JPH09123554A - ビデオプリンタの給紙装置 - Google Patents

ビデオプリンタの給紙装置

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JPH09123554A
JPH09123554A JP7283150A JP28315095A JPH09123554A JP H09123554 A JPH09123554 A JP H09123554A JP 7283150 A JP7283150 A JP 7283150A JP 28315095 A JP28315095 A JP 28315095A JP H09123554 A JPH09123554 A JP H09123554A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状記録材料41を給紙方向に回転させ
て、帯状記録材料10をプリントステージ17にプリン
ト側の搬送速度と同じ速度で供給する。 【解決手段】 帯状の記録材料10の通過域に沿って、
イエロー用サーマルヘッド14,マゼンタ用,シアン用
のサーマルヘッドを順に配置して、記録材料10の1回
の移動でフルカラー画像を記録する。給紙装置40を、
保持軸42、給紙モータ43、モータ制御部45から構
成する。記録材料10の位置決めマークをロール状記録
材料41の外周面近くでマークセンサ50により検出す
る。マーク検出間隔から給紙装置40側の送出し速度相
当値を求める。予め、送出し速度相当値と、この送出し
速度相当値に対するプリント側の搬送速度と同じ速度に
するための給紙モータのパルスレートとの関係を求めて
おき、この関係をルックアップテーブルメモリ(LU
T)に記憶しておく。このLUTにより送出し速度相当
値から給紙モータのパルスレートを求めて、このパルス
レートでパルスモータを駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオプリンタの給
紙装置に関し、特にロール状に巻き取られた記録材料を
用いて画像を記録するビデオプリンタの給紙装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオプリンタには各種記録方式が採用
されているが、装置やランニングコスト等が安価である
点から、サーマルプリンタやインクジェットプリンタ等
が普及しつつある。このようなビデオプリンタにおいて
フルカラー画像を高速でプリントしようとする場合に
は、例えばサーマルプリンタでは、記録材料の通過域中
に3個のサーマルヘッドを配置し、記録材料を上流側か
ら下流側へ1回通す間に、各サーマルヘッドでイエロー
画像,マゼンタ画像,シアン画像を順次記録して、フル
カラー画像を形成する1パス3ヘッドタイプのカラーサ
ーマルプリンタが知られている(例えば、特開平5−2
01043号公報,特公平6−96338号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような1パス3ヘ
ッドタイプのカラーサーマルプリンタでは、カラー感熱
記録材料として帯状の記録材料をロール形態で巻き取っ
たロール状記録材料が用いられる。したがって、このロ
ール状の記録材料を巻取方向とは反対の方向に回転して
プリント部に帯状の記録材料を送り出す場合には、記録
材料が消費されることによってロール状記録材料の巻き
径が次第に小さくなることに起因して給紙量が変動し、
プリント部との間にたるみや引っ張りが生じてしまう。
このようなたるみや引っ張りが生じると、次のプリント
部において、例えばサーマルヘッドによる印画中に負荷
変動として作用し、レジストレーションエラー(色ず
れ)や濃度むら,色むら等が発生する。
【0004】本発明はロール状記録材料の巻き減りの影
響を受けることなく、ロール状記録材料から帯状の記録
材料を送りだすことができるようにしたビデオプリンタ
の給紙装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロール状記録材料を記録材料送り出し方
向に回転するモータと、ロール状記録材料の最外周面近
くで位置決めマークを検出するマークセンサと、このマ
ークセンサからのマーク検出信号に基づき送出し速度相
当値を検出して、この送出し速度相当値に基づきプリン
トステージ側の記録材料送り速度と同じになるように前
記モータの回転を制御するコントローラとを備えたもの
である。前記マークセンサをガイドアームに取り付け、
ガイドアームをロール状記録材料の最外周面に接するよ
うに揺動自在に取り付け、ガイドアームには記録材料の
最外周面とマークセンサとの距離を一定に保つガイド部
材を設けることが好ましい。また、モータをパルスモー
タから構成することが好ましく、この場合には、前記コ
ントローラは、マーク検出信号に基づきマーク検出間隔
時間相当値を測定するマーク検出間隔測定回路と、この
マーク検出間隔測定回路からのマーク検出間隔時間相当
値に基づきパルスモータのパルスレートを求めるパルス
レート決定部と、このパルスレート決定部からのパルス
レートに基づきパルスモータの駆動パルスを発生するパ
ルスジェネレータとを備えることが好ましい。
【0006】また、請求項5記載のビデオプリンタの給
紙装置は、ロール状記録材料から引き出された帯状記録
材料を搬送する給紙ローラ対と、この給紙ローラ対を記
録材料送り方向に回転するモータと、給紙ローラ対の上
流近くで前記位置決めマークを検出するマークセンサ
と、このマークセンサからのマーク検出信号に基づき送
出し速度相当値を検出して、この送出し速度相当値に基
づきプリントステージ側の記録材料送り速度と同じにな
るように前記モータの回転を制御するコントローラとを
備えたものである。前記コントローラは、給紙ローラ対
とプリントステージとの間の記録材料に一定範囲のたる
みを形成することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は、直線移動型のカラー感熱
プリンタを示すものである。カラー感熱記録材料10の
通過域(パス)に沿って、3個のプラテンローラ11,
12,13が適切な間隔で回転自在に配置されている。
各プラテンローラ11〜13には、イエロー用サーマル
ヘッド14,マゼンタ用サーマルヘッド15,シアン用
サーマルヘッド16が対向して配置されており、これら
によりパスに沿ってイエロープリントステージ17,マ
ゼンタプリントステージ18,シアンプリントステージ
19が形成される。各プラテンローラ11〜13は、ロ
ーラシフト機構20により各サーマルヘッド14〜16
の発熱素子アレイ14a〜16aに圧着する圧着位置
と、離れた退避位置とに選択的にセットされる。
【0008】各プリントステージ17〜19には、記録
材料搬送部21,22,23と、各サーマルヘッド14
〜16を駆動して記録材料10に各色画像を記録する記
録部25,26,27とが設けられており、これらはシ
ステムコントローラ28(図1参照)により制御され
る。各搬送部21〜23は、各サーマルヘッド14〜1
6に対し記録材料送り方向上流側に補助ローラ対30,
先端センサ31,マークセンサ32が順次配置されてお
り、また各サーマルヘッド14〜16に対しその下流側
に搬送ローラ対33が配置されている。各ローラ対3
0,33の下側ローラは駆動ローラ30a,33aとさ
れており、パルスモータ34で回転されるようになって
いる。また、各ローラ対30,33の上側ローラ30
b,33bはローラシフト機構35,36によってニッ
プ位置とニップ解除位置との間で選択的にセットされる
ようになっている。また、各補助ローラ対30のニップ
圧力は搬送ローラ対33のニップ圧力よりも小さく設定
されており、搬送ローラ対33による搬送が主となるよ
うにされている。また、イエロープリントステージ17
の下流側にはイエロー定着器37が、マゼンタプリント
ステージ18の下流側にはマゼンタ定着器38がそれぞ
れ配置されている。
【0009】イエロープリントステージ17の記録材料
送り方向上流側には、本発明の給紙装置40が配置され
ている。この給紙装置40は、ロール状記録材料41を
保持する保持軸42と、保持軸42を回転駆動する給紙
モータ43と、モータ制御部45とから構成されてい
る。保持軸42にはロール状記録材料41が嵌められて
固定され、これによりロール状記録材料41は保持軸4
2と一体にされる。
【0010】図1に示すように、モータ制御部45は、
マークセンサ50からのマーク検出信号に基づきパルス
モータからなる給紙モータ43を回転制御して、記録材
料10の送出し速度をイエロー搬送部21の搬送速度と
同じになるようにする。マークセンサ50はガイドアー
ム51の先端部に取り付けられている。ガイドアーム5
1は取付軸52を介して揺動自在に設けられている。ガ
イドアーム51の先端にはガイドローラ53が取り付け
られている。このガイドローラ53はロール状記録材料
41の最外周面に接触して回転するようにされており、
これにより、ロール状記録材料41の巻き径が小さくな
っても、マークセンサ50とロール状記録材料41の最
外周面との距離が常に一定になるようにされている。ま
た、ガイドアーム51はガイドローラ53がロール状記
録材料41の外周面に軽く接触するようにコイルバネ5
4で付勢されている。
【0011】マークセンサ50は、投光部及び受光部を
備えた反射型センサから構成されており、このマークセ
ンサ50は図3に示すように、記録材料10に所定ピッ
チL1で形成された位置決めマーク56を検出する。位
置決めマーク56はカラー感熱記録材料10の感熱記録
層が形成された面とは反対側の面に印刷により記録され
ている。この位置決めマーク56は記録エリアPAに対
応して1つの記録エリアPAに対し1個の割合で形成さ
れており、そのピッチはL1とされている。なお、記録
エリアPAのサイズ変更に対応するように、前記ピッチ
を小さくして1つの記録エリアに多数個の位置決めマー
クを記録してもよく、この場合には位置決めマークの検
出数に応じて記録エリアPAを特定する。
【0012】図1に示すように、マークセンサ50はセ
ンサ駆動検出回路60で駆動され、その投光用LEDが
一定周期(位置決めマーク56の長さL2(図3参照)
よりも短い間隔となる周期)毎に駆動される。受光部か
らのマーク検出信号はセンサ駆動検出回路60で増幅さ
れた後に、給紙モータ制御回路61に送られる。給紙モ
ータ制御回路61は、カウンタ62とパルスレート換算
回路63とから構成されている。カウンタ62には基準
クロック発生回路64からクロックパルスが入力されて
おり、マーク検出信号に基づきクロックパルスのカウン
ト値をラッチした後、リセットすることにより、マーク
検出間隔時間に相当するクロックパルス数をカウントす
る。このクロックパルスのカウント値は、ルックアップ
テーブルメモリ(LUT)から構成されたパルスレート
換算回路63に送られ、ここでこのカウント値に対応す
るパルスレートが求められる。カウント値とパルスレー
トとの関係は実験等により予め求められており、これが
システムコントローラ28によりパルスレート換算回路
63のLUTに書き込まれる。システムコントローラ2
8のメモリ65には、このカウント値とパルスレートと
の関係が予め書き込まれている。
【0013】カウント値とパルスレートとの関係は、カ
ウント値が基準パルス数(プリント側の搬送速度と同じ
になるパルス数)よりも増える(送出し速度が低下して
いる)と、パルスレートを上げて給紙モータ43の回転
速度を上げるようにされ、これにより、プリントステー
ジ17側の記録材料送り速度と同じにすることができ
る。また、カウント値が基準パルス数よりも減少する
(送出し速度が上がる)と、パルスレートを下げて給紙
モータ43の回転速度を下げるようにされ、同様にし
て、給紙側の記録材料送り速度とプリントステージ17
側の送り速度とを同じにすることができる。
【0014】パルスレート換算回路63からのパルスレ
ートはプログラマブルパルスジェネレータ66に送ら
れ、ここで、給紙モータ43の駆動パルスのパルスレー
トが変更される。プログラマブルパルスジェネレータ6
6でパルスレートが変更された駆動パルス信号はドライ
バ71に送られる。ドライバ71は、この駆動パルス信
号に基づき給紙モータ43を回転する。図4はシステム
コントローラ28における給紙制御の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0015】給紙装置40で送りだされた帯状の記録材
料10は、給紙ローラ対70を介してイエロープリント
ステージ17に送られる。給紙ローラ対70は、プリン
トステージ17側の搬送ローラ対33を回転するパルス
モータ34で回転駆動されており、プリントステージ1
7と同じ搬送速度で記録材料10を搬送する。給紙ロー
ラ対70も他のローラ対30,33と同じように、駆動
ローラ70aと上側ローラ70bとから構成されてお
り、上側ローラ70bは図示しないローラシフト機構に
よりニップ位置と退避位置との間で変移するようにされ
ている。そして、記録材料10の先端通過の際には上側
ローラ70bが退避位置にされ、それ以外は上側ローラ
70bはニップ位置される。更に、給紙ローラ対70と
パルスモータ34との間にはクラッチ72が配置されて
おり、このクラッチ72は、記録材料10の先端をイエ
ロープリントステージ17に送るときのみパルスモータ
34の駆動を伝達し、それ以外のときには給紙ローラ対
70をフリー状態にする。なお、給紙ローラ対70をプ
リントステージ17側のパルスモータ34で回転させた
が、この他に給紙モータ43を用いて回転させるように
してもよい。この場合にも、給紙モータ43と給紙ロー
ラ対70との間にクラックを設け、記録材料10の先端
をイエロープリントステージ17に送るときのみ給紙モ
ータ43の回転を伝達し、それ以外のときには給紙ロー
ラ対70をフリー状態にする。
【0016】また、給紙装置40にはカッタ71が配置
されており、このカッタ71は所定のプリント枚数にな
ったときに、位置決めマーク56を基準にして所定位置
で帯状の記録材料10を切断する。所定のプリント枚数
に達したか否かはマークセンサ50のマーク検出信号を
カウントすることにより判定する。そして、この判定結
果により予め設定した所定枚数分になったときに、この
枚数分に達した位置決めマーク56の検出信号に基づき
給紙装置40側でカッタ71により位置決めマーク56
を基準にして記録材料10を切断する。この場合には、
1個のマークセンサ50で切断位置検出と送りむら検出
とに用いることができるので、構成がより一層簡単にな
る。
【0017】各プリントステージ17,18,19で
は、給紙時には各ローラ対70,30,33がニップ解
除されており、またプラテンローラ11〜13の圧着が
解除されている。そして、先端センサ31からの先端検
出信号に基づき記録材料10の先端をトラッキングし
て、記録材料10の先端がこれらローラ対70,30,
33を順次通過するしたがいこれらをニップ状態にす
る。また、マークセンサ32からのマーク検出信号に基
づきヘッド圧着開始位置及び記録開始位置が特定され、
各プリントステージ17〜19で各色が1ラインずつ記
録される。イエロー記録の後はイエロー定着器37によ
りイエロー感熱記録層が光定着される。また、マゼンタ
記録の後はマゼンタ定着器38によりマゼンタ感熱記録
層が光定着される。このように、イエロー,マゼンタ,
シアンの各感熱記録層が同一記録エリアに記録され、フ
ルカラー画像が得られる。このフルカラー画像は位置決
めマーク56の検出信号に基づき各画像の間の余白部で
図示しないカッタにより各コマ毎に切り離される。な
お、各サーマルヘッド14〜16の記録材料10への圧
着は、最初の画像を記録する際に行われ、複数枚の画像
を記録する際は各サーマルヘッド14〜16は記録材料
10に圧着された状態になっている。そして、最後の画
像の記録を終了した後にサーマルヘッド14〜16の圧
着が解除され、記録材料10の後端が各サーマルヘッド
14〜16を円滑に通過する。
【0018】なお、図2に二点鎖線で示すように、各サ
ーマルヘッド14〜16の間でカラー感熱記録材料10
にたるみ80,81を形成してもよい。そして、これら
たるみ80,81により、一方のプリントステージにお
けるサーマルヘッドの挙動変化による搬送負荷変動が他
方のプリントステージに伝達されることのないようにす
る。更には、給紙装置40とイエロープリントステージ
17との間や、シアンプリントステージと排紙機構との
間の記録材料10にたるみ82を形成して、負荷変動を
吸収する緩衝手段としてもよい。例えば給紙装置40と
イエロープリントステージ17との間のたるみ82を、
給紙速度とイエロープリントステージ17における記録
材料搬送速度との間に差を設けることで形成する。この
ようにすることで、給紙装置40における搬送負荷変動
がたるみによって吸収され、これがイエロープリントス
テージ17に伝達されることがなくなる。なお、たるみ
82のたるみ量は、イエロープリントステージ17と給
紙装置40とにおける記録材料搬送速度をそのパルスレ
ート等により求めることでたるみ量変動を検出し、この
たるみ量を一定にするように給紙速度を調節するとよ
い。また、マイクロ変位計を用いてたるみ量を検出して
もよく、この場合にも給紙速度を調節してたるみ量を一
定に保持する。
【0019】また、図5に示すように、給紙ローラ対8
5を給紙モータ86で回転させて給紙するようにしても
よい。この場合には、図1に示すモータ制御部45を用
いて、マークセンサ87のマーク検出信号に基づき給紙
を行う。そして、給紙速度とイエロープリントステージ
17における記録材料送り速度とに差を設けることで、
たるみ88を形成し、このたるみを一定範囲に維持す
る。なお、図1に示すものと同一構成部材には同一符号
が付してある。符号89はガイドローラである。
【0020】また、図6に示すように、給紙モータ90
により、給紙ローラ対91と受けローラ92とを回転さ
せて、給紙するようにしてもよい。この場合にも、図1
に示すモータ制御部45を用いて、マークセンサ93の
マーク検出信号に基づき給紙を行う。また、上記と同じ
ようにしてイエロープリントステージ17との間にたる
み94を形成する。なお、図1に示すものと同一構成部
材には同一符号が付してある。
【0021】また、上記実施形態ではカウンタ62,パ
ルスレート換算回路63,プログラマブルパルスジェネ
レータ66等を用いてハードウェアでモータ制御部45
を構成したが、この他に、ソフトウェアで実施するよう
にしてもよい。また、パルスレート換算回路63はLU
Tで構成したが、この他に予め演算式を求めておき、演
算によりパルスレートを求めるようにしてもよい。ま
た、上記実施形態では、ガイドアーム51を用いて、ロ
ール状記録材料41の外周面から常に一定位置にマーク
センサ50を配置するようにしたが、この他に、ロール
状記録材料41の半径方向でシフト自在なスライダを設
け、これにマークセンサを配置するようにしてもよい。
【0022】また、上記実施形態では位置決めマーク5
6をカラー感熱記録材料10の感熱記録層形成側とは反
対側の面に印刷により記録するようにしたが、この他に
位置決めマークは小孔や切欠きから形成してもよい。
【0023】また、上記実施形態では、カラー感熱プリ
ンタについて説明したが、この他に図示は省略したが、
イエロー,マゼンタ,シアンの各カラーインクリボンを
用いた昇華型の熱転写プリンタに本発明を実施してもよ
い。この場合には、サーマルヘッドの各発熱素子アレイ
と記録材料との間にカラーインクリボンを介在させて、
各インクリボンからのインクを記録材料に熱転写する。
また、昇華型の代わりに熱溶融型としてもよい。更に
は、カラーサーマルプリンタに代えて、モノクロサーマ
ルプリンタやカラー又はモノクロのインクジェットプリ
ンタに対し本発明を実施してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明では、ロール状記録材料を記録材
料送り出し方向にモータで回転させ、ロール状記録材料
の最外周面近くでマークセンサにより位置決めマークを
検出し、このマーク検出信号に基づき送出し速度相当値
を検出して、この送出し速度相当値に基づきプリント部
側の記録材料送り速度と同じになるようにモータの回転
を制御したから、簡単な構成によりロール状の記録材料
から帯状の記録材料をプリント部側と同じ速度で送りだ
すことができるようになる。したがって、ロール状記録
材料の巻き減りに起因して記録材料の送り速度が変動す
ることがない。これにより、プリントステージに送り速
度変動による搬送負荷変動が伝達されることがなくな
り、色ずれや濃度むら,色むら等の発生を押さえること
ができる。しかも、ロール状記録材料をモータで記録材
料送り出し方向に回転させるので、給紙ローラ対だけで
は給紙が困難になるロール径が大きい記録材料に対して
も、効率のよい給紙が可能になる。
【0025】また、マークセンサをガイドアームに取り
付け、ガイドアームをロール状記録材料の最外周面に接
するように揺動自在に取り付け、ガイドアームには記録
材料の最外周面とマークセンサとの距離を一定に保つガ
イド部材を設けたから、記録材料に形成されたマークを
常に安定した状態で検出することができるようになる。
また、マーク検出間隔測定回路でマーク検出信号に基づ
きマーク検出間隔時間相当値を測定することにより給紙
側の記録材料送り速度の変動を検出するようにしたか
ら、パルスエンコーダ等を用いることなく簡単な構成で
速度変動を検出することができる。また、マーク検出間
隔時間相当値に基づきパルスレート決定部でパルスモー
タのパルスレートを求め、このパルスレート決定部から
のパルスレートに基づきパルスモータの駆動パルスをパ
ルスジェネレータで発生させるようにしたから、記録材
料の巻き径や厚みが変わった場合でも、これに対応する
ようにパルスレートを決定することで、記録材料の変更
にも容易に対応することができるようになる。
【0026】ロール状記録材料から引き出された帯状記
録材料を搬送する給紙ローラ対と、この給紙ローラ対を
記録材料送り方向に回転するモータと、給紙ローラ対の
近くで位置決めマークを検出するマークセンサとを設
け、マークセンサからのマーク検出信号に基づき送出し
速度相当値を検出し、この送出し速度相当値に基づきプ
リントステージ側の記録材料送り速度と同じになるよう
にモータの回転を制御したから、ロール状記録材料の巻
き減りの影響を受けることがないようにすることができ
る。
【0027】また、プリントステージとの間の記録材料
に一定範囲のたるみを形成したから、このたるみが搬送
負荷変動を吸収して緩衝作用をなすため、給紙側の搬送
負荷変動がプリントステージ側に伝達されることがな
く、搬送負荷変動に起因する色ずれや濃度むら等の発生
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの給紙装
置を示す概略図である。
【図2】同カラー感熱プリンタの概略図である。
【図3】カラー感熱記録材料の位置決めマークを示す平
面図である。
【図4】システムコントローラにおける処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】他の実施形態の要部を示す概略図である。
【図6】他の実施形態の要部を示す概略図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱記録材料 11〜13 プラテンローラ 14〜16 サーマルヘッド 17〜19 プリントステージ 21〜23 搬送部 40 給紙装置 41 ロール状記録材料 43,86,90 給紙モータ 50,87,93 マークセンサ 51 ガイドアーム 53 ガイドローラ 56 位置決めマーク 70,85,91 給紙ローラ対 71 カッタ 80〜82,88,94 たるみ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定ピッチで形成された位置決めマーク
    を有しロール形態で巻き取られたロール状記録材料から
    先端を引き出して、これをプリントステージに送り出す
    ビデオプリンタの給紙装置において、 前記ロール状記録材料を記録材料送り出し方向に回転す
    るモータと、 前記ロール状記録材料の最外周面近くで前記位置決めマ
    ークを検出するマークセンサと、 このマークセンサからのマーク検出信号に基づき送出し
    速度相当値を検出して、この送出し速度相当値に基づき
    プリントステージ側の記録材料送り速度と同じになるよ
    うに前記モータの回転を制御するコントローラとを備え
    たことを特徴とするビデオプリンタの給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオプリンタの給紙装
    置において、 前記マークセンサはガイドアームに取り付けられ、ガイ
    ドアームはロール状記録材料の最外周面に接するように
    揺動自在に取り付けられ、ガイドアームには記録材料の
    最外周面とマークセンサとの距離を一定に保つガイド部
    材を設けたことを特徴とするビデオプリンタの給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のビデオプリンタ
    の給紙装置において、 前記プリントステージとの間の記録材料にたるみを形成
    する手段を設けたことを特徴とするビデオプリンタの給
    紙装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか1つ記載のビ
    デオプリンタの給紙装置において、 前記モータをパルスモータから構成し、前記コントロー
    ラは、前記マーク検出信号に基づきマーク検出間隔時間
    相当値を測定するマーク検出間隔測定回路と、このマー
    ク検出間隔測定回路からのマーク検出間隔時間相当値に
    基づきパルスモータのパルスレートを求めるパルスレー
    ト決定部と、このパルスレート決定部からのパルスレー
    トに基づきパルスモータの駆動パルスを発生するパルス
    ジェネレータとを備えたことを特徴とするビデオプリン
    タの給紙装置。
  5. 【請求項5】 一定ピッチで形成された位置決めマーク
    を有しロール形態で巻き取られたロール状記録材料から
    先端を引き出して、これをプリントステージに送り出す
    ビデオプリンタの給紙装置において、 前記ロール状記録材料から引き出された帯状記録材料を
    搬送する給紙ローラ対と、 この給紙ローラ対を記録材料送り方向に回転するモータ
    と、 前記給紙ローラ対の上流近くで前記位置決めマークを検
    出するマークセンサと、 このマークセンサからのマーク検出信号に基づき送出し
    速度相当値を検出して、この送出し速度相当値に基づき
    プリントステージ側の記録材料送り速度と同じになるよ
    うに前記モータの回転を制御するコントローラとを備え
    たことを特徴とするビデオプリンタの給紙装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のビデオプリンタの給紙装
    置において、 前記コントローラは、給紙ローラ対とプリントステージ
    との間の記録材料に一定範囲のたるみを形成することを
    特徴とするビデオプリンタの給紙装置。
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