JP2009083380A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009083380A
JP2009083380A JP2007258022A JP2007258022A JP2009083380A JP 2009083380 A JP2009083380 A JP 2009083380A JP 2007258022 A JP2007258022 A JP 2007258022A JP 2007258022 A JP2007258022 A JP 2007258022A JP 2009083380 A JP2009083380 A JP 2009083380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
roller
recording medium
paper
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007258022A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Mizutani
水谷  俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007258022A priority Critical patent/JP2009083380A/ja
Priority to US12/243,771 priority patent/US8061797B2/en
Publication of JP2009083380A publication Critical patent/JP2009083380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5004Power supply control, e.g. power-saving mode, automatic power turn-off
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/232Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/234Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member by inverting and refeeding the image receiving material with an image on one face to the recording member to transfer a second image on its second face, e.g. by using a duplex tray; Details of duplex trays or inverters
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00417Post-fixing device
    • G03G2215/00421Discharging tray, e.g. devices stabilising the quality of the copy medium, postfixing-treatment, inverting, sorting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体の第2面を記録する前の待機状態中に、記録媒体の落下や位置ズレを防止しつつ省電力化を図ることができる画像記録装置を提供すること。
【解決手段】表面(第1面)に記録がなされ裏面(第2面)に記録がなされる前の記録用紙103を乾燥するために、その記録用紙103が乾燥待機状態1又は乾燥待機状態2となると、各種センサ及びモータへの電源供給を遮断する省電力モードへ移行する。また、省電力モードへ移行して第1ローラ45への電源供給が遮断されたとしても、記録用紙103は第1ローラ45と第2ローラ46との間で挟持され且つ排紙トレイ21により下方から支持される。よって、記録用紙103の落下や位置ズレを防止しつつ省電力化を図ることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像記録装置に関するものである。
特開2007−91398号公報には、両面印刷機能を有する画像形成装置において、記録用紙の第1面に記録がされた後で且つ、記録用紙の第2面を記録する前に、記録用紙を所定時間乾燥させる画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、記録用紙が垂直方向に保持された状態で、記録用紙の乾燥が行われる。
ところで、近年の画像形成装置では、所定条件化で、各種センサの電源供給を遮断したり、各種モータなどの駆動手段への電源供給を遮断し、省電力化が図られている。
例えば、特開2007−105910号公報には、外部のパーソナルコンピュータが通信不可状態であり、パーソナルコンピュータからの印刷要求がなされる可能性の低い場合には、省電力モードへ移行し、省電力化を図る画像形成装置が開示されている。
特開2007−91398号公報 特開2007−105910号公報
しかしながら、記録用紙の乾燥は、インクなどが乾燥するまでの時間なので、一般的に30秒以上或いは長いときで120秒程度の時間が必要となる場合がある。記録用紙の乾燥中は、画像形成装置は待機状態となり、各種機能の実行も待機されるので、無駄に電力が消費されてしまうという問題がある。
そこで、省電力化を図るために、記録用紙の乾燥中に各種センサやモータへの電源供給を遮断する省電力モードへ移行することが考えられるが、特に、記録用紙を垂直方向に保持するだけでは、モータへの電源供給が遮断されると、記録用紙が落下したり位置ズレが生じてしまう。
その結果、画像記録形成装置内で、記録用紙の詰まりが生じたり、記録用紙の落下や位置ズレに伴い未乾燥のインクが記録用紙または内部の機構に付着して汚れるという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体の第2面を記録する前の待機状態中に、記録媒体の落下や位置ズレを防止しつつ省電力化を図ることができる画像記録装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像記録装置は、インクを吐出して記録媒体の第1面および第2面に記録を行う両面印刷機能を有しており、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、その搬送手段を駆動する駆動手段と、その駆動手段により前記搬送手段が駆動されて前記記録媒体が搬送される搬送経路と、その搬送経路に位置し、前記記録媒体の一部分を挟持する挟持手段と、前記記録媒体の前記第1面に記録がされた後であって前記記録媒体の前記第2面に記録がされる前に、前記記録媒体が前記挟持手段によって挟持された状態で、少なくとも前記駆動手段への電源供給を遮断する省電力モード手段とを備えている。
請求項2記載の画像記録装置は、請求項1記載の画像記録装置において、前記記録媒体を排出する排出トレイを備え、前記挟持手段は、前記第1面に記録がされた記録媒体の搬送方向における後側端部を挟持するものであり、前記排出トレイは、前記記録媒体のうち、前記挟持手段が挟持している部分よりも前記第1面の搬送方向前側を支持している。
請求項3記載の画像記録装置は、請求項1又は2に記載の画像記録装置において、前記第1面に記録がされた記録媒体を前記搬送経路内に所定時間停止させる停止手段を備え、前記省電力モード手段は、前記記録媒体が前記停止手段によって停止されている場合に、少なくとも前記駆動手段への電源供給を遮断するものである。
請求項4記載の画像記録装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置において、前記省電力モードに移行してからの経過時間を計測する計測手段と、その計測手段によって計測される経過時間が、予め記憶された前記第1面に記録がされた前記記録媒体の乾燥時間を経過した場合に、前記省電力モードから通常モードへ復帰させる通常モード復帰手段とを備えている。
なお、記録媒体の乾燥時間は、一定の時間を予め記憶しておくものとしても良いし、インクの吐出量など記録状況に基づいて算出された時間を記憶しておくものとしても良い。また、記録媒体の乾燥時間を、ユーザが適宜変更可能に構成しても良い。
請求項1記載の画像記録装置によれば、省電力モード手段により少なくとも駆動手段への電力供給を遮断する省電力モードに移行する場合には、記録媒体が挟持手段によって挟持されるので、駆動手段への電力供給が遮断された場合でも記録媒体が落下したり位置ズレが生じることを抑制することができる。よって、記録媒体の第1面に記録がされた後であって記録媒体の第2面に記録がされる前の待機状態中であっても、記録媒体の落下や位置ズレを防止しつつ省電力化を図ることができるという効果がある。
請求項2記載の画像記録装置によれば、請求項1記載の画像記録装置の奏する効果に加え、記録媒体の搬送方向における後側端部が挟持手段により挟持され、記録媒体の搬送方向前側が排出トレイにより支持されるので、挟持手段による記録媒体の挟持と、排出トレイによる記録媒体の支持とにより、記録媒体の落下や位置ズレを確実に防止することができるという効果がある。
また、排出トレイは、ユーザが記録後の記録媒体を取り出すため、一般的に外部に露出している。よって、第1面に記憶がされた記録媒体は外部に露出されるので、乾燥の効率を高めることができるという効果がある。
請求項3記載の画像記録装置によれば、請求項1又は2に記載の画像記録装置の奏する効果に加え、第1面に記録がされた記録媒体が搬送経路内で、停止手段により所定時間停止される場合には、少なくとも駆動手段への電源供給が遮断されるので、搬送経路内で停止された状態でも省電力化を図ることができるという効果がある。
また、搬送経路内に記録媒体を所定時間停止させることができるので、例えば、記録媒体の搬送方向における前側先端をインクの吐出が行われる記録部に近づけた状態で、記録媒体に吐出されたインクの乾燥を行うことができる。よって、記録媒体の乾燥終了後に、早期に記録部による記録を行えるので、効率良く記録媒体への記録を行うことができるという効果がある。
請求項4記載の画像記録装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置の奏する効果に加え、計測手段によって計測される経過時間が、予め記憶された第1面に記録がされた記録媒体の乾燥時間を経過した場合に、省電力モードから通常モードへ復帰するので、乾燥時間に適した時間で通常モードへ復帰させることができ、記録媒体への記録を効率よく行うことができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明における一実施形態の画像記録装置の一つである複合機10の概略について説明する。図1は、本発明の一実施形態の複合機10の外観斜視図である。
複合機10は、通話機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種の機能を有しており、特に、プリンタ機能として両面印刷機能を有していることを特徴とする。なお、ファクシミリ機能、スキャナ機能、及びコピー機能は、複合機10における公知の技術であるので、その詳細な説明は省略する。
図1に示すように、複合機10は、主に、下部に設けられるプリンタ部11と、上部に設けられるスキャナ部12と、給紙トレイ20及び排紙トレイ21が内側に上下2段に設けられる開口13と、天板として設けられる原稿カバー30と、正面上部に設けられる操作パネル40と、正面に設けられるスロット部43とを有して構成されている。
スキャナ部12は、いわゆるフラットベッドスキャナとして構成されている。原稿カバー30は、複合機10の天板として設けられており、その原稿カバー30の下には、プラテンガラス(図示せず)が配置されている。原稿は、プラテンガラス上に載置され、原稿カバー30に覆われた状態で画像として読み取られる。
操作パネル40は、プリンタ部11やスキャナ部12を操作するための装置であって、各種操作ボタンや液晶表示部から構成されている。ユーザは、操作パネル40を操作することで、各種機能の設定や動作を実行することができる。例えば、記録媒体である記録用紙103(図4参照)の種類(普通紙又は葉書)の設定や、記録用紙103の表面のみに画像を記録する片面記録モードの設定、表裏両面に画像を記録する両面記録モードの設定、解像度(ドラフトモード又はフォトモード)の設定などである。
スロット部43は、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填され得るように構成されている。例えば、スロット部43に小型メモリカードが装填された状態でユーザーが操作パネル40の操作を行うことにより、小型メモリカードに記憶された画像データを読み出し、その読み出した画像データを記録用紙103に記録することができる。
次に、図2を参照して、プリンタ部11の構成の概略について説明する。図2は、複合機10のプリンタ部11の構造を示す縦断面図である。
図2に示すように、プリンタ部11は、主に、記録媒体としての記録用紙103を搬送する搬送路23と、反転された記録用紙103を搬送路23に案内する反転案内部16と、記録用紙103を搬送路23に送り出す給送部15と、記録用紙103にインク滴を吐出することにより画像を記録する記録部24と、記録用紙103の経路を切り換える経路切換部41と、記録がされた記録用紙103が排紙される排紙トレイ21とを有して構成されている。
給送部15は、給紙トレイ20と、給紙アーム26及び送りローラとしての給紙ローラ25と、給紙ローラ25を駆動するための動力伝達機構27とを備えている。
給紙トレイ20は、記録用紙103を貯蔵するものであり、給紙トレイ20に収容された記録用紙103は、プリンタ部11の内部へ給送される。給紙トレイ20は、プリンタ部11の底側に配置されており、給紙トレイ20の奥側には、分離傾斜板22が設けられている。分離傾斜板22は、搬送路23と連続しており、給紙トレイ20から重送された記録用紙103を分離して、最上位置の記録用紙103を上方へ案内するものである。
搬送路23は、分離傾斜板22から上方へ向かった後、正面側へU字状に曲がって形成されており、複合機10の背面側(図2左側)から正面側(図2右側)へと延び、記録部24を経て排紙トレイ21へ通じている。
従って、給紙トレイ20に収容された記録用紙103は、搬送路23に沿って下方から上方へUターンするように案内されて記録部24に至り、この記録部24によって画像記録が行われた後、排紙トレイ21に排出される。
経路切換部41は、記録用紙103の裏面(第2面)に画像を記録する場合に、表面(第1面)に画像が記録された記録用紙103を反転案内部16へ案内し、再び搬送路23に送り込み記録用紙103を表裏反転させるものである。そして、再び搬送路23により搬送された記録用紙103の裏面に、記録部24によって画像が記録される。そして、再び搬送路23により搬送された記録用紙103の裏面に、記録部24によって画像が記録される。
次に、図3及び図4を参照して、プリンタ部11について詳細に説明する。図3は、プリンタ部11の部分拡大断面図であり、図4は、経路切換部41周辺の断面構造を拡大して示した拡大断面図である。
図3に示すように、給紙トレイ20の上側には、給紙ローラ25が配置されている。給紙ローラ25は、給紙トレイ20に積載された記録用紙103を搬送路23へ供給するものであり、給紙アーム26の先端に軸支されている。給紙ローラ25は、LFモータ71(図5参照)を駆動源として動力伝達機構27を介して回転駆動される。この駆動伝達機構27は複数のギアを有し、これらが噛合されることにより構成されている。
給紙アーム26は、その基端部が基軸28に支持されており、基軸28を回動中心軸として回転可能に構成されている。このため、給紙アーム26は、給紙トレイ20に対して接離可能に上下動することができる。また、給紙アーム26は、自重により又はバネ等に付勢されて下側へ回動付勢されている。このため、給紙アーム26は、通常において給紙トレイ20に接触し、給紙トレイ20が挿抜される際に上側へ退避するように構成されている。
給紙トレイ20から記録用紙103を給紙する場合には、給紙アーム26が下側へ回動付勢され、給紙ローラ25が給紙トレイ20上の記録用紙103に圧接された状態で、給紙ローラ25を回転し、給紙ローラ25のローラ面と記録用紙103との間に発生する摩擦力により、最上位置の記録用紙103を分離傾斜板22へ送り出すことで行われる。
そして、記録用紙103の先端が分離傾斜板22に当接すると、この記録用紙103は上方へ案内され、矢印14に沿って搬送路23へ送り込まれる。給紙ローラ25によって最上位置の記録用紙103が送り出される際に、その直下の記録用紙103が摩擦や静電気の作用によって共に送り出される場合もあるが、この記録用紙103は分離傾斜板22との当接によって制止される。
搬送路23は、記録部24等が配設されている箇所以外では、外側ガイド面と内側ガイド面とによって区画形成されている。例えば、複合機10の背面側の搬送路23の湾曲部17は、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19が本体フレーム53に固定されることにより形成されている。この場合、外側ガイド部材18が外側ガイド面を形成し、内側ガイド部材19が内側ガイド面を形成する。また、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19は、所定間隔をあけて対向配置されている。
搬送路23が曲がっている箇所には、回転コロ29が設けられている。この回転コロ29は、回転自在に構成され、回転コロ29のローラ面は、外側ガイド面に露出されている。よって、搬送路23が曲がっている箇所においても、記録用紙103が円滑に搬送される。
記録部24は、搬送路23の途中に配置されており、キャリッジ38及び記録ヘッド39を備えている。記録ヘッド39は、キャリッジ38に搭載され、ガイドレール105、106に沿って主走査方向(図3紙面垂直方向)に往復動するように構成されている。具体的には、キャリッジ38は、CRモータ95(図5参照)を駆動源とし、例えばベルト駆動機構を介してスライドされる。
なお、複合機10の内部には、記録ヘッド39とは独立してインクカートリッジ(図示せず)が配置されている。このインクカートリッジからインクチューブを通じてインクが記録ヘッド39に供給される。そして、キャリッジ38が往復動される間に、記録ヘッド39からインクが微小なインク滴として吐出され、これにより、プラテン42上を搬送される記録用紙103に画像が記録される。
複合機10の本体フレーム53には、キャリッジ38の位置を検出するリニアエンコーダ85(図5参照)が設けられている。このリニアエンコーダ85のエンコーダストリップがガイドレール105、106に配設されている。エンコーダストリップは、光を透過させる透光部及び光を遮断する遮光部を備えており、その透光部及び遮光部は、エンコーダストリップの長手方向に所定ピッチで交互に配置され、所定パターンを形成している。
また、キャリッジ38の上面には、透過型センサである光学センサ107が設けられている。この光学センサ107は、エンコーダストリップに対応する位置に設けられており、キャリッジ38と共にエンコーダストリップの長手方向に沿って往復動し、その往復動の際にエンコーダストリップのパターンを検出するものである。
さらに、キャリッジ38には、プラテン42上の記録用紙103の存在の有無を検出するメディアセンサ86(図5参照)が設けられている。メディアセンサ86は、光源及び受光素子を備えており、光源から発せられた光は、プラテン42上に搬送された記録用紙103に照射される一方、プラテン42上まで記録用紙103が搬送されていない場合にはプラテン42に照射される。そして、記録用紙103又はプラテン42に照射された光は反射され、その反射光を受光素子が受光し、その受光量に応じた出力を行う。
反転案内部16は、搬送路23に接続されており、記録部24よりも搬送路23の下流側部位36に連続している。反転案内部16は、一方の面(表面)に画像が記録された記録用紙103を再び給紙トレイ20上に導く反転経路を構成している。この反転経路は、第1ガイド面32と第2ガイド面33とによって区画形成されている。
本実施形態では、第1ガイド面32及び第2ガイド面33は、それぞれ、複合機10の本体フレーム53の内部に配置されたガイド部材34及びガイド部材35の表面により形成されている。各ガイド部材34、35は、所定間隔をあけて対向配置されており、第1ガイド面32及び第2ガイド面33は、搬送路23の下流側部位36から給紙ローラ25の方へ斜め下方に延びている。
なお、本実施形態では、反転案内部16は、記録用紙103を給紙トレイ20上に戻すように構成されているが、これに限定されるものではない。反転案内部16は、要するに搬送路23の下流側部位36と上流側部位37とを接続することができれば十分であり、従って、記録用紙103は、上流側部位37よりも給紙トレイ20側に戻されればよい。
記録部24よりも搬送路23の上流側には、搬送ローラ60及びピンチローラ31が設けられている。これらは対をなし、ピンチローラ31は、搬送ローラ60の下側に圧接するように配置されている。搬送ローラ60及びピンチローラ31は、搬送路23を搬送される記録用紙103を狭持してプラテン42上へ送るものである。
また、記録部24よりも搬送路23の下流側には、排紙ローラ62及び拍車ローラ63が設けられている。排紙ローラ62及び拍車ローラ63は、記録済みの記録用紙103を狭持して搬送路23からさらに搬送方向下流側へ(排紙トレイ21側へ)搬送するものである。
搬送ローラ60及び排紙ローラ62は、LFモータ71を駆動源として駆動され、搬送ローラ60及び排紙ローラ62の駆動は同期しており、画像記録時に間欠駆動される。これにより、記録用紙103は所定の改行幅で送られながら画像に記録がなされる。
なお、搬送ローラ60には、ロータリエンコーダ87(図5参照)が設けられている。このロータリエンコーダ87は、搬送ローラ60と共に回転するエンコーダディスク(図示せず)のパターンを光学センサで検出し、この光学センサが検出した信号に基づいて、搬送ローラ60及び排紙ローラ62の回転が制御される。また、画像記録の前後においては、搬送ローラ60及び排紙ローラ62は連続駆動され、迅速な用紙搬送が実現されている。
拍車ローラ63は、記録済みの記録用紙103を圧接するものであり、記録用紙103に記録された画像が劣化しないように、拍車ローラ63のローラ面は、拍車状に凹凸されている。拍車ローラ63は、排紙ローラ62と接離する方向にスライド移動可能に設けられており、排紙ローラ62に圧接するように付勢されている。なお、拍車ローラ63を排紙ローラ62に付勢する手段は、典型的にはコイルバネが採用される。
図3では図示されていないが、本実施形態では、複数の拍車ローラ63が備えられており、各拍車ローラ63は、記録用紙103の搬送方向と直交する方向、すなわち記録用紙103の幅方向に均等に並設されている。拍車ローラ63の数は特に限定されるものではないが、本実施形態では8個に設定されている。
排紙ローラ62と拍車ローラ63との間に記録用紙103が進入すると、拍車ローラ63は、記録用紙103の厚み分だけコイルバネの付勢力に抗して退避する。記録用紙103は排紙ローラ62に圧接され、排紙ローラ62の回転力が確実に記録用紙103へ伝達される。また、ピンチローラ31も搬送ローラ60に対して同様に弾性付勢されている。従って、記録用紙103は、搬送ローラ60に圧接され、搬送ローラ60の回転力が確実に記録用紙103へ伝達される。
搬送路23の搬送ローラ60よりも上流側には、レジセンサ102(図5参照)が設けられている。このレジセンサ102は、検出子及び光学センサを備えており、検出子は、搬送路23を横切るように配置され、搬送路23に出没可能である。検出子は、常時搬送路23に突出するように弾性付勢されており、搬送路23を搬送される記録用紙103が検出子に当接することにより、検出子が搬送路23へ没入する。検出子の出没により、光学センサがON又はOFFされる。従って、記録用紙103が検出子を出没させることによって、搬送路23における記録用紙103の先端又は後端の位置が検出される。
この複合機10では、LFモータ71は、給紙トレイ20からの記録用紙103の給紙のための駆動源となっており、また、プラテン42上に位置する記録用紙103の搬送や記録済みの記録用紙103を排紙トレイ21へ排出するための駆動源となっており、更には、所定の動力伝達機構を介して排紙ローラ62を駆動する駆動源にもなっている。即ち、LFモータ71は、搬送ローラ60と、駆動伝達機構27を介して給紙ローラ25と、所定の動力伝達機構を介して排紙ローラ62とを駆動する。なお、所定の動力伝達機構は、例えば歯車列により構成してもよいし、組付スペースの関係上、タイミングベルト等を使用してもよい。
図3及び図4に示すように、経路切換部41は、搬送路23において記録部24よりも下流側に配置されている。具体的には、経路切換部41は、記録部24よりも搬送路23の下流側部位36、すなわち搬送路23と反転案内部16との境界部分における搬送方向下流側に配置されている。経路切換部41は、ローラ対を構成する第1ローラ45及び第2ローラ46と、第2ローラ46に並設された補助ローラ47とを有する。
第1ローラ45及び第2ローラ46は、排紙ローラ62及び拍車ローラ63から送られた記録用紙103を狭持するものである。第1ローラ45及び第2ローラ46は、記録用紙103を搬送路23に沿ってさらに搬送方向下流側へ(排紙トレイ21側へ)搬送可能であると共に、記録用紙103を反転案内部16に搬送可能である。
第2ローラ46及び補助ローラ47は、フレーム48に取り付けられている。このフレーム48は、複合機10の左右方向(図3の紙面垂直方向)に延びている。ただし、フレーム48の断面形状は、図4に示すように略L字状に形成されており、これにより、フレーム48の所要の曲げ剛性が確保されている。
フレーム48は、一体化された8つのサブフレーム49を備えている。各サブフレーム49は、複合機10の中心を基準として左右方向に対称に配置されている。各サブフレーム49は、それぞれ一つの第2ローラ46及び補助ローラ47を備えている。従って、フレーム48は、それぞれ8つの第2ローラ46及び補助ローラ47を備えていることになり、各第2ローラ46及び補助ローラ47は、記録用紙103の搬送方向と直交する方向、すなわち記録用紙103の幅方向に均等に並設されている。なお、前述のように、複数の拍車ローラ63も記録用紙103の幅方向に均等に並設されているが、各拍車ローラ63は、第2ローラ46と同様の支持構造にて支持されている。
第2ローラ46及び補助ローラ47は、各サブフレーム49に設けられた支持軸50、51(図4参照)に支持され、当該支持軸50、51の回りに回転自在に構成されている。本実施形態では、第2ローラ46及び補助ローラ47は、拍車状に形成されている。補助ローラ47は、第2ローラ46よりも所定距離だけ搬送方向上流側に配置されている。各第2ローラ46は、図示しないバネにより下方に付勢されており、常に第1ローラ45に弾性的に押し付けられている。
第1ローラ45は、所要の駆動伝達機構を介してLFモータ71と連結されており、そのLFモータ71を駆動源として回転駆動される。また、第1ローラ45は、中心軸52を備えており、その中心軸52は、複合機10の本体フレーム53側に支持されている。
第1ローラ45の上方には、第2ローラ46が載置されている。第1ローラ45は、単一の細長円柱状に形成されていてもよく、また、8つのローラがそれぞれ各第2ローラ46と対向配置されていてもよい。
なお、第1ローラ45は、LFモータ71によって正転及び逆転され、記録用紙103を排紙トレイ21側および反転案内部16側に搬送可能に構成されている。即ち、搬送路23に沿って搬送された記録用紙103は、第1ローラ45と第2ローラ46とによって挟持される。そして、第1ローラ45が正転すると、記録用紙103は第1ローラ45と第2ローラ46とによって挟持されたまま搬送方向下流側へ搬送され、排紙トレイ21に排出される。他方、第1ローラ45が逆転すると、記録用紙103は第1ローラ45と第2ローラ46とによって挟持されたまま搬送方向上流側へ戻される。
本実施形態では、第1ローラ45の外径は、排紙ローラ62の外径よりも若干大きく設定されている。すなわち、両者が同回転速度で駆動された場合は、第1ローラ45の周速度の方が排紙ローラ62の周速度よりも大きくなる。そのため、記録用紙103が排紙ローラ62及び第1ローラ45の双方によって搬送されるときは、記録用紙103は常に搬送方向に引っ張られる。
経路切換部41は、記録用紙103を排紙トレイ21側に送る姿勢と(図7(a)参照)、記録用紙103の裏面を記録する前に待機する姿勢と(図7(b)参照)、記録用紙103を反転案内部16に送る姿勢と(図7(c)参照)に状態変化する。また、経路切換部41は、その姿勢を変化する場合には、中心軸52を回転中心としてフレーム48、サブフレーム49、第1ローラ45及び補助ローラ47が一体的に回転する。
ガイド部76は、第1ローラ45及び第2ローラ46よりも搬送方向下流側に設けられている。本体フレーム53に支持板75が取り付けられており、この支持板75にガイド部76が設けられている。このガイド部76は、支持板75の下面に固定された基部77と、基部77に支持されたガイドローラ78とを備えている。基部77は支軸79を備えており、ガイドローラ78は、この支軸79に回転自在に支持されている。なお、本実施形態では、このガイドローラ78は拍車状に形成されている。
このガイド部76は、所定の位置に配置されている。すなわち、ガイド部76は、第1ローラ45及び第2ローラ46が逆転して記録用紙103が反転案内部16へ送られているときに当該記録用紙103の記録面に接触する。また、ガイド部76は、第1ローラ45及び第2ローラ46が正転して記録用紙103が反転案内部16へ送られているときは、当該記録用紙103に接触しない。具体的には、ガイド部76は、第1ローラ45及び第2ローラ46の接点と、排紙ローラ62及び拍車ローラ63の接点とを結ぶ仮想線と接触しない位置に設けられている。
記録用紙103が搬送方向の向きを変えて反転案内部16に送られる場合には、記録用紙103のうち第1ローラ45及び第2ローラ46よりも下流側の部分は、記録用紙103の剛性によって反転案内部16と平行な方向に向きが変えるよう作用する。しかし、ガイドローラ78が記録用紙103の記録面に当接し、この記録用紙103を撓ませる。これにより、記録用紙103は、第1ローラ45及び第2ローラ46に巻き付けられるため、安定した搬送力を得ることができ、記録用紙103は、確実に反転案内部16に送られる。
次に、図5を参照して、複合機10の制御部84の構成について説明する。図5は、複合機10の制御部84の構成を示すブロック図である。制御部84は、プリンタ部11のみでなくスキャナ部12も含む複合機10の全体動作を制御するものであるが、スキャナ部12は本発明の主要な構成ではないので詳細な説明は省略する。
制御部84は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)88、ROM(Read Only Memory)89、RAM(Random Access Memory)90、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納されるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)91を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス92を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)93に接続されている。
ROM89には、複合機10の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。例えば、印刷処理を実行させる印刷処理プログラム89aが格納されている。更に、ROM89には、第1乾燥時間89bと第2乾燥時間89bとが記憶されている。第1乾燥時間は、後述する乾燥待機状態1における乾燥時間が記憶されており、第2乾燥時間は、後述する乾燥待機状態2における乾燥時間が記憶されている。本実施形態では、第1乾燥時間が60秒であり、第2乾燥時間が30秒であり、それぞれ対応した値が第1及び第2乾燥時間89b,89cに予め記憶されている。
RAM90は、CPU88がプログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。また、RAM90には、プリンタ機能により印刷(記録)を行う場合に両面印刷が設定されていることを示す両面印刷フラグ90aと、第1乾燥時間89bの値が記憶される第1乾燥時間記録エリア90bと、第2乾燥時間89cの値が記憶される第2乾燥時間記憶エリア90cとが設けられている。
両面印刷フラグ90aは、ユーザが操作パネル40を操作することにより任意にオン又はオフの設定がなされる。第1又は第2乾燥時間記録エリア90b,90cは、印刷処理の開始時または複合機10の電源投入時に第1又は第2乾燥時間89b,89cから読み出された値が記憶される。
ASIC93は、CPU88からの指令に従い、LFモータ71に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をLFモータ71の駆動回路94に付与し、該駆動回路94を介して駆動信号をLFモータ71に通電することにより、LFモータ71の回転制御を行っている。
駆動回路94は、給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62、第1ローラ45などに接続されたLFモータ71を駆動させるものであり、ASIC93からの出力信号を受けて、LFモータ71を回転するための電気信号を生成する。該電気信号を受けてLFモータ71が回転し、該LFモータ71の回転力がギアや駆動軸等からなる周知の駆動機構を介して、給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62、第1ローラ45へ伝達される。
また、ASIC93は、CPU88からの指令に従い、CR(キャリッジ)モータ95に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をCRモータ95の駆動回路96に付与し、該駆動回路96を介して駆動信号をCRモータ95に通電することにより、CRモータ95の回転制御を行っている。
駆動回路96は、キャリッジ38に接続されたCRモータ95を駆動させるものであり、ASIC93からの出力信号を受けて、CRモータ95を回転するための電気信号を生成する。該電気信号を受けてCRモータ95が回転し、該CRモータ95の回転力がキャリッジ38へ伝達されことによりキャリッジ38が往復動される。
駆動回路97は、記録ヘッド39から所定のタイミングでインクを記録用紙103に対して選択的に吐出させるものであり、CPU88から出力される駆動制御手順に基づいてASIC93において生成された出力信号を受け、記録ヘッド39を駆動制御する。
ASIC93には、スキャナ部12や、複合機10の操作指示を行うための操作パネル40、各種小型メモリカードが挿入されるスロット部43、パソコン等の外部機器とパラレルケーブルやUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース(I/F)98及びUSBインタフェース(I/F)99、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)100やモデム(MODEM)101が接続されている。
その他、ASIC93には、給紙ローラ25から搬送ローラ60近傍に記録用紙103が搬送されたことを検出するレジセンサ102、LFモータ71により駆動された各ローラ(本実施形態では、給紙ローラ25及び搬送ローラ60、第1ローラ45)の回転量を検出するロータリエンコーダ87、キャリッジ38の移動量を検出するためのリニアエンコーダ85、プラテン42上の記録用紙103の存在の有無を検出するメディアセンサ86が接続されている。
ここで、複合機10の制御部84で実行されるプリンタ機能に関する処理を簡単に説明する。複合機10の電源がオンされると、キャリッジ38は、一旦そのスライド端まで移動され、リニアエンコーダ85による検出位置が初期化される。キャリッジ38が初期位置からスライド移動すると、キャリッジ38に設けられた光学センサ107がエンコーダストリップのパターンを検出する。
制御部84は、光学センサ107の検出に基づくパルス信号数によって、キャリッジ38の移動量を把握し、この移動量に基づいてキャリッジ38の往復動を制御すべく、CRモータ95の回転を制御する。また、制御部84は、レジセンサ102の出力信号及びロータリエンコーダ87が検出するエンコーダ量に基づいて記録用紙103の先端又は後端の位置並びに記録用紙103の搬送量を把握する。
制御部84は、記録用紙103の先端がプラテン42の所定の位置に到達すると、記録用紙103を所定の改行幅ごとに間欠搬送すべくLFモータ71の回転を制御する。この改行幅は、画像記録の条件として入力された解像度等に基づいて設定される。特に高解像度記録、具体的には、縁無し写真記録が行われる場合においては、メディアセンサ86による記録用紙103の存在の検出と、ロータリエンコーダ87が検出するエンコーダ量とに基づいて、制御部84が記録用紙103の先端、後端を正確に検知する。
さらに、メディアセンサ86による記録用紙103の存在の検出と、リニアエンコーダ85が検出するエンコーダ量とに基づいて、制御部84が記録用紙103の両端の位置を正確に検知する。そして、このようにして検知された記録用紙103の先端、後端及び両端の位置に基づいて、制御部84は、インクジェット記録ヘッド39によるインク滴の吐出を制御する。
次に、図6〜図8を参照して、複合機10のCPU88で実行される印刷処理について説明する。図6は、複合機10のCPU88で実行される印刷処理を示したフローチャートである。図7は、裏面印刷を行う場合に状態変化する経路切換部41および記録用紙103の位置を示した概略図である。図8は、省電力モードへ移行した際に電源供給を遮断するリスト及び通電を継続するリストの一例を示した図である。図8(a)は、省電力モード移行時に電源供給を遮断するリストであり、図8(b)は、省電力モード移行時においても通電を継続するリストである。
印刷処理は、ユーザにより操作パネル40が操作されて、プリンタ機能が選択され、印刷が開始された場合に実行される処理である。なお、本発明は、表面に印刷がなされた後の記録用紙103の乾燥時間中に省電力モードへ移行することが特徴となるので、省電力モードへの移行に関係する処理以外の詳細な説明は省略する。また、図7においては、経路切換部41の姿勢変化以外は、上記した内容と同様となるので、その詳細な説明は省略する。
印刷処理が実行されると、まず、表面印刷処理が実行される(S101)。S101の表面印刷処理は、給紙トレイ20から記録用紙103を給紙し、記録部24により所定の画像を記録し、経路切換部41まで記録用紙103を搬送する一連の処理である。よって、S101の表面印刷処理の終了時には、記録用紙103は、その搬送方向の後側端部が第1ローラ45と第2ローラ46との間に挟持された状態となる(図7(a)の状態)。
図7(a)に示すように、S101の表面印刷処理が終わった状態では、記録用紙103の搬送方向の後側端部が第1ローラ45と第2ローラ46との間に挟持され且つ、その記録用紙103の搬送方向の後側先端が、第1ガイド面32近傍に達している。また、記録用紙103の大部分は、排紙トレイ21に排紙された状態となり、その排紙トレイ21により下方から支持された状態となる。
S102の処理では、両面印刷フラグ90aがオンであるか否かが確認され(S102)、両面印刷フラグ90aがオフであれば(S102:No)、ユーザによる設定が片面印刷となるので、第1ローラ45を正転駆動して(S103)、本処理を終了する。
S103の処理により第1ローラ45が正転駆動されると、表面に記録がなされた記録用紙103が排紙トレイ21に排出される。なお、第1ローラ45の正転駆動は、記録用紙103が排紙トレイ21に排出されるのに十分な時間の間行われる。
一方、S102の処理で、両面印刷フラグ90aがオンであれば(S102:Yes)、ユーザによる設定が両面印刷となるので、経路切換部41を駆動して、乾燥待機状態1とする(S104)。具体的には、中心軸52(図4参照)を回転中心としてフレーム48、サブフレーム49、第2ローラ46及び補助ローラ47を一体的に中間位置まで回転させる。
乾燥待機状態1は、図7(b)の状態であり、記録用紙103の搬送方向の後側端部(裏面の記録時には搬送方向の前側端部となる部分)が第1ガイド面32近傍で屈曲し「曲」が付けられている。よって、乾燥待機状態1の状態では、記録用紙103に「曲」が付されるので、後述する反転案内部16を介して給紙ローラ25に達した記録用紙103の前側先端は上方に向くことになる。従って、記録用紙103は、プラテン42に確実に侵入するので、用紙の詰まりなどを抑えスムーズな搬送を行うことができる。
S104の処理で、記録用紙103が乾燥待機状態1となると、RAM90の第1乾燥時間記憶エリア90bに記憶される値を読み出し、CPU88の立ち上げ時間をセットする(S105)。本実施形態では、乾燥待機状態1での乾燥時間は60秒に予め定められているので、60秒後に印刷処理のS108以降の処理が開始される。
S105の処理で、CPU88の立ち上げ時間がセットされると、複合機10を省電力モードへ移行させる(S106)。省電力モードとは、各種駆動手段およびセンサへの電力供給を一時的に遮断するモードである。なお、CPU88により実行される処理の大部分も、処理の実行が停止され、スリープ状態となる。
ここで、図8を参照して、省電力モードへ移行した場合に、電源供給が遮断される構成および通電が継続される構成の一例について説明する。
図8(a)に示すように、省電力モードへ移行した場合には、記録用紙103の有無を検出するレジセンサ102と、各ローラの回転量を検出するロータリエンコーダ87と、キャリッジ38の移動量を検出するリニアエンコーダ85と、経路切換部41の状態を検出する両面センサ(図8以外では図示せず)と、操作パネル40に設けられた液晶表示部のバックライト(図8以外では図示せず)と、インクカートリッジの有無を検出するインクカートリッジセンサ(図8以外では図示せず)との各種センサへの電源供給を遮断する。
なお、記録用紙103を給紙トレイ20以外から自動に給紙する自動給紙装置を取り付け可能であれば、その自動給紙装置の設置の有無を検出するセンサや、自動給紙装置に設置された記録用紙103の有無を検出するセンサなどへの電源供給も遮断される。
また、図8(a)に示すように、省電力モードへ移行した場合には、記録ヘッド39関連と、LFモータ71と、CRモータ95への電源供給も遮断される。記録ヘッド39関連とは、インクの吐出を行うアクチュエータへの電源供給の遮断などである。
以上の通り、省電力モードへ移行する場合には、センサなどの入力系統への電源供給の遮断と、モータなどの出力系統への電源供給の遮断も行われるので、全体として、複合機10で消費される消費電力を抑えることができる。
また、図8(b)に示すように、省電力モードへ移行した場合、USB関連と、インタフェース関連と、操作パネル40に設けられた液晶表示部と、ファクシミリ関連とには、継続して通電がなされる。つまり、外部からの信号やデータを受信する装置には、省電力モードに移行しても通電が継続されるように構成されている。これは、外部からの信号やデータの取りこぼしを防止するためである。
外部からの信号やデータを受信する装置とは、例えば、USBI/F99やパラレルI/F98、NCU100、モデム101である。なお、図示しないが、外部に対して信号やデータの送受信を行うLANボードや無線通信ボードなども含まれる。
図7に戻って、印刷処理のS107移行の処理について説明する。
S107の処理では、省電力モードへ移行した後に、CPU88が有するクロック回路が60秒に対応した回数をカウントしたか否か、即ち、第1乾燥時間を経過したか否かが確認され(S107)、第1乾燥時間が経過するまで、省電力モードが継続される(S107:No)。
そして、S107の処理で、省電力モードへ移行した後に、第1乾燥時間が経過したと判別されると(S107:Yes)、通常電力モードに移行する(S108)。S108の処理は、上述した省電力モードの移行時に電源供給が遮断された各種センサやモータへの電力供給を開始すると共に、スリープ状態にあったCPU88により印刷処理のS108以降の処理を実行する処理である。
S109の処理では、経路切換部41と各ローラとを駆動して、記録用紙103を反転し、その反転した記録用紙103の搬送を開始する(S109)。具体的には、第1ローラ45を若干正転駆動させて、記録用紙103の搬送方向の後側先端が第1ガイド面32から離れて経路案内部16に達するまで記録用紙103を搬送し、その後、中心軸52(図4参照)を回転中心としてフレーム48、サブフレーム49、第2ローラ46及び補助ローラ47が一体的に下方へ回転する。この状態の経路切換部41は、図7(c)に示す状態となる。
そして、第1ローラ45を逆転駆動させて、記録用紙103を経路案内部16に送り、記録用紙103を給紙ローラ60に至るまで送る。その後、第1ローラ45の逆転駆動を停止すると共に、給紙ローラ25を駆動させて、記録用紙103を再度搬送路23に搬送する。
なお、S109の処理では、経路切換部41を下方に回転する前に、記録用紙103を排紙トレイ21側へ若干搬送するように構成したが、第1ガイド面32近傍に達している記録用紙103は搬送方向の後側端部のみなので、記録用紙103を若干搬送することなく、経路切換部41を下方に回転するように構成しても良い。
S110の処理では、記録用紙103が第2乾燥位置に達したか否かが確認される(S110)。S110の処理では、第1ローラ45及び給紙ローラ25の回転量をロータリエンコーダ87で検出し、その搬送量がCPU88により算出されて、記録用紙103が第2乾燥位置に達したか否かが判別される。
なお、勿論、第2乾燥位置に対応した位置にレジセンサを設け、そのレジセンサの検出結果に応じて、記録用紙103の搬送方向の前側先端が第2乾燥位置に達したか否かを判別するようにしても良い。
S110の処理で、記録用紙103の搬送方向の前側先端が乾燥位置に達していなければ(S110:No)、給紙ローラ25による記録用紙103の搬送を継続し、記録用紙103の搬送方向の前側先端が乾燥位置に達していれば(S110:Yes)、給紙ローラ25の駆動を停止する(S111)。この状態は、図7(c)に示す状態であり、記録用紙103の搬送方向の前側端部が搬送路23内において湾曲した状態で停止している。
S111の処理で、記録用紙103が乾燥待機状態2となると、RAM90の第2乾燥時間記憶エリア90cに記憶される値を読み出し、CPU88の立ち上げ時間をセットする(S112)。本実施形態では、乾燥待機状態2での乾燥時間は30秒に予め定められているので、30秒後に印刷処理のS115以降の処理が開始される。
S112の処理で、CPU88の立ち上げ時間がセットされると、複合機10を省電力モードへ移行させる(S113)。S113の処理で移行する省電力モードは、S106の処理で移行する省電力モードと同様である。
なお、乾燥待機状態2は、乾燥待機状態1より短くなっている。これは、乾燥待機状態1によりインクの大部分が乾燥しているためである。また、乾燥待機状態2では、記録用紙103の搬送方向の前側部分にカール付けが行われる。このカール付けを行うことで、インクにより湿った記録用紙103が変形(例えば波打つなどの変形)することを抑え、記録用紙103のスムーズな搬送および記録部24による最適な記録を行うことができる。
S114の処理では、省電力モードへ移行した後に、CPU88が有するクロック回路が30秒に対応した回数をカウントしたか否か、即ち、第2乾燥時間を経過したか否かが確認され(S114)、第2乾燥時間が経過するまで、省電力モードが継続される(S114:No)。
そして、S114の処理で、省電力モードへ移行した後に、第2乾燥時間が経過したと判別されると(S114:Yes)、S108の処理と同様に、通常電力モードに移行する(S115)。
S115の処理で、通常電力モードへ移行したら、裏面印刷処理を実行し(S116)、本処理を終了する。S116の裏面印刷処理は、記録部24により所定の画像を記録し、その記録後の記録用紙103を、排紙トレイ21まで排紙する処理である。なお、経路切換部41は、記録用紙103の裏面の記録中または記録後に、図7(c)の状態か図7(a)の状態へ復帰し、記録用紙103を排紙トレイ21に排紙するように制御される。
以上説明したように、複合機10では、表面が印刷された記録用紙103を乾燥するために、その記録用紙103が乾燥待機状態1又は乾燥待機状態2となったら、各種センサ及びモータへの電源供給を遮断する省電力モードへ移行するので、複合機10全体としての消費電力を抑えることができる。
また、乾燥待機状態1では、第1ローラ45と第2ローラ46との間で記録用紙103が挟持されるので、第1ローラ45への電源供給が遮断されたとしても、記録用紙103が落下したり、位置ズレが生じることを防止することができる。さらに、乾燥待機状態1となった記録用紙103の大部分は、排紙トレイ21により下方から支持される(記録用紙103が略水平に支持される)ので、記録用紙103の落下や位置ズレを確実に防止することができる。また、乾燥待機状態2となった記録用紙103も給紙ローラにより挟持されると共に反転案内部16により下方から支持されるので、記録用紙103の落下や位置ズレを防止することができる。
例えば、本実施形態において、第1ローラ45と第2ローラ46とが記録用紙103を挟持せずに保持しているのみでは、省電力モードへ移行した場合に、記録用紙103が排紙トレイ21に落下してしまい、裏面の記録ができない可能性も生じる。よって、本実施形態では、第1ローラ45と第2ローラ46とにより記録用紙103を確実に挟持する構成となっている。
また、排紙トレイ21は、ユーザが記録後の記録用紙103を取り出すために外部に露出しているので(図1参照)、乾燥待機状態1にある記録用紙103の乾燥を早めることもできる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、第1及び第2乾燥時間89b,89cに予め定めた一定の値(乾燥時間)を記憶しておき、その一定の値を印刷処理(図6参照)で使用するものとしたが、第1及び第2乾燥時間をユーザにより適宜変更可能に構成しても良い。この構成では、第1及び第2乾燥時間89b、89cに記憶されている値をRAM90又はEEPROM91に記憶し、そのRAM90又はEEPROM91に記憶されている値を変更し、その変更した値を印刷処理で使用する。また、記録部24において吐出されるインク量などから記録用紙103に付着したインクが乾燥するのに適した時間を算出し、その算出した時間を印刷処理で使用するものとしても良い。
また、上記実施形態では、省電力モードへ移行した場合には、CPU88もスリープモードに移行するものとしたが、CPU88により実行される印刷処理は継続して実行し、その印刷処理内で第1乾燥時間および第2乾燥時間が経過したか否かを判断するものとしても良い。
本発明の一実施形態の複合機の外観斜視図である。 複合機のプリンタ部の構造を示す縦断面図である。 プリンタ部の部分拡大断面図である。 経路切換部周辺の断面構造を拡大して示した拡大断面図である。 複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 複合機のCPUで実行される印刷処理を示したフローチャートである。 裏面印刷を行う場合に状態変化する経路切換部および記録用紙の位置を示した概略図である。 省電力モードへ移行した際に電源供給を遮断するリスト及び通電を継続するリストの一例を示した図である。
符号の説明
10 複合機(画像記録装置の一部)
21 排紙トレイ(排出トレイの一部)
23 搬送路(搬送経路の一部)
25 給紙ローラ(搬送手段の一部)
45 第1ローラ(搬送手段の一部、挟持手段の一部)
46 第2ローラ(挟持手段の一部)
60 搬送ローラ(搬送手段の一部)
62 排紙ローラ(搬送手段の一部)
71 LFモータ(駆動手段の一部)
88 CPU(停止手段の一部)
103 記録用紙(記録媒体の一つ)
S106,S113 省電力モード手段の一部
S107,S114 計測手段の一部

Claims (4)

  1. インクを吐出して記録媒体の第1面および第2面に記録を行う両面印刷機能を有する画像記録装置において、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    その搬送手段を駆動する駆動手段と、
    その駆動手段により前記搬送手段が駆動されて前記記録媒体が搬送される搬送経路と、
    その搬送経路に位置し、前記記録媒体の一部分を挟持する挟持手段と、
    前記記録媒体の前記第1面に記録がされた後であって前記記録媒体の前記第2面に記録がされる前に、前記記録媒体が前記挟持手段によって挟持された状態で、少なくとも前記駆動手段への電源供給を遮断する省電力モード手段とを備えていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録媒体を排出する排出トレイを備え、
    前記挟持手段は、前記第1面に記録がされた記録媒体の搬送方向における後側端部を挟持するものであり、
    前記排出トレイは、前記記録媒体のうち、前記挟持手段が挟持している部分よりも前記第1面の搬送方向前側を支持していることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記第1面に記録がされた記録媒体を前記搬送経路内に所定時間停止させる停止手段を備え、
    前記省電力モード手段は、前記記録媒体が前記停止手段によって停止されている場合に、少なくとも前記駆動手段への電源供給を遮断するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記省電力モードに移行してからの経過時間を計測する計測手段と、
    その計測手段によって計測される経過時間が、予め記憶された前記第1面に記録がされた前記記録媒体の乾燥時間を経過した場合に、前記省電力モードから通常モードへ復帰させる通常モード復帰手段とを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置。
JP2007258022A 2007-10-01 2007-10-01 画像記録装置 Pending JP2009083380A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007258022A JP2009083380A (ja) 2007-10-01 2007-10-01 画像記録装置
US12/243,771 US8061797B2 (en) 2007-10-01 2008-10-01 Image recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007258022A JP2009083380A (ja) 2007-10-01 2007-10-01 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009083380A true JP2009083380A (ja) 2009-04-23

Family

ID=40508526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007258022A Pending JP2009083380A (ja) 2007-10-01 2007-10-01 画像記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8061797B2 (ja)
JP (1) JP2009083380A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5035379B2 (ja) * 2010-03-30 2012-09-26 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
US20120105531A1 (en) * 2010-10-27 2012-05-03 Jaime Marie Gilbert Printer
JP5838593B2 (ja) * 2011-05-25 2016-01-06 セイコーエプソン株式会社 印刷装置および印刷方法
US8929798B2 (en) 2013-01-23 2015-01-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print media tray

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063019A (ja) 1999-08-26 2001-03-13 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2006150610A (ja) 2004-11-25 2006-06-15 Canon Inc インクジェットプリンタにおけるインク乾燥時の省電力方法および装置
US7185981B2 (en) * 2005-04-26 2007-03-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Duplex printing
JP4735112B2 (ja) 2005-08-04 2011-07-27 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
JP4664174B2 (ja) 2005-09-28 2011-04-06 株式会社リコー 画像形成装置、記録紙の搬送制御方法、並びに、プログラムおよび記録媒体
JP2007105910A (ja) 2005-10-11 2007-04-26 Canon Inc インクジェット記録装置及びその制御方法と装置
JP4418433B2 (ja) 2006-01-11 2010-02-17 株式会社リコー インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090087201A1 (en) 2009-04-02
US8061797B2 (en) 2011-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5360342B2 (ja) 両面記録装置
JP5130853B2 (ja) 画像記録装置
JP4905310B2 (ja) 画像記録装置
JP5056314B2 (ja) 画像記録装置
JP2007038562A (ja) インクジェット記録装置
JP2009255307A (ja) 画像記録装置
JP2010082828A (ja) 画像記録装置
JP4670954B2 (ja) 画像記録装置
JP2009083380A (ja) 画像記録装置
JP2010082831A (ja) 画像記録装置
JP2008246803A (ja) 画像記録装置
JP7475165B2 (ja) 記録装置、制御方法、およびプログラム
US8020986B2 (en) Image recording apparatus
JP2008246672A (ja) 画像記録装置
JP4613968B2 (ja) 用紙収容装置および画像記録装置
JP2008246801A (ja) 画像記録装置
JP5494745B2 (ja) 画像記録装置
JP4600492B2 (ja) 画像記録装置
JP4492673B2 (ja) 画像記録装置
JP2009154404A (ja) 画像記録装置
JP2009090498A (ja) 画像記録装置
JP2009208272A (ja) 画像記録装置
JP2009028995A (ja) インクジェットプリンタ
JP4957626B2 (ja) シート搬送装置、及び画像記録装置
JP2019177976A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929