JP2003159313A - 薬液注入ポート及びそれを備える薬液容器 - Google Patents
薬液注入ポート及びそれを備える薬液容器Info
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Abstract
簡略化された薬液注入ポート、及び、この薬液注入ポー
トを備える薬液容器を提供することである。 【解決手段】 上方の端部に形成された薬液注入口24
と、下方の、薬液容器12に連結可能な端部に形成され
た薬液排出口28と、薬液注入口24から薬液排出口2
8に連通する通液路36と、通液路36に設けられる除
菌フィルター16と、除菌フィルター16以降の通液路
36を閉鎖し、かつ、容易に開放し得るように設けられ
た閉鎖手段30とを備える薬液注入ポート10とされる
ことである。また、この薬液注入ポート10を備える薬
液容器(12)とされることである。あるいはまた、除
菌フィルター16付きの薬液注入ポート10を備えた注
入室(63)と、予め薬液が収容される収容室(65)
とが、容易に剥離される強さの弱シール部(61)によ
って分離された、2室構造の薬液容器(12)とされる
ことである。
Description
注、具体的には、輸液などの注射液への他の薬液の混注
を、無菌的にかつ簡易に行うための薬液注入ポート、及
び、該薬液注入ポートを備える薬液容器に関する。
者に投与することが繁用されている。例えば、ビタミン
剤などを静脈に注射したい場合など、ビタミン剤は熱に
より変質してしまうため、輸液パックなどの薬液容器に
収容して、予め高圧蒸気滅菌処理を施しておくことがで
きない。このため、使用時に、他の薬液が予め収容され
た薬液容器内に注入混合(これを混注という)して、薬
液容器内で混合する必要がある。
来、薬液容器の薬液排出ポートのゴム栓に注射針を刺し
て混注する方法が採用されていたが、このような方法で
は、混注操作時の無菌性の確保が困難であった。混注操
作の際に外部から微生物(菌)が混入すると、この混合
注射液を患者に投与している期間中に、混合注射液中で
微生物が繁殖してしまう。特に、注射液が、例えば高カ
ロリー輸液などの栄養補給を目的とした輸液である場
合、たとえ少量の混入であっても、投与期間中に微生物
が繁殖してしまう危険性がある。そして、投与後期には
大量の微生物が輸液と同時に患者の体内に注入される可
能性がある。このような混合注射液を投与された患者
は、敗血症やエンドトキシンショックなどの重篤な副作
用を引き起こす。したがって、患者の安全性に十分配慮
して、混注操作時の無菌性を確保する必要がある。
的に注入可能であり、部品数が少なくて従来より小型で
簡略化した構造の薬液注入ポート、及び、この薬液注入
ポートを備える薬液容器を提供することをその目的とす
るものである。
ポートの要旨とするところは、上方の端部に形成された
薬液注入口と、薬液容器に連結可能な下方の端部に形成
された薬液排出口と、薬液注入口から薬液排出口に連通
する通液路と、通液路に設けられた除菌フィルターと、
除菌フィルターの下方で通液路を閉鎖し、かつ、容易に
開放し得るように設けられた閉鎖手段とを備えることに
ある。
て、薬液注入口から注入された薬液注入圧によって開放
される閉鎖手段が採用されることにある。
ィルムであって、このフィルムに、薬液注入圧によって
破壊されるための弱所が設けられることにある。
出口を塞ぐフィルムであって、このフィルムは薬液排出
口の回りに溶着又は接着されて薬液排出口を覆い、その
溶着又は接着の強さが、薬液注入圧によって剥離される
程度とされたことにある。
出口を塞ぐ筒状のフィルムであって、その一端は、開口
したまま薬液排出口の回りに固着されて薬液排出口を覆
い、他の一端は、薬液注入圧によって破壊される程度の
強さで、その内面どうしが溶着又は接着されて閉じられ
ていることにある。
出口を塞ぐ弾性部材であって、この弾性部材が薬液注入
圧を受けて変形することによって、薬液排出口が開放さ
れることにある。
出口に挿入される閉鎖部材であって、この閉鎖部材は、
薬液注入圧によって薬液排出口から離脱される程度の強
さで、薬液排出口内に係留されることにある。
時に薬液排出口から離脱される前記閉鎖部材を捕捉する
手段が設けられることにある。
薬液注入ポートにおいて、薬液注入口を注射針が穿刺可
能なゴム状弾性体によって密閉することにより、薬液注
入口と除菌フィルタとの間に薬液溜室を形成し、さら
に、この薬液溜室の内容積を液蜜に圧縮する圧縮手段を
設け、一旦薬液溜室に注入した薬液を、前記の圧縮手段
によって薬液注入圧を高め、除菌フィルター側に圧送す
るようにされたことにある。
て、薬液注入口と除菌フィルタを備えた本体部材の移動
によって開放される閉鎖手段が採用されることにある。
材の上下動作により、閉鎖部材の移動又は破壊を生じさ
せて、閉鎖手段が開放されることにある。
て、本体部材が上下にスライド自在とされ、本体部材の
下垂部側面に設けられた薬液排出口が、本体部材が上方
にある時はスライド面によって塞がれ、下方にスライド
された時はスライド面から離れて開放されることにあ
る。
て、本体部材の回転動作により、閉鎖部材の移動又は破
壊を生じさせて、閉鎖手段が開放されることにある。
て、本体部材が回動自在とされ、本体部材の下垂部側面
に薬液排出口が設けられていて、薬液排出口が接する回
動摺動面の一部に、外部に通じる開口部が設けられてい
ることにある。
て、本体部材の下方に、本体部材に係着されて本体部材
と共に回動自在とされた内蓋部材が備えられ、この内蓋
部材は比較的広くされた通液路内に収容されていて、内
蓋部材の下面に接して少なくとも二個の薬液排出口が、
本体部材の回動中心軸から離れて設けられており、一
方、内蓋部材は、薬液排出口を内側から蓋する盲部分を
有し、かつ、内蓋部材の回動によって薬液排出口が開放
される形状とされることにある。
て、閉鎖手段が通液路を塞ぐ開閉弁であり、薬液注入ポ
ートの側壁を貫通して開閉弁に連結される操作部材の操
作によって開閉弁が開かれることにある。
材の回転によって開閉弁が開かれることにある。
て、操作部材の通液路を横切るスライドによって開閉弁
が開かれることにある。
て、閉鎖手段が薬液排出口を塞ぐ隔壁であり、薬液注入
ポートの側壁を貫通する操作部材の操作によって破ら
れ、開放されることにある。
備えた薬液容器の要旨とするところは、上記いずれかに
記載の薬液注入ポートを備えることにある。
備えた薬液容器の他の要旨とするところは、薬液注入ポ
ートと薬液排出ポートを備え、表裏2枚のシートからな
る袋状の薬液容器であって、薬液注入ポートが備えられ
た注入室と、薬液が予め収容される収容室とが、表裏2
枚のシート間を容易に剥離できる程度の強さで溶着又は
接着して形成した弱シール部によって分離されているこ
とにある。
ポートから注入された薬液注入圧を受けて剥離すること
により、注入室と収容室とが連通されるようにされたこ
とにある。
裏面の、少なくともどちらかに突起が設けられ、突起を
摘んで引くことにより、弱シール部が表裏2枚に剥離す
るようにされたことにある。
ート及び薬液容器の実施態様について、図面に基づいて
詳しく説明する。
0の好ましい一例を示し、図2は、薬液注入ポート10
が装着された薬液容器(輸液パック)12の一例を示
す。薬液注入ポート10は、入口部材14、除菌フィル
ター16、出口部材18の順に上から重ねられてなる本
体部材20と、本体部材20の側部を包む筒状部材22
と、入口部材14の上端に設けられた薬液注入口24を
着脱自在に覆うキャップ26と、出口部材18の中央部
下側に設けられた薬液排出口28を塞ぐ閉鎖フィルム3
0とで構成されている。そして、筒状部材22の下端に
設けられたフランジ32と、薬液容器12の上端に設け
られたフランジ34とを溶着することによって、薬液注
入ポート10が薬液容器12の上部に固着されている。
また、薬液注入口24から、入口部材14、除菌フィル
ター16、出口部材18を通って薬液排出口28に通じ
る通液路36が設けられている。
4が設けられる側を意味し、下方とは、薬液容器12に
連結される方向の、薬液排出口28が設けられる側を意
味する。薬液注入口24は、混注させたい薬液を収容し
たシリンジに連結し得る形状とされ、下方に向かって狭
まる緩やかなテーパー状に形成されている。除菌フィル
ター16は、できるだけ広い面積で薬液が濾過されるよ
うに、前面を広く開けて配設されている。また、図3に
示されるように、出口部材18の上面には、円環状の溝
38と、放射状に広がる溝40とが多数設けられてい
て、除菌フィルター16を通過した薬液が、その中央部
に設けられた薬液排出口28に向かって集中的に流れ込
むようにされている。
を二重に囲む12個の突起42と、さらにその外側を囲
む円環状の突起44とが設けられている。そして、円環
状の突起44には閉鎖フィルム30が溶着されていて、
薬液排出口28を塞いでいる。12個の突起42は、下
方から閉鎖フィルム30に掛る圧力に抗して閉鎖フィル
ム30を支える役目を担っている。それぞれの突起42
間は適当に離れているので、薬液はこれらの突起42間
を自由に移動できる。
て破壊される弱所が設けられている。弱所は、トムソン
刃や熱プレスなどによって刻まれた傷や、ミシン目など
のよって形成される。例えば、図4(a)に示される弱
所46は十字形に刻まれた傷跡であるが、通常は薬液排
出口28を閉鎖していて、薬液容器12内の薬液が触れ
ても破れることがなく、薬液注入ポート10への進入を
防いでいる。ところが、薬液注入口24からの混注が実
行されて、薬液排出口28を介して混注薬液の注入圧を
受けると、厚さの薄いこの傷跡が破壊されて下方に開
き、通液路36の閉鎖が開放されて薬液容器12内に連
通するようになる。
は、円形の傷跡で刻まれた弱所46が設けられていて、
薬液注入圧を受けると円形の孔が開くようにされてい
る。また、同図(c)に示される閉鎖フィルム30で
は、U字型の弱所46が設けられ、舌状に垂れ下がる開
口部が形成される。弱所46の形状はこれらの例示に限
定されず、混注薬液の性状や混注圧力などに応じて最適
に設計されるものである。
入ポート10によれば、図2に示されるように薬液容器
12に装着された時に、薬液注入口24から薬液が注入
されて初めて閉鎖フィルム30が破壊され、通液路36
と薬液容器12とが連通するので、少なくとも使用前
(混注操作前)に、薬液容器12内に収容される薬液が
薬液注入ポート10内に進入するのを防止できる。ま
た、薬液注入ポート10を装着したままで、薬液容器1
2内に収容される薬液を無菌的に保持できる。そして、
他の特別の作業を行わなくても、キャップ26を外し薬
液注入口24から薬液を注入するだけで、簡単に混注す
ることができる。
れるものではないが、例えば、メンブランタイプ、スク
リーンタイプ、デブスタイプ、アニソトロピックタイプ
など、当分野において通常用いられている各タイプのフ
ィルターを好適に用いることができる。中でも、メンブ
ランタイプのフィルターを用いるのが特に好ましい。除
菌フィルター16がメンブランタイプで実現される場
合、その孔径(目の粗さ)が、細菌の通過を阻止できる
大きさである0.01μm〜1.0μmに選ばれるのが
好ましく、0.01μm〜0.5μmに選ばれるのがよ
り好ましい。また、除菌フィルター16を形成する材料
としては、酢酸セルロース、再生セルロース、セルロー
スエステル、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル系樹脂、ポ
リオレフィン、ポリビニリデンジフルオライド、ポリエ
ーテルスルホンなどが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
2、キャップ26などの材質は特に限定されないが、成
形性に優れたプラスチックが好ましく用いられる。中で
も、混注される薬液に対する耐薬品性、高圧蒸気滅菌に
耐える耐熱性、各部材間の連結や薬液容器12との連結
に有用な溶着性などが優れた、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネ
ートなどが特に好ましく用いられる。出口部材18は薬
液容器12と同じ材料とし、溶着によって容易に連結で
きるようにされるのが好ましい。
し、弱所46を形成するのに適切な厚さであれば特に限
定されない。円環状の突起44には溶着されるのが好ま
しく、このため、出口部材18と同じ材料、又は、出口
部材18の材料がブレンドされた材料からなるフィルム
が好ましく用いられる。例えば、出口部材18がポリエ
チレンで形成される場合、ポリエチレンや、ポリエチレ
ンとポリプロピレンとのポリマーブレンドなどが好まし
く用いられる。しかしながら、出口部材18と溶着が難
しいフィルムを用いて、突起44と接着することにより
薬液排出口28を閉鎖することもできる。
えた薬液容器12は、使用(混注)する前に予め滅菌さ
れている。すなわち、薬液容器12内に薬液が収容され
ている状態で、高圧蒸気滅菌、エチレンオキサイドガス
滅菌、γ線滅菌などの処理を受け、キャップ26で封鎖
されて無菌状態が保たれている。混注する時には、まず
キャップ26を外し、シリンジや注射針などで、薬液注
入口24から薬液を注入するのであるが、注入された薬
液中に混入した細菌は、除菌フィルター16によって通
過を阻止され、薬液容器12内には進入しない。このた
め、混注された注射液は無菌であって、患者に安全に投
与することができる。
鎖手段は、薬液排出口28を塞ぐ閉鎖フィルム30であ
る。薬液注入ポート10は、薬液注入口24と除菌フィ
ルター16とを備える、いわゆるコマ形フィルターと呼
ばれる本体部材20と、本体部材20の下方に接続され
た筒状部材22と、薬液注入口24を覆うキャップ26
とで構成されている。そして、筒状部材22が薬液容器
12内に挿入され、薬液容器12(図中省略)の縁部1
3と溶着又は接着により気密に固着される。
出口28は筒状部材22の最下部側壁に設けられ、閉鎖
フィルム30によって塞がれている。閉鎖フィルム30
は、薬液排出口28の回りに溶着又は接着されているの
であるが、その溶着又は接着の強さは、薬液注入口24
から薬液が注入された時に受ける薬液注入圧によって剥
離する程度とされている。このため、使用前には、閉鎖
フィルム30よって薬液排出口28が塞がれているの
で、薬液容器12中の薬液が薬液注入ポート10内に進
入することがなく、混注操作を行えば、閉鎖フィルム3
0が剥離して自動的に薬液排出口28が開放され、注入
された薬液が薬液容器12内に入って、すでに薬液容器
12内に収容されていた薬液と混合される。
薬液排出口28をフィルムで塞ぐ、この実施態様では、
薬液排出口28の位置や形状は特に限定されない。図6
は、薬液排出口28を筒状部材22の底部に設けた例を
示す。あるいは、図1に示されるのと同様の構成で、出
口部材18と閉鎖フィルム30との固着強さを、剥がれ
易いように適切に制御することもできる。剥がれた閉鎖
フィルム30が薬液容器12内に落下しないように、一
部は剥離しないままに残ることが好ましい。
発明の好ましい別の実施態様を示し、通液路36を塞ぐ
閉鎖手段として、一端が閉じられた筒状のフィルムが採
用されている。すなわち、筒状フィルム52の開口した
一端48が、薬液排出口28の回りに固着されて薬液排
出口28を覆い、他の一端50は、薬液注入圧によって
破壊される程度の強さで、その内面どうしが溶着されて
閉じられている。したがって、薬液注入口24から薬液
が注入されると、その薬液注入圧によって、筒状フィル
ム52の閉じられた一端50が開放され、注入された薬
液は薬液容器12(図2参照)内に投入される。筒状フ
ィルム52の開口した一端48を、薬液排出口28の回
りに固着する手段は限定されないが、溶着、接着、バン
ド締めなどによるのが好ましい。また、他の一端50の
溶着は、その内面どうしを直接溶着してもよいし、異種
のフィルムを介在させた溶着でもよい。なお、通液路3
6を塞ぐフィルムは、通液路内に設けられてもよい。
弾性部材である一例を示している。筒状部材22の最下
部側面に設けられた薬液排出口28を、ゴム状弾性体の
チューブ29が覆い、薬液容器12内の薬液が薬液注入
ポート10に進入するのを妨げている。薬液注入口24
から混注用の薬液が注入されると、その注入圧によって
チューブ29が膨らみ、筒状部材22との間に間隙が生
じて薬液排出口28が開放される。注入が止まれば、チ
ューブ29は再び元の位置に戻って薬液排出口28を塞
ぐので、チューブ29は逆止弁の役割を果たしている。
28を塞ぐ弾性部材として板ばね37が用いられてい
る。薬液注入圧を受けて板ばね37が外側に撓み、筒状
部材22との間に間隙が生じて薬液排出口28が開放さ
れる。
0は、図1に示される薬液注入ポート10と類似してい
るが、薬液排出口28を塞ぐ閉鎖フィルム30の代わり
に、弾性部材としての板ばね37が用いられている。弾
性部材としては、上述の例示に限定されず、コイルばね
などを利用してもよい。
は、薬液排出口28内に閉鎖部材58を挿入することに
よって、通液路36を塞ぐ手段が採用されている。すな
わち、断面が円形とされた薬液排出口28内に、略球状
の閉鎖部材58を挿入すことによって薬液排出口28を
塞いでいるのであるが、閉鎖部材58は、薬液注入圧に
よって薬液排出口28から離脱する程度の強さで薬液排
出口28内に係留されている。このため、薬液注入口2
4から薬液が注入されると、その薬液注入圧によって閉
鎖部材58が薬液排出口28から離脱して放出され、通
液路26が開放される。閉鎖部材58の形状は、薬液排
出口28の形状に合わせて適切に選定されるが、断面が
円形とされた薬液排出口28には、球状、円柱状、有底
円錐状などが適している。そして適度の弾性を備えてい
るのが好ましい。
54が装着されていて、薬液注入圧によって離脱・放出
される閉鎖部材58を受けとめ、薬液容器12(図2参
照)内に落下するのを防いでいる。薬液容器12の薬液
排出ポート60(図2参照)の入口を、落下した閉鎖部
材58が塞ぐトラブルなどの発生を避けるためである。
捕捉部材54には、閉鎖部材58より狭い幅の、略長方
形の開口部56が設けられているので、閉鎖部材58を
受けとめても、薬液はその両脇を通ることができる。
は、薬液注入圧を二次的に高めるための圧縮手段が設け
られている。入口部材14の上部の筒状部内面に沿って
スライド自在とされたスライド部材66が設けられ、こ
のスライド部材66に設けられた薬液注入口24は、ゴ
ム状弾性体からなり注射針が穿刺可能な栓体62で密閉
されていて、栓体62と除菌フィルター16との間に薬
液溜室64が形成されている。混注する時には、栓体6
2を刺通する注射針を用いてまず薬液溜室64に薬液を
注入し、次いで、スライド部材66を下降させて薬液溜
室64を圧縮する。すると、薬液溜室64内に一旦溜め
られていた薬液は、薬液注入口24側が密閉されている
ため、圧縮圧を強く受けて除菌フィルター16側に流れ
出す。そして、除菌フィルター16の下方に設けられた
閉鎖手段に、その強い圧縮圧力を伝えて閉鎖手段を開放
させる。本例の閉鎖手段は薬液排出口28を塞ぐ閉鎖フ
ィルム30であり、出口部材18の円環状突起44と閉
鎖フィルム30との溶着が、薬液注入圧を受けて剥がれ
るようにされている。なお、使用する前にスライド部材
66が下降することを防ぐためのインターロック機構を
備えてもよい。
薬液注入圧によって開放される閉鎖手段が備えられた薬
液注入ポート10に用いられて、閉鎖手段の開放をより
確実にするものであり、比較的注入圧が低い、注射針に
よる薬液注入の場合に特に有効である。併用される閉鎖
手段としては、薬液注入圧によって開放されるものであ
ればよく、図1〜図11などを用いてすでに説明した閉
鎖手段などを含み、特に限定されない。
フィルター16とを備えた本体部材20の上下動作によ
って、閉鎖部材を移動もしくは破壊させ、閉鎖手段を開
放する例を示している。すなわち、図13に示される薬
液注入ポート10は、閉鎖部材を破壊させる機能を備え
た一例であるが、本体部材20とスライド部材23とが
一体となって、筒状部材22内を上下動できるようにさ
れ、ロケット針のように、スライド部材23の尖鋭な先
端部に薬液排出口28が設けられている。また、筒状部
材22の底部に設けられた開口部39が閉鎖フィルム3
0で塞がれている。このため、本体部材20に被せられ
たキャップ26を下方に押せば、本体部材20と共にス
ライド部材23が下降し、その尖鋭な先端部が閉鎖フィ
ルム30を突き破り、通液路36と薬液容器12とが連
通するようになる。
0は、閉鎖部材を移動させる機能を備えている。この薬
液注入ポート10には、図11に示される薬液注入ポー
ト10と同様に、断面が円形とされた薬液排出口28内
に、略球状の閉鎖部材58が挿入されて薬液排出口28
を塞いでいる。薬液排出口28は筒状部材22の底部に
設けられているので、キャップ26を下方に押して本体
部材20と共にスライド部材23を下降させれば、スラ
イド部材23の下端が閉鎖部材58に突き当たり、薬液
排出口28から押し除くことになり、通液路36と薬液
容器12とが連通するようになる。
は、入口部材14と除菌フィルター16と出口部材18
とからなる本体部材20が、筒状部材22の内面に沿っ
て上下にスライド自在とされている。そして、出口部材
18の下垂部68の側面に設けられた薬液排出口28
は、本体部材20が上方にある時はスライド面74によ
って塞がれ、下方にスライドされた時はスライド面74
から離れて開放されるようにされている.。使用(混
注)前には薬液排出口28が閉鎖されているため、薬液
容器12(図2参照)内に収容されている薬液が薬液注
入ポート10に進入することがなく、混注する時には、
本体部材20を下降させ、キャップ26を外し、シリン
ジなどで薬液注入口24から薬液を注入すればよい。な
お、使用する前に本体部材20が下降することを防ぐた
めのインターロック機構を備えてもよい。
れに示される薬液注入ポート10は、いずれも、本体部
材20の回転動作によって、閉鎖手段を開放する機能を
備えている。図16に示される薬液注入ポート10で
は、薬液容器12(図中省略)と連結される出口部材2
5の回りを、本体部材20と筒状部材22とが一体とな
って回転可能とされている。また、出口部材25には薬
液排出口としての多数の孔28が設けられ、その上を馬
蹄形状の閉鎖フィルム30が覆って塞いでいる。そし
て、閉鎖フィルム30の端に形成されたリング31が、
本体部材20の底部の中央から周辺部へと伸びる引っ掛
け用の爪33に係止されている。このため、本体部材2
0と筒状部材22とを矢印の向きに回転させると、爪3
3がリング31を引っ掛けたまま回転することになっ
て、閉鎖フィルム30がリング31側の端から順に捲ら
れ、薬液排出口28が開放される。
は、薬液排出口28が斜めに張った閉鎖フィルム30で
塞がれ、本体部材20の底部の、フィルム30が離れて
いる側に、ピン35が下向きにして備えられている。こ
のため、本体部材20を回転させると、ピン35が閉鎖
フィルム30に突き当たり、閉鎖フィルム30を破って
薬液排出口28が開放されることになる。
0では、入口部材14と除菌フィルター16と出口部材
18とからなる本体部材20が、筒状部材22の内面に
沿って回動自在とされている。そして、出口部材18の
下垂部68の側面には薬液排出口28が設けられ、薬液
排出口28が回動して接する摺動面76の一部には、外
部に通じる開口部78が設けられている。したがって、
使用前には、薬液排出口28が摺動面76によって蓋さ
れるように回動の位置を決めておき、使用するときに
は、本体部材20を回動させて、薬液排出口28と開口
部78とを一致させればよい。使用(混注)前には薬液
排出口28が閉鎖されているため、薬液容器12(図2
参照)内に収容されている薬液が薬液注入ポート10に
進入することがなく、混注する時には、本体部材20を
回動させ、キャップ26を外し、シリンジなどで薬液注
入口24から薬液を注入すればよい。
0では、出口部材18の下方にカップ形の底部材80が
設けられており、出口部材18とともに、幅広の、比較
的広くされた通液路36を形成している。そして、この
通液路36部分には、本体部材20に係着されて本体部
材20と共に回動自在とされた内蓋部材82が備えられ
ている。また、内蓋部材82の下面に接して二個の薬液
排出口28が、底部材80に、本体部材20の回動中心
軸92から離れて設けられている。
略亜鈴状の平板部94から2本の棒状柱96が立ち上が
る形状とされていて、平板部94は略円形の2個の盲部
分88を両側に有し、その中央部にはクビレ90が形成
されている。底部材80に設けられた薬液排出口28
は、使用前にはこの盲部分88によって蓋されている
が、使用する時には内蓋部材82を90°回転させて盲
部分88を移動させることにより、薬液排出口28が開
放される。内蓋部材82の2本の棒状柱96は、出口部
材18に設けられた2個の孔98に挿入されて係着さ
れ、筒状部材22と一体化された本体部材20を回転す
るのに伴なって回転する。
覆う内蓋部材82の盲部分88の下面と、底部材80の
上面とを、本体部材20の手動による回動によって容易
に剥がせる程度の強さで溶着又は接着してもよい。ま
た、内蓋部材82の平板部94を円形とし、薬液排出口
28と連通するための2個の開口部を設けてもよい。あ
るいは、筒状部材22と底部材80とを一体化して、本
体部材20と内蓋部材82だけが回動できるようにされ
てもよい。あるいは、薬液排出口28を3個以上設ける
とともに、これらの全ての薬液排出口28を開閉できる
内蓋部材82を製作することもできる。
閉鎖手段として、通液路36を塞ぐ開閉弁100が用い
られる一例であり、図23は、この薬液注入ポート10
に用いられる操作部材102を示している。開閉弁10
0は、通液路36の断面と同形状の円盤状とされ、筒状
部材22の側部を貫通して連結される操作部材102に
よって、バタフライ弁と同様に回転操作される。操作部
材102の端部には扁平な摘み部分104が形成されて
いるので、その向きによって開閉弁100の開閉状態を
確認できるので、間違いなく確実に開閉操作を行える。
なお、本例の薬液注入ポート10では、図24に示され
るような、球状の開閉弁101を用いることができる。
開閉弁101には、その球状の中心を貫く通液孔106
が設けられているので、90°の回転によって、通液路
36を開閉することができる。
閉鎖手段として、通液路36を塞ぐ開閉弁が用いられる
他の一例であり、図26は、この薬液注入ポート10に
用いられる操作部材103を示している。本例では、通
液路36を横切る操作部材103のスライドによって開
かれる開閉弁が用いられ、短冊状の操作部材103の略
先端部に円形の通液孔108が設けられている。使用
(混注)前には、通液孔108よりさらに先端側にある
平板部110で通液路36を塞いでいて、使用する時に
は操作部材103を押し込み、通液孔108を通液路3
6に合わせることによって通液路36を開放する。
0では、薬液排出口28を塞ぐ隔壁110を、筒状部材
22の側部を貫通する操作部材112の操作によって破
り、通液路36を開放する手段が採用されている。すな
わち、通液路36の側部の、薬液排出口28が形成され
る部分が薄い隔壁110によって閉じられており、この
隔壁110を操作部材112の先端で突き破ろうとする
ものである。操作部材112の先端は鋭く尖って隔壁1
10に直面し、筒状部材22から突出する後端を押し込
むことによって、隔壁110を簡単に破ることができ
る。なお、細菌などの混入を避けるため、操作部材11
2の後端付近は保護フィルム114で覆われている。
いて詳細に説明する。その一つの実施態様では、上述し
た幾つかの薬液注入ポート10が備えられる。薬液注入
ポート10を取り付ける位置や手段は特に限定されな
い。薬液容器12の端部にでも中央部にでも取り付ける
ことができる。また、薬液注入ポート10を薬液容器1
2本体に固着するには、溶着や接着などによるのが好ま
しい。
別の実施態様を示している。すなわち、薬液容器12
は、除菌フィルター16(図中省略)付きの薬液注入ポ
ート10と薬液排出ポート60を備え、表裏2枚のシー
トからなる袋状であって、薬液注入ポート10が備えら
れた注入室63と、薬液が予め収容される収容室65と
が、表裏2枚のシート間を容易に剥離できる程度の強さ
で溶着又は接着して形成した弱シール部61によって分
離されている。収容室65に収容された薬液は、弱シー
ル部61によって薬液注入ポート10内に進入するのが
妨げられるので、除菌フィルター16の変質や目詰まり
などが生じず、除菌フィルター16の性能が正常に維持
される。そして、使用する時には、弱シール部61を剥
離して注入室63と収容室65とを連通させることによ
り、容易に混注することができる。
されないが、薬液注入圧によって自動的に剥離されるの
が好ましい。したがって、本発明の特に有用な実施態様
では、薬液注入圧を受ければ剥離する程度の強さで、弱
シール部61が溶着又は接着される。図29に示される
薬液容器12では、薬液注入ポート10が薬液容器12
の角部にあり、弱シール部61を短くして、注入室63
を狭くすることができる。このため、弱シール部61に
薬液注入圧が強く作用するようになり、より確実に剥離
するようになる。
ル部61の表面又は裏面の、少なくともどちらかに、摘
んで引くための突起を設けることも有効である。図30
に示される弱シール部61には、表裏それぞれに突起6
7が設けられている。すなわち、これらの突起67は、
表シート69と裏シート71を弛ませて、それぞれを対
向的に二つ折りすることによって形成されている。二つ
の突起67を摘んで引っ張れば、弱シール部61は容易
に剥離して表シート69と裏シート71とに解離し、注
入室63と収容室65とが連通する。
は、表面側にだけ突起67が設けられている。突起67
は表シート69や裏シート71とは別部材であり、表シ
ート69に溶着又は接着などによって固着されている。
突起67の形状や材質は特に限定されないが、表シート
69との固着が容易で、収納に便利なように折り畳むこ
とのできる、プラスチックシートが好ましく用いられ
る。
これを装着した薬液容器について詳細に説明してきた
が、本発明は上述の引用・例示に限定されず、薬液注入
ポートの形状や構成、入口部材や出口部材や底部材やキ
ャップなどの材質、除菌フィルターの種類や構成、薬液
注入ポートを薬液容器へ装着する方法、薬液容器の種類
や形状、薬液の種類や量、滅菌方法などにつき、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々
なる改良、修正、変化を加えた態様で実施し得るもので
ある。
円形などでもよい。また、薬液注入ポートの取り付け位
置は、縁部に限らず側面であってもよい。また、弱シー
ル部の剥離を、収容室を介して強制的に圧力を加えるこ
とで行ってもよい。また、図16に示される薬液注入ポ
ート10と類似した構造として、本体部材20の回転で
はなく、本体部材20の引き上げによって閉鎖フィルム
30を剥がすようにしてもよい。
ば、除菌フィルターを備えているので、混注のために注
入される薬液に細菌などが混入していても、除菌フィル
ターによって除去されて薬液容器に投入されるので安全
である。また、除菌フィルター以降の通液路を塞ぐ閉塞
手段が備えられているので、使用前に、薬液容器に収容
される薬液が薬液注入ポートへ進入することがなく、除
菌フィルターの変質や目詰まりなどが生じないで、除菌
フィルターの性能が正常に維持される。そして、閉鎖手
段は容易に開放されるので、簡便な操作で使用(混注)
できて便利である。
とすることにより、薬液注入だけで、他の操作を必要と
せずに、簡単に混注できる薬液注入ポートを得ることが
できる。
される閉鎖手段とすることにより、閉鎖手段を開放する
ための新たな部材を設けることなく、簡略化された構造
の薬液注入ポートを得ることができる。
する操作部材の操作によって開かれる開閉弁を閉鎖手段
とすることにより、閉鎖手段の開放を確実に実行できる
薬液注入ポートを得ることができる。
備えた薬液容器によれば、簡単な操作で混注を行うこと
ができ、細菌などを含まなくて安全な混合薬液が得られ
るので、敗血症やエンドトキシンショックなどの副作用
を全く心配せずに、安心して患者に投与できるようにな
る。
断面図である。
ある。
細を示し、同図(a)は上面図、同図(b)は縦断面
図、同図(c)は裏面図である。
に設けられる弱所の形状を例示し、同図(a)は十字
形、同図(b)は円形、同図(c)は舌状を示す。
し、同図(a)は縦断面図、同図(b)は、薬液排出口
付近を示す正面図である。
図である。
す縦断面図である。
し、同図(a)は縦断面図、同図(b)は、薬液排出口
付近を示す正面図である。
(a)は縦断面図、同図(b)は正面図である。
示す縦断面図である。
示し、同図(a)は全体の縦断面図、同図(b)は捕捉
部材周辺の底面図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
ポートの出口部材を示す上面図である。
示す縦断面図である。
示し、同図(a)は全体の縦断面図、同図(b)と同図
(c)はA−A断面図であり、同図(b)は薬液排出口
が閉じた状態、同図(c)は薬液排出口が開いた状態を
示す。
示す縦断面図である。
図であり、同図(b)は薬液排出口が閉じた状態、同図
(c)は薬液排出口が開いた状態を示す。
示す縦断面図である。
一例を示す上面図である。
他の一例を示す斜視図である。
示す縦断面図である。
一例を示す上面図である。
示す縦断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
す断面図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 上方の端部に形成された薬液注入口と、 薬液容器に連結可能な下方の端部に形成された薬液排出
口と、 前記薬液注入口から薬液排出口に連通する通液路と、 該通液路に設けられた除菌フィルターと、 除菌フィルターの下方で該通液路を閉鎖し、かつ、容易
に開放し得るように設けられた閉鎖手段と、を備える薬
液注入ポート。 - 【請求項2】 前記閉鎖手段が、薬液注入口から注入さ
れた薬液注入圧によって開放されることを特徴とする、
請求項1に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項3】 前記閉鎖手段が通液路を塞ぐフィルムで
あって、該フィルムに、薬液注入圧によって破壊される
ための弱所が設けられることを特徴とする、請求項2に
記載の薬液注入ポート。 - 【請求項4】 前記閉鎖手段が薬液排出口を塞ぐフィル
ムであって、該フィルムは薬液排出口の回りに溶着又は
接着されて薬液排出口を覆い、その溶着又は接着の強さ
が、薬液注入圧によって剥離される程度とされたことを
特徴とする、請求項2に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項5】 前記閉鎖手段が薬液排出口を塞ぐ筒状の
フィルムであって、その一端は、開口したまま薬液排出
口の回りに固着されて薬液排出口を覆い、他の一端は、
薬液注入圧によって破壊される程度の強さで、その内面
どうしが溶着又は接着されて閉じられていることを特徴
とする、請求項2に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項6】 前記閉鎖手段が薬液排出口を塞ぐ弾性部
材であって、該弾性部材が薬液注入圧を受けて変形する
ことによって、薬液排出口が開放されることを特徴とす
る、請求項2に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項7】 前記閉鎖手段が、薬液排出口に挿入され
る閉鎖部材であって、該閉鎖部材は、薬液注入圧によっ
て薬液排出口から離脱される程度の強さで、薬液排出口
内に係留されることを特徴とする、請求項2に記載の薬
液注入ポート。 - 【請求項8】 薬液注入時に、薬液排出口から離脱され
る前記閉鎖部材を捕捉する手段が設けられることを特徴
とする、請求項7に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項9】 前記薬液注入口を、注射針が穿刺可能な
ゴム状弾性体によって密閉することにより、該薬液注入
口と前記除菌フィルターとの間に薬液溜室を形成し、さ
らに、この薬液溜室の内容積を圧縮する圧縮手段を設
け、一旦薬液溜室に注入した薬液を、該圧縮手段によっ
て薬液注入圧を高めて除菌フィルター側に圧送するよう
にされたことを特徴とする、請求項2から請求項8のい
ずれかに記載の薬液注入ポート。 - 【請求項10】 前記閉鎖手段が、薬液注入口と除菌フ
ィルターとを備えた本体部材の移動によって開放される
ことを特徴とする、請求項1に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項11】 前記本体部材の上下動作により、閉鎖
部材の移動又は破壊を生じさせて、閉鎖手段が開放され
ることを特徴とする、請求項10に記載の薬液注入ポー
ト。 - 【請求項12】 前記本体部材が上下にスライド自在と
され、本体部材の下垂部側面に設けられた薬液排出口
が、本体部材が上方にある時はスライド面によって塞が
れ、下方にスライドされた時はスライド面から離れて開
放されることを特徴とする、請求項10に記載の薬液注
入ポート。 - 【請求項13】 前記本体部材の回転動作により、閉鎖
部材の移動又は破壊を生じさせて、閉鎖手段が開放され
ることを特徴とする、請求項10に記載の薬液注入ポー
ト。 - 【請求項14】 前記本体部材が回動自在とされ、本体
部材の下垂部側面に薬液排出口が設けられていて、薬液
排出口が接する回動摺動面の一部に、外部に通じる開口
部が設けられていることを特徴とする、請求項10に記
載の薬液注入ポート。 - 【請求項15】 前記本体部材の下方に、本体部材に係
着されて本体部材と共に回動自在とされた内蓋部材が備
えられ、この内蓋部材は比較的広くされた通液路内に収
容されていて、内蓋部材の下面に接して少なくとも二個
の薬液排出口が、本体部材の回動中心軸から離れて設け
られており、一方、該内蓋部材は、薬液排出口を内側か
ら蓋する盲部分を有し、かつ、内蓋部材の回動によって
薬液排出口が開放される形状とされることを特徴とす
る、請求項10に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項16】 前記閉鎖手段が、前記通液路を塞ぐ開
閉弁であり、薬液注入ポートの側壁を貫通して該開閉弁
に連結される操作部材の操作によって開放されることを
特徴とする、請求項1に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項17】 前記開閉弁が、操作部材の回転によっ
て開かれることを特徴とする、請求項16に記載の薬液
注入ポート。 - 【請求項18】 前記開閉弁が、操作部材の、前記通液
路を横切るスライドによって開かれることを特徴とす
る、請求項16に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項19】 前記閉鎖手段が、薬液排出口を塞ぐ隔
壁であり、薬液注入ポートの側壁を貫通する操作部材の
操作によって破られ、開放されることを特徴とする、請
求項1に記載の薬液注入ポート。 - 【請求項20】 請求項1から請求項19のいずれかに
記載の薬液注入ポートを備える薬液注入ポート付き薬液
容器。 - 【請求項21】 除菌フィルター付きの薬液注入ポート
と薬液排出ポートを備え、表裏2枚のシートからなる袋
状の薬液容器であって、薬液注入ポートが備えられた注
入室と、薬液が予め収容される収容室とが、該表裏2枚
のシート間を容易に剥離できる程度の強さで溶着又は接
着して形成した弱シール部によって分離されている、2
室構造の薬液注入ポート付き薬液容器。 - 【請求項22】 前記弱シール部が、薬液注入ポートか
ら注入された薬液注入圧を受けて剥離することにより、
注入室と収容室とが連通される、請求項21に記載の薬
液注入ポート付き薬液容器。 - 【請求項23】 前記弱シール部の表面又は裏面の、少
なくともどちらかに突起が設けられ、該突起を摘んで引
くことにより、弱シール部が表裏2枚に剥離するように
された、請求項21に記載の薬液注入ポート付き薬液容
器。
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