JP2003157381A - 施設予約システム、施設予約方法、施設予約管理サーバ、施設予約管理方法、施設予約管理用プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents

施設予約システム、施設予約方法、施設予約管理サーバ、施設予約管理方法、施設予約管理用プログラム及び情報記録媒体

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JP2003157381A
JP2003157381A JP2001354072A JP2001354072A JP2003157381A JP 2003157381 A JP2003157381 A JP 2003157381A JP 2001354072 A JP2001354072 A JP 2001354072A JP 2001354072 A JP2001354072 A JP 2001354072A JP 2003157381 A JP2003157381 A JP 2003157381A
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JP
Japan
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reservation
facility
area
person
management
Prior art date
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Application number
JP2001354072A
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English (en)
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Noboru Shinozaki
登 篠崎
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00—Administration; Management
    • G06Q10/02—Reservations, e.g. for tickets, services or events

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約だけして帰ってしまった予約者を自動的
にキャンセルすることの可能な施設予約システムを提供
する。 【解決手段】 ネットワークＩＮを介して接続される通
信端末装置１０から施設の予約を受け付ける予約受付手
段２７と、予約受付手段２７で受け付けた予約情報を管
理する予約情報管理手段２６と、通信端末装置１０から
送信される位置情報を受けて予約者の現在位置を管理す
る位置管理手段２４と、前記施設を含むエリアを規定す
るエリア規定手段２５と、エリア規定手段２５によって
規定されたエリア外に前記予約者が移動した際に予約を
キャンセルする予約キャンセル手段２８とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設予約システ
ム、施設予約方法、施設予約管理サーバ、施設予約管理
方法、施設予約管理用プログラム及び情報記録媒体の技
術分野に属し、より詳細には、施設の予約者が予め規定
されたエリア外に移動したときに予約を自動的にキャン
セルする施設予約方法、施設予約管理サーバ、施設予約
管理方法、施設予約管理用プログラム及び情報記録媒体
の技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】近年、いわゆるインターネット等のネッ
トワークを介した情報処理が広く一般化しつつあるが、
この中で、当該ネットワークを介して複数の者が一つの
情報を共有することが行われている。
【０００３】また、近年では、例えば携帯型の通信端末
装置を用いてアトラクションやコンサートなどのイベン
トを予約するオンラインサービスがあり、このオンライ
ンサービスでは上記予約をキャンセルした場合でも予約
者にペナルティを課さないようなサービスがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たイベントを予約するオンラインサービスでは、予約だ
けしておいて施設利用時間になっても現れず帰ってしま
う予約者がいる。すなわち、この場合は、例えば予約者
があるアトラクションを予約しておいてそのアトラクシ
ョン利用時間にアトラクション施設から離れた位置（例
えばアミューズメントパークの園外）に予約者が移動し
てしまうことになる。
【０００５】したがって、このような場合には、予約者
の人数を把握することができるものの、主催者側では実
際に施設を利用する人数を正確に把握することができな
いため、他の利用したい者が利用することができない場
合が生じ、客さばきが悪いという不都合があった。
【０００６】そこで、本発明は、上記した問題点に鑑み
てなされたもので、その課題は、予約だけして帰ってし
まった予約者を自動的にキャンセルすることの可能な施
設予約システム、施設予約方法、施設予約管理サーバ、
施設予約管理方法、施設予約管理用プログラム及び情報
記録媒体を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項１に記載の発明は、ネットワークを介して
接続される通信端末装置から施設の予約を受け付ける予
約受付手段と、前記予約受付手段で受け付けた予約情報
を管理する予約情報管理手段と、前記通信端末装置から
送信される位置情報を受けて予約者の現在位置を管理す
る位置管理手段と、前記施設を含むエリアを規定するエ
リア規定手段と、前記エリア規定手段によって規定され
たエリア外に前記予約者が移動した際に予約をキャンセ
ルする予約キャンセル手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【０００８】この構成により、請求項１に記載の発明で
は、エリア規定手段によって規定されたエリア外に予約
者が移動した際に予約をキャンセルすることにより、予
約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャンセル
するので、実際に施設を利用する人数を正確に把握する
ことができ、客さばきが良好になる。
【０００９】なお、本発明でいう施設の予約とは、アミ
ューズメントパークで開催されるアトラクション、会場
で催されるコンサート，スポーツ，映画等の各種イベン
トの他、本人が利用する各種スポーツ等を予約すること
をいう。
【００１０】上記の課題を解決するために、請求項２に
記載の発明は、請求項１に記載の施設予約システムにお
いて、前記予約受付手段は、前記エリア規定手段によっ
て規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能であ
ることを特徴とする。
【００１１】この構成により、請求項２に記載の発明で
は、規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能で
あることにより、エリア内にいるユーザだけが予約する
ことができるようにしたので、施設を利用する可能性の
高い予約者に対して施設の予約を受け付けることができ
る。
【００１２】上記の課題を解決するために、請求項３に
記載の発明は、請求項１に記載の施設予約システムにお
いて、前記予約キャンセル手段で予約をキャンセルした
とき、その旨を予約者に電子メールで通知することを特
徴とする。
【００１３】この構成により、請求項３に記載の発明で
は、予約をキャンセルしたとき、その旨を予約者に電子
メールで通知することにより、予約者にとって予約がキ
ャンセルされたことを明確に判断することができる。
【００１４】上記の課題を解決するために、請求項４に
記載の発明は、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の
施設予約システムにおいて、前記通信端末装置から前記
予約者が予約時間前に前記エリア規定手段によって規定
されたエリアから一時的に外れる旨を通知した場合、前
記エリア外に移動したとしても前記予約が保持されるこ
とを特徴とする。
【００１５】この構成により、請求項４に記載の発明で
は、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的
に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとして
も予約が保持されることにより、予約者が再度予約する
手間を省くことができる。
【００１６】上記の課題を解決するために、請求項５に
記載の発明は、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の
施設予約システムにおいて、前記予約者が予め登録され
た会員の場合には、前記エリア規定手段によって規定さ
れたエリア外からの予約が可能であることを特徴とす
る。
【００１７】この構成により、請求項５に記載の発明で
は、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可能
としたことにより、会員としての特典を得ることができ
る。
【００１８】ここで、本発明の会員とは、年間パスを保
有する会員等をいう。
【００１９】上記の課題を解決するために、請求項６に
記載の発明は、ネットワークを介して接続される通信端
末装置から施設の予約を受け付ける予約受付工程と、前
記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約情
報管理工程と、前記通信端末装置から送信される位置情
報を受けて予約者の現在位置を管理する位置管理工程
と、前記施設を含むエリアを規定するエリア規定工程
と、前記エリア規定工程によって規定されたエリア外に
前記予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キ
ャンセル工程と、を備えたことを特徴とする。
【００２０】この構成により、請求項６に記載の発明で
は、エリア規定工程によって規定されたエリア外に予約
者が移動した際に予約をキャンセルすることにより、予
約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャンセル
するので、実際に施設を利用する人数を正確に把握する
ことができ、客さばきが良好になる。
【００２１】上記の課題を解決するために、請求項７に
記載の発明は、請求項６に記載の施設予約方法におい
て、前記予約受付工程は、前記エリア規定工程によって
規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能である
ことを特徴とする。
【００２２】この構成により、請求項７に記載の発明で
は、規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能で
あることにより、エリア内にいるユーザだけが予約する
ことができるようにしたので、施設を利用する可能性の
高い予約者に対して施設の予約を受け付けることができ
る。
【００２３】上記の課題を解決するために、請求項８に
記載の発明は、請求項６に記載の施設予約方法におい
て、前記予約キャンセル工程で予約をキャンセルしたと
き、その旨を予約者に電子メールで通知することを特徴
とする。
【００２４】この構成により、請求項８に記載の発明で
は、予約をキャンセルしたとき、その旨を予約者に電子
メールで通知することにより、予約者にとって予約がキ
ャンセルされたことを明確に判断することができる。
【００２５】上記の課題を解決するために、請求項９に
記載の発明は、請求項６乃至８のいずれか一項に記載の
施設予約方法において、前記通信端末装置から前記予約
者が予約時間前に前記エリア規定工程によって規定され
たエリアから一時的に外れる旨を通知した場合、前記エ
リア外に移動したとしても前記予約が保持されることを
特徴とする。
【００２６】この構成により、請求項９に記載の発明で
は、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的
に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとして
も予約が保持されることにより、予約者が再度予約する
手間を省くことができる。
【００２７】上記の課題を解決するために、請求項１０
に記載の発明は、請求項６乃至８のいずれか一項に記載
の施設予約方法において、前記予約者が予め登録された
会員の場合には、前記エリア規定工程によって規定され
たエリア外からの予約が可能であることを特徴とする。
【００２８】この構成により、請求項１０に記載の発明
では、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可
能としたことにより、会員としての特典を得ることがで
きる。
【００２９】上記の課題を解決するために、請求項１１
に記載の発明は、ネットワークを介して接続される通信
端末装置から施設の予約を受け付ける予約受付手段と、
前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
情報管理手段と、前記通信端末装置から送信される位置
情報を受けて予約者の現在位置を管理する位置管理手段
と、前記施設を含むエリアを規定するエリア規定手段
と、前記エリア規定手段によって規定されたエリア外に
前記予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キ
ャンセル手段と、を備えたことを特徴とする。
【００３０】この構成により、請求項１１に記載の発明
では、エリア規定手段によって規定されたエリア外に予
約者が移動した際に予約をキャンセルすることにより、
予約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャンセ
ルするので、実際に施設を利用する人数を正確に把握す
ることができ、客さばきが良好になる。
【００３１】上記の課題を解決するために、請求項１２
に記載の発明は、請求項１１に記載の施設予約管理サー
バにおいて、前記予約受付手段は、前記エリア規定手段
によって規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可
能であることを特徴とする。
【００３２】この構成により、請求項１２に記載の発明
では、規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能
であることにより、エリア内にいるユーザだけが予約す
ることができるようにしたので、施設を利用する可能性
の高い予約者に対して施設の予約を受け付けることがで
きる。
【００３３】上記の課題を解決するために、請求項１３
に記載の発明は、請求項１１に記載の施設予約管理サー
バにおいて、前記予約キャンセル手段で予約をキャンセ
ルしたとき、その旨を予約者に電子メールで通知するこ
とを特徴とする。
【００３４】この構成により、請求項１３に記載の発明
では、予約をキャンセルしたとき、その旨を予約者に電
子メールで通知することにより、予約者にとって予約が
キャンセルされたことを明確に判断することができる。
【００３５】上記の課題を解決するために、請求項１４
に記載の発明は、請求項１１乃至１３のいずれか一項に
記載の施設予約管理サーバにおいて、前記通信端末装置
から前記予約者が予約時間前に前記エリア規定手段によ
って規定されたエリアから一時的に外れる旨を通知した
場合、前記エリア外に移動したとしても前記予約が保持
されることを特徴とする。
【００３６】この構成により、請求項１４に記載の発明
では、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時
的に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとし
ても予約が保持されることにより、予約者が再度予約す
る手間を省くことができる。
【００３７】上記の課題を解決するために、請求項１５
に記載の発明は、請求項１１乃至１３のいずれか一項に
記載の施設予約管理サーバにおいて、前記予約者が予め
登録された会員の場合には、前記エリア規定手段によっ
て規定されたエリア外からの予約が可能であることを特
徴とする。
【００３８】この構成により、請求項１５に記載の発明
では、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可
能としたことにより、会員としての特典を得ることがで
きる。
【００３９】上記の課題を解決するために、請求項１６
に記載の発明は、ネットワークを介して接続される通信
端末装置から施設の予約を受け付ける予約受付工程と、
前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
情報管理工程と、前記通信端末装置から送信される位置
情報を受けて予約者の現在位置を管理する位置管理工程
と、前記施設を含むエリアを規定するエリア規定工程
と、前記エリア規定工程によって規定されたエリア外に
前記予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キ
ャンセル工程と、を備えたことを特徴とする。
【００４０】この構成により、請求項１６に記載の発明
では、エリア規定工程によって規定されたエリア外に予
約者が移動した際に予約をキャンセルすることにより、
予約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャンセ
ルするので、実際に施設を利用する人数を正確に把握す
ることができ、客さばきが良好になる。
【００４１】上記の課題を解決するために、請求項１７
に記載の発明は、請求項１６に記載の施設予約管理方法
において、前記予約受付工程は、前記エリア規定工程に
よって規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能
であることを特徴とする。
【００４２】この構成により、請求項１７に記載の発明
では、規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能
であることにより、エリア内にいるユーザだけが予約す
ることができるようにしたので、施設を利用する可能性
の高い予約者に対して施設の予約を受け付けることがで
きる。
【００４３】上記の課題を解決するために、請求項１８
に記載の発明は、請求項１６に記載の施設予約管理方法
において、前記予約キャンセル工程で予約をキャンセル
したとき、その旨を予約者に電子メールで通知すること
を特徴とする。
【００４４】この構成により、請求項１８に記載の発明
では、予約をキャンセルしたとき、その旨を予約者に電
子メールで通知することにより、予約者にとって予約が
キャンセルされたことを明確に判断することができる。
【００４５】上記の課題を解決するために、請求項１９
に記載の発明は、請求項１６乃至１８のいずれか一項に
記載の施設予約管理方法において、前記通信端末装置か
ら前記予約者が予約時間前に前記エリア規定工程によっ
て規定されたエリアから一時的に外れる旨を通知した場
合、前記エリア外に移動したとしても前記予約が保持さ
れることを特徴とする。
【００４６】この構成により、請求項１９に記載の発明
では、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時
的に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとし
ても予約が保持されることにより、予約者が再度予約す
る手間を省くことができる。
【００４７】上記の課題を解決するために、請求項２０
に記載の発明は、請求項１６乃至１８のいずれか一項に
記載の施設予約管理方法において、前記予約者が予め登
録された会員の場合には、前記エリア規定工程によって
規定されたエリア外からの予約が可能であることを特徴
とする。
【００４８】この構成により、請求項２０に記載の発明
では、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可
能としたことにより、会員としての特典を得ることがで
きる。
【００４９】上記の課題を解決するために、請求項２１
に記載の発明は、コンピュータを、ネットワークを介し
て接続される通信端末装置から施設の予約を受け付ける
予約受付手段と、前記予約受付手段で受け付けた予約情
報を管理する予約情報管理手段と、前記通信端末装置か
ら送信される位置情報を受けて予約者の現在位置を管理
する位置管理手段と、前記施設を含むエリアを規定する
エリア規定手段と、前記エリア規定手段によって規定さ
れたエリア外に前記予約者が移動した際に予約をキャン
セルする予約キャンセル手段と、として機能させること
を特徴とする。
【００５０】この構成により、請求項２１に記載の発明
では、エリア規定手段によって規定されたエリア外に予
約者が移動した際に予約をキャンセルするようにコンピ
ュータが機能することにより、予約だけして帰ってしま
った予約者を自動的にキャンセルするので、実際に施設
を利用する人数を正確に把握することができ、客さばき
が良好になる。
【００５１】上記の課題を解決するために、請求項２２
に記載の発明は、請求項２１に記載の施設予約管理用プ
ログラムにおいて、前記予約受付手段は、前記エリア規
定手段によって規定されたエリア内で予約した場合のみ
受付可能であることを特徴とする。
【００５２】この構成により、請求項２２に記載の発明
では、規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能
とするようにコンピュータが機能することにより、エリ
ア内にいるユーザだけが予約することができるようにな
り、施設を利用する可能性の高い予約者に対して施設の
予約を受け付けることができる。
【００５３】上記の課題を解決するために、請求項２３
に記載の発明は、請求項２１に記載の施設予約管理用プ
ログラムにおいて、前記予約キャンセル手段で予約をキ
ャンセルしたとき、その旨を予約者に電子メールで通知
することを特徴とする。
【００５４】この構成により、請求項２３に記載の発明
では、予約をキャンセルしたとき、その旨を予約者に電
子メールで通知するようにコンピュータが機能すること
により、予約者にとって予約がキャンセルされたことを
明確に判断することができる。
【００５５】上記の課題を解決するために、請求項２４
に記載の発明は、請求項２１乃至２３のいずれか一項に
記載の施設予約管理用プログラムにおいて、前記通信端
末装置から前記予約者が予約時間前に前記エリア規定手
段によって規定されたエリアから一時的に外れる旨を通
知した場合、前記エリア外に移動したとしても前記予約
が保持されることを特徴とする。
【００５６】この構成により、請求項２４に記載の発明
では、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時
的に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとし
ても予約が保持されるようにコンピュータが機能するこ
とにより、予約者が再度予約する手間を省くことができ
る。
【００５７】上記の課題を解決するために、請求項２５
に記載の発明は、請求項２１乃至２３のいずれか一項に
記載の施設予約管理用プログラムにおいて、前記予約者
が予め登録された会員の場合には、前記エリア規定手段
によって規定されたエリア外からの予約が可能であるこ
とを特徴とする。
【００５８】この構成により、請求項２５に記載の発明
では、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可
能とするようにコンピュータが機能することにより、会
員としての特典を得ることができる。
【００５９】上記の課題を解決するために、請求項２６
に記載の発明は、請求項２１乃至２５のいずれか一項に
記載の施設予約管理用プログラムが記録されていること
を特徴とする。
【００６０】この構成により、請求項２６に記載の発明
では、施設予約管理用プログラムを読み出してコンピュ
ータにより実行することで、エリア規定手段によって規
定されたエリア外に予約者が移動した際に予約をキャン
セルするように当該コンピュータが機能することによ
り、予約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャ
ンセルするので、実際に施設を利用する人数を正確に把
握することができ、客さばきが良好になる。
【００６１】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて、図面に基づいて説明する。
【００６２】なお、以下に説明する実施形態は、インタ
ーネット等のネットワークを介して接続される携帯電話
機ＭＰ、携帯型情報端末ＰＤＡ及びパーソナルコンピュ
ータＰＣ等の通信端末装置から施設としてのアミューズ
メントパークにおいて開催されるアトラクションの予約
を受け付ける施設予約システムに対して本発明を適用し
た場合の実施形態である。
【００６３】また、以下に説明する実施形態は、一台の
端末装置１０によって管理サーバ２０と通信を行うこと
により端末装置１０からの施設予約を行う場合について
説明するが、実際には複数台の端末装置１０によって管
理サーバ２０と通信を行うことにより端末装置１０から
の施設予約を行うようなシステムである。
【００６４】初めに、本実施形態に係る施設予約システ
ムの概要構成について、図１を用いて説明する。なお、図
１は当該施設予約システムの概要構成を示す説明図であ
る。
【００６５】図１に示すように、本実施形態に係る施設
予約システムＳは、ＧＰＳ（GlobalPositioning Syste
m）衛星１からＧＰＳデータを受信して位置情報を取得
する通信端末装置としての携帯の端末装置１０と、この
端末装置１０からインターネットＩＮを介して申し込ま
れた予約の受付及び予約情報の管理、端末装置１０から
送信される位置情報を受けて予約者の現在位置の管理、
アトラクションを含むアミューズメントパークＡＰのエ
リアの規定等を実行する施設予約の管理サーバ２０と、
この管理サーバ２０からインターネットＩＮを介して予
約情報等を取得してアトラクションの予約を管理すると
共に、アミューズメントパークＡＰ内に設置されたアト
ラクション管理部４０とを備えている。
【００６６】図１に示す構成において、端末装置１０
は、予約者が携帯し、ＧＰＳ衛星１からＧＰＳデータを
受信して位置情報を取得すると共に、上述したアミュー
ズメントパークＡＰにおいて開催されるアトラクション
の予約を申し込むための予約情報を入力する一方、予約
がキャンセルされた場合にその旨を管理サーバ２０から
インターネットＩＮを介して電子メールにより通知され
るものである。
【００６７】一方、管理サーバ２０は、インターネット
ＩＮを介して端末装置１０からアトラクションの予約情
報を受け付け、この受け付けた予約情報を管理すると共
に、端末装置１０から送信される位置情報を受けて予約
者の現在位置を管理する。
【００６８】また、管理サーバ２０は、アトラクション
が開催されるアミューズメントパーク（所定のエリア）
ＡＰを規定し、この規定されたエリア外に予約者が移動
した際に予約をキャンセルするようにしている。
【００６９】さらに、アトラクション管理部４０は、管
理サーバ２０からインターネットＩＮを介して予約情報
等を取得してアトラクションの予約を管理するものであ
る。
【００７０】次に、図２及び図３を用いて端末装置１０
及び管理サーバ２０の各装置の細部構成を説明する。な
お、図２は端末装置１０の細部構成を示すブロック図で
あり、図３は管理サーバ２０の細部構成を示すブロック
図である。
【００７１】まず、図２を用いて端末装置１０の細部構
成を説明する。
【００７２】図２に示すように、端末装置１０は、アン
テナＡＴに接続され、ＧＰＳデータを受信するＧＰＳ受
信部１１と、アトラクション予約後の現在位置情報の定
期的な送信状況を管理する送受信制御部１２と、アンテ
ナＡＴに接続され、管理サーバ２０またはアトラクショ
ン管理部４０に対してデータの送信を行う通信部１３
と、アトラクションの予約情報、予約承認画面（予約承
認チケット画面）及びその他管理サーバ２０から電子メ
ールにより取得した情報を表示する表示部１４と、予約
承認画面等のデータを格納する記憶部１５と、ＧＰＳ受
信部１１で受信したＧＰＳデータから端末装置１０の現
在位置情報を生成する位置情報生成部１６と、受信した
データまたは記憶部１５に格納されたデータに基づいて
各部を制御すると共に、管理サーバ２０に対して予約申
し込み処理を制御するシステム制御部１７と、各部を操
作する操作部１８とを備えている。
【００７３】なお、ＧＰＳ受信部１１は、ＧＰＳ衛星１
からの航法電波をアンテナＡＴを介して受信すると共
に、現在位置の擬似座標値を計算してＧＰＳデータとし
てシステム制御部１７に出力する。
【００７４】次に、図３を用いて管理サーバ２０の構成
を説明する。
【００７５】なお、図３において、パーソナルコンピュ
ータＰＣ、携帯型情報端末ＰＤＡ及び携帯型電話機ＭＰ
は、実施形態の情報提供システムＳにおいては相互に同
様の機能を担うので、以下の説明ではこれらを纏めて上
記のように端末装置１０と称する。
【００７６】図３に示すように、管理サーバ２０は、ア
プリケーションサーバＡＳと、中央処理部ＣＰと、地図
サーバＭＳと、配信情報登録部２１と、画面表示部２２
と、により大略構成されている。
【００７７】ここで、配信情報登録部２１と画面表示部
２２は、それぞれインターネットＩＮを介してアプリケ
ーションサーバＡＳと中央処理部ＣＰとの間で情報の授
受が可能とされている。
【００７８】次に、アプリケーションサーバＡＳは、会
員管理部２３と、位置管理手段としての予約者位置管理
部２４と、エリア規定手段としてのエリア管理部２５
と、予約情報管理手段としての予約状況管理部２６と、
予約受付手段としての配信情報管理部２７と、予約キャ
ンセル手段としての予約処理判断部２８と、により構成
されている。
【００７９】ここで、会員管理部２３は、予約者位置管
理部２４との間で情報の授受が可能とされており、この
予約者位置管理部２４はエリア管理部２５との間及び配
信情報管理部２７との間で情報の授受が可能とされてお
り、エリア管理部２５は配信情報管理部２７との間で情
報の授受が可能とされており、予約状況管理部２６は配
信情報管理部２７との間で情報の授受が可能とされてお
り、配信情報管理部２７は上記の他に予約処理判断部２
８との間、配信情報登録部２１との間及び中央処理部Ｃ
Ｐとの間で情報の授受が可能とされている。
【００８０】また、地図サーバＭＳは、画面表示部２２
との間及び中央処理部ＣＰとの間で情報の授受が可能と
されており、具体的には、緯度経度検索部３１と、地図配
信部３２と、ルート検索部３３と、アイコン描画部３４
と、により構成されている。
【００８１】さらに、中央処理部ＣＰは、上記画面表示部
２２との間、配信情報管理部２７との間、地図サーバＭ
Ｓとの間で情報の授受が可能とされており、具体的に
は、ルート検索機能部３５と、配信情報描画機能部３６
と、地図描画機能部３７と、により構成されている。
【００８２】次に、各部の概要動作を説明する。
【００８３】先ず、配信情報登録部２１は、パーソナル
コンピュータＰＣ、携帯型情報端末ＰＤＡ及び携帯型電
話機ＭＰ等の端末装置１０との間でインターネットＩＮ
を介して通信するための通信インターフェイスとしての
機能を有している。
【００８４】一方、画面表示部２２は、端末装置１０か
らインターネットＩＮを介して授受される予約情報等を
表示すると共に、アミューズメントパークＡＰを含むキ
ャンセルエリアの地図、アトラクションの位置や予約者
の自己位置等を表示する。
【００８５】次に、アプリケーションサーバＡＳ内の会
員管理部２３は、予め登録された会員ＩＤ（識別情報）
の他に、予約者の予約利用ログ等を管理し、予約者位置
管理部２４は予め登録された会員のうちアトラクション
を予約した者の現在位置情報を管理し、エリア管理部２
５はアトラクション別に予め設定されたキャンセルエリ
アを管理し、予約状況管理部２６はアトラクション別に
予約状況を管理し、配信情報管理部２７は予約者から配
信された情報、予約者に送信する情報を管理し、予約処
理判断部２８はアトラクションの予約の可否及び自動予
約キャンセルの可否を判断する。
【００８６】また、地図サーバＭＳ内の緯度経度検索部
３１は、予め登録された会員のうちアトラクションを予
約した者の現在位置情報、すなわち予約者の現在の緯度
及び経度を検索し、地図配信部３２は端末装置１０によ
り表示が所望される地図等を、インターネットＩＮを介
して配信すべく、当該地図を表示するために必要な地図
情報等を中央処理部ＣＰに出力し、ルート検索部３３
は、予約者の要求に応じて予約者の現在位置からアトラ
クションの開催地までのルート検索を行い、アイコン描
画部３４は画面表示部２２の表示画面にアイコンを描画
する。
【００８７】さらに、中央処理部ＣＰ内のルート検索機
能部３５は、予約者の要求に応じて予約者の現在位置か
らアトラクションの開催地までのルート表示画面を作成
し、配信情報描画機能部３６は予約承認画面（予約チケ
ット）画面、混雑状況表示画面やキャンセルエリア表示
画面等を作成し、地図描画機能部３７は地図の表示画面
を描画する。この表示画面に描画された地図は、アトラ
クションの開催地、キャンセルエリア及び予約者の自己
位置を表示するときに使用する。
【００８８】次に、上述した各機能を有する管理サーバ
２０において実行される本実施形態の施設予約処理につ
いて、図４乃至図８を用いて説明する。
【００８９】なお、図４は本実施形態の施設予約処理に
おける端末装置１０及び管理サーバ２０の各装置の処理
を示すシーケンス図、図５は本実施形態の端末装置１０
に表示される予約入力画面を示す説明図、図６は本実施
形態の端末装置１０に表示される予約承認画面を示す説
明図、図７は本実施形態の管理サーバ２０の予約可否判
断処理を示すフローチャート、図８は本実施形態の管理
サーバ２０の予約キャンセル処理を示すフローチャート
である。
【００９０】図４に示すように、予約者は、携帯してい
る端末装置１０から会員ＩＤ（識別情報）を入力し、ス
テップＰ１でインターネットＩＮを介して管理サーバ２
０の会員専用予約ページにアクセスすると、管理サーバ
２０は受信した会員ＩＤに基づいて個人認証を行い、管
理サーバ２０からは図５に示す予約入力画面５０を端末
装置１０に表示させるようなデータがインターネットＩ
Ｎを介して出力される（ステップＰ２）。
【００９１】図５に示すように端末装置１０に表示され
た予約入力画面５０を用いて予約者は、予約したいアト
ラクションのうち「スパイシーマウンテン」を選択した
後、予約日時「２００１年３月１０日１５時１５分」を
入力する（ステップＰ３）。ここで、予約状況確認ボタ
ン５１を押すと、各アトラクションの現在の予約状況を
確認する画面に切り替わり、予約者はその予約状況を確
認した後にチケット番号、例えば２名分のチケット番号
を入力して送信ボタン５２を押し、予約したいアトラク
ション、予約日時及びチケット番号の予約情報を管理サ
ーバ２０に送信する。また、予約者は端末装置１０を用
いて現在の位置情報を管理サーバ２０に送信する（ステ
ップＰ４）。
【００９２】一方、管理サーバ２０は、端末装置１０か
ら受信した予約者の予約したいアトラクション、予約日
時、チケット番号の予約情報及び予約者の位置情報に基
づいて予約可否の判断処理を実行すると共に、予約可で
ある場合には予約手続の処理を実行する（ステップＰ
５）。
【００９３】次いで、管理サーバ２０は、端末装置１０
に予約完了通知（予約チケット）情報を送信する（ステ
ップＰ６）。この予約完了通知情報は、図６に示す予約
承認画面６０として端末装置１０の画面表示部２２に表
示される。
【００９４】すなわち、図６に示すように予約承認画面
６０には、会員ＩＤ、予約者氏名、受け付けたアトラク
ション名、日時、予約人数及び予約情報を表すバーコー
ド６１が表示される。そして、この予約承認画面６０に
表示された情報が実際のアトラクションに参加する際の
チケットとなる。この場合、端末装置１０に表示される
予約承認画面６０をそのままチケットとして使用しても
よいし、また適宜プリントアウトしてチケットとして使
用してもよい。
【００９５】次に、図７に従って管理サーバ２０の予約
可否の判断処理を説明する。
【００９６】図７に示すように、管理サーバ２０は、ス
テップＳ１で予約入力画面５０を用いて予約者から入力
されたアトラクションの予約日時が混雑しているか否か
を判断し、混雑している場合（ステップＳ１；ＹＥＳ）
には、予約不可の旨の通知を端末装置１０を携帯する予
約者に電子メールにて通知する（ステップＳ２）。
【００９７】また、混雑していない場合（ステップＳ
１；ＮＯ）には、ステップＳ３に移行して予約者がアト
ラクションを含むアミューズメントパークＡＰ内にいる
か否かを判断し（ステップＳ３）、予約者がアミューズ
メントパークＡＰ内にいる場合（ステップＳ３；ＹＥ
Ｓ）には、予約者名簿を更新すると共に、予約チケット
を作成する予約手続処理を実行する（ステップＳ４）。
【００９８】一方、予約者がアミューズメントパークＡ
Ｐ外に移動した場合（ステップＳ３；ＮＯ）には、予約
者が例えば年間パス等のパスを保有するか否かを判断す
る（ステップＳ５）。予約者がパスを保有する場合（ス
テップＳ５；ＹＥＳ）には、上述したステップＳ４で予
約者名簿を更新すると共に、予約チケットの作成を行
う。また、予約者がパスを保有しない場合（ステップＳ
５；ＮＯ）には、ステップＳ２で予約不可の旨の通知を
予約者に電子メールにて通知する。
【００９９】ここで、ステップＳ５において、パスを保
有する会員は、アミューズメントパークＡＰの入園料を
払い込み済みであるので、アミューズメントパークＡＰ
外にいても予約を受け付ける。通常はアミューズメント
パークＡＰ内に入った時点（入園料を支払った後）で予
約を受け付ける。以上の一連の処理を実行することによ
り、予約可否の判断処理を終了する。
【０１００】次に、図８に従って管理サーバ２０の予約
キャンセル処理を説明する。
【０１０１】図８に示すように、まずステップＳ１１で
予約者の位置情報を受信したか否かを判断し、位置情報
を受信するまで待機状態となる。そして、位置情報を受
信した場合（ステップＳ１１；ＹＥＳ）には、ステップ
Ｓ１２に移行して上記位置情報に基づいて予約者位置管
理部２４は、予約者がアミューズメントパークＡＰ内
（園内）にいるか否かを判断し、予約者がアミューズメ
ントパークＡＰ外に移動するまで待機状態となる。ま
た、予約者がアミューズメントパークＡＰ外に移動した
場合（ステップＳ１２；ＮＯ）には、一時的な外出か否
かを判断する（ステップＳ１３）。
【０１０２】なお、一時的な外出の場合（ステップＳ１
３；ＹＥＳ）は、予約時間までの間に一時的に予約者が
アミューズメントパークＡＰ外に出たいときであり、そ
の旨を端末装置１０から管理サーバ２０に通知すれば、
一次外出扱いになる。
【０１０３】一方、一時的な外出でない場合（ステップ
Ｓ１３；ＮＯ）には、ステップＳ１４に移行し、このス
テップＳ１４では予約キャンセル処理を行う。すなわ
ち、予約者名簿の更新を行った後、混雑情報の更新を実
行する。
【０１０４】次いで、ステップＳ１５で予約キャンセル
の旨の通知を予約者に電子メールにて通知する。なお、
ステップＳ１５では、メール通知を受けてから所定時間
内に、キャンセルしない旨を電子メールで返信して予約
者がアミューズメントパークＡＰ内に戻れば、予約をキ
ャンセルしないようにしてもよい。以上の一連の処理を
実行することにより、管理サーバ２０による予約キャン
セル処理を終了する。
【０１０５】以上説明したように、本実施形態の施設予
約システムＳの動作によれば、予め規定されたアミュー
ズメントパークＡＰ外に予約者が移動した際に予約をキ
ャンセルすることにより、予約だけして帰ってしまった
予約者を自動的にキャンセルするので、実際にアミュー
ズメントパークＡＰ内のアトラクションに参加する人数
を正確に把握することができ、客さばきが良好になる。
【０１０６】また、予め規定されたアミューズメントパ
ークＡＰ内で予約した場合のみ受付可能であることによ
り、アミューズメントパークＡＰ内にいるユーザだけが
予約することができるようにしたので、施設を利用する
可能性の高い予約者に対して施設の予約を受け付けるこ
とができる。
【０１０７】さらに、予約をキャンセルしたとき、その
旨を予約者に電子メールで通知することにより、予約者
にとって予約がキャンセルされたことを明確に判断する
ことができる。
【０１０８】さらにまた、予約者が予約時間前に規定さ
れたアミューズメントパークＡＰから一時的に外れる旨
を通知した場合、アミューズメントパークＡＰ外に移動
したとしても予約が保持されることにより、予約者が再
度予約する手間を省くことができる。
【０１０９】また、予約者が予め登録された会員の場合
には、アミューズメントパークＡＰ外からの予約を可能
としたことにより、会員としての特典を得ることができ
る。
【０１１０】なお、上述した本実施形態は、アミューズ
メントパークＡＰにて開催されるアトラクションを予約
する場合について説明したが、これに限らず会場で催さ
れるコンサート，スポーツ，映画等の各種イベントの
他、本人が利用する各種スポーツ等を予約する場合につ
いても適用可能である。
【０１１１】また、上記図７及び図８に示したフローチ
ャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク
又はハードディスク等の情報記録媒体に記録させてお
き、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して
実行させることで、当該マイクロコンピュータを実施形
態に係る地図サーバＭＳ又はアプリケーションサーバＡ
Ｓとして機能させることが可能である。
【０１１２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、エリア規定手段によって規定されたエリ
ア外に予約者が移動した際に予約をキャンセルすること
により、予約だけして帰ってしまった予約者を自動的に
キャンセルするので、実際に施設を利用する人数を正確
に把握することができ、客さばきが良好になる。従っ
て、施設の予約を効率よく行うことができる施設予約シ
ステムを実現することができる。
【０１１３】請求項２に記載の発明によれば、請求項１
に記載の発明の効果に加えて、規定されたエリア内で予
約した場合のみ受付可能であることにより、エリア内に
いるユーザだけが予約することができるようにしたの
で、施設を利用する可能性の高い予約者に対して施設の
予約を受け付けることができる。
【０１１４】請求項３に記載の発明によれば、請求項１
に記載の発明の効果に加えて、予約をキャンセルしたと
き、その旨を予約者に電子メールで通知することによ
り、予約者にとって予約がキャンセルされたことを明確
に判断することができる。
【０１１５】請求項４に記載の発明によれば、請求項１
乃至３のいずれか一項に記載に記載の発明の効果に加え
て、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的
に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとして
も予約が保持されることにより、予約者が再度予約する
手間を省くことができる。
【０１１６】請求項５に記載の発明によれば、請求項１
乃至３のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、会
員の場合、規定されたエリア外からの予約を可能とした
ことにより、会員としての特典を得ることができる。
【０１１７】請求項６に記載の発明によれば、エリア規
定工程によって規定されたエリア外に予約者が移動した
際に予約をキャンセルすることにより、予約だけして帰
ってしまった予約者を自動的にキャンセルするので、実
際に施設を利用する人数を正確に把握することができ、
客さばきが良好になる。従って、施設の予約を効率よく
行うことができる施設予約方法を実現することができ
る。
【０１１８】請求項７に記載の発明によれば、請求項６
に記載の発明の効果に加えて、規定されたエリア内で予
約した場合のみ受付可能であることにより、エリア内に
いるユーザだけが予約することができるようにしたの
で、施設を利用する可能性の高い予約者に対して施設の
予約を受け付けることができる。
【０１１９】請求項８に記載の発明によれば、請求項６
に記載の発明の効果に加えて、予約をキャンセルしたと
き、その旨を予約者に電子メールで通知することによ
り、予約者にとって予約がキャンセルされたことを明確
に判断することができる。
【０１２０】請求項９に記載の発明によれば、請求項６
乃至８のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、予
約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的に外れ
る旨を通知した場合、エリア外に移動したとしても予約
が保持されることにより、予約者が再度予約する手間を
省くことができる。
【０１２１】請求項１０に記載の発明によれば、請求項
６乃至８のいずれか一項に記載の効果に加えて、会員の
場合、規定されたエリア外からの予約を可能としたこと
により、会員としての特典を得ることができる。
【０１２２】請求項１１に記載の発明によれば、エリア
規定手段によって規定されたエリア外に予約者が移動し
た際に予約をキャンセルすることにより、予約だけして
帰ってしまった予約者を自動的にキャンセルするので、
実際に施設を利用する人数を正確に把握することがで
き、客さばきが良好になる。従って、施設の予約を効率
よく行うことができる施設予約管理サーバを実現するこ
とができる。
【０１２３】請求項１２に記載の発明によれば、請求項
１１に記載の発明の効果に加えて、規定されたエリア内
で予約した場合のみ受付可能であることにより、エリア
内にいるユーザだけが予約することができるようにした
ので、施設を利用する可能性の高い予約者に対して施設
の予約を受け付けることができる。
【０１２４】請求項１３に記載の発明によれば、請求項
１１に記載の発明の効果に加えて、予約をキャンセルし
たとき、その旨を予約者に電子メールで通知することに
より、予約者にとって予約がキャンセルされたことを明
確に判断することができる。
【０１２５】請求項１４に記載の発明によれば、請求項
１１乃至１３のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的
に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとして
も予約が保持されることにより、予約者が再度予約する
手間を省くことができる。
【０１２６】請求項１５に記載の発明によれば、請求項
１１乃至１３のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可能
としたことにより、会員としての特典を得ることができ
る。
【０１２７】請求項１６に記載の発明によれば、エリア
規定工程によって規定されたエリア外に予約者が移動し
た際に予約をキャンセルすることにより、予約だけして
帰ってしまった予約者を自動的にキャンセルするので、
実際に施設を利用する人数を正確に把握することがで
き、客さばきが良好になる。従って、施設の予約を効率
よく行うことができる施設予約管理方法を実現すること
ができる。
【０１２８】請求項１７に記載の発明によれば、請求項
１６に記載の発明の効果に加えて、規定されたエリア内
で予約した場合のみ受付可能であることにより、エリア
内にいるユーザだけが予約することができるようにした
ので、施設を利用する可能性の高い予約者に対して施設
の予約を受け付けることができる。
【０１２９】請求項１８に記載の発明によれば、請求項
１６に記載の発明の効果に加えて、予約をキャンセルし
たとき、その旨を予約者に電子メールで通知することに
より、予約者にとって予約がキャンセルされたことを明
確に判断することができる。
【０１３０】請求項１９に記載の発明によれば、請求項
１６乃至１８のいずれか一項に記載の効果に加えて、予
約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的に外れ
る旨を通知した場合、エリア外に移動したとしても予約
が保持されることにより、予約者が再度予約する手間を
省くことができる。
【０１３１】請求項２０に記載の発明によれば、請求項
１６乃至１８のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可能
としたことにより、会員としての特典を得ることができ
る。
【０１３２】請求項２１に記載の発明によれば、エリア
規定手段によって規定されたエリア外に予約者が移動し
た際に予約をキャンセルするようにコンピュータが機能
することにより、予約だけして帰ってしまった予約者を
自動的にキャンセルするので、実際に施設を利用する人
数を正確に把握することができ、客さばきが良好にな
る。
【０１３３】請求項２２に記載の発明によれば、請求項
２１に記載の発明の効果に加えて、規定されたエリア内
で予約した場合のみ受付可能とするようにコンピュータ
が機能することにより、エリア内にいるユーザだけが予
約することができるようになり、施設を利用する可能性
の高い予約者に対して施設の予約を受け付けることがで
きる。
【０１３４】請求項２３に記載の発明によれば、請求項
２１に記載の発明の効果に加えて、予約をキャンセルし
たとき、その旨を予約者に電子メールで通知するように
コンピュータが機能することにより、予約者にとって予
約がキャンセルされたことを明確に判断することができ
る。
【０１３５】請求項２４に記載の発明によれば、請求項
２１乃至２３のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、予約者が予約時間前に規定されたエリアから一時的
に外れる旨を通知した場合、エリア外に移動したとして
も予約が保持されるようにコンピュータが機能すること
により、予約者が再度予約する手間を省くことができ
る。
【０１３６】請求項２５に記載の発明によれば、請求項
２１乃至２３のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、会員の場合、規定されたエリア外からの予約を可能
とするようにコンピュータが機能することにより、会員
としての特典を得ることができる。
【０１３７】請求項２６に記載の発明によれば、請求項
２１乃至２５のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、施設予約管理用プログラムを読み出してコンピュー
タにより実行することで、エリア規定手段によって規定
されたエリア外に予約者が移動した際に予約をキャンセ
ルするように当該コンピュータが機能することにより、
予約だけして帰ってしまった予約者を自動的にキャンセ
ルするので、実際に施設を利用する人数を正確に把握す
ることができ、客さばきが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る施設予約システムの一実施形態の
概要構成を示す説明図である。
【図２】本実施形態の端末装置の細部構成を示すブロッ
ク図である。
【図３】本実施形態の管理サーバの細部構成を示すブロ
ック図である。
【図４】本実施形態の施設予約処理における端末装置及
び管理サーバの各装置の処理を示すシーケンス図であ
る。
【図５】本実施形態の端末装置に表示される予約入力画
面を示す説明図である。
【図６】本実施形態の端末装置に表示される予約承認画
面を示す説明図である。
【図７】本実施形態の管理サーバの予約可否判断処理を
示すフローチャートである。
【図８】本実施形態の管理サーバの予約キャンセル処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１…ＧＰＳ衛星 １０…端末装置（通信端末装置） １１…ＧＰＳ受信部 １２…送受信制御部 １３…通信部 １４…表示部 １５…記憶部 １６…位置情報生成部 １７…システム制御部 １８…操作部 ２０…管理サーバ ２１…配信情報登録部 ２２…画面表示部 ２３…会員管理部 ２４…予約者位置管理部（位置管理手段） ２５…エリア管理部（エリア規定手段） ２６…予約状況管理部（予約情報管理手段） ２７…配信情報管理部（予約受付手段） ２８…予約処理判断部（予約キャンセル手段） ３１…緯度経度検索部 ３２…地図配信部 ３３…ルート検索部 ３４…アイコン描画部 ３５…ルート検索機能部 ３６…配信情報描画機能部 ３７…地図描画機能部 ４０…アトラクション管理部 ５０…予約入力画面 ５１…予約状況確認ボタン ５２…送信ボタン ６０…予約承認画面 ６１…バーコード Ｓ…施設予約システム ＩＮ…インターネット ＰＣ…パーソナルコンピュータ ＰＤＡ…携帯型情報端末 ＭＰ…携帯型電話機 ＡＰ…アミューズメントパーク ＡＳ…アプリケーションサーバ ＣＰ…中央処理部 ＭＳ…地図サーバ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ネットワークを介して接続される通信端
    末装置から施設の予約を受け付ける予約受付手段と、 前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
    情報管理手段と、 前記通信端末装置から送信される位置情報を受けて予約
    者の現在位置を管理する位置管理手段と、 前記施設を含むエリアを規定するエリア規定手段と、 前記エリア規定手段によって規定されたエリア外に前記
    予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キャン
    セル手段と、 を備えたことを特徴とする施設予約システム。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の施設予約システムにお
    いて、 前記予約受付手段は、前記エリア規定手段によって規定
    されたエリア内で予約した場合のみ受付可能であること
    を特徴とする施設予約システム。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載の施設予約システムにお
    いて、 前記予約キャンセル手段で予約をキャンセルしたとき、
    その旨を予約者に電子メールで通知することを特徴とす
    る施設予約システム。
  4. 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれか一項に記載の
    施設予約システムにおいて、前記通信端末装置から前記
    予約者が予約時間前に前記エリア規定手段によって規定
    されたエリアから一時的に外れる旨を通知した場合、前
    記エリア外に移動したとしても前記予約が保持されるこ
    とを特徴とする施設予約システム。
  5. 【請求項５】 請求項１乃至３のいずれか一項に記載の
    施設予約システムにおいて、 前記予約者が予め登録された会員の場合には、前記エリ
    ア規定手段によって規定されたエリア外からの予約が可
    能であることを特徴とする施設予約システム。
  6. 【請求項６】 ネットワークを介して接続される通信端
    末装置から施設の予約を受け付ける予約受付工程と、 前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
    情報管理工程と、 前記通信端末装置から送信される位置情報を受けて予約
    者の現在位置を管理する位置管理工程と、 前記施設を含むエリアを規定するエリア規定工程と、 前記エリア規定工程によって規定されたエリア外に前記
    予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キャン
    セル工程と、 を備えたことを特徴とする施設予約方法。
  7. 【請求項７】 請求項６に記載の施設予約方法におい
    て、前記予約受付工程は、前記エリア規定工程によって
    規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能である
    ことを特徴とする施設予約方法。
  8. 【請求項８】 請求項６に記載の施設予約方法におい
    て、前記予約キャンセル工程で予約をキャンセルしたと
    き、その旨を予約者に電子メールで通知することを特徴
    とする施設予約方法。
  9. 【請求項９】 請求項６乃至８のいずれか一項に記載の
    施設予約方法において、前記通信端末装置から前記予約
    者が予約時間前に前記エリア規定工程によって規定され
    たエリアから一時的に外れる旨を通知した場合、前記エ
    リア外に移動したとしても前記予約が保持されることを
    特徴とする施設予約方法。
  10. 【請求項１０】 請求項６乃至８のいずれか一項に記載
    の施設予約方法において、 前記予約者が予め登録された会員の場合には、前記エリ
    ア規定工程によって規定されたエリア外からの予約が可
    能であることを特徴とする施設予約方法。
  11. 【請求項１１】 ネットワークを介して接続される通信
    端末装置から施設の予約を受け付ける予約受付手段と、 前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
    情報管理手段と、 前記通信端末装置から送信される位置情報を受けて予約
    者の現在位置を管理する位置管理手段と、 前記施設を含むエリアを規定するエリア規定手段と、 前記エリア規定手段によって規定されたエリア外に前記
    予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キャン
    セル手段と、を備えたことを特徴とする施設予約管理サ
    ーバ。
  12. 【請求項１２】 請求項１１に記載の施設予約管理サー
    バにおいて、前記予約受付手段は、前記エリア規定手段
    によって規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可
    能であることを特徴とする施設予約管理サーバ。
  13. 【請求項１３】 請求項１１に記載の施設予約管理サー
    バにおいて、前記予約キャンセル手段で予約をキャンセ
    ルしたとき、その旨を予約者に電子メールで通知するこ
    とを特徴とする施設予約管理サーバ。
  14. 【請求項１４】 請求項１１乃至１３のいずれか一項に
    記載の施設予約管理サーバにおいて、前記通信端末装置
    から前記予約者が予約時間前に前記エリア規定手段によ
    って規定されたエリアから一時的に外れる旨を通知した
    場合、前記エリア外に移動したとしても前記予約が保持
    されることを特徴とする施設予約管理サーバ。
  15. 【請求項１５】 請求項１１乃至１３のいずれか一項に
    記載の施設予約管理サーバにおいて、前記予約者が予め
    登録された会員の場合には、前記エリア規定手段によっ
    て規定されたエリア外からの予約が可能であることを特
    徴とする施設予約管理サーバ。
  16. 【請求項１６】 ネットワークを介して接続される通信
    端末装置から施設の予約を受け付ける予約受付工程と、
    前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
    情報管理工程と、前記通信端末装置から送信される位置
    情報を受けて予約者の現在位置を管理する位置管理工程
    と、前記施設を含むエリアを規定するエリア規定工程
    と、前記エリア規定工程によって規定されたエリア外に
    前記予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キ
    ャンセル工程と、を備えたことを特徴とする施設予約管
    理方法。
  17. 【請求項１７】 請求項１６に記載の施設予約管理方法
    において、前記予約受付工程は、前記エリア規定工程に
    よって規定されたエリア内で予約した場合のみ受付可能
    であることを特徴とする施設予約管理方法。
  18. 【請求項１８】 請求項１６に記載の施設予約管理方法
    において、 前記予約キャンセル工程で予約をキャンセルしたとき、
    その旨を予約者に電子メールで通知することを特徴とす
    る施設予約管理方法。
  19. 【請求項１９】 請求項１６乃至１８のいずれか一項に
    記載の施設予約管理方法において、前記通信端末装置か
    ら前記予約者が予約時間前に前記エリア規定工程によっ
    て規定されたエリアから一時的に外れる旨を通知した場
    合、前記エリア外に移動したとしても前記予約が保持さ
    れることを特徴とする施設予約管理方法。
  20. 【請求項２０】 請求項１６乃至１８のいずれか一項に
    記載の施設予約管理方法において、 前記予約者が予め登録された会員の場合には、前記エリ
    ア規定工程によって規定されたエリア外からの予約が可
    能であることを特徴とする施設予約管理方法。
  21. 【請求項２１】 コンピュータを、 ネットワークを介して接続される通信端末装置から施設
    の予約を受け付ける予約受付手段と、 前記予約受付手段で受け付けた予約情報を管理する予約
    情報管理手段と、 前記通信端末装置から送信される位置情報を受けて予約
    者の現在位置を管理する位置管理手段と、 前記施設を含むエリアを規定するエリア規定手段と、 前記エリア規定手段によって規定されたエリア外に前記
    予約者が移動した際に予約をキャンセルする予約キャン
    セル手段と、 として機能させることを特徴とする施設予約管理用プロ
    グラム。
  22. 【請求項２２】 請求項２１に記載の施設予約管理用プ
    ログラムにおいて、 前記予約受付手段は、前記エリア規定手段によって規定
    されたエリア内で予約した場合のみ受付可能であること
    を特徴とする施設予約管理用プログラム。
  23. 【請求項２３】 請求項２１に記載の施設予約管理用プ
    ログラムにおいて、 前記予約キャンセル手段で予約をキャンセルしたとき、
    その旨を予約者に電子メールで通知することを特徴とす
    る施設予約管理用プログラム。
  24. 【請求項２４】 請求項２１乃至２３のいずれか一項に
    記載の施設予約管理用プログラムにおいて、前記通信端
    末装置から前記予約者が予約時間前に前記エリア規定手
    段によって規定されたエリアから一時的に外れる旨を通
    知した場合、前記エリア外に移動したとしても前記予約
    が保持されることを特徴とする施設予約管理用プログラ
    ム。
  25. 【請求項２５】 請求項２１乃至２３のいずれか一項に
    記載の施設予約管理用プログラムにおいて、 前記予約者が予め登録された会員の場合には、前記エリ
    ア規定手段によって規定されたエリア外からの予約が可
    能であることを特徴とする施設予約管理用プログラム。
  26. 【請求項２６】 請求項２１乃至２５のいずれか一項に
    記載の施設予約管理用プログラムが記録されていること
    を特徴とする情報記録媒体。
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