JP2004178041A - テーマパークのモバイルサービスシステム、その予約方法およびその精算方法 - Google Patents

テーマパークのモバイルサービスシステム、その予約方法およびその精算方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信を利用しサービス施設等から離れた場所からの施設等の利用予約および、施設等利用者数の変動に対して予約が効果的に運用できる施設等の利用予約を実現する。
【解決手段】携帯情報端末1から入力されたアトラクション施設の予約の人数および予約時刻をホスト装置3が管理する予約リスト3aと比較参照し、携帯情報端末1からの予約に一連の予約番号とその利用予定時刻を案内し、予約管理をするとともに、ホスト装置3は、携帯情報端末1が通信している無線基地局2の設置区域から、携帯情報端末1のテーマパーク内の所在地を把握し、予約の実行を予測して予約再確認および予約変更を行い施設等利用者数の変動に対しても円滑な予約サービスを行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーマパーク、遊園地等の集客行事開催場(以下テーマパークと称する)における、テーマパークのモバイルサービスシステム、予約方法および精算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テーマパーク、遊園地等での施設利用やアトラクションの見物をその施設やアトラクションの現場で行列して待たなくとも済ませることを目的として、無線端末で予約状況を確認する装置が有る(例えば、特許文献1。)。
【0003】
また、テーマパーク等での情報案内システムについての移動系高速データ通信システムの無線通信方法が検討されている(例えば、非特許文献1。)。
【0004】
この非特許文献1に記載された方法によれば、利用を希望する施設から離れた場所であっても無線端末を用いて利用予約を可能とするものであるが、不測にキャンセルが発生して利用人数が変動した場合は、予約に空きが生じててしまい、また、その空き時間を埋める作業が発生するなど予約が効果的に運用出来ない問題があった。
【0005】
【特許文献1】特開2001−147965号公報
【0006】
【非特許文献1】九州総合通信局 地域進行のための電波利用に関する調査研究会報告書 「テーマパークに置ける情報案内システムの実現に向けて」報道資料。http://www.kbt.go.jp/press/000424−2.html
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のテーマパーク等での情報案内システムにおいては、利用を希望する施設から離れた場所であっても無線端末を用いて利用予約を可能とするものであるが、不測にキャンセルが発生して利用人数が変動した場合は、予約に空きが生じてしまい、また、その空き時間を埋める作業が発生するなど予約が効果的に運用出来ない問題があった。
【0008】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、無線通信を利用しサービス施設等から離れた場所からの施設等の利用予約および、施設等利用者数の変動に対して予約が効果的に運用できる施設等の利用予約を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムは、固有の端末識別情報を用いたアトラクション施設の利用予約及び確認を無線通信手段を用いて行う複数の携帯情報端末と、前記アトラクション施設毎に設置され、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行なう複数の無線基地局と、前記アトラクション施設の案内情報の送信、および前記携帯情報端末からの予約の情報に基づき予約の待ち行列を管理し、前記携帯情報端末に予約確認情報を送信するホスト装置と、前記アトラクション施設に設置され、前記ホスト装置との間でネットワークに接続され、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報、および前記アトラクション施設利用に関する情報を前記ホスト装置と送受信する顧客管理装置とからなり、前記ホスト装置は、ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行なう手段と、前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して前記予約の待ち行列を管理する手段と、前記携帯情報端末と前記各無線基地局との間のローミングによる無線通信を監視することにより前記携帯情報端末の所在位置を監視する手段と、その所在位置から予約を行ったアトラクション施設へ予約時刻までに到着できない事を予測した時、当該予約を変更する手段とを備えたことを特徴とするテーマパークのモバイルサービスシステム。
【0010】
また、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの予約方法は、複数の携帯情報端末から固有の端末識別情報を用いてアトラクション施設の予約、確認の情報を無線通信し、前記アトラクション施設毎に設置された複数の無線基地局は、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行ない、前記アトラクション施設に設置された顧客管理装置は、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報および、当該アトラクション施設の利用に関する情報をホスト装置と送受信し、前記ホスト装置は、ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行ない、前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき、予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して予約の待ち行列を管理し、前記無線基地局と前記携帯情報端末との間の通信を監視することによって前記携帯情報端末の現在位置を把握し、前記携帯情報端末が行った予約時刻に到着できない事を予測した時、当該予約を変更することを特徴とする。
【0011】
また、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの精算方法は、複数の携帯情報端末から固有の端末識別情報を用いてアトラクション施設の予約、確認の情報を無線通信し、前記アトラクション施設毎に設置された複数の無線基地局は、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行ない、前記アトラクション施設に設置された顧客管理装置は、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報および、当該アトラクション施設の利用に関する情報をホスト装置と送受信し、前記ホスト装置は、ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行ない、前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき、予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して予約の待ち行列を管理し、前記無線基地局と前記携帯情報端末との間の通信を監視することによって前記携帯情報端末の現在位置を把握して前記携帯情報端末が行った予約時刻に到着できない事を予測した時、当該予約を変更し、前記顧客管理装置から前記アトラクション施設の利用通知を受信した時、当該アトラクション施設の利用料金の精算処理を行なうことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0014】
図1において、テーマパークのモバイルサービスシステムは、利用客に貸与される携帯情報端末1、無線基地局2、ホスト装置3、顧客管理装置4およびネットワーク5から構成される。また、これらの構成要素のうち無線基地局2および顧客管理装置4は、通路・広場等の共通区域を含むアトラクション施設の区域(以下、アトラクション施設と称する)10(#A〜#N)に設置される。
【0015】
携帯情報端末1(#1〜#m)は、テーマパークの事業場入り口で希望した利用客に有償で貸与され、例えば、無線LAN等を用いた無線通信手段により、無線LANのアクセスポイント、即ち、無線基地局2(#A〜#N)との間で通信を行なうPDA(個人情報端末)が代表的である。この携帯情報端末1(#1〜#m)と無線基地局2(#A〜#N)との間の無線通信方法は、無線LAN以外の通信手段として、例えば、ブルートゥース(TM)端末機能を具備したPDAとブルートゥース(TM)親局、もしくは、事業場内PHS端末とPHS基地局のような組合せでもであってもよい。
【0016】
また、各携帯情報端末1(#1〜#m)は、1台毎に無線通信を行うための固有の端末識別情報(例えば、製造番号に1対1に対応したIPV6のようなインターネットアドレス)が付加されており、この端末識別情報を予約および利用料金の精算における利用客の特定に利用する。
【0017】
即ち、各携帯情報端末1(#1〜#m)を貸出す時に、例えば、アトラクション施設の利用チケット代金をプリペイド方式か、あるいはクレジットカード方式かを設定する。
【0018】
例えば、プリペイド方式を設定した携帯情報端末1(例えば、#1)には、この端末識別情報に対応して、予め支払われた金額をホスト装置3に記憶させ、実際のアトラクション施設の利用料金をその利用に応じてその都度精算する。
【0019】
又、携帯情報端末1(例えば、#2)にクレジットカード方式を設定した場合には、この端末識別情報に対応してクレジットカードの引き落とし先(クレジット会社名、カード番号等)をホスト装置3に記憶させ、実際のアトラクション施設の利用料金を一括して精算する。
【0020】
各無線基地局2(#A〜#N)は、各通路・広場等の共通区域も含む各アトラクション施設10(#A〜#N)毎に、テーマパーク内であれば何処でも携帯情報端末1(#1〜#m)および無線通信を行なう顧客管理装置4(#A〜#N)との間で通信可能な様に設置され、それらと送受信した情報・信号をネットワーク5を介してホスト装置3との間で中継する送受信を行う。
【0021】
このネットワーク5は、ケーブル、LAN、専用線等から適宜選択される。
【0022】
ここで、例えば、アトラクション施設10(#A)と無線基地局2(#A)とが対応するように、アトラクション施設10(#A〜#N)と無線基地局2(#A〜#N)は1対1に対応付けられている。
【0023】
又、各無線基地局2(#A〜#N)は、携帯情報端末1(#1〜#m)がテーマパーク内でローミングが可能な様に、各々が無線通信を行うための固有の基地局識別情報を有している。そして、無線基地局2(例えば#A)がどの携帯情報端末1(例えば#1)と通信しているかを端末識別情報および基地局識別情報を監視することにより、携帯情報端末1(#1〜#m)がテーマパーク内のどのアトラクション施設10(#A〜#N)に居るかの所在が把握できる。
【0024】
各顧客管理装置4(#A〜#N)は、無線基地局2(#A〜#N)と同様に各アトラクション施設10(#A〜#N)毎に設置されている。例えば、入り口の入場券の発券窓口、アトラクション施設、各種の遊戯施設等における予約受付機能、チケット発売機能、また利用客の混雑状況等の情報をホスト装置3に入力するための情報入力機能を有するとともに、ホスト装置3からの案内情報等を例えば、大型の表示器等を用いて表示する。
【0025】
これらの各顧客管理装置4(#A〜#N)で送受信される各種の情報は、ネットワーク5を介してホスト装置3と送受信される。なお、顧客管理装置4(#A〜#N)は、携帯情報端末1(#1〜#m)と同様に無線通信を行ない、無線基地局2(#A〜#N)を経由してネットワーク5に接続されるようにしてもよい(図1のアトラクション施設10(#B)の例)。
【0026】
ホスト装置3は、予約リスト3a、アトラクション情報3b、施設管理情報3c等のデータベースを有し、利用客に交通機関、テーマパークのアトラクション、各種設備、食事サービス等の各種案内および予約を行なうための情報を顧客管理装置4(#A〜#N)および携帯情報端末1(#1〜#m)に提供するサーバ機能を具備している。
【0027】
即ち、ホスト装置3は、各顧客管理装置4(#A〜#N)からのアトラクション施設の利用情報や、携帯情報端末1(#1〜#m)によって行われた予約情報を集計し、予約の待ち行列を管理して、各アトラクション施設10(#A〜#N)の予約集計情報として、ネットワーク5を介して携帯情報端末(#1〜#m)1および顧客管理装置4(#A〜#N)に対して案内を行っている。
【0028】
そして、これらの予約情報やアトラクション情報、施設管理情報の案内情報等は、携帯情報端末1(#1〜#m)が無線基地局2(#A〜#N)との通信によりホスト装置3から常時受信して閲覧できるとともに、ネットワーク5を介してこれらの案内情報の一部を顧客管理装置4(#A〜#N)の大型表示器等で表示、閲覧できる様になっている。
【0029】
ホスト装置3は、これらの案内情報等に基づいて送信された携帯情報端末1(#1〜#m)からの予約人数および予約入力時刻、ならびに顧客管理装置4(#A〜#N)から入力された予約人数および予約入力時刻を集計・整理することによって、各アトラクション施設10(#A〜#N)の予約待ち行列を時々刻々に管理する。そして、アトラクション施設10毎に予約入力時刻の早いものから順に通し番号で予約番号を発行し、その予約番号に対応した施設の利用予定時刻を設定する。
【0030】
又、ホスト装置3は、携帯情報端末1(#1〜#m)によって行われた予約の利用状況をモニタ、記録し、利用客が施設を利用した時に携帯情報端末1(#1〜#m)のそれぞれに設定されたプリペイド方式もしくはクレジットカード方式によって精算処理を行うとともに、予約再確認および予約変更処理を行う。
【0031】
更に、ホスト装置3は、各携帯情報端末1(#1〜#m)の利用客がテーマパーク内のどこに位置しているかを、各携帯情報端末1(#1〜#m)がどの無線基地局2(#A〜#N)と通信しているかを監視し、無線基地局2の基地局識別情報を読取ることによって把握する。
【0032】
図2は、本発明に用いる携帯情報端末1(#1〜#m)のブロック図である。
【0033】
携帯情報端末1(#1〜#m)は、無線通信部101、制御・記億部103、表示・入出力操作部104、および近傍通信部102から構成される。無線通信部101と近傍通信部102の両者を持たずとも、どちらか一方を具備するだけでもよい。又、携帯情報端末1(#1〜#m)には、端末識別情報として番号「#1〜#m」を表示するバーコード表示1aが貼付けられていてもよい。
【0034】
更に、この携帯情報端末1にPDA(個人携帯情報端末)を使用する場合、例えば、無線通信部101に無線LANカードを使用し、近傍通信部102にブルートゥースモジュールを使用するが、ここでも近傍通信部102を省略し、無線通信部101のみを内蔵した構成としてもよい。
【0035】
このPDAを利用した携帯情報端末1では、制御・記億部103は、PDAが内蔵するCPUおよびメモリがその機能を果たし、表示・入出力操作部104はタッチパネル機能付液晶パネルと筐体に取付けられたボタンスイッチ等がその機能を果たしている。
【0036】
図3は、顧客管理装置4の構成を示すブロック図である。以下、図3を用いて顧客管理装置4の構成と動作について説明する。
【0037】
図3において、顧客管理装置4は、通信インタフェース部45、無線通信部401、近傍通信部402、データ処理部46、入出力制御部47、キーボード409、各種読取り装置410、発券装置411、および表示器48から構成される。図中のキーボード409や各種読取り装置410(例えば、バーコードリーダ)、表示器48などについては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーション等の構成品を複数台組合せた構成となっていてもよい。
【0038】
通信インタフェース45は、ネットワーク接続のためのインタフェースである。
【0039】
入出力制御部47は、キーボード409、各種読取り装置410、発券装置411をデータ処理部46に接続するための接続・インタフェース装置である。各種読取り装置410は、磁気カードリーダ、バーコードリーダ等で構成され、ここでは、携帯情報端末1(#1〜#m)に貼り付けられたバーコード表示1aを、読取る。
【0040】
発券装置411は、アトラクション施設10のチケットを発券をする装置である。無線通信部401は、無線基地局2と通信をするための無線送受信手段である。また、通信インタフェース45には、近傍通信部402複数が接続されている。この近傍通信部402は、1台のみの携帯情報端末1(例えば#1)と、例えば、数10cm以内の距離で無線通信をするための無線送受信手段である。
【0041】
図4〜図6は、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3の間との各種の動作手順を示すフローチャートである。
【0042】
次に、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムを用いた予約方法および前記の各構成要素の動作について、図4〜図6および各構成要素のブロック図等を参照して説明する。以下、PDAを用いた携帯情報端末1を例に動作を説明する。
【0043】
ここで、PDAの携帯情報端末1(例えば#1)では、その制御・記億部103を構成するPDAのCPUがブラウザのソフトウェアを動作させている。また、携帯情報端末1(#1)の無線通信部101は、例えば、無線LANカードが内部に挿入されてその機能を担い、その無線LANカードを経由してホスト装置3と通信している。
【0044】
又、携帯情報端末1の近傍通信部102は、顧客管理装置4の近傍通信部(図3の符号402)との間で通信する。
【0045】
図4は、モバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間の「受付け」のフローチャートである。
【0046】
以下、携帯情報端末1の受付け時の動作手順について、図4を参照して説明する。
【0047】
携帯情報端末1の利用客は、入場窓口で利用料金を前払いし、精算方式にプリペイド方式を設定された携帯情報端末1(#1)が貸与される(図4のステップs11)。
【0048】
そこで携帯情報端末1(#1)は、利用者の操作により入場窓口のアクセスポイントである無線基地局2(例えば#A)を介してホスト装置3と通信を行い、利用者の端末識別情報と設定された精算方式を通知する(図4のステップs12)。
【0049】
そして、ホスト装置3は、この携帯情報端末1(#1)の端末識別情報とプリペイド方式による精算方式とを利用者毎にその内部の予約リスト3aに記憶する(図4のステップs13)。他の携帯情報端末1(#2〜#m)についても同様に端末識別情報と精算方式の設定が予約リスト3aに登録される。
【0050】
図5は図5は、モバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間の「アトラクション施設の利用予約」のフローチャートである。
【0051】
次に、携帯情報端末1の利用客がアトラクション施設10の利用予約を行う際の動作手順を図5を参照して説明する。
【0052】
各無線基地局2(#A〜#N)は、ネットワーク5を介して、ホスト装置3と通信し、必要な情報やデータを携帯情報端末1(#1〜#m)との間を中継している。この情報やデータはホスト装置3のアトラクション情報3bや施設管理情報3cから得られるもので、例えば、場内案内や各アトラクション施設10(#A〜#N)の利用状況が案内されている。
【0053】
そして、携帯情報端末1(#1)は、無線基地局2(#A)を経由してこれらの情報やデータを受信し(図5のステップs21)、PDAが搭載しているブラウザソフトウェアによって表示・入出力操作部104の画面上に例えば、Web画面として表示している。
【0054】
そのWeb画面は、案内項目等に対応して幾つかの表示形式が準備されており、表示・入出力操作部104の画面を操作するタッチパネル機能付液晶パネルから適宜必要項目を利用者が選択入力して、予約を希望するアトラクション施設10を選び出す(図5のステップs22)。
【0055】
そこで、更に予約に必要な所定の人数や予約時間等の項目が予約Web画面に入力されると(図5のステップs23)、ブラウザソフトウェアを制御する制御・記憶部103によって無線通信部101が駆動され、携帯情報端末1(#1)は無線基地局2(#A)と予約情報の通信を始める。
【0056】
この予約情報には、携帯情報端末1(#1)に付与された端末識別情報が付加されている。そして、携帯情報端末1の無線通信部101から無線基地局2(#A)、ネットワーク5を介してホスト装置3へ予約情報が送信される。するとホスト装置3は、携帯情報端末1(#1)の端末識別情報の判別と、申請された予約が利用可能かの予約確認を行なう(図5のステップs24)。
【0057】
つまり、ホスト装置3は、携帯情報端末1(#1)から予約の申請があると、アトラクション施設10の予約リスト3aと参照して、その申込みの予約があった時刻の早いものから順に予約番号を付与し、その利用可能な時刻を設定している。そして、ホスト装置3からこの予約確認通知が、往路と逆のルートで携帯情報端末1(#1)に送信される(図5のステップs25)。
【0058】
その後、ホスト装置3は、携帯情報端末1(#1)からの予約確定の通知を待つともに、各携帯情報端末1(#1〜#m)および顧客管理装置4(#A〜#N)からのデータを受信し他の予約や、各アトラクション施設10(#A〜#N)の混雑状況等を監視する(図5のステップs28)。
【0059】
一方、携帯情報端末1(#1)は、ホスト装置3からの予約確認通知を制御・記憶部103に記憶するとともに、Web画面にその確認された内容の表示を行ない、利用者はその予約の確定を行う(図5のステップs26)。
【0060】
図7は、携帯情報端末1(#1)の予約画面を説明する図である。
【0061】
図7の申込み予約画面7aには、施設で行われているプログラム名と時間帯が表示され、利用客はその予約希望のプログラム名、予約希望時刻、人数を選択する。そして、下線が引かれた斜体文字部分が携帯情報端末から入力された部分を示している。
【0062】
画面上部の氏名と番号は、携帯情報端末1(#1)の貸出し時に顧客管理装置4のキーボードから入力された利用者の氏名がホスト装置3の予約リスト3aに記憶され、携帯情報端末1(#1)の端末識別情報と合わせて無線通信により、携帯情報端末1に送信され、表示されている。
【0063】
入力は、画面がプルダウン方式で表示され、画面下部の「次へ」、又は「戻る」のタッチボタンを押して、希望する表示がされた時、画面下部の「入力」のタッチボタンを押すとその入力が確定される。
【0064】
例えば、メニューボタンを操作し、申込み予約画面7aを表示させ「次へ」ボタンを押して行くと、予約アトラクション名の番号“4 怪獣冒険旅行”が表示されるので、そこで「入力」ボタンを押せばよい。
【0065】
すると、画面下半分には、この“怪獣冒険旅行”に間する予約情報として、30人毎で1周30分かかり、今では、11時30分にならないと予約できないことが、案内される。また現在地が「東入り口広場」で、“怪獣冒険旅行”の施設まで「徒歩15分」かかることが表示されている。
【0066】
そこで、プルダウン入力すると、図7の確認画面7bが表示される。そして、予約希望に合っていることを確認されれば予約の「はい」ボタンを押す(図5のステップs26がYesの場合)。もし、希望にそぐわない予約時間等が回答されてきた場合は、「変更」を押して予約をキャンセル(図5のステップs27)し、予約情報の受信(図5のステップs21)に戻り、再び予約を繰り返す。
【0067】
ホスト装置3は、予約の確認通知後、携帯情報端末1(#1)から予約確定の応答を待つ。そして設定時刻内(例えば、5分以内)に携帯情報端末1(#1)から確定通知の応答を受取ると(図5のステップs28がYesの場合)、その端末識別番号に対応する予約リスト3aの予約内容を確定して記憶し(図5のステップs29)、受信待機状態になる。
【0068】
一方、設定時間内に予約確定の応答が無ければ(図のステップs28がNoの場合)、ホスト装置3は再度予約確認通知を行う(図5のステップs30がYesの場合)。これに対しても予約確定の応答が無ければ、予約は確定されなかったとして予約をキャンセルし(図5のステップs31)、受信待機状態になる。
【0069】
このようにして、予約が確定されると、携帯情報端末1(#1)の利用客は、予約時間近くまでテーマパーク内を移動しながら娯楽を楽しむ。
【0070】
図6は、モバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間の「アトラクション施設の利用・精算」のフローチャートである。
【0071】
以下、この携帯情報端末1(#1)をアトラクション施設10で利用する際の動作手順について、図6を参照して説明する。
【0072】
携帯情報端末1の利用客が、予約をしたアトラクション施設10(#A〜#N)に到着すると、予約の確認を最初に行うが、携帯情報端末1に設定された予約情報の確認処理は大別して2つの手段が取られる。
【0073】
第1の手段は、利用客が予約したアトラクション施設を利用したい時に、当該施設(ここでは、アトラクション施設10(#A))の係員に携帯情報端末1(#1)が渡され、Web画面に表示された予約内容が係員によって確認される(図6のステップs41)。
【0074】
そして、予約条件が一致していればその端末識別情報が、顧客管理装置4(#A)のキーボード409から入力され、その端末識別情報は入出力制御部47を介してデータ処理部46に出力される。
【0075】
第2の手段は、近傍通信機能によって携帯情報端末1(#1)の端末識別情報を、当該施設に付属した顧客管理装置4(#A)が判読するか、もしくは、携帯情報端末1(#1)に貼り付けられたバーコード表示1aを顧客管理装置4(#A)の各種読取り装置410によって判読してデータ処理部46に出力するように構成される。
【0076】
そして、顧客管理装置4(#A)のデータ処理部46から通信インタフェース部45、ネットワーク5を介してホスト装置3に携帯情報端末1(#1)の端末識別情報を転送すると、ホスト装置3はその端末識別情報に対応した予約リスト3aの内容を利用済みとして処理し、その結果が顧客管理装置4(#A)に返送される。これにより、携帯情報端末1(#1)は、他のアトラクション施設10の予約ができるようになる。
【0077】
以下は、アトラクション施設10(#A)の利用予約をしていた携帯情報端末1(#1)と、顧客管理装置(#A)との間の近傍通信による無線通信の手順について説明する。
【0078】
アトラクション施設10(#A)の利用を希望する利用客から、係員が携帯情報端末1(#1)を受取ると、この携帯情報端末1(#1)を顧客管理装置4(#A)の近傍通信部402のアンテナに近付ける。すると、近傍通信部402は、携帯情報端末1への呼出信号を送信しているので、携帯情報端末1(#1)はこれに応答して端末識別情報(予約情報含んでもよい)を応答信号として顧客管理装置4(#A)の近傍通信部402へ送信する。
【0079】
そして、この携帯情報端末1(#1)からその端末識別情報を受信した近傍通信部402は、通信インタフェース部45を介してデータ処理部46に端末識別情報と予約情報を出力する。
【0080】
また、携帯情報端末1(#1)にバーコード1aを有する場合、各種読取り装置410(ここではバーコードリーダ)がそのバーコード表示1aを読取り端末識別情報を判読する。そして、各種読取り装置410はその端末識別情報を入出力制御部47を介してデータ処理部46に出力する。
【0081】
そこで、データ処理部46は、通信インタフェース部45又は、入出力制御部47を経由して端末識別情報を受信すると、ネットワーク5を介してホスト装置3と通信して、携帯情報端末1(#1)の予約情報等をホスト装置3との間で送受信する。
【0082】
ホスト装置3は、顧客管理装置4(#A)を経由してネットワーク5から携帯情報端末1(#1)の端末識別情報を受信すると予約リスト3aと比較・照合し、アトラクション施設利用の記録、予約の確認を行い(図6のステップs41)、その結果を顧客管理装置4(#A)と携帯情報端末1(#1)へ通知する。
【0083】
そして、携帯情報端末1(#1)の利用客がアトラクション施設10(#A)を利用するのであれば、例えば、顧客管理装置4(#A)のキーボード409でその携帯情報端末1(#1)の「利用」コマンドを入力する。もしくは、携帯情報端末1(#1)の近傍通信部102を用いて、タッチパネル「利用」ボタンを押して、ホスト装置3に通知する(図6のステップs42)。 この手順が終了すると携帯情報端末1(#1)は、係員から利用客に返却される。
【0084】
また、同時に、携帯情報端末1(#1)は、制御・記憶部103にその施設の「利用」を記録する。顧客管理装置4(#A)の近傍通信部402を介して「利用」信号が送信される場合は、携帯情報端末1(#1)の近傍通信部102を介して受信し、制御・記憶部103にその施設の「利用」を記録する。
【0085】
更に、アトラクション施設10が空き状態である場合(図6のステップs43がYesの場合)は、予約の有無に拘らずそのアトラクション施設10の利用が可能な様に対応する。
【0086】
ここで、この「利用」情報がホスト装置3で受信されると携帯情報端末1(#1)のアトラクション施設10(#A)における利用料金が精算される(図6のステップs44)。
【0087】
また、この様に各アトラクション施設10を利用する度に精算処理が行われ、テーマパークを退場し、携帯情報端末1(#1)を返却する時に最終的な精算が行われ、支払い手続きが完了する。
【0088】
次に、ホスト装置3が無線基地局2(#A〜#N)と携帯情報端末1(#1〜#m)との通信を監視して携帯情報端末1(#1〜#m)の所在位置を把握する処理について説明する。
【0089】
無線基地局2は、携帯情報端末1(#1〜#m)がテーマパーク内の何処にいても、ローミング通信が可能な様にアトラクション施設10(#A〜#N)の区域毎に設置されている。
【0090】
そして、無線LANの通信方式を採用するものでは、基地局識別情報となる、アクセスポイントとしてのIPアドレスを有している。
【0091】
従って、ホスト装置3は、これらのIPアドレスを読取ることによって、どの無線基地局2がどの携帯情報端末1と通信しているかを把握することができる。これにより、無線基地局2の設置場所から、携帯情報端末1の利用者がテーマパーク内の、どのアトラクション施設10にいるかが把握できる。
【0092】
無線基地局2が、他の無線通信方式を用いる場合、この無線基地局2は、自分を識別する情報と、どの携帯情報端末1と通信しているかの情報をネットワーク5を介してホスト装置3に通知する機能を有していればよい。例えば、PHSの無線通信方式では、PHS基地局が有する基地局識別情報と、PHS端末が有する識別情報として電話番号とを用いて同様に処理する。
【0093】
この様な携帯情報端末1の所在位置を把握する機能応用の一例として、携帯情報端末1の持出し防止が有る。即ち、テーマパークの入出門の通路近傍に携帯情報端末1の応答を要求する信号を常時小出力で送信する無線基地局2を設置する。そして、その無線基地局2が応答を受信するとその携帯情報端末1が通過したことを検出して警報を発生させれば、携帯情報端末1の返却忘れや、持出しを防止することができる。
【0094】
次に、この携帯情報端末1の所在位置把握機能を応用した予約再確認方法について説明する。
【0095】
テーマパークの利用客は、携帯情報端末1(#1〜#m)を携行して場内を移動する。そして、予約したアトラクション施設を順次利用し、ホスト装置3は、携帯情報端末1(#1〜#m)それぞれの予約に対する施設利用等の状況を監視する。そして、予約時間の一定時間前になると、予約再確認を行う。
【0096】
ホスト装置3は、この予約再確認を行う時、携帯情報端末1(#1〜#m)の所在地を無線基地局2(#A〜#N)の通信履歴から確認し、予約再確認を行う。
【0097】
また、その予約時間までに到着困難な離れた場所にいると判断すると、その予約についての変更処理を行う。
【0098】
図8は、ホスト装置3が、予約再確認を行う手順を示すフローチャートである。この予約再確認は、図5の「アトラクション施設の利用予約」のフローチャートのステップs21に含まれる詳細手順と考えればよい。以下、図8を参照して、ホスト装置3が予約再確認を行う手順を説明する。
【0099】
例えば、アトラクション施設10(ここでは#B)での施設利用を携帯情報端末1(ここでは#2)を携行する利用客が午後3時から予約していたとする。ホスト装置3は、最初に予約が確定された後、受信待機状態にある(図8のステップs111)。
【0100】
そして、ホスト装置3は、現在の時刻と予約の待ち行列をモニタし(図8のステップs112)、携帯情報端末1(#2)に対して予約時間の10分前の2時50分にどの無線基地局2と通信するかをポーリング等の応答確認によって、調べる(図8のステップs113)。
【0101】
ここでは、無線基地局2(#C)を経由して携帯情報端末1(#2)から応答があったとすると、ホスト装置3は、無線基地局2(#C)が設置されているアトラクション施設10(#C)から予約したアトラクション施設10(#B)に移動するため、例えば30分必要であると判断する(図8のステップs114)。
【0102】
すると、ホスト装置3は、この携帯情報端末1(#2)の利用客が、予約時刻に到着できないことを予測して(図8のステップs115がNoの場合)、そのアトラクション施設10(#B)の予約情報の変更処理を行う。そして、例えば、アトラクション施設10(#B)に先に到着して待っている利用客を繰り上げて入場をさせることにより、繰り上がり時間を確保し、携帯情報端末1(#2)の利用客の順番をその時間分だけ遅らせた時刻(例えば、3時30分)に再設定し、その変更した予約時間の情報を作成する(図8のステップs116)。
【0103】
そして、携帯情報端末1(#2)に対して、変更した予約時間でアトラクション施設10(#B)を利用するか、その予約をキャンセルするかを確認する問い合わせを行う(図8のステップs117)。
【0104】
図9は、その予約再確認における携帯情報端末1(#2)の画面の問い合わせの画面を表した図である。
【0105】
携帯情報端末1(#2)の画面には予約のアトラクション「月旅行」、予約時刻午後3時00分、および遅刻の恐れの通知と、アトラクション施設までの所要時間、および利用時間を30分遅らせて3時30分から利用する代替案が表示されている。また、その画面には、代替案により引き続きそのアトラクションを利用するか(「ハイ」の表示)もしくはキャンセル(「変更」の表示)を確認するタッチパネル表示がある。
【0106】
そして、携帯情報端末1(#2)から、「変更」のボタンを押したことによるキャンセル通知があると(図8のステップs118がYesの場合)、更にホスト装置3は、単独キャンセルか、それ以降の予約全部をキャンセルするかの問い合わせを携帯情報端末1(#2)に行う(図8のステップs119)。
【0107】
そして、回答が単独キャンセルであればホスト装置3は、(図8のステップs120がYesの場合)、当該アトラクションのみをキャンセルし(図8のステップs121)、又、携帯情報端末1(#2)にその変更予約の確認問合せを行ない、変更した予約時刻の情報を確定する(図8のステップs123)。
【0108】
一方、回答が全部キャンセルするのであれば(図8のステップs120がNoの場合)ホスト装置3は、予約再確認問合せを行った予約以降の全部をキャンセルする(図8のステップs122)。
【0109】
予約を全部キャンセルした場合、ホスト装置3は、再び、携帯情報端末1(#2)からの予約を待つ(図4のステップs17)。又、このキャンセルは、利用客が予約時間に到着出来ないと判断した時に携帯情報端末1(#2)から予約変更申請を行ってキャンセルしてもよい。
【0110】
また、携帯情報端末1(#2)から、「ハイ」ボタンを押して変更予約時刻で利用する回答があると(図8のステップs118がNoの場合)、ホスト装置3は、変更した予約時刻の情報を確定する(図8のステップs123)。
【0111】
一方、予約したアトラクション施設10(#B)の近くに携帯情報端末1(#2)の利用客がいると判断した場合には(図8のステップs115がYesの場合)、ホスト装置3は、確認問合せを行う(図8のステップs117)。
【0112】
その携帯情報端末1(#2)から予約時刻通り利用する回答があると(図8のステップs118がNoの場合)、ホスト装置3は、変更した予約時刻の情報を確定する(図8のステップs123)。もし、携帯情報端末1(#2)からキャンセルの回答があった場合、それ以降の手続きは、は前述のキャンセル方法問い合わせ(図8のステップs119)以降と同様となる。
【0113】
そして、これらの予約再確認の手続きを経て携帯情報端末1(#2)から「利用」の通知があれば、前述の通りその精算処理を実施する(図6のステップs44)。
【0114】
一方、ホスト装置3は、予約再確認を行う前に携帯情報端末1(#2)の利用客から予約時間の繰り下げ申請を受信した時は、そのアトラクション施設10(#B)の予約情報を検索して、順番の入れ替えなど、新たな変更案を作成して問い合わせおよび確定処理を行う。
【0115】
この様に、ホスト装置3が管理している各アトラクション施設10(#A〜#N)の予約情報(リスト)等は、その利用結果とおよび各携帯情報端末1(#1〜#m)からの予約変更情報と合わせて常に更新されている。
【0116】
従って、本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムでは、アトラクション施設から離れた場所からも予約が可能になり、携帯情報端末1の利用客は、予約始めその画面上に表示される各種の案内情報により利便性が得られる。
【0117】
更に、本発明によれば、予約時間通りに利用客がアトラクション施設を利用できない場合でも、予約を完全に反故にすることなく、ホスト装置3が予約変更の生じるアトラクション施設の予約リストを検索参照し、例えば、行列して待つ利用客との順番を差し替える事により、他の予約者に不都合を生じさせることなく、また、当初の予約を行った利用客が予約の権利を全て失うことなく予約変更を行うことが出来る。
【0118】
また、アトラクション施設の係員は、キャンセルが発生することが予め予測できるのでキャンセル発生に対する行列者への案内などが円滑に進められる。
【0119】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、テーマパーク内でのアトラクション施設の利用を携帯情報端末で予約をホスト装置に行うことにより、利用希望の施設から離れたところから予約ができ、携帯情報端末とホスト装置の無線通信をモニタすることにより予約時刻に先立ち、携帯情報端末の所在を把握して、遅刻の可能性を調べ、予約の不測のキャンセルが発生することを予見できるので、予約の確認また予約変更の対応を円滑に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの実施の形態の構成を示すブロック図。
【図2】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの携帯情報端末の構成を示すブロック図。
【図3】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの顧客管理装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間の受付手順を示すフローチャート。
【図5】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間のアトラクション施設利用予約手順を示すフローチャート。
【図6】本発明のテーマパークのモバイルサービスシステムの携帯情報端末1とホスト装置3との間のアトラクション施設利用・精算手順を示すフローチャート。
【図7】携帯情報端末の予約申込み画面を説明する図。
【図8】予約再確認を行う手順を示すフローチャート。
【図9】予約再確認における携帯情報端末の画面を説明する図。
【符号の説明】
1 携帯情報端末
1a バーコード表示
101 無線通信部
102 近傍通信部
103 制御・記億部
104 表示入出力操作部
2 無線基地局
3 ホスト装置
4 顧客管理装置
41 キーボード
42 各種読取り装置
45 通信インタフェース部
46 データ処理部
47 入出力制御部
48 表示器
401 無線通信部
402 近傍通信部
409 キーボード
410 各種読取り装置
411 発券装置
5 ネットワーク
10 アトラクション施設の区域(アトラクション施設)

Claims (7)

  1. 固有の端末識別情報を用いたアトラクション施設の利用予約及び確認を無線通信手段を用いて行う複数の携帯情報端末と、
    前記アトラクション施設毎に設置され、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行なう複数の無線基地局と、
    前記アトラクション施設の案内情報の送信、および前記携帯情報端末からの予約の情報に基づき予約の待ち行列を管理し、前記携帯情報端末に予約確認情報を送信するホスト装置と、
    前記アトラクション施設に設置され、前記ホスト装置との間でネットワークに接続され、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報、および前記アトラクション施設利用に関する情報を前記ホスト装置と送受信する顧客管理装置とからなり、
    前記ホスト装置は、
    ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行なう手段と、
    前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して前記予約の待ち行列を管理する手段と、
    前記携帯情報端末と前記各無線基地局との間のローミングによる無線通信を監視することにより前記携帯情報端末の所在位置を監視する手段と、
    その所在位置から予約を行ったアトラクション施設へ予約時刻までに到着できない事を予測した時、当該予約を変更する手段とを備えたことを特徴とするテーマパークのモバイルサービスシステム。
  2. 前記ホスト装置は、前記到着できない事を予測した時、
    前記携帯情報端末へ予約変更の情報を送信して当該予約を変更する手段を備えたことを特徴とする請求項1項記載のテーマパークのモバイルサービスシステム。
  3. 前記ホスト装置は、前記顧客管理装置から前記アトラクション施設の利用通知を受信した時、
    当該アトラクション施設の利用料金の精算処理を行なう手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテーマパークのモバイルサービスシステム。
  4. 前記無線基地局をテーマパークの出入り口通路近傍に設置し、前記携帯情報端末が前記出入り口を通過したことを当該無線基地局が検出した時、前記出入り口もしくは当該携帯情報端末から警報を発生させる手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテーマパークのモバイルサービスシステム。
  5. 複数の携帯情報端末から固有の端末識別情報を用いてアトラクション施設の予約、確認の情報を無線通信し、
    前記アトラクション施設毎に設置された複数の無線基地局は、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行ない、
    前記アトラクション施設に設置された顧客管理装置は、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報および、当該アトラクション施設の利用に関する情報をホスト装置と送受信し、
    前記ホスト装置は、ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行ない、前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき、予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して予約の待ち行列を管理し、
    前記無線基地局と前記携帯情報端末との間の通信を監視することによって前記携帯情報端末の現在位置を把握し、前記携帯情報端末が行った予約時刻に到着できない事を予測した時、当該予約を変更することを特徴とするテーマパークのモバイルサービスシステムの予約方法。
  6. 前記ホスト装置は、前記到着できない事を予測した時、前記携帯情報端末へ予約変更の情報を送信し、当該予約を変更することを特徴とする請求項5記載のテーマパークのモバイルサービスシステムの予約方法。
  7. 複数の携帯情報端末から固有の端末識別情報を用いてアトラクション施設の予約、確認の情報を無線通信し、
    前記アトラクション施設毎に設置された複数の無線基地局は、固有の基地局識別情報を有して前記携帯情報端末と無線通信を行ない、
    前記アトラクション施設に設置された顧客管理装置は、前記アトラクション施設の利用予約ならびに取消しの情報および、当該アトラクション施設の利用に関する情報をホスト装置と送受信し、
    前記ホスト装置は、ネットワークを介して送られた前記端末識別情報から前記携帯情報端末の利用者の認証を行ない、前記携帯情報端末から送信された前記アトラクション施設の予約の情報に基づき、予約時刻の早いものから順に一連の予約整理番号を発行して予約の待ち行列を管理し、
    前記無線基地局と前記携帯情報端末との間の通信を監視することによって前記携帯情報端末の現在位置を把握して前記携帯情報端末が行った予約時刻に到着できない事を予測した時、当該予約を変更し、
    前記顧客管理装置から前記アトラクション施設の利用通知を受信した時、当該アトラクション施設の利用料金の精算処理を行なうことを特徴とするテーマパークのモバイルサービスシステムの精算方法。
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