JPH05191536A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH05191536A
JPH05191536A JP4001834A JP183492A JPH05191536A JP H05191536 A JPH05191536 A JP H05191536A JP 4001834 A JP4001834 A JP 4001834A JP 183492 A JP183492 A JP 183492A JP H05191536 A JPH05191536 A JP H05191536A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 待機状態における制御を商用電源の供給なし
に行なえ、また、停電状態でもメモリカードなどの周辺
機器を接続して使用できる通信装置を提供する。 【構成】 電源ユニット19に対する商用電源からのA
C供給は、リレー17により制御される。待機時、電源
ユニット19は装置各部への電源供給を行なわないが、
回線閉結時、線路L1、L2の直流をダイオード4、フ
ォトダイオード9からなるフォトカプラを介してリレー
17に供給して電源ユニット19へのACラインを閉結
し、電源電圧Vccの供給を開始する。この起動後、メ
モリカード14が装着されていれば、スイッチ12を介
して電源ユニット19への給電が保持される。商用電源
通電時はリレー22を介して電源電圧Vccが、また停
電時にはリレー22を介して線路から得た電源がメモリ
カード14に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置、特に電話回線
に接続される通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置や、電話
機、データ端末などの通信装置において、識別情報、あ
るいは発呼情報などを記憶する媒体としてメモリカード
を装着可能なものが知られている。
【0003】このような装置では、メモリカードを用い
た制御のために商用電源から給電を行なう電源部が用い
られており、通常、電源が投入された状態で、メモリカ
ードを接続するように構成されている。そのためメモリ
カード装着にさきだって、電源部への商用電源供給を手
動で投入するか、または待機状態では、常に電源部への
商用電源供給をオンさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、メモリカードが接続されない時など、たとえ
ば待機状態でも、常に電源を投入していなくてはなら
ず、省エネルギー、部品の耐久性などの点で問題があっ
た。また手動で、電源スイッチを投入するのは、面倒で
あり、操作性の点で不便であった。
【0005】更に停電時などは、商用電源が得られない
場合は、メモリカードを接続して使用することは不可能
であった。
【0006】本発明の課題は、以上の問題を解決し、待
機状態における制御を商用電源の供給なしに行なえ、ま
た、無給電状態でもメモリカードなどの外部接続機器を
接続して使用できる通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、電話回線に接続される通信装
置において、装置各部に商用電源から得た所定の電源電
圧を供給する電源手段と、前記電話回線の直流閉結時、
回線線路に流れる直流成分を用いて前記電源手段の電源
電圧供給を起動する制御手段、あるいは、前記電話回線
から所定の交流信号を受信した場合、回線線路に流れる
交流成分を用いて前記電源手段の電源電圧供給を起動す
る制御手段を設けた構成を採用した。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、電話回線の直流閉結時、
回線線路に流れる直流成分を用いて、あるいは、所定の
交流信号を受信した場合、回線線路に流れる交流成分を
用いて電源手段の電源電圧供給を起動することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0010】[第1実施例]図1に本発明を採用した通
信装置の構造を示す。同図において符号1、21は、ハ
ンドセットのオン/オフによって切り換えるフックスイ
ッチで、フックスイッチSW2は電磁リレー(RL1)
からなる。符号3は電話回線の極性を単一にするダイオ
ードブリッジ、4は回線の電流によって発光するLE
D、5はLEDに流れる電流を制限する抵抗、6は回線
の電圧から定電圧を取り出すツエナーダイオード、7は
ツエナーダイオードの電流を制限する抵抗、8はテンキ
ー、あるいはメモリカード14の記憶情報などに応じて
ダイヤル信号を発生するダイヤラーICである。
【0011】符号9は、ダイオード4とともにフォトカ
プラを構成し、ダイオード4の光を受けて、電圧を発生
させる光起電ダイオードアレイ(あるいは太陽電池)で
ある。符号10は、このフォトカプラの両端に検出電圧
を発生させる抵抗である。
【0012】符号11、12はカードの装填により接点
がオンとなるスイッチ(SW1、SW2)、13はカー
ドに電源を供給する接点、14は着脱可能な外部接続装
置、15、16はスイッチングダイオード、17は商用
電源をオンさせる電磁リレー(RL2)、18は商用電
源をオンさせる手動スイッチ、19はスイッチング電源
などからなり、ACラインからの商用電源により装置に
電源電圧Vccを供給する電源ユニット(PSU)、2
0は各部をコントロールするマイクロプロセッサなどか
らなる主制御装置、21はフックスイッチ1と連動する
逆相のスイッチ(ノーマルクローズタイプ)でフックス
イッチ、22はカードへの電源をVccと回線電源で切
り換えるスイッチ(電磁リレー)である。なお、以上で
は不図示であるが、線路L1、L2には、ファクシミリ
部などの不図示の通信回路、ないしハンドセット(送受
話器)などが装着されているものとする。
【0013】次に、上記構成における動作について説明
する。
【0014】本実施例では、メモリカードによる発呼動
作など、通信動作を開始する時、電話回線の直流を閉結
することに着目して、直流電源から、絶縁された状態
で、2次的に直流電圧を発生させ、電源ユニットを制御
する手段を設けることにより、商用電源を立ち上げる。
【0015】また、同時に通話など、ハンドセットを使
用する時も同様に、ハンドセットのオフフックにより、
商用電源を自動的に立ち上げる。
【0016】さらに、メモリカードを取り外した時な
ど、電源の不要な時は、自動的にACラインを開放して
商用電源をオフにする。
【0017】また、停電時など商用電源が得られない場
合は、先の起電力で、直接メモリカードに電源を供給し
て動作させる。
【0018】以下、上記制御につき詳細に説明する。図
2は、上記制御を示すフローチャートでありまた図の右
側部分は、左側の2列のステップにおける上記の各スイ
ッチおよびリレーの接点状態を示している。
【0019】まず、図2のステップS1では、AC入力
が停電状態かどうかチェックする。通電状態である場合
にはステップS2に、停電状態の場合はステップS6に
進む。
【0020】ここでは、カードの着脱とハンドセットの
オン/オフによりAC電源を無電力状態から自動的に立
ち上げかつ停電時は局電源にてバックアップする。以下
ステップS2以降につき説明する(なお、図3以降の回
路において、黒い太線で示された接点はオン状態で、そ
れ以外のものはオフ状態とする)。
【0021】<ステップS2>給電状態において、図3
に示すように、リレーRL1がオン、リレーRL2、フ
ックスイッチSW1が、オフの状態からカードをセット
すると、スイッチSW1がオンになり直流回路が閉結さ
れ、ダイオード4が発光する。この光はフォトダイオー
ド9にて受光され、抵抗10の両端に電圧が発生され
る。この電圧にてリレー17をオンさせ、ACラインを
閉結してVccを立ち上げる。
【0022】電源電圧Vccが立ち上がると、スイッチ
12を介してダイオード16によりリレー17が電源電
圧Vccにて駆動されるように自動的に切り換わる。
【0023】同時にリレー2がオフとなり、直流回路は
開放される。また、リレー22がA側に切り換わりカー
ドには電源電圧Vccが供給される。
【0024】<ステップS3>次に、図4のように、こ
の状態でオフフックするフックスイッチ1がオンとな
り、直流回路が閉結され、ダイヤラー8にブリッジダイ
オード3を介して局電源が供給される。これにより、メ
モリカード14およびダイヤラー8を用いたダイヤリン
グが可能となる。
【0025】<ステップS4>通信終了後、不図示のハ
ンドセットを置くことなどにより(オンフック)し、メ
モリカード14を取り出す。
【0026】これにより、図5のように、スイッチSW
2がオフとなり、リレー17の電源供給がなくなり、リ
レー17がオフとなり、ACラインは開放され、電源ユ
ニット19による電源電圧Vccの供給が停止される。
【0027】電源電圧Vccがオフとなると、リレー2
がオンとなり、次のカードセットに備える。またリレー
22はB側に切り換わる。
【0028】<ステップS5>図6の状態でオフフック
し、フックスイッチ1をオンとすると、スイッチ11が
オンとなり、直流回路が閉結され、ダイオード4が発光
する。これにより、前述同様にリレー17がオンとな
り、電源電圧Vccが立ち上がる(この時、リレー2は
オフ)。
【0029】また、リレーRL3がA側に切り換わり、
カードに電源電圧Vccが供給され、ダイヤリングが可
能となる。
【0030】<ステップS10>この状態で、またハン
ドセットを置くと、フックスイッチ1がオフとなるの
で、リレー17はオフとなり、ACラインは開放され、
電源電圧Vccはオフとなる。またリレー22はB側に
切り換わる。
【0031】ここで、ステップS6以降の停電時の動作
につき説明する。
【0032】<ステップS6>図7のように、リレー2
がオン、リレー17およびフックスイッチ1がオフ、リ
レー22がB側の状態からカードをセットする。
【0033】これにより、スイッチ11がオンになり、
直流回路が閉結され、ダイオード4が発光し、フォトダ
イオード9が受光することにより、抵抗10の両端に検
出電圧が発生される。
【0034】この時、リレー22はB側になっているの
で、この抵抗10が発生する電源がカードに供給され
る。
【0035】これにより、メモリカード14を用いて速
やかに発呼動作を行なうことが可能になり、停電時も、
ダイヤラー8、メモリカード14を用いた通信が可能と
なる。
【0036】<ステップS7>その後、図8の状態でオ
フフック(フックスイッチ1がオン、フックスイッチ2
1がオフ)すると、フックスイッチ21がオフとなるの
で、上記のようにしてメモリカード14挿入により閉結
された直流ループが開放され、ハンドセットによる通話
が可能となる。たとえば、不図示のハンドセットにテン
キーがある時は、これを用いて発呼が可能となる。
【0037】<ステップS8>さらに、ハンドセットを
置き(オンフック)、メモリカード14を取り出すと、
これにより、図9のようにフックスイッチ1がオフとな
り、直流回路が開放され、フォトダイオード9、抵抗1
0により発生される電源が遮断され、メモリカード14
は無電源となる。
【0038】<ステップS9>さらに、図10の状態で
オフフックすると、フックスイッチ21がオフとなり、
直流回路が閉結され、ブリッジダイオード3〜抵抗10
の回路により給電が行なわれる。この時、メモリカード
14は無いが、ハンドセットにより発呼、通話が可能と
なる。
【0039】<ステップS10>この状態で、又ハンド
セットを置くと、フックスイッチ21がオフとなり、直
流回路は開放される。
【0040】以上の実施例によれば、カードを使用する
時、メモリカード14の装着動作により、一瞬だけ回線
の直流を閉結して、電圧を発生させ、これをトリガに商
用電源を投入できるため、カードを使用する時のみ自動
的に電源を投入できる。
【0041】また、電源投入後は自己の電源によって、
回路が動作するため、直流を保持する必要もない。
【0042】さらに、従来の通話時のように、ハンドセ
ットをオフフックした時も、同様の動作により、回線電
話をトリガに商用電源を投入することが可能となり、待
機状態では、全く電源を必要とせず、省エネルギー、信
頼性の点で大変有利である。電源オフのタイミングも、
カード着脱、オンフック動作で可能なための操作性の点
で優れている。
【0043】以上のように、本実施例によれば、待機時
に全く電力を必要としない無電力待機電源装置を有する
通信装置を簡単安価に実現でき、更に電源のオン/オフ
も局電力をトリガに自動的に行なうことができる。
【0044】以上では、メモリカード14を例示した
が、磁気カード、磁気ディスクなどの着脱可能な外部接
続装置がメモリカード14のかわりに用いられていても
よい。また、上記実施例では、本体よりカードへ電源を
供給しているが、カードが(乾電池や充電式などの)バ
ッテリーを内蔵しても同様の制御を行なうことができ
る。
【0045】また、以上では、商用電源を投入するに電
磁リレーを用いてACラインを閉結させていたが、電源
ユニットの発振回路をコントロールしているFETなど
を2次電圧で制御する、あるいは、アナログスイッチな
どを用いて電源を投入しても良い。また、装置の基本的
な通信機能については詳述しなかったが、上記構成は電
話機、ファクシミリ装置、データ端末など、種々の通信
装置に適用できる。
【0046】[第2実施例]上記実施例では、フォトダ
イオード9は回線の直流成分に応じて電源起動用のトリ
ガ電圧を発生させるが、本実施例では、回線の交流成分
に応じても電源起動用のトリガ電圧を発生できるように
する。これにより受信などの場合に、呼び出し信号によ
り電源起動を行なえるようになる。
【0047】また、本実施例では、メモリカード14を
外した場合などのように、電源が不要の場合にACライ
ンを開放する。
【0048】さらに、停電時など、商用電源が得られな
い場合には、回線の起電力により直接メモリカードに電
源を供給し、通信を行なう。これにより、停電時でも、
表示やキー操作に応じた通信動作を行なえる。
【0049】図11は、本実施例の回路構成を示したも
ので、図1の構成と異なるのは、フックスイッチ21が
省略されており、その代りに回線からの給電を主制御装
置20により制御するためのリレー27が設けられてい
る点、および、コンデンサ121により交流的に線路L
1、L2に接続された符号122〜126の給電回路が
設けられている点である。
【0050】この給電回路の内、符号123は、ブリッ
ジダイオード3同様のブリッジダイオード、124は平
滑用のコンデンサ、125は基準電圧へのクリップを行
なうツエナーダイオード、126は、ダイオード4同様
にフォトダイオード9と光結合されたダイオードであ
る。コンデンサ129は、回線のAC成分(呼び出し信
号など)によりメモリカード14への給電を安定して行
なうためのものである。
【0051】図12は、図2同様に上記構成における動
作を示している。ここでは、ステップS3、S5、S9
の呼び出し信号受信が示されている点が図12と異な
る。以下、図12の動作を順次説明する。
【0052】まず、ステップS1の待機状態では、図1
3のように、リレー2(ノーマルクローズ型)のみオン
で、その他の接点回路はオフである。リレー22はB側
である。
【0053】ステップS1’では、停電状態を判定し、
通電状態ではステップS2へ停電状態ではステップS7
に移行する。まず、ステップS2以降の通電時の動作か
ら説明する。
【0054】<ステップS2>待機状態からメモリカー
ド14を装着すると、図14のようにスイッチ11がオ
ンとなり、ダイオード4が発光し、ダイヤラー8への給
電が行なわれ、また、抵抗10を介してリレー17がト
リガされ、前述同様にAC電源がオンとなり、電源ユニ
ット19からの電源電圧Vccの給電が開始される。ま
た、前述同様に、スイッチ12を介してリレー17が電
源電圧Vccによりホールドされる。
【0055】また、このとき、リレー2がVcc供給に
よりオフとなり、直流回路は開放される。
【0056】さらに、リレー22がA側に切り替わり、
メモリカード14には、接点13を介して電源電圧Vc
cが供給される。
【0057】<ステップS3>この状態で線路L1、L
2に呼び出し信号が到来すると、ブリッジダイオード1
23の整流出力によりLED126が駆動され、フォト
ダイオード9、抵抗10を介してトリガが行なわれる
が、この時点では、上記のように電源が立ち上がってい
るので変化はない。
【0058】<ステップS4>この状態でメモリカード
14を外すと、図15のようにスイッチ11、12がオ
フとなり、ダイオード16を介してのリレー17への給
電が停止し、AC供給が止まる。これにより、リレー2
はオンとなり、次のカード着脱に備える。再度メモリカ
ード14が装着された場合にはステップS2、S3と同
じ動作が行なわれる。
【0059】<ステップS5>メモリカード14なしで
呼び出し信号を受信する場合、図16の動作が行なわれ
る。この場合には、LED126の発光により、ダイオ
ード15を介してリレー17がトリガされ、電源が投入
される。リレー17のホールドは主制御装置20がリレ
ー27をオンとすることにより、ダイオード16を介し
て行なわれる。
【0060】電源電圧Vccの給電により、リレー2は
オフとなる。また、リレー22はA側に切り替わる。
【0061】<ステップS6>呼び出し信号により通信
を行なった後は、電源供給は不要なので、主制御装置2
0によりリレー27をオフとする。これにより、図13
の状態に戻り、リレー17が遮断され、AC供給が停止
され、電源ユニット19の電源電圧Vcc供給が停止さ
れる。電源電圧Vccの供給停止により、リレー2はオ
ンとなり、次のカード装着に備える。リレー22はB側
に戻る。
【0062】次にステップS7以降の停電時の動作を示
す。
【0063】<ステップS7>ステップS1の待機状態
(図13)からメモリカード14を装着すると、図17
のように、まずスイッチ11がオンになり、ダイオード
4が発光し、フォトダイオード9が電圧を発生し、この
とき、リレー22はB側なので、この電源がメモリカー
ド14に供給される。これにより、停電時も、ダイヤラ
ー8、メモリカード14を用いた通信が可能となる。通
信開始後は、ブリッジダイオード3側の回線直流により
給電が行なわれる。
【0064】<ステップS8>停電時、メモリカード1
4を取り外すと、スイッチ12の開放により直流ループ
が開放され、フォトダイオード9による給電が停止され
る(図18)。
【0065】<ステップS9>この状態で、呼び出し信
号を受信すると、前述同様にLED126の給電が行な
われる(図19)。通常この信号は16Hzの断続信号
(2秒インターバルで1秒連続)なので、もしこの段階
でユーザがメモリカード14を装着した場合メモリカー
ド14への給電を安定して行なうため、コンデンサ12
9が設けてある。この容量は、上記の信号インターバル
を考慮して比較的大きな容量に定める。通信開始後は、
ブリッジダイオード3側の回線直流により給電が行なわ
れる点は、ステップS7と同様である。また、通信開始
後、メモリカード14を装着した場合の動作は、ステッ
プS7と同じである。
【0066】<ステップS10>通信動作終了後は、回
線開放が行なわれるので、ブリッジダイオード3による
給電が停止し、図20の待機状態(図13と同じ)に戻
る。
【0067】上記実施例において、ブリッジダイオード
3〜ツエナーダイオード6に関する機能は第1実施例と
同様であるが、本実施例では、停電でなければ、呼び出
し信号の受信によってAC電源をトリガ起動し、ホール
ドでき、待機時の無電源化が簡単安価に実現できる。メ
モリカード14の取り外しによる電源遮断は、呼び出し
信号受信によるトリガの場合でも第1実施例同様に行な
われる。
【0068】回路の変形は、第1実施例と同様に行なう
ことができる。
【0069】[第3実施例]この実施例は、商用電源が
通電されている状態のみを想定している。この構成は第
1実施例の構成に基づくもので、図21に示すように、
図1中の電源電圧を回線直流で行なうためのリレー2を
除去し、さらに、メモリカード14の給電を抵抗10の
出力で行なうためのリレー22を除去したものである。
図21のその他の構成は図1と全く同じで、動作に関し
ても、メモリカード14が常時電源ユニット19側の出
力で給電される点を除き前述同様である。変形例に関し
ても第1実施例同様である。
【0070】[第4実施例]第2実施例では、停電時、
メモリカード14への給電を安定して行なうため、コン
デンサ129を設けているが、停電を前提としない、つ
まり図12のステップS2〜S6の動作のみを行なえば
よい場合には、図22のように、図11中のコンデンサ
129を省略し、さらにメモリカード14の給電を抵抗
10の出力で行なうためのリレー22を除去した構成を
利用できる。図22のその他の構成は図11と全く同じ
で、動作に関しても、メモリカード14が常時電源ユニ
ット19側の出力で給電される点を除き前述同様であ
る。変形例に関しても第2実施例同様である。
【0071】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、電話回線に接続される通信装置において、装置各部
に商用電源から得た所定の電源電圧を供給する電源手段
と、前記電話回線の直流閉結時、回線線路に流れる直流
成分を用いて前記電源手段の電源電圧供給を起動する制
御手段、あるいは、前記電話回線から所定の交流信号を
受信した場合、回線線路に流れる交流成分を用いて前記
電源手段の電源電圧供給を起動する制御手段を設けた構
成を採用しているので、電話回線に直流成分ないし、交
流成分を用いて電源電圧供給を起動することができ、簡
単安価な構成により、待機状態では、全く電源を必要と
せず、省エネルギー、信頼性、耐久性の点で有利な優れ
た通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の第1実施例の全体の回路図
である。
【図2】本発明の通信装置第1実施例の動作を説明する
ためのフローチャート図である。
【図3】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図4】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図5】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図6】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図7】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図8】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図9】図2のフローチャートを説明補足するための回
路図である。
【図10】図2のフローチャートを説明補足するための
回路図である。
【図11】本発明の通信装置の第2実施例の全体の回路
図である。
【図12】本発明の通信装置第2実施例の動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図13】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図14】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図15】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図16】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図17】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図18】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図19】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図20】図12のフローチャートを説明補足するため
の回路図である。
【図21】本発明の通信装置の第3実施例の全体の回路
図である。
【図22】本発明の通信装置の第4実施例の全体の回路
図である。
【符号の説明】
1 フックスイッチ 2 リレー 3 ブリッジダイオード 123 ブリッジダイオード 4 ダイオード 5 抵抗 6 ツエナーダイオード 7 抵抗 8 ダイヤラー 9 フォトダイオード 10 抵抗 11 スイッチ 12 スイッチ 13 接点 14 メモリカード 15 ダイオード 16 ダイオード 17 リレー 18 手動スイッチ 22 リレー 27 リレー 126 LED 129 コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される通信装置におい
    て、 装置各部に商用電源から得た所定の電源電圧を供給する
    電源手段と、 前記電話回線の直流閉結時、回線線路に流れる直流成分
    を用いて前記電源手段の電源電圧供給を起動する制御手
    段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続される通信装置におい
    て、 装置各部に商用電源から得た所定の電源電圧を供給する
    電源手段と、 前記電話回線から所定の交流信号を受信した場合、回線
    線路に流れる交流成分を用いて前記電源手段の電源電圧
    供給を起動する制御手段を有することを特徴とする通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記商用電源の停電時、前記回線線路に
    流れる直流または交流成分を用いて装置各部に給電を行
    なうことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    通信装置。
  4. 【請求項4】 装置の通信機能の一部を構成する着脱可
    能な外部接続装置を有し、この外部接続装置の装着時、
    外部接続装置に対して、前記電源手段または回線線路か
    らの電源供給のいずれかを自動的に選択することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003153125A (ja) * 2001-11-12 2003-05-23 Funai Electric Co Ltd テレビジョン、バックアップ電源装置および電源バックアップ方法

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