JP2003157655A - 記録テープカートリッジ - Google Patents
記録テープカートリッジInfo
- Publication number
- JP2003157655A JP2003157655A JP2001354879A JP2001354879A JP2003157655A JP 2003157655 A JP2003157655 A JP 2003157655A JP 2001354879 A JP2001354879 A JP 2001354879A JP 2001354879 A JP2001354879 A JP 2001354879A JP 2003157655 A JP2003157655 A JP 2003157655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape cartridge
- memory board
- case
- recording tape
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/107—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
- G11B15/07—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape on containers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/68—Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
- G11B15/682—Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks
- G11B15/6835—Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks the cassettes being transferred to a fixed recorder or player using a moving carriage
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/041—Details
- G11B23/042—Auxiliary features
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリーボードの取付構造を簡単にし、電磁
波障害が発生し難くすることを課題とする。 【解決手段】 下ケース１４のドライブ装置への装填方
向後端側に傾斜壁２２を形成して、この傾斜壁２２の内
面に沿って記録容量等の世代情報が記憶された非接触型
のメモリーボード２４を取付けることで、傾斜した支持
台等をケースに設けなくても、必然的にメモリーボード
２４が傾斜した状態となる。このようにメモリーボード
２４を傾斜させることで、ケースの背面側及び下面側か
ら情報をやり取りすることができる。支持台等が不要と
なるため、ケース構成をシンプルにすることができ、さ
らに、余計な支持台等を必要としないため、電磁波障害
が発生し難い。
波障害が発生し難くすることを課題とする。 【解決手段】 下ケース１４のドライブ装置への装填方
向後端側に傾斜壁２２を形成して、この傾斜壁２２の内
面に沿って記録容量等の世代情報が記憶された非接触型
のメモリーボード２４を取付けることで、傾斜した支持
台等をケースに設けなくても、必然的にメモリーボード
２４が傾斜した状態となる。このようにメモリーボード
２４を傾斜させることで、ケースの背面側及び下面側か
ら情報をやり取りすることができる。支持台等が不要と
なるため、ケース構成をシンプルにすることができ、さ
らに、余計な支持台等を必要としないため、電磁波障害
が発生し難い。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ等の記
録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容し
た記録テープカートリッジに関する。 【０００２】 【従来の技術】コンピュータ等の外部記録媒体として磁
気テープ等の記録テープが用いられている。この記録テ
ープとして、保存時の収容スペースが小さく、大容量の
情報が記録できる、磁気テープが巻装された単一のリー
ルを収容する磁気テープカートリッジが使用されてい
る。 【０００３】図７及び図８に示すように、磁気テープカ
ートリッジ６８の装填方向後端側の背面６８Ａには、磁
気テープカートリッジ６８の記録容量や記録形式等（以
下、「世代」という）をドライブ装置に識別させるた
め、或は個別の情報を書き込むためのメモリーボード２
４が内蔵されている。 【０００４】また、このメモリーボード２４は、磁気テ
ープカートリッジ６８の背面６８Ａ側と下面６８Ｂ側か
ら，読取装置６２、読取書込装置６４で読み取り・書き
込みができるように、角部に形成された４５度傾斜する
支持台７０に貼り付けられている。 【０００５】このように、メモリーボード２４に角度を
持たせるのは、ライブラリー３８（図３参照）の収納庫
から磁気テープカートリッジ６８を取り出してドライブ
装置へ装填するとき、ロボットフィンガーに設けられた
読取装置６２が背面側から収納庫へアクセスする構成で
あること、また、ドライブ装置側に設けられた読取書込
装置６４が、磁気テープカートリッジ６８の取込み機構
を考慮したとき、下面側からしかアクセスできないレイ
アウトとなることが理由である。 【０００６】しかし、上述したメモリーボード２４の取
付構造では、磁気テープカートリッジ６８の基本的機能
に不要な支持台７０を成形して、メモリーボード２４を
接着固定する必要がある。また、この支持台７０が読取
装置６２、読取書込装置６４で送受信される電磁波の障
害となり、読み取り・書き込みのエラーが生じる恐れが
ある。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、メモリーボードの取付構造を簡単にし、電磁波
障害が発生し難くすることを課題とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に
収容する矩形状のケースと、前記ケースのドライブ装置
への装填方向後端側に形成された傾斜壁と、前記傾斜壁
の内面に沿って取付けられた記録容量等の世代情報が記
憶された非接触型のメモリーと、を有することを特徴と
している。 【０００９】上記構成では、ケースのドライブ装置への
装填方向後端側に傾斜壁を形成して、この傾斜壁の内面
に沿って記録容量等の世代情報が記憶された非接触型の
メモリーを取付けることで、傾斜した支持台等をケース
に設けなくても、必然的にメモリーが傾斜した状態とな
る。このようにメモリーを傾斜させることで、ケースの
背面側及び下面側から情報をやり取りすることができ
る。 【００１０】また、傾斜した支持台等が不要となるた
め、ケース構成をシンプルにすることができ、さらに、
余計な支持台等を必要としないため、電磁波障害が発生
し難い。また、非接触で世代情報を読み取り・書き込み
できるため、従来のような識別用の孔部を設ける必要が
なくなり、記録テープカートリッジのケース強度が向上
する。さらに、従来の接触型メモリーのように接続端子
等が露出することもなくなるので、記録テープカートリ
ッジの外観を損なうことがない。 【００１１】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
記録テープカートリッジ１０を説明する。なお、説明の
便宜上、記録テープカートリッジ１０のドライブ装置３
６への装填方向を矢印で示で示す。 【００１２】図１及び図２に示すように、記録テープカ
ートリッジ１０は、合成樹脂製の上ケース１２と下ケー
ス１４とが互いの周壁１２Ａ、１４Ａを当接させた状態
で接合されて略矩形箱状に形成されている。ケースの内
部には、情報記録再生媒体としての磁気テープを巻装し
た単一のリール１６が回動可能に収容されている。そし
て、下ケース１４の中央には円形状の開孔１８が穿設さ
れており、リール１６の下面に環状に設けられたリール
ギア２０がその開孔１８から露出するようになってい
る。 【００１３】下ケース１４の装填方向後端側の周壁に
は、下面から３０°の傾斜角度θで起伏する傾斜壁２２
が形成されている。傾斜壁２２の内面には略矩形状のメ
モリーボード２４が傾斜に沿って接着されている。この
メモリーボード２４には、少なくとも磁気テープの種類
や記録容量等の世代情報が電気的に記憶され、また、個
別情報が書き込み可能となっており、ドライブ装置３６
に設けられた読取書込装置６４から発信又は受信される
電磁波により、情報が非接触で読み取れ、書き込めるよ
うになっている。 【００１４】このように、メモリーボード２４を傾斜さ
せることで、後述するライブラリー３８のロボットフィ
ンガー４２に設けられた読取装置６２で世代情報を読み
取ることができ、また、ドライブ装置３６側に設けられ
た読取書込装置６４により、記録テープカートリッジ１
０の下面から情報のやり取りが可能となる。 【００１５】次に、ライブラリー３８の概要を説明す
る。 【００１６】図３及び図４に示すように、ライブラリー
３８は、収納庫２６から取り出した記録テープカートリ
ッジ１０をドライブ装置３６の装填口５６に装填した
り、ドライブ装置３６から取り出した記録テープカート
リッジ１０を収納庫２６に戻す作業をロボットアーム４
０で自動的に行うものである。 【００１７】ロボットアーム４０は、旋回装置２８に固
定されており、ドライブ装置３６とライブラリー３８の
間を自在に旋回する。旋回装置２８は基台３０の上に固
定されている。基台３０は、図示しない駆動手段によ
り、支持台３１に敷設されたレール３２の上をスライド
する。また、支持台３１は、昇降装置６０から駆動力を
伝達され、キャリア５４から立設されたガイド支柱３４
に沿って昇降するようになっている。これにより、ロボ
ットアーム４０が指示された収納庫２６又はドライブ装
置３６の装填口５６の高さまで移動することができる。 【００１８】さらに、キャリア５４はレール３２と直交
する方向へ敷設されたレール５８に沿って移動する。こ
れにより、ロボットアーム４０の先端に取付けられたフ
ィンガー４２に把持された記録テープカートリッジ１０
が、収納庫２６或は装填口５６へ抜き差しされる。 【００１９】フィンガー４２は、平面視略「コ」字状を
なしており、その一方の爪部４２Ｂがサポート部４２Ａ
と一体に形成されて固定され、他方の爪部４２Ｃがサポ
ート部４２Ａに取り付けられたシリンダー４４のピスト
ンロッド４４Ａの先端に取り付けられている。このピス
トンロッド４４Ａを伸縮させることで、爪部４２Ｂと爪
部４２Ｃとで記録テープカートリッジ１０の周壁を把持
する。 【００２０】また、サポート部４２Ａの立面には、読取
装置６２が取付けられており、フィンガー４２が記録テ
ープカートリッジ１０を把持したとき、傾斜壁２２の内
面に傾斜角度θ＝３０°の角度で傾斜して取付けられた
メモリーボード２４の電磁波を受信できる位置にくる。 【００２１】したがって、図５に示すように、ライブラ
リー３８に収容されている記録テープカートリッジ１０
の周壁を背面側からフィンガー４２が把持すると、読取
装置６２がメモリーボード２４から情報を受信し、ライ
ブラリー３８から記録テープカートリッジ１０を取り出
すと同時に、メモリーボード２４内に記憶されている世
代情報を読み取ることができる。なお、この読取装置６
２は、メモリーボード２４に記憶されている情報を非接
触で読み取れる構成のものであれば、どのような形式で
も構わない。また、傾斜角度θは３０°に特定されるも
のでなく、３０°〜６０の範囲であれば情報のやり取り
が可能となる。 【００２２】一方、図６には、フィンガー４２で把持さ
れた記録テープカートリッジ１０が装填されるドライブ
装置３６のバケット５０が示されている。このバケット
５０は、記録テープカートリッジ１０が挿入されると、
それを支持する両側壁４６にそれぞれ設けられた側面視
略「Ｌ」字状の３個のガイド孔４８に案内されながら、
まず水平方向に移動し、次いで鉛直方向に下降移動し
て、記録テープカートリッジ１０のリールギア２０をド
ライブ装置３６側の駆動ギアに噛合させるようになって
いる。これによって、記録テープカートリッジ１０がド
ライブ装置３６に完全に装填される。 【００２３】また、記録テープカートリッジ１０が完全
に装填された状態で、メモリーボード２４の下方に読取
書込装置６４が配置されている。この読取書込装置６４
により、記録テープカートリッジ１０の世代をドライブ
装置３６が識別することができ、また、個別情報をメモ
リーボード２４に書き込むことができる。 【００２４】このように、メモリーボード４２を傾斜し
た傾斜壁２２に直接取付けることで、電磁波障害を発生
させることなく、記録テープカートリッジの背面側及び
下面側から必要な情報を確実に取り出すことができる。 【００２５】 【発明の効果】本発明は上記構成としたので、メモリー
ボードの取付構造が簡単になり、また、電磁波障害が発
生し難い。
録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容し
た記録テープカートリッジに関する。 【０００２】 【従来の技術】コンピュータ等の外部記録媒体として磁
気テープ等の記録テープが用いられている。この記録テ
ープとして、保存時の収容スペースが小さく、大容量の
情報が記録できる、磁気テープが巻装された単一のリー
ルを収容する磁気テープカートリッジが使用されてい
る。 【０００３】図７及び図８に示すように、磁気テープカ
ートリッジ６８の装填方向後端側の背面６８Ａには、磁
気テープカートリッジ６８の記録容量や記録形式等（以
下、「世代」という）をドライブ装置に識別させるた
め、或は個別の情報を書き込むためのメモリーボード２
４が内蔵されている。 【０００４】また、このメモリーボード２４は、磁気テ
ープカートリッジ６８の背面６８Ａ側と下面６８Ｂ側か
ら，読取装置６２、読取書込装置６４で読み取り・書き
込みができるように、角部に形成された４５度傾斜する
支持台７０に貼り付けられている。 【０００５】このように、メモリーボード２４に角度を
持たせるのは、ライブラリー３８（図３参照）の収納庫
から磁気テープカートリッジ６８を取り出してドライブ
装置へ装填するとき、ロボットフィンガーに設けられた
読取装置６２が背面側から収納庫へアクセスする構成で
あること、また、ドライブ装置側に設けられた読取書込
装置６４が、磁気テープカートリッジ６８の取込み機構
を考慮したとき、下面側からしかアクセスできないレイ
アウトとなることが理由である。 【０００６】しかし、上述したメモリーボード２４の取
付構造では、磁気テープカートリッジ６８の基本的機能
に不要な支持台７０を成形して、メモリーボード２４を
接着固定する必要がある。また、この支持台７０が読取
装置６２、読取書込装置６４で送受信される電磁波の障
害となり、読み取り・書き込みのエラーが生じる恐れが
ある。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、メモリーボードの取付構造を簡単にし、電磁波
障害が発生し難くすることを課題とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に
収容する矩形状のケースと、前記ケースのドライブ装置
への装填方向後端側に形成された傾斜壁と、前記傾斜壁
の内面に沿って取付けられた記録容量等の世代情報が記
憶された非接触型のメモリーと、を有することを特徴と
している。 【０００９】上記構成では、ケースのドライブ装置への
装填方向後端側に傾斜壁を形成して、この傾斜壁の内面
に沿って記録容量等の世代情報が記憶された非接触型の
メモリーを取付けることで、傾斜した支持台等をケース
に設けなくても、必然的にメモリーが傾斜した状態とな
る。このようにメモリーを傾斜させることで、ケースの
背面側及び下面側から情報をやり取りすることができ
る。 【００１０】また、傾斜した支持台等が不要となるた
め、ケース構成をシンプルにすることができ、さらに、
余計な支持台等を必要としないため、電磁波障害が発生
し難い。また、非接触で世代情報を読み取り・書き込み
できるため、従来のような識別用の孔部を設ける必要が
なくなり、記録テープカートリッジのケース強度が向上
する。さらに、従来の接触型メモリーのように接続端子
等が露出することもなくなるので、記録テープカートリ
ッジの外観を損なうことがない。 【００１１】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
記録テープカートリッジ１０を説明する。なお、説明の
便宜上、記録テープカートリッジ１０のドライブ装置３
６への装填方向を矢印で示で示す。 【００１２】図１及び図２に示すように、記録テープカ
ートリッジ１０は、合成樹脂製の上ケース１２と下ケー
ス１４とが互いの周壁１２Ａ、１４Ａを当接させた状態
で接合されて略矩形箱状に形成されている。ケースの内
部には、情報記録再生媒体としての磁気テープを巻装し
た単一のリール１６が回動可能に収容されている。そし
て、下ケース１４の中央には円形状の開孔１８が穿設さ
れており、リール１６の下面に環状に設けられたリール
ギア２０がその開孔１８から露出するようになってい
る。 【００１３】下ケース１４の装填方向後端側の周壁に
は、下面から３０°の傾斜角度θで起伏する傾斜壁２２
が形成されている。傾斜壁２２の内面には略矩形状のメ
モリーボード２４が傾斜に沿って接着されている。この
メモリーボード２４には、少なくとも磁気テープの種類
や記録容量等の世代情報が電気的に記憶され、また、個
別情報が書き込み可能となっており、ドライブ装置３６
に設けられた読取書込装置６４から発信又は受信される
電磁波により、情報が非接触で読み取れ、書き込めるよ
うになっている。 【００１４】このように、メモリーボード２４を傾斜さ
せることで、後述するライブラリー３８のロボットフィ
ンガー４２に設けられた読取装置６２で世代情報を読み
取ることができ、また、ドライブ装置３６側に設けられ
た読取書込装置６４により、記録テープカートリッジ１
０の下面から情報のやり取りが可能となる。 【００１５】次に、ライブラリー３８の概要を説明す
る。 【００１６】図３及び図４に示すように、ライブラリー
３８は、収納庫２６から取り出した記録テープカートリ
ッジ１０をドライブ装置３６の装填口５６に装填した
り、ドライブ装置３６から取り出した記録テープカート
リッジ１０を収納庫２６に戻す作業をロボットアーム４
０で自動的に行うものである。 【００１７】ロボットアーム４０は、旋回装置２８に固
定されており、ドライブ装置３６とライブラリー３８の
間を自在に旋回する。旋回装置２８は基台３０の上に固
定されている。基台３０は、図示しない駆動手段によ
り、支持台３１に敷設されたレール３２の上をスライド
する。また、支持台３１は、昇降装置６０から駆動力を
伝達され、キャリア５４から立設されたガイド支柱３４
に沿って昇降するようになっている。これにより、ロボ
ットアーム４０が指示された収納庫２６又はドライブ装
置３６の装填口５６の高さまで移動することができる。 【００１８】さらに、キャリア５４はレール３２と直交
する方向へ敷設されたレール５８に沿って移動する。こ
れにより、ロボットアーム４０の先端に取付けられたフ
ィンガー４２に把持された記録テープカートリッジ１０
が、収納庫２６或は装填口５６へ抜き差しされる。 【００１９】フィンガー４２は、平面視略「コ」字状を
なしており、その一方の爪部４２Ｂがサポート部４２Ａ
と一体に形成されて固定され、他方の爪部４２Ｃがサポ
ート部４２Ａに取り付けられたシリンダー４４のピスト
ンロッド４４Ａの先端に取り付けられている。このピス
トンロッド４４Ａを伸縮させることで、爪部４２Ｂと爪
部４２Ｃとで記録テープカートリッジ１０の周壁を把持
する。 【００２０】また、サポート部４２Ａの立面には、読取
装置６２が取付けられており、フィンガー４２が記録テ
ープカートリッジ１０を把持したとき、傾斜壁２２の内
面に傾斜角度θ＝３０°の角度で傾斜して取付けられた
メモリーボード２４の電磁波を受信できる位置にくる。 【００２１】したがって、図５に示すように、ライブラ
リー３８に収容されている記録テープカートリッジ１０
の周壁を背面側からフィンガー４２が把持すると、読取
装置６２がメモリーボード２４から情報を受信し、ライ
ブラリー３８から記録テープカートリッジ１０を取り出
すと同時に、メモリーボード２４内に記憶されている世
代情報を読み取ることができる。なお、この読取装置６
２は、メモリーボード２４に記憶されている情報を非接
触で読み取れる構成のものであれば、どのような形式で
も構わない。また、傾斜角度θは３０°に特定されるも
のでなく、３０°〜６０の範囲であれば情報のやり取り
が可能となる。 【００２２】一方、図６には、フィンガー４２で把持さ
れた記録テープカートリッジ１０が装填されるドライブ
装置３６のバケット５０が示されている。このバケット
５０は、記録テープカートリッジ１０が挿入されると、
それを支持する両側壁４６にそれぞれ設けられた側面視
略「Ｌ」字状の３個のガイド孔４８に案内されながら、
まず水平方向に移動し、次いで鉛直方向に下降移動し
て、記録テープカートリッジ１０のリールギア２０をド
ライブ装置３６側の駆動ギアに噛合させるようになって
いる。これによって、記録テープカートリッジ１０がド
ライブ装置３６に完全に装填される。 【００２３】また、記録テープカートリッジ１０が完全
に装填された状態で、メモリーボード２４の下方に読取
書込装置６４が配置されている。この読取書込装置６４
により、記録テープカートリッジ１０の世代をドライブ
装置３６が識別することができ、また、個別情報をメモ
リーボード２４に書き込むことができる。 【００２４】このように、メモリーボード４２を傾斜し
た傾斜壁２２に直接取付けることで、電磁波障害を発生
させることなく、記録テープカートリッジの背面側及び
下面側から必要な情報を確実に取り出すことができる。 【００２５】 【発明の効果】本発明は上記構成としたので、メモリー
ボードの取付構造が簡単になり、また、電磁波障害が発
生し難い。
【図面の簡単な説明】
【図１】磁気テープカートリッジを下面側から見た概略
斜視図である。 【図２】磁気テープカートリッジの傾斜壁を示す断面図
である。 【図３】ライブラリーとドライブ装置を示す概略斜視図
である。 【図４】ライブラリーとドライブ装置を示す概略斜視図
である。 【図５】メモリーボードと読取装置の位置関係を示す斜
視図である。 【図６】ドライブ装置に備えられたバケットを示す概略
斜視図である。 【図７】従来の磁気テープカートリッジを下面側から見
た概略斜視図である。 【図８】従来の磁気テープカートリッジの傾斜壁を示す
断面図である。 【符号の説明】 １０ 記録テープカートリッジ １２ 上ケース（ケース） １４ 下ケース（ケース） ２２ 傾斜壁 ２４ メモリーボード（メモリー）
斜視図である。 【図２】磁気テープカートリッジの傾斜壁を示す断面図
である。 【図３】ライブラリーとドライブ装置を示す概略斜視図
である。 【図４】ライブラリーとドライブ装置を示す概略斜視図
である。 【図５】メモリーボードと読取装置の位置関係を示す斜
視図である。 【図６】ドライブ装置に備えられたバケットを示す概略
斜視図である。 【図７】従来の磁気テープカートリッジを下面側から見
た概略斜視図である。 【図８】従来の磁気テープカートリッジの傾斜壁を示す
断面図である。 【符号の説明】 １０ 記録テープカートリッジ １２ 上ケース（ケース） １４ 下ケース（ケース） ２２ 傾斜壁 ２４ メモリーボード（メモリー）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 記録テープが巻装された単一のリールを
回転可能に収容する矩形状のケースと、前記ケースのド
ライブ装置への装填方向後端側に形成された傾斜壁と、
前記傾斜壁の内面に沿って取付けられた記録容量等の世
代情報が記憶された非接触型のメモリーと、を有するこ
とを特徴とする記録テープカートリッジ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001354879A JP2003157655A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録テープカートリッジ |
| US10/298,538 US6817563B2 (en) | 2001-11-20 | 2002-11-19 | Recording tape cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001354879A JP2003157655A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録テープカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003157655A true JP2003157655A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001354879A Pending JP2003157655A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録テープカートリッジ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6817563B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003157655A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6958887B2 (en) * | 2002-03-28 | 2005-10-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording media cartridge having a memory accessible from multiple directions |
| JP2009217886A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
| JP2021125280A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 富士フイルム株式会社 | 通信装置、磁気テープカートリッジユニット及びその製造方法、並びに磁気テープカートリッジの非接触式管理方法 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050040272A1 (en) * | 2003-08-19 | 2005-02-24 | Argumedo Armando Jesus | Cartridge with slanted memory chip and conforming wall |
| JP2005182880A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | テープカートリッジ |
| WO2006045877A1 (en) * | 2004-10-27 | 2006-05-04 | Nokia Corporation | Controlling operation of a memory device |
| US7496935B2 (en) * | 2005-01-19 | 2009-02-24 | International Business Machines Corporation | Rotary information device for removable media |
| US7160149B1 (en) * | 2005-06-24 | 2007-01-09 | John Mezzalingua Associates, Inc. | Coaxial connector and method of connecting a two-wire cable to a coaxial connector |
| JP4795913B2 (ja) * | 2006-11-06 | 2011-10-19 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープカートリッジ用ケース、及び磁気テープカートリッジ |
| US7486462B1 (en) * | 2007-10-24 | 2009-02-03 | Spectra Logic Corporation | Available library capacity |
| US7609471B2 (en) | 2007-10-26 | 2009-10-27 | Spectra Logic Corporation | Tape cartridge auxiliary memory containing tape drive functional status information |
| US20100321811A1 (en) * | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Spectra Logic Corporation | Drive life cycle management |
| JP5479172B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-04-23 | 富士フイルム株式会社 | 記録テープカートリッジ |
| US11222666B2 (en) * | 2020-02-04 | 2022-01-11 | Fujifilm Corporation | Communication device, magnetic tape cartridge unit and manufacturing method thereof, and noncontact management method of magnetic tape cartridge |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0702830B1 (en) * | 1993-06-08 | 1998-06-24 | Imation Corp. | Single reel cartridge reel with improved weld design |
| JPH11238334A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気テープカートリッジ |
| US6304416B1 (en) | 1998-03-20 | 2001-10-16 | Hewlett-Packard Co. | Two axis reading of memory chip in cartridge |
| US6299088B1 (en) * | 1999-12-30 | 2001-10-09 | Imation Corp. | Memory chip retainer for a data storage cartridge |
| US6900964B2 (en) * | 2002-02-21 | 2005-05-31 | International Business Machines Corporation | Data-cartridge case adapted for dual-format applications |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354879A patent/JP2003157655A/ja active Pending
-
2002
- 2002-11-19 US US10/298,538 patent/US6817563B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6958887B2 (en) * | 2002-03-28 | 2005-10-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording media cartridge having a memory accessible from multiple directions |
| US7133256B2 (en) | 2002-03-28 | 2006-11-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd | Recording medium cartridge having a cam actuated cover member |
| US7145751B2 (en) | 2002-03-28 | 2006-12-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording media cartridge having a memory accessible from multiple directions |
| JP2009217886A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Fujifilm Corp | 記録テープカートリッジ |
| JP2021125280A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 富士フイルム株式会社 | 通信装置、磁気テープカートリッジユニット及びその製造方法、並びに磁気テープカートリッジの非接触式管理方法 |
| JP7270591B2 (ja) | 2020-02-04 | 2023-05-10 | 富士フイルム株式会社 | 通信装置、磁気テープカートリッジユニット及びその製造方法、並びに磁気テープカートリッジの非接触式管理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030094526A1 (en) | 2003-05-22 |
| US6817563B2 (en) | 2004-11-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003157655A (ja) | 記録テープカートリッジ | |
| US5060100A (en) | Magnetic disc device | |
| US6334788B1 (en) | Electronic apparatus for reproducing data | |
| KR900007145B1 (ko) | 자기 디스크 장치 | |
| US7133256B2 (en) | Recording medium cartridge having a cam actuated cover member | |
| JP4386317B2 (ja) | テープカートリッジ | |
| JPH02121174A (ja) | デイスクカートリツジ駆動装置 | |
| US7114672B2 (en) | Recording tape cartridge | |
| US6526018B1 (en) | Disk cartridge | |
| JPH10208424A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ用アダプター | |
| JP2004348862A (ja) | 記録メディアカートリッジ | |
| JP2001175821A (ja) | メモリカードの収納ホルダ | |
| JP3012172B2 (ja) | 記録再生装置 | |
| JP2003077255A (ja) | 記録テープカートリッジ | |
| JP2003115152A (ja) | 情報処理装置およびこの情報処理装置で使用される光ディスク用カートリッジ | |
| JP2004005929A (ja) | 記録メディアカートリッジ | |
| JP3905233B2 (ja) | カセット収納ケース | |
| JP2005293626A (ja) | データカートリッジ | |
| JPS6025757Y2 (ja) | 磁気バブルメモリ装置 | |
| JP4367766B2 (ja) | データカートリッジ | |
| JP2714120B2 (ja) | 電子カメラ | |
| JP2005285179A (ja) | データカートリッジ | |
| JPH0348781Y2 (ja) | ||
| JPS6180648A (ja) | カ−トリツジ式記録再生装置 | |
| JP2002117643A (ja) | テープカートリッジ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040305 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050801 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051020 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |