JP2813775B2 - 直流給電装置 - Google Patents

直流給電装置

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JP2813775B2
JP2813775B2 JP63196820A JP19682088A JP2813775B2 JP 2813775 B2 JP2813775 B2 JP 2813775B2 JP 63196820 A JP63196820 A JP 63196820A JP 19682088 A JP19682088 A JP 19682088A JP 2813775 B2 JP2813775 B2 JP 2813775B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、商用交流電力を整流し、それによって得ら
れる直流電力を負荷に出力させる商用電源整流回路と、
エンジン発電機と、そのエンジン発電機から出力される
交流電力とを整流し、それによって得られる直流電力を
同じ負荷に出力させる予備電源用整流回路とを用いた直
流給電装置に関する。
【従来の技術】
従来、第3図に示すような、商用交流電源1からの商
用交流電力PAを整流し、それによって得られる直流電力
PA′を負荷(図示せず)に出力させる商用電源整流回路
2と、エンジン発電機3と、そのエンジン発電機3から
の交流電力PBを整流し、それによって得られる直流電力
PB′を同じ負荷に出力させる予備電源用整流回路4と、
商用交流電力PAに停電が生じたか否かを検出する検出手
段5とを用い、そして、商用交流電力PAに停電が生じて
いない場合、商用電源用整流回路2から出力される直流
電力PA′を負荷に出力させ、また、そのような状態か
ら、商用交流電力PAに停電が生じた場合、検出手段5か
らの出力によって、エンジン発電機3を制御して、それ
を、起動させ、それによって、予備電源用整流回路4か
ら出力される直流電力PB′を負荷に出力させる、という
直流給電装置が提案されている。 このような直流給電装置によれば、商用交流電力PAに
停電が生じ、このため、商用電源用整流回路2から直流
電力PA′が、負荷に出力されなくなった場合、それに代
え、エンジン発電機3が起動し、予備電源用整流回路4
から、直流電力PB′が負荷に出力されるので、負荷への
直流電力の給電を断にさせなくてすむ。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第3図に示す直流給電装置の場合、負
荷が、商用交流電力PAでみて、予定の交流電力よりも大
きな交流電力を必要とする場合でも、エンジン発電機3
は起動せず、このため、負荷に、商用電源用整流回路2
からの直流電力PA′と、予備電源用整流回路4からの直
流電力PB′とを並列給電させることができないので、商
用交流電力PAの使用料金を経済化することができない、
という欠点を有していた。 よって、本発明は、上述した欠点のない、新規な直流
給電装置を提案せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明による直流給電装置の1つは、第3図で上述し
た従来の直流給電装置の場合と同様に、商用交流電源か
らの商用交流電力を整流し、それによって得られる直流
電力を負荷に出力させる商用電源用整流回路と、電圧安
定化回路を具備するエンジン発電機と、エンジン発電機
からの交流電力を整流し、それによって得られる直流電
力を負荷に出力させる予備電源用整流回路とを有する
外、 商用交流電力を検出し、商用交流電力に応じた第1の
電圧を出力する第1の電圧出力手段と、 エンジン発電機から出力される交流電力を検出し、エ
ンジン発電機から出力される交流電力に応じた第2の電
圧を出力する第2の電圧出力手段と、 第1及び第2の電圧出力手段からそれぞれ出力される
第1及び第2の電圧を加算し、商用交流電力とエンジン
発電機から出力される交流電力との和に応じた第3の電
圧を出力する第3の電圧出力手段と、 予定の交流電力に応じた基準電圧を出力する基準電圧
出力手段と、 第3の電圧出力手段から出力される第3の電圧と、基
準電圧出力手段から出力される基準電圧とを比較し、商
用交流電力とエンジン発電機から出力される交流電力と
の和の電力が、予定の交流電力よりも大であるか否かを
表している第1の制御信号を出力する第1の制御信号出
力手段と、 第1の電圧出力手段から出力される第1の電圧と基準
電圧出力手段から出力される基準電圧との差をとり、商
用交流電力と予定の交流電力との差に応じた第2の制御
信号を出力する第2の制御信号出力手段と、 第1の制御信号出力手段から出力される第1の制御信
号を、エンジン発電機に、第1の制御信号が商用交流電
力とエンジン発電機から出力される交流電力との和の電
力をして予定の交流電力よりも大でないことを表してい
る場合、エンジン発電機を停止させる制御信号として供
給し、商用交流電力とエンジン発電機から出力される交
流電力との和の電力をして予定の交流電力よりも大であ
ることを表している場合、エンジン発電機を起動させる
制御信号として供給する第1の制御信号供給手段と、 第2の制御信号出力手段から出力される第2の制御信
号を、エンジン発電機の電圧安定化回路に、エンジン発
電機から上記第2の制御信号に応じた交流電力を出力さ
せる制御信号として、制御信号供給路を介して供給する
第2の制御信号供給手段とを有する。 また、本発明による直流給電装置の他の1つは、上述
した本発明による直流給電装置の1つが有する上述した
〜の要件の外、 記商用交流電力を検出し、その商用交流電力に停電が
生じているか否かを表している第3の制御信号を出力す
る第3の制御信号出力手段と、 第2の制御信号供給手段の制御信号供給路に介挿さ
れ、且つ第3の制御信号出力手段から出力される第3の
制御信号によって、その第3の制御信号が商用交流電力
に停電が生じていないことを表している場合オンにな
り、商用交流電力に停電が生じていることを表している
場合オフになるように、オン・オフ制御されるスイッチ
手段とを有する。
【作用・効果】
本発明による直流給電装置によれば、負荷が、商用交
流電力でみて、予定の交流電力よりも大きな交流電力を
必要とするときでも、商用交流電力が予定の交流電力以
下ですむので、商用交流電力の使用料金を経済化するこ
とができる。
【実施例1】 次に第1図を伴って本発明による直流給電装置の第1
の実施例を述べよう。 第1図に示す本発明による直流給電装置の実施例は、
第3図で上述したと同様に、商用交流電源1からの商用
交流電力PAを整流し、それによって得られる直流電力P
A′を負荷(図示せず)に出力させる商用電源用整流回
路2と、エンジン発電機3と、そのエンジン発電機3か
らの交流電力PBを整流し、それによって得られる直流電
力PB′を同じ負荷に出力させる予備電源用整流回路4と
を用いる。ただし、エンジン発電機3として、それから
出力される交流電力PBの電圧を一定に保たせる電圧安定
下回路3aを具備するそれ自体は公知のエンジン発電機を
有している。 しかしながら、本発明による直流給電装置において
は、上述した商用電源用整流回路2、電圧安定化回路3a
を具備するエンジン発電機3及び予備電源用整流回路4
を有する外、 (A)商用交流電力PAを検出し、商用交流電力PAに応
じた第1の電圧を出力する第1の電圧出力手段D1と、 エンジン発電機3から出力される交流電力PBを
検出し、エンジン発電機3から出力される交流電力PBに
応じた第2の電圧を出力する第2の電圧出力手段D2と、 第1及び第2の電圧出力手段D1及びD2からそれ
ぞれ出力される第1及び第2の電圧を加算し、商用交流
電力PAとエンジン発電機3から出力される交流電力PBと
の和に応じた第3の電圧を出力する第3の電圧出力手段
D3と、 予定の交流電力P0に応じた基準電圧を出力する
基準電圧出力手段S1と、 第3の電圧出力手段D3から出力される第3の電
圧と、基準電圧出力手段S1から出力される基準電圧とを
比較し、商用交流電力PAとエンジン発電機3から出力さ
れる交流電力PBとの和の電力が、予定の交流電力P0より
も大であるか否かを表している第1の制御信号を出力す
る第1の制御信号出力手段E1と、 第1の電圧出力手段D1から出力される第1の電
圧と、基準電圧出力手段S1から出力される基準電圧との
差をとり、商用交流電力PAと予定の交流電力P0との差に
応じた第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手
段E2と、 第1の制御信号出力手段E1から出力される第1
の制御信号を、エンジン発電機3に、第1の制御信号が
商用交流電力PAとエンジン発電機3から出力される交流
電力PBとの和の電力をして予定の交流電力P0よりも大で
ないことを表している場合、エンジン発電機3を停止さ
せる制御信号として供給し、商用交流電力PAとエンジン
発電機3から出力される交流殿旅PBとの和の電力をして
予定の交流電力P0よりも大であることを表している場
合、エンジン発電機3を起動させる制御信号として供給
する第1の制御信号供給手段G1と、 第2の制御信号出力手段E2から出力される第2
の制御信号を、エンジン発電機3の電圧安定化回路3a
に、エンジン発電機3から第2の制御信号に応じた交流
電力を出力させる制御信号として、制御信号供給路23を
介して供給する第2の制御信号供給手段G2と、 商用交流電力PAを検出し、その商用交流電力PA
に停電が生じているか否かを表している第3の制御信号
を出力する第3の制御信号出力手段E3と、 第2の制御信号供給手段G2の制御信号供給路20
に介挿され、且つ第3の制御信号出力手段E3から出力さ
れる第3の制御信号によって、その第3の制御信号が商
用交流電力PAに停電が生じていないことを表している場
合オンになり、商用交流電力PAに停電が生じていること
を表している場合オフになるように、オン・オフ制御さ
れるスイッチ手段SWとを有する。 そして、 (B)商用交流電力PAに停電が生じていない場合、 第3の制御信号出力手段E3から出力される第3
の制御信号によって、スイッチ手段SWをオンに制御され
ている状態で、 負荷が、商用交流電力PAでみて、予定の交流電
力P0よりも大きな交流電力を必要としないとき、第1の
制御信号出力手段E1から出力される第1の制御信号によ
って、第1の制御信号供給手段G1を介して、エンジン発
電機3を停止状態に制御させ、よって、商用電源用整流
回路2からの直流電力PA′のみを、負荷に出力させてい
るが、 そのような状態から、負荷が、商用交流電力PA
でみて、予定の交流電力P0よりも大きな交流電力を必要
とするとき、エンジン発電機3を、第1の制御信号出力
手段E1から出力される第1の制御信号によって、第1の
制御信号供給手段G1を介して、起動させ、且つエンジン
発電機3を、その電圧安定化回路3aに、第2の制御信号
出力手段E2から出力される第2の制御信号を第2の制御
信号供給手段G2を介して供給することによって、予定の
交流電力P0よりも大きな交流電力と予定の交流電力P0と
の差に応じた分の交流電力が出力するように制御させる
とともに、これに応じて、商用交流電力PAを、商用電源
用整流回路2に、予定の交流電力P0に応じた分出力さ
せ、よって、このときの商用電源用整流回路2からの直
流電力PA′と予備電源用整流回路4からの直流電力PB′
とをともに負荷に出力させる。 また、 (C)商用交流電力PAに停電が生じていない状態から、
商用交流電力PAに停電が生じた場合、第3の制御信号出
力手段E3から出力される第3の制御信号によって、第3
の制御信号供給手段G3を介して、エンジン発電機3を起
動させるとともに、エンジン発電機3の電圧安定化回路
3aが第2の制御信号出力手段E2からの第2の制御信号に
よって第2の制御信号供給手段G2を介して制御されない
ように、その第2の制御信号供給手段G2の制御信号供給
路23に介挿されたスイッチ手段SWをオフに制御させ、よ
って、このときエンジン発電機3から出力される交流電
力PBにもとずき予備電源用整流回路4から出力される直
流電力PB′を負荷に出力させる。 この場合、第1の電圧出力手段D1は、商用交流電力PA
の商用電源用整流回路2への給電路に介挿された電流検
出器12と、その検出出力を整流し、第1の電圧を出力す
る整流器13とで構成されている。 また、第2の電圧出力手段D2は、エンジン発電機3か
らの交流電力PBの予備電源用整流回路4への給電路に介
挿された電流検出器14と、その検出出力を整流し、第2
の電圧を出力する整流器15とで構成されている。 さらに、第3の電圧出力手段D3は、加算回路でなる。 また、第1の制御信号出力手段E1は、比較回路でな
る。 さらに、第2の制御信号出力手段E2は、誤差増幅回路
でなる。 また、第1の制御信号供給手段G1は、第1の制御信号
出力手段E1から出力される第1の制御信号を、オア回路
18を通じて、エンジン発電機3に起動制御信号として供
給させるとともに、オア回路18と、ナンド回路19とを通
じてエンジン発電機3に停止制御信号として供給させる
ように構成されている。 さらに、第2の制御信号供給手段G2は、第2の制御信
号出力手段E2から出力される第2の制御信号を、上述し
たところから明らかなように、制御信号供給路23を用
い、そしてスイッチ手段SWを介して、エンジン発電機3
の電圧安定化回路3aに供給させるように構成されてい
る。 また、第3の制御信号出力手段E3は、商用交流電力PA
の電圧検出器16と、その検出出力を整流し、第4の電圧
を出力する整流器17と、十分低い基準電圧を出力する基
準電圧出力手段S2と、整流器17から出力される第4の電
圧と、基準電圧出力手段S2から出力される基準電圧とを
比較し、商用交流電力PAに停止が生じたか否かを表して
いる第3の制御信号を出力する比較回路20とを有する。 さらに、第3の制御信号供給手段G3は、上述した第1
の制御信号供給手段G1を利用して、比較回路20から出力
される第3の制御信号を、オア回路18を通じて、エンジ
ン発電機3に起動制御信号として供給させるとともに、
オア回路18と、ナンド回路19とを通じてエンジン発電機
3に停止制御信号として供給させるように構成されてい
る。 以上が、本発明による直流給電装置の第1の実施例で
ある。 このような本発明による直流給電装置の第1の実施例
によれば、商用交流電力PAに停電が生じていない場合に
おいて、負荷が、商用交流電力PAでみて、予定の交流電
力P0よりも大きな交流電力を必要としないことによっ
て、商用交流電力PAが予定の交流電力P0以下である場
合、第1の電圧出力手段D1から出力される第1の電圧
は、このときの商用交流電力PAに応じた値を有するが、
このとき、結果的にみて、第2の電圧出力手段D2から出
力される第2の電圧は零であり、このため、第3の電圧
出力手段D3から出力される第3の電圧が、基準電圧出力
手段S1から出力される基準電圧よりも低く、よって、第
1の制御信号出力手段E1から出力される第1の制御信号
が、商用交流電力PAとエンジン発電機3から出力される
交流電力PBとの和の電力が、予定の交流電力P0よりも大
でないことを表しており、(「1」及び「0」をとる2
値表示で示すとすれば例えば、「0」を表しており)、
このため、第1の制御信号によって、第1の制御信号供
給手段G1を介して、エンジン発電機3を、停止状態に制
御させている、という機構で、上述したように、商用電
源用整流回路2からの直流電力PA′のみを、負荷に供給
させている。 しかしながら、負荷が、商用交流電力PAでみて、予定
の交流電力P0よりも大きな交流電力を必要とすることに
よって、商用交流電力PAが予定の交流電力P0を越えよう
とすれば、第1の電圧出力手段D1から出力される第1の
電圧が、負荷が商用交流電力でみて予定の交流電力P0よ
りも大きな交流電力を必要としない場合に比し高くな
り、このため、第3の電圧出力手段D3からの第3の電圧
が基準電圧出力手段S1から出力される基準電圧よりも高
くなるので、第1の制御信号出力手段E1から出力される
第1の制御信号が、商用交流電力PAとエンジン発電機3
から出力される交流電力PBとの和の電力が予定の交流電
力P0よりも大であることを表し(2値表示で「1」を表
し)、このため、第1の制御信号によって、第1の制御
信号供給手段G1を介して、エンジン発電機3が起動し、
一方、このとき第2の制御信号出力手段E2から出力され
る第2の制御信号が第1の電圧出力手段D1から出力され
る第1の電圧と基準電圧出力手段S1から出力される基準
電圧との差に応じた値を有し、そしてそのような第2の
制御信号によって、第2の制御信号供給手段G2の制御信
号供給路23及びスイッチ手段SWを介して、エンジン発電
機3の電圧安定化回路3aが制御されるので、結局、エン
ジン発電機3が、第1の電圧出力手段D1から出力される
第1の電圧が基準電圧出力手段S1から出力される基準電
圧と等しくなるように制御される、という機構で、上述
したように、エンジン発電機3を、予定の交流電力P0よ
りも大きな負荷が必要としている交流電力と予定の交流
電力P0との差に応じた分の交流電力が、交流電力PBとし
て出力するように制御させるとともに、これに応じて、
商用交流電力PAを、商用電源用整流回路2に、予定の交
流電力P0に応じた分出力させ、よって、このときの商用
電源用整流回路2からの直流電力PA′と予備電源用整流
回路4からの直流電力PB′とをともに負荷に供給させて
いるので、商用交流電力PAの使用料金を経済化させるこ
とができる。 また、商用交流電力PAに停電が生じていない状態か
ら、商用交流電力PAに停電が生じた場合、第3の電圧出
力手段E3の整流器17から出力される第4の電圧が、零と
なり、基準電圧出力手段S2から出力される基準電圧以下
になるため、第3の制御信号出力手段E3から出力される
第3の制御信号が、商用交流電力PAに停電が生じたこと
を表し(2値表示で「1」を表し)、このため、その第
3の制御信号によって、第3の制御信号供給手段G3を介
して、エンジン発電機3を起動させるとともに、エンジ
ン発電機3の電圧安定化回路3aが、第2の制御信号出力
手段E2から出力される第2の制御信号によって制御され
ないように、第2の制御信号供給手段G3の制御信号供給
路23に介挿されるスイッチ手段SWをオフに制御させる、
という機構で、上述したように、このときのエンジン発
電機3から出力される交流電力PBにもとずき、予備電源
用整流回路4から出力される直流電力PB′を負荷に出力
させているので、商用交流電力PAに停電が生じても、負
荷への直流電力の給電を断にさせなくてすむ。
【実施例2】 次に、第2図を伴って、本発明による直流給電装置の
第2の実施例を述べよう。 第2図において、第1図との対応部分には同一符号に
ダッシュを付して詳細説明を省略する。 第2図に示す本発明による直流給電装置は、第1図で
上述した直流給電装置において、そのエンジン発電機3
と、それからの交流電力PBを整流し、直流電力PB′を負
荷に出力する予備電源用整流回路4との組の外、その組
と同様の、電圧安定化回路3a′を具備するエンジン発電
機3′と、それからの交流電力PB′を整流し、直流電力
PB″を負荷に出力する予備電源用整流回路4と同様の予
備電源用整流回路4′との組を有する。 また、これに応じて第1図で上述した第1、第2、及
び第3の電圧出力手段D1、D2及びD3にそれぞれ対応して
いる第4、第5及び第6の電圧出力手段D1′、D2′及び
D3′と、第1図で上述した第1、第2及び第3の制御信
号出力手段E1、E2及びE3にそれぞれ対応している第4、
第5及び第6の制御信号出力手段E1′、E2′及びE3′
と、第1図で上述した第1、第2及び第3の制御信号供
給手段G1、G2及びG3にそれぞれ対応している第4、第5
及び第6の制御信号供給手段G1′、G2′及びG3′と、第
1図で上述したスイッチ手段SWに対応しているスイッチ
手段SW′とを有するとともに、エンジン発電機3′から
出力される商用交流電力PB′を検出し、商用交流電力P
B′に応じた第7の電圧を、第3の電圧出力手段D3に出
力する第7の電圧出力手段D4と、エンジン発電機3から
出力される商用交流電力PBを検出し、商用交流電力PBに
応じた第8の電圧を、第6の電力出力手段D3′に出力す
る第8の電力出力手段D4′とを有する。 ただし、この場合、第4の電力出力手段D1′は、商用
交流電源1及び商用電源用整流回路2間の電力路に介挿
された、電流検出器12と同様の電流検出器12′と、その
電流検出器12′の検出出力を整流する、整流回路13と同
様の整流器13′とで構成され、また、第5の電力出力手
段D2′は、エンジン発電機3′及び予備電源用整流回路
4′間の電力路に介挿された、電流検出器14と同様の電
流検出器14′と、その電流検出器14′の検出出力を整流
する、整流回路15と同様の整流器15′とで構成されてい
る。 また、第6の制御信号出力手段E3′は、電圧検出器16
と同様の商用交流電力PAの電圧検出器16′と、その検出
出力を整流し、第6の電圧を出力する、整流器17と同様
の整流器17′と、基準電圧出力手段S2と同様の基準電圧
出力手段S2′と、整流器17′から出力される第6の電圧
と基準電圧出力手段S2′から出力される基準電圧とを比
較し、商用交流電力PAに停電が生じたか否かを表してい
る第6の制御信号を出力する比較回路20′とを有する。 さらに、第7の電力出力手段D4は、エンジン発電機
3′及び予備電源用整流回路4′間の電力路に介挿され
た、電流検出器14′と同様の電流検出器21と、その電流
検出器21の検出出力を整流する、整流器15と同様の整流
器22とで構成され、また、第8の電力出力手段D4′は、
エンジン発電機3及び予備電源用整流回路4の電力路に
介挿された電流検出器14と同様の電流検出器21′と、そ
の電流検出器21′の検出出力を整流する、整流器15′と
同様の整流器22′とで構成されている。 以上が、本発明による直流給電装置の第2の実施例の
構成である。 このような構成を有する本発明による直流給電装置の
第2の実施例の構成によれば、詳細説明は省略するが、
エンジン発電機3が起動するときエンジン発電機3′も
起動し、よってエンジン発電機3及びエンジン発電機
3′が並列運転し、しかしながら、エンジン発電機3及
び3′のいずれか一方が起動を失敗しても、残りのエン
ジン発電機が起動している限り、第1図の場合と同様の
動作をすることを除いて、第1図に示す本発明による直
流給電装置の場合と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による直流給電装置の実施例を示す系
統的接続図である。 第2図は、本発明による直流給電装置の実施例を示す系
統的接続図である。 第3図は、従来の直流給電装置を示す系統的接続図であ
る。 1……商用交流電源 2……商用電源用整流回路 3、3′……エンジン発電機 3a、3a′……電圧安定化回路 4、4′……予備電源用整流回路 5……検出手段 12、12′……電流検出器 13、13′……整流器 15、15′……整流器 16、16′……電圧検出器 17、17′……整流器 18、18′……オア回路 19、19′……ナンド回路 20、20′……比較回路 22、22′……整流器 23、23′……制御信号供給路 D1、D1′、D2、D2′、D3、D3′、D4、D4′……電圧出力
手段 E1、E1′、E2、E2′、E3、E3′……制御信号出力手段 S1、S1′、S2、S2′……基準電圧出力手段 SW、SW′……スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 省二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−127843(JP,A) 特開 昭51−130834(JP,A) 実開 昭60−141645(JP,U) 実開 昭62−115744(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源からの商用交流電力を整流
    し、それによって得られる直流電力を負荷に出力させる
    商用電源用整流回路と、 電圧安定化回路を具備するエンジン発電機と、 上記エンジン発電機からの交流電力を整流し、それによ
    って得られる直流電力を上記負荷に出力させる予備電源
    用整流回路とを有する直流給電装置において、 上記商用交流電力を検出し、上記商用交流電力に応じた
    第1の電圧を出力する第1の電圧出力手段と、 上記エンジン発電機から出力される交流電力を検出し、
    上記エンジン発電機から出力される交流電力に応じた第
    2の電圧を出力する第2の電圧出力手段と、 上記第1及び第2の電圧出力手段からそれぞれ出力され
    る第1及び第2の電圧を加算し、上記商用交流電力と上
    記エンジン発電機から出力される交流電力との和に応じ
    た第3の電圧を出力する第3の電圧出力手段と、 予定の交流電力に応じた基準電圧を出力する基準電圧出
    力手段と、 上記第3の電圧出力手段から出力される第3の電圧と、
    上記基準電圧出力手段から出力される基準電圧とを比較
    し、上記商用交流電力と上記エンジン発電機から出力さ
    れる交流電力との和の電力が、上記予定の交流電力より
    も大であるか否かを表している第1の制御信号を出力す
    る第1の制御信号出力手段と、 上記第1の電圧出力手段から出力される第1の電圧と上
    記基準電圧出力手段から出力される基準電圧との差をと
    り、上記商用交流電力と上記予定の交流電力との差に応
    じた第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手段
    と、 上記第1の制御信号出力手段から出力される第1の制御
    信号を、上記エンジン発電機に、上記第1の制御信号が
    上記商用交流電力と上記エンジン発電機から出力される
    交流電力との和の電力をして上記予定の交流電力よりも
    大でないことを表している場合、上記エンジン発電機を
    停止させる制御信号として供給し、上記商用交流電力と
    上記エンジン発電機から出力される交流電力との和の電
    力をして上記予定の交流電力よりも大であることを表し
    ている場合、上記エンジン発電機を起動させる制御信号
    として供給する第1の制御信号供給手段と、 上記第2の制御信号出力手段から出力される第2の制御
    信号を、上記エンジン発電機の電圧安定化回路に、上記
    エンジン発電機から上記第2の制御信号に応じた交流電
    力を出力させる制御信号として、制御信号供給路を介し
    て供給する第2の制御信号供給手段とを有することを特
    徴とする直流給電装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の直流給電装置において、 上記商用交流電力を検出し、その商用交流電力に停電が
    生じているか否かを表している第3の制御信号を出力す
    る第3の制御信号出力手段と、 上記第2の制御信号供給手段の上記制御信号供給路に介
    挿され、且つ上記第3の制御信号出力手段から出力され
    る第3の制御信号によって、その第3の制御信号が上記
    商用交流電力に停電が生じていないことを表している場
    合オンになり、上記商用交流電力に停電が生じているこ
    とを表している場合オフになるように、オン・オフ制御
    されるスイッチ手段とを有することを特徴とする直流給
    電装置。
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