JP2003158868A - パワー半導体駆動回路 - Google Patents

パワー半導体駆動回路

Info

Publication number
JP2003158868A
JP2003158868A JP2001352049A JP2001352049A JP2003158868A JP 2003158868 A JP2003158868 A JP 2003158868A JP 2001352049 A JP2001352049 A JP 2001352049A JP 2001352049 A JP2001352049 A JP 2001352049A JP 2003158868 A JP2003158868 A JP 2003158868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
circuit
voltage
signal
power semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001352049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3885563B2 (ja
Inventor
Akihiro Hanamura
昭宏 花村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001352049A priority Critical patent/JP3885563B2/ja
Publication of JP2003158868A publication Critical patent/JP2003158868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3885563B2 publication Critical patent/JP3885563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短パルススイッチングの場合でも過電圧の発
生を防止することができる半導体駆動回路を提供するこ
とが課題である。 【解決手段】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
路において、ゲート容量を遅い速度で一定期間放電する
第1のオフゲート回路5と、ゲート容量を速い速度で放
電する第2のオフゲート回路6と、ヒステリシス特性を
有し、IGBT1のゲート電圧と、予め設定された基準
電圧とを比較するヒステリシスコンパレータ10と、を
有し、ゲート信号オフ時に第1のオフゲート回路5を駆
動させ、ヒステリシスコンパレータ10にて、ゲート電
圧が基準電圧よりも高いと判定され、且つ、ゲート信号
がオフとされているときに、第2のオフゲート回路6を
駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ等のパワー半導体素子を駆動するパワ
ー半導体駆動回路に係り、特に、スイッチング速度を速
くした際に、スイッチングのオフ動作時の過渡的な過電
圧の発生を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以
下、IGBTと略す)を駆動させるための駆動回路とし
ては、該IGBTの絶縁ゲートに抵抗を接続した状態
で、オン・オフ動作をさせる簡単な構成のものが一般的
に用いられている。
【0003】ところが、IGBTを高速でスイッチング
動作させると、駆動回路の主回路が有する浮遊インダク
タンスにより、過渡的な過電圧が発生することがあり、
該過電圧により素子を破壊する危険性がある。そこで、
過渡的な過電圧を抑制する目的で、スナバ回路を搭載し
た駆動回路が多く用いられている。
【0004】ところが、近年のパワー半導体分野は、実
装技術の進歩により主回路の浮遊インダクタンスが低減
され、スナバ回路を省略することが可能になってきた。
【0005】また、スイッチング損失低減やスイッチン
グ速度の高速化の要望から高di/dt化、高dv/d
t化が望まれるようになり、例えば、特開平1−183
214号公報、特開2000−228868号公報、及
び特許第3141613号公報には、スイッチングのタ
イミングに応じてゲート抵抗を切り換える方法が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8は、従来における
駆動回路の構成を示す回路図であり、同図に示すよう
に、IGBT101のゲートに、高抵抗を有する第1オ
フゲート回路105と、低抵抗を有する第2オフゲート
回路106が設置されている。
【0007】そして、ゲート信号S1のオフと共に、第
1のオフゲート回路105、及び第2のオフゲート回路
106が動作して、速い速度でゲート容量の放電を行
う。この際、第2のオフゲート回路106は、予め定め
られた一定の時間(T1)だけ動作する。このため、こ
の一定時間T1経過後は、第1のオフゲート回路105
のみが動作するため、ゲート容量の放電速度は遅くな
る。
【0008】上記構成によると、IGBT101がオフ
する時は、最初の一定時間(T1)だけゲート容量の放
電が速くなるため、スイッチング時間が短縮される。他
方、IGBT101のエミッタ・コレクタ間の電圧Vce
が過渡期間のときには、時間T1が経過しており、ゲー
ト容量の放電が遅くなるので、該エミッタ・コレクタ間
に発生する過電圧を抑制することができる。
【0009】しかしながら、スイッチングのオン時間が
極めて短いパルスで駆動する場合には、上述した図8の
回路構成ではオフ時に大きな過電圧が発生するという問
題がある。
【0010】実際にIGBTに誘導性負荷を接続し、ゲ
ート信号のオフ時のゲート容量の放電速度を一定時間だ
け速くしてその後遅くする駆動回路において、オンパル
ス時間を短くした場合の電圧Vceと、ゲート電圧とを測
定したときの特性図を図9に示す。
【0011】図9の特性図より、オンパルスの時間が短
くなるに従ってオフ時の過電圧が高くなる傾向を有して
おり、極めて短いONパルスでは通常の数倍の大きな過
電圧が発生することが理解される。
【0012】次に、図10に示す特性図を参照しなが
ら、図8に示した回路の動作について説明する。第2の
オフゲート回路106が動作して速い放電をする時間を
T1とし、第1のオフゲート回路105のみが動作し、
遅い速度で放電を行なう時間をT2とする。
【0013】図10(a)は、IGBT101のゲート
のミラー容量が十分充電される場合のスイッチング動作
を示す特性図である。同図より、オフ信号の後に時間T
1が経過し、時間T2に示す期間となってから電圧Vce
が過渡状態となり、di/dtは大きくならないので、
エミッタ・コレクタ間に発生する過電圧が抑制されるこ
とが分かる。
【0014】また、図10(b)は、ゲートのミラー容
量が十分に充電されない程度の短い充電時間の後に、速
い速度で放電が行われる場合を示しており、ゲート容量
中の少ない電荷が瞬間的に放電されるので、時間T1の
期間中にIGBT101がオフしてしまい、オンパルス
の時間が短くなるに従い、di/dtが高くなる傾向を
有している。なお、前述の如く近年ではスナバ回路を省
略する場合が有り、この場合には、大きな過電圧が発生
するとパワー素子を破壊してしまうという問題があっ
た。
【0015】また、これを回避するために制御プログラ
ムで短いパルスの入力を禁止する方法をとることができ
るが、この場合には、低出力時の制御性が悪化するか、
或いは、スイッチング周波数の高周波化を阻害する等の
問題が発生する。
【0016】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものでであり、その目的とするところ
は、スイッチング速度を速くしながらスイッチング損失
を低減し、且つ、オフスイッチングの際の過電圧を低減
する回路において、短パルススイッチングの場合でも過
電圧の発生を防止することができる半導体駆動回路を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ゲート信号のオン、オフ
に応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備したパワ
ー半導体駆動回路において、パワー半導体素子のゲート
電圧と、予め設定された基準電圧とを比較する電圧比較
手段を有し、前記電圧比較手段にて、前記ゲート電圧が
前記基準電圧よりも大きいと判断された際には、前記ゲ
ート信号オフ時のゲート容量の放電速度を一定期間速く
するべく制御することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、ゲート信号のオ
ン、オフに応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備
したパワー半導体駆動回路において、前記ゲート容量を
遅い速度で放電する第1のオフゲート回路と、前記ゲー
ト容量を速い速度で一定期間放電する第2のオフゲート
回路と、ヒステリシス特性を有し、前記パワー半導体素
子のゲート電圧と、予め設定された基準電圧とを比較す
るヒステリシスコンパレータと、を有し、前記ゲート信
号オフ時に前記第1のオフゲート回路を駆動させ、前記
ヒステリシスコンパレータにて、前記ゲート電圧が前記
基準電圧よりも高いと判定され、且つ、前記ゲート信号
がオフとされているときに、前記第2のオフゲート回路
を駆動させることを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の発明は、前記ヒステリシ
スコンパレータにて、前記ゲート電圧の方が高いと判定
されたときの前記ヒステリシスコンパレータの出力信号
と、前記ゲート信号のオフ信号とを入力信号とし、当該
出力信号とオフ信号との両者が与えられたときに、前記
第2のオフゲート回路に駆動信号を出力する論理回路を
具備したことを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明は、前記第2のオフ
ゲート回路のオン、オフを切り換えるスイッチング手段
を有し、該スイッチング手段は、前記ヒステリシスコン
パレータにて、前記ゲート電圧の方が高いと判定された
ときの出力信号が与えられた際に、前記第2のオフゲー
ト回路をオンとすることを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の発明は、前記基準電圧
は、前記パワー半導体素子のゲートに発生するミラー容
量の充電電圧よりも高く設定した値であることを特徴と
する。
【0022】請求項6に記載の発明は、ゲート信号のオ
ン、オフに応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備
したパワー半導体駆動回路において、前記ゲート信号が
オンとされ、且つ、前記半導体素子のミラー容量の充電
が終了した後のゲート電圧の上昇を検知する電圧検知手
段を有し、該電圧検知手段にてゲート電圧の上昇が検知
された際には、前記ゲート信号オフ時のゲート容量の放
電速度を一定期間速くするべく制御することを特徴とす
る。
【0023】請求項7に記載の発明は、ゲート信号のオ
ン、オフに応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備
したパワー半導体駆動回路において、前記ゲート容量を
遅い速度で放電する第1のオフゲート回路と、前記ゲー
ト容量を速い速度で一定期間放電する第2のオフゲート
回路と、前記ゲート信号がオンとされた後、前記半導体
素子のゲート容量の充電電圧を保持するコンデンサと、
微小電圧を発生する直流電圧源と、前記コンデンサに蓄
積された電圧及び前記直流電圧源より出力される電圧と
を加算した電圧値と、前記ミラー容量の充電が終了した
後に上昇する前記ゲート電圧値と、を比較するコンパレ
ータと、を有し、前記ゲート信号オン時に、前記第1の
オフゲート回路を駆動させ、前記ゲート信号がオンとさ
れた後、前記コンパレータにて、前記ゲート電圧の方が
大きいと判定されたときに、前記第2のオフゲート回路
を駆動させることを特徴とする。
【0024】請求項8に記載の発明は、ゲート信号のオ
ン、オフに応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備
したパワー半導体駆動回路において、前記ゲート信号が
オンとされてから、所定時間経過後に遅延信号を出力す
る遅延回路を有し、該遅延回路より遅延信号が与えられ
た際には、前記ゲート信号のオフ時のゲート容量の放電
速度を一定期間速くするべく制御することを特徴とす
る。
【0025】請求項9に記載の発明は、ゲート信号のオ
ン、オフに応じて、ゲート容量を充放電する機能を具備
したパワー半導体駆動回路において、前記ゲート容量を
遅い速度で放電する第1のオフゲート回路と、前記ゲー
ト容量を速い速度で一定期間放電する第2のオフゲート
回路と、前記ゲート信号がオンとされてから、所定時間
経過後に遅延信号を出力する遅延回路と、を有し、前記
ゲート信号オフ時に、前記第1のオフゲート回路を駆動
させ、前記遅延回路より遅延信号が与えられたときに、
前記第2のオフゲート回路を駆動させることを特徴とす
る。
【0026】請求項10に記載の発明は、前記遅延回路
にて設定される遅延時間は、前記パワー半導体素子のゲ
ート容量が充電するのに所要される時間に設定されるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項11に記載の発明は、前記パワー半
導体素子は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IG
BT)であることを特徴とする。
【0028】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
ゲート信号がオンの期間中にミラー容量が十分に充電さ
れてゲート電圧がミラー容量充電電圧より高い基準電圧
を越えたことを電圧比較手段が検出した場合には、ゲー
ト信号のオフ時にゲート容量の放電の速度を一定期間だ
け速くし、スイッチング時間を短くしてスイッチング損
失を低減する。その後の期間では、放電の速度を遅くし
て過電圧が発生することを抑制し、パワー半導体素子の
破損を防止する。
【0029】また、ミラー容量が十分に充電されないよ
うな短パルス駆動の場合には、ゲート電圧がミラー容量
充電電圧より高い基準電圧を越えないため、オフ時のゲ
ート容量の放電を遅い速度で行うことにより、過電圧の
発生を防止してパワー半導体素子の破壊を回避すること
ができる。
【0030】ゲートミラー容量を充電する期間はゲート
電圧値が平坦となるが、この電圧値はIGBTを流れる
主電流の大きさにより変動することが知られており、主
電流が大きい程その電圧値は高い。このため、ゲート電
圧と比較する基準電圧は、最大定格電流時のゲート電圧
が平坦になる値より大きな値に設定する。
【0031】また、主電流値が小さい程ミラー容量充電
時間も短くなるため、上記基準電圧をゲート電圧が上回
るまでの時間が短くなる。従って、ゲート信号が短パル
スの場合であっても、主電流が小さい場合は、主電流が
大きい場合に比べて第2のオフゲート回路が有効に動作
する。
【0032】請求項3、請求項4の発明によれば、ゲー
ト信号がオフする前に第2オフゲート回路の動作/非動
作を判断できるため、ゲート電圧の検出と判断を行う回
路部分は特別高速の処理回路を必要とせず、簡単な回路
で安価に構成することができる。
【0033】請求項5の発明によれば、基準電圧がミラ
ー容量の充電電圧よりも高い電圧に設定されるので、確
実に第2のオフゲート回路の動作、及び非動作を制御す
ることができる。
【0034】請求項6、請求項7の発明によれば、オン
ゲート信号が出力された後の、2回目のゲート電圧が上
昇するとき(充電容量まで上昇するときが1回目、その
後の上昇を2回目とする)を検出して、ゲート信号のオ
フ時にゲート容量の放電の速度を一定期間だけ速くし、
その後の期間では放電の速度を遅くするため、スイッチ
ング時間を短くしてスイッチング損失を低減し、且つ、
過電圧が発生することを抑制している。
【0035】また、オンゲート信号が出力された後の、
2回目のゲート電圧が上昇するときを検出しない場合
は、オフ時のゲート容量の放電を遅い速度で行うことに
より、過電圧の発生を防止して素子の破壊を回避でき
る。
【0036】更に、2回目のゲート電圧の上昇は、主電
流の大きさによってその電圧値も上昇開始までのミラー
容量の充電時間も変動するが、本発明では、ミラー容量
の充電が終了してゲート電圧が上昇する点を検出するた
め、主電流の大きさによるゲート電圧の影響を受けず
に、確実にミラー容量の充電終了を検出することができ
る。また、ミラー容量の充電終了を検出する構成として
いるため、主電流値が小さくなってミラー容量充電時間
が短くなった場合であっても、第2のオフゲート回路が
有効に動作する。
【0037】請求項8〜請求項10の発明によれば、最
大定格電流時のミラー容量を充電するために所要する時
間を、遅延回路の遅延時間として設定する。従って、オ
ンパルスが十分長く、ミラー容量の充電が確実に終了す
る場合には、遅延設定時間を経過した後に遅延回路の出
力がオンとなるため、ゲートオフ時には、第2のオフゲ
ート回路が動作する。よって、ゲート容量の放電速度が
一定期間速くなり、スイッチング時間を短くすることが
できる。他方、オンパルスが遅延設定時間よりも短く、
ミラー容量の充電が終了しない場合には、遅延回路の出
力がオフとなり、第2のオフゲート回路が動作しないの
で、ゲート容量の放電速度は遅く、過電圧を抑制するこ
とができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパワー半導体
駆動回路の実施形態を図面に基づいて説明する。図1
は、第1の実施形態に係るパワー半導体駆動回路の構成
を示す回路図である。
【0039】同図に示すように、該パワー半導体駆動回
路30は、スイッチング動作用のIGBT(パワー半導
体素子)1と、該IGBT1を駆動させるためのゲート
駆動電源3と、を具備している。IGBT1のエミッ
タ、コレクタ間には、逆並列にフリーホイールダイオー
ド2が接続されている。
【0040】ゲート駆動電源3の低電位側(マイナス
側)は、IGBT1のエミッタ端子に接続されており、
更に、該電源3の高電位側(プラス側)と低電位側との
間には、オンゲート回路4,ゲート抵抗7,高抵抗値の
ゲート抵抗8,及び第1のオフゲート回路5の直列接続
回路が接続されている。同様に、ゲート駆動電源3の高
電位側と低電位側との間には、分圧抵抗11と分圧抵抗
12の直接接続回路が接続されている。
【0041】ゲート抵抗7とゲート抵抗8との接続点
は、IGBT1のゲート端子に接続され、更に、該ゲー
ト端子は、低抵抗値のゲート抵抗9、及び第2のオフゲ
ート回路6を介して、IGBT1のエミッタ端子(ゲー
ト駆動電源3の低電位側)に接続されている。
【0042】また、IGBT1のゲート端子は、ヒステ
リシスコンパレータ(電圧比較手段)10の一方の入力
端(正入力)に接続され、該ヒステリシスコンパレータ
10の他方の入力端(負入力)は、分圧抵抗11と分圧
抵抗12との接続点に接続されている。
【0043】ヒステリシスコンパレータ10の出力端
は、インバータ13を介して2入力のオア回路(論理回
路)14の一方の入力端に接続され、該オア回路14の
他方の入力端は、ゲート信号S1の入力端子と接続され
ている。更に、この入力端子は、オンゲート回路4,及
び第1のオフゲート回路5の入力端と接続されている。
【0044】第2のオフゲート回路6は、例えば、図2
(a)に示す如くのトランジスタTR1,抵抗R1,及
びコンデンサC1にて構成されている。また、第2のオ
フゲート回路6は、同図(b)に示すように、抵抗トラ
ンジスタTR2,抵抗R2,コンデンサC2で構成する
こともできる。
【0045】次に、上述のように構成された第1の実施
形態の動作について説明する。図3は、本実施形態に係
るパワー半導体駆動回路30の動作を示すタイミングチ
ャートであり、同図(a)は、IGBT1のゲートオン
パルスが長い場合、同図(b)は、ゲートオンパルスが
短い場合をそれぞれ示している。
【0046】まず、同図(a)を参照して、ゲートオン
パルスが長い場合の動作について説明する。図3(a)
の(イ)に示すように、ゲート信号S1が時刻t1にて
オンとされると、(ロ)に示すように、IGBT1のゲ
ート電圧Vgが立ち上がる。そして、ミラー容量の充電
が始まると該ゲート電圧Vgは、時間の経過に対して平
坦な値を示す。その後、時刻t2にてミラー容量の充電
が終了すると、ゲート電圧は再び上昇を開始し、ゲート
駆動電源3の電圧に到達する。
【0047】ここで、ヒステリシスコンパレータ10に
て設定する2つのしきい値のうち、高い方のしきい値
を、ゲート電圧の平坦部の電圧値より高い値に設定する
と、(ロ)に示すように、ゲート電圧Vgがこのしきい
値よりも低い場合(時刻t1〜t2の間)には、(ハ)
に示すように、ヒステリシスコンパレータ10の出力信
号はLレベルとなり、ゲート電圧Vgがしきい値より高
い場合(時刻t2以後)には、ヒステリシスコンパレー
タ10の出力信号はHレベルとなる。
【0048】次に、ゲート信号S1がオフとされると、
(ニ)に示すように、第1のオフゲート回路5が動作を
開始して、IGBT1のゲート容量を放電する。また、
ヒステリシスコンパレータ10の出力信号は、インバー
タ13により反転されてオア回路14の一方の入力端に
Lレベル信号を与えているので、該ヒステリシスコンパ
レータ10の他方の入力端子にゲート信号S1のオフ信
号が入力されることによりオア回路14の出力信号がL
レベルとなる。これにより、(ホ)に示す第2のオフゲ
ート回路6が動作を開始する。
【0049】第2のオフゲート回路6は、一定の時間T
1(即ち、時刻t3〜t4)の間、速い速度でゲート容
量を放電し、設定時間T1が経過すると動作を停止す
る。その後は(時刻t4以後は)、第1のオフゲート回
路5によりゲート容量は遅い速度で放電されるため、
(ヘ)に示すように、オフ時のエミッタ・コレクタ電圧
Vceの過電圧は小さく抑えられる。
【0050】また、ヒステリシスコンパレータ10の低
い方のしきい値を、ゲート電圧Vgの平坦部の電圧値よ
りも十分低い値に設定しておくと、ゲート信号S1がオ
フされてゲート電圧Vgの低下によって、ヒステリシス
コンパレータ10の低い方のしきい値より低くなると、
出力はLレベルとなり(時刻t5)、オア回路14の出
力信号はHレベルとなる。
【0051】こうして、ゲートオンパルスが長い場合に
おいて、エミッタ・コレクタ間に発生する過電圧を防止
することができる。
【0052】次に、図3(b)を参照して、ゲートオン
パルスが短い場合について説明する。図3(b)の
(イ)に示すように、時刻t11にてゲート信号S1が
オンとされると、(ロ)に示すように、IGBT1のゲ
ート電圧Vgが立ち上がり、ミラー容量の充電が開始さ
れる。このとき、ミラー容量の充電が終了する前にゲー
ト信号S1がオフとされている(時刻t12)。
【0053】この場合、ゲート電圧Vgがヒステリシス
コンパレータ10にて設定されている高い方のしきい値
電圧を超えることがないため、(ハ)に示すように、ヒ
ステリシスコンパレータ10はLレベルの信号を出力し
続け、オア回路14の出力信号は、Hレベルのままを維
持する。
【0054】このため、ゲート信号S1がオフとなって
も、オア回路14の出力はHレベルを保持して、(ホ)
に示すように、第2のオフゲート回路6は動作せず、第
1のオフゲート回路5のみが動作して、遅い速度でIG
BT1のゲート容量を放電する。
【0055】その結果、ゲート信号S1のオフ時のスイ
ッチング時間は通常より長くなるものの、エミッタ・コ
レクタ間に発生する過電圧を抑制して素子の破損を防止
することができる。
【0056】また、ゲート信号S1がオフとなる前に、
第2のオフゲート回路6の動作を判断することができる
ため、ゲート電圧Vgの検出と判断を行なう回路部分は
特別高速の処理回路を必要とせず、簡単なコンパレータ
と演算回路で構成することができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4は、第2の実施形態に係るパワー半導体駆
動回路31の構成を示す回路図である。同図に示す回路
31は、図1に示した回路30と比較して、重複する部
分があるため、両者の相違する部分についての構成のみ
を説明する。
【0058】即ち、第2の実施形態に係るパワー半導体
駆動回路31は、図1に示したインバータ13、及びオ
ア回路14を具備していない。また、第2のオフゲート
回路6と、IGBT1のエミッタ端子との間には、スイ
ッチ(スイッチング手段)15が設けられており、該ス
イッチ15は、ヒステリシスコンパレータ10の出力信
号に応じて、オン、オフが制御される構成とされてい
る。即ち、該スイッチ15は、ヒステリシスコンパレー
タ10の出力信号がHレベルのときにオンとなり、Lレ
ベルのときにオフとなる。そして、このような構成にお
いても、ヒステリシスコンパレータ10の出力信号がH
レベルとなったときに、第2のオフゲート回路6が動作
するので、第1の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0059】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図5は、第3の実施形態に係るパワー半導体駆
動回路32の構成を示す回路図である。ここでは、ゲー
ト抵抗の切り換え回路は、上述した第1、第2実施例と
同様とし、検出方法に関しての説明を行なう。
【0060】図5に示す符号16はコンデンサであり、
該コンデンサ16の一方の端子がIGBT1のエミッタ
端子に接続され、他方の端子にはIGBT1のゲート端
子との間にスイッチングトランジスタ17を介して接続
される。
【0061】スイッチングトランジスタ17には、該ス
イッチングトランジスタ17に対して並列に、ダイオー
ド18が接続されている。また、該スイッチングトラン
ジスタ17のゲート端子には、図示しないパルス信号発
振器からの高周波オン、オフ信号が入力されているもの
とする。
【0062】コンデンサ16の他方の端子には、定電圧
源(直流電圧源)19の低電位(マイナス)端子が接続
され、定電圧源19の高電位(プラス)端子は、コンパ
レータ20の負側入力端子に接続されている。また、コ
ンパレータ20の正側入力端子はIGBT1のゲート端
子に接続されている。該コンパレータ20の出力端子
は、図1または図4に示した第2のオフゲート回路6
(図5では、図示を省略している)の入力端子に接続さ
れている。
【0063】次に、第3の実施形態の動作について説明
する。スイッチングトランジスタ17のゲート端子にオ
ン信号が入力されると、コンデンサ16はIGBT1の
ゲート端子とエミッタ端子に対して並列に接続される。
いま、IGBT1のゲート端子にオン信号が印加された
場合を考える。
【0064】IGBT1のゲート電圧が上昇するにつれ
て、スイッチングトランジスタ17がオンしている期間
だけ、コンデンサ16がゲート電圧と同じ電位に充電さ
れ、オフの期間はその電位が保持される。また、定電圧
源19は、微小な電圧値とし、コンデンサ16の電圧よ
り僅かに大きな電圧値がコンパレータ20の負側入力端
子に入力される。
【0065】コンパレータ20の正側入力端子には、ゲ
ート電圧が入力されているため、ゲート電圧の上昇が大
きく、スイッチングトランジスタ17のオフ期間に定電
圧源19の電圧値より大きな上昇率であれば、コンパレ
ータ20の出力はHレベルとなる。また、これとは反対
に、IGBT1のゲート電圧Vgが減少しているとき、
或いは電圧Vgが変化しないときは、コンデンサ16の
電圧に定電圧を加算した電圧値の方が、ゲート電圧値V
gより大きくなるため、コンパレータ20の出力はLレ
ベルとなる。
【0066】即ち、本回路によりIGBT1のゲート電
圧Vgが下降、もしくは一定電圧値から上昇に転じる瞬
間を検出することができる。このため、ゲート信号がオ
ンとなり、ミラー容量が十分に充電される場合は、コン
パレータ20の出力が2回Hレベルとなり、ミラー容量
の充電が不十分の場合はコンパレータ出力は1回だけH
レベルとなるので、2回目のHレベルのみを検出して第
2のオフゲート回路6を動作させるようにすれば良い。
【0067】なお、ゲート電圧をコンデンサへ蓄える方
法は、スイッチングトランジスタとダイオードの組み合
わせに限定されるものではなく、例えばトランスファー
ゲートなどを用いてもよく、本発明の趣旨に対応する方
法が適用できる。
【0068】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図6は、第4の実施形態に係るパワー半導体駆
動回路の構成を示すブロック図である。同図に示すパワ
ー半導体駆動回路33は、図1に示した回路と比較し
て、遅延回路21を有している点、及び抵抗11,1
2、及びヒステリシスコンパレータ10を具備していな
い点で相違している。
【0069】遅延回路21の入力端には、ゲート信号S
1の入力端子が接続され、且つ、該遅延回路21の出力
端子は、インバータ13に接続されている。
【0070】そして、ゲート信号S1の立ち上がりを検
出すると、遅延回路21により一定時間経過した後、該
遅延回路21の出力端子からオン信号が出力される。こ
の出力信号がオンの場合は、ゲートオフ信号により、第
2のオフゲート回路6が動作可能となる。
【0071】また、図7は、IGBT1に流れる主電流
の大きさ毎の、IGBT1のゲート電圧Vgの時間変化
を示す特性図であり、同図から、電流値が大きいほど、
IGBT1のゲートミラー容量を充電するために要する
時間が長くなることが分かっている。従って、最大定格
電流時のミラー容量を充電する時間を、遅延回路21の
遅延時間に設定する。そして、遅延設定時間よりも長い
オンパルスの場合は、遅延回路21の出力がオンとなる
ため、第2のオフゲート回路6が動作して、ゲート容量
の放電速度を一定期間速くすることができ、スイッチン
グ時間を短くすることができる。また、遅延設定時間よ
り短いオンパルスの場合は、遅延回路21の出力がオフ
であるため、第2のオフゲート回路6が動作せず、ゲー
ト容量の放電速度は遅く、過電圧が抑制される。
【0072】このようにして、第4の実施形態に係るパ
ワー半導体駆動回路33についても、前述した第1の実
施形態と同様に、コレクタ、エミッタ間に発生する過電
圧を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワー半導体駆動回路の、第1の
実施形態の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示した第2のオフゲート回路の具体的な
構成を示す回路図である。
【図3】第1の実施形態に係るパワー半導体駆動回路
の、各部の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明に係るパワー半導体駆動回路の、第2の
実施形態の構成を示す回路図である。
【図5】本発明に係るパワー半導体駆動回路の、第3の
実施形態の構成を示す回路図である。
【図6】本発明に係るパワー半導体駆動回路の、第4の
実施形態の構成を示す回路図である。
【図7】IGBTに流れる主電流の大きさ毎の、IGB
Tのゲート電圧Vgの時間変化を示す特性図である。
【図8】従来におけるパワー半導体駆動回路の構成を示
す回路図である。
【図9】従来におけるパワー半導体を用いたときの、V
ce、Vg、及びゲートオン時間に対するVceの変化を示
す特性図である。
【図10】従来におけるパワー半導体駆動回路の、各部
の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 IGBT(パワー半導体素子) 2 フリーホイールダイオード 3 ゲート駆動電源 4 オンゲート回路 5 第1のオフゲート回路 6 第2のオフゲート回路 7 ゲート抵抗 8 ゲート抵抗(高抵抗値) 9 ゲート抵抗(低抵抗値) 10 ヒステリシスコンパレータ(電圧比較手段) 11,12 分圧抵抗 13 インバータ 14 オア回路(論理回路) 15 スイッチ(スイッチング手段) 16 コンデンサ 17 スイッチングトランジスタ 18 ダイオード 19 定電圧源(直流電圧源) 20 コンパレータ 21 遅延回路 30,31,32,33 パワー半導体駆動回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 パワー半導体素子のゲート電圧と、予め設定された基準
    電圧とを比較する電圧比較手段を有し、 前記電圧比較手段にて、前記ゲート電圧が前記基準電圧
    よりも大きいと判断された際には、前記ゲート信号オフ
    時のゲート容量の放電速度を一定期間速くするべく制御
    することを特徴とするパワー半導体駆動回路。
  2. 【請求項2】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 前記ゲート容量を遅い速度で放電する第1のオフゲート
    回路と、 前記ゲート容量を速い速度で一定期間放電する第2のオ
    フゲート回路と、 ヒステリシス特性を有し、前記パワー半導体素子のゲー
    ト電圧と、予め設定された基準電圧とを比較するヒステ
    リシスコンパレータと、を有し、 前記ゲート信号オフ時に前記第1のオフゲート回路を駆
    動させ、前記ヒステリシスコンパレータにて、前記ゲー
    ト電圧が前記基準電圧よりも高いと判定され、且つ、前
    記ゲート信号がオフとされているときに、前記第2のオ
    フゲート回路を駆動させることを特徴とするパワー半導
    体駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記ヒステリシスコンパレータにて、前
    記ゲート電圧の方が高いと判定されたときの前記ヒステ
    リシスコンパレータの出力信号と、前記ゲート信号のオ
    フ信号とを入力信号とし、当該出力信号とオフ信号との
    両者が与えられたときに、前記第2のオフゲート回路に
    駆動信号を出力する論理回路を具備したことを特徴とす
    る請求項2に記載のパワー半導体駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記第2のオフゲート回路のオン、オフ
    を切り換えるスイッチング手段を有し、該スイッチング
    手段は、前記ヒステリシスコンパレータにて、前記ゲー
    ト電圧の方が高いと判定されたときの出力信号が与えら
    れた際に、前記第2のオフゲート回路をオンとすること
    を特徴とする請求項2に記載のパワー半導体駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記基準電圧は、前記パワー半導体素子
    のゲートに発生するミラー容量の充電電圧よりも高く設
    定した値であることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれか1項に記載のパワー半導体駆動回路。
  6. 【請求項6】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 前記ゲート信号がオンとされ、且つ、前記半導体素子の
    ミラー容量の充電が終了した後のゲート電圧の上昇を検
    知する電圧検知手段を有し、 該電圧検知手段にてゲート電圧の上昇が検知された際に
    は、前記ゲート信号オフ時のゲート容量の放電速度を速
    くするべく制御することを特徴とするパワー半導体駆動
    回路。
  7. 【請求項7】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 前記ゲート容量を遅い速度で放電する第1のオフゲート
    回路と、 前記ゲート容量を速い速度で一定期間放電する第2のオ
    フゲート回路と、 前記ゲート信号がオンとされた後、前記半導体素子のゲ
    ート容量の充電電圧を保持するコンデンサと、 微小電圧を発生する直流電圧源と、 前記コンデンサに蓄積された電圧及び前記直流電圧源よ
    り出力される電圧とを加算した電圧値と、前記ゲートに
    発生するミラー容量の充電が終了した後に上昇する前記
    ゲート電圧値と、を比較するコンパレータと、を有し、 前記ゲート信号オン時に、前記第1のオフゲート回路を
    駆動させ、前記ゲート信号がオンとされた後、前記コン
    パレータにて、前記ゲート電圧の方が大きいと判定され
    たときに、前記第2のオフゲート回路を駆動させること
    を特徴とするパワー半導体駆動回路。
  8. 【請求項8】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 前記ゲート信号がオンとされてから、所定時間経過後に
    遅延信号を出力する遅延回路を有し、 該遅延回路より遅延信号が与えられた際には、前記ゲー
    ト信号のオフ時のゲート容量の放電速度を一定期間速く
    するべく制御することを特徴とするパワー半導体駆動回
    路。
  9. 【請求項9】 ゲート信号のオン、オフに応じて、ゲー
    ト容量を充放電する機能を具備したパワー半導体駆動回
    路において、 前記ゲート容量を遅い速度で放電する第1のオフゲート
    回路と、 前記ゲート容量を速い速度で一定期間放電する第2のオ
    フゲート回路と、 前記ゲート信号がオンとされてから、所定時間経過後に
    遅延信号を出力する遅延回路と、を有し、 前記ゲート信号オフ時に、前記第1のオフゲート回路を
    駆動させ、前記遅延回路より遅延信号が与えられたとき
    に、前記第2のオフゲート回路を駆動させることを特徴
    とするパワー半導体駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記遅延回路にて設定される遅延時間
    は、前記パワー半導体素子のゲート容量が充電するのに
    所要される時間に設定されることを特徴とする請求項8
    または請求項9のいずれかに記載のパワー半導体駆動回
    路。
  11. 【請求項11】 前記パワー半導体素子は、絶縁ゲート
    バイポーラトランジスタ(IGBT)であることを特徴
    とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のパ
    ワー半導体駆動回路。
JP2001352049A 2001-11-16 2001-11-16 パワー半導体駆動回路 Expired - Fee Related JP3885563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352049A JP3885563B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワー半導体駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352049A JP3885563B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワー半導体駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003158868A true JP2003158868A (ja) 2003-05-30
JP3885563B2 JP3885563B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=19164280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001352049A Expired - Fee Related JP3885563B2 (ja) 2001-11-16 2001-11-16 パワー半導体駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3885563B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218068A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Nippon Precision Circuits Inc 半導体スイッチング回路
JP2006296119A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nichicon Corp 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP2007166655A (ja) * 2007-02-05 2007-06-28 Hitachi Ltd 電力用半導体素子の駆動装置
JP2007208831A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Denso Corp 絶縁ゲート型トランジスタ駆動回路装置
US7439779B2 (en) 2003-11-21 2008-10-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Driver circuit
JP2009055696A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体素子のゲート駆動回路およびゲート駆動方法
JP2009100306A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Denso Corp オフ保持回路
JP2010075007A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Denso Corp 電力変換回路の駆動回路
JP2012244720A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Denso Corp スイッチング素子の駆動回路
JP2016019096A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 株式会社デンソー ゲート駆動回路
CN105429441A (zh) * 2015-12-31 2016-03-23 童乔凌 Igbt闭环主动驱动电路及其驱动方法
JP2016082281A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 ローム株式会社 パワー半導体駆動回路、パワー半導体回路、及びパワーモジュール回路装置
WO2016136187A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向コンバータ、コントローラ、および半導体装置
US9479157B2 (en) 2013-08-22 2016-10-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electric device including a switch circuit, a current limit circuit and a clamp swith, for driving a power switch
US9900000B2 (en) 2014-03-27 2018-02-20 Denso Corporation Drive device
CN110546886A (zh) * 2017-04-26 2019-12-06 三菱电机株式会社 半导体元件的驱动方法及驱动装置以及电力变换装置
US10574225B2 (en) 2015-03-09 2020-02-25 Fuji Electric Co., Ltd. Driving circuit and semiconductor module
CN113885633A (zh) * 2021-11-02 2022-01-04 中微半导体(深圳)股份有限公司 一种低压差nmos型稳压器及迟滞控制方法
US11611340B2 (en) 2021-07-27 2023-03-21 Mitsubishi Electric Corporation Drive circuit and semiconductor device

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6237570B2 (ja) 2014-03-27 2017-11-29 株式会社デンソー 駆動装置
US11821936B2 (en) * 2022-01-10 2023-11-21 Nxp Usa, Inc. In situ threshold voltage determination of a semiconductor device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033415A (ja) * 1989-05-09 1991-01-09 Philips Gloeilampenfab:Nv 電子回路
JPH05243936A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Toyota Autom Loom Works Ltd 電流駆動型半導体スイッチの駆動回路
JPH1197994A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fuji Electric Co Ltd Mosゲート形素子の駆動回路
JP2000059189A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Toshiba Corp ゲート回路
JP2001169534A (ja) * 1999-12-01 2001-06-22 Toshiba Corp 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路
JP2001223571A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Fuji Electric Co Ltd 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033415A (ja) * 1989-05-09 1991-01-09 Philips Gloeilampenfab:Nv 電子回路
JPH05243936A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Toyota Autom Loom Works Ltd 電流駆動型半導体スイッチの駆動回路
JPH1197994A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fuji Electric Co Ltd Mosゲート形素子の駆動回路
JP2000059189A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Toshiba Corp ゲート回路
JP2001169534A (ja) * 1999-12-01 2001-06-22 Toshiba Corp 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路
JP2001223571A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Fuji Electric Co Ltd 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7439779B2 (en) 2003-11-21 2008-10-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Driver circuit
JP2005218068A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Nippon Precision Circuits Inc 半導体スイッチング回路
JP2006296119A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nichicon Corp 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP2007208831A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Denso Corp 絶縁ゲート型トランジスタ駆動回路装置
JP4650688B2 (ja) * 2006-02-03 2011-03-16 株式会社デンソー 絶縁ゲート型トランジスタ駆動回路装置
JP2007166655A (ja) * 2007-02-05 2007-06-28 Hitachi Ltd 電力用半導体素子の駆動装置
JP2009055696A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体素子のゲート駆動回路およびゲート駆動方法
JP2009100306A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Denso Corp オフ保持回路
JP2010075007A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Denso Corp 電力変換回路の駆動回路
US8531212B2 (en) 2011-05-18 2013-09-10 Denso Corporation Drive circuit for voltage-control type of semiconductor switching device
JP2012244720A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Denso Corp スイッチング素子の駆動回路
US9479157B2 (en) 2013-08-22 2016-10-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electric device including a switch circuit, a current limit circuit and a clamp swith, for driving a power switch
US9900000B2 (en) 2014-03-27 2018-02-20 Denso Corporation Drive device
JP2016019096A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 株式会社デンソー ゲート駆動回路
JP2016082281A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 ローム株式会社 パワー半導体駆動回路、パワー半導体回路、及びパワーモジュール回路装置
JPWO2016136187A1 (ja) * 2015-02-26 2017-12-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向コンバータ、コントローラ、および半導体装置
WO2016136187A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向コンバータ、コントローラ、および半導体装置
US10284091B2 (en) 2015-02-26 2019-05-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Bi-directional converter, controller, and semiconductor device
US10574225B2 (en) 2015-03-09 2020-02-25 Fuji Electric Co., Ltd. Driving circuit and semiconductor module
CN105429441A (zh) * 2015-12-31 2016-03-23 童乔凌 Igbt闭环主动驱动电路及其驱动方法
CN110546886A (zh) * 2017-04-26 2019-12-06 三菱电机株式会社 半导体元件的驱动方法及驱动装置以及电力变换装置
US11611340B2 (en) 2021-07-27 2023-03-21 Mitsubishi Electric Corporation Drive circuit and semiconductor device
CN113885633A (zh) * 2021-11-02 2022-01-04 中微半导体(深圳)股份有限公司 一种低压差nmos型稳压器及迟滞控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3885563B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3885563B2 (ja) パワー半導体駆動回路
US7151401B2 (en) Semiconductor apparatus
JP4432215B2 (ja) 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路
JP3339311B2 (ja) 自己消弧形半導体素子の駆動回路
JP3886876B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動回路
US6906574B2 (en) Drive circuit for driving power semiconductor device
JP4295928B2 (ja) 半導体保護回路
JP4770304B2 (ja) 半導体素子のゲート駆動回路
JPH06291631A (ja) 電圧駆動形素子の駆動方法及びその回路
CN108809059B (zh) 半导体元件的驱动装置
JP4779549B2 (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。
JP2016025388A (ja) 半導体装置
JPH0947015A (ja) 自己消弧形半導体素子の駆動回路
JP4161737B2 (ja) 半導体装置の駆動方法および装置
JP3680722B2 (ja) Igbtの過電流保護回路
JP6350214B2 (ja) 駆動装置
EP0810731B1 (en) Voltage-controlled transistor drive circuit
JP4120329B2 (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動装置
JP4321491B2 (ja) 電圧駆動型半導体素子の駆動装置
JP4816198B2 (ja) 貫通電流制御装置を備えたインバータ
JP2002300016A (ja) ゲート駆動方法及びゲート駆動回路
JPH08172769A (ja) インバータ装置
WO2021161362A1 (ja) 半導体スイッチング素子駆動回路及び半導体装置
JP2000324801A (ja) 電圧制御形半導体素子の駆動回路
JP4413482B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees