JP4358881B2 - 玉縁縫製装置 - Google Patents

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Description

本発明は、玉縁縫製を行う玉縁縫製装置に関する。
従来より、身生地に玉縁口布とフラップ布とを縫いつける玉縁縫製装置が知られている。例えば、玉縁縫製装置は、フラップが載置される布置台と、布置台に載置されたフラップを縁飾り布(玉縁口布)へ移送する布移送機構と、フラップのミシン縫い方向の長さを検出すべく布置台に設けられた検出装置と、を備えている。この検出装置の検出値に基づいて、ミシンによる被縫布(身生地)と縁飾り布とフラップ布との縫着を制御装置によって制御するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
このような従来の玉縁縫製装置においては、実際に縫製するラインではない位置でフラップのエッジの位置を検出して、縫製を開始する位置を決めている。
具体的には、例えば、調整用のオフセット量を予め入力して、このオフセット量と、検出されたフラップエッジの位置とに基づいて縫製開始位置を算出したり、二つ以上の位置でフラップエッジを検出し、フラップエッジラインの傾きに基づいて縫製開始位置を算出したりしている。
特許第2798887号公報
しかし、フラップ布には、大きく分けて、玉縁縫製における縫目形成方向に対してフラップエッジがほぼ垂直に交わる平行フラップと、斜めに交わる斜めフラップと、の二つの仕様があり、フラップ布を載置台にセットする際に仕様を間違えてしまう可能性もあった。このため、フラップ布のセットの誤りを正確に検出して、誤縫製を防止したい、などの要望もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、フラップ布のセットの誤りを正確に検出して、誤縫製の防止を可能とする玉縁縫製装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば、図3および図5に示すように、ミシンテーブル上に載置される身生地上に、玉縁口布を略逆T字状のバインダに沿って折曲保持するとともに、この玉縁口布の一方の折曲部上にフラップ布を重ねて保持する保持部を有する大押え装置と、ミシンの針の針落ち位置を挟む両側のうちの一方の側の第1位置から他方の側の第2位置へ前記保持部が移動するよう、前記大押え装置を移動する移動手段と、前記第1位置近傍に設けられるフラップ載置台と、前記第1位置近傍において、前記フラップ載置台上に載置されたフラップ布を保持し、前記玉縁口布の一方の折曲部上へ搬送するフラップ搬送手段としてのフラップ搬送腕と、前記フラップ搬送腕の先端側に設けられ、固定部とフラップ掴みからなる把持部とを備える玉縁縫製装置であって、前記フラップ載置台における前記バインダによるフラップ布の保持位置側の端部に形成された凹部に設けられ、フラップ布が載置される透明板と、前記透明板に隣接すると共に、二本の内の一方の縫い目を形成する縫製方向に沿って、前記フラップ載置台に形成された切欠部と、前記把持部が前記切欠部に配置されている状態で縫い目が形成される針落ち経路上のフラップ布の前後端を検出するために、前記縫製方向に沿って、前記固定部に形成された窓部と、前記フラップ載置台の下方に配置されたCCDセンサユニットと、前記CCDセンサユニットを前記縫製方向及び鉛直上下方向に直交する方向に沿って移動させる駆動モータと、前記CCDセンサユニットを前記移動方向に移動させて、フラップ布の前記一方の縫い目の針落ち経路上の前後端位置と、フラップ布における前記一方の縫い目の針落ち経路を中心としたときの他方の縫い目の針落ち経路と対称となるライン上の前後端位置とから、前記フラップ載置台上に載置されたフラップ布が、斜めフラップであるか否かを検出する斜めフラップ検出手段と、この斜めフラップ検出手段により前記フラップ布が斜めフラップであることを検出した場合に、その旨を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、斜めフラップとは、保持部により玉縁口布を保持した状態の大押え装置を移動手段によって第1位置から第2位置へ移動するとともに、ミシンを駆動することによって形成される縫目の形成方向に対して、この縫目形成方向におけるフラップ布の端部が斜めに交わる場合の前記フラップ布のことを意味する。
なお、以下の発明の詳細な説明では、前記縫目形成方向に対して、この縫目形成方向におけるフラップ布の端部がほぼ垂直に交わる場合の前記フラップ布のことを、平行フラップと称する。
また、フラップ布が斜めフラップである旨を報知する報知手段としては、具体的には、例えば、表示装置や、音響装置等が挙げられるが、玉縁縫製装置の作業者が、斜めフラップである旨を確認できるよう報知するものであれば良く、特に上述の例に限定されるものではない。
請求項1記載の発明によれば、玉縁縫製装置は斜めフラップ検出手段と報知手段とを備えるので、斜めフラップ検出手段により、フラップ載置台上に載置されたフラップ布が斜めフラップであるか否かが検出される。そして、このフラップ布が斜めフラップであることが検出されると、報知手段によりその旨が報知される。
これにより、玉縁縫製装置の作業者は、間違いなく斜めフラップをフラップ載置台上に載置しているか、平行フラップを載置すべきところを間違えて斜めフラップを載置してしまっていないか、を確実に確認することができる。したがって、フラップ布のセットの誤りを正確に検出して誤縫製を防止でき、より効率よく玉縁縫製を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記斜めフラップ検出手段のフラップ布の針落ち経路上の前後端位置と、フラップ布の前記他方の縫い目の針落ち経路と対称となるライン上の前後端位置に基づいて、縫い目形成位置を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、玉縁縫製装置の作業者は、間違いなく斜めフラップをフラップ載置台上に載置しているか、平行フラップを載置すべきところを間違えて斜めフラップを載置してしまっていないか、を確実に確認できる。したがって、フラップ布のセットの誤りを正確に検出して誤縫製を防止でき、より効率よく玉縁縫製を行える。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、図中に示したXYZ軸によりそれぞれの方向を定め、X方向における+(プラス)側を前、−(マイナス)側を後とする。また、Y方向における+側を右、−側を左とする。また、Z方向における+側を上、−側を下とする。
図1に示すように、本発明の一実施の形態例としての玉縁縫製装置1は、例えば、工業用に用いられるものであり、ミシン2、大押え装置3、玉布載置台4、バインダ5、フラップ載置台6、図示しないフラップ搬送腕および制御装置を備えて構成されている。
ミシン2は、左右一対の針棒21・22の下端に、それぞれ針N1・N2を備える従来より周知の二本針ミシンである。ミシン2の頭部23は、ミシンテーブルTの縫製位置P3上方に配置されている。針棒21・22は、ミシン2内部においてミシン駆動モータ(図5に図示。以下、モータと略称する)25に連結された主軸の回転に連動して、上下動するようになっている。すなわち、モータ25は、ミシン2の針N1・N2を駆動する針駆動手段である。
各針棒21・22は、図示しない周知の切替機構により、主軸の回転と連動するか否かを切り替えられるようになっている。これにより、針棒21または針棒22のみの駆動と、両針棒21、22の駆動を行うことができる。切替機構による主軸との連動切替は、図5に示す制御装置9の制御部90の制御に基づいて行われる。
針棒21・22の下方のミシンベッド部には、二本の針N1・N2と協働して縫目を作り出すための図示しない釜機構や、縫目形成後に下糸を切断するための糸切り機構等が配置されている。
また、ミシン2には、針棒21・22よりもX方向においてより前側に、センターメス24が設けられている。センターメス24は、Z方向に上下駆動可能に構成されており、玉縁縫製終了後に、針N1・N2による二つの縫目の間において身生地M(図2に図示)を切断し、ポケット孔を形成するものである。
大押え装置3は、ミシンテーブルT上に設けられており、左右一対の大押え部30を備えて構成されている。大押え部30により、ミシンテーブルTとの間に身生地Mを押え付けて保持できるようになっている。また、パルスモータである大押え駆動モータ(図5に図示。以下、モータと略称する)34により、大押え装置3全体をX方向に移動させることができるようになっている。すなわち、モータ34は大押え装置3を移動する移動手段である。
大押え部30は、上下一対の板の間に配置される折込板31と、上板上面に配置されるフラップ押え部材32(図2に図示。保持部)をそれぞれ有している。折込板31は、Y方向に移動可能で、二つの大押え部30間に配置される玉縁口布G(図2に図示。以下、玉布Gと略称する)を保持するものである。また、フラップ押え部材32は、大押え部30の上板上に載置されるフラップ布F(図2に図示)を保持するものである。なお、図2では、大押え部30の下板および折込板31の図示を省略している。
大押え装置3は、図1に示すミシンテーブルT上の縫製準備位置(以下、第1位置と称する)P1で身生地M、玉布G、フラップ布Fを保持し(二点鎖線で図示)、この状態で、制御部90によるモータ34の駆動制御により、各布を、ミシンテーブルT上の第1位置P1から縫製位置P3を通って縫製終了位置(以下、第2位置と称する)P2まで、X方向(縫製方向)に沿って後から前へ搬送するようになっている。
第2位置P2近傍には、一対のコーナーメス33が設けられている。コーナーメス33は、ミシンテーブルT上へ下方から出没可能に設けられており、玉縁縫製終了後にポケット孔の両端にV字型のコーナーカットを施すものである。
玉布載置台4とフラップ載置台6は、第1位置P1上方近傍に、所定間隔をおいて左右略対称となる位置に配置されている。玉布載置台4上には玉布Gが載置され、フラップ載置台6上にはフラップ布Fが載置されるようになっている。フラップ載置台6の詳細な構成については、後述する。
バインダ5は、断面略逆T字形状の部材であり、第1位置P1上方近傍において、Z方向に上下移動可能で、かつ、左右方向へ揺動可能な構成とされている。バインダ5は、玉布載置台4に載置された玉布Gを保持し、二つの大押え部30によりミシンテーブルT上にセットされた身生地M上へ、二つの大押え部30間に玉布Gを搬送するようになっている。
バインダ5により身生地M上へ搬送された玉布Gは、左右両方向から大押え部30の折込板31によりバインダ5の基部51に押し込まれるようにして保持され、バインダ5の略逆T字状部分に沿って折曲保持されるようになっている(図4に図示。なお、図4においては、大押え部30の図示を省略している)。
また、図2に示すように、バインダ5には、大押え装置3のX方向における第1位置P1側から第2位置P2側への移動にともない、大押え部30により保持された玉布Gとフラップ布Fとがバインダ5の基部51に沿って移動するように誘導する生地ガイド52が設けられている。
図3に示すように、フラップ載置台6には、その略中央からY方向における右側に開口する凹部61が設けられており、凹部61におけるフラップ載置台6の略中央には、ガラス等から構成される透明板62が設けられている。また、凹部61におけるフラップ載置台6の右端部には、X方向に延在する略長方形の切欠部63が設けられている。
切欠部63のX方向における前後それぞれには、フラップ載置台6上にフラップ布Fを載置するときの基準となる前基準板66と後基準板67とが設けられている。前基準板66と後基準板67は、それぞれX方向に調整可能な構成とされている。ここで、図3においては、前基準板66に合わせた状態で載置したフラップ布Fを破線により図示している。
フラップ載置台6には、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fを押さえるフラップ布押え68が設けられている。フラップ布押え68は、電磁弁ユニット(図5に図示)69の電磁弁の開閉動作により駆動されるエアシリンダ(図示略)によって、図4に示す矢印Y1の方向に回転するようになっている。
図4に示すように、フラップ搬送腕(フラップ搬送手段)7は、図示しないエアシリンダによって、基端部71を中心に、フラップ掴み位置P4とフラップ搬送先位置P5と、の間を矢印Y2の方向に回転するようになっている。フラップ搬送腕7の先端には、フラップ布Fを把持する把持部72が設けられている。把持部72は、固定側の固定部72aと、移動側のフラップ掴み72bとから構成されている。
図3に示すように、フラップ搬送腕7がフラップ掴み位置P4に配置されている状態では、固定部72aは、前基準板66および後基準板67に下方から当接した状態で、フラップ載置台6の切欠部63内に配置するようになっている。固定部72aには、切欠部63内に配置している状態で上下方向に貫通するとともに、X方向に延在する窓(窓部)73が設けられている。
ここで、窓73のX方向における延在長さは、フラップ載置台6上にフラップ布Fが載置された状態で、玉縁縫製装置1により玉縁縫製が行われる際に左側の針N1によってフラップ布Fに縫目が形成される針落ち経路L1(図3において、二点鎖線により図示)上の前端fwと後端bwとを覗くのに十分な長さとなっている。
フラップ掴み72bは、その基部72cを中心にして、図示しないエアシリンダにより矢印Y3方向に回転するようになっている。これにより、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fは、回転したフラップ掴み72bにより固定部72a上へ押しつけられて、把持部72により把持されるようになっている。
以上の構成により、フラップ掴み位置P4で、把持部72によりフラップ布Fを把持し、この状態でフラップ搬送腕7がフラップ掴み位置P4からフラップ搬送先位置P5へ回転することで、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fが、第1位置P1近傍に大押え装置3によりセットされた身生地Mおよび玉布Gの一方の折曲部G1(図4に図示)上へ搬送されるようになっている。
図3に示すように、フラップ載置台6の裏面には、X方向に延在するCCDセンサユニット8が配置されている。CCDセンサユニット8はその両端がガイド64によってそれぞれ支持されており、Y方向に沿って移動自在とされている。
CCDセンサユニット8は、図示しない多数の発光ダイオード(LED:light emitting diode)からなるLEDアレイと、多数のCCD(charge coupled device)からなるCCDラインセンサと、を備えて構成されている。CCDとしては、例えば、一画素当たり256階調(8bit)のデータを取得できるものが用いられる。
LEDアレイとCCDラインセンサは、それぞれX方向に延在するとともに、フラップ載置台6上に載置されるフラップ布FのX方向における最大幅よりも長さが長くなるよう設けられている。
CCDセンサユニット8のLEDアレイは、フラップ載置台6の下方から光を出射し、CCDラインセンサは、フラップ載置台6上面から透明板62や窓73を通過した光の量を検出する。これにより、フラップ載置台6上の検出体(フラップ布F)による光の反射率に基づいて、フラップ布Fの針落ち経路L1における前端fwの位置や後端bwの位置、フラップ布Fのフラップ仕様(平行フラップ、斜めフラップ)、フラップ布Fの動きなどを検出するようになっている。
すなわち、CCDセンサユニット8は、フラップ布Fの前端・後端の位置を検出するフラップ検出手段、フラップ布Fの動きを検出する動き検出手段、フラップ布Fが斜めフラップであるか否かを検出する斜めフラップ検出手段である。
図4に示すように、フラップ載置台6の裏面には、CCD移動パルスモータ65(図5にも図示有。以下、モータ65と略称する)が固定されており、モータ65の出力軸には、ボールねじのねじ軸65aが連結されている。ねじ軸65aには雌ねじ65bが螺合されており、ねじ軸65aの長手方向に移動可能とされている。雌ねじ65bはCCDセンサユニット8の下面に固定されている。
これにより、制御部90によるモータ65の駆動制御によってねじ軸65aが回転し、雌ねじ65bとともにCCDセンサユニット8がY方向に移動制御されるようになっている。
また、モータ65の原点位置であるA点上方には、透明板62の上面近傍に、黒色の基準となる黒領域baが設けられ、A点の右側に隣接するB点上方には、白色の基準となる白領域waが設けられている。また、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fをフラップ掴み72bが固定部72aとの間で把持した状態で、フラップ布Fにおける針落ち経路L1とほぼ重なる位置において、フラップ掴み72bの裏面に黒線blと白線wlが並んで設けられている。
図5に示すように、玉縁縫製装置1の制御装置9は、玉縁縫製装置1全体の動作を統括制御する制御部(制御手段)90を備えて構成されている。制御部90は、ROM(Read Only Memory)91、CPU(Central Processing Unit)92、RAM(Random Access Memory)93などを備えて構成されている。また、玉縁縫製装置1は、操作パネル94と、ペダルスイッチ95とを備えている。
操作パネル94は、例えば、フラップ布Fの仕様(平行フラップ、斜めフラップ等)や、縫い長さ等の縫製に関する情報を、制御装置9に入力するものである。操作パネル94は表示部を備えている。表示部は、例えば、操作パネル94による入力情報を表示したり、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fが斜めフラップ仕様であることを文字等によって表示したりする処理を行う。すなわち、操作パネル94は、斜めフラップである旨を報知する報知手段である。
ペダルスイッチ95は、作業者の踏み込み操作により、玉縁縫製装置1に所定の縫製動作を開始させるスイッチである。
制御部90のROM91には、ミシン2を制御するための縫製プログラムや、縫製プログラムで使用されるデータ等が予め記憶されている。
RAM93は、ROM91から読み出したデータや縫製プログラム、操作パネル94から入力された縫製に関する各種データを一時的に記憶するとともに、CPU92の演算処理などの作業領域を提供するものである。
CPU92は、縫製プログラムに基づいて各種の演算処理を行うとともに、制御部90に接続される各種装置の制御を行う。
具体的には、例えば、CCDセンサユニット8のLEDへの出力信号の制御や、CCDからの入力信号の処理、操作パネル94やペダルスイッチ95からの入力信号の処理、操作パネル94の表示部の駆動制御、電磁弁ユニット69、モータ65・25・34の駆動制御を行う。
次に、上述の玉縁縫製装置1による玉縁縫製方法について、図6〜図8のフローチャートを参照して説明する。まず、図6および図7を参照して、フラップ布Fを大押え装置3にセットするフラップ布セット処理について、主に説明する。
まず、玉縁縫製装置1の電源スイッチをONにすると、ステップS1で、CPU92は、モータ65を原点方向に駆動して、CCDセンサユニット8をA点へ移動させる。
次に、ステップS2で、CCDが黒を検出したか否かを判定する。CCDセンサユニット8がA点に位置していて、黒領域baの黒色を検出しているのであれば、黒領域baはLEDが発光する光をほとんど反射しないので、CCDにより検出される光量は十分に低い値であるはずである。よって、ステップS2では、CCDにより検出した光量が十分に低い値か否かを判定する。十分に低い値でない場合には、黒を検出していないと判断し、ステップS1へ戻る。十分に低い値である場合には、黒を検出していると判断し、ステップS3へ移行する。
次に、ステップS3で、モータ65をさらに数パルス駆動して微調整するとともに、LEDラインの発光光量のバランスを調整する。具体的には、背景色が完全な黒であっても微少の反射光量が得られるよう、LEDの発光光量を増加させる。LEDの発光光量を調整して黒領域baによる反射光量を検出し、このときの光量検出値を黒レベル値として、CPU92がRAM93に記憶させる。
次に、ステップS4で、モータ65を逆原点方向に定量駆動し、白領域wa下方のB点へCCDセンサユニット8を移動させる。
次に、ステップS5で、LEDラインの発光光量のバランスを調整する。具体的には、白領域waによる反射光量がCCDの検出可能範囲を越えない程度になるまで、LEDの発光光量を減少する。これにより、白色の検出が可能となる。LEDの発光光量を調整して白領域waによる反射光量を検出し、このときの光量検出値を白レベル値として、CPU92がRAM93に記憶させる。
次に、ステップS6で、再度、モータ65を正・逆に駆動して、黒領域ba、白領域waそれぞれによる反射光量(黒レベル値、白レベル値)をそれぞれ検出する。CPU92は、黒領域ba、白領域waそれぞれについて検出した光量検出値(黒レベル値と白レベル値)の中間点を、反射光量検出値の原点の値として、RAM93に記憶させる。
次に、ステップS7で、モータ65を定量駆動して、CCDセンサユニット8を、図4に示すC点(待機位置)へ移動させる。C点は、透明板62の下方において、B点よりも右側の位置である。
CCDセンサユニット8がC点へ移動して、待機している状態では、CCDセンサユニット8の温度上昇や、透明板62の汚れ等に対応するため、CPU92は定期的にモータ65を駆動制御して、自動的にステップS1〜S6の黒レベル値、白レベル値の登録処理(黒白調整動作)を行う。
ここで、作業者は、手動、あるいは自動制御により、あらかじめ、玉縁縫製装置1のミシンテーブルT上に身生地Mを大押え部30によりセットした状態としておくとともに、玉布Gをバインダ5および大押え部30によって略逆T字状に保持した状態にしておく。
また、作業者は、前基準板66または後基準板67に合わせて、フラップ布Fをフラップ載置台6上に載置する。
次に、ステップS8で、CPU92は、CCDの入力値に基づいて、反射光量が、ステップS3でRAM93に記憶させた黒レベル値以上であるか否かを判定する。ここで、CPU92は、X方向において所定長さ以上(例えば、30mm以上や、50mm以上など)の範囲にわたって、黒レベル値以上の反射光量が得られているか否かを判定する。
所定長さ以上の範囲にわたって黒レベル値以上の反射光量が得られている場合には、フラップ載置台6上にフラップ布Fが載置された、と判断し、ステップS9へ移行する。これ以外の場合には、フラップ布Fはフラップ載置台6に載置されていない、と判断し、ステップS8の判定を繰り返す。
ステップS9では、0.2msecの間、CCDの入力値が所定量以上変化したか否かを判定する。具体的には、まず、CPU92が、CCDラインセンサによって0.2msecの間に複数回検出された反射光量の値を、順次RAM93に記憶させる。次に、RAM93に記憶された反射光量の検出値をCPU92が読み出し、0.2msec間の入力値が所定量以上変動したか否かを判定する。
なお、CCD入力値の変動を0.2msecの間で判断するものとしたが、特に0.2msecに限定されるものではなく、入力値の変動を判断する時間範囲は適宜に変更可能である。また、例えば、作業者が操作パネル94を操作することにより、CCD入力値の変動を判断する時間範囲を複数の数値の中から選択したり、具体的な数値を入力設定するものとしても良い。
CCDの入力値が所定量以上変化した場合には、フラップ載置台6上のフラップ布Fはまだ載置位置が決定しておらず、作業者がフラップ布Fの位置を決めている最中である、と判断し、ステップS8へ戻る。CCDの入力値の変化が所定量未満である場合には、フラップ布Fは動いておらず、作業者によるフラップ布Fの位置決めが終了した、と判断し、ステップS10へ移行する。
次に、ステップS10で、モータ65を駆動制御して、図4に示すE点へ向けてCCDセンサユニット8の移動を開始する。E点は、フラップ掴み位置P4にあるフラップ搬送腕7の固定部72aの窓73下方の位置である。次に、ステップS11で、CPU92は、電磁弁ユニット69を駆動制御してエアシリンダを駆動し、フラップ押え68を下降させ、フラップ布Fをフラップ押え68によりフラップ載置台6上へ押しつけて固定する。
次に、ステップS12で、CPU92は、エアシリンダを駆動制御してフラップ掴み72bを下降させ、フラップ布Fを把持部72により把持する。
次に、ステップS13で、CPU92が、モータ65の出力パルス数に基づいて、CCDセンサユニット8がE点へ移動し終えたか否かを判定する。CCDセンサユニット8がE点へ移動し終えていない場合にはステップS13の判定を繰り返すとともにモータ65を駆動し続け、CCDセンサユニット8がE点へ移動し終えた場合には、ステップS14へ移行する。
次に、ステップS14で、CCDラインセンサにより、窓73を介して、針落ち経路(針落ちライン)L1におけるフラップ布Fによる反射光量を検出する。具体的には、CCDラインセンサにより、フラップ掴み72b裏面の黒線blや白線wlに沿って、フラップ布Fの裏面およびフラップ掴み72b裏面の黒線blや白線wlからの反射光量を検出する。
CPU92は、反射光量の変化点(例えば、所定量以上の反射光量の変化が生じている位置)をフラップ布Fの前端fwまたは後端bwであると判断し、X方向においてより前側の変化点を前端fwとするとともに、より後側の変化点を後端bwとして、それぞれの位置データ(フラップエッジデータ)をRAM93にそれぞれ記憶させる。
ここで、例えば、黒線blに沿って反射光量を検出した場合に、フラップ布Fの色(例えば、黒)等によっては、反射光量の変化点を検出できない場合などが考えられる。このような場合には、制御部90の自動制御によって、CCDセンサユニット8が白線wlの下に位置するよう微少量移動させるとともに、白線wlに沿って反射光量を検出して、反射光量の変化点を検出する。また、逆に、フラップ布Fの色が白であり、白線wlに沿って反射光量を検出すると反射光量の変化点を検出できない場合には、黒線blに沿って反射光量を検出するよう、調整する。
これにより、フラップ布Fの前端fwおよび後端bwの位置データを確実に取得し、それぞれのデータをRAM93に記憶させる。
次に、ステップS15で、モータ65を駆動制御して、CCDセンサユニット8をD点へ向けて移動開始する。D点は、フラップ布FにおけるラインL3下方の位置である。ここで、ラインL3は、図2および図4に示すように、フラップ布Fを玉布Gの一方の折曲部G1上に搬送した状態において、左側の針N1の針落ち経路L1を中心としたときの、右側の針N2の針落ち経路L2と対称となるラインである。つまり、ラインL3は、玉縁縫製終了後にフラップ布Fを玉布Gの他方の折曲部G2側へ折り返した場合(図9に図示)に、折曲部G2における針落ち経路L2に重なるラインである。
次に、ステップS16で、モータ65の出力パルス数に基づいて、CCDセンサユニット8がD点へ移動し終えたか否かを判定する。CCDセンサユニット8がD点へ移動し終えていない場合にはステップS16の判定を繰り返すとともにモータ65を駆動し続け、CCDセンサユニット8がD点へ移動し終えた場合には、ステップS17へ移行する。
次に、ステップS17で、CCDラインセンサにより、ライン(逆針落ちライン)L3におけるフラップ布Fによる反射光量を検出する。具体的には、CCDラインセンサにより、フラップ押え68に沿って、フラップ布Fの裏面およびフラップ押え68裏面からの反射光量を検出する。
CPU92は、ステップS14とほぼ同様にして、反射光量の変化点をラインL3上におけるフラップ布Fの前端(前端rfwと称する)または後端(後端rbwと称する)であると判断し、X方向においてより前側の変化点を前端rfwとするとともに、より後側の変化点を後端rbwとして、それぞれの位置データ(フラップエッジデータ)をRAM93にそれぞれ記憶させる。
次に、ステップS18で、CPU92は、RAM93に記憶されている針落ち経路L1上のフラップエッジデータと、ラインL3上のフラップエッジデータとを比較する。
具体的には、針落ち経路L1上とラインL3上とにおけるフラップ布Fの前端fwと前端rfw、後端bwと後端rbwの位置が、X方向においてそれぞれ微少距離範囲以内であるか否かを判定する。微少距離範囲外であれば、フラップ布Fは斜めフラップであると判断して、ステップS18へ移行し、微少距離範囲以内であれば、平行フラップであると判断して、ステップS20へ移行する。
斜めフラップである場合には、ステップS19で、CPU92は操作パネル94の表示部を駆動制御し、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fが斜めフラップである旨を、例えば文字などにより表示する。なお、例えば、表示灯などによって、斜めフラップである旨を報知するものとしても良いし、また、例えば、ブザーなどの音響装置により、斜めフラップである旨を報知しても良い。
その後、ステップS20へ移行する。
ステップS19の後、または、フラップ布Fが平行フラップである場合には、ステップS20へ移行し、モータ65を駆動制御して、CCDセンサユニット8をC点へ向けて移動させ、C点で停止させる。なお、フラップ布Fが平行フラップである場合に、例えば、操作パネル94の表示部により、平行フラップである旨を表示する処理などを行うものとしてもよい。
次に、ステップS21で、エアシリンダを駆動制御して、フラップ押え68を上昇させ、フラップ押え68によるフラップ布Fの押えを解除する。
このとき、作業者は、フラップ載置台6上に載置したフラップ布Fの仕様や、載置位置が正確であり、このまま玉縁縫製を開始してよいと判断した場合には、ペダルスイッチ95を踏み込んでON操作する。一方、フラップ載置台6上におけるフラップ布Fの載置が不正確であり、フラップ布Fをセットし直す必要がある場合には、フラップ載置台6上のフラップ布Fを手でさわって動かす。
次に、ステップS22(図7)で、CPU92は、ペダルスイッチ95がONされたか否かを判定する。ONされた場合には、ステップS25(後述する)へ移行し、ONされていない場合には、ステップS23へ移行する。
次に、ステップS23では、所定時間(例えば、0.2msec)の間、CCDの入力値が所定量以上変化したか否かを判定する。具体的には、CCDラインセンサによって所定時間の間に複数回検出された反射光量の値が、所定量以上変動しているか否かを判定する。
所定量以上変動していない場合には、ステップS22に戻る。所定量以上変動した場合には、作業者がフラップ載置台6上のフラップ布Fを手で動かした、と判断して、ステップS24へ移行し、フラップ掴み72bを上昇させて、把持部72によるフラップ布Fの把持を解除する。次に、ステップS8へ戻り、作業者は、フラップ布Fの再セットを行う。
上述のステップS22でペダルスイッチ95がONされた、と判定した場合には、ステップS25へ移行し、フラップ搬送腕7をフラップ掴み位置P4からフラップ搬送先位置P5へ移動させる。これにより、図4に示すように、把持部72により把持されたフラップ布Fが、フラップ載置台6上から玉布Gの一方の折曲部G1上に搬送される。
また、折曲部G1上に搬送されたフラップ布Fは、図2に示すように、フラップ押え部材32により押えられて、大押え部30に保持される。
次に、ステップS26で、フラップ掴み72bを上昇させて、把持部72によるフラップ布Fの把持を解除する。次に、ステップS27で、フラップ搬送腕7をフラップ搬送先位置P5からフラップ掴み位置P4へ後退させる。以上の処理により、フラップ布Fが大押え装置3にセットされる。
次に、ステップS28で、所定動作により縫製を開始する。次に、ステップS29で、上述のステップS14・S17で記憶された針落ち経路L1上におけるフラップ布Fの前端fwと後端bwの位置データと、ラインL3上におけるフラップ布Fの前端rfwと後端rbwの位置データとに基づいて、玉縁縫製(図8に示すステップS31〜S53)を行う。その後、玉縁縫製処理を終了する。
ここで、ステップS28・S29の縫製を行う前に、制御部90は、RAM93に記憶されたフラップエッジデータに基づき、以下のデータ登録処理を行う。
具体的には、CPU92は、針落ち経路L1上におけるフラップ布Fの前端fwと、ラインL3上における前端rfwと、のX方向における位置を比較する。前端fwと前端rfwのX方向における位置が微少距離範囲以内であれば、CPU92は、フラップ布Fが前側において平行フラップである旨をRAM93に記憶させる。
前端fwと前端rfwのX方向における位置が微少距離範囲外であれば、CPU92は、前端fwと前端rfwのどちらがより前側(第2位置P2側)にあるかを判定する。前端fwよりも前端rfwの方が前側にある場合には、フラップ布Fが前側において右斜めフラップである旨をRAM93に記憶させる。前端rfwよりも前端fwの方が前側にある場合には、フラップ布Fが前側において左斜めフラップである旨をRAM93に記憶させる。
なお、「右斜めフラップ」「左斜めフラップ」中の「右」「左」の記載は、便宜上使用しているものであり、図中のY方向における「右」「左」とは異なるものである。
RAM93に、フラップ布Fが前側において右斜めフラップ、または左斜めフラップである旨を記憶させた場合には、CPU92は、前端fwと前端rfwとのX方向における位置のずれ量を、前側における斜め縫製オフセット量としてRAM93に記憶させる処理を行う。
また、CPU92は、針落ち経路L1上におけるフラップ布Fの後端bwと、ラインL3上における後端rbwと、のX方向における位置を比較する。後端bwと後端rbwのX方向における位置が微少距離範囲以内であれば、CPU92は、フラップ布Fが後側において平行フラップである旨をRAM93に記憶させる。
後端bwと後端rbwのX方向における位置が微少距離範囲外であれば、CPU92は、後端bwと後端rbwのどちらがより前側にあるかを判定する。後端bwよりも後端rbwの方が前側にある場合には、フラップ布Fが後側において右斜めフラップである旨をRAM93に記憶させる。後端rbwよりも後端bwの方が前側にある場合には、フラップ布Fが後側において左斜めフラップである旨をRAM93に記憶させる。
RAM93に、フラップ布Fが後側において右斜めフラップ、または左斜めフラップである旨を記憶させた場合には、CPU92は、後端bwと後端rbwとのX方向における位置のずれ量を、後側における斜め縫製オフセット量としてRAM93に記憶させる処理を行う。
次に、図8を参照して、実際に玉縁縫製を行う処理について、主に説明する。
まず、ステップS31で、作業者が、身生地M、玉布G、フラップ布Fを大押え装置3にセットし、ペダルスイッチ95を踏み込んでON操作する。ここで、フラップ布Fのセットは、上述のステップS1〜S27の処理により行う。
次に、ステップS32で、CPU92がモータ34を駆動制御して、大押え装置3全体を第1位置P1から第2位置P2へ向けて、X方向に沿って移動させる。これにより、大押え装置3により保持された身生地M、玉布G、フラップ布Fが、針N1・N2の下へ向けて搬送される。
次に、ステップS33で、大押え装置3の移動にしたがい、各生地がX方向へ移動し、図2に示すように、生地ガイド52にしたがって、玉布Gとフラップ布Fがバインダ5の表面に沿った状態を保持しつつ、針N1・N2の下へ向けて誘導される。
次に、ステップS34で、CPU92は、モータ34の出力パルス数に基づいて、フラップ布Fの前側において、より前側(第2位置P2側)にあるフラップエッジ(前端fwまたは前端rfw)が、針N1・N2の針落ち位置(縫製位置P3:図2中において一点鎖線により図示)まで移動したか否か、を判定する。
例えば、フラップ布Fが前側において平行フラップである場合には、前端fw・rfwのいずれかが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fが前側において右斜めフラップである場合には、前端rfwが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fが前側において左斜めフラップである場合には、前端fwが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fの前側において、より前側にあるフラップエッジが、まだ縫製位置P3まで移動していない場合には、大押え装置3をX方向に沿って移動し続けるとともに、ステップS34の判定を繰り返す。フラップ布Fの前側において、より前側にあるフラップエッジが、縫製位置P3まで移動した場合には、ステップS35へ移行し、CPU92はモータ34の駆動を停止して、大押え装置3のX方向への移動を一旦停止する。
次に、ステップS36で、フラップ布Fの前側におけるフラップ仕様が、平行フラップであるか、斜めフラップであるか、を判定する。平行フラップである場合には、後述するステップS42へ移行する。斜めフラップである場合には、ステップS37へ移行し、斜めフラップの仕様方向が、右斜めであるか、左斜めであるか、を判定する。
フラップ布Fの前側におけるフラップ仕様が右斜めフラップである場合には、ステップS38へ移行し、CPU92は、右の針棒22のみを有効として、モータ25の回転を開始する。これにより、右の針N2によって、針落ち経路L2上において、玉縁縫製終了後にフラップ布Fを玉布Gの折曲部G2側へ折り返した場合にラインL3上における前端rfwが針落ち経路L2と重なる位置付近から、身生地Mへの玉布Gの縫いつけが開始される。次に、ステップS40へ移行する。
フラップ布Fの前側におけるフラップ仕様が左斜めフラップである場合には、ステップS39へ移行し、CPU92は、左の針棒21のみを有効として、モータ25の回転を開始する。これにより、左の針N1によって、針落ち経路L1上において、前端fw付近から、身生地Mへのフラップ布Fと玉布Gの縫いつけが開始される。次に、ステップS40へ移行する。
次に、ステップS40で、モータ34を駆動制御して、モータ25の回転に合わせて縫製ピッチ毎に大押え装置3をX方向に第1位置P1から第2位置P2へ移動させる。これにより、縫製ピッチ毎に、有効とされた針棒(針棒21または針棒22)のみが上下して、針落ち経路L1または針落ち経路L2上で縫目が形成される。
次に、ステップS41で、ステップS40で大押え装置3の移動を開始した位置から、フラップ布Fの前側における斜め縫製オフセット量分だけ大押え装置3をX方向に移動させ、その後、モータ25の駆動を停止するとともに、大押え装置3の送りを停止する。次に、ステップS42へ移行する。
上述のステップS36で平行フラップであると判定した場合、または、ステップS41で、斜め縫製オフセット量分だけ大押え装置3を移動し終えた後、ステップS42で、CPU92は、両方の針棒21・22を有効としてモータ25を駆動制御する。これにより、両方の針N1・N2によって、両方の針落ち経路L1・L2上で、身生地Mへの玉布Gやフラップ布Fの縫いつけが開始される。
このとき、フラップ布Fが平行フラップまたは右斜めフラップである場合には、左の針N1によって、針落ち経路L1上において、前端fw付近から縫いつけが開始される。
また、フラップ布Fが平行フラップまたは左斜めフラップである場合には、右の針N2によって、針落ち経路L2上において、玉縁縫製終了後にフラップ布Fを玉布Gの折曲部G2側へ折り返した場合にラインL3上における前端rfwが針落ち経路L2と重なる位置付近から、縫いつけが開始される。
次に、ステップS43で、モータ34を駆動制御して、モータ25の回転に合わせて縫製ピッチ毎に大押え装置3をX方向に第1位置P1から第2位置P2へ移動させる。これにより、縫製ピッチ毎に針棒21・22が上下して、両方の針落ち経路L1・L2上で縫目が形成される。
次に、ステップS44で、CPU92は、モータ34の出力パルス数に基づいて、フラップ布Fの後側において、より前側にあるフラップエッジ(後端bwまたは後端rbw)が、縫製位置P3まで移動したか否か、を判定する。
例えば、フラップ布Fが後側において平行フラップである場合には、後端bw・rbwのいずれかが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fが後側において右斜めフラップである場合には、後端rbwが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fが後側において左斜めフラップである場合には、後端bwが縫製位置P3まで移動したか否かを判定する。
フラップ布Fの後側において、より前側にあるフラップエッジが、まだ縫製位置P3まで移動していない場合には、モータ25・34を駆動制御して、大押え装置3を縫製ピッチ毎に送るとともに針棒21・22を上下動して、針落ち経路L1・L2上で縫目を形成し続けるとともに、ステップS44の判定を繰り返す。フラップ布Fの後側において、より前側にあるフラップエッジが、縫製位置P3まで移動した場合には、ステップS45へ移行し、CPU92はモータ25・34の駆動を停止して、針棒21・22の駆動、大押え装置3のX方向への移動を停止する。
次に、ステップS46で、フラップ布Fの後側におけるフラップ仕様が、平行フラップであるか、斜めフラップであるか、を判定する。平行フラップである場合には、後述するステップS52へ移行する。斜めフラップである場合には、ステップS47へ移行し、斜めフラップの仕様方向が、右斜めであるか、左斜めであるか、を判定する。
フラップ布Fの後側におけるフラップ仕様が右斜めフラップである場合には、ステップS48へ移行し、右の針棒22を無効とし、左の針棒21のみを有効として、モータ25の回転を開始する。これにより、針落ち経路L2上における身生地Mへの玉布Gの縫いつけが終了するとともに、左の針N1によって、針落ち経路L1上において、身生地Mへのフラップ布Fと玉布Gの縫いつけが再開される。次に、ステップS50へ移行する。
フラップ布Fの後側におけるフラップ仕様が左斜めフラップである場合には、ステップS49へ移行し、左の針棒21を無効とし、右の針棒22のみを有効として、モータ25の回転を開始する。これにより、針落ち経路L1上における後端bw付近で、身生地Mへのフラップ布Fと玉布Gの縫いつけが終了するとともに、右の針N2によって、針落ち経路L2上において、身生地Mへの玉布Gの縫いつけが再開される。次に、ステップS50へ移行する。
次に、ステップS50で、モータ34を駆動制御して、モータ25の回転に合わせて縫製ピッチ毎に大押え装置3をX方向に第1位置P1から第2位置P2へ移動させる。これにより、縫製ピッチ毎に、有効とされた針棒のみが上下して、針落ち経路L1または針落ち経路L2上で縫目が形成される。
次に、ステップS51で、ステップS50で大押え装置3の移動を開始した位置から、フラップ布Fの後側における斜め縫製オフセット量分だけ大押え装置3をX方向に移動させ、その後、モータ25の駆動を停止するとともに、大押え装置3の送りを停止する。次に、ステップS52へ移行する。
上述のステップS46で平行フラップであると判定した場合、または、ステップS51で、斜め縫製オフセット量分だけ大押え装置3を移動し終えた後、ステップS52で、CPU92は、図示しない糸切り機構を駆動制御して糸切動作を行い、縫製を終了する。
ここで、フラップ布Fが平行フラップまたは右斜めフラップである場合には、針落ち経路L1上における後端bw付近で、縫目の形成が終了する。
その後、CPU92は、大押え装置3を第2位置P2まで移動させるとともに、必要に応じて、センターメス24やコーナーメス33を駆動制御して、ポケット孔やコーナーカットを施す。
次に、ステップS53で、大押え装置3を第2位置P2から第1位置P1へ移動し、原点位置(第1位置P1)へ後退させる。その後、玉縁縫製を終了する。
以上のように、本実施の形態例の玉縁縫製装置1および玉縁縫製方法によれば、E点に移動したCCDセンサユニット8により、フラップ布Fの針落ち経路L1上における前端fw・後端bwの位置が検出される。そして、この検出に基づいて、針落ち経路L1上において、針N1により前端fw付近から縫目を形成するよう制御され、後端bw付近で縫目の形成が終了するよう制御される。
このように、玉縁縫製装置1においては、針落ち経路L1上における前端fw・後端bwの位置が検出されるので、縫製ライン上ではない位置でフラップエッジを検出していた従来に比べて、より正確に、縫目の形成開始位置や縫目の形成終了位置を決定できる。よって、より効率良く玉縁縫製を行うことができる。
また、フラップ搬送腕7の把持部72において、フラップ布Fの針落ち経路L1上における前端fwや後端bwを覗ける窓73が設けられているので、CCDセンサユニット8は、フラップ布Fが把持部72により把持されて正確に位置決めされた状態で、窓73を介して前端fwや後端bwの位置を検出することができる。したがって、より精度良く前端fwや後端bwの位置を検出できる。
また、D点に移動したCCDセンサユニット8により、フラップ布FのラインL3上における前端rfw・後端rbwの位置が検出される。そして、この検出に基づいて、針落ち経路L2上において、玉縁縫製終了後にフラップ布Fを玉布Gの折曲部G2側へ折り返した場合に前端rfwが針落ち経路L2と重なる位置付近から縫目を形成するよう制御され、後端rbwが針落ち経路L2と重なる位置付近で縫目の形成が終了するよう制御される。
したがって、玉縁縫製終了後にフラップ布Fを玉布Gの折曲部G2側へ折り返した場合に、折曲部G2における縫目が、フラップ布Fによってほぼ確実に覆い隠されることになる。よって、仕上がりの美しい玉縁縫製を行うことができる。
また、ステップS9で、0.2msecの間、CCDの入力値が所定量以上変化したか否かを判定することにより、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fの動きが検出される。そして、CCDの入力値の変化が所定量未満であり、フラップ布Fが動いていないことが検出されると、ステップS10・S11を経て、ステップS12でフラップ掴み72bが下降し、フラップ布Fが把持部72により把持される。
したがって、作業者は、フラップ載置台6上にフラップ布Fを載置するだけで、自動的に把持部72にフラップ布Fを把持させることができる。よって、作業効率を向上でき、より効率よく玉縁縫製を行うことができる。
また、ステップS18で、針落ち経路L1上のフラップエッジデータと、ラインL3上のフラップエッジデータを比較することにより、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fが斜めフラップであるか否かが検出される。そして、斜めフラップである場合には、ステップS19で、その旨が操作パネル94の表示部により表示される。これにより、作業者は、間違いなく斜めフラップを載置しているか、平行フラップを載置すべきところを間違えて斜めフラップを載置してしまっていないか、を確実に確認できるので、誤縫製を防止することができる。
また、CCDセンサユニット8は、黒レベル値、白レベル値の登録処理(黒白調整動作)を自動的に行うので、例えば、温度上昇によりLEDの発光強度が変化したり、透明板62等が汚れて検出しにくい状態になった場合等にも、適切にフラップエッジ(前端rfw、後端rbw)の検出や、フラップ布Fの動きの検出などを行える。
なお、本実施の形態例においては、ステップS12で把持部72によりフラップ布Fを把持した後、ステップS14・S17でフラップ布Fの前端fw・rfw、後端bw・rbwの位置を検出するものとしたが、これに限らず、フラップ布Fの前端fw・rfw、後端bw・rbwの位置を検出した後に、フラップ布Fを把持部72により把持するものとしても良い。
この場合には、フラップ布Fを把持部72により把持した後、続けて、フラップ布Fを玉布Gの折曲部G1上へ搬送する工程(ステップS25)へ移行できる。したがって、玉縁縫製の迅速化を図ることができる。
また、フラップ布Fの検出にCCDラインセンサを使用しているが、これに代えて、単純な反射型の光センサをライン方向(X方向)に移動させるユニットを設ける構成としてもよい。この場合には、上述の実施の形態例よりも、フラップ布Fの検出時間は増加するが、ほぼ同様の効果を得ることができる。
また、CCDセンサユニット8は、A点〜E点の五箇所の位置に移動して位置検出等を行う構成としたが、これに限らず、例えば、C点とD点を共通の位置としても良いし、C点のライン上におけるフラップ布Fの検出範囲外に、A点、B点の黒領域ba・白領域waをそれぞれ設ける構成としても良い。
また、ボールねじを用いてCCDセンサユニット8を移動させる構成としたが、特にこの構成に限定されるものではなく、例えば、ベルト・プーリ機構などの他の駆動機構によって移動させるものとしても良い。
また、CCDセンサユニット8は、モータ65によりY方向に移動させるものとしたが、例えば、フラップ搬送腕7を、E点に配置されたCCDセンサユニット8と干渉しないよう、いったんオフセットして玉布Gの折曲部G1にフラップ布Fを搬送するような構成とした場合には、CCDセンサユニット8をE点の位置に固定する構成としても良い。この場合には、モータ65等は不要であるので、より安価な構成とすることができる。
また、この場合には、フラップ布Fの検出範囲外に黒領域ba・白領域waを設ける構成とすれば、CCDセンサユニット8の自動調整処理が可能である。
また、CCDセンサユニット8をフラップ載置台6下方に設ける構成としたが、フラップ載置台6上に載置されたフラップ布Fの前端fw・rfwや、後端bw・rbwを検出できる位置であればどこに設けられていても良く、設置位置は特に限定されるものではない。
例えば、CCDセンサユニット8を、玉縁縫製装置1の図示しない機枠などに設ける構成としても良い。また、CCDセンサユニット8の小型化が可能であれば、フラップ掴み72bや固定部72aにCCDセンサユニット8を設ける構成としてもよい。この場合には、さらに簡素な構成とすることができる。
また、フラップ掴み72bの裏面に黒と白(濃淡)の線bl・wlを設ける構成としたが、例えば、フラップ押え68の裏面にも、黒白(濃淡)の線を設ける構成としても良い。この場合には、ラインL3上における前端rfw、後端rbwの位置データをより確実に取得することが可能となる。
また、従来より、フラップ布Fを前基準板66に合わせるか、後基準板67に合わせるか、平行フラップを用いるか斜めフラップを用いるか、等の情報を操作パネル94により予め入力する構成が知られているが、操作パネル94による入力結果とCCDセンサユニット8の検出結果とが一致していない場合に、その旨を報知したり、自動的にCCDセンサユニット8の検出結果に合わせて縫製のセット条件を変更することも可能である。
その他、上述の玉縁縫製装置1および玉縁縫製方法は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能であるのは勿論である。
本発明を適用した一実施の形態例の玉縁縫製装置を示す概略斜視図である。 図1中の玉縁縫製装置を示す部分拡大斜視図である。 図1中の玉縁縫製装置のフラップ載置台およびフラップ搬送腕を示す概略斜視図である。 図3中のフラップ載置台およびフラップ搬送腕と、図1中のバインダとを示す概略縦断面図である。 図1中の玉縁縫製装置のブロック構成図である。 図1中の玉縁縫製装置によるフラップ布セット処理を主に説明するためのフローチャートである。 図7の続きを示すフローチャートである。 図1中の玉縁縫製装置による実際の玉縁縫製を主に説明するためのフローチャートである。 玉縁縫製終了後にフラップ布を玉縁口布の他方の折曲部へ折り返した状態を示す概略縦断面図である。
符号の説明
1 玉縁縫製装置
2 ミシン(二本針ミシン)
3 大押え装置
5 バインダ
6 フラップ載置台
7 フラップ搬送腕(フラップ搬送手段)
8 CCDセンサユニット(フラップ検出手段、動き検出手段、斜めフラップ検出手段)
25 ミシン駆動モータ(針駆動手段)
31 折込板(保持部)
32 フラップ押え部材(保持部)
34 大押え駆動モータ(移動手段)
72 把持部
73 窓(窓部)
90 制御部(制御手段)
94 操作パネル(報知手段)
F フラップ布
G 玉縁口布
G1 折曲部(一方の折曲部)
G2 折曲部(他方の折曲部)
L1 針落ち経路
L2 針落ち経路
L3 ライン
M 身生地
N1・N2 針
P1 縫製準備位置(第1位置)
P2 縫製終了位置(第2位置)
P3 縫製位置(針落ち位置)
T ミシンテーブル
bw 後端
fw 前端
rfw 前端

Claims (2)

  1. ミシンテーブル上に載置される身生地上に、玉縁口布を略逆T字状のバインダに沿って折曲保持するとともに、この玉縁口布の一方の折曲部上にフラップ布を重ねて保持する保持部を有する大押え装置と、
    ミシンの針の針落ち位置を挟む両側のうちの一方の側の第1位置から他方の側の第2位置へ前記保持部が移動するよう、前記大押え装置を移動する移動手段と、
    前記第1位置近傍に設けられるフラップ載置台と、
    前記第1位置近傍において、前記フラップ載置台上に載置されたフラップ布を保持し、前記玉縁口布の一方の折曲部上へ搬送するフラップ搬送手段としてのフラップ搬送腕と、
    前記フラップ搬送腕の先端側に設けられ、固定部とフラップ掴みからなる把持部とを備える玉縁縫製装置であって、
    前記フラップ載置台における前記バインダによるフラップ布の保持位置側の端部に形成された凹部に設けられ、フラップ布が載置される透明板と、
    前記透明板に隣接すると共に、縫い目を形成する縫製方向に沿って、前記フラップ載置台に形成された切欠部と、
    前記把持部が前記切欠部に配置されている状態で二本の内の一方の縫い目が形成される針落ち経路上のフラップ布の前後端を検出するために、前記縫製方向に沿って、前記固定部に形成された窓部と、
    前記フラップ載置台の下方に配置されたCCDセンサユニットと、
    前記CCDセンサユニットを前記縫製方向及び鉛直上下方向に直交する方向に沿って移動させる駆動モータと、
    前記CCDセンサユニットを前記移動方向に移動させて、フラップ布の前記一方の縫い目の針落ち経路上の前後端位置と、フラップ布における前記一方の縫い目の針落ち経路を中心としたときの他方の縫い目の針落ち経路と対称となるライン上の前後端位置とから、前記フラップ載置台上に載置されたフラップ布が、斜めフラップであるか否かを検出する斜めフラップ検出手段と、
    この斜めフラップ検出手段により前記フラップ布が斜めフラップであることを検出した場合に、その旨を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする玉縁縫製装置。
  2. 前記斜めフラップ検出手段のフラップ布の針落ち経路上の前後端位置と、フラップ布の前記他方の縫い目の針落ち経路と対称となるライン上の前後端位置に基づいて、縫い目形成位置を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の玉縁縫製装置。
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