JPH10146045A - 安定化電源装置の誤動作防止回路 - Google Patents
安定化電源装置の誤動作防止回路Info
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- JPH10146045A JPH10146045A JP29854896A JP29854896A JPH10146045A JP H10146045 A JPH10146045 A JP H10146045A JP 29854896 A JP29854896 A JP 29854896A JP 29854896 A JP29854896 A JP 29854896A JP H10146045 A JPH10146045 A JP H10146045A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、瞬時の電圧低下や瞬時の停電等の
常時にも安定化電源装置自体の誤動作を回避でき、ま
た、回路素子として定格が格別大きいものを使用する必
要もない安定化電源装置の誤動作防止回路を提供する。 【解決手段】 ソフトスタート回路を備えた制御回路２
０によりスイッチング制御されて入力の力率を改善する
プリレギュレータ１１と、このプリレギュレータ１１の
後段に接続した安定化された出力を得るスイッチングレ
ギュレータ１２とを有する安定化電源装置の誤動作防止
回路であって、前記プリレギュレータ１１に入力される
入力電圧の異常を検出する異常検出回路１と、この異常
検出回路１による入力電圧の異常検出信号に基づき前記
プリレギュレータ１１の制御回路２０に対しリセット信
号を送ってその動作を強制的に停止させる発光ダイオー
ド５、ホトトランジスタ６からなるリセット信号生成回
路２とを有するものである。
常時にも安定化電源装置自体の誤動作を回避でき、ま
た、回路素子として定格が格別大きいものを使用する必
要もない安定化電源装置の誤動作防止回路を提供する。 【解決手段】 ソフトスタート回路を備えた制御回路２
０によりスイッチング制御されて入力の力率を改善する
プリレギュレータ１１と、このプリレギュレータ１１の
後段に接続した安定化された出力を得るスイッチングレ
ギュレータ１２とを有する安定化電源装置の誤動作防止
回路であって、前記プリレギュレータ１１に入力される
入力電圧の異常を検出する異常検出回路１と、この異常
検出回路１による入力電圧の異常検出信号に基づき前記
プリレギュレータ１１の制御回路２０に対しリセット信
号を送ってその動作を強制的に停止させる発光ダイオー
ド５、ホトトランジスタ６からなるリセット信号生成回
路２とを有するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定化電源装置の
誤動作防止回路に関する。
誤動作防止回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリレギュレータ１１及びスイッチング
レギュレータ１２を備えた安定化電源装置の従来例を図
２を参照して説明する。
レギュレータ１２を備えた安定化電源装置の従来例を図
２を参照して説明する。
【０００３】図２に示す安定化電源装置は、交流電源１
３からの入力電圧を整流し、かつ、スイッチング動作し
て力率の改善された電圧を出力するプリレギュレータ１
１と、このプリレギュレータ１１からの電圧を安定化し
て出力するスイッチングレギュレータ１２とを備えてい
る。
３からの入力電圧を整流し、かつ、スイッチング動作し
て力率の改善された電圧を出力するプリレギュレータ１
１と、このプリレギュレータ１１からの電圧を安定化し
て出力するスイッチングレギュレータ１２とを備えてい
る。
【０００４】前記プリレギュレータ１１は、交流電源１
３からの入力電圧を整流する整流回路１４と、整流回路
１４の出力側に接続した平滑コンデンサ１５、チョーク
コイル１６と、整流回路１４の出力側に並列接続したＭ
ＯＳ ＦＥＴ１７と、このＭＯＳ ＦＥＴ１７の出力側
に接続したダイオード１８と、前記ＭＯＳ ＦＥＴ１７
に並列接続した電解コンデンサ１９と、前記ＭＯＳ Ｆ
ＥＴ１７をスイッチング制御するソフトスタート回路を
搭載した制御ＩＣを用いた制御回路２０と、この制御回
路２０に駆動電圧を供給する補助電源２１とを備え、補
助電源２１からの駆動電圧を抵抗Ｒ1 を介して前記制御
回路２０のリセット端子に送るとともに、この制御回路
２０から前記ＭＯＳ ＦＥＴ１７のゲートにスッチング
駆動信号を送るようになっている。
３からの入力電圧を整流する整流回路１４と、整流回路
１４の出力側に接続した平滑コンデンサ１５、チョーク
コイル１６と、整流回路１４の出力側に並列接続したＭ
ＯＳ ＦＥＴ１７と、このＭＯＳ ＦＥＴ１７の出力側
に接続したダイオード１８と、前記ＭＯＳ ＦＥＴ１７
に並列接続した電解コンデンサ１９と、前記ＭＯＳ Ｆ
ＥＴ１７をスイッチング制御するソフトスタート回路を
搭載した制御ＩＣを用いた制御回路２０と、この制御回
路２０に駆動電圧を供給する補助電源２１とを備え、補
助電源２１からの駆動電圧を抵抗Ｒ1 を介して前記制御
回路２０のリセット端子に送るとともに、この制御回路
２０から前記ＭＯＳ ＦＥＴ１７のゲートにスッチング
駆動信号を送るようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
安定化電源装置の場合、通常動作時及び通常の起動時は
制御回路２０に内蔵されたソフトスタート回路によりＭ
ＯＳ ＦＥＴ１７のスッチング動作時の最大デューティ
を抑制するので問題はないが、瞬時の電圧低下や瞬時の
停電等により、プリレギュレータ１１に対する入力電圧
に異常が生じた後に正常に復帰した際に、前記ソフトス
タート回路が働かないので最大デューティーで動作を再
開し、この結果、安定化電源装置自体に誤動作が生じた
り、チョークコイル１６やＭＯＳ ＦＥＴ１７、さらに
はスイッチングレギュレータ１２に搭載した回路素子等
に過大な負荷がかかったりするという課題があった。
安定化電源装置の場合、通常動作時及び通常の起動時は
制御回路２０に内蔵されたソフトスタート回路によりＭ
ＯＳ ＦＥＴ１７のスッチング動作時の最大デューティ
を抑制するので問題はないが、瞬時の電圧低下や瞬時の
停電等により、プリレギュレータ１１に対する入力電圧
に異常が生じた後に正常に復帰した際に、前記ソフトス
タート回路が働かないので最大デューティーで動作を再
開し、この結果、安定化電源装置自体に誤動作が生じた
り、チョークコイル１６やＭＯＳ ＦＥＴ１７、さらに
はスイッチングレギュレータ１２に搭載した回路素子等
に過大な負荷がかかったりするという課題があった。
【０００６】このため、従来においては、この点を考慮
してチョークコィル１６やＭＯＳＦＥＴ１７等の回路素
子の定格が大きいものを使用しなければならなかった。
してチョークコィル１６やＭＯＳＦＥＴ１７等の回路素
子の定格が大きいものを使用しなければならなかった。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、瞬時の電圧低下や瞬時の停電等の常時にも安定
化電源装置自体の誤動作を回避でき、また、回路素子と
して定格が格別大きいものを使用する必要もない安定化
電源装置の誤動作防止回路を提供することを目的とす
る。
であり、瞬時の電圧低下や瞬時の停電等の常時にも安定
化電源装置自体の誤動作を回避でき、また、回路素子と
して定格が格別大きいものを使用する必要もない安定化
電源装置の誤動作防止回路を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
プリレギュレータにより入力の力率を改善してスイッチ
ングレギュレータに供給し、スイッチングレギュレータ
により安定化された出力を得る安定化電源装置の誤動作
防止回路であって、前記プリレギュレータに入力される
入力電圧の異常を検出する異常検出回路と、この異常検
出回路による入力電圧の異常検出信号に基づき前記プリ
レギュレータの動作をリセットするリセット信号をこの
プリレギュレータに送るリセット信号生成回路とを有す
ることを特徴とするもである。
プリレギュレータにより入力の力率を改善してスイッチ
ングレギュレータに供給し、スイッチングレギュレータ
により安定化された出力を得る安定化電源装置の誤動作
防止回路であって、前記プリレギュレータに入力される
入力電圧の異常を検出する異常検出回路と、この異常検
出回路による入力電圧の異常検出信号に基づき前記プリ
レギュレータの動作をリセットするリセット信号をこの
プリレギュレータに送るリセット信号生成回路とを有す
ることを特徴とするもである。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成におけるプリレギュレータにソフトスタート回
路を備えた制御回路を備え、前記異常検出回路により検
出する入力電圧の異常検出信号に基づきリセット信号生
成回路により前記プリレギュレータの制御回路に対しリ
セット信号を送ってその動作を強制的に停止させる構成
としたものである。
明の構成におけるプリレギュレータにソフトスタート回
路を備えた制御回路を備え、前記異常検出回路により検
出する入力電圧の異常検出信号に基づきリセット信号生
成回路により前記プリレギュレータの制御回路に対しリ
セット信号を送ってその動作を強制的に停止させる構成
としたものである。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項１又は２記
載の発明の前記異常検出回路は、前記プリレギュレータ
に入力される入力電圧の低下を検出する入力低下検出回
路、前記プリレギュレータに入力される入力電圧の瞬時
停止を検出する瞬停検出回路のいずれか一方又は双方に
より構成したことを特徴とするものである。
載の発明の前記異常検出回路は、前記プリレギュレータ
に入力される入力電圧の低下を検出する入力低下検出回
路、前記プリレギュレータに入力される入力電圧の瞬時
停止を検出する瞬停検出回路のいずれか一方又は双方に
より構成したことを特徴とするものである。
【００１１】請求項４記載の発明は、請求項１又は２記
載の発明の前記リセット信号生成回路は、前記異常検出
回路からの異常検出信号を光信号に変換して送出する発
光素子と、前記プリレギュレータにおけるリセット端子
に接続された前記発光素子からの光信号を電気信号に変
換する受光素子とにより構成したことを特徴とするもの
である。
載の発明の前記リセット信号生成回路は、前記異常検出
回路からの異常検出信号を光信号に変換して送出する発
光素子と、前記プリレギュレータにおけるリセット端子
に接続された前記発光素子からの光信号を電気信号に変
換する受光素子とにより構成したことを特徴とするもの
である。
【００１２】このような構成の安定化電源装置の誤動作
防止回路によれば、前記プリレギュレータに入力される
入力電圧の低下又は入力電圧の瞬時停止が生じた場合、
前記入力低下検出回路又は瞬停検出回路からなる異常検
出回路により検出する入力電圧の異常検出信号に基づ
き、リセット信号生成回路により前記プリレギュレータ
の制御回路に対しリセット信号を送ってその動作を強制
的に停止させることるができ、これにより、異常終了後
の再スタート時に前記ソフトスタート回路による通常の
スタート状態を確保でき、前記プリレギュレータやスイ
ッチングレギュレータの誤動作を回避でき、また、これ
らの回路素子として定格が格別大きいものを使用する必
要も無くなる。
防止回路によれば、前記プリレギュレータに入力される
入力電圧の低下又は入力電圧の瞬時停止が生じた場合、
前記入力低下検出回路又は瞬停検出回路からなる異常検
出回路により検出する入力電圧の異常検出信号に基づ
き、リセット信号生成回路により前記プリレギュレータ
の制御回路に対しリセット信号を送ってその動作を強制
的に停止させることるができ、これにより、異常終了後
の再スタート時に前記ソフトスタート回路による通常の
スタート状態を確保でき、前記プリレギュレータやスイ
ッチングレギュレータの誤動作を回避でき、また、これ
らの回路素子として定格が格別大きいものを使用する必
要も無くなる。
【００１３】また、本発明によれば、リセット信号生成
回路として発光素子及び受光素子を用いた構成であるた
め、異常検出回路とプリレギュレータとの相対的な配置
の自由度の高い安定化電源装置の誤動作防止回路を提供
することができる。
回路として発光素子及び受光素子を用いた構成であるた
め、異常検出回路とプリレギュレータとの相対的な配置
の自由度の高い安定化電源装置の誤動作防止回路を提供
することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施の形態の安定化電源
装置の誤動作防止回路を示す回路図である。尚、図１に
示す安定化電源装置の誤動作防止回路において、図２に
示す従来の安定化電源装置の誤動作防止回路と同一の機
能を有する要素には同一の符号を付して示す。
装置の誤動作防止回路を示す回路図である。尚、図１に
示す安定化電源装置の誤動作防止回路において、図２に
示す従来の安定化電源装置の誤動作防止回路と同一の機
能を有する要素には同一の符号を付して示す。
【００１６】図１に本実施の形態の安定化電源装置の誤
動作防止回路は、基本的な構成は、図２に示す従来例と
同様なプリレギュレータ１１、スイッチングレギュレー
タ１２を用いている点で従来例と共通するが、前記交流
電源１３から前記プリレギュレータ１１に入力される入
力電圧の異常を検出する異常検出回路１と、この異常検
出回路１による入力電圧の異常検出信号に基づき前記プ
リレギュレータの動作をリセットするリセット信号をこ
のプリレギュレータに送るリセット信号生成回路２とを
有することを特徴とする。
動作防止回路は、基本的な構成は、図２に示す従来例と
同様なプリレギュレータ１１、スイッチングレギュレー
タ１２を用いている点で従来例と共通するが、前記交流
電源１３から前記プリレギュレータ１１に入力される入
力電圧の異常を検出する異常検出回路１と、この異常検
出回路１による入力電圧の異常検出信号に基づき前記プ
リレギュレータの動作をリセットするリセット信号をこ
のプリレギュレータに送るリセット信号生成回路２とを
有することを特徴とする。
【００１７】異常検出回路１は、前記プリレギュレータ
１１に入力される入力電圧の低下を検出する入力低下検
出回路３と、前記プリレギュレータ１１に入力される入
力電圧の瞬時停止を検出する瞬停検出回路４との双方に
より構成している。
１１に入力される入力電圧の低下を検出する入力低下検
出回路３と、前記プリレギュレータ１１に入力される入
力電圧の瞬時停止を検出する瞬停検出回路４との双方に
より構成している。
【００１８】また、リセット信号生成回路２は、前記入
力低下検出回路３、瞬停検出回路４により検出される入
力電圧の異常検出信号を光信号に変換して送出する発光
素子である発光ダイオード５と、前記プリレギュレータ
１１における制御回路２０のリセット端子に接続され、
発光ダイオード５からの光信号を電気信号に変換する受
光素子としてのホトトランジスタ６とを具備している。
このような構成により、異常検出回路１とプリレギュレ
ータ１１との相対的な配置の自由度を高めることができ
る。
力低下検出回路３、瞬停検出回路４により検出される入
力電圧の異常検出信号を光信号に変換して送出する発光
素子である発光ダイオード５と、前記プリレギュレータ
１１における制御回路２０のリセット端子に接続され、
発光ダイオード５からの光信号を電気信号に変換する受
光素子としてのホトトランジスタ６とを具備している。
このような構成により、異常検出回路１とプリレギュレ
ータ１１との相対的な配置の自由度を高めることができ
る。
【００１９】本実施の形態の安定化電源装置の誤動作防
止回路の動作を以下に説明する。
止回路の動作を以下に説明する。
【００２０】まず、プリレギュレータ１１、スイッチン
グレギュレータ１２が動作している状態における通常の
ＭＯＳ ＦＥＴ１７のオン、オフでは補助電源２１の電
圧が十分に低下するのでその時にリセットがかかり、ま
た、電源投入時は制御回路２０の持つソフトスタート機
能によって最大デューティーを抑制しながら動作を開始
するのでチョークコイル１６、ＭＯＳ ＦＥＴ１７とい
った回路素子には過大な負担はかからない。
グレギュレータ１２が動作している状態における通常の
ＭＯＳ ＦＥＴ１７のオン、オフでは補助電源２１の電
圧が十分に低下するのでその時にリセットがかかり、ま
た、電源投入時は制御回路２０の持つソフトスタート機
能によって最大デューティーを抑制しながら動作を開始
するのでチョークコイル１６、ＭＯＳ ＦＥＴ１７とい
った回路素子には過大な負担はかからない。
【００２１】しかし、短時間の入力電圧の低下や遮断で
は電解コンデンサ１９の昇圧電圧は低下するが、補助電
源２１の電圧は制御回路２０の動作を停止させるまでに
は低下せず、この状態の時に再度入力電圧が復帰すると
制御回路２０は最大デューティで動作を開始する事態と
なる。
は電解コンデンサ１９の昇圧電圧は低下するが、補助電
源２１の電圧は制御回路２０の動作を停止させるまでに
は低下せず、この状態の時に再度入力電圧が復帰すると
制御回路２０は最大デューティで動作を開始する事態と
なる。
【００２２】そこで、前記プリレギュレータ１１の動作
が不安定となる入力電圧まで低下する前に、プリレギュ
レータ１１に対する入力電圧の低下を前記入力低下検出
回路３により検出し、異常検出信号を出力する。この異
常検出信号はリセット信号生成回路２を構成する前記発
光ダイオード５により光信号に変換され、さらに、前記
ホトトランジスタ６により電気信号に変換されてリセッ
ト信号として前記制御回路２０のリセット端子に送られ
る。
が不安定となる入力電圧まで低下する前に、プリレギュ
レータ１１に対する入力電圧の低下を前記入力低下検出
回路３により検出し、異常検出信号を出力する。この異
常検出信号はリセット信号生成回路２を構成する前記発
光ダイオード５により光信号に変換され、さらに、前記
ホトトランジスタ６により電気信号に変換されてリセッ
ト信号として前記制御回路２０のリセット端子に送られ
る。
【００２３】これにより、制御回路２０の動作は強制的
に一時停止（リセット）され、この後、プリレギュレー
タ１１に対する入力電圧が正常状態に戻ったときに通常
の動作時と同様にソフトスタート回路が再起動し、前記
ＭＯＳ ＦＥＴ１７のゲートに適切なデューティのスッ
チング駆動信号を送る。
に一時停止（リセット）され、この後、プリレギュレー
タ１１に対する入力電圧が正常状態に戻ったときに通常
の動作時と同様にソフトスタート回路が再起動し、前記
ＭＯＳ ＦＥＴ１７のゲートに適切なデューティのスッ
チング駆動信号を送る。
【００２４】この結果、チョークコイル１６やＭＯＳ
ＦＥＴ１７、スイッチングレギュレータ１２に搭載して
いる回路素子等に過大な負荷が加わることが回避され、
また、プリレギュレータ１１、スイッチングレギュレー
タ１２の誤動作も防止される。
ＦＥＴ１７、スイッチングレギュレータ１２に搭載して
いる回路素子等に過大な負荷が加わることが回避され、
また、プリレギュレータ１１、スイッチングレギュレー
タ１２の誤動作も防止される。
【００２５】また、プリレギュレータ１１に対する入力
電圧が瞬時の停電で断たれた場合には、瞬停検出回路４
によりこの瞬時の停電状態を検出し、異常検出信号を出
力する。この異常検出信号は、上述した場合と同様、リ
セット信号生成回路２を構成する前記発光ダイオード５
により光信号に変換され、さらに、前記ホトトランジス
タ６により電気信号に変換されてリセット信号として前
記制御回路２０のリセット端子に送られる。
電圧が瞬時の停電で断たれた場合には、瞬停検出回路４
によりこの瞬時の停電状態を検出し、異常検出信号を出
力する。この異常検出信号は、上述した場合と同様、リ
セット信号生成回路２を構成する前記発光ダイオード５
により光信号に変換され、さらに、前記ホトトランジス
タ６により電気信号に変換されてリセット信号として前
記制御回路２０のリセット端子に送られる。
【００２６】これにより、制御回路２０の動作は強制的
に一時停止（リセット）され、この後、プリレギュレー
タ１１に対する入力電圧が復帰したときに通常の動作時
と同様にソフトスタート回路が再起動し、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ１７のゲートに適切なデューティのスッチング駆
動信号を送る。この結果、チョークコイル１６やＭＯＳ
ＦＥＴ１７、スイッチングレギュレータ１２に搭載し
ている回路素子等に瞬停による過大な負荷が加わること
が回避される。
に一時停止（リセット）され、この後、プリレギュレー
タ１１に対する入力電圧が復帰したときに通常の動作時
と同様にソフトスタート回路が再起動し、前記ＭＯＳ
ＦＥＴ１７のゲートに適切なデューティのスッチング駆
動信号を送る。この結果、チョークコイル１６やＭＯＳ
ＦＥＴ１７、スイッチングレギュレータ１２に搭載し
ている回路素子等に瞬停による過大な負荷が加わること
が回避される。
【００２７】上述した入力低下検出回路３、瞬停検出回
路４は、これら双方を異常検出回路１として用いる場合
の他、これらのいずれか一方を用いた構成とすることも
できる。
路４は、これら双方を異常検出回路１として用いる場合
の他、これらのいずれか一方を用いた構成とすることも
できる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、入力電圧
の低下や、瞬時の停電が生じた場合でも、前記プリレギ
ュレータやスイッチングレギュレータの誤動作を回避で
き、また、これらの回路素子として定格が格別大きいも
のを使用する必要も無い安定化電源装置の誤動作防止回
路を提供することができる。
の低下や、瞬時の停電が生じた場合でも、前記プリレギ
ュレータやスイッチングレギュレータの誤動作を回避で
き、また、これらの回路素子として定格が格別大きいも
のを使用する必要も無い安定化電源装置の誤動作防止回
路を提供することができる。
【００２９】また、リセット信号生成回路として発光素
子及び受光素子を用いているので、異常検出回路とプリ
レギュレータとの相対的な配置の自由度の高い安定化電
源装置の誤動作防止回路を提供することができる。
子及び受光素子を用いているので、異常検出回路とプリ
レギュレータとの相対的な配置の自由度の高い安定化電
源装置の誤動作防止回路を提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態の安定化電源装置の誤動作
防止回路を示す回路図である。
防止回路を示す回路図である。
【図２】従来の安定化電源装置の誤動作防止回路を示す
回路図である。
回路図である。
１ 異常検出回路 ２ リセット信号生成回路 ３ 入力低下検出回路 ４ 瞬停検出回路 ５ 発光ダイオード ６ ホトトランジスタ １１ プリレギュレータ １２ スイッチングレギュレータ １３ 交流電源 １４ 整流回路 １５ 平滑コンデンサ １６ チョークコイル １７ ＭＯＳ ＦＥＴ １８ ダイオード １９ 電解コンデンサ ２０ 制御回路 ２１ 補助電源
Claims (4)
- 【請求項１】 プリレギュレータにより入力の力率を改
善してスイッチングレギュレータに供給し、スイッチン
グレギュレータにより安定化された出力を得る安定化電
源装置の誤動作防止回路であって、 前記プリレギュレータに入力される入力電圧の異常を検
出する異常検出回路と、 この異常検出回路による入力電圧の異常検出信号に基づ
き前記プリレギュレータの動作をリセットするリセット
信号をこのプリレギュレータに送るリセット信号生成回
路と、 を有することを特徴とする安定化電源装置の誤動作防止
回路。 - 【請求項２】 ソフトスタート回路を備えた制御回路に
よりスイッチング制御されて入力の力率を改善するプリ
レギュレータと、このプリレギュレータの後段に接続し
た安定化された出力を得るスイッチングレギュレータと
を有する安定化電源装置の誤動作防止回路であって、 前記プリレギュレータに入力される入力電圧の異常を検
出する異常検出回路と、 この異常検出回路による入力電圧の異常検出信号に基づ
き前記プリレギュレータの制御回路に対しリセット信号
を送ってその動作を強制的に停止させるリセット信号生
成回路と、 を有することを特徴とする安定化電源装置の誤動作防止
回路。 - 【請求項３】 前記異常検出回路は、前記プリレギュレ
ータに入力される入力電圧の低下を検出する入力低下検
出回路、前記プリレギュレータに入力される入力電圧の
瞬時停止を検出する瞬停検出回路のいずれか一方又は双
方により構成されることを特徴とする請求項１又は２記
載の安定化電源装置の誤動作防止回路。 - 【請求項４】 前記リセット信号生成回路は、前記異常
検出回路からの異常検出信号を光信号に変換して送出す
る発光素子と、前記プリレギュレータにおけるリセット
端子に接続された前記発光素子からの光信号を電気信号
に変換する受光素子とにより構成したことを特徴とする
請求項１又は２記載の安定化電源装置の誤動作防止回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29854896A JPH10146045A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 安定化電源装置の誤動作防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29854896A JPH10146045A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 安定化電源装置の誤動作防止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146045A true JPH10146045A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17861165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29854896A Pending JPH10146045A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 安定化電源装置の誤動作防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10146045A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JPWO2005004304A1 (ja) * | 2003-07-07 | 2006-08-17 | 日本電信電話株式会社 | 昇圧装置 |
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| WO2015045138A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置及びこれを用いた空気調和装置 |
| CN105048302A (zh) * | 2015-07-10 | 2015-11-11 | 芜湖市晨曦新型建材科技有限公司 | 一种基于太阳能的稳压配电箱 |
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- 1996-11-11 JP JP29854896A patent/JPH10146045A/ja active Pending
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