JP2003153125A - テレビジョン、バックアップ電源装置および電源バックアップ方法 - Google Patents

テレビジョン、バックアップ電源装置および電源バックアップ方法

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JP2003153125A JP2001346012A JP2001346012A JP2003153125A JP 2003153125 A JP2003153125 A JP 2003153125A JP 2001346012 A JP2001346012 A JP 2001346012A JP 2001346012 A JP2001346012 A JP 2001346012A JP 2003153125 A JP2003153125 A JP 2003153125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電になるごとにリセットされたデータをセ
ットし直さなければならず、手間であった。 【解決手段】 本発明にかかるテレビジョンの電源回路
60は、交流電源からの供給電力を入力するAC電源回
路61と、電話回線からの供給電力を入力するバックア
ップ電源回路62との二系統の電源を備えている。この
ため、停電などによりAC電源回路61に対する供給電
力が絶たれた場合であっても、バックアップ電源回路6
2からの出力を利用してタイマ回路51に電力を供給し
続けることができる。従って、マイコン50に備えられ
たタイマ回路51に保持されるデータがリセットされ
ず、停電が起きるごとに時刻などを再設定する必要がな
くなり、手間の掛からない使い勝手の良いテレビジョン
を提供することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン、バ
ックアップ電源装置および電源バックアップ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョンは、交流電源ケーブ
ルを介して入力される供給電力を利用し、マイコンやク
ロマICなどの各デバイスに電力供給を行う電源回路を
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
ジョンにおいては、バックアップ電源を備えていないた
め、停電になると各デバイスに電力供給を行うことがで
きない。すると、マイコンに搭載されてタイマ機能など
に利用されるメモリ回路への電力供給も絶たれるため、
このメモリ回路に記憶されているデータがリセットされ
てしまう。従って、利用者は、停電になるごとにリセッ
トされたデータをセットし直さなければならず、手間で
あった。
【0004】なお、バックアップ電源を備える機器とし
て、特開平10−164214号公報に開示された電話
機が知られているが、この種のバックアップ電源が適用
されたテレビジョンは知られていない。本発明は、上記
課題にかんがみてなされたもので、停電時でもメモリ回
路内のデータを保持することが可能なテレビジョン、バ
ックアップ電源装置および電源バックアップ方法の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、電話回線ケーブルを接続
可能な接続端子を備えたテレビジョンであって、上記接
続端子を介して電話回線から入力される供給電力を所定
電圧値に変換する第一電圧変換手段を有する第一電源入
力手段と、交流電源から入力される供給電力を上記第一
電圧変換手段にて変換される電圧値よりも高めに電圧変
換する第二電圧変換手段を有する第二電源入力手段と、
上記第二電源入力手段に供給電力が入力されるとき、上
記第二電圧変換手段にて電圧変換された供給電力を利用
して当該テレビジョンに搭載されるメモリ回路に電力供
給を行い、停電により同第二電源入力手段に供給電力が
入力されないとき、上記第一電圧変換手段にて電圧変換
された供給電力を利用して電力供給を行う電力供給手段
と、上記第一電源入力手段と上記電力供給手段との間に
介在され、同電力供給手段から同第一電源入力手段へ向
けての供給電力の逆流を防止する第一逆流防止手段と、
上記第二電源入力手段と上記電力供給手段との間に介在
され、同電力供給手段から同第二電源入力手段へ向けて
の供給電力の逆流を防止する第二逆流防止手段とを備え
たバックアップ電源を具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明において、電話回線ケーブルが接続端子に接続される
と、第一電圧変換手段は、上記接続端子を介して電話回
線から入力される供給電力を所定電圧値に変換する。ま
た、第二電圧変換手段は、交流電源から入力される供給
電力を上記第一電圧変換手段にて変換される電圧値より
も高めに電圧変換する。ここで、電力供給手段は、第二
電源入力手段に供給電力が入力される平常時、上記第二
電圧変換手段にて電圧変換された供給電力を利用して当
該テレビジョンに搭載されるメモリ回路に電力供給を行
う。そして、同第二電源入力手段に供給電力が入力され
ない停電時、上記第一電圧変換手段にて電圧変換された
供給電力を利用して同メモリ回路に電力供給を行う。
【0007】このため、上記メモリ回路には、停電の有
無に関わらず、電力供給が行われ続ける。従って、メモ
リ回路に記憶されたデータがリセットされることがな
く、停電が起きるたびにデータを記憶させ直す手間を省
くことができる点で有用となる。なお、平常時には、上
記第一電源入力手段からの出力電圧よりも上記第二電源
入力手段からの出力電圧の方が高いため、上記電力供給
手段から同第一電源入力手段に向けて供給電力が逆流す
る恐れがある。そこで、第一逆流防止手段は、この供給
電力の逆流を防ぐため、同第一電源入力手段と電力供給
手段との間に介在されている。また、停電時には、上記
第二電源入力手段からの出力が無くなり、上記第一電源
入力手段からの出力電圧の方が高くなるため、上記電力
供給手段から同第二電源入力手段に向けて供給電力が逆
流する恐れがある。そこで、第二逆流防止手段は、この
供給電力の逆流を防ぐため、同第二電源入力手段と電力
供給手段との間に介在されている。
【0008】上記請求項1では、バックアップ電源装置
を具体的な構成により実現させているが、停電時であっ
てもメモリ回路に電力供給を行い続けることができれば
良いとの観点から、さらに広い意味合いで本発明にかか
るバックアップ電源装置を捉えることも可能である。そ
の一例として、請求項2にかかる発明は、電話回線から
の供給電力が入力される第一電源入力手段と、交流電源
からの供給電力が入力される第二電源入力手段と、上記
第二電源入力手段に供給電力が入力されないとき、上記
第一電源入力手段に入力される供給電力を利用し、テレ
ビジョンまたはビデオ装置に搭載されるメモリ回路に電
力供給を行う電力供給手段とを具備する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項2にかかる発明におい
ては、第一電源入力手段に対して電話回線からの供給電
力が入力され、第二電源入力手段に対して交流電源から
の供給電力が入力される。
【0009】かかる状況の下、電力供給手段は、上記第
一電源入力手段と上記第二電源入力手段とに供給電力が
供給されるとき、同第一電源入力手段と同第二電源入力
手段とに入力される供給電力を利用し、または、同第二
電源入力手段に入力される供給電力を利用し、テレビジ
ョンまたはビデオ装置に搭載されるメモリ回路に電力供
給を行う。一方、停電などにより、上記第二電源入力手
段に供給電力が入力されない場合には、停電に関係なく
上記第一電源入力手段に入力される供給電力を利用し、
上記メモリ回路に電力供給を行う。このため、停電時で
あっても、電話回線を介して入力される供給電力を用い
てメモリ回路に電力を供給し続け、同メモリ回路内に記
憶されたデータがリセットされるのを防ぐことができ
る。
【0010】上記メモリ回路に電力供給を行うための具
体的な構成の一例として、請求項3にかかる発明は、上
記請求項2に記載のバックアップ電源装置において、上
記第一電源入力手段は、上記電話回線からの供給電力を
所定電圧値に変換する第一電圧変換手段を備え、上記第
二電源入力手段は、上記交流電源からの供給電力を上記
第一電圧変換手段にて変換される電圧値よりも高めに電
圧変換する第二電圧変換手段を備え、上記電力供給手段
は、上記第一電圧変換手段または上記第二電圧変換手段
にて電圧変換された供給電力のいずれかを利用して電力
供給を行う構成としてある。上記のように構成した請求
項3にかかる発明においては、第一電圧変換手段が上記
電話回線からの供給電力を所定電圧値に変換し、第二電
圧変換手段が上記交流電源からの供給電力を同第一電圧
変換手段にて変換される電圧値よりも高めに電圧変換す
る。
【0011】すると、上記電力供給手段では、上記第一
電源入力手段に対して供給電力が入力される間、同第一
電源入力手段からの出力電圧の方が高くなるため、上記
電力供給手段は、上記第一電圧変換手段にて電圧変換さ
れた供給電力を利用して上記メモリ回路に電力供給を行
うことになる。一方、停電になり、上記第一電源入力手
段に対して供給電力が入力されなくなると、上記第二電
源入力手段からの出力電圧の方が高くなるため、上記電
力供給手段は、上記第二電圧変換手段にて電圧変換され
た供給電力を利用して上記メモリ回路に電力供給を行う
ことになる。従って、簡単な構成によりOR回路を形成
し、供給電力を効率良く利用して上記メモリ回路に電力
を供給し続けることが可能となる。
【0012】また、別の観点から具体的な構成の一例と
して、請求項4にかかる発明は、上記請求項2または請
求項3のいずれかに記載のバックアップ電源装置におい
て、当該バックアップ電源装置は、上記第一電源入力手
段と上記電力供給手段との間に介在され、同電力供給手
段から同第一電源入力手段へ向けての供給電力の逆流を
防止する第一逆流防止手段と、上記第二電源入力手段と
上記電力供給手段との間に介在され、同電力供給手段か
ら同第二電源入力手段へ向けての供給電力の逆流を防止
する第二逆流防止手段とを備える構成としてある。上記
のように構成した請求項4にかかる発明においては、上
述したように、上記第一電源入力手段の出力電圧値と上
記第二電源入力手段の出力電圧値との間に差が生じる
と、各手段にして供給電力が逆流するおそれが生じる。
そこで、第一逆流防止手段は、上記電力供給手段から上
記第一電源入力手段へ向けての供給電力の逆流を防止
し、第二逆流防止手段は、同電力供給手段から上記第二
電源入力手段へ向けての供給電力の逆流を防止する。す
ると、上記第一電源入力手段および上記第二電源入力手
段を保護しつつ、上記電力供給制御を実現させることが
できる。
【0013】上記第一電源入力手段に電話回線からの供
給電力を入力させるための構成例として、請求項5にか
かる発明は、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載
のバックアップ電源装置において、当該バックアップ電
源装置は、電話回線ケーブルを接続可能な接続端子を備
え、上記第一電源入力手段は、上記接続端子を介して供
給電源を入力する構成としてある。上記のように構成し
た請求項5にかかる発明においては、接続端子に電話回
線ケーブルを接続すると、上記第一電源入力手段が上記
接続端子を介して供給電源を入力する。このため、特別
な構成を別途設けなくても、電話機に接続するために広
く普及されている電話回線ケーブルを利用し、上記第一
電源入力手段に対して電話回線からの供給電力を入力さ
せることが可能となる。
【0014】ところで、以上のような電源制御の手法
は、実体のある装置構成としてだけでなく、方法として
も実現可能である。その一例として、請求項6にかかる
発明は、平常時には、交流電源から入力される供給電力
を利用してテレビジョンまたはビデオ装置に搭載される
メモリ回路に電力供給を行い、停電により同交流電源か
ら供給電力が入力されないときには、電話回線から入力
される供給電力を利用して電力供給を行う構成としてあ
る。すなわち、上記装置としての構成は、方法としても
実現することが可能である。なお、上記請求項3〜請求
項5にかかる構成についても同様に方法として適用可能
であることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、停電時で
もメモリ回路内のデータを保持することが可能なテレビ
ジョンを提供することができる。また、請求項2にかか
る発明によれば、停電時でもメモリ回路内のデータを保
持することが可能なバックアップ電源装置を提供するこ
とができる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、
供給電力を効率良く利用することができる。
【0016】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
構成の保護を図りつつ電力供給を行うことができる。さ
らに、請求項5にかかる発明によれば、特別な構成を設
けなくても、汎用されている既設の構成を利用して当該
バックアップ電源装置を構成することができる。さら
に、請求項6にかかる発明によれば、停電時でもメモリ
回路内のデータを保持することが可能な電源バックアッ
プ方法を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】ここでは、下記の順序に従って本
発明の実施形態を説明する。 (1)テレビジョンの概略説明: (2)電源回路の説明: (3)まとめ:
【0018】(1)テレビジョンの概略説明:図1は、
本実施形態にかかるテレビジョンの主要構成をブロック
図により示している。なお、以下の説明では、音声信号
についての記述を省略する。同図において、チューナ1
0は、アンテナを介してテレビ放送帯域に対応した所望
周波数のテレビジョン信号を受信するとともに、この受
信したテレビジョン信号から所要の信号だけを選択して
高周波増幅し、中間周波信号に変換して出力する。チュ
ーナ10から出力された中間周波信号がクロマIC20
に入力されると、クロマIC20は、入力された中間周
波信号に各種の信号処理を施すことで合成映像信号を復
元し、映像信号や音声信号等を抽出して受像管30とス
ピーカ40とに出力する。
【0019】ここで、チューナ10およびクロマIC2
0には、マイコン50が接続されており、このマイコン
50は、図示しない操作パネルやリモコン送信機などで
実行された操作に基づいて、チューナ10およびクロマ
IC20に制御指示を与え、装置全体の制御を行ってい
る。また、マイコン50は、時刻設定やスリープ時間設
定に関するデータを保持すべく、メモリ機能を有するタ
イマ回路51なども備えている。なお、チューナ10、
クロマIC20およびマイコン50の電源端子には、電
源回路60が接続されており、電源回路60は、各デバ
イスに電力供給を行っている。以下、この電源回路60
について詳細を説明する。
【0020】(2)電源回路の説明:図2は、電源回路
60の主要構成をブロック図により示している。同図に
示すように、本実施形態にかかる電源回路60では、A
C電源からの供給電力とバックアップ電源からの供給電
力とが利用可能となっている。すなわち、AC電源回路
61とバックアップ電源回路62との二系統の電源が備
えられており、各電源系統61,62は、下流側で互い
に結線され、チューナ10、クロマIC20およびマイ
コン50の電源端子に接続されている。ここで、AC電
源回路61とバックアップ電源回路62は、それぞれ本
発明にいう第一電源入力手段と第二電源入力手段を構成
し、各電源系統61,62の下流部分は、本発明にいう
電力供給手段を構成する。以下、マイコン50の電源端
子Vccに対する電力供給について例示する。
【0021】AC電源回路61は、上流側にてAC電源
ケーブルに接続されており、変圧回路61a、整流回路
61b、平滑回路61cおよび安定化回路61dを順に
備えている。かかる構成により、AC電源ケーブルから
所定電圧の交流が入力されると、変圧回路61aが電圧
変換を行う。すると、整流回路61bと平滑回路61c
は、電圧変換された交流を直流に変換し、安定化回路6
1dは、直流出力の電圧値を5Vに安定化させる。この
ため、マイコン50の電源端子に5Vの直流出力を与え
ることが可能となる。
【0022】また、バックアップ電源回路62は、当該
テレビジョンの筐体壁面に設けられて電話回線ケーブル
が接続可能なジャックAに接続されており、AC電源回
路61と同様に、変圧回路62a、整流回路62b、平
滑回路62cおよび安定化回路62dが順に備えてい
る。ここで、ジャックAは、本発明にいう接続端子を構
成する。かかる構成により、ジャックAに接続された電
話回線ケーブルから所定電圧の交流が入力されるされる
と、変圧回路62aが電圧変換を行う。すると、整流回
路62bと平滑回路62cは、電圧変換された交流を直
流に変換し、安定化回路62dは、直流出力の電圧値を
4.5Vに安定化させる。このため、マイコン50の電
源端子に4.5Vの直流出力を与えることが可能とな
る。
【0023】以上より、変圧回路61aは、本発明にい
う第二電圧変換手段を構成し、変圧回路62aは、本発
明にいう第一電圧変換手段を構成する。図3は、電力供
給時における電源回路60の動作手順をフローチャート
により示している。同図に示すように、平常時には、各
電源系統61,62からそれぞれ出力される直流5Vと
直流4.5Vとが常時供給されることとなる。この際、
AC電源回路61から出力される直流の電圧値の方が
0.5Vだけ高いため、このAC電源回路61からの直
流出力が利用されてマイコン50の電源端子に供給され
る(ステップS100〜S120)。
【0024】ここで、停電になると、AC電源回路61
に対する交流の入力が絶たれるため、それまで出力され
ていた5Vの直流が出力されなくなる。しかし、バック
アップ電源回路62の側においては、停電に関係なく電
話回線から交流が入力されるため、このバックアップ電
源回路62からの4.5Vの直流が出力され続ける。こ
のため、電源回路60は、4.5Vの直流出力を利用し
てマイコン50の電源端子に電力供給を行うことが可能
となる(ステップS100,S130,S140)。従
って、停電になった場合でも、マイコン50に備えられ
たタイマ回路51に保持されるデータがリセットされな
いため、停電が起きるごとに時刻などを再設定する必要
がなくなる。この意味で、本実施形態にかかる構成を採
用すると、手間の掛からない使い勝手の良いテレビジョ
ンを提供することができる。
【0025】なお、平常時、バックアップ電源回路62
から出力される直流よりもAC電源回路61から出力さ
れる直流の方が0.5V高いため、AC電源回路61か
らの直流出力がバックアップ電源回路62の側へ逆流す
るおそれがある。また、停電時、AC電源回路61から
の直流出力が絶たれると、バックアップ電源回路62か
らの直流出力がAC電源回路61の側に逆流するおそれ
がある。そこで、AC電源回路61とバックアップ電源
回路62との下流側には、直流出力がマイコン50の電
源端子に向けてのみ流れることを許容し、この電源端子
が接続された下流側から各電源系統61,62の側へ直
流が逆流することを防止するダイオード63,64がそ
れぞれ介在されている。ここで、ダイオード63,64
は、それぞれ本発明にいう第二逆流防止手段と第一逆流
防止手段とを構成する。
【0026】(3)まとめ:以上のように、本発明にか
かるテレビジョンの電源回路60は、交流電源からの供
給電力を入力するAC電源回路61と、電話回線からの
供給電力を入力するバックアップ電源回路62との二系
統の電源を備えている。このため、停電などによりAC
電源回路61に対する供給電力が絶たれた場合であって
も、バックアップ電源回路62からの出力を利用してタ
イマ回路51に電力を供給し続けることができる。従っ
て、マイコン50に備えられたタイマ回路51に保持さ
れるデータがリセットされず、停電が起きるごとに時刻
などを再設定する必要がなくなり、手間の掛からない使
い勝手の良いテレビジョンを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるテレビジョンの主要構成を
示すブロック図である。
【図2】電源回路の主要構成を示すブロック図である。
【図3】電力供給時における電源回路の動作手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10…チューナ 20…クロマIC 30…受像管 40…スピーカ 50…マイコン 51…タイマ回路 60…電源回路 61…AC電源回路 62…バックアップ電源回路 61a,62a…変圧回路 61b,62b…整流回路 61c,62c…平滑回路 61d,62d…安定化回路 63,64…ダイオード A…ジャック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線ケーブルを接続可能な接続端子
    を備えたテレビジョンであって、 上記接続端子を介して電話回線から入力される供給電力
    を所定電圧値に変換する第一電圧変換手段を有する第一
    電源入力手段と、 交流電源から入力される供給電力を上記第一電圧変換手
    段にて変換される電圧値よりも高めに電圧変換する第二
    電圧変換手段を有する第二電源入力手段と、 上記第二電源入力手段に供給電力が入力されるとき、上
    記第二電圧変換手段にて電圧変換された供給電力を利用
    して当該テレビジョンに搭載されるメモリ回路に電力供
    給を行い、停電により同第二電源入力手段に供給電力が
    入力されないとき、上記第一電圧変換手段にて電圧変換
    された供給電力を利用して電力供給を行う電力供給手段
    と、 上記第一電源入力手段と上記電力供給手段との間に介在
    され、同電力供給手段から同第一電源入力手段へ向けて
    の供給電力の逆流を防止する第一逆流防止手段と、 上記第二電源入力手段と上記電力供給手段との間に介在
    され、同電力供給手段から同第二電源入力手段へ向けて
    の供給電力の逆流を防止する第二逆流防止手段とを備え
    たバックアップ電源を具備することを特徴とするテレビ
    ジョン。
  2. 【請求項2】 電話回線からの供給電力が入力される第
    一電源入力手段と、交流電源からの供給電力が入力され
    る第二電源入力手段と、 上記第二電源入力手段に供給電力が入力されないとき、
    上記第一電源入力手段に入力される供給電力を利用し、
    テレビジョンまたはビデオ装置に搭載されるメモリ回路
    に電力供給を行う電力供給手段とを具備することを特徴
    とするバックアップ電源装置。
  3. 【請求項3】 上記第一電源入力手段は、上記電話回線
    からの供給電力を所定電圧値に変換する第一電圧変換手
    段を備え、 上記第二電源入力手段は、上記交流電源からの供給電力
    を上記第一電圧変換手段にて変換される電圧値よりも高
    めに電圧変換する第二電圧変換手段を備え、 上記電力供給手段は、上記第一電圧変換手段または上記
    第二電圧変換手段にて電圧変換された供給電力のいずれ
    かを利用して電力供給を行うことを特徴とする上記請求
    項2に記載のバックアップ電源装置。
  4. 【請求項4】 当該バックアップ電源装置は、上記第一
    電源入力手段と上記電力供給手段との間に介在され、同
    電力供給手段から同第一電源入力手段へ向けての供給電
    力の逆流を防止する第一逆流防止手段と、 上記第二電源入力手段と上記電力供給手段との間に介在
    され、同電力供給手段から同第二電源入力手段へ向けて
    の供給電力の逆流を防止する第二逆流防止手段とを備え
    ることを特徴とする上記請求項2または請求項3のいず
    れかに記載のバックアップ電源装置。
  5. 【請求項5】 当該バックアップ電源装置は、電話回線
    ケーブルを接続可能な接続端子を備え、 上記第一電源入力手段は、上記接続端子を介して供給電
    源を入力することを特徴とする上記請求項2〜請求項4
    のいずれかに記載のバックアップ電源装置。
  6. 【請求項6】 平常時には、交流電源から入力される供
    給電力を利用してテレビジョンまたはビデオ装置に搭載
    されるメモリ回路に電力供給を行い、停電により同交流
    電源から供給電力が入力されないときには、電話回線か
    ら入力される供給電力を利用して電力供給を行うことを
    特徴とする電源バックアップ方法。
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