JP2007176499A - 包装袋 - Google Patents

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Keisuke Kitani
啓介 氣谷
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Oji Packaging Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】内容物充填時に底端部のヒートシールが剥れることなく、しかも袋の体裁を損なわずに、内容物、特に食品、飼料等の粉粒体を充填できる包装袋を提供する。
【解決手段】単層または複数層の袋であり、最内層がヒートシール可能な防湿層からなる包装袋1であって、該袋の底端部を袋の全幅にわたってヒートシールを施し、かつミシン縫いを施して閉鎖し、該底端部に当て紙2を貼着して封緘した包装袋であって、該ヒートシールした部位5がミシン縫いした部位4よりも袋の長手方向外側に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は包装袋に関し、より詳しくは、最内層がヒートシール可能な防湿層からなる包装袋の底部封緘方法の改良に関する。
最内層を合成樹脂等のヒートシール可能な防湿層とする包装袋については、従来から食品・飼料等の粉粒体の包装用に用いられている。これらの包装袋は防湿層の底端部を袋の全幅に亘ってヒートシールを施し、該ヒートシールした部位よりも袋の長手方向外側の位置で、袋の最外層の底端部をミシン縫いで閉鎖し、その上から当て紙を、袋の底端縁を跨いで貼着してミシン縫いした部位を封鎖し、又は前記当て紙を貼着後に当て紙の上から、該ヒートシールした部位よりも袋の長手方向外側の位置でミシン縫いを施すことが一般的に行われている。特許文献1および特許文献2には合成樹脂からなる内袋の底端縁を全幅に亘ってヒートシールし、紙からなる外袋の底端縁を前記ヒートシール部より袋の長手方向外側にミシン縫いあるいは貼着剤で封緘する態様が記載されている。
実開昭62−143639号公報 実開昭64−020449号公報
しかしながら、これら従来からある包装袋では、ヒートシールされる防湿層の厚みが薄くなるとヒートシール強度が弱くなることがある。このような素材の場合、袋に内容物を充填すると、底端部のヒートシールした部位が袋の内側からかかる内容物の圧力に抗しきれず、ヒートシール部が剥れて紙剥けが起こり、内容物に紙粉が混入する、いわゆるコンタミが発生するという問題がある。さらに袋底端部がミシン縫いされている場合、ヒートシール部が剥れることにより、内容物がミシン縫いの隙間から漏れるという問題もあり、防湿層の厚みの薄い素材は低コストでありながら前記問題点のために使用できず、防湿層の厚みのある素材を使用しなければならなかった。このような厚みのある素材は当然製品のコスト高を招くことになり、この点でも問題になっていた。特許文献1および特許文献2には、上記問題点を解決するための方法について記載も示唆するところもない。
本発明は、上記の事情に鑑み、薄手の合成樹脂層であっても内容物充填時に底端部のヒートシール部が剥れることなく、しかも袋の体裁を損なわずに、内容物、特に食品、飼料等の粉粒体を漏れることなく充填包装できる包装袋を提供するものである。
前記従来の包装袋の有する問題点を解決するため、本発明は以下の各発明を包含する。
単層または複数層の袋であり、最内層がヒートシール可能な防湿層からなる包装袋であって、該袋の底端部を袋の全幅にわたってヒートシールを施し、かつミシン縫いを施して閉鎖し、該底端部に当て紙を貼着して封緘した包装袋であって、該ヒートシールした部位がミシン縫いした部位よりも袋の長手方向外側に位置することを特徴とする包装袋。
防湿層がクラフト紙に合成樹脂をラミネートした複合素材からなる前記包装袋。
本発明によれば、単層または複数層からなる、最内層がヒートシール可能な防湿層、特に厚みの薄い防湿層である包装袋で、底端部をミシン縫いおよびヒートシールで閉鎖し、その上から底端縁を跨るように当て紙を貼着して封緘した包装袋において、従来ミシン縫いよりも袋の長手方向内側に施していたヒートシール部を、前記閉鎖部よりも袋の長手方向外側に、前記閉鎖部に沿うように施すことによって、袋に内容物を充填した際に、内容物の圧力で底端部のヒートシール部が剥れて内容物に紙粉が混入することがなく、かつミシン縫いの隙間から内容物が漏れることのない、低コストの包装袋を提供することができる。
本発明の包装袋の形態としては、例えば低密度ポリエチレンからなる合成樹脂をラミネートしたクラフト紙を、合成樹脂のラミネート面が内側になるように筒状に成形する単層の袋で、底端部をミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部に沿って前記閉鎖部よりも袋の長手方向外側にヒートシール部を施し、その上から底端縁を跨ぐようにクラフト紙からなる当て紙をホットメルト系接着剤で貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖する形態や、複数層のクラフト紙からなる袋の最内層に低密度ポリエチレンの合成樹脂袋を配置した袋で、底端部をミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部に沿って前記閉鎖部よりも袋の長手方向外側にヒートシールを施し、その上から底端縁を跨ぐようにクラフト紙からなる当て紙をホットメルト系接着剤で貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖する形態等がある。前記ミシン縫いおよびヒートシール工程は、どちらを先に実施してもよい。
また本発明の包装袋は、左右両側部にV字型のひだ部を設けてもよい。
以下、図面を参照して、本発明の実施の一形態について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施形態である、厚さ15μの合成樹脂をクラフト紙(例えば王子製紙株式会社製、クラフト紙1種78g/m2)の片面に低密度ポリエチレンからなる合成樹脂をラミネートした紙を筒状に成形し、底部をビニロンの混合糸やビニロン糸からなるミシン糸を用いたミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部より袋の長手方向外側に該閉鎖部に沿って袋の幅全巾にヒートシールを施し、その上から底端縁を跨ぐように当て紙を貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖した包装袋の斜視図である。図2は、図1に示す包装袋のA−A線における断面図である。図3は、図1に示す包装袋の正面図であり、外側のクラフト紙層を一部省略して記載している。図4は、本発明の第2の実施の形態である、厚さ15μの合成樹脂をクラフト紙の片面にラミネートした紙を筒状に成形して左右両側にV字形のひだ部を設け、ひだ部を畳んだ状態で底部をミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部より袋の長手方向外側に該閉鎖部に沿って袋の幅全域にヒートシールを施し、その上から底端縁を跨ぐように当て紙を貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖した包装袋の斜視図である。図5は図4に示す包装袋の正面図であり、外側のクラフト紙層を一部省略して記載している。図6は従来の包装袋の斜視図であり、図7は図6に示す従来の包装袋のB−B線における断面図であり、図8は図1に示す包装袋のC−C線における断面図である。
図中において同一の符号は同一の意味を有し、1は包装袋、1aはクラフト紙層、1bは合成樹脂層、2は当て紙、3は接着剤、4はミシン縫い部、5はヒートシール部、6はひだ部、7は胴貼部、8は水溶性接着剤である。
図1〜3に示す包装袋1は、クラフト紙からなるクラフト紙層1aに厚さ15μの合成樹脂層1bをラミネートした紙(以下「該ラミネート紙」)を、合成樹脂層1bを内側にして筒状に成形し、底部をミシン縫いで閉鎖した袋であり、接着剤3を塗布した当て紙2を、包装袋1の底端縁を跨ぐように包装袋1の底部に接着し、ミシン縫い部4を封鎖する。この当て紙2によって、袋の内容物がミシン縫い部4の隙間から漏れることを防いでいる。次いで、当て紙2の上から包装袋1の幅方向全巾に、ミシン縫い部4に沿い、かつミシン縫い部4よりも包装袋1の長手方向外側の位置にヒートシールを施し、ヒートシール部5を形成する。このヒートシール部5によって、合成樹脂層1bどうしが熱融着され、内容物が包装袋1の底部から漏れるのを防いでいる。さらに、ヒートシール部5をミシン縫い部4よりも包装袋1の長手方向外側に施したことにより、袋に内容物を充填した際に、袋内部から底部にかかる圧力をミシン縫い部4で食い止めるので、ヒートシール部5が前記圧力によって剥れ、その際に発生する紙粉が内容物に混入するコンタミが起こることはない。
包装袋1の胴貼部は、図8に示すように、該ラミネート紙の胴貼部7を形成する両端部のうち、外側の糊代になる片方の端部にいわゆる「耳外し」、すなわち糊代にだけ合成樹脂をラミネートしない態様が施されている。これにより、胴貼部7はクラフト紙だけで構成されるので、公知の方法で胴貼部を接着することができる。
図4〜5に示す包装袋は、袋体の左右両側にV字型のひだ部6を有する袋であり、包装袋1の底部を閉鎖する際、ひだ部6の包装袋1の底部に相当する部分は、包装袋1の内側に折畳まれた状態で閉鎖される。なお、包装袋1の底部を閉鎖する態様については、図1〜3の包装袋と共通するため、詳細は省略する。
本発明の包装袋は、最内層の防湿層が薄い素材であっても、ミシン縫いによる封緘部よりも袋の長手方向外側に防湿層のヒートシール部が設けられ、かつミシン縫いの上から当て紙を貼着するので、内容物充填時の圧力によって、ヒートシールが剥れてコンタミが発生することはなく、また、内容物がミシン縫いの隙間から漏れることもなく、食品、飼料等の粉粒体の輸送に極めて有用である。
本発明の第1の実施の形態である、厚さ15μの合成樹脂をクラフト紙の片面にラミネートしたクラフト紙を筒状に成形し、底部をミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部より袋の長手方向外側に該閉鎖部に沿って袋の幅全巾にヒートシールを施し、その上から底端縁を跨ぐように当て紙を貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖した包装袋の斜視図である。 図1に示す包装袋のA−A線における断面図である。 図1に示す包装袋の正面図であり、外側のクラフト紙層を一部省略して記載している。 本発明の第2の実施の形態である、厚さ15μの合成樹脂をクラフト紙の片面にラミネートした紙を筒状に成形して左右両側にV字形のひだ部を設け、ひだ部を畳んだ状態で底部をミシン縫いで閉鎖し、かつミシン縫いした閉鎖部より袋の長手方向外側に該閉鎖部に沿って袋の幅全域にヒートシールを施し、その上から底端縁を跨ぐように当て紙を貼着してミシン縫いした閉鎖部を封鎖した包装袋の斜視図である。 図4に示す包装袋の正面図であり、外側のクラフト紙層を一部省略して記載している。 従来の包装袋の斜視図である。 図6に示す従来の包装袋のB―B線における断面図である。 図1に示す包装袋のC―C線における断面図である。
符号の説明
1 包装袋
1a クラフト紙層
1b 合成樹脂層
2 当て紙
3 接着剤
4 ミシン縫い部
5 ヒートシール部
6 ひだ部
7 胴貼部
8 水溶性接着剤

Claims (2)

  1. 単層または複数層の袋であり、最内層がヒートシール可能な防湿層からなる包装袋であって、該袋の底端部を袋の全幅にわたってヒートシールを施し、かつミシン縫いを施して閉鎖し、該底端部に当て紙を貼着して封緘した包装袋であって、該ヒートシールした部位がミシン縫いした部位よりも袋の長手方向外側に位置することを特徴とする包装袋。
  2. 前記防湿層がクラフト紙に合成樹脂をラミネートした複合素材からなる、請求項1記載の包装袋。



















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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143586A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Ube Ind Ltd セメント系プレミックス製品
JP2014037658A (ja) * 2012-08-19 2014-02-27 Seishiro Maeno 通気性・防湿性シートおよび通気性・防湿性包装袋の作製方法
CN108725976A (zh) * 2018-06-25 2018-11-02 浙江瑞旺科技有限公司 包装袋

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