JP2004102437A - 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ - Google Patents

施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2004102437A
JP2004102437A JP2002260372A JP2002260372A JP2004102437A JP 2004102437 A JP2004102437 A JP 2004102437A JP 2002260372 A JP2002260372 A JP 2002260372A JP 2002260372 A JP2002260372 A JP 2002260372A JP 2004102437 A JP2004102437 A JP 2004102437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
facility
reservation
server
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002260372A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kumagai
熊谷 敦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2002260372A priority Critical patent/JP2004102437A/ja
Publication of JP2004102437A publication Critical patent/JP2004102437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】テーマパーク等の集客施設を訪れた利用者が、より集客施設を楽しむことができるように有益な情報を提供して利用者を支援する施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバを提供する。
【解決手段】施設利用者支援サーバ2のCPU21は、携帯通信端末3より送信された施設内の複数の指定場所情報と、携帯通信端末3のGPS装置39により取得された現在位置に関する位置情報と、施設端末4より送信された混雑情報とに基づいて、記憶部37に格納されている施設内の所定の場所の位置情報により、指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルート情報を作成し、この最適なルート情報を含む支援情報を携帯通信端末3に送信する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーマパーク等における施設を利用する利用者を支援する施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、テーマパーク等の集客施設において、その集客施設の利用者が携帯する携帯端末装置に、集客施設内の地図情報や、各施設の情報等を提供するシステムがある。
【0003】
例えば、特開2002−123640号公報に開示されたように、テーマパーク等の集客施設を訪れた利用者の携帯端末に、集客施設場所の情報として、例えば、アトラクション、レストラン等の施設に関する詳細情報や、各種イベント情報、アトラクションの待ち時間情報等をリアルタイムに配信する発明が提案されている。また、この特開2002−123640号公報には、利用者の携帯端末にGPS機能を付加し、GPS衛星より受信したこの携帯端末の位置情報を、集客施設の地図情報と関連づけて提供する技術が開示されており、集客施設内で迷子にならないようにすることが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、集客施設に関する各種情報が、利用者の携帯端末に配信されると、利用者にとって大変便利であるが、配信された様々の情報から、利用する施設の選択や、その利用順序等は利用者が、自ら判断して行わなければならず、利用者が効率よく集客施設を利用することに対する支援としては十分とは言えなかった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、テーマパーク等の集客施設を訪れた利用者が、より集客施設を楽しむことができるように有益な情報を提供して利用者を支援する施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、
請求項1に記載の発明は、例えば、図1〜図8に示すように、
施設利用者が携帯する携帯通信端末3と、前記携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設利用に関する支援情報を送信する支援サーバ2(例えば、利用者支援サーバ2等)と、施設内の所定の場所に設置され、前記支援サーバに通信回線(例えば、ネットワーク5等)を介して接続される端末装置(例えば、施設端末4等)と、を備える施設利用者支援システム1において、
前記携帯通信端末は、
施設内の複数の場所を指定するための指定手段(例えば、入力部34等)と、現在位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段(例えば、GPS装置39等)と、
前記位置情報取得手段によって取得された位置情報と前記指定手段により指定された場所に関する指定場所情報とを前記支援サーバに送信するとともに、前記支援情報を受信する通信手段(例えば、CPU31、通信部38等)と、
前記通信手段により受信した前記支援情報を出力する出力手段(例えば、表示部35、音声処理部36等)と、を備え、
前記端末装置は、
設置された場所の混雑情報を前記支援サーバに送信する混雑情報送信手段(例えば、CPU41、通信制御部46等)を備え、
前記支援サーバは、
施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段(例えば、記憶部26、地図情報DB262等)と、
前記端末装置から送信された施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段(例えば、CPU21、通信制御部27等)と、
前記携帯通信端末から送信された位置情報及び指定場所情報を取得する第二の取得手段(例えば、CPU21、通信制御部27等)と、
前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報及び指定場所情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段(例えば、CPU21等)と、
前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段(例えば、CPU21、通信制御部27等)と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
ここで、混雑情報とは、例えば、施設の利用までの待ち時間情報や待ち人数情報等であるが、これらに限定されない。
また、支援情報とは、施設を利用する際に有益となる情報であり、最適ルートとは、利用者の現在の位置情報と、回りたい場所の場所情報と、回り場所の混雑情報とから、最適な順番やスケジュール情報を含んだものである。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、携帯通信端末の指定手段により指定された施設内の複数の指定場所情報と、携帯通信端末の位置情報取得手段により取得された現在位置に関する位置情報とが、通信手段によって、支援サーバに送信され、支援サーバの第二の取得手段によって取得される。また、端末装置の混雑情報送信手段によって、設置された場所の混雑情報が、支援サーバに送信され、支援サーバの第一の取得手段により、該混雑情報が取得される。そして、支援サーバの決定手段により、混雑情報と、位置情報及び指定場所情報とに基づいて、施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段に格納されている所定の場所の位置情報により、指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートが決定され、送信手段により、この最適なルートを含む支援情報が携帯通信端末に送信され、携帯通信端末の通信手段によりこの支援情報が受信され、出力手段により出力される。
従って、施設の利用者に携帯通信端末を介して施設の複数の場所を回るのに最適なルートを含んだ有益な情報を提供することにより、施設の利用者がより効率的に利用できる快適な環境を整えることができることとなって、利用者を支援することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、施設利用者が携帯する携帯通信端末と、前記携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設に関する支援情報を送信する支援サーバと、を備える施設利用者支援システムにおいて、
前記携帯通信端末は、
施設内の複数の場所を指定するための指定手段と、
現在位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段によって取得された位置情報と前記指定手段により指定された場所に関する指定場所情報とを前記支援サーバに送信するとともに、前記支援情報を受信する通信手段と、
前記通信手段により受信した前記支援情報を出力する出力手段と、を備え、
前記支援サーバは、
施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段と、
施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段と、
前記携帯通信端末から送信された位置情報及び指定場所情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報及び指定場所情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、施設の利用者に携帯通信端末を介して施設の複数の場所を回るのに最適なルートを含んだ有益な情報を提供することにより、施設の利用者がより効率的に利用できる快適な環境を整えることができることとなって、利用者を支援することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の施設利用者支援システムにおいて、
前記携帯通信端末は、
施設内のアトラクション或いは飲食店の予約を申し込むための予約申込情報を入力するための入力手段(例えば、入力部34等)と、
前記入力手段により入力された予約申込情報を前記支援サーバに送信するとともに、予約の可否に関する予約可否情報を受信する第二の通信手段(例えば、CPU31、通信部38等)と、
前記第二の通信手段により受信した前記予約可否情報を出力する第二の出力手段(例えば、表示部35、音声処理部36等)と、
前記第二の通信手段により受信した前記予約可否情報を記憶する予約可否情報記憶手段(例えば、記憶部37等)と、を備え、
前記支援サーバは、
施設内のアトラクション及び飲食店の予約可否条件を記憶する予約可否条件記憶手段(例えば、記憶部26、施設情報DB263等)と、
前記予約可否条件記憶手段に記憶された予約可否条件に基づいて、前記予約申込情報における予約が可能か否かを判断する判断手段(例えば、CPU21等)と、
前記判断手段による判断結果に基づく予約可否情報を前記携帯通信端末に送信する予約可否情報送信手段(例えば、CPU21、通信制御部27等)と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
ここで予約可否条件とは、予約が可能な時間帯情報等の予約可否判断における判断基準となる条件であって、予約数等の予約状況に応じたものである。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、携帯通信端末の入力手段によって入力された施設内のアトラクション或いは飲食店の予約を申込むための予約申込情報が、第二の通信手段によって支援サーバに送信され、支援サーバの判断手段により、予約可否条件記憶手段に記憶された施設内のアトラクション及び飲食店の予約可否条件に基づいて、予約申込情報における予約が可能か否かが判断され、予約可否情報送信手段により、判断結果に基づく予約可否情報が携帯通信端末に送信される。
従って、利用者に、施設内のアトラクション或いは飲食店等を待つことなく利用することができる環境を提供できるとともに、施設内の何処においても容易に予約することが可能となりより快適さを提供することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は施設利用者が携帯する携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設利用を支援する支援情報を提供する施設利用者支援サーバにおいて、
施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段と、
施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段と、
前記携帯端末の位置情報と施設内の複数の場所が指定された指定場所情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報および指定場所情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、施設の利用者に携帯通信端末を介して施設の複数の場所を回るのに最適なルートを含んだ有益な情報を提供することにより、施設の利用者がより効率的に利用できる快適な環境を整えることができることとなって、利用者を支援することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
尚、本実施の形態において、集客施設は、遊園地等のテーマパークを一例にして説明を行う。
【0017】
まず構成を説明する。
本発明に係る施設利用者支援システム1は、図1に示すように、集客施設の一例としてのテーマパーク内における各種情報の取得及び配信処理を実行すると共に、施設の利用者に、テーマパークの利用の際に有益となる支援情報を作成して提供する施設利用者支援サーバ2(以下、サーバ2とする)と、テーマパークの利用者が携帯し、該サーバ2にアクセスすることにより、テーマパーク内の各種情報、支援情報を得ると共に、各種施設の利用情報を送受信するための携帯通信端末3(以下、携帯端末3とする。)と、テーマパーク内の各施設(アトラクション、レストラン等)に設置され、前記サーバ2と該施設の利用情報の送受信を行う施設端末4(端末装置)と、携帯端末3に、位置情報を提供するGPS衛星6等から構成され、サーバ2と、携帯端末3と、施設端末4とは、インターネット、イントラネット、LAN、無線通信網、専用線等のネットワーク5を介して接続されている。
【0018】
サーバ2は、テーマパーク内の各種情報、例えば、イベント情報、各施設の情報、地図情報等を施設利用者の携帯端末3に提供すると共に、携帯端末3から配信された位置情報に基づいて、利用者が効率良くテーマパークを利用できるように、各利用者個別の有益な支援情報を作成して提供する装置である。そして、サーバ2は、単独の装置であっても、複数の装置から構成されていてもよく、複数の装置から構成されている場合に、LAN等のネットワーク5を介して接続されていてもよい。そして、サーバ2は、その内部に、図2に示すように、CPU21、RAM22、表示部23、入力部24、印刷部25、記憶部26、通信制御部27を備えている。
【0019】
CPU21は、記憶部26に格納されたプログラムやデータベース情報等を読み出してRAM22へのデータの一時的な格納を行い、各部の制御、データの転送、判断処理等を行う。
【0020】
例えば、CPU21は、後述のアプリケーションDB261に格納された各種プログラムに基づいて、最適ルート情報の作成処理、携帯端末3の現在位置を表示させた施設MAPの作成処理等を行う。
【0021】
具体的に、CPU21は、第一の取得手段として施設端末4から送信される更新情報、例えば、待ち時間等の混雑情報を取得する。そして、CPU21は、混雑情報を含む更新情報に基づいて、後述の施設情報DBに格納されている施設情報の更新処理や、お知らせ情報等の配信処理を実行する。また、CPU21は、第二の取得手段として、携帯端末3から送信される携帯端末3の現在の位置情報と、最適ルートを作成するための選択施設情報(指定場所情報)とを取得し、決定手段として、選択された施設を回るための最適ルートを決定して最適ルート情報を作成する。また、CPU21は、送信手段として、最適ルート情報、施設の各種情報等の各種情報(支援情報)を携帯端末3に送信する。
【0022】
また、CPU21は、判断手段として、携帯端末3から送信される任意の施設の利用申込情報に基づいて、後述の携帯端末3の施設予約履歴情報と、施設の混雑状況情報、予約可能時間情報等の予約可否条件とから予約の可否判断処理を実行する。そして、CPU21は、予約可否情報送信手段として、予約可否情報、予約番号、予約時間等の予約情報を携帯端末3に送信する。
【0023】
また、CP21は、後述の登録プログラム261aに基づいて、利用者の利用者登録処理の制御を行い、後述の認証プログラム261bに基づいて、利用者の携帯端末3の認証処理を制御する。
【0024】
RAM22は、CPU21により実行される各種処理において、プログラムやデータ等を一時的に記憶する記憶領域、入力指示と入力データとによって処理される作業領域などを形成する。
【0025】
表示部23は、例えば、CRTやLCD等により構成され、出力手段として、CPU21から入力される各種表示データや画像を表示する。
【0026】
入力部24は、例えば、マウス、キーボード或いはスキャナ等を備え、所望する指定情報等を入力することができ、例えば、記憶部26に格納されている各種データの更新処理や、イベント情報や利用者へのお知らせ情報等の情報入力処理に用いる。
【0027】
印刷部25は、出力手段として、CPU21から出力された印刷データを印刷する。
【0028】
記憶部26は、プログラムやデータ等が予め記憶されており、この記憶部26は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU21で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体は、CD‐ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記憶部26に格納するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部を他のサーバ等からWAN、LANなどのネットワークを介して通信制御部27から受信する構成にしてもよく、更に記録媒体はネットワーク上に構築された、外部サーバ、外部装置(例えば、施設端末4等)の記録媒体であってもよい。
【0029】
また、記憶部26には、本発明のシステムプログラム、図示しないリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS:Relational Database Management System)、各種表示情報を携帯端末3へ提供するためのプログラム、本発明の動作をプログラミングした各種プログラム、各種データベース、及び同処理プログラムで処理されたデータ等が格納されている。
【0030】
また、記憶部26に格納されている各種データベースには、アプリケーションDB261、地図情報DB262、施設情報DB263、登録DB264等がある。そして、CPU21は、RDBMSにしたがって、これらのデータベースより必要な情報を取得して読み出す。
【0031】
アプリケーションDB261は、本発明の動作の実行に必要な各種アプリケーションソフトウェア、プログラム等を格納したデータベースであって、具体的には、例えば、図示しないRDBMS、登録処理、最適ルート情報作成処理、予約処理等のための各種表示画面データの他、図2に示すように、登録プログラム261a、認証プログラム261b、施設地図情報提供プログラム261c、位置情報作成プログラム261d、最適ルート情報作成プログラム261e、最適施設情報検索プログラム261f、施設予約プログラム261g、お知らせ情報配信プログラム261h等を格納している。
【0032】
登録プログラム261aは、利用者が携帯する携帯電話等の携帯端末3、或いは、テーマパーク内で利用者に提供する貸し出し携帯端末3の、利用者登録処理の動作をプログラミングしたものである。
認証プログラム261bは、利用者登録された携帯端末3の認証処理の動作をプログラミングしたものである。
【0033】
施設地図情報提供プログラム261cは、テーマパークのMAP情報や、各施設の情報、利用者のMAP上の現在位置情報等を、地図情報DB262、施設情報DB263、後述の位置情報等に基づいて作成し、作成した情報を携帯端末3に提供するための一連の動作をプログラミングしたプログラムである。
ここで、施設とは、例えば、テーマパーク内のアトラクション、レストラン、ショップ、トイレ等であって、各施設情報としては、例えば、その施設毎のアトラクション内容は勿論のこと、随時更新される待ち時間、予約時間可能時間情報等の混雑情報、イベント情報、中止等のお知らせ情報等の他、ユーザの現在位置からの距離、道のり時間情報等である。
【0034】
位置情報作成プログラム261dは、携帯端末3より送信された、携帯端末3の位置情報に基づいて、テーマパークの地図上の現在位置情報を作成するプログラムであって、この現在位置情報に基づいて、上記、MAP上に、利用者(携帯端末3)の現在位置を表示する処理が実行される。
【0035】
最適ルート情報作成プログラム261eは、携帯端末3から送信される利用希望の一以上の施設選択情報と、各施設の混雑状況、及び利用者が携帯する携帯端末3の現在位置情報より、選択された施設の最適なルート情報を作成するためのプログラムである。より具体的には、例えば、携帯端末3から複数のアトラクション選択情報が送信された場合、携帯端末3の現在位置から、その複数のアトラクションそれぞれまでの距離と、それぞれの混雑状況とから、それら複数のアトラクションを回るのに最適な順番と道順情報とからなる最適ルート情報を作成するものである。
より具体的には、例えば、A,B,Cの3カ所の施設が選択された場合、現在位置からはA−B−Cの順番が最短ルートであるとする。ここで、CPU21は、最適ルート情報作成プログラム261eによりAの混雑状況が所定のレベル以上と判断した際には、例えば、B−C−Aが最適ルートとして決定する。
【0036】
最適施設検索プログラム261fは、携帯端末3より送信される検索条件、例えば、最も近いトイレ、レストラン等の施設、最も待ち時間が少ない施設等、施設の条件や、地理的・時間的な条件に基づいて、最適な施設情報を作成するためのプログラムである。
【0037】
施設予約プログラム261gは、利用者の施設利用を予約するための一連の動作をプログラミングしたものである。具体的に、施設予約プログラム261gは、携帯端末3から送信された予約申込情報に基づいて、登録DBの予約履歴情報から該携帯端末3が予約可能か否かの判断処理を行い、予約可能である場合に、該施設の予約状況に基づいて、予約番号と、予約時間等の予約情報を作成して、該携帯端末3に送信するとともに、その予約情報を登録客情報と関連づけて記憶する一方で、該施設端末4に、予約した利用者の登録ID等の利用者情報と、予約番号、予約時間等からなる予約情報とを送信する等の一連の予約処理の動作がプログラミングされている。
【0038】
尚、予約可否判断は、施設情報DB263に格納されている対象施設の混雑状況、予約可能時間情報、及び利用者の予約状況等により判断されることとする。例えば、施設の所定予約可能数を越えた場合、或いは、利用者が既に予約した他施設の予約時間に重複したり、利用者毎の所定の予約可能数よりも超えて予約しようとした場合等は、予約不可能といった判断処理が実行されることとする。
【0039】
お知らせ情報配信プログラム261hは、施設の利用に関するお知らせ情報を、任意の携帯端末3に配信する動作をプログラミングしたものである。具体的には、例えば、テーマパーク内で開催されるイベントの情報、施設の中止等の緊急お知らせ情報、迷子情報、忘れ物情報等を、携帯端末3に配信する動作がプログラミングされている。尚、該お知らせ情報を配信する対象の携帯端末3は、そのお知らせ情報の内容に応じて異なる構成でもよく、更に、配信内容を携帯端末3側で選択、設定可能であるとする。
【0040】
地図情報DB262は、テーマパーク内の各施設の場所を示すための地図情報を格納したデータベースである。この地図情報上に、利用者の現在位置情報が合成されて、利用者毎の施設MAP情報が作成される。
【0041】
施設情報DB263は、テーマパーク内の施設、例えば、アトラクション、レストラン、ショップ、トイレ等の各種情報を格納したデータベースである。そして、施設情報DB263に格納される各種情報とは、具体的に例えば、施設基本情報263a、混雑・イベント情報263b、予約情報263c等である。
【0042】
施設基本情報263aは、施設の詳細情報として、アトラクションの説明やアトラクション画像、レストランのメニュー、収容人数情報、ショップの販売情報、トイレの収容人数等である。
混雑・イベント情報263bは、例えば、施設の混雑情報や、イベント情報、及びアトラクションの中止等の緊急お知らせ情報等であって、施設端末4から送信される情報に基づいて、定期的に、あるいは必要に応じて適宜更新される。特に、混雑情報とは、例えば、待ち時間等である。
また、予約情報263cは、それぞれの施設端末4から随時送信される予約することが利用可能な時間の情報等であり、この予約情報263cは、予約可否条件として、利用者の予約申込情報の予約可否判断の基情報となる。
【0043】
登録DB264は、テーマパークの利用者の登録情報を格納するデータベースであって、具体的には、例えば、利用者がテーマパーク内で携帯する携帯端末3と対応づけられた登録IDデータ264aや、携帯端末3を用いて予約した施設の予約履歴情報264b等の他、図示しない、利用者の氏名等の個人情報やサーバ2から携帯端末3へ、お知らせ情報等を配信するための電子メールアドレスデータ等が、登録者毎に分類されて格納されている。ここで、予約履歴情報264bとは、予約した施設名、及び予約番号、予約時間等の履歴情報であって、予約可否判断の基情報となる。
【0044】
通信制御部27は、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0045】
携帯端末3は、テーマパークの利用者がテーマパーク内で携帯し、サーバ2にアクセスして、施設に関する各種情報を受信すると共に、現在位置情報や予約情報等を送信するための移動体通信端末装置であって、例えば、携帯電話、PHS、PDA等であるが、本実施の形態においては、携帯端末3は、利用者の持参した携帯電話機であるとして以下の説明を行う。図3に示すように、携帯端末3は、例えば、CPU31、ROM32、RAM33、入力部34、表示部35、音声処理部36、記憶部37、通信部38、GPS装置39等を備えている。
【0046】
CPU31は、ROM32に記憶される各種システムプログラムを読み出してRAM33に展開した上で、各種処理を実行し、各部を駆動制御する。また、CPU31は、入力部34における入力操作に従って、記憶部37に記憶された各種アプリケーションプログラムを読み出して実行し、携帯端末3の各種機能を実現する。
【0047】
具体的には、入力部34が備える数字キー等から所定の選択、指定情報が入力され、サーバ2への送信を指示する操作が行われた場合には、図示しない基地局に対し、通信部38から発信信号を送信させて、基地局との間に無線通信回線を確立し、入力されたサーバ2への送信処理を可能とする。
また、CPU31は、通信部38によって、基地局を介してサーバ2から送信された各種情報を受信する。この際、CP31は、記憶部37に記憶された図示しない着信音メロディデータの中から予め設定された着信音メロディデータを読み出し、所定の着信音をスピーカ36bから出力させ、利用者に報知するようにしてもよい。
【0048】
具体的に、CPU31は、通信手段、第二通信手段として、サーバ2から送信される最適ルート情報、施設MAP情報、施設詳細情報、予約情報(予約可否情報)等を、通信部38を介して受信する。
また、CPU31は、通信手段として、サーバ2より、携帯端末3の現在の位置情報の送信要求信号を受信すると、GPS装置39によりGPS衛星6から取得した現在の位置情報を、サーバ2に送信する処理を実行する。また、CPU31は、第二の通信手段として、予約を希望する施設の予約申込情報をサーバ2に送信する。
【0049】
ROM32は、フラッシュメモリやEEPROM、EPROM等の半導体記憶素子によってなり、携帯端末3の基本制御プログラム、及び、このプログラムに係るデータを記憶する。
【0050】
RAM33は、CPU31によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
具体的に、RAM33には、サーバ2から送信される、施設の地図情報を格納する地図情報格納部33a、地図上の施設アイコン等と関連づけられた施設情報を格納する施設情報格納部33b、GPS装置39から受信した携帯端末3の位置情報を格納する位置情報格納部33c、サーバ2から送信される登録画面、予約画面等のその他の表示画面データを格納する表示画面データ格納部33d等が設けられている。
【0051】
入力部34は、文字キー、数字キーの他、通話、データ通信開始・切断、電話帳編集等の各種機能に対応づけられた各種キーを備え、操作されたキーに対応する操作信号をCPU31へ出力する。具体的には、指定手段、入力手段として、各種メニューの選択処理、登録データ、最適ルート情報作成、施設予約処理、検索処理等のための施設選択処理、及びこれらの入力情報、選択情報のサーバ2への送信処理の開始等に用いられる。
【0052】
表示部35は、出力手段として、液晶ディスプレイ等の表示画面に接続されており、入力部34における入力内容や、サーバ2から送信される各種画面データ、等を上記表示画面に表示させる。
【0053】
音声処理部36は、出力手段として、音声コーデックやアンプ等を備え、通話等に用いるマイク36a、サーバ2からの情報の受信の報知音や、音声情報が出力されるスピーカ36b等を備える。
【0054】
記憶部37は、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体記憶素子等の記憶媒体を備え、この記憶媒体内に、CPU31により実行される携帯端末3の携帯電話機としての機能を果たすための各種アプリケーションプログラム、及び、これらのプログラムに係るデータ等を記憶する。例えば、記憶部37には、サーバ2から登録処理の際に振り分けられた登録IDデータを記憶する登録ID記憶部37aや、予約可否情報記憶手段として機能し、予約処理の際に同様にして受信した施設予約情報を記憶する施設予約情報記憶部37b等が設けられている。施設予約情報記憶部37bには、予約を行った施設情報の他、予約番号、予約時間等のデータが格納される。尚、本記憶部37には、携帯電話機として機能するための、通話に関する各種データとして、例えば、着信・通話履歴データ、着信音データ、電話帳データ等が記憶されているものとする。
【0055】
通信部38には、アンテナ38aが接続されており、基地局(図示略)を介してネットワーク5に通信接続し、サーバ2等の外部機器との通信を行うための制御を行う。また、通信部38は、通信手段、第二の通信手段として機能する。
【0056】
GPS装置39は、当該携帯端末3の位置情報を取得する装置であり、図示しないGPS受信部、位置計測部等により構成され、位置情報取得手段として機能する。図1に示した複数のGPS衛星6から発信される電波をGPS受信部(図示なし)において受信し、現在位置の緯度及び経度を計測して現在の位置情報としてCPU31に出力する。尚、この現在の位置情報は、CPU31により通信部38を用いて、サーバ2に送信される。
尚、このGPS装置39は、着脱自在の構成であってもよく、施設の利用者の持参した携帯電話機にGPS機能が備えられていない場合に、テーマパーク側より、該GPS装置39のみを借りて装着し、携帯端末3として使用してもよい。更に、利用者が携帯電話機等の移動体通信装置を持っていない場合には、テーマパーク側から、携帯端末3ごと貸し出される構成であってもよい。
【0057】
施設端末4は、テーマパーク内のアトラクション、レストラン、ショップ、トレイ等の各種施設に設置され、サーバ2に対し、その施設の混雑状況の情報や、予約可能な時間情報、イベント情報、お知らせ情報等を定期的又は適宜送信するとともに、サーバ2から施設の予約情報を受信する装置であって、単独の装置であっても複数の装置から構成されていてもよい。そして、施設装置4は、図4に示すように、内部に、CPU41、RAM32、表示部43、入力部44、記憶部45、通信制御部46等を備えるが、各部の機能は、サーバ2のそれらと略同様のため、詳細な説明を省略する。
尚、施設端末4同士、或いは施設端末4と、サーバ2とは、無線LAN、赤外線通信、Bluetooth等の無線通信、或いは有線通信等の何れで接続されていてもよい。
【0058】
特に、CPU41は、混雑状況情報送信手段として、入力部44から入力された施設の混雑情報として、例えば、待ち時間情報等の更新情報を、通信制御部46(混雑状況情報送信手段)を介してサーバ2に送信する処理を実行する。具体的には、CPU41は、サーバ2を介して実行された利用者からの予約数等の状況に基づいて、予約限度を考え、予約可能時間情報を作成し、予約可否条件として、サーバ2に送信する。
また、CPU41は、予約した携帯端末3から予約番号等を読み取って、予約認証処理を実行する。
【0059】
また、記憶部45には、施設に関する更新情報を格納する更新情報DB451と、サーバ2から送信される施設の予約情報を格納する予約情報DB452が設けられている。
詳細に、更新情報DB451には、入力部44から入力される施設の待ち時間情報451a、施設の予約可能時間情報451b、アトラクションの中止、イベント情報等のお知らせ情報451c等、随時更新される各種情報が格納される。尚、この更新情報DB451に格納される各情報は、更新情報として、定期的あるいは適宜サーバ2に送信される。
【0060】
予約情報DB452には、予約した利用者の認証を行うために携帯端末3の予約認証処理を実行するための予約認証プログラム452aと、サーバ2から送信される予約番号データ452b等が格納される他、例えば、予約した利用者情報として、携帯端末3の電話番号、メールアドレスデータ、利用者氏名情報等が格納されてもよい。そして、この予約情報DB452の予約状況に基づいて、CPU41は、予約可能時間情報451bを作成する。
【0061】
次に、上記のように構成された施設利用者支援システム1における本実施例の動作を以下で説明する。
【0062】
まず、サーバ2に、施設の利用者が、携帯端末3を用いて登録する登録処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0063】
携帯端末3の操作者により所定のURL等が入力されることにより、携帯端末3が、基地局(図示なし)、ネットワーク5を介してサーバ2に接続される(ステップS101)。
ここで、携帯端末3の操作者は、必ずしも、携帯端末3の利用者、施設の利用者等でなくともよく、例えば、テーマパークの入り口の係員等であってもよい。
【0064】
次いで、サーバ2のCPU21は、アプリケーションDB261より読み出し、RAM22に展開した登録プログラム261aに従って、以下の登録処理の制御を開始する。具体的に、先ずCPU21は、登録画面データを記憶部26より読み出して、通信制御部27を介して、アクセスした携帯端末3に送信する(ステップS102)。
【0065】
すると、携帯端末3のCPU31は、サーバ2より送信された登録画面データを、通信部38を介して受信して同データをRAM33の表示画面データ格納部33dに一時格納し、表示部35に図示しない登録画面を表示させる(ステップS103)。
【0066】
そこで、携帯端末3の操作者により入力部34を用いて、登録データの入力処理が行われると、CPU31は入力された登録データをサーバ2に送信する(ステップS104)。
ここで、入力される登録データは、ユーザの個人情報、メールアドレス、希望サービス選択情報等である。メールアドレスは、サーバ2から配信情報を受信するためのデータであって、電話連絡の場合は電話番号等であってもよい。また、希望サービス選択情報とは、例えば、任意のアトラクションの待ち時間が更新される度に送信を希望するサービスや、予約した施設に空きが出来た場合に報知を希望するサービスなどの設定情報である。
【0067】
次いで、サーバ2のCPU21は、上記登録データを携帯端末3より受信し、同登録内容に基づいて、利用者の登録IDデータを作成して、同登録IDを携帯端末3に送信する(ステップS105)。
【0068】
すると、携帯端末3のCPU31は、サーバ2から受信した登録IDを記憶部37の登録ID記憶部37aに記憶する(ステップS106)。
【0069】
次いで、ステップS107において、サーバ2のCPU21は、ステップS104で送信された登録データの内容を記憶部26の登録DB263に格納することにより登録処理を実行し、このことをもって本処理を終了させる。
【0070】
一方、携帯端末3の操作者は、登録処理に続いて、施設MAP、施設情報の閲覧を行う場合には、メニュー選択ツールを指定した上で(ステップS108:Yes)、図6のステップS202に移行し、登録処理によりサーバ2との接続を切る操作が行われた場合(ステップS109:Yes)には、本処理が終了する。
【0071】
尚、上記登録処理の登録データは、テーマパーク等の場合には、一日等の有効期限が設定されており、有効期限が切れた場合、サーバ2にアクセスしても認証されなくなる構成であってもよい。
【0072】
次いで、サーバ2と、登録済みの携帯端末3との間で行われる施設情報の作成提供処理及び最適ルート情報作成処理について、図6のフローチャートに従って説明する。
【0073】
まず、携帯端末3の操作者は、所定の操作により、図5のステップS101と同様にしてサーバ2に接続処理を実行し、登録処理で設定した登録ID等を入力し、携帯端末3のCPU31は、その入力データをサーバ2に送信する。そこで、サーバ2は、アプリケーションDB261より読み出した認証プログラム261bに従って、携帯端末3より送信された登録IDの認証処理を実行する(ステップS201)。
【0074】
そして、サーバ2により上記認証処理が成功すると、認証成功結果情報が携帯端末3に送信される。そこで、携帯端末3の操作者により施設MAP、施設情報等からなる施設情報の要求信号が送信される(ステップS202)。
【0075】
上記要求信号を受信したサーバ2のCPU21は、記憶部26のアプリケーションDB261より施設地図情報提供プログラム261cを読み出してRAM22に展開し、このプログラム261cに従って、以下の動作を実行する。
【0076】
まず、サーバ2のCPU21は、携帯端末3に対して、携帯端末3の現在の位置情報の送信要求信号を送信する(ステップS203)。すると、携帯端末3のCPU31の制御に基づいて、GPS装置39により、複数のGPS衛星6から携帯端末3の現在の位置情報が取得されて、RAM33の位置情報格納部33cに一時格納された上で、CPU31により携帯端末3の現在の位置情報がサーバ2に送信される(ステップS204)。
【0077】
次いで、携帯端末3より、現在の位置情報を受信したサーバ2のCPU21は、アプリケーションDB261より位置情報作成プログラム261dを読み出して、同プログラム261dに基づいて、まず、施設の地図情報を記憶部26の地図情報DBから読み出し、同地図上に該携帯端末3の現在位置表示を行った施設MAPを作成し、施設情報DB263の各施設情報と共に携帯端末3に送信する(ステップS205)。
【0078】
すると、携帯端末3のCPU31は、サーバ2から送信された施設MAPデータを地図情報格納部33aに、各施設情報を施設情報格納部33bに一時格納した上で、図示しない施設MAP、施設情報、及び携帯端末3の現在位置情報の表示画面を表示部35に表示させる(ステップS205)。
【0079】
図示しない上記施設MAP、施設情報、現在位置情報等の表示画面には、テーマパークの全体地図上にアトラクション、レストラン等の施設アイコンと、携帯端末3の現在位置を示すアイコン等が表示され(ステップS206)、例えば、施設アイコンを指定すると、施設の情報として、施設名や待ち時間情報、及び、現在位置からの主要時間情報等が吹き出し表示されるようになっている。更に、この表示画面には、表示情報に基づいた各種メニューの選択ツール(図示なし)が設けられている。
ここで、図示しないメニューの選択ツールにより、例えば、最適ルート検索メニュー、最適施設検索メニュー、施設予約メニュー等が可能であるとする。
【0080】
そこで、携帯端末3の操作者は、入力部34を用いて、上記MAP上の任意の施設アイコンを指定すると、CPU31により、該選択施設の詳細情報要求信号がサーバ2に送信される(ステップS207)。
【0081】
次いで、サーバ2のCPU21は、該選択施設の詳細情報を施設DB263から読み出して詳細施設情報を端末装置3に送信する(ステップS208)。
【0082】
すると、図示しない選択施設の詳細情報画面が携帯端末3の表示部35に表示される(ステップS209)。
この施設詳細情報画面上には、選択施設の詳細な内容を説明する文字情報、画像情報等や、該施設の周辺の拡大図や、携帯端末3の現在位置からの道のり情報、所要時間等の情報、施設の待ち時間情報、予約する場合の予約可能情報等が表示されている。ここで、予約可能情報とは、この施設を予約する場合の予約可能な時間等の情報である。
尚、施設の詳細内容は、施設の種類によって異なるのは無論のことであり、アトラクションの場合には、アトラクションの詳細内容であり、レストランの場合は、レストランのメニュー等の詳細内容である。
【0083】
次いで、携帯端末3の操作者は、最適ルートを検索する最適ルートメニューを図示しないメニュー選択ツールより選択した上で、利用したい複数の施設の選択情報を入力する。すると、CPU31により、同利用希望施設選択情報(指定場所情報)がサーバ2に送信される(ステップS210)。
【0084】
すると、サーバ2のCPU21は、アプリケーションDB261より最適ルート情報作成プログラム261eを読み出し、同プログラム261eに従って、選択された施設の混雑状況と、携帯端末3の現在位置から、該選択施設までの距離と、に基づいて、選択された複数の施設を最も効率よく回ることができるルート情報を作成する(ステップS211)。そして、CPU21は、作成した最適ルート情報を、携帯端末3に送信する(ステップS212)。
【0085】
すると、携帯端末3の表示部33に、図示しない最適ルート情報を表示した画面が表示される。この最適ルート情報には、施設を回る順番と、施設までの所要時間及び利用スケジュール予定情報等が含まれている。
【0086】
そこで、携帯端末3の操作者は、これらの施設の予約処理を実行するか否かを決定し(ステップS214)、施設の予約処理を実行する場合(ステップS214:Yes)には、予約メニューの選択をして、図7のステップS305(後述)に移行する。一方、予約処理を行わない場合(ステップS214:No)には、ステップS215に以降して、本処理を終了させるか否かを判断し、終了させる場合(ステップS215:Yes)には、本処理を終了させる。一方、本処理の終了が選択されない場合には、CPU31は、ステップS207に以降し、再度他の施設の詳細情報が選択できる状態にする。
【0087】
上記のステップS201〜ステップS215で説明した、最適ルート情報の作成・提供処理によれば、施設の利用者は、施設の詳細情報がペーパーレスで取得でき、その道のりがわかるため迷子になることを防ぐことができ、施設の待ち時間がわかるためより効率的に利用できる上、更に、最適なルートを自動的に得ることができるので、より便利である。
【0088】
尚、上記ステップS201〜ステップS215において実行された処理において、ステップS204のGPS衛星6からの現在位置情報の取得処理は、定期的に実行されてサーバ2に送信され、更新される度に施設MAP上の現在位置表示が変更される構成であってもよい。また、施設MAP上には、施設の場所を示すアイコン、携帯端末3の現在位置表示の他、他の携帯端末3の現在位置表示や、テーマパークのキャラクターの現在位置表示や、パレード等のルート情報等が表示される他、どのような情報が表示される構成であってもよい。
【0089】
また、最適ルート情報の作成処理に加え、携帯端末3から指定された各種検索条件、例えば、最も近いトイレの検索条件、最も待ち時間が短いアトラクションの検索情報等、地理的、時間的な施設の各種条件データに基づいて、サーバ2が、最適施設検索プログラム261fに基づいて、最適施設情報の作成処理を実行して端末装置3に提供することも可能となっている。
また、施設MAP、施設詳細情報、最適ルート情報等は、利用者を支援する支援情報である。
【0090】
次いで、サーバ2と、携帯端末3との間で行われる施設の予約処理について、図7に示すフローチャートに基づいて、以下で説明する。
【0091】
まず、図6のステップS201と同様にして、サーバ2にアクセス処理した携帯端末3とサーバ2との間で認証処理が実行される(ステップS301)。
【0092】
次いで、ステップS202〜ステップS206と同様にして、施設MAP、施設情報、現在位置、メニュー選択ツールの作成、表示処理が実行され(ステップS302)、次いで、その施設のうち、選択された施設の詳細情報の作成、表示処理が、ステップS207〜ステップS209と同様にして実行される(ステップS303)。
尚、選択施設の詳細情報には、選択施設の周辺等の詳細地図、詳細内容、待ち時間、予約可能時間等の混雑情報、道のり情報、所要時間情報、予約可能時間情報等が含まれている。
ここで、予約可能時間情報とは、ある施設において、待ち時間なし、あるいは短い待ち時間で施設を利用できる時間の情報であって、施設端末4により、予約数等の予約状況に応じて随時更新されてサーバ2に送信される情報である。
【0093】
そして、ある一の施設の詳細情報が携帯端末3の表示部35に表示されている状態において、携帯端末3の操作者によりメニュー選択ツール(図示なし)により施設の予約処理を行うための予約メニューが選択されると(ステップS304:Yes)、予約申込情報が、CPU31によりサーバ2に送信される(ステップS305)。ここで、予約申込情報とは、例えば、予約をしたい施設の選択情報、予約希望時間情報、及び予約を希望する携帯端末3の登録ID情報等であって、携帯端末3の操作者により入力された情報であっても、CPU31が自動的に取得した情報であってもよい。
【0094】
すると、サーバ2のCPU21は、携帯端末3から送信された予約申込情報に基づいて、該携帯端末3の予約履歴情報を、登録DB264に問い合わせ、希望予約時間に他の予約施設がないか、或いは、所定の予約施設数や、予約時間間隔が守られているか等を確認すると共に、施設情報DB263に格納されている予約可能時間情報等の選択施設の予約状況情報(予約可否条件)を確認して、予約可否判断処理を実行する(ステップS306)。
【0095】
そして、CPU21は、予約が不可能であると判断した場合(ステップS306:No)には、携帯端末3の表示部35にエラー表示(予約可否情報)を実行させ(ステップS307)る。一方、予約が可能であると判断した場合(ステップS306:Yes)には、ステップS308に移行して、予約番号、及び予約時間情報(予約可否情報)等を作成して、該携帯端末3に送信し、ステップS310に移行する。
【0096】
次いで、携帯端末3のCPU31は、サーバ2から受信した予約番号、予約時間情報等を含んだ予約情報を、記憶部37の施設予約情報記憶部37bに格納し(ステップS309)、ステップS312に移行する。
【0097】
ステップS310において、サーバ2のCPU21は、上記利用者の予約情報を、送信した携帯端末3の登録IDと関連づけて、登録DB264に記憶、格納する。
【0098】
次いで、サーバ2のCPU21は、上記利用者の予約情報を、予約対象となった施設端末4に送信する(ステップS311)。
【0099】
ステップS312において、携帯端末3のCPU31は、操作者により、施設情報の閲覧及び施設予約処理が選択されたか否かを判断し、CPU31は、終了要求信号が入力されたと判断した場合(ステップS312:Yes)には、終了要求信号をサーバ2に送信することにより本処理が終了し、一方、CPU31は、終了要求信号が入力されていないと判断した場合(ステップS312:No)には、ステップS302に工程を戻る。
【0100】
尚、サーバ2から予約情報を受信した施設端末4は、その予約情報を、予約情報DB452に格納する。そして、該施設を予約した利用者がやって来た際に、CPU41は、予約認証プログラム452aに従って、該利用者の携帯端末3内に記憶されている予約番号等の予約情報と、予約情報DB452に記憶されている予約情報とを照合して予約認証処理を実行する。ここで、携帯端末3から施設端末4には、例えば、IrDA、Bluetooth等の無線通信や、通信ケーブル等による有線通信により予約情報の送受信を実行することとする。
更に、施設端末4は、予約数等の予約状況に応じて、予約可能時間情報の更新処理を行い、更新した情報を、サーバ2に送信する。
尚、予約可能時間情報の更新処理、即ち予約状況の管理処理は、施設端末4でなく、サーバ2において実行される構成であってもよい。
【0101】
また、サーバ2により、利用者の予約時間や予約有効期限時間が間近となった際に、該携帯端末3に対して、音声或いはメール等により、その旨を通知するようにしてもよい。
【0102】
また、上記図7のフローチャートでは予約処理について説明を行ったが、予約キャンセルも同様のステップで実行される。
【0103】
上記のステップS301〜ステップS312の処理によれば、施設の予約処理が、容易に、かつテーマパーク内のどこであってもできることとなって、施設を利用するために長時間待つ必要がなくなり利用者に快適な利用環境を提供することができる。
【0104】
次いで、施設端末4と、サーバ2との間で実行される情報更新処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0105】
施設端末4において、その施設の混雑状況データやイベント情報等のお知らせ情報が随時作成される。例えば、施設がアトラクションである場合、利用者の数により待ち時間データが、予約数により予約可能時間情報が、随時更新処理される。そして、このように作成された更新情報が、定期的或いは更新される度にサーバ2に送信される(ステップS401)。
ここで、更新情報には、例えば、施設の利用中止情報、イベント情報、迷子情報等、予約可能時間情報、施設の利用者にお知らせしたいお知らせ情報等が含まれている。また、テーマパーク内の各施設端末4のそれぞれより、サーバ2に更新情報が送信される。
【0106】
次いで、サーバ2のCPU21は、施設端末4から受信した更新情報を、施設情報DB263に格納するとともに、利用者の携帯端末3に提供する施設の詳細情報の更新処理を実行する(ステップS402)。具体的には、待ち時間等の混雑状況情報、イベント情報等の他、予約処理における予約可否判断の予約可否条件としての予約可能時間情報等の更新処理である。
【0107】
次いで、サーバ2のCPU21は、施設端末4から受信した更新情報のうち、お知らせ情報として利用者に配信する必要が有るか否かを判断し(ステップS403)、配信の必要があると判断した場合(ステップS403:Yes)にはステップS404に移行し、必要がないと判断した場合(ステップS403:No)には、本処理が終了する。
【0108】
ここで、お知らせ情報の配信の必要不必要は、例えば、緊急配信フラッグが立てられているか、サーバ2の操作者により配信要求操作処理が実行されたか、或いは予め利用者により配信登録された内容に該当するか否か等により行われる。尚、利用者により予め配信登録された内容とは、例えば、任意のアトラクション、レストランの待ち時間の更新情報の配信、あるいは迷子情報の配信等の登録内容である。
【0109】
ステップS404において、サーバ2のCPU21は、お知らせ情報配信プログラム261hに従って、該お知らせ情報を配信する必要がある携帯端末3に対してお知らせ情報の配信処理を実行する。ここで、お知らせ情報の配信方法は、メール等による文字媒体の他、音声情報等、どのような方法であってもよい。
【0110】
このように本実施の形態によれば、テーマパーク等の集客施設の利用者に対して、施設に関する様々な情報を電子情報として提供できる上、その利用者の現在位置情報に応じて、複数施設の最適ルート情報が作成されるので、利用者に個別の、より利用者のニーズにあった情報を提供できる。また、施設の利用者は、施設の予約処理をテーマパーク内のどこでおいてもできるようになり、わざわざ施設まで予約チケット等を取りにいく手間や待つ手間を省くことができる。したがって、利用者によってより快適な利用環境を提供できることとなって、施設利用者を支援することが実現できる。
【0111】
尚、上記実施の形態は、一例に過ぎず、適宜変更可能である。
例えば、集客施設の一例として、テーマパークを例にとって説明を行ったが、これらの他、例えば、ショッピングモール、イベント会場、展覧会場等、複数の施設からなる場所であればよい。
また、利用者の携帯端末3として、利用者が持参した携帯電話機を用いる例で説明を行ったが、携帯電話機の他、PHS、PDA等、移動体通信端末装置として機能すればどのようなものでもよい。また、利用者が携帯電話機を持参しない場合には、テーマパークから携帯端末3を貸出したり、或いはGPS機能を備えない携帯電話機に対しては、着脱可能なGPS装置39を貸出すようにしてもよい。
また、サーバ2から携帯端末3に送信される各種情報は、文字情報、画像情報の他、音声処理部36のスピーカ36b等から放音される音声情報であってもよい。
【0112】
また、携帯端末3からサーバ2に接続して、施設のMAPや施設情報等を閲覧する構成で説明を行ったが、携帯端末3に施設のMAPや施設情報等をダウンロードするなどして内部に格納してサーバ2には必要な際だけ接続するようにしてもよい。尚、この場合、テーマパーク側から貸出される携帯端末3には、予め施設MAPや施設情報等が内蔵されているものとする。
【0113】
また、テーマパーク等の出入りが規制される集客施設においては、その入場の際、携帯端末3にテーマパークの一日利用パスポート等の利用許可情報を格納し、アトラクションを利用する際に、携帯端末3と施設端末4との間で無線通信、有線通信等により、利用許可情報の上記確認処理を実行するようにしてもよい。また、同様にして携帯端末3に電子マネー情報をストックし、アトラクション、レストラン等を利用する場合に、携帯端末3の電子マネー情報を施設端末4に送信することで支払いを実行してもよい。
【0114】
【発明の効果】
請求項1、請求項2、請求項4に記載の発明によれば、施設の利用者に携帯通信端末を介して施設の複数の場所を回るのに最適なルートを含んだ有益な情報を提供することにより、施設の利用者がより効率的に利用できる快適な環境を整えることができることとなって、利用者を支援することができる。
【0115】
請求項3に記載の発明によれば、携帯通信端末の入力手段によって入力された施設内のアトラクション或いは飲食店の予約を申込むための予約申込情報が、第二の通信手段によって支援サーバに送信され、支援サーバの判断手段により、予約可否条件記憶手段に記憶された施設内のアトラクション及び飲食店の予約可否条件に基づいて、予約申込情報における予約が可能か否かが判断され、予約可否情報送信手段により、判断結果に基づく予約可否情報が携帯通信端末に送信される。
従って、利用者に、施設内のアトラクション或いは飲食店等を待つことなく利用することができる環境を提供できるとともに、施設内の何処においても容易に予約することが可能となりより快適さを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる施設利用者支援システム1の全体構成を示したブロック図である。
【図2】図1のサーバ2の内部構成を示したブロック図である。
【図3】図1の携帯端末3の内部構成を示したブロック図である。
【図4】図1の施設端末4の内部構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の施設利用者支援システムにおける登録処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の施設利用者支援システムにおける最適ルート作成処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の施設利用者支援システムにおける施設予約処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の施設利用者支援システムにおける情報更新処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 施設利用者支援システム
2 サーバ(支援サーバ、施設利用者支援サーバ)
3 携帯端末(利用者携帯通信端末、携帯通信端末)
4 施設端末(端末装置)
5 ネットワーク(通信回線)
6 GPS衛星
21 CPU(第一の取得手段、第二の取得手段、決定手段、送信手段、判断手段、予約可否情報送信手段)
26 記憶部(記憶手段、予約可否条件記憶手段)
262 地図情報DB(記憶手段)
263 施設情報DB(予約可否条件記憶手段)
27 通信制御部(送信手段、予約可否情報送信手段)
31 CPU(通信手段、第二の通信手段)
34 表示部(出力手段、第二の出力手段)
35 入力部(指定手段、入力手段)
36 音声処理部(出力手段)
37 記憶部(予約可否情報記憶手段)
38 通信部(通信手段、第二の通信手段)
39 GPS装置(位置情報取得手段)
41 CPU(混雑状況情報送信手段)
46 通信制御部(混雑状況情報送信手段)

Claims (4)

  1. 施設利用者が携帯する携帯通信端末と、前記携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設利用に関する支援情報を送信する支援サーバと、施設内の所定の場所に設置され、前記支援サーバに通信回線を介して接続される端末装置と、を備える施設利用者支援システムにおいて、
    前記携帯通信端末は、
    施設内の複数の場所を指定するための指定手段と、
    現在位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段によって取得された位置情報と前記指定手段により指定された場所に関する指定場所情報とを前記支援サーバに送信するとともに、前記支援情報を受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信した前記支援情報を出力する出力手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    設置された場所の混雑情報を前記支援サーバに送信する混雑情報送信手段を備え、
    前記支援サーバは、
    施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から送信された施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段と、
    前記携帯通信端末から送信された位置情報及び指定場所情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報及び指定場所情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする施設利用者支援システム。
  2. 施設利用者が携帯する携帯通信端末と、前記携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設に関する支援情報を送信する支援サーバと、を備える施設利用者支援システムにおいて、
    前記携帯通信端末は、
    施設内の複数の場所を指定するための指定手段と、
    現在位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段によって取得された位置情報と前記指定手段により指定された場所に関する指定場所情報とを前記支援サーバに送信するとともに、前記支援情報を受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信した前記支援情報を出力する出力手段と、を備え、
    前記支援サーバは、
    施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段と、
    施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段と、
    前記携帯通信端末から送信された位置情報及び指定場所情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報及び指定場所情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする施設利用者支援システム。
  3. 請求項2記載の施設利用者支援システムにおいて、
    前記携帯通信端末は、
    施設内のアトラクション或いは飲食店の予約を申し込むための予約申込情報を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された予約申込情報を前記支援サーバに送信するとともに、予約の可否に関する予約可否情報を受信する第二の通信手段と、
    前記第二の通信手段により受信した前記予約可否情報を出力する第二の出力手段と、
    前記第二の通信手段により受信した前記予約可否情報を記憶する予約可否情報記憶手段と、を備え、
    前記支援サーバは、
    施設内のアトラクション及び飲食店の予約可否条件を記憶する予約可否条件記憶手段と、
    前記予約可否条件記憶手段に記憶された予約可否条件に基づいて、前記予約申込情報における予約が可能か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づく予約可否情報を前記携帯通信端末に送信する予約可否情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする施設利用者支援システム。
  4. 施設利用者が携帯する携帯通信端末に通信接続され、前記携帯通信端末へ施設利用を支援する支援情報を提供する施設利用者支援サーバにおいて、
    施設内の所定の場所の位置情報を記憶する記憶手段と、
    施設内の所定の場所における混雑情報を取得する第一の取得手段と、
    前記携帯端末の位置情報と施設内の複数の場所が指定された指定場所情報を取得する第二の取得手段と、
    前記第一の取得手段により取得した混雑情報と、前記第二の取得手段により取得した位置情報および指定場所情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された所定の場所の位置情報により、前記指定場所情報における複数の場所を回るのに最適なルートを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたルートを含む前記支援情報を前記携帯通信端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする施設利用者支援サーバ。
JP2002260372A 2002-09-05 2002-09-05 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ Pending JP2004102437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002260372A JP2004102437A (ja) 2002-09-05 2002-09-05 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002260372A JP2004102437A (ja) 2002-09-05 2002-09-05 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004102437A true JP2004102437A (ja) 2004-04-02

Family

ID=32261114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002260372A Pending JP2004102437A (ja) 2002-09-05 2002-09-05 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004102437A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024010A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Kdl:Kk 施設情報提供システム及び施設情報提供方法
JP2006134260A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Nec Commun Syst Ltd モデルコース配信システムおよびモデルコース配信方法
JP2007066106A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Fujitsu Ltd 経路案内装置
JP2010267110A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電動車両充電システムおよび充電支援サービス提供方法
JP2013058254A (ja) * 2006-09-28 2013-03-28 Lo-Q Plc 予約管理システム、およびその方法
JP2015138491A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 Sgs株式会社 予約管理装置、予約管理方法及びプログラム
JP2016071515A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 富士通株式会社 順序情報提供プログラム、方法、及び、システム
JP2018112928A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 奇點無限有限公司 サービスの利用順序の計画方法
JP2020057154A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社ぐるなび 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム
JP2020170564A (ja) * 2020-07-20 2020-10-15 株式会社ぐるなび 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム
JP2020181597A (ja) * 2012-06-07 2020-11-05 ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 待ち行列管理システム及び方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024010A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Kdl:Kk 施設情報提供システム及び施設情報提供方法
JP2006134260A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Nec Commun Syst Ltd モデルコース配信システムおよびモデルコース配信方法
JP2007066106A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Fujitsu Ltd 経路案内装置
JP2013058254A (ja) * 2006-09-28 2013-03-28 Lo-Q Plc 予約管理システム、およびその方法
JP2015122093A (ja) * 2006-09-28 2015-07-02 アクセッソ テクノロジー グループ パブリック リミテッド カンパニー 予約管理システム、およびその方法
JP2010267110A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電動車両充電システムおよび充電支援サービス提供方法
JP2020181597A (ja) * 2012-06-07 2020-11-05 ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 待ち行列管理システム及び方法
JP2015138491A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 Sgs株式会社 予約管理装置、予約管理方法及びプログラム
JP2016071515A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 富士通株式会社 順序情報提供プログラム、方法、及び、システム
JP2018112928A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 奇點無限有限公司 サービスの利用順序の計画方法
JP2020057154A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社ぐるなび 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム
JP2020170564A (ja) * 2020-07-20 2020-10-15 株式会社ぐるなび 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム
JP7210510B2 (ja) 2020-07-20 2023-01-23 株式会社ぐるなび 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3608740B2 (ja) 情報処理システム、端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP1219927B1 (en) Information notification system and method
JP4274925B2 (ja) 情報配信システムおよび情報配信サーバならびに携帯端末および情報配信方法
EP1351174A1 (en) Search supporting apparatus, search supporting system, operation instructing terminal, search supporting method, and operation instructing system
JP2003157381A (ja) 施設予約システム、施設予約方法、施設予約管理サーバ、施設予約管理方法、施設予約管理用プログラム及び情報記録媒体
JP2004102437A (ja) 施設利用者支援システム及び施設利用者支援サーバ
JP2009009267A (ja) 混雑情報提供システム
JP2002269444A (ja) 情報提供システム、情報提供サーバ及びそれらの制御方法、プログラム
JP2001119761A (ja) 情報提供システム
KR100752871B1 (ko) 택시위치정보를 이용한 택시 호출 서비스 제공 방법
JP2003196794A (ja) 情報通信支援サーバ、情報通信装置及び情報通信支援システム並びにそれらの制御方法
JP4496621B2 (ja) 販売促進システムおよびそれに用いる携帯端末装置
JP2002056498A (ja) バス乗車方法及びシステム
JP2002189827A (ja) エリア情報提供システム
JP2001264102A (ja) 情報処理装置および方法、情報通信装置および方法、並びに記録媒体
JP2002073630A (ja) 端末検索装置、位置情報処理システム、及び記憶媒体
WO2008132537A1 (en) Method, user interface, apparatus, server, system, and computer program for providing a map view
JP2003196535A (ja) 情報提供方法、情報提供装置及びそのコンピュータ・プログラム
JP2003296522A (ja) 行動予定管理サーバ及びシステム並びにプログラム
JP4197700B2 (ja) 地図配信サーバ及び地図配信プログラム
JP2004272833A (ja) 予約管理システムおよび予約管理プログラム
JP2003030788A (ja) 乗り物呼び出し装置および方法、タクシー呼び出し装置および方法、携帯端末および通信方法
JP2003006365A (ja) 行動プラン提供システム、行動プラン提供方法、及び行動プラン提供用サーバ
JP2003303265A (ja) 施設情報配信サーバ及び施設情報配信方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム
JP2003099892A (ja) サービス管理システム、サービス管理サーバ、およびサービス管理方法