JP2003146342A - 紙袋の端部封緘構造及びその形成方法、並びにこの端部封緘構造を備える紙袋 - Google Patents

紙袋の端部封緘構造及びその形成方法、並びにこの端部封緘構造を備える紙袋

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JP2003146342A JP2001349827A JP2001349827A JP2003146342A JP 2003146342 A JP2003146342 A JP 2003146342A JP 2001349827 A JP2001349827 A JP 2001349827A JP 2001349827 A JP2001349827 A JP 2001349827A JP 2003146342 A JP2003146342 A JP 2003146342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端部を1回折り曲げて、その折曲げ部を当て
紙で覆って封緘した紙袋に粉体のような内容物を充填し
ても漏れの生じない端部封緘構造及びその形成方法を提
供することにあり、更にはこの端部封緘構造を備える紙
袋を提供すること。 【解決手段】 主にクラフト紙からなる筒状体12の直
線切り一端を閉鎖して紙袋10とする際の端部封緘構造
であって、筒状体の一方の壁面に当て紙15を、端縁1
2cから外方に飛び出た糊代部15aと筒状体12の両
側部から突出した突出片15bとが形成されるように接
着し、この突出片15bを扁平な筒状体端部の他方の壁
面に折り返して側部を包むと共に糊代部15aと端部に
接着し、筒状体12端部を当て紙15と共に他方の壁面
側に折って糊代部15a及び突出片15bを他方の壁面
に接着して構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紙袋の端部封緘構
造及びその形成方法、並びにこの端部封緘構造を備える
紙袋に関し、更に詳細には例えば粉体などを収容した場
合でも漏れの全く起こらない簡単な構造の端部封緘構造
及びこの形成方法、更にはこの端部封緘構造を備える紙
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、主にクラフト紙からなる紙袋と
しては、大きく分けて、両側部にひだが付いた紙袋(ひ
だ付き紙袋)とひだの付かない紙袋(ひだ無し紙袋)と
があり、これらのひだ付き紙袋とひだ無し紙袋とには、
更に、それぞれ両端部が階段切りされた筒状体の一端を
閉鎖して構成された紙袋、及び両端が直線切りされた筒
状体の一端を閉鎖して構成された紙袋とがあることは既
によく知られている。
【0003】ひだ付き又はひだ無しの両タイプの紙袋に
おいて、両端が階段切りされた筒状体を基本構成要素と
して使用する紙袋では、一般的に、底部側となる筒状体
端部の階段面を閉鎖用フラップとして、その階段面に主
に樹脂系の接着剤、例えばホットメルト系接着剤を塗布
し、このフラップを開口端部の一部と共に折り返して対
向する壁面に接着することで厳重に閉鎖して底部閉鎖部
とした紙袋本体から構成されている。
【0004】そして、この紙袋本体の口部側となる端部
階段面は、内容物充填後の閉鎖用フラップとされ、その
階段面にはホットメルト系の接着剤が塗布されて乾燥固
化されており、内容物が充填された後に口部の閉鎖用フ
ラップに熱風を吹き付けてホットメルト系接着剤を再活
性し、当該閉鎖用フラップを口部端の一部と共に折り返
して対向する壁面に接着することで封緘されていた。
【0005】他方、両端が直線切りされた筒状体を基本
構成要素として使用した紙袋の場合には、充填する内容
物によって封緘構造を異にしている。すなわち、この紙
袋の使用目的が小麦粉のような粉体を収容するものであ
る場合には、底部となる端部を少なくとも2回巻き込む
ように折り曲げ、この折曲げ部を跨ぐように当て紙を配
置して当該折曲げ部を包囲し、当て紙を折曲げ部に接着
すると共にその両端部(筒状体の長手方向側に位置する
端部)を壁面にも接着剤で接着することで底部閉鎖部と
した紙袋本体から構成されている。
【0006】内容物が小麦粉などのような粉体の場合に
端部を少なくとも2回巻き込むように折り曲げて底部閉
鎖部を形成する理由は、粉体が紙袋における開口両側部
の僅かな隙間を介して開口方向に回り込み易く、そのた
め漏れが起こりやすいことからこれを防止するためであ
る。このような紙袋において、内容物が充填される口部
側の構造も、漏れを防止する意味で、前述した底部閉鎖
部の構造とほぼ同じ封緘構造(2回折り曲げ構造)とな
るように構成されている。
【0007】すなわち、口部側では、一方の壁面に紙片
を予め貼り付けて当て紙として存在させておく。つま
り、紙袋本体の幅と同じ幅の紙片の一端を、口部端を2
回折りできるような長さ分を見込んで、それより長手方
向中央寄り位置における一方の壁面に貼り付けておく。
この時、この紙片の長さとしては、紙袋本体の口部端を
2回折りして得られる折曲げ部を覆って包囲し、他端を
他方の壁面に接着できる程度とされる。
【0008】このようにして当て紙として機能する紙片
が取り付けられると、この紙片における封緘時の接着予
定面には両面接着テープが貼り付けられる。両面接着テ
ープの接着面には離型紙が貼り付けられているため、紙
片の接着予定面が封緘時まで紙袋本体の口部端における
壁面と重なっても相互に貼り付くことはない。
【0009】紙片の接着予定面に設けられている両面接
着テープの離型紙は、内容物を充填して口部を封緘する
時に、紙袋本体の口部端を2回折りして折曲げ部を形成
した時点ではっきりと露出するので、その時に剥がし、
折曲げ部を覆うように当該紙片を折り曲げて包囲すると
共にその接着予定面を折曲げ部及び対向する他方の壁面
に接着して口部を封緘する。
【0010】他方、充填する内容物が、穀物や樹脂ペレ
ットのような比較的に大きな粒状物である場合には、内
容物の回り込みがあまりないため、底部となる端部は1
回だけ折り曲げ、その後は前述したように当て紙で包囲
固定して底部閉鎖部としている。そして、この紙袋に内
容物を充填した後に封緘される口部の構造も、基本的に
は前述した底部閉鎖部と同じになるように構成されてい
る。
【0011】すなわち、一方の壁面に紙片を予め貼り付
けておき、これを閉鎖用フラップとする。つまり、紙袋
本体の幅と同じ幅の紙片を一方の壁面に重ねて接着して
おく。この場合、穀物や樹脂ペレットのような粒状物を
内容物とする紙袋では、口部端を1回折り曲げて封緘す
る方式であるため、紙片の長さのほぼ半分が口部端縁か
らその長手方向外方に飛び出すように紙袋本体の一方の
壁面に重ねて接着しておく。
【0012】これにより、紙片の一部が紙袋本体の口部
端縁から飛び出した部分が閉鎖用フラップとして作用す
る。具体的には、内容物を充填した後に、口部端を扁平
状態にして閉鎖用フラップを口部端と共に折り曲げ、閉
鎖用フラップの表面に塗布されているホットメルト系の
接着剤に熱風を当てて再活性させ、次いで紙袋の口部端
縁より若干長手方向中央寄り位置で閉鎖用フラップを口
部端と共に折り曲げて対向する他方の壁面に接着するこ
とで口部の封緘がなされる。
【0013】このように、この種の紙袋では、一般的に
は、底部閉鎖部の構造と口部の閉鎖構造と同じようにな
るように設計されている。しかし、最近では、内容物が
充填された紙袋を開封する時の利便を考えて、底部閉鎖
部を開封容易な構造にした紙袋もあり、このような紙袋
については内容物を充填した後の口部についてだけ前述
した封緘構造とする例もある。このような開封容易な底
部閉鎖部の構造を具体的に説明すると、以下の通りであ
る。
【0014】すなわち、開封容易な底部閉鎖部は、両端
直線切りの筒状体における底部とする端部を少なくとも
2回巻き込むように折り曲げ、この折曲げ部を跨ぐよう
に、内面に開封テープが貼着された当て紙を配置し、そ
の両端部を壁面に接着剤で接着して構成されている。こ
の時、折曲げ部は当て紙と何らの接着状態にはなく、こ
れを包囲している当て紙の内側でフリーな状態とされて
いる。
【0015】他方、口部側では、前述したように内容物
として粉体を扱う紙袋については口部端を2回折り曲げ
てこれを当て紙で固定するような構造となるように設計
され、また粒状物を内容物として扱う紙袋については口
部端を1回折り曲げてこれを当て紙で固定するような構
造となるように設計されているのである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、端部が直
線切りとされた筒状体から形成された紙袋の場合、内容
物として小麦粉のような粉体を入れた場合に、閉鎖端部
の両側開口隙間からの漏れを確実に防止する理由から、
端部を少なくとも2回折り曲げ、この折曲げ部を覆うよ
うに当て紙を貼り付けて封緘していた。
【0017】そのため、粉体を入れる紙袋の基本構成要
素となる筒状体は、その全長が長く設計され且つ製造さ
れ、粒状物などを入れる紙袋用の筒状体とは区別して形
成されていた。そのため、粉体を入れるための紙袋で
は、基本構成要素となる筒状体の全長を長く形成するこ
とから使用紙量が多くなり、製造コストが高くなるばか
りではなく資源の無駄でもあった。
【0018】しかも、粉体用の紙袋と粒状物用の紙袋と
の2種類を製造することから、生産ラインの増加、在庫
管理の煩雑さ、生産性の低下等、多くの問題が生じてい
た。そのため、使用紙量の少ない粒状物充填用の紙袋即
ち基本構成要素となる筒状体の端部を1回折り、この折
曲げ部を当て紙で覆って封緘した紙袋に粉体のような内
容物を入れても漏れが起こらず且つ構造の簡単な新規な
紙袋の開発が望まれていた。
【0019】この発明の目的は、かかる従来の問題を解
決するためになされたもので、端部を1回折り曲げて、
その折曲げ部を当て紙で覆って封緘した紙袋に粉体のよ
うな内容物を充填しても漏れの生じない端部封緘構造及
びその形成方法を提供することにあり、更にはこの端部
封緘構造を備える紙袋を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、主にクラフ
ト紙からなる筒状体の直線切り一端を閉鎖して紙袋とす
る際の底部閉鎖部又は紙袋の直線切り口部端を閉鎖する
際の口部閉鎖部に適用される端部封緘構造であって、筒
状体の幅よりも長い当て紙を一方の壁面に、その一部を
端縁から長手方向に飛び出させて糊代部を形成するよう
に接着すると共にこの当て紙の両端部を筒状体の両側部
からそれぞれ突出させ、この突出片を一端が扁平とされ
た筒状体の他方の壁面に折り返して扁平な筒状体の幅方
向側部を包むと共に当て紙の糊代部と筒状体の端部とに
接着し、筒状体の端部を他方の壁面側に当て紙と共に折
り返して当て紙の糊代部及び突出片を他方の壁面に接着
して構成されることを特徴とする。
【0021】また、この発明は、主にクラフト紙からな
る筒状体の直線切り一端を閉鎖して紙袋とする際の底部
閉鎖部又は紙袋の直線切り口部端を閉鎖する際の口部閉
鎖部に適用される端部封緘構造形成方法であって、筒状
体の幅よりも長い当て紙を一方の壁面に、その一部を端
縁から長手方向に飛び出させて糊代部を形成するように
接着すること、その時、同時にこの当て紙の両端部を筒
状体の両側部からそれぞれ突出させること、次いで、こ
の突出片を端部が扁平とされた筒状体の他方の壁面に折
り返して扁平な筒状体の幅方向側部を包み、当て紙の糊
代部と筒状体の端部とに接着すること、その後、当て紙
の糊代部に接着剤を塗布するか或いは接着可能な状態に
して、筒状体の一端を他方の壁面側に当て紙と共に折り
返して当て紙の糊代部及び突出片を他方の壁面に接着す
ることから構成されることを特徴とする。
【0022】更に、この発明は、一端が前述した構成の
端部封緘構造で形成された底部閉鎖部とされ、他端が口
部として開放していることを特徴とする、端部封緘構造
を備える紙袋でもある。更にまた、この端部封緘構造を
備える紙袋では、他端の口部端においてその端縁から長
手方向外方に一部を飛び出させて糊代部とするようにし
て両壁面のいずれか一方に接着され、且つ両端に筒状体
の両側部から突出した突出片を備えた当て紙と、当て紙
の糊代部とこの糊代部の面に連接する突出片表面に塗布
された接着剤と、扁平にされた筒状体の口部端の他方の
壁面に各突出片を折り返して筒状体の幅方向各側部を包
み込む時、当て紙の糊代部に重なる部分の裏面に塗布さ
れた接着剤とを備えて構成され、口部端から内容物を充
填した後、当て紙の各突出片を扁平な筒状体の幅方向側
部を包むように折り返すと共に当て紙の糊代部と筒状体
の口部端とに接着し、筒状体の口部端を当て紙と共に折
り返して当て紙の糊代部及び突出片を壁面に接着して口
部端に端部封緘構造を形成するように構成されているこ
とを特徴とする。
【0023】また、この発明における端部封緘構造を備
える紙袋では、筒状体の一端が少なくとも2回折り曲げ
られ、その折曲げ部を開封テープ付当て紙で包囲固定し
てなる開封可能な底部閉鎖部を備え、筒状体の直線切り
他端における口部端についてその端縁から長手方向外方
に一部を飛び出させて糊代部とするようにして他方の壁
面に接着され、且つ両端に筒状体の両側部から突出した
突出片を備えた当て紙と、当て紙の糊代部とこの糊代部
の面に連接する突出片表面に塗布された接着剤と、扁平
とされた筒状体の口部端の壁面に各突出片を折り返して
扁平な筒状体の幅方向各側部を包み込む時、当て紙の糊
代部に重なる部分の裏面に塗布された接着剤とを備えて
構成され、口部端から内容物を充填した後、当て紙の各
突出片を扁平な筒状体の幅方向側部を包むように折り返
すと共に当て紙の糊代部と筒状体の口部端とに接着し、
筒状体の口部端を当て紙と共に折り返して当て紙の糊代
部及び突出片を壁面に接着して端部封緘構造とするよう
に構成されていることを特徴とする。
【0024】また、この発明における端部封緘構造を備
える紙袋では、当て紙の糊代部とこの糊代部の面に連続
する突出片表面に塗布された接着剤がホットメルト系の
接着剤であり、また当て紙の糊代部に重なる突出片の対
応裏面に塗布された接着剤もホットメルト系の接着剤で
あることを特徴とする。
【0025】更に、この発明における端部封緘部を備え
る紙袋では、当て紙の糊代部とこの糊代部の面に連続す
る突出片表面に塗布された接着剤に使用時まで離型紙が
貼り付けられ、また当て紙の糊代部に重なる突出片の対
応裏面に塗布された接着剤にも使用時まで離型紙が貼り
付けられていることを特徴とする。なお、この発明に係
る端部封緘構造を備える紙袋では、筒状体が両側部に扁
平時の断面形状として横V形に折り込まれるひだを備え
ている、所謂ひだ付きの紙袋に好ましく適用することが
できる。
【0026】このような端部封緘部を備えるひだ付きの
紙袋の場合には、筒状体の両側部からそれぞれ突出させ
た突出片を側方に折り返して端部が扁平とされた筒状体
のひだ部の片側半分を包むと共に当て紙の糊代部と筒状
体の端部とに接着し、筒状体の端部を他方の壁面側に前
記当て紙と共に折り返して当て紙の糊代部及び突出片を
他方の壁面に接着して構成することもできる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る端部封緘構
造を備える紙袋を図に示される好適な実施形態について
更に詳細に説明する。図1はこの発明の一実施形態に係
るひだ付き紙袋10を示しており、図2は図1の2−2
線に沿ってひだ付き紙袋10を切断してその縦断面構造
を模式的に示す構成説明図であり、更に図3〜図7は本
実施形態のひだ付き紙袋10の形成手順を示す部分的な
構成説明図である。
【0028】この実施形態に係るひだ付き紙袋10の基
本構成要素としては、従来と実質的に同様な、主にクラ
フト紙から形成され且つ両側部にひだ11を備える両端
直線切りの筒状体12が用いられる。この実施形態に係
るひだ付き紙袋10は、この筒状体12の一端を閉鎖し
て底部閉鎖部13を形成することにより構成された紙袋
本体14を含む。
【0029】この底部閉鎖部13は、この発明の端部封
緘構造によって形成されている。すなわち、底部閉鎖部
13の構造をその形成手順に従って説明すると、最初
に、図3に示されるように扁平に折り畳まれた筒状体1
2の幅よりも長い当て紙15を一方の壁面12aに、そ
の一部を端縁12cから長手方向外側に飛び出させて糊
代部15aを形成するように接着剤16で接着すると共
にこの当て紙15の両端部を筒状体11の両側部からそ
れぞれ突出させる。
【0030】この時の筒状体12における端部を長手方
向端部側から見た状態が図4である。すなわち、図4は
図3の下方側から見た端面図である。次に、図5に示さ
れるように、筒状体11の両側部からそれぞれ突出させ
た当て紙15の各突出片15bを、端部が扁平とされた
筒状体12の他方の壁面12bに折り返して扁平な筒状
体12の幅方向側部を包むと共に、折り返された突出片
15bが重なる当て紙15の糊代部15aと筒状体12
の端部における壁面12bに接着する。
【0031】この結果、筒状体12の端部における両側
部において、図4に示されるように扁平状態で長手方向
から見た時にほぼ横M字形をした幅方向最も側方に位置
する開口隙間17即ち壁面12a、12bと折り込まれ
たひだ11の片側半分との山折り部内側口部は、当て紙
15の突出片15bを側方から巻き込んだことによって
サンドイッチ状に挟み込まれると共に開口隙間17の直
上を当て紙15の糊代部15aとこれに重なる突出片1
5bとの相互接着によって完全に閉じられることにな
る。
【0032】その後、折り返され且つ筒状体12の端部
と当て紙15の糊代部15aとに重合接着された突出片
15bにおいて、図5から明らかなように当て紙15の
糊代部15aに重なった領域をそのまま新たな糊代部1
5aとするため、当て紙15の糊代部15aと連続する
表面領域に接着剤16を塗布する。
【0033】そして、最後に、この筒状体12の端縁1
2cよりも若干長手方向中央よりの位置を通る折曲げ線
18によって筒状体12の僅かな端部と共に当て紙15
の糊代部15aを他方の壁面12b側に折り返して当て
紙の糊代部15a及び突出片15bを他方の壁面に接着
する。これにより、図1に示される底部閉鎖部13が形
成され、この時の状態が紙袋本体14である。
【0034】他方、紙袋本体14の口部側には、内容物
が充填された後に、前述した底部閉鎖部13とまったく
同じ端部封緘構造により封緘できるように予め封緘用の
部品が取り付けられて準備されている。すなわち、図1
に示されるように、筒状体12の直線切り他端における
口部端には、当て紙15が筒状体12の端縁12cから
長手方向外方にその一部を飛び出させて糊代部15aと
し且つ両端を筒状体12の両側部から突出させて突出片
15bとするように壁面12aに接着剤19により接着
されている。
【0035】当て紙15の糊代部15aとこの糊代部1
5の面に連接する突出片15bの表面にはホットメルト
系の接着剤19が塗布され、同時に、図6に示されるよ
うに当て紙15の突出片15bにおける図1で見て裏面
側の少なくともほぼ上部半分の表面にもホットメルト系
の接着剤19が塗布されている。このように紙袋本体1
4の口部端に、内容物が充填された後に底部閉鎖部13
とまったく同じ端部封緘構造により口部端を封緘できる
ように当て紙15が所定の状態で取り付けられること
で、ひだ付き紙袋10が形成される。
【0036】このように構成されたひだ付き紙袋10に
おいて、その口部端から内容物を充填した後に当該口部
端を封緘する手順は次の通りである。すなわち、当て紙
15に塗布されているホットメルト系接着剤に熱風を吹
き付けて再活性させると共に、図5に示される状態と同
様に当て紙15の各突出片15bを扁平にした口部端の
幅方向側部を包むように折り返えして当て紙15の糊代
部15aと口部端壁面とに重ねて接着する。
【0037】この結果、底部閉鎖部13の形成の際に説
明したように、ひだ付き紙袋10の口部端における両側
部において、図4に示されているように扁平状態で長手
方向から見た時にほぼ横M字形をした幅方向最も側方に
位置する開口隙間17即ち壁面12a、12bと折り込
まれたひだ11の片側半分との山折り部内側口部は、当
て紙15の突出片15bを側方から巻き込んだことによ
ってサンドイッチ状に挟み込まれると共に開口隙間17
の直上を当て紙15の糊代部15aとこれに重なる突出
片15bとの相互接着によって完全に閉じられることに
なる。
【0038】その後、ひだ付き紙袋10の口部端と当て
紙15の糊代部15aとに重合接着された折り返し突出
片15bは、図1で見て裏面であった面が正面側に出て
くるため、その面が当て紙15の糊代部15aと連続し
て新たな糊代部15aとなり、しかもこの面にはホット
メルト系接着剤19が予め塗布されているため、この段
階で接着剤の塗布を行う必要はない。
【0039】そして、最後に、このひだ付き紙袋10の
口部端における端縁12cよりも若干長手方向中央より
の位置を通る折曲げ線20によってひだ付き紙袋10の
僅かな端部と共に当て紙15の糊代部15aを他方の壁
面12b側に折り返して当て紙の糊代部15a及び突出
片15bを他方の壁面に接着する。これにより、ひだ付
き紙袋10の口部端が封緘される。
【0040】ところで、図7及び図8は、ひだ付き紙袋
10を転倒して底部閉鎖部13を上向きにして示す斜視
図であるが、これらの図7及び図8から明らかなように
ひだ付き紙袋10に内容物が充填されると、矢印21で
示されるように次第に膨張し、横断面横V字状であった
ひだ11が開いて角形となるが、この時に図7に示され
るようにひだ11を扁平状態に押さえている当て紙15
の縁から強い引裂き力が働く。
【0041】この引裂き力によって当て紙15における
突出片15bの山折り部は、破れ(引裂き開始部を符号
22で示す)、図8に示されるようなひだ付き紙袋10
の最終的な角形への成形が何の問題もなく行われる。当
て紙15における突出片15bの山折り部が破れる範囲
(長さ)は、図5の状態で示すと当て紙15の縁15c
から端部折り返し線18迄の間の範囲23である。その
ため、折り返された端部におけるほぼ横M字形をした幅
方向最も側方に位置する開口隙間(口部端で説明した符
号17で示す開口隙間に相当)を塞いでいる当て紙15
の折り返し部には何の影響も起こらない。
【0042】このように、この実施形態に係るひだ付き
紙袋10では、底部閉鎖部又は口部端に封緘部を形成す
る際に、紙袋本体14の端部開口における両側部の横断
面ほぼ横M字形の幅方向最も側方に位置する開口隙間1
7を当て紙15の突出片15bで側方から巻き込んで完
全に閉鎖することにより、従来のこの種の紙袋で生じて
いた、前述の開口隙間17からの粉体の漏れを完全に防
止することができる。
【0043】なお、前述した実施形態のひだ付き紙袋1
0では、底部閉鎖部13が本発明の端部封緘構造で構成
されたものであったが、本発明に係る端部封緘構造を備
える紙袋は、このような態様のみに限定されるものでは
ない。例えば、底部閉鎖部13を、従来の開封容易な閉
鎖構造とすることも好ましい。すなわち、図9及び図1
0に示されるように、この発明に係る端部封緘構造を備
える紙袋10では、底部閉鎖部13が、底部端を巻き込
むように2回折り曲げて折曲げ部24を形成し、この折
曲げ部24を跨ぐように開封テープ26の付いた当て紙
25で包囲し、両端を接着剤27でそれぞれの壁面12
a、12bに接着して形成されているものでもよい。
【0044】また、このひだ付き紙袋10では、前述し
たように当該紙袋に内容物が充填された時、この発明の
端部封緘構造で閉鎖された閉鎖部において当て紙15の
突出片15bの巻き込みによりひだ11を扁平状態に押
さえている当て紙15の突出片折り返し部が膨張によっ
て縁15cから強い引裂き力が働く時、例えば繊維配向
等に工夫をする等して容易に切れる程度の性質を備えた
ものとすることも好ましい。
【0045】更に、前述した実施形態に係るひだ付き紙
袋10では、口部端封緘用として紙袋本体壁面に貼り付
けた当て紙15の糊代部15aと突出片15bの表面、
並びにこの突出片15bの裏面側ほぼ上半分表面にホッ
トメルト系の接着剤19を予め塗布し、これを乾燥固化
させた例について説明したが、この発明ではこのような
例に限定されるものではない。
【0046】すなわち、当て紙15の所定表面に塗布し
た接着剤19を、両面接着テープを用いて形成してもよ
い。両面接着テープを、当て紙15の前述した接着剤塗
布面に貼り付けると、塗布された接着剤の表面は離型紙
で覆われているため、内容物充填の際に不用意に他の部
分に接着したりすることがなく、内容物充填後の口部端
封緘時に当て紙15の表面から離型紙を除去すれば、す
ぐに接着可能な状態となる。
【0047】前述した実施形態の吹込口弁付紙袋10で
は、底部端、底部端と口部端の両方を封緘する際に、当
て紙15の突出片15bを図4及び図5に示されるよう
に扁平な端部の幅方向他側部即ちひだ11の全部(厚み
方向の全部)を包み込むように折り返えし、端部と当て
紙15の糊代部15aとに重ねて接着したが、本発明は
このような形態に限定されるものではない。
【0048】例えば、筒状体12を逆さまにして底部を
上に向けた状態で見た図11に示されるように、端部を
封緘する際に、当て紙15の突出片15bをひだ11の
片側半分、即ち壁面12aと中折りされたひだ11の片
側半分との山折り部端部口のみを包み込むように側方に
折り返してもよい。要するには、当て紙15の突出片1
5bを側方に折り返す時、紙袋本体14の壁面12bに
重ねるように折り返すのではなく、断面V字状に折り込
まれたひだ11のその中折り部に入り込ませるように側
方に折り返すのである。
【0049】このように当て紙15の突出片15bでひ
だ11の片側半分の山折り部端部口のみを側方から包み
込むだけでもよい理由は、このような紙袋の場合、その
構造上、壁面12aと中折りされたひだ11の片側半分
との山折り部端部口へ内容物が最も回り込み易いからで
ある。すなわち、壁面12bとこれに連接する中折りさ
れたひだ11の片側半分とは折曲げ線20で壁面12b
側にほぼ180度折り曲げられるため内容物の端部口へ
の回り込みが起きにくく、逆に壁面12aとこれに連接
する中折りされたひだ11の片側半分とは内容物が充填
されて紙袋が角形に膨張成型された時にほとんど折れ曲
がっていない状態となるからである。
【0050】最後に、前述した実施形態は、両側部にひ
だの付いた紙袋を例として説明したが、この発明はこの
ようなひだ付き紙袋に限定されるものではなく、ひだの
付かない紙袋についても同様に適用することができるこ
とは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の端部封
緘構造及びその形成方法、並びにこの端部封緘構造を備
える紙袋によれば、紙袋本体の端部における両側方に位
置する開口隙間を当て紙の突出片で側方から巻き込んで
完全に閉鎖するようにして端部を1回折りして封緘部を
形成するという非常に簡単な構成により、粉体を充填し
てもこの紙袋の荷扱い時に、開口隙間から内容物の漏れ
が起こることがなく、これにより端部を1回折りして封
緘した1種類の紙袋で、あらゆる内容物の収納に対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るひだ付き紙袋を扁
平状態にして示す平面図である。
【図2】図1に示されるひだ付き紙袋を2−2線で切断
してその断面構造を模式的に示す構成説明図である。
【図3】図1に示される底部閉鎖部を備えるひだ付き紙
袋を形成するため、底部となる端部に当て紙を貼り付け
た状態を示す平面図である。
【図4】図3に示されるひだ付き紙袋形成前の底部側に
おける一側部を長手方向から見た概略的な端面図であ
る。
【図5】図1に示されるひだ付き紙袋の底部となる端部
にこの発明の端部封緘構造の底部閉鎖部を形成する直前
の状態を示す部分的な平面図である。
【図6】図1に示されるひだ付き紙袋の口部端を裏側か
ら見た部分的な平面図である。
【図7】図1に示されるひだ付き紙袋の底部閉鎖部にお
ける両側のひだを扁平状態に押さえている当て紙の突出
片の折り返し部がこのひだ付き紙袋に内容物を充填した
時の膨張力により引き裂かれる状態を概略的に示すた
め、この底部閉鎖部を上向きにした状態で示す部分的な
斜視図である。
【図8】図1に示されるひだ付き紙袋に内容物を充填す
ることにより、底部閉鎖部における両側のひだを扁平状
態に押さえている当て紙の突出片の折り返し部が引き裂
かれて通常の角形に成型された状態を概略的に示すた
め、この底部閉鎖部を上向きにした状態で示す部分的な
斜視図である。
【図9】この発明に係る端部封緘構造を備える紙袋の別
な実施形態を示す図1と同様な平面図である。
【図10】図9に示される実施形態のひだ付き紙袋を1
0−10線で切断してその断面構造を模式的に示す構成
説明図である。
【図11】この発明の他の実施形態に係るひだ付き紙袋
であって、その端部を封緘する際に当て紙の突出片をひ
だの中折り部に入り込ませるように折り返してひだの片
側半分の端部口を包むようにする状態を示す部分的な斜
視図である。
【符号の説明】
10 ひだ付き紙袋 11 ひだ 12 両端直線切りのひだ付き筒状体 12a 一方の壁面 12b 他方の壁面 12c 筒状体端部の端縁 13 底部閉鎖部 14 紙袋本体 15 当て紙 15a 糊代部 15b 突出片 15c 当て紙の縁 16 接着剤 17 端部側方の開口隙間 18 折曲げ線 19 接着剤(ホットメルト系接着剤) 20 折曲げ線 21 膨張方向を示す矢印 22 引裂き開始部 23 引裂き範囲

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主にクラフト紙からなる筒状体の直線切
    り一端を閉鎖して紙袋とする際の底部閉鎖部又は紙袋の
    直線切り口部端を閉鎖する際の口部閉鎖部に適用される
    端部封緘構造であって、 前記筒状体の幅よりも長い当て紙を一方の壁面に、その
    一部を前記端縁から長手方向に飛び出させて糊代部を形
    成するように接着すると共にこの当て紙の両端部を前記
    筒状体の両側部からそれぞれ突出させ、この突出片を前
    記一端が扁平とされた前記筒状体の他方の壁面に折り返
    して扁平な前記筒状体の幅方向側部を包むと共に前記当
    て紙の前記糊代部と前記筒状体の端部とに接着し、前記
    筒状体の端部を他方の前記壁面側に前記当て紙と共に折
    り返して前記当て紙の前記糊代部及び前記突出片を他方
    の前記壁面に接着して構成されることを特徴とする紙袋
    の端部封緘構造。
  2. 【請求項2】 主にクラフト紙からなる筒状体の直線切
    り一端を閉鎖して紙袋とする際の底部閉鎖部又は紙袋の
    直線切り口部端を閉鎖する際の口部閉鎖部に適用される
    端部封緘構造形成方法であって、 前記筒状体の幅よりも長い当て紙を一方の壁面に、その
    一部を前記端縁から長手方向に飛び出させて糊代部を形
    成するように接着すること、 その時、同時にこの当て紙の両端部を前記筒状体の両側
    部からそれぞれ突出させること、 次いで、この突出片を前記端部が扁平とされた前記筒状
    体の他方の壁面に折り返して扁平な前記筒状体の幅方向
    側部を包み、前記当て紙の前記糊代部と前記筒状体の端
    部とに接着すること、 その後、前記当て紙の前記糊代部に接着剤を塗布するか
    或いは接着可能な状態にして、前記筒状体の一端を他方
    の前記壁面側に前記当て紙と共に折り返して前記当て紙
    の前記糊代部及び前記突出片を他方の前記壁面に接着す
    ること、から構成されることを特徴とする紙袋の端部封
    緘構造形成方法。
  3. 【請求項3】 一端が請求項1に記載された端部封緘構
    造で形成された底部閉鎖部とされ、他端が口部として開
    放していることを特徴とする、端部封緘構造を備える紙
    袋。
  4. 【請求項4】 他端の口部端においてその端縁から長手
    方向外方に一部を飛び出させて糊代部とするようにして
    前記両壁面のいずれか一方に接着され、且つ両端に前記
    筒状体の両側部から突出した突出片を備えた当て紙と、
    前記当て紙の前記糊代部とこの糊代部の面に連接する前
    記突出片表面に塗布された接着剤と、扁平にされた前記
    筒状体の前記口部端の他方の前記壁面に前記各突出片を
    折り返して前記筒状体の幅方向各側部を包み込む時、前
    記当て紙の前記糊代部に重なる部分の裏面に塗布された
    接着剤とを備えて構成され、 前記口部端から内容物を充填した後、前記当て紙の前記
    各突出片を扁平な前記筒状体の幅方向側部を包むように
    折り返すと共に前記当て紙の前記糊代部と前記筒状体の
    口部端とに接着し、前記筒状体の口部端を前記当て紙と
    共に折り返して前記当て紙の前記糊代部及び前記突出片
    を前記壁面に接着して口部端に端部封緘構造を形成する
    ように構成されていることを特徴とする請求項3に記載
    の端部封緘構造を備える紙袋。
  5. 【請求項5】 筒状体の一端が少なくとも2回折り曲げ
    られ、その折曲げ部を開封テープ付当て紙で包囲固定し
    てなる開封可能な底部閉鎖部を備え、前記筒状体の直線
    切り他端における口部端についてその端縁から長手方向
    外方に一部を飛び出させて糊代部とするようにして他方
    の前記壁面に接着され、且つ両端に前記筒状体の両側部
    から突出した突出片を備えた当て紙と、前記当て紙の前
    記糊代部とこの糊代部の面に連接する前記突出片表面に
    塗布された接着剤と、扁平とされた前記筒状体の前記口
    部端の前記壁面に前記各突出片を折り返して扁平な前記
    筒状体の幅方向各側部を包み込む時、前記当て紙の前記
    糊代部に重なる部分の裏面に塗布された接着剤とを備え
    て構成され、 前記口部端から内容物を充填した後、前記当て紙の前記
    各突出片を扁平な前記筒状体の幅方向側部を包むように
    折り返すと共に前記当て紙の前記糊代部と前記筒状体の
    口部端とに接着し、前記筒状体の口部端を前記当て紙と
    共に折り返して前記当て紙の前記糊代部及び前記突出片
    を前記壁面に接着して端部封緘構造とするように構成さ
    れていることを特徴とする端部封緘構造を備える紙袋。
  6. 【請求項6】 前記当て紙の前記糊代部とこの糊代部の
    面に連続する前記突出片表面に塗布された接着剤がホッ
    トメルト系の接着剤であり、また前記当て紙の前記糊代
    部に重なる前記突出片の対応裏面に塗布された接着剤も
    ホットメルト系の接着剤であることを特徴とする請求項
    4又は5に記載の端部封緘構造を備える紙袋。
  7. 【請求項7】 前記当て紙の前記糊代部とこの糊代部の
    面に連続する前記突出片表面に塗布された接着剤に使用
    時まで離型紙が貼り付けられ、また前記当て紙の前記糊
    代部に重なる前記突出片の対応裏面に塗布された接着剤
    にも使用時まで離型紙が貼り付けられていることを特徴
    とする請求項4又は5に記載の端部封緘構造を備える紙
    袋。
  8. 【請求項8】 前記筒状体が両側部に扁平時の断面形状
    として横V形に折り込まれるひだを備えていることを特
    徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の端部封緘構造
    を備える紙袋。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の端部封緘構造を備える
    紙袋において、前記筒状体の両側部からそれぞれ突出さ
    せた前記突出片を側方に折り返して前記一端が扁平とさ
    れた前記筒状体のひだ部の片側半分を包むと共に前記当
    て紙の前記糊代部と前記筒状体の端部とに接着し、前記
    筒状体の端部を他方の前記壁面側に前記当て紙と共に折
    り返して前記当て紙の前記糊代部及び前記突出片を他方
    の前記壁面に接着して構成されることを特徴とする端部
    封緘構造を備える紙袋。
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