JP2003142649A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003142649A
JP2003142649A JP2001339907A JP2001339907A JP2003142649A JP 2003142649 A JP2003142649 A JP 2003142649A JP 2001339907 A JP2001339907 A JP 2001339907A JP 2001339907 A JP2001339907 A JP 2001339907A JP 2003142649 A JP2003142649 A JP 2003142649A
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electrodes
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

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Abstract

(57)【要約】 【課題】内部接続が充分大きな機械的強度でなされてい
るか否かを判定することができる半導体装置を提供す
る。 【解決手段】この半導体装置は、親チップ1と子チップ
2とを互いの活性面を対向させて接合してなる。子チッ
プ2の活性面には、内部接続用電極5および横ずれ確認
用電極6が形成されている。親チップ1の活性面には、
内部接続用電極5および横ずれ確認用電極6に対応する
位置に、内部接続用電極3および横ずれ確認用電極4が
形成されている。子チップ2が親チップ1の所定の適正
位置に配置されたとき(図2(b)に2点鎖線で示
す)、内部接続用電極3,5は互いに位置を合わせて重
なり、横ずれ確認用電極4,6は位置がずれて重なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップの表
面に他の半導体チップを重ね合わせて接続するチップオ
ンチップ構造を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の半導体チップを互いに接続して樹
脂モールドしたマルチチップ型半導体装置の形態の1つ
として、一対の半導体チップの活性面を対向させて接続
したチップオンチップ構造がある。このような構造の半
導体装置は、活性面に内部接続用電極が形成された一対
の半導体チップが、それぞれの活性面を対向させられ、
対応する内部接続用電極同士が接続(内部接続)される
ように活性面内方向の位置合わせをして接合される。
【0003】内部接続用電極は、たとえば、活性面から
突出した突起(バンプ)として形成されているが、複数
の内部接続用電極の高さには、ばらつきがある。したが
って、互いの半導体チップの活性面を平行にして対向さ
せたとき、対応する各組の内部接続用電極の高さの和は
一定ではない。このため、高さの和が大きい組の内部接
続用電極は互いの間隔が狭く、高さの和が小さい組の内
部接続用電極は互いの間隔が広くなる。内部接続用電極
を相互接続するとき、高さの和が大きい組の内部接続用
電極を加圧により押しつぶすことにより、高さの和が小
さい組の内部接続用電極を含むすべての内部接続用電極
が相互に接続(接合)される。
【0004】半導体チップの1つは外部取出用電極を備
えており、この外部取出用電極はリードフレームなどの
外部接続用部材に接続されている。この外部接続用部材
を介して、この半導体装置を他の配線基板などに接続で
きる。内部接続が良好になされている場合、外部接続用
部材を端子として所定の入出力特性が得られる。各半導
体チップには内部接続用電極が多数設けられており、対
応する内部接続用電極のすべての相互接続が良好でない
と、半導体装置として所定の入出力特性が得られず不良
品となる。内部接続の状態の確認は、完成された半導体
装置としてだけではなく、製造工程における中間検査と
しても行われる。中間検査においては、内部接続の良否
を確認するために、外部取出用電極を介して電気特性が
測定される。すなわち、外部取出用電極のすべてに電気
特性測定用のプローブをあて、所期の入出力特性を有す
るか否かが調べられたり、特定の組の外部取出用電極の
間の導通状態などを測定することが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、すべての対
応する内部接続用電極同士が電気的に接続されていて
も、内部接続用電極同士が所定の相対位置から活性面内
方向にずれて接合されている場合がある。このような場
合は、内部接続用電極同士が所定の相対位置で接合され
ている場合と比べて、接合面積は小さい。このため、こ
のような接合部の機械的強度は低く、わずかな荷重がか
かっても接合が破壊されるおそれがある。したがって、
このような内部接続用電極同士の接合を有する半導体装
置は、不良と判定されるべきものである。
【0006】しかしながら、このような場合でも、従来
の電気的な方法による検査では、内部接続は良好と判定
されることが多い。なぜなら、内部接続用電極同士の接
合面積がよほど小さくならない限り、顕著な電気抵抗の
上昇は認められないので、電気的な検査では接合面積の
大小を判定することはできないからである。また、活性
面内方向の位置合わせが正確になされている場合でも、
加圧などにより内部接続用電極同士を接合するとき、高
さの和が小さい組の内部接続用電極に関しては、接合面
積が小さくなる。接合面積が小さい内部接続用電極が多
数存在すると、内部接続用電極を介した半導体チップ相
互の接合は充分な強度でなされないことがある。このよ
うな場合にも、従来の検査方法では接合の良否を判定す
ることができなかった。
【0007】そこで、この発明の目的は、内部接続が充
分大きな機械的強度でなされているか否かを判定するこ
とができる半導体装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
課題を解決するための請求項1記載の発明は、活性面
(1a)に第1の内部接続用電極(3)および第1の横
ずれ確認用電極(4)を有する第1の半導体チップ
(1)と、活性面(2a)に上記第1の内部接続用電極
に対応する第2の内部接続用電極(5)および上記第1
の横ずれ確認用電極に対応する第2の横ずれ確認用電極
(6)を有する第2の半導体チップ(2)とを、それぞ
れの上記活性面を対向させて接続してなる半導体装置で
あって、上記第1の横ずれ確認用電極と上記第2の横ず
れ確認用電極とが、上記第1の内部接続用電極と上記第
2の内部接続用電極とが活性面内方向の所定の相対位置
で接続されたときに互いに接続され、上記第1の内部接
続用電極と上記第2の内部接続用電極とが互いの接続が
保たれる範囲内で上記活性面内の所定の方向(A,B,
C)に一定の距離以上ずれたときに互いに接続されない
位置に配されていることを特徴とする半導体装置であ
る。
【0009】なお、括弧内の英数字は後述の実施形態に
おける対応構成要素等を示す。以下、この項において同
じ。内部接続用電極および横ずれ確認用電極は、活性面
から突出した突起(バンプ)状のものであってもよい。
この発明によれば、対応する第1および第2の内部接続
用電極がすべて電気的に接続されていた場合でも、これ
らが所定の相対位置から活性面内の所定の方向に所定の
距離以上ずれて接合されていた場合は、第1および第2
の横ずれ確認用電極が接続されない。したがって、第1
および第2の横ずれ確認用電極の間に電気的導通が得ら
れなかった場合は、第1および第2の内部接続用電極
が、活性面内方向に関して所定の相対位置から相互に所
定の距離以上ずれていると判定できる。
【0010】このような場合、対応する第1および第2
の内部接続用電極は、接合されて電気的導通があったと
しても、これらの接合面積は小さくなっており、接合部
の機械的強度は低い。したがって、このような半導体装
置は、第1および第2の横ずれ確認用電極の間の電気的
導通の有無を調べることにより、内部接続が充分大きな
機械的強度でなされているか否かを判定できる。第1お
よび第2の半導体チップには、第1および第2の横ずれ
確認用電極が接続されることにより外部取出電極のうち
の特定の一対(導通確認用電極対)の間が短絡されるよ
うな配線が設けられていてもよい。この場合、導通確認
用電極対の間の電気的導通を調べることにより、第1お
よび第2の横ずれ確認用電極が電気的に接続されている
か否かを確認できる。
【0011】第1および第2の横ずれ確認用電極の大き
さおよび形状は、上記の役割を果たす限り任意に定める
ことができる。たとえば、第1および第2の横ずれ確認
用電極と第1および第2の内部接続用電極とは、大きさ
および形状がすべて同じであってもよい。この場合、第
1および第2の内部接続用電極が所定の相対位置にある
とき、第1および第2の横ずれ確認用電極は、平面視に
おいて互いに位置がずれて重なるように配置されていて
もよい。また、第1および第2の横ずれ確認用電極は、
互いに異なる大きさおよび形状を有していてもよい。
【0012】第1および第2の横ずれ確認用電極の一方
は、2つの電極を含む接続確認用電極対であってもよ
い。この場合、第1および第2の横ずれ確認用電極の他
方は、この接続確認用電極対の間を電気的に短絡する短
絡用配線であってもよい。接続確認用電極対を構成する
2つの電極は、短絡用配線が接続されていないときに、
電気的に絶縁状態にあるものとすることができる。この
場合、接続確認用電極対は、第1および第2の内部接続
用電極が所定の相対位置で接続されたときに短絡用配線
により短絡され、第1および第2の内部接続用電極が互
いの接続が保たれる範囲内で活性面内の所定の方向に所
定の距離以上ずれたときに短絡されないようにすること
ができる。この場合も同様に、接続確認用電極対の間の
電気的導通の有無を調べることにより、活性面内方向の
ずれを知ることができ、第1および第2の内部接続用電
極が充分な接合強度で接合されているか否かを判定する
ことができる。
【0013】請求項2記載の発明は、上記第1の横ずれ
確認用電極(4a〜4d,4e〜4h)と上記第2の横
ずれ確認用電極(6a〜6d,6e〜6h)とが複数組
備えられており、少なくとも2組の上記第1の横ずれ確
認用電極および上記第2の横ずれ確認用電極に関して、
上記所定の方向が互いに異なっていることを特徴とする
請求項1記載の半導体装置である。この発明によれば、
第1および第2の内部接続用電極が、所定の相対位置か
ら活性面内の所定の複数の方向に所定の距離以上ずれた
場合に、いずれかの組の第1および第2の横ずれ確認用
電極が接触しなくなる。すなわち、第1および第2の横
ずれ確認用電極の間の電気的導通の有無を調べることに
より、活性面内の複数の方向に関する第1および第2の
内部接続用電極のずれを知ることができる。
【0014】第1および第2の横ずれ確認用電極は、た
とえば、第1および第2の内部接続用電極が第1および
第2の半導体チップの中心から見て90°ずつの角度間
隔にある4方向に関して所定の距離以上ずれた場合、そ
れぞれ接続しなくなるような4組のものとすることがで
きる。この場合、第1および第2の内部接続用電極は、
活性面内のいずれの方向にずれた場合でも、第1および
第2の横ずれ確認用電極の間の電気的導通の有無によ
り、ずれがあることを知ることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、活性面から突出し
た複数の第1の内部接続用電極および第1の基準高さ電
極(11)を有する第1の半導体チップと、活性面から
突出し上記第1の内部接続用電極に対応する複数の第2
の内部接続用電極および上記第1の基準高さ電極(1
2)に対応する第2の基準高さ電極を有する第2の半導
体チップとを、互いの活性面を対向させて接続してなる
ことを特徴とする半導体装置であって、接続前の上記第
1の基準高さ電極の高さと上記第2の基準高さ電極の高
さとの和が、接続前の上記第1の内部接続用電極の高さ
(H3)と、対応する上記第2の内部接続用電極の高さ
(H5)との和のうち最も小さいものより小さいことを
特徴とする半導体装置である。
【0016】この発明によれば、第1および第2の半導
体チップが、互いの活性面を平行にして近接されたと
き、まず、対応する第1および第2の内部接続用電極の
うち、高さの和が最も大きいものが接触する。そして、
たとえば、加圧により高さの和が大きい第1および第2
の内部接続用電極つぶされて、互いの活性面がさらに近
接されていく。すると、各組の第1および第2の内部接
続用電極は、それらの高さの和が大きい順に接合されて
いく。そして、高さの和が最も小さい第1および第2の
内部接続用電極が接合された後、第1および第2の基準
高さ電極が接合される(接触する)。
【0017】すなわち、第1および第2の基準高さ電極
が接合されていれば(接触していれば)、すべての組の
第1および第2の内部接続用電極が接合されていること
になる。第1および第2の基準高さ電極の高さの和が充
分小さい場合、第1および第2の基準高さ電極が接合
(接触)するまで互いの活性面が近接されると、第1お
よび第2の内部接続用電極のうち高さの和が最も小さい
ものが充分な機械的強度で接合される。
【0018】実際には、個々の第1および第2の半導体
チップのすべてについて、すべての第1および第2の内
部接続用電極の高さを測定し、それらの測定値に基づい
て基準高さ電極の高さを上記の条件が満たされるように
調整することは不可能である。そこで、第1および第2
の基準高さ電極の高さを、たとえば、予め測定されたい
くつかの第1および第2の内部接続用電極の高さのデー
タに基づく一定の値とすることができる。
【0019】ここで、予め測定された第1および第2の
内部接続用電極の高さの平均値がa1,a2で、その標
準偏差がσ1,σ2であるとする。そして、第1および
第2の内部接続用電極を互いに接合する際の加重が、±
3σ1,±3σ2の高さばらつきを有する第1および第
2の内部接続用電極のすべてが接続される大きさである
とする。第1および第2の基準高さ電極は、たとえば、
a1−3σ1,a2−3σ2とすることができる。
【0020】この場合、第1の基準高さ電極の高さは、
第1の内部接続用電極のうち最も高さが低いものより充
分低くなることが多い。また、第2の基準高さ電極の高
さは、第2の内部接続用電極のうち最も高さが低いもの
より充分低くなることが多い。ただし、内部接続用電極
の数は、充分少ないものとする。したがって、ほとんど
の場合、1つの半導体装置において、第1および第2の
基準高さ電極の和は、対応する第1および第2の内部接
続用電極の高さの和のうち最も小さいものより、充分小
さくなる。これにより、ほとんどの場合、第1および第
2の基準高さ電極が相互に接触していれば、第1および
第2の内部接続用電極間の接合状態は良好となる。
【0021】第1および第2の内部接続用電極や第1お
よび第2の基準高さ電極は、たとえば、めっきにより形
成できる。その際、たとえば、第1および第2の内部接
続用電極のみをそれぞれ3σ1,3σ2の高さだけ成長
させる。その後、第1の内部接続用電極と第1の基準高
さ電極とを同時にa1−3σ1の高さ成長させ、第2の
内部接続用電極と第2の基準高さ電極とを同時にa2−
3σ2の高さ成長させる。これにより、第1および第2
の内部接続用電極の高さは、それぞれa1,a2とな
り、第1および第2の基準高さ電極の高さは、それぞれ
a1−3σ1,a2−3σ2となる。
【0022】第1および第2の基準高さ電極は、正確に
所定の高さにされていなければならないので、めっきな
どによる形成後、エッチングなどにより微調整すること
としてもよい。請求項4記載の発明は、活性面から突出
した複数の第1の内部接続用電極、第1の横ずれ確認用
電極、および第1の基準高さ電極を有する第1の半導体
チップと、活性面から突出し上記第1の内部接続用電極
に対応する複数の第2の内部接続用電極、上記第1の横
ずれ確認用電極に対応する第2の横ずれ確認用電極、お
よび上記第1の基準高さ電極に対応する第2の基準高さ
電極を有する第2の半導体チップとを、互いの活性面を
対向させて接続してなる半導体装置であって、接続前の
上記第1の基準高さ電極の高さと上記第2の基準高さ電
極の高さとの和が、接続前の上記第1の内部接続用電極
の高さと、対応する上記第2の内部接続用電極の高さと
の和のうち最も小さいものより小さく、上記第1の横ず
れ確認用電極と上記第2の横ずれ確認用電極とが、上記
第1の内部接続用電極と上記第2の内部接続用電極とが
活性面内方向の所定の相対位置で接続されたときに互い
に接続され、上記第1の内部接続用電極と上記第2の内
部接続用電極とが互いの接続が保たれる範囲内で上記活
性面内の所定の方向に一定の距離以上ずれたときに互い
に接続されない位置に配されていることを特徴とする半
導体装置である。
【0023】この発明によれば、請求項1記載の発明の
効果と請求項3記載の発明の効果とを同時に奏すること
ができる。第1および第2の半導体チップにそれぞれ備
えられて組をなす電極が、第1および第2の横ずれ確認
用電極と第1および第2の基準高さ電極との両方の役割
を兼ねていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下では、添付図面を参照して、
本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の図解的な断
面図である。この半導体装置は、第1の半導体チップと
しての親チップ1と、第2の半導体チップとしての子チ
ップ2とを、重ね合わせて接合した、いわゆるチップオ
ンチップ(Chip-On-Chip)構造を有している。子チップ2
は、親チップ1より小さく、親チップ1のほぼ中央部に
配されている。
【0025】親チップ1および子チップ2の互いに対向
する表面は、それぞれ、機能素子や配線などが形成され
た活性面1a,2aとなっている。親チップ1の活性面
1aには、内部接続用電極3および横ずれ確認用電極4
が設けられている。内部接続用電極3および横ずれ確認
用電極4は、活性面1aから突出したバンプ(突起)と
して形成されている。活性面1aの周縁部近傍で、活性
面2aが対向していない部分には、外部取出用電極17
が設けられている。
【0026】子チップ2の活性面2aには、内部接続用
電極3に対応する位置に内部接続用電極5が設けられて
おり、横ずれ確認用電極4にほぼ対応する位置に横ずれ
確認用電極6が設けられている。内部接続用電極5およ
び横ずれ確認用電極6は、活性面2aから突出したバン
プとして形成されている。内部接続用電極3と内部接続
用電極5とが接合され、横ずれ確認用電極4と横ずれ確
認用電極6とが接合されている。
【0027】親チップ1の側方には、親チップ1と間隔
をあけて、側方へ延びるリードフレーム9が配されてい
る。外部取出用電極17とリードフレーム9とは、ボン
ディングワイヤ8により接続されている。親チップ1、
子チップ2、ボンディングワイヤ8、およびボンディン
グワイヤ8とリードフレーム9との接続部を含む領域
は、封止用樹脂10で封止されて保護されている。図2
は、内部接続用電極3,5および横ずれ確認用電極4,
6の配置を示す図解的な平面図である。図2(a)に
は、子チップ2における内部接続用電極5および横ずれ
確認用6の配置を示しており、図2(b)には、親チッ
プ1における内部接続用電極3および横ずれ確認用電極
4の配置を示している。
【0028】親チップ1および子チップ2は、平面視に
おいて矩形(ほぼ正方形)の形状を有している。内部接
続用電極5は、子チップ2の周縁部近傍に、子チップ2
の4辺に沿って配されている。横ずれ確認用電極6は、
4つの横ずれ確認用電極6a〜6dを含んでおり、それ
ぞれが子チップ2の4つの角部近傍に配されている。す
なわち、横ずれ確認用電極6a〜6dは、互いに離間し
て配置されている。横ずれ確認用電極6a〜6dは、内
部接続用電極5に比して、子チップ2のより周縁部側に
配置されている。横ずれ確認用電極6a〜6dは、それ
ぞれ隣接した内部接続用電極5a〜5dと接続されてい
る。
【0029】内部接続用電極3および横ずれ確認用電極
4は、親チップ1において、それぞれ内部接続用電極5
および横ずれ確認用電極6に対応する位置に配置されて
いる。横ずれ確認用電極4は、横ずれ確認用電極6a〜
6dにそれぞれ対応する4つの横ずれ確認用電極4a〜
4dを含んでいる。内部接続用電極3は、親チップ1の
周縁部からほぼ等しい距離だけ内方に向かった位置に、
互いにほぼ等しい間隔で配列している。
【0030】内部接続用電極3,5および横ずれ確認用
電極4,6は、すべて同じ形状(平面視においてほぼ正
方形)および大きさを有している。子チップ2が親チッ
プ1の所定の位置(図2(b)に2点鎖線で示す。)に
配されているとき、内部接続用電極3と内部接続用電極
5とは、平面視においてほぼ完全に位置が重なる。一
方、このとき、横ずれ確認用電極6a〜6dは、図2
(b)に2点鎖線で示すように、横ずれ確認用電極4a
〜4dとは、位置がずれて重なる。横ずれ確認用電極6
a〜6dは、横ずれ確認用電極4a〜4dに対して、接
続が保たれる範囲内で子チップ2のより周縁部側に配置
されている。横ずれ確認用4a〜4d,6a〜6dの幅
(一辺の長さ)をLbとすると、横ずれ確認用電極4a
〜4dと横ずれ確認用電極6a〜6dとは、一対の辺に
沿う方向およびこれに直交する他の対の辺に沿う方向
に、それぞれLb/3だけ重なるようにずれている。す
なわち、横ずれ確認用電極4a〜4dと横ずれ確認用電
極6a〜6dとは、それぞれの面積のおよそ9分の1の
面積で重なっている。
【0031】横ずれ確認用電極4a〜4dと、内部接続
用電極5a〜5dに対応する内部接続用電極3a〜3d
とは、それぞれ親チップ1の周縁部近傍に配置された導
通確認用電極対7a〜7dと接続されている。すなわ
ち、横ずれ確認用電極4a〜4dは、導通確認用電極対
7a〜7dを構成する電極の一方と接続されており、内
部接続用電極3a〜3dは、導通確認用電極対7a〜7
dを構成する電極の他方と接続されている。
【0032】以上のような構成により、子チップ2が親
チップ1上の所定の位置に配されていた場合、導通確認
用電極対7a〜7dの一方から、横ずれ確認用電極4a
〜4d、横ずれ確認用電極6a〜6d、内部接続用電極
5a〜5d、および内部接続用電極3a〜3dを介して
導通確認用電極対7a〜7dの他方に至る回路が形成さ
れる。すなわち、導通確認用電極対7a〜7dをそれぞ
れ構成する2つの電極の間は、短絡状態となる。したが
って、導通確認用電極対7a〜7dの間の電気的導通の
有無を調べることにより、横ずれ確認用電極4a〜4d
と横ずれ確認用電極6a〜6dとが接触しているか否か
を知ることができる。
【0033】導通確認用電極対7a〜7dのうち、横ず
れ確認用電極6a〜6dと接続されている電極は、中間
検査における電気的導通確認のためにのみ使用し、リー
ドフレーム9と接続されないものとすることができる。
この場合、最終的な形態の半導体装置において、導通確
認用電極対7a〜7dを構成する2つの電極を含む回路
は形成されない。したがって、内部接続用電極3a〜3
dや内部接続用電極5a〜5dは、通常の内部接続用電
極3,5として使用できる。また、導通確認用電極対7
a〜7dのうち、内部接続用電極3a〜3dと接続され
ている電極は、外部取出用電極17として使用できる。
【0034】図3は、親チップ1と子チップ2との接続
状態を示す図解的な側面図である。図3は、親チップ1
と子チップ2とを、横ずれ確認用電極4c,4d,6
c,6dが配置されている側から見たものであり、横ず
れ確認用電極4c,6cの近傍を示している。図3
(a)は、子チップ2が親チップ1に対して所定の適正
位置に配置された状態を示している。このとき、内部接
続用電極3,5は、活性面1a,2aの面内方向に関し
て互いに位置が揃っており、横ずれ確認用電極4c,6
cは、互いに位置がずれている。内部接続用電極3と内
部接続用電極5との接合部の幅は、バンプとして形成さ
れた内部接続用電極3,5および横ずれ確認用電極4,
6の幅Lb(以下、「電極幅Lb」という。)にほぼ等
しい。横ずれ確認用電極4cと横ずれ確認用電極6cと
の接合部の幅は、電極幅Lbのおよそ3分の1である。
電極幅は、たとえば、20μmとすることができる。
【0035】図3(b)は、子チップ2が、親チップ1
に対して電極幅Lbのおよそ2分の1の距離、子チップ
2の中心から見て横ずれ確認用電極6b,6cが配置さ
れている方向(矢印Aの方向)にずれた状態を示す。内
部接続用電極3と内部接続用電極5との接合部の幅は、
電極幅Lbのおよそ2分の1であり、横ずれ確認用電極
4cと横ずれ確認用電極6cとは、接触していない。し
たがって、このような場合、導通確認用電極対7cの間
に電気的導通は得られない。
【0036】内部接続用電極3と内部接続用電極5と
は、接合しているのでこれらの間には電気的導通が得ら
れる。しかも、接合部の幅は、電極幅Lbに対して極端
に(たとえば、桁違いに)狭くはなっていないため、内
部接続用電極3と内部接続用電極5との接合部を含む部
分の電気抵抗は、適正な接合が行われた場合(図3
(a))と比べて、大きな差はない。このため、従来の
電気的方法による検査では、内部接続用電極3と内部接
続用電極5とは、正常に接合されているものと判定され
る。
【0037】ところが、図3(b)のような状態の場
合、電気的には正常に接続されていても、内部接続用電
極3と内部接続用電極5との接合面積が小さいため、機
械的強度が充分ではない。このため、わずかな荷重がか
かっても、これらの接合が破壊されるおそれがある。し
たがって、このような状態の半導体装置は、不良と判定
すべきである。本実施形態の半導体装置では、横ずれ確
認用電極4cと横ずれ確認用電極6cとの間の電気的導
通の有無を調べることにより、内部接続用電極3と内部
接続用電極5とが、電気的に接続されているか否かに加
えて、充分な強度で機械的に接合されているか否かを判
定できる。すなわち、横ずれ確認用電極4c,6cの間
に導通が得られた場合は、内部接続用電極5は内部接続
用電極3に対して、矢印Aの方向に関して電極幅Lbの
3分の1以上の距離はずれていないことがわかる。した
がって、内部接続用電極5は、矢印A方向のずれによる
内部接続用電極3との接合強度不良および電気的接続不
良は生じていないものと(内部接続は良好であると)判
定される。
【0038】一方、横ずれ確認用電極4c,6cの間に
導通が得られなかった場合は、内部接続用電極5は内部
接続用電極3に対して、矢印Aの方向に関して電極幅L
bの3分の1以上の距離ずれていることがわかる。この
場合、内部接続用電極5は、矢印Aの方向のずれによる
内部接続用電極3との接合強度不良が生じているか、ま
たは電気的接続不良(接合もされていない状態)が生じ
ているものと判定される。いずれの不良が生じていた場
合でも半導体装置としては不良品なので、両者を区別す
る必要はない。
【0039】以上は、子チップ2が親チップ1に対して
矢印Aの方向にずれた場合(図3(b))であり、この
とき、横ずれ確認用電極4bと横ずれ確認用電極6bと
の間についても、同様に電気的導通が得られない。子チ
ップ2が親チップ1に対して矢印Aと反対の方向に電極
幅Lbの3分の1以上の距離ずれた場合は、横ずれ確認
用電極4a,4dと横ずれ確認用電極6a,6dとの間
の電気的導通が得られない。
【0040】同様に、子チップ2が、親チップ1に対し
て、紙面垂直方向手前側に電極幅Lbの3分の1以上の
距離ずれた場合は、横ずれ確認用電極4c,4dと横ず
れ確認用電極6c,6dとの間の導通が得られなくな
る。子チップ2が、親チップ1に対して、紙面垂直方向
奥側にずれると横ずれ確認用電極4a,4bと横ずれ確
認用電極6a,6bとの間の導通が得られなくなる。ま
た、子チップ2が親チップ1上の所定の適正位置から平
行移動するようにずれた場合の他、子チップ2が活性面
2aの面内で回転するようにずれた場合も、いずれかの
組の横ずれ確認用電極4a〜4d,6a〜6dの間の導
通が得られなくなる。すなわち、子チップ2が、親チッ
プ1に対して活性面1a,2aの面内でどのようにずれ
た場合でも、横ずれ確認用電極4a〜4d,6a〜6d
の間の電気的導通を調べることにより、内部接続が良好
であるか否かを判定できる。また、電気的導通の有無を
調べる横ずれ確認用電極4,6は4組なので、簡易に検
査をすることができる。
【0041】内部接続用電極3と内部接続用電極5との
ずれが大きくなるほど、これらの接合面積が小さくなり
機械的強度が低下する。ずれがどの程度のときに、機械
的強度が許容レベル以下になるかにより、横ずれ確認用
電極4a〜4dと横ずれ確認用電極6a〜6dとの相対
的な位置関係を任意に設定することができる。たとえ
ば、内部接続用電極3,5が相互にわずかにずれて接合
されても、これらの接合部の強度が許容レベル以下にな
る場合は、横ずれ確認用電極4a〜4d,6a〜6dが
相互にわずかにずれても接触しないように配置すること
ができる。
【0042】図4は、本発明の第2の実施形態に係る半
導体装置における、内部接続用電極および横ずれ確認用
電極の配置を示す図解的な平面図である。図2に示す構
成要素と同じ構成要素の部分は、同じ参照符号を付して
説明を省略する。図4(a)には、子チップ2における
内部接続用電極5および横ずれ確認用6の配置を示して
おり、図4(b)には、親チップ1における内部接続用
電極3および横ずれ確認用電極4の配置を示している。
【0043】横ずれ確認用電極6は4つの短絡用配線6
e〜6hを含んでおり、短絡用配線6e〜6hは、子チ
ップ2の4つの角部近傍にそれぞれ配置されている。す
なわち、短絡用配線6e〜6hは、互いに離間して配さ
れている。短絡用配線6e〜6hは、平面視において長
方形の形状を有しており、一対の辺の長さが電極幅Lb
に等しく、他の一対の辺の長さが電極幅Lbより長くな
っている。親チップ1には、横ずれ確認用電極4が形成
されている。横ずれ確認用電極4は、横ずれ確認用電極
6e〜6hに対応する4対の接続確認用電極対4e〜4
hを含んでいる。それぞれの接続確認用電極対4e〜4
hは、互いに近接した2つの電極を含んでいる。これら
の2つの電極は、対応する短絡用配線6e〜6hの長手
方向に沿って配列している。
【0044】接続確認用電極対4eを構成する電極と接
続確認用電極対4gを構成する電極とは、親チップ1の
一対の対辺に沿う方向に配列している。接続確認用電極
対4fを構成する電極と接続確認用電極対4hを構成す
る電極とは、親チップ1の他の一対の対辺に沿う方向に
配列している。子チップ2が親チップ1の所定の適正位
置(図4(b)に2点鎖線で示す。)に配されていると
き、接続確認用電極対4e〜4hは、それぞれ短絡用配
線6e〜6h(図4(b)に2点鎖線で示す。)により
短絡されている。それぞれの接続確認用電極対4e〜4
hを構成する2つの電極は、短絡用配線6e〜6hが接
合(接触)されていないときは、互いに電気的に絶縁し
た状態にある。
【0045】接続確認用電極対4e〜4hは、親チップ
1の周縁部近傍に配された導通確認用電極対7e〜7h
とそれぞれ接続されている。図5は、図4に示す親チッ
プ1と子チップ2との接続状態を示す図解的な側面図で
ある。図5は、親チップ1と子チップ2とを、接続確認
用電極4g,4hおよび短絡用配線6g,6hが配され
ている側から見たものであり、接続確認用電極対4gお
よび短絡用配線6gの近傍を示している。
【0046】子チップ2が親チップ1に対して所定の適
正位置に配置されたとき(図5(a))、内部接続用電
極3と内部接続用電極5とは、活性面1a,2aの面内
方向に関して位置が揃う。接続確認用電極対4gを構成
する2つの電極は、いずれも短絡用配線6gと接触(接
合)して、これらの間が電気的に短絡される。短絡用配
線6gの幅は、接続確認用電極対4gを構成する2つの
電極の間の距離よりわずかに大きい。接続確認用電極対
4gを構成する2つの電極は、それぞれ、短絡用配線6
gと電極幅Lbの3分の1程度の幅で接触して(接合さ
れて)いる。
【0047】図5(b)は、子チップ2が、親チップ1
に対して電極幅Lbのおよそ2分の1の距離、親チップ
1の中心から見て短絡用配線6f,6gが配置されてい
る方向(矢印Bの方向)にずれた状態を示す。内部接続
用電極3と内部接続用電極5との接合部の幅は、電極幅
Lbのおよそ2分の1である。短絡用配線6gは、接続
確認用電極対4gを構成する一方(親チップ1の側方
側)の電極とは接続しているが、接続確認用電極対4g
を構成する他方(親チップ1の内方側)の電極とは接触
していない。したがって、このような場合、導通確認用
電極対7gの間に電気的導通は得られない。
【0048】図5(c)は、子チップ2が、親チップ1
に対して電極幅Lbのおよそ2分の1の距離、親チップ
1の中心から見て短絡用配線6e,6hが配置されてい
る方向(矢印Cの方向)にずれた状態を示す。内部接続
用電極3と内部接続用電極5との接合部の幅は、電極幅
Lbのおよそ2分の1である。短絡用配線6gは、接続
確認用電極対4gを構成する一方(親チップ1の内方
側)の電極とは接続しているが、接続確認用電極対4g
を構成する他方(親チップ1の側方側)の電極とは接触
していない。したがって、このような場合も、導通確認
用電極対7gの間に電気的導通は得られない。
【0049】このように、この実施形態においては、1
組の短絡用配線6gおよび接続確認用電極対4gで、互
いに逆の方向(矢印Bの方向および矢印Cの方向)のず
れによる、内部接続の不良を知ることができる。子チッ
プ2が、矢印Bの方向または矢印Cの方向にずれた場
合、接続確認用電極対4eと短絡用配線6eとの間(導
通確認用電極対7eの間)の導通も得られなくなる。子
チップ2が、紙面に垂直な方向(手前方向または奥方
向)にずれた場合、接続確認用電極対4f,4hと短絡
用配線6f,6hとの間(導通確認用電極対7f,7h
の間)の導通も得られなくなる。また、子チップ2が親
チップ1上の所定の適正位置から平行移動するようにず
れた場合の他、子チップ2が活性面2a内で回転するよ
うにずれた場合も、いずれかの接続確認用電極対4e〜
4hと短絡用配線6e〜6hとの間の導通が得られなく
なる。
【0050】したがって、この実施形態においても、子
チップ2が、親チップ1に対して活性面1a,2aの面
内方向に関してどのようにずれていても、接続確認用電
極対4e〜4hと短絡用配線6e〜6hとの間の電気的
導通を調べることにより、内部接続の不良が生じている
ことを知ることができる。横ずれ確認用電極4,6の数
は、1組の親チップ1および子チップ2に対して4組で
なくともよく、3組以下または5組以上であってもよ
い。たとえば、第1の実施形態の半導体装置において、
横ずれ確認用電極4,6は、一対の対角近傍に設けられ
た横ずれ確認用電極4a,4cおよび横ずれ確認用電極
6a,6cのみであってもよい。この場合でも、活性面
1a,2aの面内のどのような方向のずれによる内部接
続の不良も知ることができる。
【0051】また、活性面1a,2a内のすべての方向
のずれに対する内部接続状態の不良を知る必要がない場
合は、たとえば、横ずれ確認用電極4,6の数は1組で
あってもよい。このように、目的や必要な判定精度に応
じて、横ずれ確認用電極4,6の数を任意に定めること
ができる。横ずれ確認用電極6は、子チップ2の角部近
傍に配置されていなくてもよく、たとえば、子チップ2
の辺の中央部に対向する位置に配置されていてもよい。
横ずれ確認用電極6の位置に応じて、横ずれ確認用電極
4を親チップ1上の適当な位置に配置することができ
る。
【0052】図6は、本発明の第3の実施形態に係る半
導体装置における電極の配置を示す図解的な平面図であ
る。図6(a)には、子チップ2における電極の配置を
示しており、図6(b)には、親チップ1における電極
の配置を示している。図2に示す構成要素と同じ構成要
素の部分は、同じ参照符号を付して説明を省略する。子
チップ2には、内部接続用電極5および基準高さ電極1
2が配されている。基準高さ電極12は4つの基準高さ
電極12a〜12dを含んでおり、基準高さ電極12a
〜12dは、子チップ2の4つの角部近傍にそれぞれ配
置されている。
【0053】親チップ1には、内部接続用電極5および
基準高さ電極12にそれぞれ対応するように、内部接続
用電極3および基準高さ電極11が配置されている。基
準高さ電極11は、基準高さ電極12a〜12dに対応
する互いに離間した4対の基準高さ電極対11a〜11
dを含んでいる。それぞれの基準高さ電極対11a〜1
1dは、互いに近接した2つの電極を含んでいる。内部
接続用電極3,5が互いに所定の相対位置(適正位置)
で接続されたとき、基準高さ電極対11a〜11dは、
平面視において基準高さ電極12a〜12dの分布領域
内に位置する。基準高さ電極対11a〜11dは、親チ
ップ1の周縁部に配された導通確認用電極対7a〜7d
とそれぞれ接続されている。
【0054】図7は、図6の親チップ1と子チップ2と
の接続状態を示す図解的な側面図である。図7は、親チ
ップ1と子チップ2とを、基準高さ電極対11c,11
dおよび基準高さ電極12c,12dが配置されている
側から見たものであり、基準高さ電極対11cおよび基
準高さ電極12cの近傍を示している。内部接続用電極
3および内部接続用電極5は、それぞれ活性面1a,2
aから突出したバンプとして形成されている。内部接続
用電極3,5の高さは、一定しておらずばらつきを有し
ている。基準高さ電極11(基準高さ電極対11a〜1
1d)も活性面1aから突出したバンプとして形成され
ている。基準高さ電極11の高さは、内部接続用電極3
のうち最も高さが低いものより低くなるように設定され
ている。
【0055】具体的には、内部接続用電極3の高さの平
均値がa1であり、その標準偏差がσ1である場合、基
準高さ電極11の高さはa1−3σ1に調整されてい
る。ここで、平均値a1および標準偏差σ1は、個々の
親チップ1ごとに求められたものではなく、予めいくつ
かの親チップ1について測定されたデータに基づいて定
められたものである。この値は、すべての親チップ1に
ついて一律に採用される。
【0056】同様に、基準高さ電極12も活性面2aか
ら突出したバンプとして形成されており、その高さは内
部接続用電極5の高さの平均値a2および標準偏差σ2
に基づき、a2−3σ2に調整されている。図7には、
内部接続用電極5e,5fおよび基準高さ電極12c
は、すべて同じ高さで示している。基準高さ電極11の
高さをこのように定めると、内部接続用電極3の数が充
分少ない場合、ほとんどの親チップ1において、基準高
さ電極11の高さはすべての内部接続用電極3の高さよ
り低くなる。また、基準高さ電極12の高さをこのよう
に定めると、内部接続用電極5の数が充分少ない場合、
ほとんどの子チップ2において、基準高さ電極12の高
さはすべての内部接続用電極5の高さより低くなる。こ
れにより、基準高さ電極11の高さと基準高さ電極12
の高さとの和は、ほとんどの場合、対応する組の内部接
続用電極3の高さと内部接続用電極5の高さの和のうち
最も小さいものより小さくなる。
【0057】内部接続用電極3,5および基準高さ電極
11,12は、たとえば、めっきなどの方法により形成
することができる。このとき、内部接続用電極3,5の
各々は、成長(形成)速度の差などにより高さのばらつ
きが生じる。ばらつきの大きさは、たとえば、6σ1や
6σ2で2μm程度である。内部接続用電極3,5は、
たとえば、基準高さ電極11,12より長時間成長させ
ることにより、基準高さ電極11,12より高く形成す
ることができる。すなわち、最初に、内部接続用電極
3,5のみを、平均高さがそれぞれ3σ1,3σ2にな
るまで成長させる。このとき、活性面1a,2a上にお
いて基準高さ電極11,12を形成する部分には、たと
えば、マスクを形成しておき、基準高さ電極11,12
が成長しないようにする。その後、マスクは除去する。
次に、内部接続用電極3と基準高さ電極11とを同時
に、平均高さがa1−3σ1だけ成長させ、内部接続用
電極5と基準高さ電極12とを同時に、平均高さがa2
−3σ2だけ成長させる。これにより、内部接続用電極
3,5の高さの平均は、それぞれa1,a2となり、基
準高さ電極11,12の高さは、それぞれa1−3σ
1,a2−3σ2となる。
【0058】また、基準高さ電極11,12が形成され
る部分の活性面1a,2aは、内部接続用電極3,5が
形成される部分の活性面1a,2aより低く(たとえ
ば、平坦な活性面1a,2aに設けられた凹所として)
形成されていてもよい。この場合、内部接続用電極3と
基準高さ電極11とを同時に成長させることにより、基
準高さ電極11は内部接続用電極3より低くなる。ま
た、内部接続用電極5と基準高さ電極12とを同時に成
長させることにより、基準高さ電極12は内部接続用電
極5より低くなる。
【0059】基準高さ電極11および基準高さ電極12
は、正確に所定の高さにされていなければならないの
で、めっきなどの方法による形成後、エッチングなどに
より微調整することとしてもよい。半導体装置の製造工
程において、内部接続用電極3,5を相互に接続する
際、まず、親チップ1と子チップ2とが、活性面1a,
2aが互いに平行になるように対向させられる。そし
て、内部接続用電極3,5が、それぞれ対応するもの同
士が所定の相対位置になるように、活性面1a,2aの
面内方向の位置合わせがされる(図7(a))。このと
き、内部接続用電極3,5相互の間隔は、内部接続用電
極3の高さH3と内部接続用電極5の高さH5の和H3
+H5が大きい組では狭く、高さH3と高さH5との和
H3+H5が小さい組では広くなっている。
【0060】続いて、活性面1aと活性面2aとが近接
され、まず、高さH3と高さH5との和H3+H5が、
最も大きい組の内部接続用電極3e,5eが相互に接触
する(図7(b))。さらに、加圧により活性面1aと
活性面2aとを近接させると、内部接続用電極3e,5
eは押しつぶされて接合し、各内部接続用電極3,5の
組は、高さH3と高さH5との和H3+H5が大きい順
に接触し、接合されていく。そして、高さH3と高さH
5との和H3+H5が最も小さい組の内部接続用電極3
f,5fが相互に接触し、押しつぶされて接合される
(図7(c))。
【0061】さらに、加圧により活性面1aと活性面2
aとを近接させると、基準高さ電極対11a〜11dと
基準高さ電極12a〜12dとが接触する(図7
(d))。加圧の力の大きさが、±3σ1,3σ2の高
さばらつきを有する内部接続用電極3,5を接合(接
触)させるために必要な大きさに設定されているとき、
この状態で接合は終了する。したがって、基準高さ電極
対11a〜11dと基準高さ電極12a〜12dとがそ
れぞれ接触していることが確認されれば、すべての組の
内部接続用電極3,5が接合していると判定することが
できる。基準高さ電極対11a〜11dと基準高さ電極
12a〜12dとがそれぞれ接触しているか否かは、導
通確認用電極対7a〜7dの間に電気的導通があるか否
かを調べることにより知ることができる。
【0062】導通確認用電極対7a〜7dの間に電気的
導通がある状態では、すべての組の内部接続用電極3,
5は電気的に接続されている。また、基準高さ電極1
1,12の高さの和が、内部接続用電極3f,5fの高
さの和と比べて、充分小さい場合は、内部接続用電極3
f,5fは相互に充分大きな機械的強度で接合されてい
る。内部接続用電極3,5の数が少ないとき、基準高さ
電極11,12の高さの和は、内部接続用電極3f,5
fの高さの和(高さの和H3+H5が最も小さいもの)
と比べて充分小さくなる確率が高い。このとき、他の内
部接続用電極3,5は、当然に相互に充分大きな機械的
強度で接合されている。したがって、このような半導体
装置は良品と判定することができる。
【0063】基準高さ電極11,12の高さの和が、内
部接続用電極3f,5fの高さの和と比べて、わずかに
小さいにすぎない場合は、内部接続用電極3f,5fを
含む少数の組の内部接続用電極3,5の接合強度は、充
分大きくない可能性がある。上記の判定方法では、この
場合でも半導体装置は良品と判定される。しかし、大多
数の組の内部接続用電極3,5の接合について、機械的
強度が充分高ければ、全体として機械的強度は充分大き
いので、半導体装置としては良品と判定して差し支えな
い。
【0064】一方、導通確認用電極対7a〜7dの間に
電気的導通がなく、基準高さ電極対11a〜11dと基
準高さ電極12a〜12dとがそれぞれ接触していない
ことが確認されれば、図7(b)のように、いずれかの
組の内部接続用電極3,5が接合されていない可能性が
ある。また、図7(c)のように、すべての組の内部接
続用電極3,5について電気的に接続されていても、接
合強度が充分大きくない組の内部接続用電極3,5(内
部接続用電極3f,5fなど)が多数存在する可能性も
ある。これらの場合、半導体装置は不良品と判定され
る。
【0065】活性面1aと活性面1bとが平行でない場
合など、いずれかの組の基準高さ電極対11a〜11d
および基準高さ電極12a〜12dの間のみ接触(接
合)しない場合が生じうる。この場合は、いずれかの導
通確認用電極対7a〜7dの間にのみ電気的導通が得ら
れない。このとき、接触していない組の基準高さ電極対
11a〜11dおよび基準高さ電極12a〜12dの近
傍の内部接続用電極3,5のうち、高さの和H3+H5
が小さいものについては、接合されていない(接触して
いない)可能性が高い。このような場合、半導体装置と
しては不良品と判定することができる。
【0066】以上のように、このような半導体装置は、
基準高さ電極対11a〜11dと基準高さ電極12a〜
12dとの電気的導通の有無を調べることにより、内部
接続用電極3,5の間が電気的に接続されており、か
つ、全体として充分高い機械的強度で接合されているか
否かを判定することができる。しかも、判定にあたっ
て、電気的導通の有無を調べる基準高さ電極11,12
の数は4組なので、検査が簡易である。
【0067】内部接続用電極3,5の数が多い場合(た
とえば、1000ピンを越える場合)、1つの半導体装
置において、高さの和が基準高さ電極11,12の高さ
の和より小さい内部接続用電極3,5の組が存在する確
率が高くなる。この場合は、基準高さ電極11,12の
高さを、たとえば、a1−4σ1,a2−4σ2とする
など、より低くすればよい。基準高さ電極11,12の
数は少なくとも3組とし、それぞれが互いに離間して配
置されていることが好ましい。この場合、内部接続の不
良が、活性面1aと活性面1bとが平行になっていない
ことにより生じていても、不良が生じていることを知る
ことができる。すなわち、このような場合、活性面1a
と活性面1bとの間隔が広い部分(内部接続用電極3,
5の接続不良が生じやすい部分)に、いずれかの組の基
準高さ電極11,12が存在する確率が高い。したがっ
て、いずれかの組の基準高さ電極11、12に接続不良
が生じる確率が高い。
【0068】しかし、本発明において、基準高さ電極1
1,12の数や配置は、これらに限定されるものではな
く、内部接続用電極3,5および基準高さ電極11,1
2の高さの精度やこれらの接合工程の再現性などにより
任意に定めることができる。1つの半導体装置に、横ず
れ確認用電極4,6および基準高さ電極11,12の双
方が備えられていてもよい。この場合、一組の電極が、
横ずれ確認用電極4,6および基準高さ電極11,12
の双方の役割を兼ねていてもよい。たとえば、基準高さ
電極12a〜12dが、図7に示す短絡用配線6e〜6
hのように、基準高さ電極対11a〜11dを構成する
2つの電極間の間隔より、わずかに広い幅を有して基準
高さ電極対11a〜11dの間を短絡するものであって
もよい。
【0069】この場合、基準高さ電極対11a〜11d
と基準高さ電極12a〜12dとは、内部接続用電極
3,5が、高さ方向に充分近接して接合されていないも
のを含んでいる場合、または(および)活性面1a,1
bの面内方向にずれて接合されている場合に、接合(接
触)しなくなる。したがって、基準高さ電極対11a〜
11dと基準高さ電極12a〜12dとの電気的導通の
有無を調べることにより、このような2つの態様の内部
接続不良の少なくともいずれかが生じていることを知る
ことができる。
【0070】内部接続用電極5は、子チップ2の周縁部
近傍に配置されていなくてもよく、たとえば、活性面2
aのほぼ全面にわたって格子状に配列されていてもよ
い。内部接続用電極3は、内部接続用電極5の配置に応
じて、親チップ1上の適当な位置に配置することができ
る。内部接続用電極3,5、横ずれ確認用電極4,6、
および基準高さ電極11,12は、半田などのいわゆる
軟ろうで形成されていてもよい。この場合、内部接続用
電極3,5の相互の接合は溶融/凝固によるものとする
ことができる。横ずれ確認用電極4,6の相互のずれ幅
や基準高さ電極11,12の高さは、内部接続用電極
3,5の溶融/凝固による体積膨張/収縮や、融液の流
動性などを勘案して決めることができる。
【0071】以上の実施形態は、いずれも1つの親チッ
プ1の上に1つの子チップ2が接続された場合である
が、1つの親チップ1の上に複数の子チップ2が接続さ
れていてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された
事項の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の図
解的な断面図である。
【図2】図1の半導体装置における、内部接続用電極お
よび横ずれ確認用電極の配置を示す図解的な平面図であ
る。
【図3】図1の半導体装置の親チップと子チップとの接
続状態を示す図解的な側面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る半導体装置にお
ける、内部接続用電極および横ずれ確認用電極の配置を
示す図解的な平面図である。
【図5】図4の親チップと子チップとの接続状態を示す
図解的な側面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る半導体装置にお
ける電極の配置を示す図解的な平面図である。
【図7】図6の親チップと子チップとの接続状態を示す
図解的な側面図である。
【符号の説明】
1 親チップ 2 子チップ 1a,2a 活性面 3,5 内部接続用電極 4,6 横ずれ確認用電極 11,12 基準高さ電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性面に第1の内部接続用電極および第1
    の横ずれ確認用電極を有する第1の半導体チップと、活
    性面に上記第1の内部接続用電極に対応する第2の内部
    接続用電極および上記第1の横ずれ確認用電極に対応す
    る第2の横ずれ確認用電極を有する第2の半導体チップ
    とを、それぞれの上記活性面を対向させて接続してなる
    半導体装置であって、 上記第1の横ずれ確認用電極と上記第2の横ずれ確認用
    電極とが、上記第1の内部接続用電極と上記第2の内部
    接続用電極とが活性面内方向の所定の相対位置で接続さ
    れたときに互いに接続され、上記第1の内部接続用電極
    と上記第2の内部接続用電極とが互いの接続が保たれる
    範囲内で上記活性面内の所定の方向に一定の距離以上ず
    れたときに互いに接続されない位置に配されていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】上記第1の横ずれ確認用電極と上記第2の
    横ずれ確認用電極とが複数組備えられており、少なくと
    も2組の上記第1の横ずれ確認用電極および上記第2の
    横ずれ確認用電極に関して、上記所定の方向が互いに異
    なっていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】活性面から突出した複数の第1の内部接続
    用電極および第1の基準高さ電極を有する第1の半導体
    チップと、活性面から突出し上記第1の内部接続用電極
    に対応する複数の第2の内部接続用電極および上記第1
    の基準高さ電極に対応する第2の基準高さ電極を有する
    第2の半導体チップとを、互いの活性面を対向させて接
    続してなることを特徴とする半導体装置であって、 接続前における上記第1の基準高さ電極の高さと上記第
    2の基準高さ電極の高さとの和が、接続前における上記
    第1の内部接続用電極の高さと、対応する上記第2の内
    部接続用電極の高さとの和のうち最も小さいものより小
    さいことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】活性面から突出した複数の第1の内部接続
    用電極、第1の横ずれ確認用電極、および第1の基準高
    さ電極を有する第1の半導体チップと、活性面から突出
    し上記第1の内部接続用電極に対応する複数の第2の内
    部接続用電極、上記第1の横ずれ確認用電極に対応する
    第2の横ずれ確認用電極、および上記第1の基準高さ電
    極に対応する第2の基準高さ電極を有する第2の半導体
    チップとを、互いの活性面を対向させて接続してなる半
    導体装置であって 接続前における上記第1の基準高さ電極の高さと上記第
    2の基準高さ電極の高さとの和が、接続前における上記
    第1の内部接続用電極の高さと、対応する上記第2の内
    部接続用電極の高さとの和のうち最も小さいものより小
    さく、 上記第1の横ずれ確認用電極と上記第2の横ずれ確認用
    電極とが、上記第1の内部接続用電極と上記第2の内部
    接続用電極とが活性面内方向の所定の相対位置で接続さ
    れたときに互いに接続され、上記第1の内部接続用電極
    と上記第2の内部接続用電極とが互いの接続が保たれる
    範囲内で上記活性面内の所定の方向に一定の距離以上ず
    れたときに互いに接続されない位置に配されていること
    を特徴とする半導体装置。
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