JP2002117259A

JP2002117259A - 仲介販売システム、仲介販売方法、仲介販売装置、割引きシステム、割引き方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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Publication number: JP2002117259A
Application number: JP2000307884A
Authority: JP
Inventors: Yukinao Yasujima; 幸直安嶋; Satonobu Kitahara; 聡信北原
Original assignee: For side com Co Ltd
Current assignee: For side com Co Ltd
Priority date: 2000-10-06
Filing date: 2000-10-06
Publication date: 2002-04-19

Abstract

(57)【要約】【課題】航空券などの仲介販売においては、電話や対
面式にて航空券を販売していたため、応対する社員の数
ずつでしか予約処理を行うことができず、緊急を要する
利用者が利用できなかったり、航空会社が搭乗時刻間際
においては空席をさばくことができないなどの課題があ
る。【解決手段】本発明は、ユーザ端末からのアクセスに
応じてサービス元データベース１４が提供するサービス
あるいは商品のリストを提供する仲介サーバ４を設ける
ものである。特に、この仲介サーバ４は、提供価格を含
む確認を１回で行った後に予約処理を行ったり、利用期
限が近くなるほど安価な価格で予約処理を行ったり、一
般の割引価格の他に特別割引価格を用意するものであ
る。ユーザ端末が携帯電話端末１である場合には更に、
リストを送信した後に選択されたサービスあるいは商品
の確認フォームを送信したり、予約の後に携帯電話端末
１の接続先を電話機１０に切り替えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
電話回線などのネット網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて、サービス元データベースに対するサービ
スあるいは商品の予約処理を行う仲介販売システム、仲
介販売方法、仲介販売装置、割引きシステム、割引き方
法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係
り、特に、航空券などの総販売数量および使用期限が設
定されているサービスや商品の予約処理を行うために好
適な発明に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、航空券や興行のチケットなどを販
売する場合、興行主や航空会社などが直接販売する他
に、チケット販売の仲介業者によって販売されている。
そして、ユーザは、これら仲介業者などが経営する店舗
に出向いて対面購入するか、電話によって注文を行って
いる。また、仲介業者にあっても元売の興行主や航空会
社などに電話で問い合わせたり、あるいは興行主や航空
会社などに接続されたオンライン端末を用いて検索、予
約処理を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに電話や対面式の販売にてチケットを販売した場合に
は、例え仲介業者と航空会社との間の予約取引がオンラ
インシステムで接続されていたとしても、仲介業者や航
空会社と利用者との間では利用者に応対する社員の数ず
つでしか処理が行われないため、人の順番待ちや電話回
線の空き待ちのために時間が費やされてしまい、緊急的
に利用をしたいユーザの要求に十分に対応できるものと
はなっていない。

【０００４】逆に、例えば飛行機の搭乗時刻などのぎり
ぎりの時間において、元売の興行主や航空会社において
空席などが発生していたとしても、せいぜい飛行場や公
演場所の近くでの直営販売店においてさばく程度であ
り、仲介業者などを通じて販売することができなかっ
た。

【０００５】本発明は、航空券や興行のチケットをそれ
らの利用期限（例えば搭乗時刻）ぎりぎりにおいても効
率よく予約販売することができ、これによりユーザおよ
び元売の双方に対して多大なメリットを提供することが
できる仲介販売システム、仲介販売方法、仲介販売装
置、割引きシステム、割引き方法、並びにコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。

【０００６】また、他の発明は、航空券や興行のチケッ
トを購入する場合に、利用者の順番待ちや電話回線の空
き待ちをすることなく購入することができる仲介販売シ
ステム、仲介販売方法、仲介販売装置、割引きシステ
ム、割引き方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の仲介販売システムは、航空券などの総販
売数量および使用期限が設定されているサービスあるい
は商品の空き情報を提供するサービス元データベース
と、上記サービス元データベースに記憶された各種のサ
ービスあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、
ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユーザ
端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記サー
ビスあるいは商品の割引された提供価格あるいは当該提
供価格を決定するための基礎データを記憶する価格デー
タベースを設け、上記仲介サーバは、上記ユーザ端末に
対して上記リストの送信後に、価格データベースに基い
て決定された価格を含む確認フォームを送信し、更に、
これに対する応答に基いて上記サービス元データベース
に対する予約処理を行うものである。

【０００８】この構成を採用すると、ユーザはユーザ端
末を用いて仲介サーバにアクセスすれば、当該ユーザ端
末上でサービスおよび商品とともに割り引かれた提供価
格を確認することができる。しかも、その確認フォーム
に応答するだけで当該割引価格にてサービスの予約を行
うことができる。従って、時間の無いユーザにとっては
レスポンスが良い、使い易い仲介サービスを提供するこ
とができ、特にリアルタイムで値段が更新されるような
サービスにおいて好適に利用することができる。

【０００９】本発明の仲介販売システムは、航空券など
の総販売数量および使用期限が設定されているサービス
あるいは商品の空き情報を提供するサービス元データベ
ースと、上記サービス元データベースに記憶された各種
のサービスあるいは商品のリストを生成する仲介サーバ
と、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上
記リストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユ
ーザ端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記
サービスあるいは商品の割引された複数の提供価格ある
いは当該複数の提供価格を決定するための基礎データを
記憶する価格データベースを設け、上記仲介サーバは、
上記ユーザ端末に対して上記リストの送信後に、価格デ
ータベースの複数の価格のうちの１つを選択してこの価
格を含む確認フォームを送信し、更に、これに対する応
答に基いて上記サービス元データベースに対する予約処
理を行うものである。

【００１０】この構成を採用すると、各サービスの割引
き提供価格を変動させることができ、例えば一般のユー
ザと特別なユーザなどを区別してきめの細かいサービス
を展開することができ、ユーザにとって利用するメリッ
トのある仲介サービスとすることができる。

【００１１】本発明の仲介販売システムは、前記価格デ
ータベースに基いて決定される価格は、少なくともその
一部が使用期限に近くなると価格が下がるように設定さ
れているものである。

【００１２】この構成を採用すると、ユーザは使用期限
が近づくほど安価にサービスや商品の提供を受けること
ができる。また、サービスや商品の供給元にあっては、
使用期限ぎりぎりであっても割り引かれた値段で利用し
たいユーザからの予約が入ることを期待することがで
き、空席率などを下げてより高い収益を期待することが
できる。更に、仲介サービスを行う業者にあっても、例
えば残り席数などの情報をユーザに提供するサービスな
どと併用することで、多くのサイトアクセスを期待する
ことができる。

【００１３】本発明の仲介販売システムは、前記価格デ
ータベースに基いて決定される価格は、所定の期間にお
ける一般の価格と、当該所定の期間においてサービスの
空席数、サービスの在庫数、ユーザの利用回数、ユーザ
の利用に応じて与えられるポイント、購入枚数などの中
の少なくとも１つの割引要因に該当する場合における特
別割引価格とを含むものである。

【００１４】この構成を採用すると、ユーザはサービス
の空席数、サービスの在庫数、ユーザの利用回数、ユー
ザの利用に応じて与えられるポイント、購入枚数などの
中の１つの割引要因に応じて安価にサービスの提供を受
けることができる。また、サービスや商品の供給元にあ
っては、空席率が高いサービスなどであっても仲介サー
バを通じてユーザからの予約が入ることを期待すること
ができ、空席率などを下げてより高い収益を期待するこ
とができる。更に、仲介サービスを行う業者にあって
も、ユーザの利用回数、購入枚数などによる割引メリッ
トを提供することで、多くのサイトアクセスを期待する
ことができる。

【００１５】本発明の仲介販売システムは、航空券など
の総販売数量および使用期限が設定されているサービス
あるいは商品の空き情報を提供するサービス元データベ
ースと、上記サービス元データベースに記憶された各種
のサービスあるいは商品のリストを生成する仲介サーバ
と、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上
記リストに基いてサービスあるいは商品の確認を行う携
帯電話端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上
記仲介サーバは、上記ユーザ端末に対して上記リストの
送信後に、リスト中のサービスあるいは商品に関して価
格データベースに基いて価格を決定し、上記リストに対
する選択に応じて価格を含む確認フォームを送信し、更
に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベ
ースに対する予約処理を行うものである。

【００１６】この構成を採用すると、一度に複数のサー
ビスや商品の確認フォームを携帯電話端末に送信しない
ので、通信トラフィックおよびユーザの負担や表示待ち
ストレスを軽減することができる。従って、ユーザにお
いては繰り返し利用し易いサービスとすることができ
る。

【００１７】本発明の仲介販売システムは、航空券など
の総販売数量および使用期限が設定されているサービス
あるいは商品の空き情報を提供するサービス元データベ
ースと、上記サービス元データベースに記憶された各種
のサービスあるいは商品のリストを生成する仲介サーバ
と、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上
記リストに基いてサービスあるいは商品の確認を行う携
帯電話端末と、当該携帯電話端末と通話可能な電話機
と、を備える仲介販売システムにおいて、上記仲介サー
バがリスト中のサービスあるいは商品の確認を受け付け
た後に、当該携帯電話端末の接続先が上記電話機に切替
えられ、その通話により当該予約に関し必要となる事項
を連絡できるようにされるものである。

【００１８】この構成を採用すると、携帯電話端末の利
用者は予約をした後に、口頭にて、予約内容、支払方
法、チケットの受け渡し方法などを確認したり指示した
りすることができ、携帯電話端末のプアーなユーザイン
タフェースにてこれらの全ての処理を行わせる場合より
も、ユーザの操作負担やストレスを軽減することができ
る。しかも、口頭で予約内容などを確認できることでデ
ータ通信に不慣れなユーザであっても安心感を与えるこ
とができる。

【００１９】特に、予約処理自体は携帯電話端末のデー
タ通信機能を用いて即座に且つ確実に処理するととも
に、その確認や付随処理を口頭にて処理することによ
り、電話接続で待たされること無く即座に予約すること
ができ、且つ、口頭の確認により確実に航空券を受け取
ることができる。従って、例えば搭乗時間１時間前など
のように使用期限ぎりぎりの時間であっても、ユーザに
確実且つ安全なサービスを提供することができ、早く、
安く且つ確実な仲介販売サービスとすることができる。
また、短時間でより多くのユーザの予約を取り付けるこ
とができる。

【００２０】本発明の仲介販売システムは、航空券など
の総販売数量および使用期限が設定されているサービス
あるいは商品の空き情報を提供するサービス元データベ
ースと、上記サービス元データベースに記憶された各種
のサービスあるいは商品のリストを生成する仲介サーバ
と、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上
記リストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユ
ーザ端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記
ユーザ端末からのカード入会申込を受け付けるカード申
込受付サーバを設け、上記仲介サーバは、上記ユーザ端
末に対して上記リストとともにあるいは上記リストの送
信後に、カード申込受付サーバに対するカード申込に応
じて割り引かれた価格を含む確認フォームを送信し、更
に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベ
ースに対する予約処理を行うものである。

【００２１】この構成を採用すると、ユーザは、カード
を申し込むだけで割安にサービスや商品の提供をうける
ことができる。

【００２２】本発明の仲介販売システムは、ユーザ端末
と、当該ユーザ端末によるネット網を介したアクセスに
応じて商品あるいはサービスに関する情報を提供するサ
ーバと、上記ネット網を介して上記ユーザ端末からアク
セスすることでカード申込が可能なカード申込受付サー
バと、を備え、上記カード申込受付サーバに対するカー
ド申込を行った上記ユーザ端末が上記サーバにアクセス
した場合に割り引かれた価格にて商品あるいはサービス
を提供するものである。

【００２３】この構成を採用すると、ユーザは、カード
を申し込むだけで割安にサービスや商品の提供をうける
ことができる。

【００２４】本発明の仲介販売方法は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶さ
れた航空券などの総販売数量および使用期限が設定され
ているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介販
売方法であって、割引価格を含む確認フォームを上記ユ
ーザ端末に送信し、当該確認フォームに対する応答に基
いて上記サービス元データベースに対する予約処理を行
うものである。

【００２５】この方法を採用すると、ユーザはユーザ端
末上で他の予約サービスの内容とともにサービスの提供
価格を一度に確認することができ、更にそれに対して応
答するだけでサービスの予約を行うことができる。従っ
て、時間の無いユーザにとってはレスポンスが良い、使
い易い仲介サービスを提供することができ、特にリアル
タイムで値段が更新されるようなサービスにおいて好適
に実施することができる。

【００２６】本発明の仲介販売方法は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶さ
れた航空券などの総販売数量および使用期限が設定され
ているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介販
売方法であって、当該サービスの使用期限までの残り時
間や残り日数が少なくなると値段が安くなる割引価格に
て確認フォームを上記ユーザ端末に送信するものであ
る。

【００２７】この方法を採用すると、ユーザは使用期限
が近づけば近づくほど安価にサービスの提供を受けるこ
とができる。また、サービス供給元にあっては、使用期
限ぎりぎりであってもユーザからの予約が入ることを期
待することができ、空席率などを下げてより高い収益を
期待することができる。更に、チケット仲介サービスを
行う業者にあっても、例えば残り席数などの情報をユー
ザに提供するサービスなどと併用することで、多くのサ
イトアクセスを期待することができる。

【００２８】本発明の仲介販売方法は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶さ
れた航空券などの総販売数量および使用期限が設定され
ているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介販
売方法であって、サービスの空席数、サービスの在庫
数、ユーザの利用回数、購入枚数などの中の少なくとも
１つの割引要因に応じて値段が安くなる割引価格にて確
認フォームを上記ユーザ端末に送信するものである。

【００２９】この方法を採用すると、ユーザはサービス
の空席数、サービスの在庫数、ユーザの利用回数、購入
枚数などの中の１つの割引要因に応じて安価にサービス
の提供を受けることができる。また、サービス供給元に
あっては、空席率が高いサービスなどであってもユーザ
からの予約が入ることを期待することができ、空席率な
どを下げてより高い収益を期待することができる。更
に、チケット仲介サービスを行う業者にあっても、ユー
ザの利用回数、購入枚数などによる割引メリットを提供
することで、多くのサイトアクセスを期待することがで
きる。

【００３０】本発明の仲介販売方法は、携帯電話端末か
らのアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶
された航空券などの総販売数量および使用期限が設定さ
れているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介
販売方法であって、上記リストに対する選択応答に基い
て各サービスあるいは商品の確認フォームを送信し、そ
れに対する応答に基いて上記サービス元データベースに
対する予約処理を行うものである。

【００３１】この方法を採用すると、一度に複数のサー
ビスの確認フォームを携帯電話端末に送信しないので、
通信トラフィックおよびユーザの負担や表示待ちストレ
スを軽減することができる。従って、ユーザにおいては
繰り返し利用し易い。

【００３２】本発明の仲介販売方法は、携帯電話端末か
らのアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶
された航空券などの総販売数量および使用期限が設定さ
れているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介
販売方法であって、上記リストとともにあるいは上記リ
ストの後にサービスあるいは商品の確認フォームを上記
携帯電話端末に送信した後に、上記携帯電話端末の接続
先を上記予約処理に関連する事項を連絡し合うための電
話機に切替えるものである。

【００３３】この方法を採用すると、携帯電話端末の利
用者は予約をした直後に口頭で、予約内容、支払方法、
チケットの受け渡し方法などを確認したり指示したりす
ることができ、携帯電話端末のプアーなユーザインタフ
ェースにてこれらの全ての処理を行わせる場合よりも、
ユーザの操作負担やストレスを軽減することができる。
しかも、口頭で予約内容などを確認できることでデータ
通信に不慣れなユーザであっても安心感を与えることが
できる。

【００３４】特に、予約処理自体は携帯電話端末のデー
タ通信機能を用いて即座に且つ確実に処理するととも
に、その確認や付随処理を口頭にて処理することによ
り、電話接続で待たされること無く即座に予約すること
ができ、且つ、口頭の確認により確実に航空券を受け取
ることができる。従って、例えば搭乗時間１時間前など
のように使用期限ぎりぎりの時間であっても、ユーザに
確実且つ安全なサービスを提供することができ、早く、
安く且つ確実なチケット販売サービスとすることができ
る。また、短時間でより多くのユーザの予約を取り付け
ることができる。

【００３５】本発明の仲介販売方法は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに記憶さ
れた航空券などの総販売数量および使用期限が設定され
ているサービスあるいは商品のリストを提供する仲介販
売方法であって、上記リストとともにあるいは上記リス
トの送信後に、カード申込に応じて割り引かれた価格を
含む確認フォームを上記ユーザ端末に送信し、当該確認
フォームに対する応答に基いて上記サービス元データベ
ースに対する予約処理を行うものである。むことを特徴
とする仲介販売方法。

【００３６】この方法を採用すると、ユーザはカードを
申し込むだけで割安にサービスや商品の提供を受けるこ
とができる。

【００３７】本発明の仲介販売方法は、ユーザ端末から
のアクセスに応じてカード申込を受け付け、その後の上
記ユーザ端末によるサーバへのアクセスの際には、割り
引かれた価格にて商品あるいはサービスを提供するもの
である。

【００３８】この方法を採用すると、ユーザはカードを
申し込むだけで割安にサービスや商品の提供を受けるこ
とができる。

【００３９】本発明の仲介販売装置は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに登録さ
れている航空券などの総販売数量および使用期限が設定
されているサービスあるいは商品のリストを提供する仲
介販売装置であって、上記サービス元データベースに登
録されたサービスあるいは商品の割引された価格あるい
は当該価格を決定するための基礎データを記憶する価格
データベースと、上記リストから選択されたサービスあ
るいは商品に関して、上記価格データベースに基いて割
り引かれた価格を含む確認フォームを上記ユーザ端末に
送信する予約確認手段と、当該確認フォームに対する応
答に基いて上記サービス元データベースに対する予約処
理を行う予約手段と、を備えるものである。

【００４０】この構成を採用すると、ユーザ端末からの
アクセスに応じて予約確認手段が、他の予約サービスの
内容とともに割り引かれたサービスの提供価格を一度に
送信する。しかも、予約確認手段が送信した確認フォー
ムに対する応答に基いて予約手段がサービス元データベ
ースに対する予約処理を行う。従って、時間の無いユー
ザにとってはレスポンスが良い、使い易い仲介サービス
を提供することができ、特にリアルタイムで値段が更新
されるようなサービスにおいて好適に利用することがで
きる。

【００４１】本発明の仲介販売装置は、前記価格データ
ベースには、サービス毎に、複数の提供価格データある
いは複数の基礎データが記憶され、この複数のデータの
うちの１つを選択して前記価格データベースから読み出
すものである。

【００４２】この構成を採用すると、各サービスの提供
価格を変動させることができ、例えば一般割引のユーザ
と特別割引のユーザなどのようにユーザを区別してきめ
の細かいサービスを展開することができ、ユーザにとっ
て利用するメリットのある仲介サービスとすることがで
きる。

【００４３】本発明の仲介販売装置は、前記価格データ
ベースに記憶される複数のデータは、少なくともその一
部がサービスの使用期限に近くなると価格が下がるよう
に設定されているものである。

【００４４】この構成を採用すると、ユーザは使用期限
が近づけば近づくほど安価にサービスの提供を受けるこ
とができる。また、サービス供給元にあっては、使用期
限ぎりぎりであっても仲介サーバを介してユーザからの
予約が入ることを期待することができ、空席率などを下
げてより高い収益を期待することができる。更に、チケ
ット仲介サービスを行う業者にあっても、例えば残り席
数などの情報をユーザに提供するサービスなどと併用す
ることで、多くのサイトアクセスを期待することができ
る。

【００４５】本発明の仲介販売装置は、前記価格データ
ベースに記憶される複数のデータは、所定の期間におけ
る一般価格と、当該所定の期間においてサービスの空席
数、サービスの在庫数、ユーザの利用回数、購入枚数な
どの中の少なくとも１つの割引要因に該当する場合にお
ける特別割引価格とを含むものである。

【００４６】この構成を採用すると、ユーザはサービス
の空席数、サービスの在庫数、ユーザの利用回数、購入
枚数などの中の１つの割引要因に応じて安価にサービス
の提供を受けることができる。また、サービス供給元に
あっては、空席率が高いサービスなどであっても仲介サ
ーバを通じてユーザからの予約が入ることを期待するこ
とができ、空席率などを下げてより高い収益を期待する
ことができる。更に、チケット仲介サービスを行う業者
にあっても、ユーザの利用回数、購入枚数などによる割
引メリットを提供することで、多くのサイトアクセスを
期待することができる。

【００４７】本発明の仲介販売装置は、前記ユーザ端末
が携帯電話端末である場合には、前記予約確認手段は、
まず、前記リストを送信し、それに対する選択応答に基
いて各サービスあるいは商品の確認フォームを送信する
ものである。

【００４８】この構成を採用すると、一度に複数のサー
ビスの確認フォームを携帯電話端末に送信しないので、
通信トラフィックおよびユーザの負担や表示待ちストレ
スを軽減することができる。従って、ユーザにおいては
繰り返し利用し易いサービスとすることができる。

【００４９】本発明の仲介販売装置は、前記ユーザ端末
が携帯電話端末である場合には、前記予約手段による予
約処理が終了した後に、当該携帯電話端末の接続先を上
記予約処理に関連する事項を連絡し合うための電話機に
切り替えさせるものである。

【００５０】この構成を採用すると、携帯電話端末の利
用者は予約をした直後に口頭で、予約内容、支払方法、
チケットの受け渡し方法などの関連事項を確認したり指
示したりすることができ、携帯電話端末のプアーなユー
ザインタフェースにてこれらの全ての処理を行わせる場
合よりも、ユーザの操作負担やストレスを軽減すること
ができる。しかも、口頭で予約内容などを確認できるこ
とでデータ通信に不慣れなユーザであっても安心感を与
えることができる。

【００５１】特に、予約処理自体は携帯電話端末のデー
タ通信機能を用いて即座に且つ確実に処理するととも
に、その確認や付随処理を口頭にて処理することによ
り、電話接続で待たされること無く即座に予約すること
ができ、且つ、口頭の確認により確実に航空券を受け取
ることができる。従って、例えば搭乗時間１時間前など
のように使用期限ぎりぎりの時間であっても、ユーザに
確実且つ安全なサービスを提供することができ、早く、
安く且つ確実なチケット販売サービスとすることができ
る。また、短時間でより多くのユーザの予約を取り付け
ることができる。

【００５２】本発明の仲介販売装置は、ユーザ端末から
のアクセスに応じて、サービス元データベースに登録さ
れている航空券などの総販売数量および使用期限が設定
されているサービスあるいは商品のリストを提供する仲
介販売装置であって、上記ユーザ端末からのカード入会
申込を受け付けるカード申込受付サーバと、上記リスト
から選択されたサービスあるいは商品に関して、上記カ
ード申込受付サーバに対するカード申込に応じて割り引
かれた価格を含む確認フォームを上記ユーザ端末に送信
する予約確認手段と、当該確認フォームに対する応答に
基いて上記サービス元データベースに対する予約処理を
行う予約手段と、を備えるものである。

【００５３】この構成を採用すると、ユーザはカードを
申し込むだけで割安にサービスや商品の提供を受けるこ
とができる。

【００５４】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、航空券などの総販売数量および使用期限が設定
されているサービス元データベースのサービスあるいは
商品に関して、ユーザ端末からのアクセスに応じてリス
トを抽出するステップと、上記サービス元データベース
に登録されたサービス毎に、割引された提供価格あるい
は当該提供価格を決定するための基礎データを記憶する
価格データベースを検索し、上記抽出したサービスに対
する割引された提供価格を決定するステップと、上記リ
ストとともにあるいは上記リストの確認後に上記割引さ
れた提供価格を含む確認フォームを生成して上記ユーザ
端末に送信するステップと、当該確認フォームに対する
承認応答に基いて上記サービス元データベースに対する
予約処理を行うステップと、を実行するためのプログラ
ムを記録したものである。

【００５５】このプログラムをインストールしたコンピ
ュータでは、ユーザ端末からのアクセスに応じて、当該
ユーザ端末に他の予約サービスの内容とともにサービス
の提供価格を一度に送信することができる。しかも、そ
の送信に応答するだけでサービスの予約を行うことがで
きる。従って、時間の無いユーザにとってはレスポンス
が良い、使い易い仲介サービスを提供することができ、
特にリアルタイムで値段が更新されるようなサービスに
おいて好適に利用することができる。

【００５６】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る航空券
などの総販売数量および使用期限が決定されているサー
ビスに関する仲介販売システム、仲介販売方法、仲介販
売装置、割引きシステム、割引き方法、並びにコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体について図に基いて説明す
る。なお、この実施の形態は航空券の販売を行うものと
なっている。また、仲介販売方法、割引きシステム、割
引き方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
については、仲介販売システムの説明に併せて説明す
る。

【００５７】図１は本発明の実施の形態に係る仲介販売
システムの一例を示す全体構成図である。

【００５８】仲介販売システムは主に、デジタルデータ
による情報サービスの閲覧が可能な携帯電話端末（ユー
ザ端末）１と、携帯電話端末１向けに航空券の販売サー
ビスを行うために仲介業者２により設置され、各路線の
時刻表情報などを記憶する仲介データベース３と、仲介
業者２により設置され、仲介データベース３の情報を利
用して携帯電話端末１向けに航空券の販売サービスを行
う仲介サーバ４と、を備える。

【００５９】また、携帯電話端末１は基地局５との間で
無線通信を行い、この基地局５がＡＴＭ（Asynchronous
Transfer Mode）交換網６を介してキャリアサーバ７と
の間でＡＴＭパケットによる有線通信を行い、更に、こ
のキャリアサーバ７がインターネット８を介して仲介サ
ーバ４との間でインターネットパケットによる有線通信
を行うことで、携帯電話端末１と仲介サーバ４との間で
のデータ通信経路が確立される。

【００６０】この仲介販売システムには更に、キャリア
サーバ７に接続され、携帯電話端末１の利用者情報など
を記憶するキャリアデータベース９と、ＡＴＭ交換網５
に接続され、仲介業者２が使用する電話機１０と、イン
ターネット８に接続され、仲介業者２が使用する予約販
売端末１１と、インターネット８に接続され、航空会社
などの各航空機の空席状況を管理する会社１２が提供す
る空席管理サーバ１３および空席管理データベース１４
と、インターネット８に接続され、上記仲介業者２から
の依頼などに応じて空港において航空券を発券する発券
端末１５と、インターネット８に接続され、カード会社
１６が使用するカード会社端末１７と、インターネット
８に接続され、カード会社１６が提供するカードサーバ
１８およびカードデータベース１９と、を備える。

【００６１】携帯電話端末１は、ユーザが携帯可能であ
るとともに端末を介してデータ通信機能や他の人と通話
する機能を備える携帯通信端末の一種であり、一般的
に、マイク、スピーカ、テンキー、５〜６行の液晶表示
器などのコンパクトで最小限のユーザインタフェースを
備える。特に、携帯電話端末１はＡＴＭ交換網６を利用
して他の端末１などとの間で通話やデータ交換を行うも
のであり、たとえば、各端末１や電話機１０に固有に割
り付けられた電話番号をテンキーから入力することで特
定の端末１や電話機１０との間で通話することができ、
テンキーを操作してデータを送信し且つ受信したデータ
を液晶表示器に表示することでデータ通信を行うことが
できる。

【００６２】基地局５は、それぞれのエリア内に存在す
る携帯電話端末１からの要求などに応じて携帯電話端末
１の代わりにＡＴＭパケットを生成してＡＴＭ交換網６
に出力したり、ＡＴＭ交換網６から入力されたＡＴＭパ
ケットに基いて所定の携帯電話端末１にデータを無線送
信するものである。

【００６３】予約販売端末１１は、携帯電話端末１など
に対する電子メール配信や、空席管理サーバ１３やカー
ドサーバ１８に対するアクセスが可能なものであり、イ
ンターネット８に接続された端末本体２０、ディスプレ
イ、キーボードなどのユーザインタフェース機器２１、
端末本体２０からの要求に応じて航空券などを印刷する
プリンタ２２などを備える。

【００６４】発券端末１５は、予約販売端末１１により
予約された航空券のうちの一部を印刷するものであり、
インターネット８に接続された端末本体２０、ディスプ
レイ、キーボードなどのユーザインタフェース機器２
１、端末本体２０からの要求に応じて航空券などを印刷
するプリンタ２２などを備える。

【００６５】カード会社端末１７は、予約販売端末１１
に対する電子メール配信などによって、カード契約がな
された場合に必要に応じてこれを仲介業者２に通知する
ためのものであり、インターネット８に接続された端末
本体２０、ディスプレイ、キーボードなどのユーザイン
タフェース機器２１、端末本体２０からの要求に応じて
印刷するプリンタ２２などを備える。

【００６６】空席管理データベース１４は、向こう数ヶ
月に飛行予定の航空便毎に残りの空席数を記憶するもの
である。なお、この空席数はそのものを記憶してもよい
が、各便での利用可能乗客数と、予約者リストとを記憶
し、それらに基いて空席数を得るようにしてもよい。ま
た、航空便毎に、航空会社、便名、飛行路線（離陸地、
着陸地）、搭乗予定時刻、出発予定時刻、到着予定時刻
などの時刻表掲載事項や、正規運賃などを併せて記憶す
るようにしても良い。

【００６７】空席管理サーバ１３は、インターネット８
からの予約入力やキャンセル入力に応じて空席管理デー
タベース１４の残りの空席数を更新するものである。

【００６８】カードデータベース１９は、カード会社が
発行した各カードのカード番号毎に、利用限度額、利用
限度額までの残り金額、有効や失効などのカードの利用
可能状態と、カード利用者に固有の識別情報とを記憶す
るものである。この識別情報としては、当該カード番号
のカード利用者の住所、氏名、年齢などの個人情報や、
カード契約時に受け付けた識別パスワードなどがある。

【００６９】カードサーバ１８は、インターネット８か
らのカード確認入力に応じてカード番号に基いてカード
データベース１９を検索し、上記カード確認入力に含ま
れる識別情報と当該カード番号に関連付けられている識
別情報との一致／不一致を判定し、一致している場合に
はカード承認を応答し、一致しない場合にはカード非承
認を応答するものである。

【００７０】図２は本発明の実施の形態に係るキャリア
サーバ７とキャリアデータベース９を示す機能図であ
る。

【００７１】キャリアサーバ７は、ＡＴＭ交換網６に接
続されたＡＴＭインタフェース部（ＡＴＭＩ／Ｆ部）２
３と、インターネット８に接続されたインターネットイ
ンタフェース部（インターネットＩ／Ｆ部）２４と、こ
れらのインタフェース部２３，２４の通信管理などを行
う制御部２５とからなる。

【００７２】キャリアデータベース９は、キャリアユー
ザデータベース２６、コンテンツデータベース２７、そ
の他のデータを記憶するデータ保存部２８と、データ通
信管理プログラム２９、登録課金プログラム３０、その
他のプログラムを記憶するプログラム保存部３１とを備
える。

【００７３】キャリアユーザデータベース２６には、携
帯電話端末１毎に、携帯電話番号、電子メールアドレ
ス、パスワード、携帯電話端末１毎に固有に割り当てら
れるユーザＩＤ、データ通信利用料金などのユーザ情報
が関連付けて読み出し可能に登録されている。なお、こ
のほかにも、住所、氏名、年齢、性別などのユーザ情
報、および、登録されたコンテンツへのリンクが必要に
応じて登録される。コンテンツデータベース２７には、
携帯電話端末１から閲覧することができるインターネッ
ト８上のコンテンツが登録され、コンテンツ毎に、その
コンテンツ名と、インターネット８上のＵＲＬとが関連
付けて読み出し可能に登録されている。データ通信管理
プログラム３０は、ＡＴＭＩ／Ｆ部２３やインターネッ
トＩ／Ｆ部２４からの通信データ入力に応じて制御部２
５が実行するものであり、基本的には、ＡＴＭＩ／Ｆ部
２３から入力されたＡＴＭパケットをインターネットパ
ケットに変換し、各パケットに所定のＵＲＬを付してイ
ンターネットＩ／Ｆ部２４へ出力したり、インターネッ
トＩ／Ｆ部２４から入力されたインターネットパケット
をＡＴＭパケットに変換し、各パケットに所定の携帯電
話番号を付してＡＴＭＩ／Ｆ部２３へ出力するものであ
る。そして、各Ｉ／Ｆ部２３，２４はそれぞれ、これら
のデータをそれぞれのネット網６，８へ出力する。登録
課金プログラム２９は、インターネットＩ／Ｆ部２４か
らの課金要求入力あるいはＡＴＭＩ／Ｆ部２３からのコ
ンテンツ登録要求入力に応じて制御部２５が実行するも
のであり、基本的には、これらの入力に応じてパスワー
ドの入力を求め、当該入力パスワードとキャリアユーザ
データベース２６に登録されたパスワードとの一致・不
一致判定を行い、一致する場合にはキャリアユーザデー
タベース２６のデータ通信利用料金に所定の金額を加算
したり、キャリアユーザデータベース２６に新たなコン
テンツへのリンクを登録したりする。

【００７４】図３は本発明の実施の形態に係る仲介サー
バ４と仲介データベース３を示す機能図である。

【００７５】仲介サーバ４は、インターネット８に接続
されたインターネットインタフェース部（インターネッ
トＩ／Ｆ部）３２と、このインタフェース部３２の通信
管理などを行う制御部３３と、当該制御部３３に時刻情
報を与えるととともに、所定の時刻においてタイマ割り
込みを行うタイマ３４と、からなる。

【００７６】仲介データベース３は、時刻表データベー
ス３５、ユーザデータベース３６、住所データベース３
７、ディスカウントテーブル３８、カウンター画像デー
タベース３９、支払い先データファイル４０、その他の
データを記憶するデータ保存部４１と、メインプログラ
ム４２、カード申込受付プログラム４３、航空券販売プ
ログラム４４、データベース管理プログラム４５、ユー
ザ登録プログラム４６、サービスプログラム４７、その
他のプログラムを記憶するプログラム保存部４８とを備
える。

【００７７】時刻表データベース３５は、向こう数ヶ月
の航空便のリストを記憶するものであり、例えば、日付
毎に且つ航空会社別に、飛行予定便の便名、飛行路線
（離陸地、着陸地）、搭乗予定時刻、出発予定時刻、到
着予定時刻などの時刻表掲載事項や、正規運賃を関連付
けて読み出し可能に記憶するものである。なお、空席管
理データベース１４の代わりに、この時刻表データベー
ス３５で空席情報を管理記憶してもよい。

【００７８】ユーザデータベース３６は、当該仲介サー
バ４にアクセスしてユーザ登録を行ったユーザのユーザ
情報を記憶するものであり、例えば、キャリアサーバ７
から出力されるインターネットパケット内に含まれるユ
ーザＩＤ毎に、名前（漢字、片仮名）、性別、生年月
日、郵便番号、住所、携帯電話番号、電子メールアドレ
スなどのユーザ情報や、購入した航空券の種類、便、価
格などのチケット情報、申込カード情報などの活動情報
や、これらの活動に応じて各ユーザに与えられたポイン
ト情報などが関連付けて読み出し可能に登録される。

【００７９】住所データベース３７は、当該サイトが対
象とするユーザの居住範囲の住所と電話番号、あるいは
住所と郵便番号とを対応付けて記憶するものである。そ
して、現在の７桁の郵便番号は、町名までに対応してい
る。

【００８０】ディスカウントテーブル３８は、当該サイ
トを利用して航空券を購入した場合に受けられる割引率
を記憶するものであり、たとえば、図４に示すような価
格表をデータ化したものを、各航空会社および飛行路線
別に記憶している。この価格表では、搭乗日３日前から
搭乗時刻５時間前の割引率が搭乗日３日以前のものより
も高くなっており、更に搭乗時刻５時間前からは搭乗時
刻１時間前までにおいて１時間おきに更に割引率が上昇
する価格割引き設定がなされている。また、たとえば、
搭乗日３日以前では、正規航空運賃の５から１０％引き
の一般割引率と、航空便や路線毎の在庫数、空席数、ユ
ーザのサイトの利用回数、ポイント、購入枚数などに応
じた特別割引率とを記憶させてもよい。なお、上記時間
毎に割引率がアップする時間の開始時間は、５時間前に
限られることなく、他にも、２４時間前とか、当日など
の設定でも良い。

【００８１】カウンター画像データベース３９は、空港
毎に、チケット受け渡しカウンタの位置を示す画像を記
憶するものである。

【００８２】支払い先データファイル４０は、チケット
購入代金の支払い方法および支払い先情報が登録された
ものであり、たとえば各銀行毎の口座番号や取り扱って
いるクレジットカードなど記憶するものである。

【００８３】メインプログラム４２は、インターネット
Ｉ／Ｆ部３２が携帯電話端末１からの最初のアクセスを
検出した場合になどにおいて制御部３３によって実行さ
れるプログラムであり、基本的には、当該サイトのトッ
プページを送信し、それに対する応答に基いてカード申
込受付プログラム４３、航空券販売プログラム４４、ユ
ーザ登録プログラム４６、サービスプログラム４７の中
の１つを起動させるものである。

【００８４】カード申込受付プログラム４３は、制御部
３３によって実行されることで新規カードの申込を受け
付け処理を行うものであり、基本的には、新規カードの
申込書類を郵送するための情報を収集し、且つ、このユ
ーザ情報および申込カード情報をユーザデータベース３
６に登録するものである。

【００８５】航空券販売プログラム４４は、制御部３３
に実行されることで航空券の購入申込受付などの処理を
行うものであり、基本的には、ユーザの希望する便を提
示し、それに対する応答に基いて航空券の予約を行うあ
るいは行わせるものである。

【００８６】データベース管理プログラム４５は、イン
ターネットＩ／Ｆ部３２が予約販売端末１１からのアク
セスを検出した場合やタイマ割り込みになどにおいて制
御部３３によって実行されるプログラムであり、基本的
には、予約販売端末１１によるデータ記憶部４１のデー
タ更新処理や、タイマ割り込みによるデータ記憶部４１
のデータ更新処理を行うものである。このデータ更新処
理としては、例えば、カード発行や航空券購入に応じて
発生したポイントをユーザデータベース３６に加算する
処理や、端末使用者の応対による航空券の発券データの
ユーザデータベース３６への登録処理や、タイムアウト
によるポイントの失効処理などが挙げられる。

【００８７】ユーザ登録プログラム４６は、制御部３３
に実行されることで携帯電話端末１を用いてアクセスし
てきた各ユーザのユーザ情報をユーザデータベース３６
に登録するものであり、基本的には、ユーザのユーザ情
報を取得してこれをユーザデータベース３６に登録する
ものである。

【００８８】サービスプログラム４７は、制御部３３に
実行されることで携帯電話端末１を用いてアクセスして
きた各ユーザに対して、ユーザ登録処理、チケット販売
処理、カード申込処理以外の付加的な情報サービスを実
施するものである。

【００８９】次に、以上のようなハードウェア構成を有
する仲介販売システムの運営手順の一例について説明す
る。

【００９０】各ユーザは、携帯電話端末１を用いて仲介
サーバ４で運営されるチケット販売サイトにアクセスす
る。具体的には、携帯電話端末１から当該サイトへのア
クセス要求が無線送信されると、基地局５がこれを受信
して有線通信によりキャリアサーバ７へ送信する。

【００９１】キャリアサーバ７では、このインターネッ
ト８上のサイトへのアクセスをＡＴＭＩ／Ｆ部２３にて
受信すると、データ通信管理プログラム３０に基いて制
御部２５が動作を開始し、キャリアユーザデータベース
２６から当該携帯電話端末１に対応するユーザＩＤを読
み出し、このユーザＩＤを含む上記サイトへのインター
ネットパケットをインターネットＩ／Ｆ部２４に送信さ
せる。なお、携帯電話端末１から送信されたアクセス要
求にＵＲＬが含まれない場合には、コンテンツ名に基い
てコンテンツデータベース２７からＵＲＬを読み出し、
このＵＲＬに対するインターネットパケットを生成して
インターネットＩ／Ｆ部２４に送信させる。

【００９２】仲介サーバ４のインターネットＩ／Ｆ部３
２が当該アクセス要求を受信すると、制御部３３はメイ
ンプログラム４２に基く動作を開始し、インターネット
Ｉ／Ｆ部３２からサイトのトップページを応答送信す
る。このトップページは、インターネット８を介してキ
ャリアサーバ７のインターネットＩ／Ｆ部２４により受
信され、データ通信管理プログラム３０によってＡＴＭ
パケットに変換され、ＡＴＭＩ／Ｆ部２３、ＡＴＭ交換
網６、基地局５を介して携帯電話端末１に受信される。

【００９３】図５（Ａ）はこの携帯電話端末１の図示外
の表示部において、仲介サイトにアクセスした場合に最
初に表示されるトップページの一例である。

【００９４】ここで、ユーザがテンキーの「１」を操作
することで「会員登録」を選択すると、会員登録要求が
仲介サーバ４まで送信され、制御部３３はユーザ登録プ
ログラム４６に基く動作を開始し、この制御部３３によ
る制御の下でユーザ情報をユーザデータベース３６に登
録する処理が開始される。

【００９５】図５（Ｂ）から（Ｆ）は、「会員登録」処
理の際に携帯電話端末１に順次送信されて表示部に表示
される会員登録画面の組み合わせ例を示すものである。
ユーザが会員登録承諾確認画面（図５（Ｂ））において
所定の承諾事項に承諾すると、仲介サーバ４からキャリ
アサーバ７へ処理が一旦移され、キャリアサーバ７の制
御部２５は登録課金プログラム２９に基く動作を開始す
る。そして、この制御部２５から携帯電話端末１にデー
タ通信パスワードの入力画面（図５（Ｃ））が送信さ
れ、これに所定のパスワードを入力して送信を選択する
と、そのパスワードがキャリアユーザデータベース２６
に登録されたものであるか否かが登録課金プログラム２
９に基いて動作する制御部２５によって確認され、一致
している場合には、必要に応じて当該ユーザのデータに
課金処理を行うと共に上記コンテンツ名あるいはＵＲＬ
を当該ユーザのお気に入りサイトとして登録する。

【００９６】またこの課金登録処理に伴って、登録課金
プログラム２９に基いて動作する制御部２５から携帯電
話端末１に登録確認画面（図５（Ｄ））が送信され、こ
こで進むが選択されると、キャリアサーバ７から仲介サ
ーバ４に処理が戻される。そして、ユーザ登録プログラ
ム４６に基いて動作する制御部３３は、この処理の戻り
に応じて、ユーザデータベース３６に登録するユーザ情
報を入力するためのサイト登録画面（図５（Ｅ））を携
帯電話端末１に送信する。この登録画面では、ユーザの
名前、性別、電子メールアドレス、携帯電話番号などの
チケットのオンライン購入時に最低限必要となるユーザ
情報の入力が求められ、これにより入力操作を容易にさ
せるようにしている。また、ユーザ登録プログラム４６
に基いて動作する制御部３３は、この返信に基いて上記
ユーザ情報をユーザデータベース３６に追加登録し、登
録確認画面（図５（Ｆ））を携帯電話端末１に送信す
る。

【００９７】なお、上記仲介サーバ４とキャリアサーバ
７との間の処理の受け渡しは、これらのサーバ４，７が
直接通信することで実施することもできるが、図５
（Ｂ）や（Ｄ）の画面送信の際に互いのサーバ４，７へ
処理を移すための情報を盛り込んでおき、それらの画面
における選択操作に応じて互いのサーバ間で処理が切り
替わるようにしてもよい。

【００９８】また、トップページにおいてテンキーの
「２」を操作することで「チケット購入」を選択する
と、チケット購入指示が仲介サーバ４まで送信され、制
御部３３は航空券販売プログラム４４に基く動作を開始
し、この制御部３３による制御の下で航空券の販売処理
が開始される。

【００９９】図６および図７は、「チケット購入」処理
の際に携帯電話端末１に順次送信されて表示部に表示さ
れる会員登録画面の組み合わせ例を示すものである。

【０１００】航空券販売プログラム４４に基いて動作す
る制御部３３は、まず、チケット購入の割引き種類を選
択させる画面（図６（Ａ））を携帯電話端末１に送信す
る。この画面では割引き種類として、搭乗日３日前まで
の「ノーマル割引き」と、搭乗日３日前から搭乗時間１
時間前までの「スーパー割引き」との２種類が選択でき
るようになっている。

【０１０１】ここでテンキーを用いてユーザがいずれか
の割引き種類を選択すると、航空券販売プログラム４４
に基いて動作する制御部３３は、チケット検索条件入力
画面（図６（Ｂ））を携帯電話端末１に送信する。この
画面では、区間、往復・片道の区別、行きの出発日、到
着時刻、帰りの出発日、到着時刻などの項目、料金の安
い順や航空会社の種類の指定を入力することかできる。
この他、シートの種類、喫煙禁煙の希望など付随する条
件を選択させるようにしてもよい。

【０１０２】ユーザがこれらの項目に検索条件を入力し
た後に、検索ボタン４９を操作すると、航空券販売プロ
グラム４４に基いて動作する制御部３３は、時刻表デー
タベース３５を用いて検索条件に最も近い便を抽出す
る。この抽出の仕方としては、たとえば、日付のみの指
定であれば、その日付において最も搭乗時刻が早いもの
や、遅いものから順番に抽出したりすればよい。また、
到着時刻、航空会社、料金の安い順などの指定がされて
いる場合には、同一日内で最もこれらの条件に合致する
便を選択する。なお、時刻表データベース３５や空席管
理データベース１４に記憶されている空席情報に基いて
空席率が高い便から順番に選択するようにしてもよい。
更には、検索条件に最も近い便であって、空席が残って
いる便を選択するようにしてもよい。そして、その選択
した複数の便（往復の場合には便の組み合わせ）の名前
のみを掲載したプランリスト画像（図６（Ｃ））を携帯
電話端末に送信する。

【０１０３】複数のプランを携帯電話端末１に送信する
一方で、この動作に引き続いて、航空券販売プログラム
４４に基いて動作する制御部３３は、バックグランド処
理として所定のディスカウントテーブル３８を用いて各
プランについての料金計算処理を行う。このようにリス
トを送信してその応答を待っている時間において計算を
行うことで、ユーザが応答待ちとして待っている時間を
減らし、ページ切替えに係る体感速度を向上させること
ができる。

【０１０４】具体的には、搭乗日３日前までの期間にお
いては、当該航空便や路線毎の在庫数、空席数、当該ユ
ーザのサイトの利用回数、ポイント、購入枚数などに応
じた特別割引率とするか、一般割引率とするかを判断
し、何れかの割引率で正規料金から割り引いた運賃を計
算する。詳しくは、予めユーザデータベース３６におい
て当該携帯電話端末１のユーザを検索してこれまでの利
用回数が所定の回数以上あるいは所定の値以上のポイン
トがあれば特別割引率を読み出し、抽出した便の残り座
席数が所定の席数以上であれば特別割引率を読み出し、
更に、今回の購入枚数が所定の枚数以上であれば特別割
引率を読み出す。そのいずれにも該当しない場合には一
般割引率を読み出す。

【０１０５】また、搭乗日３日前から搭乗時刻１時間前
までの期間においては、タイマ３４から取得した日時と
搭乗日時とを比較し、搭乗時刻５時間以内であるか否か
が判断され、搭乗時刻までの残り時間に応じた割引率で
正規料金から割り引いた運賃を計算する。

【０１０６】なお、この実施の形態では航空券の契約処
理を全て自動化するのではなく、ネット網６，８を用い
た自動化処理と、オペレータによるマニュアル処理とを
組み合わせて利用しているので、特に、オペレータを２
４時間配置しないような場合においては、これらの計算
において、営業時間補正処理を行うと良い。この営業時
間補正処理とは、たとえば、搭乗時刻５時間以内である
と判断される便として、営業終了時間から翌日の営業開
始時間までの時間を考慮せずに、次の日の早朝の便につ
いても前日の夕方には搭乗時刻５時間以内であると判断
されるように補正するものである。特に、例えば営業終
了１時間前には翌日の営業時間（あるいはそこから更に
１時間後）までの便については、全て最大割引きとして
もよい。ここで、このカウントダウン割引きの開始時刻
が当日や２４時間といった場合であっても、営業時間に
合わせて時間帯別にカウントダウン割引きの開始時刻を
調整すると良い。

【０１０７】次に、携帯電話端末１からいずれかのプラ
ンが選択され、その選択情報が仲介サーバ４に受信され
ると、航空券販売プログラム４４に基いて動作する制御
部３３は、飛行区間、便名、搭乗予定時刻、到着予定時
刻、正規運賃、および、割引き運賃を掲載する詳細情報
画面（図６（Ｄ））を携帯電話端末１に送信する。ここ
で、空席数を表示するようにしてもよい。

【０１０８】このように割引き運賃とともに正規運賃を
掲載することで、ユーザにはどの程度の割引きを受けら
れているのかが明確となり、割安感を与えることができ
る。また、このようにリストと各詳細画面との二段階に
分けて送信することで、リストの全てのプランについて
一度に詳細情報を送信する場合に比べて、通信トラフィ
ックの増大やユーザの待ち時間を短縮することができ、
操作感を向上させることができる。

【０１０９】この詳細情報画面において「購入する」ボ
タン５０が選択され、その選択情報が仲介サーバ４に受
信されると、航空券販売プログラム４４に基いて動作す
る制御部３３は、まず、空席管理サーバ１３にアクセス
して当該ユーザ情報にて航空券の予約処理を行う。次
に、当該購入に係る航空券のチケット情報を固有の購入
番号とともにユーザデータベース３６に登録するととも
に、この購入番号を通知するための購入番号通知画面
（図６（Ｅ））を携帯電話端末１に送信する。なお、こ
の図６（Ｅ）の購入番号通知画面は当日購入の場合であ
り、前日以前の場合には、図７（Ａ）に示す予約完了画
面、あるいは、図７（Ｂ）に示す予約未完了画面を送信
する。

【０１１０】これらの通知画面においてユーザが「つな
ぐ」ボタン５１や「問い合わせ」ボタン５２を選択する
と、携帯電話端末１は基地局５およびＡＴＭ交換網６を
介して電話機１０に電話をかけ、仲介サーバ４を介して
仲介データベース３に接続可能な予約販売端末１１を利
用するオペレータと通話による処理を継続して行うこと
ができる。なお、この接続先切替え処理は、仲介サーバ
４から電話事業者のキャリアサーバ７などへ携帯電話端
末１と電話機１０との間での回線接続要求を送信するこ
とでも実現可能である。

【０１１１】当該オペレータは、「つなぐ」ボタン５１
による接続である場合には予約内容を口頭で再確認し、
「問い合わせ」ボタン５２による接続である場合には、
空席管理データベース１４を確認して空席の予約を行
い、その後、支払方法の確認処理などを行う。

【０１１２】特に、カード支払いである場合には、オペ
レータは、ユーザからカード番号などのカード確認情報
を聞き出して予約販売端末１１から入力し、カードサー
バ１８にアクセスして確認をとる。ユーザから聞き出し
たカード確認情報とカードデータベース１９に登録され
たカード情報とが一致する場合には、カードサーバ１８
から予約販売端末１１へ識別情報の一致判定が通知さ
れ、カードの確認ができる。また、不一致判定が通知さ
れた場合には、別の支払方法にて支払いをさせる。

【０１１３】このように希望する航空券が手配できた場
合だけでなく、できなかった場合にも予約未完了画面を
送信し、この画面からオペレータと通話できるようにな
っているので、希望する航空券を入手できなかったユー
ザであっても、このオペレータの操作に応じて所望の航
空券を手にいれることができる。

【０１１４】なお、これらの予約通知は、ユーザデータ
ベース３６への登録に基いてオペレータが予約販売端末
１１を使用して空席管理データベース１４に対する予約
処理を行い、その後、当該オペレータが予約販売端末１
１を使用して電子メールにて各携帯電話端末１に通知す
るようにしてもよい。この場合にも、「つなぐ」ボタン
５１や「問い合わせ」ボタン５２を割り付けておくとよ
い。

【０１１５】また、詳細情報画面において「購入する」
ボタン５０が選択された際に、航空券販売プログラム４
４に基いて動作する制御部３３は、空席管理サーバ１３
にアクセスする前に、当該申込に係るユーザがユーザデ
ータベース３６に登録されているユーザであるか否かを
判定し、登録されていない場合には、図５（Ｂ）から
（Ｆ）の会員登録処理を行わせてから、航空券の予約処
理を行う。

【０１１６】なお、この実施の形態では、カードの確認
などについてオペレータがユーザに口頭に確認すること
で、ユーザのキー操作負担を取り除くようにしている
が、これらの処理を仲介サーバ４において自動的に確認
し、その結果をユーザデータベース３６に登録するよう
にしてもよい。また、空席管理データベース１４に予約
登録を行う前に、支払方法を確認するようにしてもよ
い。

【０１１７】なお、これらのオペレータによる処理も航
空券販売プログラム４４に組み込んで全ての処理を自動
的に行わせることも可能ではあるが、このように通信機
能と通話機能とを兼ね備えた携帯電話端末１を各ユーザ
のユーザ端末として利用して、予約が終わった後に敢え
て一旦、人を介在させることによって、本当に航空券を
購入することができているか否かなどのユーザの不安感
を取り除くことができる。しかも、テンキーなどの不十
分なキーしか備えていない携帯電話端末１においては、
全ての事項をキー入力させるよりも電話機能を利用して
口頭にて処理させたほうがユーザの負担が少なくなるた
め、ユーザフレンドリなサイトとすることができる。

【０１１８】特に、搭乗時刻５時間前から１時間前まで
は１時間ごとに段階的に割引率がアップするので、例え
ば残席数などの情報を確認しながら１時間ごとにアクセ
スすることで、搭乗時刻ぎりぎりまで購入を待って高い
割引率にて経済的に航空券を購入することができ、ユー
ザにおいては高い満足度を得ることができる。

【０１１９】また、当日に搭乗を決めた場合には、一般
的に空港において空席待ちなどをして長い時間を犠牲に
しなければならなかったが、このように携帯電話端末１
のデータ通信機能を利用した航空券の仲介サービスを提
供することで、余計な労力を払うことなく、しかも、高
い割り引きにて航空券を購入することができ、ユーザに
おいては計り知れないほどのメリットがある。

【０１２０】トップページにおいてテンキーの「３」を
操作することで「チケット受渡案内」を選択すると、チ
ケット受渡案内の送信指示が仲介サーバ４まで送信さ
れ、制御部３３はサービスプログラム４７に基く動作を
開始し、受渡案内のトップページ（図８（Ａ））を携帯
電話端末１に送信する。ここで、テンキーの「１」を操
作すると、空港およびチケットの航空会社を入力する画
面（図８（Ｂ））が表示され、ここで搭乗地となる空港
を選択して検索ボタン５３を操作することで、受渡カウ
ンタの所在地を示すカウンター画像（図８（Ｃ））をカ
ウンター画像データベース３９から読み出し、携帯電話
端末１に送信する。また、受渡案内トップページにおい
てテンキーの「２」を操作すると、宅配便による航空券
の発券までの流れを説明する画像（図８（Ｄ））が携帯
電話端末１に送信される。

【０１２１】トップページにおいてテンキーの「４」を
操作することで「代金お支払い方法案内」を選択する
と、代金お支払い方法案内の送信指示が仲介サーバ４ま
で送信され、制御部３３はサービスプログラム４７に基
く動作を開始し、代金お支払い方法案内のトップページ
（図９（Ａ））を携帯電話端末１に送信する。ここで、
テンキーの「１」を操作すると、支払い先データファイ
ル４０に登録された銀行や郵便局の口座を表示する画面
（図９（Ｂ））が送信され、また、テンキーの「３」を
操作すると、支払い先データファイル４０に登録された
取扱可能なクレジットカードを表示する画面（図９
（Ｃ））が送信される。

【０１２２】トップページにおいてテンキーの「５」を
操作することで「ご注意」を選択すると、ご注意の送信
指示が仲介サーバ４まで送信され、制御部３３はサービ
スプログラム４７に基く動作を開始し、ご注意のトップ
ページ（図１０（Ａ））を携帯電話端末１に送信する。
ここで、たとえば、テンキーの「１」を操作すると、キ
ャンセルに関する注意事項を表示する画面（図１０
（Ｂ））が送信される。

【０１２３】トップページにおいてテンキーの「７」を
操作することで「お問い合わせ」を選択すると、お問い
合わせの送信指示が仲介サーバ４まで送信され、制御部
３３はサービスプログラム４７に基く動作を開始し、お
問い合わせのトップページ（図１１（Ａ））を携帯電話
端末１に送信する。ここで、たとえば、テンキーの
「１」を操作すると、電話への接続切替えを表示する画
面（図１１（Ｂ））が送信される。そして、ユーザは
「つなぐ」ボタン５４を操作することで、電話機１０に
て対応するオペレータとの間で状況確認などの処理を行
うことができる。

【０１２４】トップページにおいてテンキーの「６」を
操作することで「カード申込」を選択すると、カード申
込の送信指示が仲介サーバ４まで送信され、制御部３３
はカード申込受付プログラム４３に基く動作を開始し、
カード申込のトップページ（図１２（Ａ））を携帯電話
端末１に送信する。ここで、たとえば、テンキーの
「１」を操作すると、カード申込受付プログラム４３に
基く制御部３３から携帯電話端末１へカード申し込み用
のユーザ情報入力第一画面（図１２（Ｂ））が送信され
る。

【０１２５】ここで、氏名（漢字、カナ）、性別、生年
月日、郵便番号、電子メールアドレス、携帯電話番号が
入力されると、カード申込受付プログラム４３に基く制
御部３３は、入力された郵便番号と住所データベース３
７の郵便番号とを比較し、当該郵便番号で判別できる住
所とともにテキスト入力ボックス５５が割り付けられた
ユーザ情報入力第二画面（図１２（Ｃ））を送信する。
これにより、ユーザはテンキー程度しか持たない携帯電
話端末１を用いても住所などの長いユーザ情報を容易に
入力することができる。

【０１２６】そして、ユーザ情報入力第二画面に所定の
事項が入力されると、カード申込受付プログラム４３に
基いて動作する制御部３３は、ユーザ情報入力第一画面
およびユーザ情報入力第二画面で入力されたユーザ情報
の全てを掲載する入力確認画面（図１２（Ｅ））を携帯
電話端末１に送信して確認させ、更にここで進むが選択
されると、入力確認画面に表示したユーザ情報を申込カ
ード情報などの活動情報とともにユーザデータベース３
６に登録して登録確認画面（図１２（Ｇ））を携帯電話
端末１に送信する。

【０１２７】なお、ユーザ情報入力第一画面において入
力された生年月日に基いて２０歳以下であると判断され
る場合には、カード申込受付プログラム４３に基いて動
作する制御部３３は、ユーザ情報入力第二画面の換わり
に申し込み不許可画面（図１２（Ｄ））を携帯電話端末
１に送信する。

【０１２８】また、ユーザ情報入力第二画面において入
力された住所に誤りがあると、カード申込受付プログラ
ム４３に基いて動作する制御部３３は、入力確認画面に
先立って住所不許可画面（図１２（Ｆ））を携帯電話端
末１に送信する。

【０１２９】以上の処理が携帯電話端末１と仲介サーバ
４との間で実施される一方で、予約販売端末１１を使用
するオペレータは、宅急便（登録商標）による受け渡し
を行う航空券をユーザデータベース３６から抽出して印
刷し、これを宅配便業者に引き渡したり、空港での受け
渡しを行う航空券の情報を発券端末１５に送信して印刷
させたり、カード申込をしたユーザのユーザ情報をユー
ザデータベース３６から抽出してカード会社端末１７に
送信したりする。

【０１３０】また、このユーザ情報に基いて申込が完了
したユーザの情報がカード会社端末１７から送信される
と、予約販売端末１１を使用するオペレータはユーザデ
ータベース３６から申込カード情報を削除すると共に、
所定のポイントを登録する。

【０１３１】このポイントは、ユーザが航空券などの商
品を購入する際の代金の一部としてあるいは値引率の決
定要因として用いたり、有料サイトの代替料金（無料利
用期間）などの目的で使用することができる。たとえ
ば、商品を購入する際の代金の一部として利用する場合
には、詳細情報画面においてポイントに応じた代金を減
算した代金を提供価格として表示すればよく、値引率の
決定要因とする場合にはポイントの値の上昇に伴って値
引率がアップするように提供価格を演算すればよく、有
料サイトの代替料金とする場合には、有効期限などの限
定をユーザデータベースに登録した上で、当該期間が経
過するまではユーザＩＤに基いてユーザを特定したらデ
ータ通信パスワードの入力画面を経ることなくチケット
購入を許可したりすればよい。

【０１３２】また、タイマ３４からのタイマ割り込みが
あると、制御部３３はデータベース管理プログラム４５
に基く動作を開始し、上述したデータベース更新処理、
発券処理、カード申込者のリスト作成処理などを実施す
る。このほかにも、サービスプログラム４７に基いて動
作する制御部３３においては、たとえば、飛行機の時刻
表を閲覧させたり、空港までの交通情報や費用を提供し
たり、旅先の宿泊ホテルの情報や予約処理を行ったりす
るとよい。これにより、ユーザの飛行機を利用した旅行
をトータルにサポートすることができる。

【０１３３】なお、この実施の形態１によるユーザと各
業者間の情報の流れと航空券の流れの一例を図１３に示
す。この図では、受付センタが仲介業者２に対応し、デ
ータベースが仲介サーバ４および仲介データベース３に
対応し、発券センタが主に各航空機の空席状況を管理す
る会社１２に相当している。

【０１３４】以上に示した実施の形態は、本発明の好適
な実施例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変更が可能である。例えば、この実施の形態では、
携帯電話端末１をユーザ端末としていたが、インターネ
ット８に接続されるパーソナルコンピュータなどのイン
ターネット端末をユーザ端末として利用しても良い。こ
の場合、携帯電話端末１よりも表示画面が大きいので、
航空便の検索において１回に表示させるプランの数を増
やしたりすることができる。また、電話のみなどによる
仲介サービスを併せて実施してもよい。

【０１３５】また、以上の実施の形態では、チケットと
して航空券である場合を例に説明したが、本発明は、使
用期限が決まっているチケットであれば好適に適用する
ことができ、他にも、公演や演劇などの興行チケット、
船舶、列車などの他のチケット、宿泊施設などの宿泊チ
ケットなどにも利用することができる。

【０１３６】航空券の受け渡しとしては、空港受け渡し
や宅配業者による発送の他に、携帯電話端末１への航空
券に相当するＩＤの配信（このＩＤ他を搭乗口のＩＤ受
領装置に赤外線送信することで乗車可となる）などを採
用してもよい。また、出発時刻を基準として所定時間
前、この実施の形態では５時間からカウントダウン式に
値を下げてゆく方法の他に、出発当日の午前零時に販売
価格を下げるのみとしたり、一週間前などの設定日から
一日毎にカウントダウン式に値下げするようにしてもよ
い。

【０１３７】また、カウントダウン的に値下げする方法
を５時間前から１時間前までとするほかに、３時間前か
ら搭乗時刻３０分前としたり、所定時刻例えば午前零時
から１時間前までとしてもよい。更に、割引きする区切
りを１時間間隔とせず、３０分間隔としたり、所定時間
までは１時間間隔と、出発直前の二時間は３０分間隔と
するなど、出発直前になればなるほど短い時間間隔とし
てもよい。

【０１３８】

【発明の効果】本発明では、航空券や興行などのチケッ
トをそれらの利用期限（例えば搭乗時刻）ぎりぎりにお
いても効率よく予約販売することができ、これによりユ
ーザおよび元売の双方に対して多大なメリットを提供す
ることができる仲介販売システム、仲介販売方法、仲介
販売装置並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
得ることができる。

【０１３９】また、他の発明は、航空券や興行のチケッ
トを購入する場合に、利用者の順番待ちや電話回線の空
き待ちをすることなく予約購入することができる仲介販
売システム、仲介販売方法、仲介販売装置並びにコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る仲介販売システムの
一例を示す全体構成図である。

【図２】図１の仲介販売システム中のキャリアサーバと
キャリアデータベースを示す機能図である。

【図３】図１の仲介販売システム中の仲介データベース
と仲介サーバとを示す機能図である。

【図４】図１の仲介販売システム中の仲介データベース
に記憶されたディスカウントテーブルの一例である。

【図５】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末にお
いて、仲介サーバにアクセスした場合に表示されるトッ
プページおよびユーザ登録画像のページレイアウト例で
ある。

【図６】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末にお
いて、航空券販売サービスを利用した場合に表示される
表示画面の例である。

【図７】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末にお
いて、航空券販売サービスを利用した場合に図６（Ｅ）
の換わりに表示される表示画面の例である。

【図８】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末にお
いて、チケット受け渡し案内サービスを利用する場合に
表示される表示画面の例である。

【図９】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末にお
いて、支払方法案内サービスを利用する場合に表示され
る表示画面の例である。

【図１０】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末に
おいて、注意サービスを利用する場合に表示される表示
画面の例である。

【図１１】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末に
おいて、お問い合わせサービスを利用する場合に表示さ
れる表示画面の例である。

【図１２】図１の仲介販売システム中の携帯電話端末に
おいて、カード申込サービスを利用する場合に表示され
る表示画面の例である。

【図１３】図１の仲介販売システムを利用した取引の流
れの一例である。

【符号の説明】

１携帯電話端末（ユーザ端末）２仲介業者３仲介データベース４仲介サーバ（サーバ）５基地局６ＡＴＭ交換網（ネット網）７キャリアサーバ８インターネット（ネット網）９キャリアデータベース１０電話機１１予約販売端末１２各航空機の空席状況を管理する会社１３空席管理サーバ１４空席管理データベース（サービス元データベー
ス）１５発券端末１６カード会社１７カード会社端末１８カードサーバ（カード申込受付サーバ）１９カードデータベース２０端末本体２１ユーザインタフェース機器２２プリンタ２３ＡＴＭインタフェース部２４インターネットインタフェース部２５制御部２６キャリアユーザデータベース２７コンテンツデータベース２８データ保存部２９データ通信管理プログラム３０登録課金プログラム３１プログラム保存部３２インターネットインタフェース部３３制御部（予約確認手段，予約手段）３４タイマ３５時刻表データベース（価格データベース）３６ユーザデータベース３７住所データベース３８ディスカウントテーブル（価格データベース）３９カウンター画像データベース４０支払い先データファイル４１データ保存部４２メインプログラム４３カード申込受付プログラム４４航空券販売プログラム４５データベース管理プログラム４６ユーザ登録プログラム４７サービスプログラム４８プログラム保存部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】航空券などの総販売数量および使用期限
が設定されているサービスあるいは商品の空き情報を提
供するサービス元データベースと、上記サービス元データベースに記憶された各種のサービ
スあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユーザ
端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記サービスあるいは商品の割引された提供価格あるい
は当該提供価格を決定するための基礎データを記憶する
価格データベースを設け、上記仲介サーバは、上記ユーザ端末に対して上記リスト
の送信後に、価格データベースに基いて決定された価格
を含む確認フォームを送信し、更に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベース
に対する予約処理を行うことを特徴とする仲介販売シス
テム。
【請求項２】航空券などの総販売数量および使用期限
が設定されているサービスあるいは商品の空き情報を提
供するサービス元データベースと、上記サービス元データベースに記憶された各種のサービ
スあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユーザ
端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記サービスあるいは商品の割引された複数の提供価格
あるいは当該複数の提供価格を決定するための基礎デー
タを記憶する価格データベースを設け、上記仲介サーバは、上記ユーザ端末に対して上記リスト
の送信後に、価格データベースの複数の価格のうちの１
つを選択してこの価格を含む確認フォームを送信し、更
に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベース
に対する予約処理を行うことを特徴とする仲介販売シス
テム。
【請求項３】前記価格データベースに基いて決定され
る価格は、少なくともその一部が使用期限に近くなると
価格が下がるように設定されていることを特徴とする請
求項１または２記載の仲介販売システム。
【請求項４】前記価格データベースに基いて決定され
る価格は、所定の期間における一般の価格と、当該所定
の期間においてサービスの空席数、サービスの在庫数、
ユーザの利用回数、ユーザの利用に応じて与えられるポ
イント、購入枚数などの中の少なくとも１つの割引要因
に該当する場合における特別割引価格とを含むことを特
徴とする請求項１または２記載の仲介販売システム。
【請求項５】航空券などの総販売数量および使用期限
が設定されているサービスあるいは商品の空き情報を提
供するサービス元データベースと、上記サービス元データベースに記憶された各種のサービ
スあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行う携帯電
話端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記仲介サーバは、上記ユーザ端末に対して上記リスト
の送信後に、リスト中のサービスあるいは商品に関して
価格データベースに基いて価格を決定し、上記リストに
対する選択に応じて価格を含む確認フォームを送信し、
更に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベース
に対する予約処理を行うことを特徴とする仲介販売シス
テム。
【請求項６】航空券などの総販売数量および使用期限
が設定されているサービスあるいは商品の空き情報を提
供するサービス元データベースと、上記サービス元データベースに記憶された各種のサービ
スあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行う携帯電
話端末と、当該携帯電話端末と通話可能な電話機と、を備える仲介
販売システムにおいて、上記仲介サーバがリスト中のサービスあるいは商品の確
認を受け付けた後に、当該携帯電話端末の接続先が上記
電話機に切替えられ、その通話により当該予約に関し必
要となる事項を連絡できるようにされることを特徴とす
る仲介販売システム。
【請求項７】航空券などの総販売数量および使用期限
が設定されているサービスあるいは商品の空き情報を提
供するサービス元データベースと、上記サービス元データベースに記憶された各種のサービ
スあるいは商品のリストを生成する仲介サーバと、ネット網を介して上記仲介サーバにアクセスして上記リ
ストに基いてサービスあるいは商品の確認を行うユーザ
端末と、を備える仲介販売システムにおいて、上記ユーザ端末からのカード入会申込を受け付けるカー
ド申込受付サーバを設け、上記仲介サーバは、上記ユーザ端末に対して上記リスト
とともにあるいは上記リストの送信後に、カード申込受
付サーバに対するカード申込に応じて割り引かれた価格
を含む確認フォームを送信し、更に、これに対する応答に基いて上記サービス元データベース
に対する予約処理を行うことを特徴とする仲介販売シス
テム。
【請求項８】ユーザ端末と、当該ユーザ端末によるネット網を介したアクセスに応じ
て商品あるいはサービスに関する情報を提供するサーバ
と、上記ネット網を介して上記ユーザ端末からアクセスする
ことでカード申込が可能なカード申込受付サーバと、を
備え、上記カード申込受付サーバに対するカード申込を行った
上記ユーザ端末が上記サーバにアクセスした場合に割り
引かれた価格にて商品あるいはサービスを提供すること
を特徴とする割引きシステム。
【請求項９】ユーザ端末からのアクセスに応じて、サ
ービス元データベースに記憶された航空券などの総販売
数量および使用期限が設定されているサービスあるいは
商品のリストを提供する仲介販売方法であって、割引価格を含む確認フォームを上記ユーザ端末に送信
し、当該確認フォームに対する応答に基いて上記サービス元
データベースに対する予約処理を行うことを特徴とする
仲介販売方法。
【請求項１０】ユーザ端末からのアクセスに応じて、
サービス元データベースに記憶された航空券などの総販
売数量および使用期限が設定されているサービスあるい
は商品のリストを提供する仲介販売方法であって、当該サービスの使用期限までの残り時間や残り日数が少
なくなると値段が安くなる割引価格にて確認フォームを
上記ユーザ端末に送信することを特徴とする仲介販売方
法。
【請求項１１】ユーザ端末からのアクセスに応じて、
サービス元データベースに記憶された航空券などの総販
売数量および使用期限が設定されているサービスあるい
は商品のリストを提供する仲介販売方法であって、サービスの空席数、サービスの在庫数、ユーザの利用回
数、購入枚数などの中の少なくとも１つの割引要因に応
じて値段が安くなる割引価格にて確認フォームを上記ユ
ーザ端末に送信することを特徴とする仲介販売方法。
【請求項１２】携帯電話端末からのアクセスに応じ
て、サービス元データベースに記憶された航空券などの
総販売数量および使用期限が設定されているサービスあ
るいは商品のリストを提供する仲介販売方法であって、上記リストに対する選択応答に基いて各サービスあるい
は商品の確認フォームを送信し、それに対する応答に基
いて上記サービス元データベースに対する予約処理を行
うことを特徴とする仲介販売方法。
【請求項１３】携帯電話端末からのアクセスに応じ
て、サービス元データベースに記憶された航空券などの
総販売数量および使用期限が設定されているサービスあ
るいは商品のリストを提供する仲介販売方法であって、上記リストとともにあるいは上記リストの後にサービス
あるいは商品の確認フォームを上記携帯電話端末に送信
した後に、上記携帯電話端末の接続先を上記予約処理に
関連する事項を連絡し合うための電話機に切替えること
を特徴とする仲介販売方法。
【請求項１４】ユーザ端末からのアクセスに応じて、
サービス元データベースに記憶された航空券などの総販
売数量および使用期限が設定されているサービスあるい
は商品のリストを提供する仲介販売方法であって、上記リストとともにあるいは上記リストの送信後に、カ
ード申込に応じて割り引かれた価格を含む確認フォーム
を上記ユーザ端末に送信し、当該確認フォームに対する応答に基いて上記サービス元
データベースに対する予約処理を行うことを特徴とする
仲介販売方法。
【請求項１５】ユーザ端末からのアクセスに応じてカ
ード申込を受け付け、その後の上記ユーザ端末によるサ
ーバへのアクセスの際には、割り引かれた価格にて商品
あるいはサービスを提供することを特徴とする割引き方
法。
【請求項１６】ユーザ端末からのアクセスに応じて、
サービス元データベースに登録されている航空券などの
総販売数量および使用期限が設定されているサービスあ
るいは商品のリストを提供する仲介販売装置であって、上記サービス元データベースに登録されたサービスある
いは商品の割引された価格あるいは当該価格を決定する
ための基礎データを記憶する価格データベースと、上記リストから選択されたサービスあるいは商品に関し
て、上記価格データベースに基いて割り引かれた価格を
含む確認フォームを上記ユーザ端末に送信する予約確認
手段と、当該確認フォームに対する応答に基いて上記サービス元
データベースに対する予約処理を行う予約手段と、を備
えることを特徴とする仲介販売装置。
【請求項１７】前記価格データベースには、サービス
毎に、複数の提供価格データあるいは複数の基礎データ
が記憶され、この複数のデータのうちの１つを選択して
前記価格データベースから読み出すことを特徴とする請
求項１６記載の仲介販売装置。
【請求項１８】前記価格データベースに記憶される複
数のデータは、少なくともその一部がサービスの使用期
限に近くなると価格が下がるように設定されていること
を特徴とする請求項１６載の仲介販売装置。
【請求項１９】前記価格データベースに記憶される複
数のデータは、所定の期間における一般価格と、当該所
定の期間においてサービスの空席数、サービスの在庫
数、ユーザの利用回数、購入枚数などの中の少なくとも
１つの割引要因に該当する場合における特別割引価格と
を含むことを特徴とする請求項１６記載の仲介販売装
置。
【請求項２０】前記ユーザ端末が携帯電話端末である
場合には、前記予約確認手段は、まず、前記リストを送
信し、それに対する選択応答に基いて各サービスあるい
は商品の確認フォームを送信することを特徴とする請求
項１６記載の仲介販売装置。
【請求項２１】前記ユーザ端末が携帯電話端末である
場合には、前記予約手段による予約処理が終了した後
に、当該携帯電話端末の接続先を上記予約処理に関連す
る事項を連絡し合うための電話機に切り替えさせること
を特徴とする請求項１６記載の仲介販売装置。
【請求項２２】ユーザ端末からのアクセスに応じて、
サービス元データベースに登録されている航空券などの
総販売数量および使用期限が設定されているサービスあ
るいは商品のリストを提供する仲介販売装置であって、上記ユーザ端末からのカード入会申込を受け付けるカー
ド申込受付サーバと、上記リストから選択されたサービスあるいは商品に関し
て、上記カード申込受付サーバに対するカード申込に応
じて割り引かれた価格を含む確認フォームを上記ユーザ
端末に送信する予約確認手段と、当該確認フォームに対する応答に基いて上記サービス元
データベースに対する予約処理を行う予約手段と、を備
えることを特徴とする仲介販売装置。
【請求項２３】航空券などの総販売数量および使用期
限が設定されているサービス元データベースのサービス
あるいは商品に関して、ユーザ端末からのアクセスに応
じてリストを抽出するステップと、上記サービス元データベースに登録されたサービス毎
に、割引された提供価格あるいは当該提供価格を決定す
るための基礎データを記憶する価格データベースを検索
し、上記抽出したサービスに対する割引された提供価格
を決定するステップと、上記リストとともにあるいは上記リストの確認後に上記
割引された提供価格を含む確認フォームを生成して上記
ユーザ端末に送信するステップと、当該確認フォームに対する承認応答に基いて上記サービ
ス元データベースに対する予約処理を行うステップと、
を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。