JPH08147803A - データカートリッジおよびそれを駆動する装置 - Google Patents

データカートリッジおよびそれを駆動する装置

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JPH08147803A
JPH08147803A JP6281714A JP28171494A JPH08147803A JP H08147803 A JPH08147803 A JP H08147803A JP 6281714 A JP6281714 A JP 6281714A JP 28171494 A JP28171494 A JP 28171494A JP H08147803 A JPH08147803 A JP H08147803A
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JP6281714A
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Yasuo Etatsu
康雄 江龍
Kenji Fuse
健二 布施
Nobuyuki Kaku
信行 賀来
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープカートリッジなどに半導体メモリを実装
する場合において、その半導体メモリの接続端子を物理
的および電気的に保護し、しかも、カートリッジ筐体の
設計変更やその構造の複雑化を招くことなく、安価に製
造可能なようにする。 【構成】テープなど本来の磁気記録媒体に加え、メモリ
素子を搭載するデータカートリッジにおいて、メモリ素
子を含むメモリブロックが、前記磁気記録媒体を外部に
引き出すためのリーダブロックと組み合わすようにす
る。そして、そのメモリ素子へアクセスするための電気
的な接続端子を、メモリブロックまたはリーダブロック
の表面にくるようにして、メモリ素子へのアクセスを確
保する。また、複数の接続端子を持ち、様々な状態のと
きでも、メモリ素子へのアクセスできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データカートリッジお
よびそれを駆動する装置に係り、データストレージシス
テムの記録媒体として用いられるテープカートリッジ等
において、そのカートリッジにICメモリなどのメモリ
素子を装備するときに、そのメモリ端子をゴミ、静電気
などから保護し、しかも、従来のカートリッジの筐体に
変更を加えることなく、低コストで製造可能なデータカ
ートリッジおよびそれを駆動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カートリッジにメモリ素子を搭載
する技術については、特開昭56−74880号公報に
記載されたカセットケース内に半導体メモリを収納し、
外側にメモリ端子を露出させ、このメモリ端子と接触す
る検出器によりメモリ内データを検出する構成が知られ
ている。
【0003】また、特開昭63−164084号公報に
は、カセットケースに半導体メモリを埋め込み、外側に
メモリ端子を露出させ、このメモリにテープのインデッ
クス情報などを記憶する構成の技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、テー
プなどを収納するカートリッジに半導体メモリを搭載
し、その半導体メモリに、テープの記録情報や検索情報
を記憶させ、補助記憶としての使い勝手を良くする技術
に関するものである。
【0005】しかしながら、上記従来技術は、カートリ
ッジに半導体メモリを実装する場合に、接続された端子
が露出させたままで実装している。このため静電気など
の外乱により半導体メモリに記憶されたデータの破壊さ
れたり、あるいは半導体メモリ自身の損傷の恐れがある
という問題点があった。
【0006】一方、カートリッジに半導体メモリを実装
する場合に、従来技術では、カートリッジ筐体の内部、
または、外部に半導体メモリを取り付け、しかるべく接
続端子を設けるわけであるが、このときに従来のカート
リッジ筐体に設計変更を加えなければならず、カートリ
ッジ筐体の構造も複雑になって、製造コストが高くなる
という問題点があった。また、カートリッジ自体が小型
化する傾向にあるので、カートリッジ筐体に半導体メモ
リを取り付けるのは、この小型化の障壁になるという問
題点があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、カートリッジに
半導体メモリを実装する場合において、その半導体メモ
リの接続端子を物理的および電気的に保護し、しかも、
カートリッジ筐体の設計変更やその構造の複雑化を招く
ことなく、安価に製造可能なデータカートリッジおよび
その駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータカートリッジに係る発明の構成は、
磁気記録媒体を内蔵し、その磁気記録媒体に情報を記憶
し、それを駆動する装置により、その情報の読みだし書
き込みがおこなえ、しかも、その磁気記録媒体に加え、
メモリ素子を搭載するデータカートリッジにおいて、前
記メモリ素子を含むメモリブロックが、前記磁気記録媒
体を外部に引き出すためのリーダブロックと組み合わさ
れ、前記メモリ素子へアクセスするための一つ以上の電
気的な接続端子が、前記メモリブロックまたは前記リー
ダブロックの表面に存在するようにしたものである。
【0009】また、上記データカートリッジの組み合わ
せについて詳しくは、前記メモリブロックが、前記リー
ダブロックと組み合わされる場合において、前記メモリ
ブロックと前記リーダブロックをスライド構造で結合さ
せるようにしたものである。
【0010】より詳しくは、前記データカートリッジに
おいて、前記メモリブロックと前記リーダブロックの間
に、磁気記録媒体をはさみ込んで取り付けるようにした
ものである。
【0011】また、上記データカートリッジの組み合わ
せについて別に詳しくは、前記メモリブロックが、前記
リーダブロックと組み合わされる場合において、前記リ
ーダブロックにはめ込み穴を設け、そのはめ込み穴に前
記メモリブロックをはめ込むようらしたものである。
【0012】また、上記データカートリッジの電気的な
接続について詳しくは、前記データカートリッジを駆動
する装置が、前記磁気記録媒体を引き出すアームを備
え、前記リーダブロックのフック部分が、前記アームの
先端に設けられたピンのシャフトをグリップして引き出
される構造であって、前記リーダブロックのフック部分
に、前記メモリ素子へアクセスするための第1の接続端
子を有するようにしたものである。
【0013】別に詳しくは、前記メモリブロックが、前
記リーダブロックと組み合わされる場合において、前記
メモリ素子へアクセスするための第3の接続端子が、
前記メモリ素子へアクセスするための第3の接続端子
が、磁気記録媒体を引き出す方向の後方の側面に設けら
れているようにしたものである。
【0014】また別に詳しくは、上記データカートリッ
ジにおいて、前記メモリブロックが、前記リーダブロッ
クと組み合わされる場合において、前記メモリ素子へア
クセスするための第3の接続端子が、このデータカート
リッジの上面または下面の方向を向かって設けられてい
るようにしたものである。
【0015】さらに別に詳しくは、上記データカートリ
ッジにおいて、前記メモリブロックが、前記リーダブロ
ックと組み合わされる場合において、前記メモリ素子へ
アクセスするための第3の接続端子が、このデータカー
トリッジの内側または外側の側面の方向を向かって設け
られているようにしたものである。
【0016】より詳しくは、上記別に詳しく説明したデ
ータカートリッジにおいて、前記第3の接続端子と接続
するための第4の接続端子と、別の位置に設けられ、外
部と電気的に接続するための第5の接続端子と、これら
第4の接続端子と第5の接続端子を結ぶ配線とを、前記
カートリッジ筐体に備えるようにしたものである。
【0017】次に、上記目的を達成するため、本発明の
データカートリッジを駆動する装置に係る発明の構成
は、上記第1の接続端子を有するリーダブロックを備え
たデータカートリッジを駆動する装置において、前記磁
気記録媒体を引き出すアームを備え、そのアームの先端
にピンを有し、そのピンのシャフト部分が、前記リーダ
ブロックのフック部分にグリップされて引き出される前
記データカートリッジを駆動する装置において、前記シ
ャフトに、前記第1の接続端子と接続するための円環状
の第2の接続端子を設けたようにしたものである。
【0018】また、上記目的を達成するため、本発明の
データカートリッジを駆動する装置に係る発明の別の構
成は、上記第3の接続端子が、データカートリッジの内
側もしくは外側の側面、または上面もしくは下面の方向
に向く構成のデータカートリッジを駆動する装置におい
て、前記記録媒体を巻き取る巻き取りリールを有し、そ
の巻き取りリールが、前記リーダブロックを差し込ん
で、前記記録媒体を巻き取る構造であって、前記リーダ
ブロックを差し込む部分に、前記第3接続端子と接続す
るための第6の接続端子を設けたようにしたものであ
る。
【0019】
【作用】本発明によれば、メモリ素子を含むメモリブロ
ックをリーダブロックの中に持たせる構造にする。した
がって、外部にあらわれる接続端子は、リーダブロック
の表面にくることになる。このリーダブロックは、ライ
ブラリ装置においているときや運搬中には、カートリッ
ジ筐体に収納されているため、物理的に保護されてお
り、静電気などの電気的な外乱に対しても保護されてい
ることになる。
【0020】また、メモリ素子ををリーダブロックの中
に持たせるため、従来のカートリッジ筐体に一切、変更
を加えることがない。
【0021】さらに、ライブラリ装置格納中、スレッド
アームでテープを引き出しているとき、テープを巻き取
りリールで巻き取っているとき、いずれのモードでもメ
モリ素子のアクセスが可能なので、メモリ素子へのアク
セスの間隙が生じることなく、効率的にテープの情報検
索などがおこなえることになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る各実施例を、図1ないし
図14を用いて説明する。
【0023】本発明に係る各実施例は、シングルリール
型カートリッジのデータレコーダに関する適用例であ
る。また、各実施例で用いるメモリ素子としては、不揮
発性半導体記憶素子であって、電気的にデータ消去、書
き込みが可能でデータバックアップの電源が不要なEE
P−ROM、または、不揮発性RAMなどを用いること
ができる。
【0024】〔実施例1〕以下、本発明に係る第一の実
施例を、図1ないし図8を用いて説明する。最初に、図
1ないし図3を用いて本発明に係るデータカートリッジ
から、MT装置(Magenetic Tape device)がデータの
読みだし書き込みをおこなう場合について説明しよう。
図1は、本発明に係るデータカートリッジを装着したM
T装置において、磁気テープを引き出す前の、図2は、
磁気テープの引出中の、図3は、磁気テープが巻き取ら
れて、データの読みだし書き込みが始まった以降の、そ
れぞれ平面図である。
【0025】磁気テープ6の先端には、リーダブロック
3が取り付けられている。取り付け方については、後に
詳述する。
【0026】MT装置のスレッダアーム4がこのリーダ
ブロック3をカートリッジ筐体5から引き出すことによ
り、テープ巻き取りリール1に巻きついていた磁気テー
プ6が引き出される。
【0027】これは、スレッダアーム4の先端には、図
1に示されていないが、スレッダピン200が取り付け
られており、リーダブロック3とスレッダピン200が
係合し、スレッダアーム4をカートリッジ筐体5から離
れる方向に回動することで磁気テープ6をカートリッジ
筐体5から引き出すものである。なお、このときのリー
ダブロック3とスレッダピン200の関係についても、
後に詳述する。
【0028】引き続いて、図2に示されるように、スレ
ッダアーム4が、向かって時計回りに回転して、さらに
磁気テープを引き出す。
【0029】最後に、スレッダアーム4のスレッダピン
200が、巻き取りリール2の中心に行って、リーダブ
ロック3が巻き取りリール2の差し込み部分に差し込ま
れて、それ以降は巻き取りリール2が回転することによ
り、図3のルートをたどりながら、磁気テープ6を巻き
取って、データの読みだし書き込みをおこなう。
【0030】次に、図4を用いてリーダブロック3の構
造について説明しよう。図4は、本発明の第一の実施例
に係るリーダブロック3で、メモリブロック10を取り
外したときの斜視図である。
【0031】メモリブロック10の中には、メモリIC
7が組み込まれている。そして、メモリブロック側の接
続端子tmとリーダブロック側の接続端子trとで、接
触して通電するようになっている。なお、メモリIC中
には、普通、記録日時などのテープの記録情報、テープ
に記録された中身の検索のためのインデックスなどが記
憶されている。
【0032】機構的には、メモリブロック10とリーダ
ブロック3は、メモリブロック10に設けられた係合突
起303をリーダブロック3に設けられた係合溝304
に差し込み、スライドさせて組み合わせる構造となって
いる。
【0033】リーダブロック3側のストッパ305は、
メモリブロック10とリーダブロック3を組み合わせた
ときに、メモリブロック10が抜けるのを防止するため
のものである。メモリブロック10の突起306は、リ
ーダブロック3の中に差し込まれる。また、リーダブロ
ック3の引っかけ溝307は、リーダブロック3からメ
モリブロック10を取り外す場合に、指などで引っかけ
て取り外すためのものである。
【0034】ここで、磁気テープ6とリーダブロック3
の取り付けは、リーダブロック3とメモリブロック10
の間に磁気テープ6をはさみ込むことでおこなうことが
できる。
【0035】そして、リーダブロック3に設けられたメ
モリブロックはめ込みのための凹部とメモリブロック1
10の横幅をテープ幅にほぼ等しくするのが、しっかり
と、これをはさみ込み、脱着を防止するために望まし
い。
【0036】次に、図5を用いてスレッダピン200の
構造について説明しよう。図5は、スレッダピン200
を拡大して示した斜視図である。
【0037】これは、上で説明したスレッダアーム4の
先端に下向きで取り付けられているものである。スレッ
ダピン200は、シャフト部201とこれより一回り太
い先端部202で構成されている。シャフト部201
は、第2の接続端子tIIは、図のように円環形状で、シ
ャフト部分201と同軸上に高さを変えて数個装備され
ている。この第2の接続端子tIIは、後で説明するよう
に、図4に示されているリーダブロック3にある第1の
接続端子tIと電気的に接続するためのものである。し
たがって、シャフト部201のその他の部分は、絶縁体
の材質であって、図5には示していないが、その内部に
は、メモリICにあるデータを転送するための配線が施
されている。
【0038】次に、図1、図2、図4ないし図6を用い
てスレッダアーム4でリーダブロック3を引き出してい
るときのスレッダピン200とリーダブロック3の状態
とこのときのメモリIC7へのデータのアクセスについ
て説明しよう。図6は、スレッダアーム4でリーダブロ
ック3を引き出しているときのスレッダピン200とリ
ーダブロック3の状態を示す斜視図である。
【0039】図1および図2の状態のときには、図6に
示されるように、リーダブロック3の窪み部分に、スレ
ッダピン200のシャフト部201をグリップさせる。
このときに、リーダブロック3側の第1の接続端子tI
は、スレッダピン200側の第2の接続端子tIIと接触
しながら回転するようになっている。
【0040】したがって、図1および図2の状態のとき
に、メモリブロック10にあるメモリIC7に記憶され
たデータの内容が、以下のルートで読みだし書き込み可
能になる。
【0041】メモリIC7(メモリブロック10) →
接続端子tm(メモリブロック10) → 接続端子
tr(リーダブロック3) → 第1の接続端子tI
(リーダブロック3) → 第2の接続端子tII(スレ
ッダピン200). …[ルート1] 次に、図7および図8を用いて本発明に係るデータカー
トリッジの構造とリーダブロック3がカートリッジ筐体
5に収納されているときのメモリIC7へのアクセスに
ついて説明しよう。図7は、本発明に係るデータカート
リッジの平面図である。図8は、特にその配線を分かり
やすく示したカートリッジ筐体5の斜視図とリーダブロ
ック3とカートリッジ筐体5側の接続を示した斜視図で
ある。
【0042】本実施例では、IBM3480型シングル
リールカートリッジ相当の製品仕様を想定して説明す
る。
【0043】図7に示すように、リーダブロック3は、
カートリッジ筐体5の隅の方に収納される。また、リー
ダブロック3がカートリッジ筐体5に収納されていると
きは、外部からは、カートリッジ筐体5に被われて磁気
テープ6は見えない構造となっている。
【0044】図7、より分かりやすくは図8の(a)、
(b)に示されるように、カートリッジ筐体5の内部に
は、リーダブロック3の収納部近辺に第4の接続端子t
IVがあり、それと対向する角の近辺に第5の接続端子t
Vがあり、内部で配線14によって電気的に接続されて
いる。
【0045】一方、図4に示されているように、メモリ
ブロック10は、第3の接続端子tIIIを有する。これ
によって、リーダブロック3が、カートリッジ筐体5に
収納中は、図8(c)に示されるように、リーダブロッ
ク3側(実は、メモリブロック10にある)の第3の接
続端子tIIIとカートリッジ筐体側の第4の接続端子tI
Vは、接触して通電できる状況にある。
【0046】したがって、リーダブロック3が、カート
リッジ筐体5に収納中されている状態のときに、メモリ
ブロック10にあるメモリIC7に記憶されたデータの
内容が、以下のルートで読みだし書き込み可能になる。
【0047】メモリIC7(メモリブロック10) →
第3の接続端子tIII(メモリブロック10) →
第4の接続端子tIV(カートリッジ筐体5) → 第5
の接続端子tV(カートリッジ筐体5). … [ルー
ト2] このようなルートでメモリICにアクセスされるのは、
図では特に示さなかったが、データカートリッジがライ
ブラリ装置に収納されているときであり、取り出すべき
データカートリッジを検索するときに、このようなアク
セスの仕方が有効に利用されることになる。
【0048】なお、第5の接続端子tVは、カートリッ
ジ筐体5をライブラリ装置に装着していないときは、図
8(b)の右下に示したように、シャッタ15により保
護されている。
【0049】〔実施例2〕以下、図9ないし図11を用
いて本発明に係る第二の実施例を説明する。図9は、本
発明の第二の実施例に係るリーダブロック3で、メモリ
ブロック10を取り外したときの斜視図である。
【0050】本実施例の大きな特徴は、実施例1の各接
続端子の位置を変えたことにある。すなわち、メモリブ
ロック10側の接続端子tmが、メモリブロック10の
側面にきていて、第3の接続端子tIIIがリーダブロッ
ク3の側面にある。メモリブロック10側の接続端子t
mは、メモリブロック10をリーダブロック3にはめ込
んだときに、図9の方向からは隠れて見えないリーダブ
ロック3側の接続端子trに接触して通電することにな
る。そして、このメモリブロック側の接続端子tmは、
リーダブロック側の接続端子trと確実に接触するよう
にバネ構造となっている。また、メモリブロック10の
外周は、電気的な防護という観点から、接続端子以外は
絶縁体で構成されている。
【0051】ここで、第3の接続端子tIIIがリーダブ
ロック3の側面に配置されたことに注意されたい。これ
により、後に説明するように新たなルートでのICメモ
リ7のデータのアクセスが可能になる。
【0052】また、接続端子の位置を変えたことに伴っ
て、メモリブロック10の形状とそれに関わるリーダブ
ロック3の形状も若干異なることとなった。
【0053】実施例1と同様に、本実施例でも、メモリ
ブロック10に設けられた係合突起801をリーダブロ
ック3に設けられた係合溝802に差し込んで、メモリ
ブロック10とリーダブロック3をスライドさせて組み
合わせるようになっている。そして、メモリブロック1
0のストッパ803を、リーダブロック3の溝804
に、はめ込んで両者を固定する。
【0054】メモリブロックの引っかけ溝806は、メ
モリブロック10をリーダブロック3に固定後に、メモ
リブロック10を外すときに指などを引っかけて取り外
すためのものである。
【0055】磁気テープ6とリーダブロック3の取り付
けは、リーダブロック3とメモリブロック10の間に磁
気テープ6をはさみ込むことでおこなうのは、実施例1
と同様である。また、リーダブロック3に設けられたメ
モリブロックはめ込みのための凹部とメモリブロック1
0の横幅はテープ幅にほぼ等しくするのが、磁気テープ
6の脱着防止のために望ましいのも実施例1と同様であ
る。
【0056】次に、この第二の実施例の電気的な接続と
いう観点から、メモリICへのデータのアクセスについ
て説明しよう。第一の場合として、スレッダアーム4で
リーダブロック3を引き出しているときについては、図
9のリードブロック側の第1の接続端子tIの部分の形
状が、実施例1と同様なことから推測できるように、メ
モリICへアクセスしているときの状態、データのルー
トも実施例1で説明した[ルート1]と同様である。
【0057】第二の場合として、前に図3に示したよう
に、リードブロック3が巻き取りリール2に差し込ま
れ、磁気テープ6へのデータの読みだし書き込みが始ま
った以降に、メモリICへアクセスする場合がある。こ
れは、実施例1にはなかったもので、本実施例のリード
ブロック3の構造の特徴を活かしたものである。以下、
これを図9および図10を用いて説明しよう。図10
は、本発明の第二の実施例に係る巻き取りリール2を構
成部分に分解して、やや上方向とやや下方向から見た斜
視図である。また、中ほどにスレッダアーム4でリーダ
ブロック3を差し込む状況も図示している。
【0058】この巻き取りリール2は、上から挙げる
と、上フランジ904、リールカバー903、巻き取り
リール本体902、下フランジ905で構成されてい
る。巻き取りリール本体902には、リードブロック3
の差し込み部906があり、その側面の一方にリーダブ
ロックを圧着、固定するための突起901、下面に第6
の接続端子tVIが設けられている。このリーダブロック
を圧着、固定するための突起901は、図9に示されて
いる窪み807にはめこまれる。また、この第6の接続
端子tVIは、接触を良くするため上フランジ方向に弾性
付勢されたバネ構造になっている。
【0059】ところで、前に説明した図3のように、ス
レッダアーム4によってリーダブロック3は、リードブ
ロック3の差し込み部906に差し込まれる。
【0060】このとき、スレッダアーム4は回動すると
きの高さより少し下がった所定の位置で固定される。し
たがって、第1の接続端子tIと第2接続端子tIIの接
続がはずれ、もはや[ルート1]でのメモリICのアク
セスはできないことになる。
【0061】したがって、本実施例ではこのような状態
でもメモリICへのアクセスを可能にならしめるように
したものである。
【0062】すなわち、このとき図10では見えていな
いが、リーダブロック3の第3の接続端子tIIIと巻き
取りリール本体902にある上方向に弾性をもった第6
の接続端子tVIが接触して、通電することにより、メモ
リブロック10にあるメモリIC7へアクセス可能にな
る。つまり、メモリIC7に記憶されたデータの内容
が、以下のルートで読みだし書き込み可能になるわけで
ある。
【0063】メモリIC7(メモリブロック10) →
接続端子tm(メモリブロック10) → 接続端子
tr(リーダブロック3) → 第3の接続端子tIII(リーダブロック3) →
第6の接続端子tVI(巻き取りリール本体902).
… [ルート3] なお、巻き取りリール本体902の裏側の第6´の接続
端子tVI´は、マシンリールが回転中においてもデータ
転送可能でなければならないので、ブラシ構造となって
いる。さらに、ここではマシンリール回転中におけるデ
ータ転送にブラシ構造を用いる例を説明したがこの他に
光伝送、パワー伝送など他のデータ転送可能な手段を用
いても良い。また、突起901はリーダブロックに設け
られた第3の端子tIIIと巻き取りリールに設けられた
第6の端子tVIを圧着させるためのものであり、バネに
より巻き取りリール本体902に設けられたリーダブロ
ック係合溝方向に圧着された構造である。このため突出
量が変化可能で巻き取りリール2のリードブロック3の
差し込み部906に差し込まれたリーダブロック3の引
き抜き防止にも用いられている。
【0064】第三の場合として、リーダブロック3がカ
ートリッジ筐体5に収納されているときにメモリ7へア
クセスするときである。これを図11を用いて説明す
る。図11は、本発明の第二の実施例に係るカートリッ
ジ筐体5のリーダブロック3の収納部と実際にリーダブ
ロック3をそこに収納したときの斜視図である。
【0065】本実施例のこのときのアクセスは、実施例
1で説明したものとほぼ同じである。ただ、リーダブロ
ック側の第3の接続端子tIIIの位置が実施例1と異な
っているので、これと接続する第4の接続端子tIVのカ
ートリッジ筐体における位置が異なっているに過ぎな
い。実施例1の第4の接続端子tIVのカートリッジ筐体
における位置は、カートリッジ筐体の側面であったが、
本実施例では、図11(a)を見れば分かるように、カ
ートリッジ筐体5の底面に配置されている。
【0066】図11では示されていないが、カートリッ
ジ筐体5の内部には、配線14があり、第4の接続端子
tIVとこれも図11には示されていない第5の接続端子
tVを結んでいるのも実施例1と同様である。
【0067】そして、リーダブロック3がカートリッジ
筐体5に収納されている状態のときに、メモリブロック
10にあるメモリIC7が、[ルート1]のルートでア
クセスされることも実施例1と同様である。
【0068】〔実施例3〕以下、図12ないし図14を
用いて本発明に係る第二の実施例を説明する。本実施例
も実施例2と同様の思想に立脚するものであり、ただリ
ーダブロック3とメモリブロック10の形状とそれらの
結合構造が異なり、それと同時に、実施例2で説明した
各種の接続端子の位置が異なっているに過ぎない。
【0069】先ず、図12を用いて本発明の第二の実施
例に係るリーダブロック3の構造について説明する。図
12は、本発明の第三の実施例に係るリーダブロック3
で、メモリブロック10を取り外したときの斜視図であ
る。
【0070】実施例1と実施例2は、リーダブロック3
にメモリブロック10をスライドさせて差し込んだが、
本実施例では、図12に示されるように、リーダブロッ
ク3のはめ込み部分111にメモリブロック10をはめ
込んでいる。ただし、実際に、MT装置で動作している
ときは、図12に示されている上方は、横面にあたるこ
とに注意しよう。また、リーダブロック3の引っかけ溝
112は、リーダブロック3からメモリブロック10を
取り外すためのものである。
【0071】次に、このリーダブロック3とメモリブロ
ック10の電気的な接続について説明しよう。メモリブ
ロック10の中のメモリIC7は、内部で第3の接続端
子tIIIに接続されているわけであるが、この第3の接
続端子tIIIは、メモリブロック10の上部のリーダブ
ロック3のヘッドに近い角にあたる部分に、図12に示
されるように配されている。そして、これをはめ込んだ
ときには、第3の接続端子tIIIの側面が、リーダブロ
ック3側の接続端子trに接触するようになっている。
すなわち、本実施例では、第3の接続端子tIIIは、実
施例1と実施例2でメモリブロック側の接続端子tmと
記載した端子の役割もしていることになる。そして、こ
のリーダブロック3側の接続端子trと第1の接続端子
tIとは、図12に示される点線のようにリーダブロッ
ク3の内部で接続されている。第1の接続端子tIの機
能と構造は、実施例1および実施例2で示したものと同
様である。本実施例によれば、実施例1と実施例2と比
べて、接続端子の数も少なく、配線も短くできるという
利点がある。
【0072】なお、本実施例のリーダブロック3では、
メモリブロック10とで磁気テープ6をはさみ込むよう
にはなっていない。そのためテープを保持するための別
の機構が必要になるが、そのためにリーダブロック3に
メモリブロック10を取り付けなくとも、リーダブロッ
ク3を引き出すことによりテープを引き出すことができ
る構造を提供できることになる。
【0073】次に、この第三の実施例の電気的な接続と
いう観点から、メモリICへのデータのアクセスについ
て説明しよう。第一の場合として、スレッダアーム4で
リーダブロック3を引き出しているときについては、実
施例1および実施例2とほぼ同様であり、リーダブロッ
ク3の接続端子の構成がやや違うのみである。したがっ
て、メモリICへアクセスしているときの状態、データ
のルートも実施例1および実施例2で説明した[ルート
1]とほぼ同様の以下の[ルート1´]になる。
【0074】メモリIC7(メモリブロック10) →
第3の接続端子tIII(メモリブロック10) →
接続端子tr(リーダブロック3) →第1の接続端子
tI(リーダブロック3) → 第2の接続端子tII
(スレッダピン200).… [ルート1´] 第二の場合のリードブロック3が巻き取りリール2に差
し込まれ、磁気テープ6へのデータの読みだし書き込み
が始まった以降にメモリICへアクセスする場合も、実
施例2とほぼ同様である。以下、これを図12および図
13を用いて説明しよう。図13は、本発明の第三の実
施例に係る巻き取りリール2を構成部分に分解して、や
や上方向とやや下方向から見た斜視図である。また、中
ほどにスレッダアーム4でリーダブロック3を差し込む
状況も図示していることは、実施例2と同様である。
【0075】この実施例は、実施例2と比べて異なるの
は、巻き取りリール本体902にあるリーダブロック3
の差し込み部分906に配される第6の接続端子tVIが
突起901のある側面に設けられていることのみであ
る。これが、メモリブロック10にある第3の接続端子
tIIIと接触することになる。したがって、メモリIC
へアクセスしているときの状態、データのルートも実施
例2で説明した[ルート3]に比べて、かなり簡易な以
下の[ルート3´]になる。
【0076】メモリIC7(メモリブロック10) →
第3の接続端子tIII(メモリブロック10) →
第6の接続端子tVI(巻き取りリール本体902).…
[ルート3´] なお、第6の接続端子tVIは、第3の接続端子tIIIと
接触を良くするためリードブロック3の差し込み部90
6の内部方向に弾性付勢したバネ構造になっている。ま
た、突起121は、第3の接続端子tIIIと第6の接続
端子tVIとを圧着させるためのものであり、バネにより
リードブロック3の差し込み部906の内部方向に弾性
付勢されていることは、実施例2と同様である。
【0077】第三の場合であるリーダブロック3がカー
トリッジ筐体5に収納されているときにメモリ7へアク
セスするときのについては、実施例1および実施例2で
説明したものとほぼ同様である。この場合も、第3の接
続端子tIIIの位置が異なっていることにより、構造上
の相違がでるに過ぎない。以下これを、図14を用いて
説明しよう。図14は、本発明の第三の実施例に係るカ
ートリッジ筐体5のリーダブロック3の収納部と実際に
リーダブロック3をそこに収納したときの斜視図であ
る。
【0078】本実施例の特徴は、リーダブロック3の収
納部の奥に、接続のための面15が設けられ、ここに第
4の接続端子IVが配されていることである。この第4の
接続端子IVが内部の配線14によって第5の接続端子V
と結ばれていることは、実施例1および実施例2と同様
である。そして、メモリICへアクセスしているときの
状態、データのルートも実施例1および実施例2で説明
した[ルート2]と同様である。
【0079】以上、本発明の実施例を3種類挙げたが、
本発明は、上記のようにMTのデータカートリッジに限
定されることなく、当然、各実施例で説明したリードブ
ロックの形状のような構造を持った各種のカートリッジ
に応用可能である。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジに半導体
メモリを実装する場合において、その半導体メモリの接
続端子を物理的および電気的に保護し、しかも、カート
リッジ筐体の設計変更やその構造の複雑化を招くことな
く、安価に製造可能なデータカートリッジおよびその駆
動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータカートリッジを装着したM
T装置において、磁気テープを引き出す前の平面図であ
る。
【図2】本発明に係るデータカートリッジを装着したM
T装置において、磁気テープの引出中の平面図である。
【図3】本発明に係るデータカートリッジを装着したM
T装置において、磁気テープが巻き取られて、データの
読みだし書き込みが始まった以降の平面図である。
【図4】本発明の第一の実施例に係るリーダブロック3
で、メモリブロック6を取りはずしたときの斜視図であ
る。
【図5】スレッダピン200を拡大して示した斜視図で
ある。
【図6】スレッダアーム4でリーダブロック3を引き出
しているときのスレッダピン200とリーダブロック3
の状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るデータカートリッジの平面図であ
る。
【図8】特にその配線を分かりやすく示したカートリッ
ジ筐体5の斜視図とリーダブロック3とカートリッジ筐
体5側の接続を示した斜視図である。
【図9】本発明の第二の実施例に係るリーダブロック3
で、メモリブロック6を取りはずしたときの斜視図であ
る。
【図10】本発明の第二の実施例に係る巻き取りリール
2を構成部分に分解して、やや上方向とやや下方向から
見た斜視図である。
【図11】本発明の第二の実施例に係るカートリッジ筐
体5のリーダブロック3の収納部と実際にリーダブロッ
ク3をそこに収納したときの斜視図である。
【図12】本発明の第三の実施例に係るリーダブロック
3で、メモリブロック10を取りはずしたときの斜視図
である。
【図13】本発明の第三の実施例に係る巻き取りリール
2を構成部分に分解して、やや上方向とやや下方向から
見た斜視図である。
【図14】本発明の第三の実施例に係るカートリッジ筐
体5のリーダブロック3の収納部と実際にリーダブロッ
ク3をそこに収納したときの斜視図である。
【符号の説明】
1…テープ巻き取りリール、2…巻き取りリール、3…
リーダブロック、4…スレッダアーム、5…カートリッ
ジ筐体、6…磁気テープ。200…スレッダピン、20
1…シャフト部、202…先端部。7…メモリIC、1
0…メモリブロック、303…係合突起、304…係合
溝、305…ストッパ、306…突起部、307…引っ
かけ溝。14…配線。801…係合突起、802…係合
溝、803…ストッパ、804…溝、806…引っかけ
溝、807…窪み。901…突起、902…巻き取りリ
ール本体、903…リールカバー、904…上フラン
ジ、905…下フランジ、906…差し込み部。111
…はめこみ部分、112…引っかけ溝。15…接続のた
めの面。tI…第1の接続端子(リーダブロック)、tI
I…第2の接続端子(スレッダピン)、tIII…第3の接
続端子(メモリブロックまたはリーダブロック)、tIV
…第4の接続端子(カートリッジ筐体)、tV…第5の
接続端子(カートリッジ筐体)、tVI…第6の接続端子
(巻き取りリール本体)、tVI´…第6´の接続端子
(巻き取りリール本体)。tm…接続端子(メモリブロ
ック)、tr…接続端子(リーダブロック)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体を内蔵し、 その磁気記録媒体に情報を記憶し、 それを駆動する装置により、その情報の読みだし書き込
    みがおこなえ、 しかも、その磁気記録媒体に加え、メモリ素子を搭載す
    るデータカートリッジにおいて、 前記メモリ素子を含むメモリブロックが、前記磁気記録
    媒体を外部に引き出すためのリーダブロックと組み合わ
    され、 前記メモリ素子へアクセスするための一つ以上の電気的
    な接続端子が、前記メモリブロックまたは前記リーダブ
    ロックの表面に存在することを特徴とするデータカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記メモリブロックが、前記リーダブロ
    ックと組み合わされる場合において、 前記メモリブロックと前記リーダブロックをスライド構
    造で結合させることを特徴とする請求項1記載のデータ
    カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記メモリブロックと前記リーダブロッ
    クの間に、磁気記録媒体をはさみ込んで取り付けること
    を特徴とする請求項2記載のデータカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記メモリブロックが、前記リーダブロ
    ックと組み合わされる場合において、 前記リーダブロックにはめ込み穴を設け、 そのはめ込み穴に前記メモリブロックをはめ込むことを
    特徴とする請求項1記載のデータカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記データカートリッジを駆動する装置
    が、前記磁気記録媒体を引き出すアームを備え、 前記リーダブロックのフック部分が、前記アームの先端
    に設けられたピンのシャフトをグリップして引き出され
    る構造であって、 前記リーダブロックのフック部分に、前記メモリ素子へ
    アクセスするための第1の接続端子を有することを特徴
    とする請求項1ないし請求項4記載のいずれかのデータ
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記メモリブロックが、前記リーダブロ
    ックと組み合わされる場合において、 前記メモリ素子へアクセスするための第3の接続端子
    が、磁気記録媒体を引き出す方向の後方の側面に設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載
    のいずれかのデータカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記メモリブロックが、前記リーダブロ
    ックと組み合わされる場合において、 前記メモリ素子へアクセスするための第3の接続端子
    が、このデータカートリッジの上面または下面の方向を
    向かって設けられていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4記載のいずれかのデータカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記メモリブロックが、前記リーダブロ
    ックと組み合わされる場合において、 前記メモリ素子へアクセスするための第3の接続端子
    が、このデータカートリッジの内側または外側の側面の
    方向を向かって設けられていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4記載のいずれかのデータカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 前記第3の接続端子と接続するための第
    4の接続端子と、 別の位置に設けられ、外部と電気的に接続するための第
    5の接続端子と、 これら第4の接続端子と第5の接続端子を結ぶ配線と
    を、 前記カートリッジ筐体に備えることを特徴とする請求項
    6ないし請求項8記載のいずれかのデータカートリッ
    ジ。
  10. 【請求項10】 前記磁気記録媒体を引き出すアームを
    備え、 そのアームの先端にピンを有し、 そのピンのシャフト部分が、前記リーダブロックのフッ
    ク部分にグリップされて引き出される前記データカート
    リッジを駆動する装置において、 前記シャフトに、請求項5記載の第1の接続端子と接続
    するための円環状の第2の接続端子を設けたことを特徴
    とする請求項5記載のデータカートリッジを駆動する装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体を巻き取る巻き取りリー
    ルを有し、 その巻き取りリールが、前記リーダブロックを差し込ん
    で、前記記録媒体を巻き取る構造の前記データカートリ
    ッジを駆動する装置において、 前記リーダブロックを差し込む部分に、 請求項7または請求項8記載の第3接続端子と接続する
    ための第6の接続端子を設けたことを特徴とする請求項
    7または請求項8記載のデータカートリッジを駆動する
    装置。
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