JPH1014130A - 無停電電源装置 - Google Patents
無停電電源装置Info
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- JPH1014130A JPH1014130A JP8156840A JP15684096A JPH1014130A JP H1014130 A JPH1014130 A JP H1014130A JP 8156840 A JP8156840 A JP 8156840A JP 15684096 A JP15684096 A JP 15684096A JP H1014130 A JPH1014130 A JP H1014130A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商用の交流電源入力が停電した時のバックア
ップ用としてバッテリーを備えている無停電電源装置に
関し、該電源装置の設置工事時等に該バッテリーを接続
する事を忘れる等によるバッテリ未接続が検出できるよ
うにする。 【解決手段】交流電源部は、突入電流防止回路10を有し
入力した商用電源を直流電圧に変換して出力する交流/
直流変換部分と、交流直流変換部分の出力を所定の直流
電圧に変換して負荷に供給する直流/直流変換部分と、
該直流/直流変換部分を駆動する制御回路20、制御回路
に該交流/直流変換部分の出力を供給する補助電源回路
30を有する。バックアップ用バッテリ100 は放電時に電
流をバイパスさせるダイオードが並列に接続された充電
回路40を介して該所定電圧が加えられて常時充電され
る。充電回路の出力電圧を検出する電圧検出回路1-1
は、検出電圧がしきい値VT1以上の時、バッテリー未接
続であるとして突入電流防止回路10の動作をオフにして
交流電源部が動作できないようにする。交流電源部が動
作しないのでバッテリ未接続を検出できる。
ップ用としてバッテリーを備えている無停電電源装置に
関し、該電源装置の設置工事時等に該バッテリーを接続
する事を忘れる等によるバッテリ未接続が検出できるよ
うにする。 【解決手段】交流電源部は、突入電流防止回路10を有し
入力した商用電源を直流電圧に変換して出力する交流/
直流変換部分と、交流直流変換部分の出力を所定の直流
電圧に変換して負荷に供給する直流/直流変換部分と、
該直流/直流変換部分を駆動する制御回路20、制御回路
に該交流/直流変換部分の出力を供給する補助電源回路
30を有する。バックアップ用バッテリ100 は放電時に電
流をバイパスさせるダイオードが並列に接続された充電
回路40を介して該所定電圧が加えられて常時充電され
る。充電回路の出力電圧を検出する電圧検出回路1-1
は、検出電圧がしきい値VT1以上の時、バッテリー未接
続であるとして突入電流防止回路10の動作をオフにして
交流電源部が動作できないようにする。交流電源部が動
作しないのでバッテリ未接続を検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用のAC電源を
使用している一般家庭用の機器や業務用の通信機器等
に、該商用のAC電源入力が停電した時のバックアップ
用として充電可能なバッテリーを備えて無停電としてい
る無停電電源装置に関する。
使用している一般家庭用の機器や業務用の通信機器等
に、該商用のAC電源入力が停電した時のバックアップ
用として充電可能なバッテリーを備えて無停電としてい
る無停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、例えば業務用の通信機器では、商
用のAC電源が停電した場合に機器を連続して運用する
為のバックアップには、AC電源から生成さた直流電圧
で充電される二次電池のバッテリーを備えている。この
様なバックアップ用バッテリーを備えた電源装置を初め
て設置する場合は、該バッテリーの無用な過放電を防止
する為に、通常はバッテリーをAC電源部に接続しない
未接続の状態で工場から出荷され、設置する現地にて其
のバッテリーとAC電源との接続工事を行うことが多
い。
用のAC電源が停電した場合に機器を連続して運用する
為のバックアップには、AC電源から生成さた直流電圧
で充電される二次電池のバッテリーを備えている。この
様なバックアップ用バッテリーを備えた電源装置を初め
て設置する場合は、該バッテリーの無用な過放電を防止
する為に、通常はバッテリーをAC電源部に接続しない
未接続の状態で工場から出荷され、設置する現地にて其
のバッテリーとAC電源との接続工事を行うことが多
い。
【0003】図5に、従来の無停電電源装置の回路構成
例を示す。商用電源入力AC IN は、装置の回路保護用
のヒューズを通り、電源スイッチSW 1によりON/OF
Fされる。その後、1次側整流ダイオード(ブリッヂダ
イオード)D1を通り、平滑コンデンサC1への過大な突入
電流を防止する突入電流防止回路10により、電源スイッ
チSW 1のON/OFF時の前記突入電流を安全な一定値
に抑制する。一般に突入電流防止回路10には電圧制御の
FETを使用したアナログの回路が多く使用されてい
る。次に、平滑コンデンサ C1 により適当な直流電圧に
変換された1次側直流出力はスイッチングトランジスタ
Q1により断続電流にされ、メイントランスT1で変圧され
て所定の交流2次電圧に変換され、2次整流ダイオード
D2 で整流された後、出力フィルタFLを経て出力電圧D
C OUTとして外部の負荷となる装置へ供給される。
例を示す。商用電源入力AC IN は、装置の回路保護用
のヒューズを通り、電源スイッチSW 1によりON/OF
Fされる。その後、1次側整流ダイオード(ブリッヂダ
イオード)D1を通り、平滑コンデンサC1への過大な突入
電流を防止する突入電流防止回路10により、電源スイッ
チSW 1のON/OFF時の前記突入電流を安全な一定値
に抑制する。一般に突入電流防止回路10には電圧制御の
FETを使用したアナログの回路が多く使用されてい
る。次に、平滑コンデンサ C1 により適当な直流電圧に
変換された1次側直流出力はスイッチングトランジスタ
Q1により断続電流にされ、メイントランスT1で変圧され
て所定の交流2次電圧に変換され、2次整流ダイオード
D2 で整流された後、出力フィルタFLを経て出力電圧D
C OUTとして外部の負荷となる装置へ供給される。
【0004】制御回路20は、直流の出力電圧DC OUTに
対応する電圧をフォトカプラ21経由で検出して前記スイ
ッチングトランジスタQ1のON/OFFのデューティ比
を制御して負荷に無関係に出力電圧値が一定となるよう
に制御する。この制御回路20に必要な電源電力を供給す
る為に、補助電源回路30が設けられている。この補助電
源回路30はバイポーラトランジスタにより構成され、1
次側直流電圧を取り込んで所定の直流電圧を生成して制
御回路20に供給する。
対応する電圧をフォトカプラ21経由で検出して前記スイ
ッチングトランジスタQ1のON/OFFのデューティ比
を制御して負荷に無関係に出力電圧値が一定となるよう
に制御する。この制御回路20に必要な電源電力を供給す
る為に、補助電源回路30が設けられている。この補助電
源回路30はバイポーラトランジスタにより構成され、1
次側直流電圧を取り込んで所定の直流電圧を生成して制
御回路20に供給する。
【0005】そして以上のAC電源部に、商用電源入力
AC IN の停電時のバックアップ用にバッテリー100
が、接続端子110 を介して接続されている。バッテリー
100 の充電には、前記2次側の出力電圧DC OUTから定
電流の充電回路40を通り常時微小電流を給電する所謂ト
リクル充電(trickle charge)回路方式が用いられ、常
時該バッテリー100 が充電状態を維持されるようになっ
ている。
AC IN の停電時のバックアップ用にバッテリー100
が、接続端子110 を介して接続されている。バッテリー
100 の充電には、前記2次側の出力電圧DC OUTから定
電流の充電回路40を通り常時微小電流を給電する所謂ト
リクル充電(trickle charge)回路方式が用いられ、常
時該バッテリー100 が充電状態を維持されるようになっ
ている。
【0006】この様な回路方式の無停電電源装置の場合
には、商用電源AC IN を入力し、電源スイッチSW 1を
ONにすると、直ぐAC電源部は起動し所定の出力電圧
DCOUTを負荷に供給する事が可能となる。それ故に、
商用電源AC IN が停電した時のバックアップ用のバッ
テリー100 をAC電源部に接続しない未接続の状態のま
まで、装置の設置工事を終了しても、其の未接続に気が
付かないでいることが有り、商用電源AC IN が停電し
た時に初めて、該バッテリー100 がAC電源部に接続さ
れていない事に気付いて、無停電電源装置としての信頼
性を欠くという問題点が有った。
には、商用電源AC IN を入力し、電源スイッチSW 1を
ONにすると、直ぐAC電源部は起動し所定の出力電圧
DCOUTを負荷に供給する事が可能となる。それ故に、
商用電源AC IN が停電した時のバックアップ用のバッ
テリー100 をAC電源部に接続しない未接続の状態のま
まで、装置の設置工事を終了しても、其の未接続に気が
付かないでいることが有り、商用電源AC IN が停電し
た時に初めて、該バッテリー100 がAC電源部に接続さ
れていない事に気付いて、無停電電源装置としての信頼
性を欠くという問題点が有った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の従来の回路方式の問題点の、バックアップ用のバッテ
リーをAC電源部に接続しない状態を気付かぬまま設置
工事を終えて了うことが、自動的に防止される様な回路
方式の無停電電源装置を提供することにある。
の従来の回路方式の問題点の、バックアップ用のバッテ
リーをAC電源部に接続しない状態を気付かぬまま設置
工事を終えて了うことが、自動的に防止される様な回路
方式の無停電電源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の無停電電源装置は、入力した商用電源を所
定直流電圧に変換して負荷に供給する交流電源部(AC
電源部)と、商用電源が停電した時、負荷に該所要電圧
を供給するバックアップ用バッテリと、該バックアップ
用バッテリが未接続の時には、該交流電源部が動作しな
いように構成する。このために、図1に示すように、、
商用電源AC IN の整流出力の直流出力DC OUTにより
充電回路40を介してバックアップ用バッテリー100 を充
電するAC電源部に、バックアップ用バッテリ100 が接
続端子110 に接続されているか否かを判断する電圧検出
回路1-1 が新たに設けられる。電圧検出回路1-1 は、充
電回路40の出力電圧を監視して、バックアップ用バッテ
リ100 が接続されている場合には例えば検出信号"1" を
出し、接続されていない場合には“0”を出す。そし
て、AC電源部の入力の電源スイッチSW 1をONにした
時に、検出信号が“1”のときのみAC電源部が動作す
るように全体の回路を構成する。
に、本発明の無停電電源装置は、入力した商用電源を所
定直流電圧に変換して負荷に供給する交流電源部(AC
電源部)と、商用電源が停電した時、負荷に該所要電圧
を供給するバックアップ用バッテリと、該バックアップ
用バッテリが未接続の時には、該交流電源部が動作しな
いように構成する。このために、図1に示すように、、
商用電源AC IN の整流出力の直流出力DC OUTにより
充電回路40を介してバックアップ用バッテリー100 を充
電するAC電源部に、バックアップ用バッテリ100 が接
続端子110 に接続されているか否かを判断する電圧検出
回路1-1 が新たに設けられる。電圧検出回路1-1 は、充
電回路40の出力電圧を監視して、バックアップ用バッテ
リ100 が接続されている場合には例えば検出信号"1" を
出し、接続されていない場合には“0”を出す。そし
て、AC電源部の入力の電源スイッチSW 1をONにした
時に、検出信号が“1”のときのみAC電源部が動作す
るように全体の回路を構成する。
【0009】この本発明の回路構成によれば、バックア
ップ用のバッテリーがAC電源部に接続されていない場
合にはAC電源部が動作不可能の状態にあるので、電源
装置の設置工事後にスイッチを入れてもAC電源部は動
作しないので、バックアップ用バッテリー未接続の状態
を簡単に検出できる。
ップ用のバッテリーがAC電源部に接続されていない場
合にはAC電源部が動作不可能の状態にあるので、電源
装置の設置工事後にスイッチを入れてもAC電源部は動
作しないので、バックアップ用バッテリー未接続の状態
を簡単に検出できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の回
路構成を示す。図1の回路構成では、バックアップ用の
バッテリー100 のAC電源部に対する接続の有/無を、
充電回路40の出力電圧の変化の有/無(バッテリー100
が接続されていれば、前記充電回路40を通る充電電流に
より充電回路40の出力電圧が低下する方向に変化し、接
続されていなければ変化しない。) を“1/0"で検出する
電圧検出回路(1-1)により検出する。電圧検出回路1-1
は例えばコンパレータからなり、検出電圧としきい値電
圧VT1とを比較して、比較結果を“1”“0”で出力す
る。このしきい値電圧V T1はパッテリ有無を検出できる
値に設定される。該バッテリー100 が接続点110におい
て、AC電源部に接続されていなければ充電回路40の出
力電圧がしきい値VT1以上であるので、検出信号"0" を
出力し、接続されていれば、閾値VT1以下の電圧を検出
し検出信号"1" を出力する。その検出信号"1" が出力さ
れた場合のみ、該検出信号"1" によりAC電源部の入力
の SW 1 のON時の整流ダイオードD1から平滑コンデン
サC1への突入電流防止回路10のFETをディジタル式に
ON(導通)させてAC電源部全部を動作させ、結果と
してバッテリー100 を含む全体回路が動作する構成とな
っている。従って、バッテリー100 がAC電源部に接続
されていることを検出しない限り該AC電源部は起動せ
ず、出力電圧DC OUTも出力されない。これにより、商
用電源入力AC IN を引き込み、単に出力電圧DC OUT
が出力された事を確認するだけで、バッテリー100 が未
接続のまま装置の設置工事を終了するという工事ミスが
自動的に防止される。
路構成を示す。図1の回路構成では、バックアップ用の
バッテリー100 のAC電源部に対する接続の有/無を、
充電回路40の出力電圧の変化の有/無(バッテリー100
が接続されていれば、前記充電回路40を通る充電電流に
より充電回路40の出力電圧が低下する方向に変化し、接
続されていなければ変化しない。) を“1/0"で検出する
電圧検出回路(1-1)により検出する。電圧検出回路1-1
は例えばコンパレータからなり、検出電圧としきい値電
圧VT1とを比較して、比較結果を“1”“0”で出力す
る。このしきい値電圧V T1はパッテリ有無を検出できる
値に設定される。該バッテリー100 が接続点110におい
て、AC電源部に接続されていなければ充電回路40の出
力電圧がしきい値VT1以上であるので、検出信号"0" を
出力し、接続されていれば、閾値VT1以下の電圧を検出
し検出信号"1" を出力する。その検出信号"1" が出力さ
れた場合のみ、該検出信号"1" によりAC電源部の入力
の SW 1 のON時の整流ダイオードD1から平滑コンデン
サC1への突入電流防止回路10のFETをディジタル式に
ON(導通)させてAC電源部全部を動作させ、結果と
してバッテリー100 を含む全体回路が動作する構成とな
っている。従って、バッテリー100 がAC電源部に接続
されていることを検出しない限り該AC電源部は起動せ
ず、出力電圧DC OUTも出力されない。これにより、商
用電源入力AC IN を引き込み、単に出力電圧DC OUT
が出力された事を確認するだけで、バッテリー100 が未
接続のまま装置の設置工事を終了するという工事ミスが
自動的に防止される。
【0011】図2は本発明の第2の実施例の無停電電源
装置の構成を示す。この第2実施例の回路構成は、前記
の図1の第1実施例の電圧検出回路(1-1)の出力“1/0"
により突入電流防止回路10のFETをON/OFF制御
する代わりに、所定の直流出力電圧値を得る為のループ
制御を行う制御回路20に電力を供給する補助電源回路30
をON/OFF制御する。この制御は補助電源回路を構
成するバイポーラトランジスタをON/OFF制御する
ことによって行う。補助電源回路30のバイポーラトラン
ジスタがONしない限り、制御回路20に動作用電源電圧
が供給されないので制御回路20は動作しない。従って、
バッテリー100 がAC電源部に未接続で電圧検出回路(1
-1)の検出信号が"0" の場合は、補助電源回路30のON
/OFFを制御するバイポーラトランジスタがONにな
らないので該AC電源部は動作せず、出力電圧DC OUT
も出力されない。このような回路構成とする事により、
商用電源入力AC IN を引き込み、単に出力電圧DC O
UTが出力されたことを確認するだけでバッテリー100 を
未接続のまま設置工事を終了するという工事ミスが自動
的に防止される。
装置の構成を示す。この第2実施例の回路構成は、前記
の図1の第1実施例の電圧検出回路(1-1)の出力“1/0"
により突入電流防止回路10のFETをON/OFF制御
する代わりに、所定の直流出力電圧値を得る為のループ
制御を行う制御回路20に電力を供給する補助電源回路30
をON/OFF制御する。この制御は補助電源回路を構
成するバイポーラトランジスタをON/OFF制御する
ことによって行う。補助電源回路30のバイポーラトラン
ジスタがONしない限り、制御回路20に動作用電源電圧
が供給されないので制御回路20は動作しない。従って、
バッテリー100 がAC電源部に未接続で電圧検出回路(1
-1)の検出信号が"0" の場合は、補助電源回路30のON
/OFFを制御するバイポーラトランジスタがONにな
らないので該AC電源部は動作せず、出力電圧DC OUT
も出力されない。このような回路構成とする事により、
商用電源入力AC IN を引き込み、単に出力電圧DC O
UTが出力されたことを確認するだけでバッテリー100 を
未接続のまま設置工事を終了するという工事ミスが自動
的に防止される。
【0012】図3は本発明の第3の実施例の無停電電源
装置の構成を示す。この第3実施例の回路構成は、バッ
テリー100 のAC電源部に対する接続の有/無の検出
を、バッテリー100 の放電時に充電回路40をバイパスす
る為のダイオードD3の順方向電圧ドロップの変化の有/
無を検出する電圧検出回路(1-2) の出力"1/0" により行
う。電圧検出回路1-2 は検出電圧がダイオードの順方向
電圧ドロップが生じたことを検出できるようなしきい値
電圧VT2が与えられている。
装置の構成を示す。この第3実施例の回路構成は、バッ
テリー100 のAC電源部に対する接続の有/無の検出
を、バッテリー100 の放電時に充電回路40をバイパスす
る為のダイオードD3の順方向電圧ドロップの変化の有/
無を検出する電圧検出回路(1-2) の出力"1/0" により行
う。電圧検出回路1-2 は検出電圧がダイオードの順方向
電圧ドロップが生じたことを検出できるようなしきい値
電圧VT2が与えられている。
【0013】バッテリー100 がAC電源部に未接続で、
かつAC電源部が動作していない状態では、該ダイオー
ドD3の順方向電圧ドロップ自身が発生しないので、電圧
検出回路(1-2) からの電圧ドロップの変化無しの検出出
力"0" により、突入電流防止回路10のFETをOFFさ
せる。
かつAC電源部が動作していない状態では、該ダイオー
ドD3の順方向電圧ドロップ自身が発生しないので、電圧
検出回路(1-2) からの電圧ドロップの変化無しの検出出
力"0" により、突入電流防止回路10のFETをOFFさ
せる。
【0014】AC電源部が動作していない状態でバッテ
リー100 がAC電源部に接続されると、パッテリー100
から該ダイオードを介して負荷装置に電力が供給され、
該ダイオードD3に順方向電圧ドロップが発生し、電圧検
出回路(1-2) では、電圧ドロップの変化有りの検出出力
"1" により、突入電流防止回路10のFETをONさせ
る。
リー100 がAC電源部に接続されると、パッテリー100
から該ダイオードを介して負荷装置に電力が供給され、
該ダイオードD3に順方向電圧ドロップが発生し、電圧検
出回路(1-2) では、電圧ドロップの変化有りの検出出力
"1" により、突入電流防止回路10のFETをONさせ
る。
【0015】この図3の様な回路構成とする事によって
も、電源装置の設置工事時にバッテリー100 のAC電源
部に対する接続を未接続のまま設置工事を終了するとい
う工事ミスは自動的に防止される。
も、電源装置の設置工事時にバッテリー100 のAC電源
部に対する接続を未接続のまま設置工事を終了するとい
う工事ミスは自動的に防止される。
【0016】図4は本発明の第4の実施例の無停電電源
装置の構成を示す。この第4実施例の回路構成は、図3
の第3実施例にて電圧検出回路(1-2) によるダイオード
D3の順方向電圧ドロップの変化の有/ 無の検出信号"1/
0" により, 突入電流防止回路10のFETをON/OF
F制御していたものを、制御回路20に必要な電源電力を
供給する補助電源回路30のバイポーラトランジスタをO
N/OFF制御する様にした回路構成であり、図3の第
3実施例と同様の効果が得られる。
装置の構成を示す。この第4実施例の回路構成は、図3
の第3実施例にて電圧検出回路(1-2) によるダイオード
D3の順方向電圧ドロップの変化の有/ 無の検出信号"1/
0" により, 突入電流防止回路10のFETをON/OF
F制御していたものを、制御回路20に必要な電源電力を
供給する補助電源回路30のバイポーラトランジスタをO
N/OFF制御する様にした回路構成であり、図3の第
3実施例と同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の無停電電源
装置では、バックアップ用のバッテリーが通常時用のA
C電源部に接続されている事が検出されない限り、通常
時用のAC電源部が動作しない様にしてあるので、従来
の商用電源のAC電源の突然の停電時等に初めて、バッ
クアップ用のバッテリーがAC電源部に接続されていな
い事に気付いて、AC電源入力の停電時に役立つべき無
停電電源装置の信頼性を欠くということが無くなり、高
信頼性の無停電電源装置として、負荷となる各種装置を
連続的に運用することが出来る効果が得られる。
装置では、バックアップ用のバッテリーが通常時用のA
C電源部に接続されている事が検出されない限り、通常
時用のAC電源部が動作しない様にしてあるので、従来
の商用電源のAC電源の突然の停電時等に初めて、バッ
クアップ用のバッテリーがAC電源部に接続されていな
い事に気付いて、AC電源入力の停電時に役立つべき無
停電電源装置の信頼性を欠くということが無くなり、高
信頼性の無停電電源装置として、負荷となる各種装置を
連続的に運用することが出来る効果が得られる。
【図1】 本発明の無停電電源装置の基本構成を示す原
理図であり同時に、本発明の第1の実施例の回路構成を
示す図
理図であり同時に、本発明の第1の実施例の回路構成を
示す図
【図2】 本発明の第2の実施例の回路構成を示す図
【図3】 本発明の第3の実施例の回路構成を示す図
【図4】 本発明の第4の実施例の回路構成を示す図
【図5】 従来例の無停電電源装置の回路構成を示す図
1,1-1,1-2 …電圧検出回路 10…突入電流防止回路 20…制御回路 30…補助電源回路 40…充電回路、 100 …バックアップ用バッテリ
ー
ー
Claims (4)
- 【請求項1】 入力した商用電源を所定直流電圧に変換
して負荷に供給する交流電源部と、商用電源が停電した
時、負荷に該所要電圧を供給するバックアップ用バッテ
リとを具備する無停電電源装置において、 該バックアップ用バッテリが未接続の時、該交流電源部
が動作しないように構成されていることを特徴とする無
停電電源装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無停電装置であって、 前記交流電源部は、突入電流防止回路を有し入力した商
用電源を直流電圧に変換して出力する交流/直流変換部
分と、交流直流変換部分の出力を所定の直流電圧に変換
して負荷に供給する直流/直流変換部分と、該直流/直
流変換部分を駆動する制御部分と、該制御部分に該交流
/直流変換部分の出力を供給する補助電源回路とを有
し、 前記バックアップ用バッテリは放電時に電流をバイパス
させるダイオードが並列に接続された充電回路を介して
該所定電圧が加えられて常時充電されるように構成され
ているとともに、 該充電回路の出力電圧を検出する電圧検出回路が設けら
れ、 該電圧検出回路の検出電圧が第一のしきい値以下の時、
前記突入電流防止回路の動作をオフにして交流電源部の
動作を停止させるようにしたことを特徴とする無停電電
源装置。 - 【請求項3】 請求項2の無停電電源装置において、 上記電圧検出回路検出電圧が第一のしきい値以下の時、 上記突入電流防止回路に代えて上記補助電源回路の動作
をオフして交流電源部の動作を停止させるようにしたこ
とを特徴とする無停電電源装置。 - 【請求項4】前記検出電圧の代わりに、前記充電回路に
並列接続された前記ダイオードの順方向電圧降下を検出
する電圧検出回路を設け、該電圧検出回路の検出電圧が
第二のしきい値以下の時、前記突入電流防止回路及び補
助電源回路のうちの何れか一方の動作をオフにするよう
にしたことを特徴とする請求項2または3記載の無停電
電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156840A JPH1014130A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156840A JPH1014130A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 無停電電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014130A true JPH1014130A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15636528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156840A Withdrawn JPH1014130A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 無停電電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014130A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005261133A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置、加入者側装置および通信システム |
CN101958568A (zh) * | 2010-05-13 | 2011-01-26 | 张华平 | 电力直流操作开关电源及其蓄电池组管理方法 |
CN102047525A (zh) * | 2008-03-25 | 2011-05-04 | 台达电子工业股份有限公司 | 在负载条件范围上高效操作的功率变换器系统 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8156840A patent/JPH1014130A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011522503A (ja) * | 2008-03-25 | 2011-07-28 | デルタ エレクトロニクス,インク. | 全負荷範囲にわたって効率的に動作する電力変換システム |
CN101958568A (zh) * | 2010-05-13 | 2011-01-26 | 张华平 | 电力直流操作开关电源及其蓄电池组管理方法 |
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