JP2005293626A - データカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリーカートリッジを備えるデータカートリッジにおいて、ドライブ装置側のメモリーリーダが、カートリッジ装填口の奥端付近に設置されている場合でも、ドライブ装置側、およびライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で、読み書き信号の送信と受信とを確実に行うことができるようにする。
【解決手段】メモリーカートリッジMは、データ記憶用のICチップ13と、ドライブ装置25側のメモリーリーダR1と無線接続状態を確立する第1アンテナA1と、ライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR2との間で無線接続状態を確立する第2アンテナA2とを含む。第1アンテナA1を、ドライブ装置25への装填始端側となるケース本体1の前端寄りの壁面に配置して、第2アンテナA2を、装填始端側とは反対側のケース本体の後端寄りの壁面に配置する。これら第1・第2アンテナA1・A2は、対応するメモリーリーダR1・R2と正対するように、ケース本体1の内壁面に沿うよう配置することが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケース本体の内部に、情報記録媒体とメモリーカートリッジとが配置されていて、そのメモリーカートリッジがドライブ装置およびライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で接続状態となることによって、メモリーカートリッジ内の各種データを読み書きできるデータカートリッジに関する。
データカートリッジのケース内部に配置されるメモリーカートリッジには、接触型と、非接触型とがある。いずれも、磁気テープなどの情報記録媒体の特性データや、録画時の設定データ等を読み書きできる。主としてコンピュータのデータ記録媒体として用いられるテープカートリッジにおいても、非接触型のメモリーカートリッジを付加することが検討されており、そこでは、テープに記録されたデータファイルのディレクトリや使用履歴データ等をメモリーカートリッジに記憶させて、より迅速なデータ検索と的確なデータ管理等を実現し、さらにロット番号、テープの仕様や特性等のメーカーデータも併せて記録する。
上記のようなコンピュータデータ記録用のテープカートリッジの一群は、ライブラリーマシーンによって管理されている。この種のライブラリーマシーンにおいては、多数個のテープカートリッジが収納されたラックから、目的のテープカートリッジを取り出して、これを適合するテープドライブに装填する。具体的には、ラックに収められたテープカートリッジを自動化されたライブラリーマシーンのハンド部でつかんでテープドライブに装填する。このとき、ハンド部に設けたアンテナを含むメモリーリーダで、メモリーカートリッジ内の記録データを読み込んでテープカートリッジの仕様やデータの概要を把握し、誤ったテープカートリッジがテープドライブに装填されるのを防ぎ、あるいは形式の異なるテープカートリッジを適合するテープドライブに装填できるようにしている。テープドライブの側にも同様のメモリーリーダを設けてある。
テープカートリッジ内部のメモリーカートリッジの配置位置は、テープドライブおよびライブラリーマシーンにおけるメモリーリーダの配置位置によって決まる。多くの場合は、テープドライブへの装填終端側となるテープカートリッジの後端壁の沿うようメモリーカートリッジを配してある(特許文献1、特許文献2参照)。これは、一般的にライブラリーマシーンはテープカートリッジの後端部をつかむため、当該位置にメモリーカートリッジを配してあると、ライブラリーマシーン側に設けたメモリーリーダとの間で良好な無線接続状態を確保できることによる。また、テープドライブ側においては、上記のメモリーカートリッジの配置位置に合わせて、そのカートリッジ装填口の開口付近にメモリーリーダを設けてある。
特開2002−117643号公報(図1、図4、図6) 特開2002−117644号公報(図1、図3、図5、図6)
本発明者等は、新規なテープカートリッジの管理システムの開発に携わっており、そこでは、設計上の理由から、テープドライブ側のメモリーリーダをカートリッジ装填口の奥端付近に設置することを予定している。このため、装填終端側にメモリーカートリッジを備える従来形態テープカートリッジでは、テープドライブ側のメモリーリーダとメモリーカートリッジとの間の距離が長く、有線或いは無線の接続状態を確立できないという問題がある。
本発明の目的は、ドライブ装置側のメモリーリーダが、カートリッジ装填口の奥端付近に設置されている場合でも、当該ドライブ装置側、およびライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で、読み書き信号の送信と受信とを確実に行えるメモリーカートリッジを備えたデータカートリッジを提供することにある。
本発明は、図1ないし図4に示すごとく、ケース本体1の内部に、情報記録媒体3と、非接触型のメモリーカートリッジMとが配置されていて、メモリーカートリッジMがドライブ装置25およびライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR1・R2との間で無線接続状態となることによって、メモリーカートリッジM内の各種データを読み書きできるデータカートリッジである。
かかるデータカートリッジにおいて、本発明は、メモリーカートリッジMが、データ記憶用のICチップ13と、前記ドライブ装置25側のメモリーリーダR1と無線接続状態を確立する第1アンテナA1と、ライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR2との間で無線接続状態を確立する第2アンテナA2とを含み、第1アンテナA1が、ドライブ装置25への装填始端側となるケース本体1の前端寄りの壁面に配置されており、第2アンテナA2を、装填始端側とは反対側のケース本体の後端寄りの壁面に配置されていることを特徴とする。図1ないし図3には、第1アンテナA1をケース本体1の前端寄りの左側壁15に沿うよう配置し、第2アンテナA2をケース本体1の後側壁17に沿うよう配置した形態を示す。
本発明のデータカートリッジには、コンピュータデータのバックアップに供される単リール型のテープカートリッジのほか、ケース本体内に左右一対のリールを備えるテープカートリッジも含まれる。さらに、情報記録媒体3の種別としては、磁気記録テープのほかに、光磁気ディスクなどを挙げることができ、したがって本発明に係るデータカートリッジは、光磁気ディスクなどが内蔵されたディスクカートリッジをも含む概念である。
第1および第2アンテナA1・A2は、図1ないし図3に示すごとく、ICチップ13を有するメモリーカートリッジMの本体と完全別体となっているほか、図4に示すごとく、いずれか一方のアンテナA1・A2(図示例では第2アンテナA2)がメモリーカートリッジMの本体と同体であり、他方のアンテナ(図示例では第1アンテナA1)がメモリーカートリッジMと別体であってもよい。すなわち、本発明で言うところの「メモリーカートリッジMが、・・・ICチップ13と、・・・第1アンテナA1と、・・・第2アンテナA2とを含む」とは、図4に示すような形態をも含む概念である。
具体的には、これら第1・第2アンテナA1・A2が、対応するメモリーリーダR1・R2と正対するように、ケース本体1の内壁面に沿うよう配置することが好ましい。
また本発明は、図1および図5に示すごとく、ケース本体1の内部に、情報記録媒体3と、メモリーカートリッジMとが配置されていて、メモリーカートリッジMがドライブ装置25およびライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR1・R2との間で接触導通状態となることによって、メモリーカートリッジM内の各種データを読み書きできるデータカートリッジである。
かかるデータカートリッジにおいて、本発明は、メモリーカートリッジMが、データ記憶用のICチップ13と、ドライブ装置25側のメモリーリーダR1の接触端子が接触する第1接触端子T1と、ライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR2の接触端子が接触する第2接触端子T2とを含み、第1接触端子T1が、ドライブ装置25への装填始端側となるケース本体1の前端寄りの壁面に配置されており、第2接触端子T2が、装填始端側とは反対側のケース本体1の後端寄りの壁面に配置されていることを特徴とする。
第1および第2接触端子T1・T2は、図5に示すごとく、ICチップ13を有するメモリーカートリッジMの本体と完全別体となっているほか、図6に示すごとく、いずれか一方の接触端子T1・T2(図示例では第2接触端子T2)がメモリーカートリッジMの本体と同体であり、他方の接触端子(図示例では第1接触端子T1)がメモリーカートリッジMと別体であってもよい。すなわち、本発明で言うところの「メモリーカートリッジMが、・・・ICチップ13と、・・・第1接触端子T1と、・・・第2接触端子T2とを含む」とは、図6に示すような形態をも含む概念である。
メモリーカートリッジMのアンテナA1・A2をICチップ13と別体としてあると、これらアンテナA1・A2の配置位置を、ドライブ装置25およびライブラリーマシーン21におけるメモリーリーダR1・R2の配置位置に合せて適宜に変更することができる。これにて、図3に示すように、ドライブ装置25側のメモリーリーダR1が、カートリッジ装填口26の奥端付近に設置されているような場合でも、2つのアンテナA1・A2を、対応するメモリーリーダR1・R2の配置位置に合せることで、読み書き信号の送信と受信とを支障なく確実に行うことが可能となる。また、ドライブ装置25およびライブラリーマシーン21におけるメモリーリーダR1・R2の配置位置に関して設計上の自由度が向上する。
アンテナA1・A2が、ケース本体1の内壁面に沿って配置されていると、ケース本体1の内部におけるアンテナA1・A2の装填スペースを小さくでき、データカートリッジの設計上の自由度が向上する。しかも、ケース本体1内におけるアンテナA1・A2の装填構造が簡素化し、さらに組み付け作業性が良くなり、データカートリッジの全体の製造コストを削減化できる。
アンテナA1・A2をメモリーリーダR1・R2と正対する位置に配することで、読み書き信号の送受信を確実に行うことが可能となり、電波の干渉やノイズの影響を受けることのない信頼性に優れたテープカートリッジが得られる。
ケース本体1内の内隅に生じる三角形状の内隅空所SにアンテナA1・A2が配置されていると、元来はデッドスペースである当該部分を無駄なく有効活用することができ、これはデータカートリッジの小型化に貢献する。
図5に示すごとく、メモリーカートリッジMの接触端子T1・T2をICチップ13と別体としてあると、これら接触端子T1・T2の配置位置をドライブ装置25およびライブラリーマシーン21におけるメモリーリーダR1・R2の配置位置に合せて、適宜に変更することができる。つまり、ドライブ装置25側のメモリーリーダR1が、カートリッジ装填口26の奥端付近に設置されているような場合でも、2つの接触端子T1・T2を使って当該ドライブ装置25側、およびライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR1・R2との間で、読み書き信号の送信と受信とを確実に行うことができる。また、ドライブ装置25およびライブラリーマシーン21におけるメモリーリーダR1・R2の配置位置に関して設計上の自由度が向上する。
(第1実施形態)
図1ないし図3は、本発明に係るデータカートリッジを単リール型のテープカートリッジに適用した第1実施形態を示す。図1および図2においてテープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合してなる角箱状のケース本体1を有し、ケース本体1内に配置した1個のリール2にテープ(情報記録媒体)3が巻装されている。
ケース本体1の前側壁の一側端(右側端)にはテープ引出口5を設けてある。テープ3の繰り出し端には、テープドライブ側の連結具で捕捉連結される先導体6を設けてある。不使用時の先導体6は、テープ引出口5の内面の上下に設けたキャッチ機構によって、直立する待機姿勢で保持固定される。なお、ここで言う「前方向」とは、テープドライブ(ドライブ装置)25への装填始端側となる方向を意味し、「後方向」とは、該装填始端側とは反対側の方向(装填終端側の方向)を意味する。
ケース本体1の内隅部のうち、テープ引出口5を除く三方の内隅部には、リール2の周縁に沿う部分円弧状の遊動規制壁7によって、略三角形状の内隅空所Sが区画形成されている。これらのうち、ケース本体1の前方左側の内隅空所S1には、誤消去防止用の切換ピース9が配設されており、これとは別のケース後方左側の内隅空所S2には、メモリーカートリッジMが配置されている。これら2つの内隅空所S1・S2には、メモリーカートリッジMの第1および第2アンテナA1・A2がそれぞれ別々に配置されている。
メモリーカートリッジMは、非接触型であって、絶縁性を有する横長四角形の基板12と、これの一側面に配置したICチップ13と、コード14を介してICチップ13に接続された別体の2つのアンテナA1・A2とからなる。メモリーカートリッジMは、ケース本体1の左側壁15に沿って、該左側壁15の内面に設けた位置決めリブ16に係合して内倒れしないように、かつガタ付かないように位置決め保持されている。位置決めリブ16は、上下ケース1a・1bにそれぞれに突設されていて、突き合わせ接合されており、メモリーカートリッジMの基板12の長さ方向の両縁端を受け止める。ケース本体1の上下の内壁面には、基板12の上下縁端を受け止める一対の溝(不図示)を設けてある。かくして、メモリーカートリッジMは、基板12の板面が垂直になる姿勢で、しかもICチップ13がケース内方を指向する姿勢で、ケース本体1内に装着される。
ケース本体1の前方左側の内隅空所S1に存する第1アンテナA1は、ケース本体1の左側壁15に沿って配置されており、ケース本体1の左外側方に向かって電磁波を送出する。
ケース本体1の後方左側の内隅空所S2に存する第2アンテナA2は、ケース本体1の後側壁17の垂直な内面に沿って配置されており、ケース本体1の後外側方に向かって電磁波を送出する。
これらケース本体1内に配置した第1・第2のアンテナA1・A2も、先のメモリーカートリッジMと略同等の構成で、ケース本体1内に位置決め保持されている。すなわち、アンテナA1・A2は、それぞれが対応する左側壁15および後側壁17の内面に設けた位置決めリブ16に係合して、内倒れしないように、かつガタ付かないように位置決め保持されている。
図2および図3において、符号20は、ライブラリーマシーン21のハンド部を示す。ハンド部20は、上下のハンドル22・22と、これらを連結する連結部23とからなり、このハンド部20で複数のテープカートリッジが収納されたラックから、ひとつのテープカートリッジを取り出して、これをテープドライブ25のカートリッジ装着口26に装填する。ハンド部20は、ケース本体1の後端寄りの左右方向中央部を、上下方向の外側から狭着保持する。
ハンド部20の連結部23の左端面からは、治具27が片持ち連出されており、この治具27にメモリーリーダR2が設けられている。メモリーリーダR2は、ハンド部20がテープカートリッジをつかんだときに、第2アンテナA2と対峙する。そして、メモリーリーダR2がメモリーカートリッジM内の管理情報などを読み出すことで、ライブラリーマシーン21は、テープカートリッジの記録内容等を把握できる。
図3に示すように、テープドライブ25のカートリッジ装填口26の内部には、該装填口26から差し込み装填されたテープカートリッジを受け止め支持するローディング枠29が設けられており、このローディング枠29の内奥の左側前端にメモリーリーダR1が組み付けられている。メモリーリーダR1は、カートリッジ装填口26を介してテープドライブ25内に差し込み装填されたテープカートリッジがセット位置にあるときに、先の第1アンテナA1と対峙する位置にある。ここでセット位置とは、テープドライブ25が駆動機構や信号読み書き機構などを駆動して、テープ2に対して情報信号を読み書きできるような、テープカートリッジの状態位置を意味する。
かくして、テープカートリッジがテープドライブ25内に装填されると、メモリーリーダR1がアンテナA1との間で無線接続状態を確立し、これにてテープドライブ25は、メモリーカートリッジM内に記憶のディレクトリ情報や管理情報等の各種情報を読み書きする。
(第2実施形態)
図4に、本発明に係るデータカートリッジをテープカートリッジに適用した第2実施形態を示す。そこでは、ケース本体1の後方左側の内隅空所S2に、メモリーカートリッジMを配置してある。このメモリーカートリッジMは、非接触型であって、絶縁性を有する横長四角形の基板12と、これの一側面に配置したICチップ13と、ICチップ13の周囲を囲むように基板12に配置されたアンテナA2とからなる。メモリーカートリッジMは、後側壁17の内面に設けた位置決めリブ16に係合して位置決め保持されており、ケース本体1の後外側方に向かって電磁波を送出する。
基板12の後側壁17と対向する外側面にアンテナA2が位置しており、ライブラリーマシーン側のメモリーリーダR2(図2参照)との対向間隔が小さくなるようにしてある。ICチップ13およびアンテナA2は、それぞれ外表面に塗布した絶縁性接着剤で被覆されて封止しておく。アンテナA2は、絶縁銅線をコイル状に巻いて形成し、あるいは基板12上に形成したコイル状のプリント配線からなる。
ケース前方左側の内隅空所S1には、左側壁15に沿って第1アンテナA1が配置されており、ケース本体1の左外側方に向かって電磁波を送出する。第1アンテナA1とメモリーカートリッジMとは、コード14を介して接続されている。
かかるテープカートリッジによれば、ハンド部20がテープカートリッジをつかんだときに、メモリーカートリッジMのアンテナA2とメモリーリーダR2とが対峙する。そして、メモリーリーダR2がメモリーカートリッジM内の管理情報などを読み出すことで、ライブラリーマシーン21は、テープカートリッジの記録内容等を把握できる。また、テープカートリッジがテープドライブ25内に装填されると、メモリーリーダR1がアンテナA1との間で無線接続状態を確立し、これにてテープドライブ25は、メモリーカートリッジM内に記憶のディレクトリ情報や管理情報等の各種情報を読み書きする。
(第3実施形態)
図5に第3実施形態に係るデータカートリッジをテープカートリッジに適用した第3実施形態示す。そこでのメモリーカートリッジMは、接触型のメモリーカートリッジであり、第1および第2の端子ユニット33・34のそれぞれに設けられた接触端子T1・T2を介して、テープドライブ25あるいはライブラリーマシーン21側のメモリーリーダR1・R2と情報のやりとりをする。詳しくは、メモリーリーダR1・R2側の接触端子と、端子ユニット33・34側の接触端子T1・T2とが物理的に接触して導電状態が確立されたときに、メモリーカートリッジMとメモリーリーダR1・R2との間で情報の送受信をできるようにしてある。これら端子ユニット33・34と、メモリーカートリッジMとの間は、コード14により接続されている。
第1端子ユニット33は、前記第1実施形態における第1アンテナA1と略同位置に、第2端子ユニット34は、第2アンテナA2と略同位置に配置されている。すなわち、第1端子ユニット33は、接触端子T1を左側壁15から外面に向けて露出する姿勢で、左側壁15に沿う内隅空所S1(図1参照)内に配置されている。第2端子ユニット34は、接触端子T2を後側壁17から外面に向けて露出する姿勢で、後側壁17に沿う内隅空所S2(図1参照)内に配置されている。
かかるテープカートリッジによれば、ハンド部20がテープカートリッジをつかんだときに、第2端子ユニット34の接触端子T2とメモリーリーダR2の接触端子とが導電状態となる。そして、メモリーリーダR2がメモリーカートリッジM内の管理情報などを読み出すことで、ライブラリーマシーン21は、テープカートリッジの記録内容等を把握できる。また、テープカートリッジがテープドライブ25内に装填されると、メモリーリーダR1の接触端子が第1端子ユニット33の接触端子T1との間で導電状態を確立し、これにてテープドライブ25は、メモリーカートリッジM内に記憶のディレクトリ情報や管理情報等の各種情報を読み書きする。
(第4実施形態)
図6に、本発明に係るテープカートリッジをテープカートリッジに適用した第4実施形態を示す。そこでは、ケース本体1の後方左側の内隅空所S2に、メモリーカートリッジMを配置してある。このメモリーカートリッジMは、接触型であって、絶縁性を有する横長四角形の基板12と、これの一側面に配置したICチップ13と、基板12の表面に配置された接触端子T2とからなる。メモリーカートリッジMは、接触端子T2を後側壁17に切り欠き形成された開口からケース外側方に露出させた姿勢で、後側壁17の内面に設けた位置決めリブ16に係合して位置決め保持されている。
第1端子ユニット33は、接触端子T1を左側壁15から外面に向けて露出する姿勢で、左側壁15に沿う内隅空所S1(図1参照)内に配置されている。第1端子ユニット33とメモリーカートリッジMとは、コード14を介して接続されている。
かかるテープカートリッジによれば、ハンド部20がテープカートリッジをつかんだときに、メモリーカートリッジMの接触端子T2とメモリーリーダR2の接触端子とが導電状態となる。そして、メモリーリーダR2がメモリーカートリッジM内の管理情報などを読み出すことで、ライブラリーマシーン21は、テープカートリッジの記録内容等を把握できる。また、テープカートリッジがテープドライブ25内に装填されると、メモリーリーダR1の接触端子が第1端子ユニット33の接触端子T1との間で導電状態を確立し、これにてテープドライブ25は、メモリーカートリッジM内に記憶のディレクトリ情報や管理情報等の各種情報を読み書きする。
本発明の第1実施形態に係るデータカートリッジの要部の内部平面図 ライブラリーマシーンによるデータカートリッジの捕捉状態を示す斜視図 ドライブ装置内におけるデータカートリッジの状態を示す平面図 本発明の第2実施形態に係るデータカートリッジの要部の内部平面図 本発明の第3実施形態に係るデータカートリッジの要部の斜視図 本発明の第4実施形態に係るデータカートリッジの要部の内部平面図
符号の説明
1 ケース本体
3 情報記録媒体(テープ)
13 ICチップ
21 ライブラリーマシーン
25 テープドライブ
26 カートリッジ装着口
M メモリーカートリッジ
A1 第1アンテナ
A2 第2アンテナ
R1 メモリーリーダ
R2 メモリーリーダ
T1 接触端子
T2 接触端子

Claims (3)

  1. ケース本体の内部に、情報記録媒体と、非接触型のメモリーカートリッジとが配置されていて、前記メモリーカートリッジがドライブ装置およびライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で無線接続状態となることによって、メモリーカートリッジ内の各種データを読み書きできるデータカートリッジにおいて、
    前記メモリーカートリッジは、データ記憶用のICチップと、前記ドライブ装置側のメモリーリーダと無線接続状態を確立する第1アンテナと、前記ライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で無線接続状態を確立する第2アンテナとを含み、
    前記第1アンテナが、前記ドライブ装置への装填始端側となる前記ケース本体の前端寄りの壁面に配置されており、 前記第2アンテナが、前記装填始端側とは反対側の前記ケース本体の後端寄りの壁面に配置されていることを特徴とするデータカートリッジ。
  2. 前記第1・第2アンテナが、対応するメモリーリーダと正対するように、前記ケース本体の内壁面に沿うよう配置されている請求項1記載のデータカートリッジ。
  3. ケース本体の内部に、情報記録媒体と、メモリーカートリッジとが配置されていて、前記メモリーカートリッジがドライブ装置およびライブラリーマシーン側のメモリーリーダとの間で接触導通状態となることによって、メモリーカートリッジ内の各種データを読み書きできるデータカートリッジにおいて、
    前記メモリーカートリッジは、データ記憶用のICチップと、前記ドライブ装置側のメモリーリーダの接触端子が接触する第1接触端子と、前記ライブラリーマシーン側のメモリーリーダの接触端子が接触する第2接触端子とを含み、 前記第1接触端子が、前記ドライブ装置への装填始端側となる前記ケース本体の前端寄りの壁面に配置されており、
    前記第2接触端子が、前記装填始端側とは反対側の前記ケース本体の後端寄りの壁面に配置されていることを特徴とするデータカートリッジ。
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