JP2002262255A - 電源遮断時のバックアップ機能を有するケーブルモデム及び同モデムにおける電源遮断時のバックアップ方法 - Google Patents

電源遮断時のバックアップ機能を有するケーブルモデム及び同モデムにおける電源遮断時のバックアップ方法

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JP2002262255A
JP2002262255A JP2001055528A JP2001055528A JP2002262255A JP 2002262255 A JP2002262255 A JP 2002262255A JP 2001055528 A JP2001055528 A JP 2001055528A JP 2001055528 A JP2001055528 A JP 2001055528A JP 2002262255 A JP2002262255 A JP 2002262255A
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power
cable modem
backup
circuit
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Hideo Miyagi
秀夫 宮城
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部電源が遮断されても、バックアップ電源か
らの電力消費を最小に抑えながら、ケーブルモデムの運
用を継続でき、しかもCATV網を介して電力を供給す
る側にとってコスト高となるのを防ぐことができるよう
にする。 【解決手段】電源選択回路208はACアダプタ23の
出力DC電圧が一定レベルより低くなると、バッテリ2
07からの給電に切り替える。マイクロプロセッサ20
3はこの状態を検出すると、その旨をCATVセンタ側
に通知する。するとCATV網11を構成する同軸ケー
ブル19に直流電力が重畳される。この直流電力は電力
抽出回路209により抽出される。電源回路206は、
電力抽出回路209により抽出された電力の電圧レベル
が一定レベル以上となると、CATV網11から電力を
選択する。すると電源選択回路208は、電源回路20
6により選択されたCATV網11からの電力による給
電に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATV網を利用
したネットワークアクセスを可能とするケーブルモデム
に係り、特に電源遮断時のバックアップ機能を有するケ
ーブルモデム及び同モデムにおける電源遮断時のバック
アップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(Cable Tele
vision)網の広帯域性及び双方向性を生かしたネ
ットワークアクセス(データ通信)サービス、即ちパー
ソナルコンピュータ(PC)に代表されるユーザのデー
タ端末をCATV網経由でインターネットに常時接続す
るIP(Internet Protocol)ネット
ワークアクセスサービスが普及している。このサービス
を実現するには、ヘッドエンド側にヘッドエンドモデム
としてのCTMS(Cable Modem Term
ination System:ケーブルモデム終端装
置)を配置し、加入者宅内(一般家庭あるいは事務所
等)に端末側装置としてのケーブルモデムを配置する必
要がある。
【0003】ケーブルモデムは一般に商用電源を使用し
て動作する。このため、商用電源が何らかの理由で遮断
した場合、あるいは加入者宅(ユーザ宅)内の電力供給
系統に何らかの異常が発生した場合は、ケーブルモデム
は当然に、その機能を停止する。この商用電源の遮断に
伴うケーブルモデムの機能停止時には、当該ケーブルモ
デムに接続されるユーザのデータ端末、例えばPC(パ
ーソナルコンピュータ)が、バッテリ駆動機能を持つい
わゆるノートPCであったとしても、ユーザはCATV
網を介してのネットワークアクセス(データ通信)サー
ビスを利用できなくなる。
【0004】そこで従来は、実用新案登録第30602
70号の登録実用新案公報(以下、刊行物1と称する)
に記載されているように、電源遮断時に、電池箱収容部
12に装填される電池箱4により給電が行われるケーブ
ルモデム構成とすることで、つまりバッテリバックアッ
プ可能なケーブルモデムとすることで、停電時にも当該
ケーブルモデムが正常に運転できるようにしている。
【0005】また、特開平11−346350号公報
(以下、刊行物2と称する)に記載されているように、
無停電化された電力供給器9からCATVライン50に
AC(交流)電力を重畳し、このAC電力をDT0(デ
ータ回線用タップオフ)本体15a内の電力分波フィル
タ19aで抽出して電源ユニット22でDC電力に変換
して、当該DT0本体15a内に収容されている(各加
入者宅とLANケーブルで接続されている)ケーブルモ
デム13c等の各ユニットにDC(直流)電力を供給す
ることで、加入社宅内が停電にみまわれても、データ回
線が保護されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記刊行物1に記載の
技術では、停電時にも電池箱からの給電によりケーブル
モデムが正常に運転できるものの、電池箱が消耗し易い
ため、場合によっては電池箱からの給電が不可能となる
恐れがあった。
【0007】これに対して上記刊行物2に記載の技術で
は、無停電化された電力供給器9からCATVライン5
0にAC電力を重畳して供給することから、上記した刊
行物1に記載の技術のような問題はないものの、膨大な
数の加入者のケーブルモデムに定常的に電力を供給する
ことは電力供給側にとってコスト高となる問題がある。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、通常状態では外部電源から供給される電
力で動作し、当該外部電源が遮断された場合だけ、バッ
クアップ電源からのバックアップ電力により動作して、
CATV網を介して供給される電力での動作に切り替え
ることにより、外部電源遮断時にケーブルモデム機能が
停止するのを防止でき、しかもCATV網を介して電力
を供給する側にとってコスト高となるのを防ぐことがで
きるケーブルモデム及び同モデムにおける電源遮断時の
バックアップ方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、CATV網を
利用したネットワークアクセスを可能とするケーブルモ
デムにおいて、外部電源の遮断時のバックアップに用い
られるバックアップ電源と、上記CATV網を構成する
同軸ケーブルに重畳して給電される電力を当該同軸ケー
ブルから抽出する電力抽出回路と、上記外部電源から供
給される電力または上記電力抽出回路により抽出される
電力を選択する電源回路であって、上記外部電源が一定
電圧レベル以上の通常状態では当該外部電源から供給さ
れる電力を選択し、上記バックアップ電源からの電力に
より上記ケーブルモデムが駆動される場合には、上記電
力抽出回路の出力電圧を監視して、当該電圧が一定電圧
レベル以上であることを検出した場合に、上記電力抽出
回路により抽出された電力を選択する電源回路と、この
電源回路により選択された電力または上記バックアップ
電源からの電力をケーブルモデムの駆動用電源として選
択して当該ケーブルモデム内の各部に供給する電源選択
回路であって、上記外部電源の遮断時には上記バックア
ップ電源からの電力を選択する電源選択回路とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】上記の構成においては、外部電源、例えば
商用電源が遮断された場合に、バックアップ電源、例え
ば充電可能なバッテリ(あるいはコンデンサ)からの給
電に切り替えられる。この状態、つまり外部電源が遮断
された結果、ケーブルモデムがバックアップ電源からの
給電により駆動可能となっている状態において、CAT
V網の同軸ケーブルに重畳して給電される電力、即ち電
力抽出回路により抽出される電力の電圧レベルが一定レ
ベル以上であることが検出されると、バックアップ電源
からの給電から、CATV網(同軸ケーブル)からの給
電に切り替えられる。これにより、外部電源が遮断され
ても、バックアップ電源からの電力消費を最小に抑えな
がら、ケーブルモデムの運用を継続することができる。
しかも、CATV網からの給電を定常的に行うわけでは
ないため、電力供給側にとってコスト高となるのを防止
できる。なお、CATV網から給電される電力はDC
(直流)電力あるいはAC(交流)電力のいずれでもよ
い。但し、AC電力の場合、ケーブルモデム内にAC電
力をDC電力に変換するコンバータを設ける必要があ
る。
【0011】ここで、上記電源回路及び電源選択回路の
状態を監視し、外部電源からの給電からバックアップ電
源からの給電に切り替えられたことを検出した場合にそ
の旨をCATV網を介してCATVセンタ側に通知する
マイクロプロセッサを備えるならば、CATVセンタ側
では、ケーブルモデムが外部電源(商用電源)で駆動さ
れているか当該モデルに内蔵のバックアップ電源で駆動
されているかを知ることができる。また、この通知に応
じて、CATVセンタ側から電力供給器を制御して、C
ATV網の同軸ケーブルに電力を重畳させるようにして
もよい。このようにすると、定常的にCATV網の同軸
ケーブルに電力を重畳する場合に比べて、当該電力で駆
動するケーブルモデムが存在しない場合にも発生する電
力損失を減らすことが可能となる。
【0012】また、バックアップ電源からの給電からC
ATV網からの給電に切り替えられた場合と、CATV
網からの給電から外部電源からの給電に切り替えられた
場合にも、その旨が上記マイクロプロセッサからCAT
Vセンタ側に通知する構成とするならば、CATVセン
タ側(の例えばケーブルモデム終端装置)では、両方の
通知時刻の差分から、ケーブルモデムでの駆動にCAT
V網から供給される電力を利用している時間を知ること
ができるため、その利用時間に相当する料金を当該ケー
ブルモデムのユーザに請求するビジネスに適用すること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態に係るケーブル
モデムを適用したケーブルモデムネットワークシステム
のシステム構成を示す。図1のシステムは、主として、
加入者宅に配置されるケーブルモデム(CM)10の群
と、CATV網11と、ケーブルモデム終端装置(以
下、CMTSと称する)12とから構成される。
【0015】CMTS12はヘッドエンド側(CATV
センタ側)に配置される。このCMTS12は、電気信
号から光信号への変換と光信号から電気信号への変換を
行う図示せぬ光ノードを介して広帯域の光RF(Rad
io Frequency)幹線13と接続されてい
る。RF幹線13は、もう一方の光ノード14により複
数の同軸ケーブル15と接続されている。各同軸ケーブ
ル15は、それぞれ中継器16を介して複数の同軸ケー
ブル17と接続されている。各同軸ケーブル17は、そ
れぞれ中継器18を介して同軸ケーブル19と接続され
ている。各同軸ケーブル19には、当該同軸ケーブル1
9が配設されている地域の加入者宅に配置されたケーブ
ルモデム10が接続されている。光RF幹線13、光ノ
ード14、中継器16,18及び同軸ケーブル15,1
7,19は、CATV網11を構成している。つまり各
ケーブルモデム10はCATV網11を介してCMTS
12と接続されている。CMTS12はインターネット
20と接続されている。なお、実際のシステムでは、サ
ービスエリアを複数のセル(500〜2000世帯程度
の加入者エリア)に分割し、各セル毎に、上記CATV
網11に相当する部分CATV網が用意される構成を適
用している。
【0016】CATV網11中の少なくとも最下層の各
中継器、即ち中継器18には、同軸ケーブル19に対し
てDC電力を重畳して給電する電力供給器180が付加
されている。この電力供給器180は、CMTS12か
ら対応する中継器18を介して制御可能なようになって
いる。
【0017】図2は図1中の各ケーブルモデム10の構
成を示すブロック図である。ケーブルモデム10は、C
ATV網11中の同軸ケーブル19との間でアナログ信
号レベルで送受信するチューナ201と、チューナ20
1で受信されたアナログ信号をディジタル信号に変換す
ると共に、CATV網11に送信すべきディジタル信号
をアナログ信号に変換するアナログディジタル変換器2
02と、ケーブルモデム10全体を制御するマイクロプ
ロセッサ203と、当該マイクロプロセッサ203によ
り実行される制御プログラムを格納するメモリ204
と、ユーザのデータ端末、例えばPC(パーソナルコン
ピュータ)22を10BASE−T、100BASE−
T、あるいはUSB(Universal Seria
lBus)等の通信インタフェース21によりケーブル
モデム10と接続するためのLANコントローラ205
とを備えている。
【0018】ケーブルモデム10はまた、商用電源をD
C電力に変換するACアダプタ23からのDC電圧、ま
たは後述する電力抽出回路209からのDC電圧のいず
れか一方を選択する電源回路206と、バックアップ電
源をなし、電源回路206から供給されるDC電力によ
り充電可能なバッテリ207と、電源回路206からの
DC電圧またはバッテリ207からのDC電圧のいずれ
か一方を選択して、ケーブルモデム10内の各部(チュ
ーナ201、アナログディジタル変換器202、マイク
ロプロセッサ203等)に給電する電源選択回路208
と、CATV網11中の同軸ケーブル19から当該ケー
ブル19に重畳されたDC電力を抽出する電力抽出回路
209とを備えている。
【0019】次に、図2のように構成されたケーブルモ
デム(CM)10での給電切り替えを中心とする動作に
ついて、図3のシーケンスチャートを参照して説明す
る。
【0020】まず、図1中のCMTS12からCATV
網11を介して送信されるアナログ信号は、CATV網
11内の同軸ケーブル19を介してケーブルモデム10
に導かれ、当該モデム10内のチューナ201により受
信される。チューナ201により受信されたアナログ信
号はアナログディジタル変換器202でディジタル信号
に変換される。マイクロプロセッサ203は、このディ
ジタル信号に対して、メモリ204に格納されている制
御プログラムに従う所定のプロトコル処理を行う。これ
により、プロトコル処理を受けたディジタル信号は、L
ANコントローラ205により通信インタフェース21
を介してユーザのPC22に送信される。
【0021】一方、ユーザのPC22から送信されるデ
ータは、上記と逆の流れにより、CATV網11を介し
てCMTS12に送信され、当該CMTS12からイン
ターネット20に送信される。
【0022】さて、ケーブルモデム10の動作に必要と
なる電力は、通常はACアダプタ23から供給される。
即ちACアダプタ23は、商用電源(一般商用電源)を
受けて所定の電圧レベルのDC電圧に変換してケーブル
モデム10に供給する。
【0023】ケーブルモデム10内の電源回路206
は、ACアダプタ23から所定の電圧レベルのDC電圧
が供給されている場合、当該ACアダプタ23からのD
C電圧を電源選択回路208に供給する。また、電源回
路206はバッテリ207にもDC電圧を供給し、当該
バッテリ207を充電する。
【0024】電源選択回路208は、ACアダプタ23
から電源回路206を介して供給されるDC電圧によ
り、ケーブルモデム10内のチューナ201、アナログ
ディジタル変換器202及びマイクロプロセッサ203
等の各回路への給電、即ちDC電力の供給を行う。
【0025】ここで、何らかの障害によりACアダプタ
23からの給電の遮断301が発生すると、電源回路2
06から出力されるDC電圧の電圧レベルは低下する。
電源選択回路208は、この電源回路206の出力電圧
レベルを監視しており、当該電圧レベルが予め定められ
た電圧レベルより低下したことを検出すると、電源回路
206からの給電から、バッテリ207からの給電に切
り替えて(ステップ302)、ケーブルモデム10内の
各回路への給電を継続する。
【0026】マイクロプロセッサ203は、メモリ20
4に格納されている制御プログラムに従って、電源回路
206の状態、及び当該電源回路206に接続される電
源選択回路208の状態を監視する。マイクロプロセッ
サ203は、この監視により、バッテリ207からの給
電に切り替えられたことを検出すると(ステップ30
3)、給電が切り替えられた旨、即ちバッテリ207か
らの給電に切り替えられた結果、当該バッテリ207に
よりケーブルモデム10が動作している旨を、CATV
網11を介してセンタ側のCMTS12に通知する(ス
テップ304)。同時にマイクロプロセッサ203は、
電源回路206に対して、ACアダプタ23から供給さ
れるDC電圧だけでなく、電力抽出回路209から供給
されるDC電圧も監視するように指示する。
【0027】CMTS12は、ケーブルモデム10から
給電切り替えが通知されると、当該ケーブルモデム10
と同軸ケーブル19を介して接続されている最下層の中
継器18に対して、当該中継器18に付加されている電
力供給器180から同軸ケーブル19にDC電力を重畳
して給電することをCATV網11を介して指示する
(ステップ305)。
【0028】なお、既に電力供給器180から給電され
ている場合には、CMTS12から中継器18への給電
指示はなされない。そのためCMTS12では、各中継
器18毎に、その中継器18により中継されるケーブル
モデム10のうち、当該CMTS12に対して給電切り
替えを通知したケーブルモデム10の登録テーブル(給
電切り替え通知CMテーブル)120を保持している。
このテーブル120の各エントリは、給電切り替えを通
知したケーブルモデム10に割り当てられているユニー
クな番号(CM番号)の登録フィールド(CM番号フィ
ールド)121と、バッテリ207からの給電への切り
替えが通知された時刻(または日時)t1の登録フィー
ルド(t1フィールド)122と、電力抽出回路209
からの給電(CATV網11を介しての電力供給器18
0からの給電)への切り替えが通知された時刻(または
日時)t2の登録フィールド(t2フィールド)123
と、後述するACアダプタ23からの給電への切り替え
が通知された時刻(または日時)t3の登録フィールド
(t3フィールド)124とを有している。CMTS1
2は、ケーブルモデム10からバッテリ207からの給
電への切り替えが通知された場合、テーブル120のエ
ントリを1つ確保し、そのエントリのフィールド121
に当該ケーブルモデム10のCM番号を、そのエントリ
のフィールド122に現在時刻(切り替え通知時刻)t
1を、それぞれ登録する。
【0029】中継器18は、CMTS12からの給電指
示を受け取ると、電力供給器180から同軸ケーブル1
9にDC電力を重畳させる。ケーブルモデム10内の電
力抽出回路209は、同軸ケーブル19に重畳されたD
C電力を抽出して、同じケーブルモデム10内の電源回
路206に供給する。
【0030】電源回路206は、バッテリ207からの
給電に切り替えられた場合、マイクロプロセッサ203
からの指示により、ACアダプタ23から供給されるD
C電圧だけでなく、電力抽出回路209から供給される
DC電圧も監視する。もし、電力供給器180からの給
電の結果、電力抽出回路209から供給されるDC電圧
の電圧レベルが、ケーブルモデム10の動作に必要な所
定電圧以上となったならば、当該電力抽出回路209か
らのDC電圧、つまり電力供給器180から供給された
DC電圧を選択して電源選択回路208に供給する(ス
テップ306)。
【0031】電源選択回路208は、前記したように電
源回路206の出力電圧レベルを監視しており、この例
のように当該電圧レベルが、(電力供給器180からの
給電に起因する)電力抽出回路209からの給電によ
り、ケーブルモデム10の動作に必要な所定レベル以上
に回復したならば、バッテリ207からの給電を切り離
して、電源回路206からの給電、つまりCATV網1
1を介しての電力供給器180からの給電に切り替えて
(ステップ307)、ケーブルモデム10内の各回路へ
の給電を継続する。
【0032】マイクロプロセッサ203は、前記したよ
うに電源回路206の状態、及び当該電源回路206に
接続される電源選択回路208の状態を監視しており、
この例のようにCATV網11を介しての電力供給器1
80からの給電の結果、電源回路206により選択され
た電力抽出回路209からの給電に切り替えられたこと
を検出すると(ステップ308)、CATV網11から
の給電に切り替えられた旨、即ちCATV網11からの
給電によりケーブルモデム10が動作している旨を、C
ATV網11を介してCMTS12に通知する(ステッ
プ309)。
【0033】CMTS12は、ケーブルモデム10か
ら、CATV網11からの給電に切り替えられた旨が通
知された場合、当該ケーブルモデム10のCM番号が登
録されているテーブル120内のエントリを探して、そ
のエントリ中のフィールド123に現在時刻(切り替え
通知時刻)t2を登録する。明らかなように、フィール
ド122,123に時刻t1,t2か登録され、フィー
ルド124が空欄となっている、エントリのフィールド
121に登録されているCM番号のケーブルモデム10
は、電力供給器180(CATV網11)からの給電で
駆動されている。
【0034】やがて、障害が回復してACアダプタ23
からの給電が可能となった場合には、上記とは逆に、電
力抽出回路209からの給電、即ちCATV網11から
の給電に代えて、ACアダプタ23からの給電が電源回
路206により選択される。すると、電源選択回路20
8により選択されている電源回路206の出力電圧は、
ACアダプタ23から供給されるDC電圧となり、ケー
ブルモデム10は通常の動作状態に戻る。この場合、マ
イクロプロセッサ203はCMTS12に対して通常の
給電状態に戻った旨をCATV網11を介して通知す
る。
【0035】CMTS12は、ケーブルモデム10から
通常の給電状態に戻った旨が通知されると、先に電力供
給器180からの給電を指示した中継器18に対して給
電停止を指示する。但し、電力供給器180から給電さ
れている他のケーブルモデム10が存在する場合には、
CMTS12から中継器18への給電停止指示はなされ
ない。
【0036】CMTS12はまた、上記のようにケーブ
ルモデム10から通常の給電状態に戻った旨が通知され
た場合、給電停止を指示するか否かに無関係に、当該ケ
ーブルモデム10のCM番号が登録されているテーブル
120内のエントリを探して、そのエントリ中のフィー
ルド124に現在時刻(切り替え通知時刻)t3を登録
する。このフィールド124に登録された時刻t3と、
同じエントリ中のフィールド123に登録されている時
刻t2との差の時間が、当該エントリのフィールド12
1に登録されているCM番号のケーブルモデム10が電
力供給器180(CATV網11)から給電を受けて動
作した時間を表す。したがって、この時間に相当する料
金をセンター側から対応するケーブルモデム10のユー
ザに請求することも可能である。
【0037】このように本実施形態においては、以下に
列挙する格別な効果を得ることができる。
【0038】(1)ケーブルモデム10にバックアップ
電源をなすバッテリ207を設けたことにより、当該ケ
ーブルモデム10自身で駆動用電源を供給することがで
き、当該ケーブルモデム10を駆動するための外部電源
が遮断されても、当該ケーブルモデム10の運用を継続
することができる。
【0039】(2)ケーブルモデム10内のマイクロプ
ロセッサ203に、電源回路206及び電源選択回路2
08の状態を監視する機能を持たせ、当該ケーブルモデ
ム10が自身のバッテリ207での駆動に切り替えられ
たか、或いは商用電源での駆動に切り替えられたかを検
出して、CATV網11を介してセンタ側(CMTS1
2)に通知するようにしたので、センタ側ではケーブル
モデム10がどのような電源により駆動されているかを
知ることができる。
【0040】(3)ケーブルモデム10に、CATV網
11から供給される電力を抽出する電力抽出回路209
を設けたことにより、当該ケーブルモデム10を駆動す
るための外部電源(商用電源)が遮断され、自身のバッ
テリ207によって当該ケーブルモデム10の駆動を継
続している状態において、CATV網11から供給され
る電力による駆動にバッテリ207の残容量に拘わらず
に切り替えることで、当該ケーブルモデム10の運用を
継続することができる。
【0041】(4)ケーブルモデム10の駆動にCAT
V網11から供給される電力を利用している時間をテー
ブル120により管理することで、その利用時間に相当
する料金を当該ケーブルモデム10のユーザに請求する
ビジネスに適用することが可能である。
【0042】以上に述べた実施形態においては、電力供
給器180を最下層の中継器18に付加した場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、中継器16に
付加することも可能である。但し、中継器16に電力供
給器180を付加した場合、必要とする電力供給器18
0の数は少なくて済むものの電力損失が大きくなる。
【0043】また、電力損失を無視するならば、電力供
給器180を常時電力供給可能状態に設定していても構
わない。また、バッテリ207による駆動期間は短いた
め、当該バッテリ207に代えて、コンデンサを用いる
ことも可能である。
【0044】また、電力供給器180がAC電力を同軸
ケーブル19に重畳して給電するものであっても構わな
い。但し、ケーブルモデム10には、電力抽出回路20
9により抽出されたAC電力をDC電力に変換するコン
バータを設ける必要がある。
【0045】[変形例]図4は本発明の一実施形態に係
るケーブルモデムの変形例を示すブロック図である。
【0046】図4のケーブルモデム10′の特徴は、音
声通話機能を実現するために、図2の構成のケーブルモ
デム10に、音声端末、例えば電話機25がインタフェ
ースケーブル24を介して接続可能な電話インタフェー
スのコントローラ220が付加されている点にある。ま
たケーブルモデム10′には、図2中の電源選択回路2
08に代えて、電話インタフェースコントローラ220
にも電力を供給する電源選択回路208′が設けられて
いる。これにより、商用電源が遮断されても、自身のバ
ッテリ207によってケーブルモデム10′の駆動を継
続している状態において、CATV網11から供給され
る電力による駆動に切り替えて、電話サービスを継続で
きる。
【0047】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ケ
ーブルモデムの駆動用の外部電源が遮断された場合に、
バックアップ電源からの給電に切り替え、このバックア
ップ電源からの給電によりケーブルモデムが駆動可能と
なっている状態において、CATV網の同軸ケーブルに
重畳して給電される電力の電圧レベルが一定レベル以上
であることが検出されると、バックアップ電源からの給
電から、CATV網からの給電に切り替える構成とした
ので、外部電源が遮断されても、バックアップ電源から
の電力消費を最小に抑えながら、ケーブルモデムの運用
を継続することができる。しかも、CATV網からの給
電を定常的に行うわけではないため、電力供給側にとっ
てコスト高となるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るケーブルモデムを適
用したケーブルモデムネットワークシステムのシステム
構成を示す図。
【図2】図1中の各ケーブルモデム10の構成を示すブ
ロック図。
【図3】同実施形態におけるケーブルモデム(CM)1
0での給電切り替えを中心とする動作を説明するための
シーケンスチャート。
【図4】本発明の一実施形態に係るケーブルモデムの変
形例を示すブロック図。
【符号の説明】
10,10′…ケーブルモデム(CM) 11…CATV網 12…CMTS(ケーブルモデム終端装置) 15,17,19…同軸ケーブル 16,18…中継器 22…PC(パーソナルコンピュータ) 23…ACアダプタ 25…電話機 120…テーブル(給電切り替え通知CMテーブル) 180…電力供給器 203…マイクロプロセッサ 205…LANコントローラ 206…電源回路 207…バッテリ(バックアップ電源) 208,208′…電源選択回路 209…電力抽出回路 220…電話インタフェースコントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源により駆動され、CATV網を
    利用したネットワークアクセスを可能とするケーブルモ
    デムにおいて、 前記外部電源の遮断時のバックアップに用いられるバッ
    クアップ電源と、 前記CATV網を構成する同軸ケーブルに重畳して給電
    される電力を当該同軸ケーブルから抽出する電力抽出回
    路と、 前記外部電源から供給される電力または前記電力抽出回
    路により抽出される電力を選択する電源回路であって、
    前記外部電源が一定電圧レベル以上の通常状態では前記
    外部電源から供給される電力を選択し、前記バックアッ
    プ電源からの電力により前記ケーブルモデムが駆動され
    る場合には、前記電力抽出回路により抽出される電力を
    監視して、当該電力の電圧レベルが一定電圧レベル以上
    であることを検出した場合に、前記電力抽出回路により
    抽出された電力を選択する電源回路と、 前記電源回路により選択された電力または前記バックア
    ップ電源からの電力を前記ケーブルモデムの駆動用電源
    として選択して前記ケーブルモデム内の各部に供給する
    電源選択回路であって、前記外部電源の遮断時には前記
    バックアップ電源からの電力を選択する電源選択回路と
    を具備することを特徴とする電源遮断時のバックアップ
    機能を有するケーブルモデム。
  2. 【請求項2】 前記電源回路及び前記電源選択回路の状
    態を監視し、前記外部電源からの給電から前記バックア
    ップ電源からの給電に切り替えられたことを検出した場
    合にその旨を前記CATV網を介してCATVセンタ側
    に通知するマイクロプロセッサを更に具備することを特
    徴とする請求項1記載の電源遮断時のバックアップ機能
    を有するケーブルモデム。
  3. 【請求項3】 前記マイクロプロセッサは、前記バック
    アップ電源からの給電から前記電力抽出回路により抽出
    された前記同軸ケーブルからの給電に切り替えられた場
    合と、前記電力抽出回路により抽出された前記同軸ケー
    ブルからの給電から前記外部電源からの給電に切り替え
    られた場合とに、その旨を前記CATV網を介して前記
    CATVセンタ側に通知することを特徴とする請求項2
    記載の電源遮断時のバックアップ機能を有するケーブル
    モデム。
  4. 【請求項4】 外部電源により駆動され、CATV網を
    利用したネットワークアクセスを可能とするケーブルモ
    デムにおける電源遮断時のバックアップ方法であって、 前記外部電源が一定電圧レベル以上の通常状態では前記
    外部電源から供給される電力を前記ケーブルモデムの駆
    動用電源として選択して前記ケーブルモデム内の各部に
    供給するステップと、 この状態で前記外部電源が遮断した場合に、前記外部電
    源からの給電から前記バックアップ電源からの給電に切
    り替えるステップと、 前記バックアップ電源からの給電に切り替えられている
    状態で、前記CATV網を構成する同軸ケーブルから抽
    出される当該ケーブルに重畳して給電される電力の電圧
    レベルが一定レベル以上であることを検出した場合に、
    前記バックアップ電源からの給電から前記同軸ケーブル
    からの給電に切り替えるステップとを具備することを特
    徴とするケーブルモデムにおける電源遮断時のバックア
    ップ方法。
  5. 【請求項5】 外部電源により駆動され、加入者宅に配
    置されるケーブルモデムを、CATVセンタ側に配置さ
    れるケーブルモデム終端装置と同軸ケーブルを含むCA
    TV網を介して接続することにより、前記ケーブルモデ
    ムに接続された端末から前記CATV網を利用したネッ
    トワークアクセスを可能とするケーブルモデムネットワ
    ークシステムにおいて、 前記同軸ケーブルに電力を重畳して給電する電力供給器
    を備えると共に、 前記ケーブルモデムは、 前記外部電源の遮断時のバックアップに用いられるバッ
    クアップ電源と、 前記電力供給器により前記同軸ケーブルに重畳して給電
    される電力を当該同軸ケーブルから抽出する電力抽出回
    路と、 前記外部電源から供給される電力または前記電力抽出回
    路により抽出される電力を選択する電源回路であって、
    前記外部電源が一定電圧レベル以上の通常状態では前記
    外部電源から供給される電力を選択し、前記バックアッ
    プ電源からの電力により前記ケーブルモデムが駆動され
    る場合には、前記電力抽出回路の出力電圧を監視して、
    当該電圧が一定電圧レベル以上であることを検出した場
    合に、前記電力抽出回路により抽出された電力を選択す
    る電源回路と、 前記電源回路により選択された電力または前記バックア
    ップ電源からの電力を前記ケーブルモデムの駆動用電源
    として選択して前記ケーブルモデム内の各部に供給する
    電源選択回路であって、前記外部電源の遮断時には前記
    バックアップ電源からの電力を選択する電源選択回路と
    とを備えていることを特徴とするケーブルモデムネット
    ワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記ケーブルモデムは、前記電源回路及
    び前記電源選択回路の状態を監視し、前記外部電源から
    の給電から前記バックアップ電源からの給電に切り替え
    られたことを検出した場合にその旨を前記CATV網を
    介して前記ケーブルモデム終端装置に通知するマイクロ
    プロセッサを更に備え、 前記ケーブルモデム終端装置は、前記バックアップ電源
    からの給電に切り替えられた旨が前記ケーブルモデムか
    ら通知された場合、前記電力供給器の状態に応じて当該
    電力供給器を制御することを特徴とする請求項5記載の
    ケーブルモデムネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記ケーブルモデム内の前記マイクロプ
    ロセッサは、前記バックアップ電源からの給電から前記
    電力抽出回路により抽出された前記同軸ケーブルからの
    給電に切り替えられた場合と、前記電力抽出回路により
    抽出された前記同軸ケーブルからの給電から前記外部電
    源からの給電に切り替えられた場合とに、その旨を前記
    ケーブルモデム終端装置に通知し、 前記ケーブルモデム終端装置は、前記同軸ケーブルから
    の給電に切り替えられた旨が前記ケーブルモデムから通
    知された第1の時刻と、前記外部電源からの給電に切り
    替えられ旨が前記ケーブルモデムから通知された第2の
    時刻とが、当該ケーブルモデムに対応付けて設定される
    テーブルを備えていることを特徴とする請求項6記載の
    ケーブルモデムネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記ケーブルモデム終端装置は、前記テ
    ーブルに設定されている前記第1及び第2の時刻の差分
    から、対応するケーブルモデムが前記同軸ケーブルから
    の給電で動作している期間を算出することを特徴とする
    請求項7記載のケーブルモデムネットワークシステム。
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