JP2003136767A - 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法 - Google Patents

記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法

Info

Publication number
JP2003136767A
JP2003136767A JP2001334610A JP2001334610A JP2003136767A JP 2003136767 A JP2003136767 A JP 2003136767A JP 2001334610 A JP2001334610 A JP 2001334610A JP 2001334610 A JP2001334610 A JP 2001334610A JP 2003136767 A JP2003136767 A JP 2003136767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
recording
hardness
recording head
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001334610A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Taga
進 多賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001334610A priority Critical patent/JP2003136767A/ja
Publication of JP2003136767A publication Critical patent/JP2003136767A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートへの記録品質を良好に確保できるこ
と。 【解決手段】 プラテン17に沿って走行可能な記録ヘ
ッド11が複数の記録ワイヤ12を備え、これらの記録
ワイヤの突出動作により、記録ヘッドとプラテンとの間
に搬送されたシートSに画像を記録する記録装置におい
て、プラテンの硬度が硬度計44により計測され、この
計測された硬度に応じて、制御基板部35が、記録ワイ
ヤを駆動する記録ヘッド内の駆動コイルへの通電時間を
変更して設定するよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの複数
の記録ワイヤにより、記録ヘッドとプラテンとの間に搬
送されたシートに画像を記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、記録ヘッドをプラテンに
沿って走行させる間に、この記録ヘッドにおける複数の
記録ワイヤをインクリボンを介して、上記プラテンと記
録ヘッドとの間に搬送されたシートに打ち付け、このシ
ートに文字等を含む画像を記録するドットインパクトプ
リンタがある。
【0003】このようなプリンタにおいては、プラテン
の特に硬度は、シートに記録される画像の記録品質に重
大な影響を与える。例えば、プラテンの硬度が低い場合
には、記録した画像の濃度が低下して画像が薄くなって
しまったり、画像を構成するドットが適正に形成されな
いドット抜け現象が生ずる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のプラテンの硬度
は、プラテンの量産時に無視できない程度のばらつきを
有している。また、このプラテンの硬度は経時変化(低
下)する。
【0005】ところが、従来のプラテンでは、上述のよ
うなプラテンの硬度のばらつきや経時変化に対しても、
記録ヘッドの記録ワイヤを駆動させるためのヘッド駆動
条件が常に一定である。このため、シートに記録される
画像の記録品質が必ずしも良好でない場合が生じてい
る。
【0006】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、シートへの記録品質を良好に確保で
きる記録装置、記録装置の記録動作制御方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プラテンに沿って走行可能な記録ヘッドが複数の記
録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作によ
り、上記記録ヘッドと上記プラテンとの間に搬送された
シートに画像を記録する記録装置において、上記プラテ
ンの硬度が硬度計測手段により計測され、この計測され
た硬度に応じて、上記記録ワイヤを駆動する上記記録ヘ
ッド内の駆動コイルへの通電時間が変更して設定される
よう構成されたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記硬度計測手段による計測タイミン
グは、電源投入時、記録されたシートの所定枚数毎、シ
ートに記録される所定行数毎、記録装置の所定の使用時
間毎、記録装置の使用者の要求時であることを特徴とす
るものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記硬度計測手段は接触式の
硬度計であり、記録ヘッドをプラテンに沿って走行可能
とするキャリッジにより搬送され、上記プラテンに押し
当てられて、このプラテンの硬度を計測するよう構成さ
れたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記硬度計測手段は接触式の
硬度計であり、プラテンの移動により当該プラテンに押
し当てられて、このプラテンの硬度を計測するよう構成
されたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記硬度計測手段は非接触式
の硬度計であり、記録ヘッドを搭載するキャリッジにお
いてプラテンに対応した位置、または上記プラテン等を
収容するケース内において上記プラテンに対応した位置
に設置されたことを特徴とするものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、上記非接触式の硬度計が、記録ヘッド
の記録動作等を制御する制御装置の基板に実装されたこ
とを特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、プラテンに沿っ
て走行可能な記録ヘッドが複数の記録ワイヤを備え、こ
れらの記録ワイヤを突出動作させて、上記記録ヘッドと
上記プラテンとの間に搬送されたシートに画像を記録す
る記録装置の記録動作制御方法において、上記プラテン
の硬度を硬度計測手段により計測し、この計測した硬度
に応じて、上記記録ワイヤを駆動する上記記録ヘッド内
の駆動コイルへの通電時間を変更して設定することを特
徴とするものである。請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の発明において、上記プラテンの硬度が一定範
囲よりも大きな場合に、記録ヘッドの駆動コイルへの通
電時間を、上記プラテンの硬度が上記一定範囲以内の場
合に比べて減少させることを特徴とするものである。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8に記載の発明において、上記プラテンの硬度が一定範
囲よりも小さな場合に、記録ヘッドの駆動コイルへの通
電時間を、上記プラテンの硬度が上記一定範囲以内の場
合に比べて増大させることを特徴とするものである。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項7乃至
9のいずれかに記載の発明において、上記プラテンの硬
度の計測タイミングは、電源投入時、記録されたシート
の所定枚数毎、シートに記録される所定行数毎、記録装
置の所定の使用時間毎、記録装置の使用者の要求時であ
ることを特徴とするものである。
【0016】請求項1、7、8または9に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0017】硬度計測手段により計測されたプラテンの
硬度に応じて、記録ワイヤを駆動する記録ヘッド内の駆
動コイルへの通電時間が変更して設定されることから、
プラテンの硬度が低い場合に駆動コイルへの通電時間を
増大させ、プラテンの硬度が高い場合に駆動コイルへの
通電時間を短縮させることにより、記録ワイヤのインパ
クト力を一定に保持できるので、シートへの記録品質を
良好に確保できる。
【0018】請求項2または10に記載の発明には、次
の作用がある。
【0019】硬度計測手段による計測タイミングが、電
源投入時、記録されたシートの所定枚数毎、シートに記
録される所定行数毎、記録装置の所定の使用時間毎、記
録装置の使用者の要求時であることから、経時変化する
プラテンの硬度を的確に把握でき、シートへの記録品質
を良好に確保できる。
【0020】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0021】接触式の硬度計が、記録ヘッドをプラテン
に沿って走行可能とするキャリッジにより搬送され、プ
ラテンに押し当てられて、このプラテンの硬度を計測す
るよう構成されたことから、非計測時には、硬度計をプ
ラテンから離反した位置に位置づけることができるの
で、記録ヘッド及びプラテンによるシートへの記録動作
を硬度計が妨げることがなく、良好な記録動作を実施で
きる。
【0022】請求項4に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0023】接触式の硬度計が、プラテンの移動により
当該プラテンに押し当てられて、このプラテンの硬度を
計測するよう構成されたことから、この硬度計を使用者
から見えない位置に配置できるので、記録装置の外観に
影響を与えることがない。
【0024】請求項5に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0025】硬度計測手段が非接触式の硬度計であるこ
とから、接触式の硬度計のような、硬度計またはプラテ
ンを可動させるための機構が不必要になるので、記録装
置の構造を簡素化できる。
【0026】請求項6に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0027】非接触式の硬度計が、記録ヘッドの記録動
作等を制御する制御装置の基板に実装されたことから、
この硬度計設置のためのスペースを抑制できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0029】[A]第1の実施の形態(図1〜図4) 図1は、本発明に係る記録装置の第1の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタを概略して示す側断
面図である。図2は、図1のプリンタを示す正面断面図
である。
【0030】記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘ
ッド11における複数の記録ワイヤ12を、インクリボ
ン13を介してシートSに打ち付けてドットを記録する
ことにより、文字を含む画像を記録するドットインパク
トプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体
としてのプリンタ本体14と、このプリンタ本体14の
上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース19A、ロアケ
ース19Bとを有して構成される。
【0031】なお、シートSには、所定長さに裁断され
たカットシートと、複数枚が連接された連続シートとが
ある。カットシートとしては、例えば単票紙、単票複写
紙、通帳またはカットフィルム等があり、連続シートと
しては連続紙または連続複写紙等がある。
【0032】上記プリンタ本体14は、一対のサイドフ
レーム15(図2)を備えた本体フレーム(不図示)
と、記録機構部としての記録ヘッド11及びキャリッジ
16と、シート搬送機構部としてのプラテン17、第1
搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ
23及び第4搬送ローラ24と、を有して構成される。
【0033】上記本体フレームの両サイドフレーム15
にキャリッジガイド軸25が架け渡されるとともに、こ
のサイドフレーム15に平坦面形状の前方シート案内1
8及び後方シート案内28が固定して設けられる。これ
らの前方シート案内18と後方シート案内28との間に
プラテン17が回転自在に配置される。
【0034】また、前方シート案内18の上方に前方搬
送ガイド30が、後方シート案内28の上方に後方搬送
ガイド31がそれぞれ設置される。前方シート案内18
と前方搬送ガイド30が、更に、後方シート案内28と
後方搬送ガイド31が、記録ヘッド11及びプラテン1
7へ向かって搬送され、または記録ヘッド11及びプラ
テン17から遠ざかって搬送されるシートSを案内す
る。
【0035】上記シート搬送機構部は、プラテン17に
対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプ
リンタ本体14の前方側に、第3搬送ローラ23及び第
4搬送ローラ24がプリンタ本体14の後方側にそれぞ
れ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と
第2搬送ローラ22が、また第3搬送ローラ23と第4
搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対を
なす。
【0036】このうち、第1搬送ローラ21、第3搬送
ローラ23は、プラテン17とともに前方シート案内1
8、後方シート案内28のそれぞれの下方に配置され、
第2搬送ローラ22、第4搬送ローラ24が、前方シー
ト案内18、後方シート案内28のそれぞれの上方に配
置される。プラテン17、第1搬送ローラ21、第2搬
送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ
24は、図示しないシート搬送モータ及び駆動輪列部に
よって、図1の時計方向(CW)または反時計方向(C
CW)に回転駆動される。
【0037】シートSは、図1に示すように、プリンタ
本体14の前方側から手差し供給された後、プラテン1
7、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時
計方向の回転、並びに第2搬送ローラ22及び第4搬送
ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体14
の前方から後方へ向かって搬送され、また、プラテン1
7、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計
方向の回転、並びに第2搬送ローラ22及び第4搬送ロ
ーラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体14
の後方から前方へ向かって搬送される。これにより、シ
ートSは、キャリッジ16の主走査方向に直交する副走
査方向に搬送される。
【0038】上記キャリッジ16は、キャリッジガイド
軸25に摺動自在に挿通されるとともに、記録ヘッド1
1を搭載し、図示しないリボンマスクホルダを有する。
キャリッジ16は、図示しないキャリッジ駆動モータの
正転または逆転により往復移動されるタイミングベルト
27に結合される。従って、キャリッジ16は、キャリ
ッジ駆動モータの正転または逆転により、タイミングベ
ルト27を介しキャリッジガイド軸25に案内されて、
このキャリッジガイド軸25の軸方向及びプラテン17
の長手方向と一致する主走査方向に、図2に示す一対の
サイドフレーム15の範囲内で走行(走査)される。
【0039】図1に示す上記記録ヘッド11は、多数の
記録ワイヤ12を備え、これらの記録ワイヤ12の突出
方向前方にインクリボン13が位置する。このインクリ
ボン13は、上記リボンマスクホルダにより、プラテン
17上のシートSに対し保護される。更に、このインク
リボン13は、キャリッジ16または一対のサイドフレ
ーム間15に装着されたリボンカートリッジ内に折り畳
まれて収納される。
【0040】記録ヘッド11は、キャリッジ16ととも
に主走査方向に走行される間に、記録ワイヤ12を突出
させてインクリボン13に打ち当て、このインクリボン
13のインクを、プラテン17と記録ヘッド11との間
に搬送されるシートSに付着させて転写し、このシート
Sに文字を含む画像を記録する。この記録ヘッド11に
よる記録動作は、記録ヘッド11が主走査方向左向きま
たは右向きに走行される間に、記録ヘッド11の記録ワ
イヤ12により1行分の記録がなされ、この1行分の記
録がなされる度に、プラテン17、第1搬送ローラ2
1、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4
搬送ローラ24がシートSを所定長(通常行間分)搬送
させ、これらの動作が繰り返されることにより実施され
る。
【0041】ところで、このプリンタ10には、図2に
示すように、供給されたシートSのシート厚を検出し、
このシート厚に応じてキャリッジガイド軸25を回転さ
せて、記録ヘッド11とプラテン17との間のプラテン
ギャップを調整する自動シート厚調整機構20(自動紙
厚調整機構)が装備されている。
【0042】この自動シート厚調整機構20は、シート
厚検出用モータ36、ロータリーエンコーダ37、出力
ギア38、減速ギア39、40及び41を有して構成さ
れ、減速ギア41がキャリッジガイド軸25の両端部の
偏心軸42の一方に、この偏心軸42と同軸状態で固定
される。偏心軸42がキャリッジガイド軸25に対し偏
心する偏心量Lは、例えば1mmである。また、キャリ
ッジガイド軸25は、両偏心軸42を介して、左右のサ
イドフレーム15に回転自在に枢支される。
【0043】出力ギア38は、シート厚検出用モータ3
6の出力軸に固定され、この出力ギア38に減速ギア3
9が噛み合う。減速ギア40は、減速ギア39と回転一
体に形成されて減速ギア41に噛み合う。これにより、
シート厚検出用モータ36の駆動力が出力ギア38、減
速ギア39、40及び41を経て偏心軸42へ伝達さ
れ、キャリッジガイド軸25が回動される。すると、こ
のキャリッジガイド軸25が、偏心軸42との偏心量L
に相当する量(例えばL=1mmの場合には、2mm)
だけ鉛直方向に移動し、キャリッジ16を介して記録ヘ
ッド11がプラテン17に対し接離する方向に移動す
る。
【0044】ロータリーエンコーダ37は、シート厚検
出用モータ36の出力軸に回転一体に設けられたスリッ
ト板43と、このスリット板43に対し光を出射し、且
つスリット板43のスリット(不図示)を通過した光を
受光する図示しない投受光器とを有して構成される。こ
のロータリーエンコーダ37により、シート厚検出用モ
ータ36の回転角が検出される。
【0045】上述のように構成された自動シート厚調整
機構20では、まず、プラテン17上にシートSが存在
しない状態で、記録ヘッド11をプラテン17に接近す
べくシート厚検出用モータ36を回転させ、記録ヘッド
11がプラテン17に接触する直前でのシート厚検出用
モータ36の回転角をロータリーエンコーダ37にて検
出して、プラテン17(プラテン面)の位置を計測す
る。次に、プラテン17上にシートSを存在させた状態
で、記録ヘッド11をプラテン17上のシートSに接近
させるべくシート厚検出用モータ36を回転させ、同様
にして、シートS(シート面)の位置を計測する。これ
らのプラテン面とシート面との差から、シートSのシー
ト厚を算出して、シート厚検出用モータ36を駆動しキ
ャリッジガイド軸25を回動させて、記録ヘッド11と
プラテン17との間のプラテンギャップを、上記シート
厚に応じて調整する。
【0046】前述の記録ヘッド11による記録動作並び
に上述の自動シート厚調整機構20によるプラテンギャ
ップの調整動作は、制御装置としての制御基板部35に
より実行される。
【0047】つまり、制御基板部35は、キャリッジ1
6の走行と、記録ヘッド11における記録ワイヤ12
(図1)突出動作と、プラテン17、第1搬送ローラ2
1、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4
搬送ローラ24の駆動をそれぞれ制御して、記録ヘッド
11による記録動作を制御する。また、制御基板部35
は、ロータリーエンコーダ37(図2)の検出値に基づ
くシート厚検出用モータ36の駆動制御によって、シー
トSのシート厚を算出し、このシート厚に基づくシート
厚検出用モータ36の駆動制御によって、記録ヘッド1
1とプラテン17との間のプラテンギャップを調整す
る。尚、制御基板部35は、図1における後方下部のロ
アケース19B内に設置されている。
【0048】更に、制御基板部35は、硬度計測手段と
しての硬度計44がプラテン17の硬度を計測する計測
動作を制御すると共に、この計測硬度に基づいて、記録
ヘッド11におけるヘッド駆動条件、特に記録ヘッド1
1における駆動コイル(不図示)への通電時間を制御す
る。
【0049】上記硬度計44は、図1及び図2に示すよ
うに接触式の硬度計であり、非計測時には、プリンタ1
0の左側(または右側)のサイドフレーム15に配置さ
れた格納部材45内に格納されている。この格納部材4
5は、プラテン17から離反した位置に配置される。ま
た、硬度計44には、軟磁性材料からなる吸着板46が
固着されている。一方、キャリッジ16には、格納部材
45に対応する位置に電磁石47が固着されている。こ
の電磁石47の励磁により、吸着板46を介して硬度計
44がキャリッジ16に吸着可能に設けられる。
【0050】制御基板部35は、硬度計44による計測
動作時に、図3(A)に示すようにキャリッジ16を記
録領域33外へ走行させて、電磁石47を格納部材45
内の硬度計44に到達させる。この到達の前後に、制御
基板部35は電磁石47を励磁させて、この電磁石47
により吸着板46を介して硬度計44を吸着する。その
後制御基板部35は、図3(B)に示すように、キャリ
ッジ16を記録領域33内の所定位置まで走行させて、
硬度計44を搬送する。制御基板部35は、キャリッジ
16の停止後、自動シート厚調整機構20を動作させて
キャリッジ16をプラテン17方向へ下降させ、硬度計
44をプラテン17に押し当てて接触させる。これによ
り、硬度計44がプラテン17の硬度を計測する。
【0051】制御基板部35は、硬度計44による計測
後、自動シート厚調整機構20を動作させて、キャリッ
ジ16をプラテン17から離反する方向に上昇させる。
次に制御基板部35は、図3(C)に示すように、キャ
リッジ16を格納部材45方向へ走行させ、硬度計44
を格納部材45内に格納してプラテン17から離反させ
る。制御基板部35は、この硬度計44の格納後電磁石
47を消磁して、硬度計44をキャリッジ16から離脱
させ、このキャリッジ16を記録領域33内まで走行さ
せる。
【0052】上述の硬度計44による計測動作を、制御
基板部35は所定の計測タイミングに実行する。この計
測タイミングは、プリンタ10への電源投入時、記録ヘ
ッド11により記録されたシートSの所定枚数毎(例え
ば100頁毎)、記録ヘッド11によりシートSに記録
される所定行数毎、プリンタ10の所定の使用時間毎、
またはプリンタ10の使用者の要求時である。上記使用
者の要求は、プリンタ10におけるアッパケース19A
に配置されたパネルスイッチ(不図示)の操作や、プリ
ンタ10を動作させる為のプリンタドライバプログラム
が格納されたパーソナルコンピュータの操作によって実
施される。
【0053】また、上述のようにして硬度計44が計測
したプラテン17の硬度に応じて、制御基板部35は、
記録ヘッド11内の駆動コイルへの通電時間を変更して
設定する。上記駆動コイルは、記録ヘッド11内におい
て各記録ワイヤ12毎に複数配置され、それぞれの駆動
コイルが、対応する記録ワイヤ12を駆動して突出動作
させる。この駆動コイルへの通電時間は、駆動コイルへ
印加されるパルス状電圧のパルス幅のことであり、記録
ワイヤ12の1回の突出動作時におけるインパクト力を
決定する。この通電時間の変更により、記録ワイヤ12
に作用するインパクト力が変更して調整される。
【0054】記録ヘッドの駆動コイルへの通電時間は、
プラテン17の硬度が一定範囲(つまり、後述のセンタ
ー硬度値Hcから硬度の規格公差の上限Hc+hまでの
範囲)よりも大きな場合に、プラテン17の硬度が上記
一定範囲以内の場合に比べて減少させ、また、プラテン
17の硬度が上記一定範囲よりも小さな場合に、プラテ
ン17の硬度が上記一定範囲以内の場合に比べて増大さ
せる。
【0055】制御基板部35が実行する上記駆動コイル
への通電時間の変更動作等を、図4を用いて詳説する。
【0056】制御基板部35は、所定の計測タイミン
グ、例えばプリンタ10への電源投入時に(S1)、キ
ャリッジ16、電磁石47及び自動シート厚調整機構2
0を動作させて、硬度計44をプラテン17に接触さ
せ、この硬度計44がプラテン17の硬度を計測する
(S2)。
【0057】次に制御基板部35は、ステップS2にお
いて計測されたプラテン17の硬度H1と、制御基板部
35の外部ROM48に予め記憶されたセンター硬度値
Hcとを比較する(S3)。この外部ROM48には、
プラテン17の硬度の公差hも記憶されている。また、
外部ROM48に、硬度計44にて計測されたプラテン
17の硬度が記憶される場合もある。
【0058】制御基板部35は、計測された硬度H1が
センター硬度値Hcより大きい(H1≧Hc)と判断し
た場合(S4)、次に、この硬度H1と硬度の規格公差
の上限(Hc+h)とを比較する。計測された硬度H1
が規格公差の上限以内(Hc≦H1≦Hc+h)の場合
には(S5)、制御基板部35は、設定すべき通電時間
Pwpを、現在設定されている通電時間Pwとし(Pw
p=Pw)、通電時間を変更しないで(S6)、記録ヘ
ッド11に記録動作を開始させる(S7)。
【0059】また、計測された硬度H1が規格公差の上
限よりも大きい(H1>Hc+h)場合には(S8)、
制御基板部35は、設定すべき通電時間Pwpを、現在
設定されている通電時間Pwよりも所定時間Pw3短い
値(Pwp=Pw−Pw3)に変更して設定して(S
9)、記録ヘッド11に記録動作を実行させる(S
7)。
【0060】このように駆動コイルへの通電時間を短縮
することによって、記録ワイヤ12に作用するインパク
ト力が減少し、シートSへの画像の濃度が必要以上に高
くなることが防止されて、画像のドットが滲むことによ
る記録品質の低下が回避される。
【0061】前記ステップS3において、制御基板部3
5は、計測された硬度H1がセンター硬度値Hcよりも
小さい(H1<Hc)と判断したときには(S10)、
次に、この硬度H1と硬度の規格公差の下限(Hc−
h)とを比較する。
【0062】計測された硬度H1が規格公差の下限以内
(Hc−h≦H1<Hc)の場合には(S11)、制御
基板部35は、設定すべき通電時間Pwpを、現在設定
されている通電時間Pwよりも所定時間Pw1増大した
値(Pwp=Pw+Pw1)に変更して設定して(S1
2)、記録ヘッド11に記録動作を実行させる(S
7)。
【0063】また、計測された硬度H1が規格公差の下
限よりも小さい(H1<Hc−h)場合には(S1
3)、制御基板部35は、設定すべき通電時間Pwp
を、現在設定されている通電時間Pwよりも所定時間P
w2増大した値(Pwp=Pw+Pw2)に変更して設
定して(S14)、記録ヘッド11に記録動作を実行さ
せる(S7)。ここで、所定時間Pw2は、所定時間P
w1よりも大きな値である(Pw2>Pw1)。
【0064】ステップS12及びS14において通電時
間を増大させることによって、記録ワイヤ12に作用す
るインパクト力が増大し、シートSへの画像の濃度が高
くなって、ドット濃度の低下及びドット抜け現象等のよ
うな記録品質の低下が回避される。
【0065】以上のように構成されたことから、上記第
1の実施の形態によれば次の効果〜を奏する。
【0066】硬度計44により計測されたプラテン1
7の硬度H1に応じて、記録ワイヤ12を駆動する記録
ヘッド11内の駆動コイルへの通電時間が変更して設定
されることから、プラテン17の硬度が低い場合に駆動
コイルへの通電時間を増大させ、プラテン17の硬度が
高い場合に駆動コイルへの通電時間を短縮させることに
より、記録ワイヤ12のインパクト力を一定に保持でき
るので、シートSへの記録品質を良好に確保できる。
【0067】計測されたプラテン17の硬度H1が、
硬度の規格公差の上限を超える場合(H1>Hc+h)
に、駆動コイルへの通電時間を短縮することから、この
駆動コイルへの投入電気エネルギーの無駄をなくすこと
ができると共に、記録ヘッド11における必要以上の発
熱を防止でき、更に、記録された画像の滲み等過剰な濃
度による記録品質の低下を防止できる。
【0068】シートSに記録される画像の濃度が低下
しないように、プラテン17の硬度を規格公差の下限
(Hc−h)以内またはこの下限を超えた場合を前提と
して、記録ヘッド11における駆動コイルへの通電時間
を固定して設定した場合には、プラテン17の硬度が規
格公差の上限(Hc+h)以内またはこの上限を超える
場合に、駆動コイルへの投入電気エネルギーが必要以上
に大きな値となって無駄となるが、このエネルギーの無
駄を防止できる。と同時に、記録ヘッド11の過剰な発
熱や、画像の過剰な濃度も回避できる。
【0069】硬度計44による計測タイミングが、電
源投入時、記録されたシートSの所定枚数毎、シートS
に記録される所定行数毎、プリンタ10の所定の使用時
間毎、プリンタ10の使用者の要求時であることから、
経時変化するプラテン17の硬度を的確に把握でき、シ
ートSの記録品質を良好に確保できる。
【0070】接触式の硬度計44が、記録ヘッド11
をプラテン17に沿って走行可能とするキャリッジ16
により搬送され、自動シート厚調整機構20によりプラ
テン17に押し当てられて、このプラテン17の硬度を
計測するよう構成されたことから、非計測時には、硬度
計44をプラテン17から離反した位置の格納部材45
内に格納して位置づけることができるので、記録ヘッド
11及びプラテン17によるシートSへの記録動作が、
硬度計44により妨げられることが無く、良好な記録動
作を実施できる。
【0071】[B]第2の実施の形態(図5) 図5は本発明に係る記録装置の第2の実施の形態におけ
るドットインパクトプリンタの一部を示す側断面図であ
る。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の
形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0072】硬度計測手段としての硬度計50は、前記
実施の形態と同様な接触式の硬度計であるが、プリンタ
10の使用者から見えないロアケース19Bの内部で、
プラテン17に対向する直下に設置される。この実施の
形態では、プラテン17が、図示しないプラテン駆動モ
ータ及び歯車等の減速機構を用いて、硬度計50へ向か
って移動可能に構成されている。このプラテン17の移
動により、硬度計50はプラテン17に押し当てられて
接触し、プラテン17の硬度を計測する。
【0073】硬度計50によるプラテン17の硬度計測
動作、及びこの計測された硬度を用いた駆動コイルへの
通電時間の変更は、前記第1の実施の形態と同様に制御
基板部35により実行される。
【0074】上述のように構成されたことから、上記実
施の形態においても、前記第1の実施の形態の効果〜
と同様な効果を奏する他、次の効果を奏する。
【0075】接触式の硬度計50が、プラテン17の
移動により当該プラテン17に押し当てられて、このプ
ラテン17の硬度を計測するよう構成されたことから、
この硬度計50を使用者から見えないロアケース19B
内に配置できるので、プリンタ10の外観に影響を与え
ることがない。
【0076】[C]第3の実施の形態(図6) 図6は、本発明に係る記録装置の第3の実施の形態にお
けるドットインパクトプリンタの一部を示す側断面図で
ある。この第3の実施の形態において、前記第1の実施
の形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説
明を省略する。
【0077】硬度計測手段としての硬度計60は、プラ
テン17に接触することなく、このプラテン17の硬度
を計測可能な非接触式の硬度計である。例えば、この硬
度計60は、レーザ光等の光をプラテン17へ照射し、
その反射する光の反射率を検出することによりプラテン
17の硬度を計測する。あるいは、硬度計60は、プラ
テン17の表面粗度(粗さ)を検出することにより、プ
ラテン17の硬度を計測するもの等である。この硬度計
60は、記録ヘッド11を搭載するキャリッジ16にお
いて、プラテン17に対応する位置、つまりプラテン1
7の硬度を計測可能な位置に設置される。
【0078】硬度計60によるプラテン17の硬度計測
動作、及びこの計測された硬度を用いた駆動コイルへの
通電時間の変更は、前記第1の実施の形態と同様に制御
基板部35により実行される。
【0079】上述のように構成されたことから、上記第
3の実施の形態においても、前記第1の実施の形態の効
果〜と同様な効果を奏する他、次の効果を奏す
る。
【0080】硬度計が非接触式の硬度計60であるこ
とから、接触式の硬度計44及び50のような、硬度計
またはプラテン17を稼働させるための機構(格納部材
45、吸着板46及び電磁石47等、またはプラテン駆
動モータ及び減速機構等)が不必要になるので、プリン
タ10の構造を簡素化できる。
【0081】[D]第4の実施の形態(図7) 図7は、本発明に係る記録装置の第4の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタを示す側断面図であ
る。この第4の実施の形態において、前記第1の実施の
形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0082】この第4の実施の形態における硬度計測手
段としての硬度計70も、前記硬度計60と同様に非接
触式の硬度計である。この硬度計70は、プラテン1
7、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬
送ローラ23及び第4搬送ローラ24等を収納するロア
ケース19B内において、プラテン17に対応する位
置、つまりプラテン17の硬度を計測可能な位置に設置
される。
【0083】この硬度計70によるプラテン17の硬度
計測動作、及びこの計測された硬度を用いた駆動コイル
への通電時間の変更は、前記第1の実施の形態と同様に
制御基板部35により実行される。
【0084】上述のように構成されたことから、上記第
4の実施の形態においても、前記第1の実施の形態の効
果〜と同様な効果、及び上記第3の実施の形態の効
果と同様な効果を奏する。
【0085】尚、この第4の実施の形態において、硬度
計70は、同じくロアケース19B内に配置された制御
基板部35の基板に、外部ROM48等と同様に実装さ
れてもよい。この場合には、硬度計70を設置するため
の設置スペースを抑制できる。
【0086】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0087】例えば、上記各実施の形態では、プラテン
17が回転駆動される所謂丸プラテンの場合を述べた
が、付勢ばねにより弾性支持された所謂平プラテンであ
ってもよい。
【0088】
【発明の効果】請求項1乃至6に記載の発明に係る記録
装置によれば、シートへの記録品質を良好に確保でき
る。
【0089】請求項7乃至10に記載の発明に係る記録
装置の記録動作制御方法によれば、シートへの記録品質
を良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の第1の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタを概略して示す側断
面図である。
【図2】図1のプリンタを示す正面断面図である。
【図3】図2の硬度計によるプラテンの硬度計測動作を
示す動作図である。
【図4】硬度計により計測された硬度に応じて駆動コイ
ルへの通電時間を制御する手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明に係る記録装置の第2の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタの一部を示す側断面
図である。
【図6】本発明に係る記録装置の第3の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタの一部を示す側断面
図である。
【図7】本発明に係る記録装置の第4の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタの一部を示す側断面
図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 記録ヘッド 12 記録ワイヤ 16 キャリッジ 17 プラテン 19B ロアケース 35 制御基板部 44 硬度計(硬度計測手段) 45 格納部材 47 電磁石 50、60、70 硬度計(硬度計測手段) S シート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って走行可能な記録ヘッド
    が複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出
    動作により、上記記録ヘッドと上記プラテンとの間に搬
    送されたシートに画像を記録する記録装置において、 上記プラテンの硬度が硬度計測手段により計測され、こ
    の計測された硬度に応じて、上記記録ワイヤを駆動する
    上記記録ヘッド内の駆動コイルへの通電時間が変更して
    設定されるよう構成されたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記硬度計測手段による計測タイミング
    は、電源投入時、記録されたシートの所定枚数毎、シー
    トに記録される所定行数毎、記録装置の所定の使用時間
    毎、記録装置の使用者の要求時であることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記硬度計測手段は接触式の硬度計であ
    り、記録ヘッドをプラテンに沿って走行可能とするキャ
    リッジにより搬送され、上記プラテンに押し当てられ
    て、このプラテンの硬度を計測するよう構成されたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記硬度計測手段は接触式の硬度計であ
    り、プラテンの移動により当該プラテンに押し当てられ
    て、このプラテンの硬度を計測するよう構成されたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記硬度計測手段は非接触式の硬度計で
    あり、記録ヘッドを搭載するキャリッジにおいてプラテ
    ンに対応した位置、または上記プラテン等を収容するケ
    ース内において上記プラテンに対応した位置に設置され
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 上記非接触式の硬度計が、記録ヘッドの
    記録動作等を制御する制御装置の基板に実装されたこと
    を特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 プラテンに沿って走行可能な記録ヘッド
    が複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤを突出
    動作させて、上記記録ヘッドと上記プラテンとの間に搬
    送されたシートに画像を記録する記録装置の記録動作制
    御方法において、 上記プラテンの硬度を硬度計測手段により計測し、この
    計測した硬度に応じて、上記記録ワイヤを駆動する上記
    記録ヘッド内の駆動コイルへの通電時間を変更して設定
    することを特徴とする記録装置の記録動作制御方法。
  8. 【請求項8】 上記プラテンの硬度が一定範囲よりも大
    きな場合に、記録ヘッドの駆動コイルへの通電時間を、
    上記プラテンの硬度が上記一定範囲以内の場合に比べて
    減少させることを特徴とする請求項7に記載の記録装置
    の記録動作制御方法。
  9. 【請求項9】 上記プラテンの硬度が一定範囲よりも小
    さな場合に、記録ヘッドの駆動コイルへの通電時間を、
    上記プラテンの硬度が上記一定範囲以内の場合に比べて
    増大させることを特徴とする請求項7または8に記載の
    記録装置の記録動作制御方法。
  10. 【請求項10】 上記プラテンの硬度の計測タイミング
    は、電源投入時、記録されたシートの所定枚数毎、シー
    トに記録される所定行数毎、記録装置の所定の使用時間
    毎、記録装置の使用者の要求時であることを特徴とする
    請求項7乃至9のいずれかに記載の記録装置の記録動作
    制御方法。
JP2001334610A 2001-10-31 2001-10-31 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法 Withdrawn JP2003136767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001334610A JP2003136767A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001334610A JP2003136767A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003136767A true JP2003136767A (ja) 2003-05-14

Family

ID=19149711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001334610A Withdrawn JP2003136767A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003136767A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007203564A (ja) ロール紙プリンタ、ロール紙繰り出し制御方法、およびロール紙繰り出し機構
JP2008246803A (ja) 画像記録装置
JP2003136767A (ja) 記録装置、及び記録装置の記録動作制御方法
JP4144426B2 (ja) Dcモータを用いたプリンタ及びその制御方法
JP2009083380A (ja) 画像記録装置
JP2006264032A (ja) インクジェット記録装置
JPH028595B2 (ja)
JP2004357374A (ja) モータ停止制御方法
JP4419420B2 (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2008246672A (ja) 画像記録装置
JP4366903B2 (ja) プラテンギャップ調整装置、記録装置およびプラテンギャップ調整装置の制御方法
JP2006248094A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法および制御プログラム
JP2004202713A (ja) 画像出力装置
JP4200640B2 (ja) プリンタ
JP2010189075A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、および、制御プログラム
JP2003136804A (ja) 印字ギャップの調整機構および厚さ検出装置
JP2008036905A (ja) 印刷装置
JP2001287405A (ja) 記録装置及び記録装置の記録方法
JPH07266660A (ja) プリンタ装置
JPH07266639A (ja) プリンタ装置
JPH09123554A (ja) ビデオプリンタの給紙装置
JP4161661B2 (ja) 記録装置およびその制御方法
JP2004050590A (ja) 記録装置のプラテンギャップ調整方法及び調整機構、並びに記録装置
JP2005074947A (ja) 記録装置及び記録装置の制御方法
JP2001239703A (ja) 印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104