JP2019189252A - 粉体包装用紙袋 - Google Patents
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Abstract
Description
このような粉体用包装袋では、底面に貼着されている化粧紙を破断した後、容易に折封部の開口ができるようにするため、上述のように非常に簡易な封止構造となっている。
しかしながら、特許文献1乃至3において開示された包装袋は何れも、化粧紙の左右両端側の長さを底面より大きく形成し、この部分を左右の側面にそれぞれ貼着するものであるため、化粧紙を破断する作業において長くした部分が却って邪魔となり、開封作業が煩わしいものとなってしまう。
さらに、化粧紙において多くの面積を必要とするので、材料費などの生産コストも割高となる問題があった。
また、折封部への化粧紙の貼着において、折封部の上面に、開口端部の折り込み時に発生することのある皺や、折り込まれた開口端部の重なり厚みによる凹凸によって隙間が生じてしまった場合であっても、折封部の上面に連続して一体的に貼着した化粧紙によって隙間が閉塞されることとなるので、粉体が漏れ出してしまうことを抑制することができるものとなる。
さらに、化粧紙は従来に比して底面の正面側や背面側において大きく形成する必要はあるが、底面の四囲全てにおいて大きく形成する場合に比して多くの面積を必要としないので、材料費などの生産コストが割高となることもない。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるため技術的に種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
この化粧紙2は、開封側底面15の短辺の長さよりも大きく形成され、折封部5の上面に連続して一体的に袋体10の正面11及び/又は背面13の一部を覆うように貼着されるものである。
この化粧紙2の内面には、たとえば、酢酸ビニル樹脂系接着剤が予め全面あるいは部分的に塗布されている。
ゆえに、カットテープ3は帯状体とすることで、化粧紙2に対する接触面積が大きく、装着強度が増したものとなり、カットテープ3を引っ張る開封作業中にカットテープ3が化粧紙2から剥離してしまうことがなく、確実に開封作業を行えるものとすることができる。
なお、図中の符合31は、カットテープ3による開封作業中の際に引っ張る摘まみ部である。
まず、図2(A)に示すように、矩形状をしたクラフト紙などシート材において対向する辺端同士を接合し、一端側1aと他端側1bとが開口する筒状をした袋本体1を形成する。
この袋本体1は、平坦となるように平面的に折り潰される。これにより袋体10とした際の正面11側と背面13側が形成される。
図において、正面11側の開口端部11aを開いて折り返すことで、両側の開口端部12a,14aを内側へ折り込んで折込み部52a,54aを形成した状態が示されている。
ゆえに、化粧紙2の貼着は、図5(A)に示すように、折封部5の上面に連続して袋体の正面11と背面13の一部を覆うように、化粧紙2の短手方向の両側端部2a,2aをそれぞれ折り返す。
図6において、化粧紙2の内面と折封部5の上面とが接着されている接合領域αが斜線にて示されると共に、カットテープ3に沿って所定の幅d3で非接合領域(弱接合領域)βが設けられている状態が示されている。
化粧紙2の貼着では、図5(B)に示すように、化粧紙2の両側端部2a,2aは袋体の正面11側や背面13側に向かって折り返され、折り返し部21を形成するが、折り返し部21の長さが短いと折り返しがし難く、袋体10の正面11や背面13と化粧紙2との間に隙間空いたものとなってしまう。ゆえに、化粧紙2は、たとえば、15mm以上の折り返し部21が形成されるように短辺の長さd2を、折封部5(開封側底面15)の短辺の長さd1よりも大きく形成すると望ましい。
具体的には、図7に示すように、折封部5が正面11に連続する開口端部11aを最後に折り込むことにより形成したものである場合、折封部5の上面に連続して袋体1の背面13の一部を一体的に覆うように化粧紙2を貼着して折り返し部21を形成する。すなわち、最後に折り込んだ開口端部11aは単に折り込まれたに過ぎず、重なり合った開口端部11a,13aは隙間を有しているため、図7(A)中の点線矢印で示すように、粉体包装用紙袋10を寝かせる際の衝撃や振動によってこの隙間より粉体が漏れ出してしまうおそれがある。ゆえに、隙間が開口する側を化粧紙2で覆うことで、より少ない量で効率良く粉体が漏れ出してしまうことを抑制することができる。
すなわち、図5(B)に示すように、化粧紙2の両側端部2a,2aを折り返す場合、一方の折り返し部21側では、上から化粧紙2と、開口端部13aと、折り返した開口端部13aと、化粧紙2(折り返し部21)が重なった4層であり、他方の折り返し部21側では、上から化粧紙2と、開口端部11aと、折り返した開口端部11aと、化粧紙2(折り返し部21)と、袋体10の正面11及び背面13が重なった6層である。
したがって、化粧紙2の側端部2aの折り返しは、できるだけ重なり段差が生じないように形成することが望ましい。しかも、化粧紙2の何れか一方の側端部2aのみを折り返すようにすることで、化粧紙2の短辺の長さd2を小さくし、材料費の生産コストを抑えることもできる。
なお、他端1b側の折封部の上面に貼着する化粧紙2は、一端側1aと同様に、充填側底面16の短辺の長さよりも大きく形成されたものであっても良いし、通常の大きさ(すなわち、充填側底面16の短辺の長さと等しい大きさ)に形成されたものでも良い。
そして、使用時に開封側底面15に貼着された化粧紙2に設けられたカットテープ3の摘み部31を持って長手方向に引っ張ることで、化粧紙2が破断され折封部5を開口することができる。
Claims (5)
- 筒状をした袋本体における一端側の開口端部を折り込むことにより形成した折封部に化粧紙を貼着して形成した開封側底面を備える袋体であって、
前記開封側底面は、正面もしくは背面にそれぞれ連続する二つの長辺と、右側面もしくは左側面にそれぞれ連続する二つの短辺とを有する細長矩形状をし、
前記化粧紙は、前記開封側底面の短辺の長さよりも大きく形成され、前記折封部の上面に連続して一体的に袋体の正面及び/又は背面の一部を覆うように貼着されている、
ことを特徴とする粉体包装用袋。 - 前記化粧紙は、前記折封部が正面に連続する開口端部を最後に折り込むことにより形成したものである場合、前記折封部の上面に連続して袋体の背面の一部を一体的に覆うように貼着され、前記折封部が背面に連続する開口端部を最後に折り込むことにより形成したものである場合、前記折封部の上面に連続して袋体の正面の一部を一体的に覆うように貼着されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の粉体包装用袋。 - 前記化粧紙を破断するのに十分な強度を有する帯状をしたカットテープが、前記化粧紙の長手方向に沿ってその内面に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体包装用袋。
- 前記カットテープに沿って所定幅で、前記化粧紙が前記折封部の上面に接着されていない非接合領域、もしくは前記化粧紙の前記折封部の上面に対する接着力が他の領域に比べて小さい弱接合領域が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の粉体包装用袋。
- 前記袋本体の内部に、別途袋体を備える二重包装袋体構造であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の粉体包装用袋。
Priority Applications (1)
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JP2018081293A JP2019189252A (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 粉体包装用紙袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018081293A JP2019189252A (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 粉体包装用紙袋 |
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JP2019189252A true JP2019189252A (ja) | 2019-10-31 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2018081293A Pending JP2019189252A (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 粉体包装用紙袋 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019189252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022124383A (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-25 | 大昭和紙工産業株式会社 | 紙製のカットテープを有する紙袋、及びこれの製造方法 |
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2018
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022124383A (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-25 | 大昭和紙工産業株式会社 | 紙製のカットテープを有する紙袋、及びこれの製造方法 |
JP7382979B2 (ja) | 2021-02-15 | 2023-11-17 | 大昭和紙工産業株式会社 | 紙製のカットテープを有する紙袋、及びこれの製造方法 |
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