット孔P1 第1位置 P2 第2位置 W 被縫布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンテーブル上の第1位置で被縫布上
    に縁飾り布を逆T字状に折り曲げて重ね合わせ、その縁
    飾り布の折曲端部にフラップとポケット袋裁断片をフラ
    ップを下にして重ね合わせた後、これを第2位置へ転送
    し、この転送の間に縁飾り布の両側折曲端部に2本の平
    行なミシン縫いを行って被縫布と縁飾り布とフラップ布
    とポケット袋裁断片とを縫着すると同時にセンターメス
    機構を駆動して2本の縫い目の間にポケット孔を切り開
    き、第2位置でコーナメス機構を駆動してポケット孔の
    両端部にアングル状の切り込みを形成する玉縁縫い機に
    おいて、 上記フラップと上記ポケット袋裁断片とを重ね合わせて
    載置すべく上記第1位置の近傍に設けられた布置台と、
    この布置台上に載置されたフラップとポケット袋裁断片
    とを把持して上記縁飾り布の折曲端部へ移送する布移送
    機構と、フラップのミシン縫い方向の長さを検出すべく
    上記布置台に設けられた検出装置と、この検出装置の検
    出値に基づいて上記ミシンと上記センタメス機構と上記
    コーナメス機構とを制御する制御装置とを備えたことを
    特徴とする玉縁縫い機。
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