JPH02168825A - バックアップ電源方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明はバックアップ電源方式に関し、ＡＣ断に対する
バックアップ電源を簡易化することを目的とし、 ＡＣ入力を整流平滑するＡＣ入力部と、トランスと、Ａ
Ｃ入力部の出力を電源として該トランスを介しスイッチ
ングするスイッチング部と、該トランスの２次側出力を
整流平滑する整流平滑部とを備えたスイッチング電源に
おいて、ＡＣ入力の切断を検出する監視部と、２次側出
力が前記トランスの対応する２次側出力に接続されたバ
ックアップ用トランスと該監視部の指示によりバッテリ
を電源として該バックアップ用トランスを介しスイッチ
ングするスイッチング部とを備えたバックアップ用スイ
ッチング電源とを設け、バッテリを特徴とする特 許 ハックアンプ用スイッチング電源をＡＣ入力断を検出し
て動作せしめるとともに、バックアップ用トランスの二
次側出力を該整流平滑部で整流平滑して供給するように
構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ＡＣ入力切断時におけるバンクアンプ電源方
式に関する。

八Ｃ（商用の交流電源）を整流平滑して直流電源を供給
する装置では、ＡＣ入力切断時のバックアップ電源とし
て、無停電電源設備を別に設けるとかバッテリ等が使用
されているが、前者は装置が大きく設置場所５価格等に
課題があり、また後者の方法では適切なバッテリ電圧が
得られないとか複数種別の直流電源をハックアンプする
場合は装置小型化の妨げとなる課題があり、端末装置等
では直流電源の一部、例えばデータを保持するメモリ電
源のみバッテリでバックアップするというのが現状であ
る。

このため、効率的且つ安価なバンクアンプ電源方式が求
められている。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題］第４図
は従来のバックアップ電源方式説明回である。

第４図（Ｔ）は無停電電源設置１を設ける場合を示した
もので、ＡＣ電圧が一定電圧以下に低下したとき、バッ
テリ電源をスイッチングして発生ずるＡＣに切り替わる
。

このため、装置２にバックアップ電源を設ける必要がな
く、大規模装置に広く使用されているが、別に設置場所
が必要であり、また高価であるため、端末装置等小型装
置では通常使用されていない。

第４図（ＩＩ）の方式は、バッテリ４をダイオードＤを
介して装置内直流電源回路３のＤＣ出力に接続する方法
で、バッテリ電圧よりＤＣ電圧が低下すると自動的にバ
ッテリ４の出力が供給されるため、データの記憶保持の
ためのメモリ電源としてよく使用されている。

しかし、多出力の場合はその電圧に対応するバッテリを
それぞれ設けなければならず装置の小型化の妨げとなる
。

第４図（ＩＩＩ）の方法は、バッテリ４を電源とするバ
ックアップ用スイッチング電源５の出力をダイオードＤ
を介して出力する方式で、出力電圧をトランスによって
任意に設定でき、また多出力のバックアップが可能であ
るという利点があるが、（ＩＩ）の方式に比較して高価
であるという課題がある。

本発明は上記課題に鑑み、多出力がバックアップでき、
且つコスト逓減を回ったバンクアンプ電源方式を提供す
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

」二記目的を達成するため、本発明のバックアップ電源
方式は、第１図本発明の原理図に示すように、 ＡＣ入力を整流平滑するＡＣ入力部（１０）と、トラン
ス（Ｔ１）と、該ＡＣ入力部の出力を電源として該トラ
ンスを介しスイッチングするスイッチング部（１１）と
、該トランスの２次側出力を整流平滑する整流平滑部（
１２）とを備えたスイッチング電源において、ＡＣ入力
の切断を検出する監視部（２２）と、バッテリ（２０）
と、２次側出力が前記Ｉ・ランス（ＴＩ）の対応する２
次側出力に接続されたハックアンプ用トランス（Ｔ２）
と、該監視部の指示により該バッテリを電源として該ハ
ックアンプ用トランスを介しスイッチングするスイッチ
ング部（２１）とを備えたバックアップ用スイッチング
電１１ＪＸ　（３０）とを設ける。

〔作　用］ バッテリ２０とバックアップ用トランスＴ２とスイッチ
ング部２１とを備えたバックアップ用スイッチング電源
３０を設け、バックアップ用トランスＴ２の一次側出力
を常用スイッチング電源のトランスＴ１の二次側出力、
即ち整流平滑部１２の入力側に接続し、整流平滑部１２
を共用する。

このバックアップ用スイッチング電源３０は、ＡＣ断を
検出する監視部２２の指示によりスイッチングを開始し
、＾Ｃ入力部１０で所定時間直流出力が保持されている
間に立ち上がるため、整流平滑部１２を経由して直流出
力が切断されることなく供給される。

以上のごとく、整流平滑部１２を共用するため、装置の
小型化、コスト逓減が達成でき、またバックアップ用ト
ランスＴ２を多出力とすることにより、−個のバッテリ
で多出力をバックアップすることが可能となる。

〔実施例〕

本発明の実施例を回を用いて詳細に説明する。

第２図は動作タイムチャート図、第３図は実施例のスイ
ッチング電源ブロック図である。

第３図において、ＡＣをダイオードＤ１で整流しコンデ
ンサ１で平滑して得られた一次側直流出力はトランスＴ
１に供給され、トランジスタ０１によりスイッチングさ
れる。

これによりトランスＴ１の二次側には所定電圧のスイッ
チング電圧が出力され、ダイオードＤ２．　Ｄ３で整流
され、平滑コイルしならびにコンデンサＣ２で平滑され
て所定のＤＣ出力が供給される。

ここで、制御回路１４は、ＤＣ出力が所定電圧となるよ
うなパルスを発生するもので、ドライブ回路１３に供給
されてトランジスタロ１をスイッチング制御する。

なお、第１図において、ＡＣ入力部１０はダイオードＤ
１．コンデンサＣ１に、スイッチング部１１はトランジ
スタＱｌ、　　ドライブ回路１３．制御回路１４に、整
流平滑部１２はダイオードＤ２．Ｄ３．平滑コイルし、
コンデンサＣ２にそれぞれ対応する。

以上のスイッチング電源をバックアップするバックアッ
プ用スイッチング電源３０は、バッテリ２０、バックア
ップ用トランスＴ２ならびにトランジスタロ２．トラン
ジスタＱ２のスイッチング制御を行うドライブ回路２３
．制御回路２４（以上スイッチング部２１に対応）とで
構成され、バックアップ用トランスＴ２の二次側出力が
トランスＴ１の二次側出力に接続される。

監視部２２はへ〇入力電圧を監視するもので、所定電圧
以下にＡＣ電圧が低下したとき、Ｂ　ＭＯＤＥ信号を制
御回路２４に送出してスイッチング動作を開始させる。

第２図は切替え時のタイムチャート図を示したもので、
ＡＣ入力断のとき、コンデンサＣ１により数ｍＳの間−
次側直流出力が保持され、この間にバックアップ用スイ
ッチング電源３０が立ち上がる。

このため、二次側ＤＣ出力は切断されることなく連続的
に所定電圧を供給する。

なお、整流平滑部１２を共用してＤＣ出力が連続的にバ
ックアップされる本発明の上記動作は実験的にも確認さ
れている。

以上の実施例は、−〇Ｇ比出力ついて述べたが、多出力
の場合はハックア・ンプ用トランスＴ２を多出力とし、
トランスＴｌの出力と対応するバックアップ用トランス
Ｔ２の出力とをそれぞれ接続することにより、それぞれ
の整流平滑部１２を共用することができる。

〔発明の効果〕

本発明は、スイッチング電源の整流平滑部を共用したバ
ックアップ用スイッチング電源を設けたバックアップ電
源方式を提供するもので、多出力のバックアップが容易
であるため、装置の小型化、コスト逓減における効果は
多大なものがある。

【図面の簡単な説明】

ロック図、第４図は従来のバックアップ電源方式説明図
である。 図中、１０は屁入力部、１１はスイッチング部、１２は
整流平滑部、１３はドライブ回路、１４は制御回路、２
０はバッテリ、２１はスイッチング部、２２は監視部、
２３はドライブ回路、２４は制御回路、Ｄｉ、Ｄ２．Ｄ
３はダイオード、Ｃ１，Ｃ２はコンデンサ、Ｌは平滑コ
イル、Ｑｌ、Ｑ２はトランジスタ、ＴＩはトランス、Ｔ
２はバックアップ用のトランスである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＡＣ入力を整流平滑するＡＣ入力部（１０）と、トラン
   ス（Ｔ１）と、該ＡＣ入力部の出力を電源として該トラ
   ンスを介しスイッチングするスイッチング部（１１）と
   、該トランスの２次側出力を整流平滑する整流平滑部（
   １２）とを備えたスイッチング電源において、該ＡＣ入
   力の切断を検出する監視部（２２）と、バッテリ（２０
   ）と、２次側出力が前記トランス（Ｔ１）の対応する２
   次側出力に接続されたバックアップ用トランス（Ｔ２）
   と、該監視部の指示により該バッテリを電源として該バ
   ックアップ用トランスを介しスイッチングするスイッチ
   ング部（２１）とを備えたバックアップ用スイッチング
   電源（３０）とを設け、バッテリ（２０）を電源とする
   該バックアップ用スイッチング電源（３０）を該ＡＣ入
   力断を検出して動作せしめるとともに、該バックアップ
   用トランス（Ｔ２）の二次側出力を該整流平滑部（１２
   ）で整流平滑して供給することを特徴とするバックアッ
   プ電源方式。