JP2006264032A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全なプラテンの搬送を行うインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 初期処理(S1〜3,S5)、通常トルクモードの設定(S4)を行う。まず加速状態となり、タイマ割込されたら(S6:YES)、加速終了までは(S6:YES,S7〜10:NO)、次の位相制御信号を出力しテッピングモータを回転させプラテンを搬送する(S13)。繰り返しS6〜14を行い加速終了点に達したら(S6:YES,S7,S8:NO,S9:YES)、定速度となり「低トルクモード」とし(S12)、プラテンが搬送される(S13)。さらに繰り返しS6〜14を行い減速開始点に達したら(S6:YES,S7〜S9:NO,S10:YES)、減速状態となり「通常トルクモード」とし(S11)、プラテンを搬送する(S13)。定速度ではプラテンに触ってしまっても低トルクとなっているので簡単にステッピングモータが脱調し、停止する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関するものであり、詳細にはインクジェット記録装置のプラテンの搬送に関するものである。
従来、記録装置においては、装置内部の部品の移動や回転等の動作による操作者の負傷を防ぐために、ケースを設けて、カバーが開いている際には稼働しないように制御するなど様々な工夫がなされている。例えば、特許文献1に記載の発明の画像形成装置では、ドア付きのケースで保護されている画像形成装置において、ドアの開閉状態を検知し、ドアが開状態である場合に画像形成のための回転体(感光ドラム、リボルバ、ローラ等)に回転指令が行われた際には、回転体の回転速度を通常よりも低速度で回転させるようにしている。
また、被印刷媒体である布帛を下方から支持する支持面を有する支持部(プラテン)を備え、支持部をインク吐出部の移動する方向と直行する方向に搬送することにより、布帛に印刷を行う布帛印刷装置が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2000−221845号公報 特開2004−291430号公報
しかしながら、特許文献2に記載の発明の布帛印刷装置では、支持部に被印刷媒体であるTシャツ等の布帛をセットするために、本体カバーを開けて作業が行われる。このような印刷装置の場合には、印刷の度に被印刷媒体の交換が手動で行われるため、全体をカバーで覆ってしまうと、交換の都度カバーの開け閉めを行うのは面倒であるという問題点があり、カバーが開いているとプラテンが移動しない状態では効率が悪いという問題点があった。また、特許文献1に記載の発明の画像形成装置のように、カバーが開いている状態ではプラテンを低速度で移動させるようにしても、その力が強ければ強い力で押されてしまう危険性があり、また、低速度でも停止しなければ押され続けてしまうという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、安全なプラテンの搬送を行うインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明のインクジェット記録装置では、被記録媒体にインクを噴射して記録を行うノズルが形成されたノズル面を具備する記録手段と、前記ノズル面に対向して配置され、前記被記録媒体を前記ノズル面と間隔をあけて支持するプラテンと、当該プラテンを前記記録手段により記録が開始される記録開始位置と前記記録手段による記録が終了する記録終了位置と記録開始前及び記録終了後の前記プラテンの待機位置との間を搬送する送り機構とを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンを前記待機位置から前記記録開始位置へ前記送り機構により搬送する場合の前記プラテンの搬送トルクを、前記記録開始位置から前記記録終了位置までの搬送トルクである通常トルクよりも低い低トルクとする第1駆動調節手段を備えている。
また、請求項2に係る発明のインクジェット記録装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記プラテンを前記記録終了位置から前記待機位置へ前記送り機構により搬送する場合の前記プラテンの搬送トルクを、前記通常トルクよりも低い低トルクとする第2駆動調節手段を備えている。
また、請求項3に係る発明のインクジェット記録装置では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記プラテンを前記待機位置から前記記録開始位置へ前記送り機構により搬送する場合、及び、前記プラテンを前記記録終了位置から前記待機位置へ前記送り機構により搬送する場合であっても、前記プラテンの搬送の加速時もしくは減速時の、少なくとも何れかは前記プラテンの搬送トルクを前記通常トルクとすることを特徴とする構成となっている。
請求項1に係る発明のインクジェット記録装置では、第1駆動調節手段は、プラテンを待機位置から記録開始位置へ送り機構により搬送する場合のプラテンの搬送トルクを、記録開始位置から記録終了位置までの搬送トルクである通常トルクよりも低い低トルクとすることができる。したがって、プラテンを待機位置から記録開始位置へ搬送する間にプラテンに触ってしまっても、低トルクとなっているので、送り機構が簡単に脱調し、プラテンの搬送が停止するので安全である。
また、請求項2に係る発明のインクジェット記録装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、第2駆動調節手段は、プラテンを記録終了位置から待機位置へ送り機構により搬送する場合のプラテンの搬送トルクを、通常トルクよりも低い低トルクとすることができる。したがって、プラテンを記録終了位置から待機位置へ搬送する間にプラテンに触ってしまっても、低トルクとなっているので、送り機構が簡単に脱調し、プラテンの搬送が停止するので安全である。
また、請求項3に係る発明のインクジェット記録装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、プラテンを待機位置から記録開始位置へ送り機構により搬送する場合、及び、プラテンを記録終了位置から待機位置へ送り機構により搬送する場合であっても、プラテンの搬送の加速時もしくは減速時の、少なくとも何れかはプラテンの搬送トルクを通常トルクとすることができる。したがって、加速減速時は抵抗が強いので、搬送に力が必要であるが、その際には通常のトルクとされるので十分な加減速を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1乃至図3を参照して、本実施の形態のインクジェットプリンタ1(「インクジェット記録装置」に該当する)について説明する。図1は、インクジェットプリンタ1の平面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1の右側面図であり、図3は、インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、インクジェットプリンタ1は、インクを噴射するノズル面を具備するインクジェットヘッド21(図3参照)にインクを供給して、被記録媒体へ印刷を行う周知のインクジェットプリンタであり、被記録媒体としてTシャツ等の布帛を扱い、入力された画像情報等に基づいてTシャツ等の布帛への印刷を行うためのインクジェットプリンタである。図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1は平面板状のベース2の上、インクジェットプリンタ1の奥側(図1における上側、図2における右側)に記録機構及び記録機構を保護するための本体カバー10が設けられている。この本体カバー10は、ベース2に対して垂直方向に配置された板状の正面壁11の上端から、奥側の斜め上方向に傾斜面壁12が延設されている。そして、傾斜面壁12の奥側の端からはベース2に平行な上面壁13が延設され、上面壁13の奥側の端からは、背面壁14がベース2までベース2の垂直方向に延設されて記録機構を保護している。また、正面壁11、傾斜面壁12、上面壁13及び背面壁14の右端には右面壁16がベース2までベース2の垂直方向に延設されており、正面壁11、傾斜面壁12、上面壁13及び背面壁14の左端には左面壁17がベース2までベース2の垂直方向に延設されている。
本体カバー10内の記録機構は、周知のインクジェット式記録機構であり、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における矢印A方向)にインクジェットヘッド21(「記録手段」に該当する)を搭載したキャリッジの移動を案内するためのガイドレールが架設されている。このガイドレールの左端付近にキャリッジモータ24(図3参照)が設けられ、右端付近にプーリが設けられ、その間にキャリッジベルトが架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジの背面に固定されており、キャリッジモータ24の駆動によって、同じく背面に設けられた係合部に係合されたガイドレールに沿って、キャリッジが矢印A方向に往復移動されるようになっている。なお、本実施の形態では、図1における下側及び図2のおける左側をインクジェットプリンタ1の前側、図1における上側及び図2における右側をインクジェットプリンタ1の奥側とし、図1における左側をインクジェットプリンタ1の左側、右側をインクジェットプリンタ1の右側とする。そして、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における矢印A方向)がインクジェットヘッド21の走査方向となる。
また、ベース2には、インクジェットプリンタ1の前後方向(図1及び図2に示す矢印B方向)に被記録媒体をセットするためのプラテン5の移動を案内するための送り機構7(図4及び図5参照)が設けられている。送り機構7の後端部(図1における上側の端部)にはステッピングモータ71(図4及び図5参照)が設けられており、ステッピングモータ71によりプラテン5が矢印B方向に往復移動する。なお、ステッピングモータ71は、本体カバー10の奥側に備えられているモータカバー3により保護されている。この送り機構7については、図4及び図5に示す模式図を用いて後に詳述する。
また、プラテン5は、平面視、矢印A方向を長手方向とする略長方形状の板体であり、その上面に、例えばTシャツなどの布帛からなる被記録媒体を水平に載置するためのものである。そして、プラテン5の手前側の端には、その両端から山形の取っ手55が設けられている。このプラテン5には、複数の種類があり被記録媒体であるTシャツ等のサイズにより使用するプラテン5の種類が決定される。
また、プラテン5の下方には、プラテン5の上面と略平行な底面を有し、平面視、その外周がプラテン5より一回り大きめに構成されたトレー4が備えられている。このトレー4は、利用者がTシャツ等をプラテン5に載置する際に、Tシャツの袖などがベース2へ落ちないように袖などを受けるものである。そして、本体カバー10の手前には送り機構7等インクジェットプリンタ1の下部を保護するためのカバー6が設けられている。
また、図1に示すように、本体カバー10の左には各色のインクのインクカートリッジを収納したインクカートリッジ収納部30が設けられている。このインクカートリッジ収納部30に収納されたインクカートリッジには、各々インク供給チューブが設けられており、インクジェットヘッド21に接続し、インクジェットヘッド21へインクを供給している。また、図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1の右側手前の位置には、インクジェットプリンタ1の操作を行うための操作パネル28が設けられている。
次に、図3を参照して、インクジェットプリンタ1の電気的な構成について説明する。図3に示すように、インクジェットプリンタ1の制御部100には、インクジェットプリンタ1全体の制御を司るCPU110が設けられ、CPU110には、バス115を介して、CPU110が実行する各種の制御プログラム等を記憶したROM120と、データを一時的に記憶するRAM130とが接続されている。また、CPU110には、インクジェットヘッド21の各チャンネルに設けられた圧電アクチュエータを駆動させるためのヘッド駆動部140と、キャリッジモータ24を駆動させるためのキャリッジモータドライバ145と、ステッピングモータ71を駆動させるためのステッピングモータドライバ146と、CPU110の制御のタイミングを計測するためのタイミング発生用クロックカウンタ170と、操作パネル28や図示外のセンサが接続された入力検知部160とがバス115を介して接続されている。
次に、図4乃至図8を参照して、インクジェットプリンタ1のプラテン5の送り機構について説明する。図4は、プラテン5の送り機構を模式化した平面図であり、図5は、プラテン5の送り機構を模式化した左側面図であり、図6は、インクジェットプリンタ1のステッピングモータ71の制御ブロック図である。図7は、待機位置から記録開始位置、又は、記録終了位置から待機位置へプラテン5を搬送する際の経過時間とステッピングモータ71の回転速度を示したグラフであり、図8は、印刷時の経過時間とステッピングモータ71の回転速度を示したグラフである。
図4及び図5に示すように、送り機構7では、ステッピングモータ71の回転に伴い回転するモータプーリ73と大プーリ72とにモータベルト79が架設されており、ステッピングモータ71の回転に伴い、モータプーリ73が回転し、大プーリ72が回転する。そして、大プーリ72の回転軸と同じ軸を回転軸とする第1ベルトプーリ74が設けられており、大プーリ72の回転と同期して第1ベルトプーリ74も回転する。これらのステッピングモータ71、モータプーリ73、大プーリ72、第1ベルトプーリ74は、インクジェットプリンタ1の奥側、本体カバー10の内部に設けられている。そして、第1ベルトプーリ74に対応して、インクジェットプリンタ1の手前側に第2ベルトプーリ75が設けられ、タイミングベルト78が架設されている。この第2ベルトプーリ75の直径は第1ベルトプーリ74と同じサイズであり、タイミングベルト78がインクジェットプリンタ1のインクジェットヘッド21の走査方向(インクジェットプリンタの左右方向)と垂直に架設されるように、第1ベルトプーリ74の中心と第2ベルトプーリ75の中心とを結ぶ直線がインクジェットヘッド21の走査方向と垂直となるように配置されている。さらに、タイミングベルト78にはプラテン5がプラテン取付部51により固定されており、タイミングベルト78の回転に伴い、プラテン5がインクジェットプリンタ1の前後方向に移動する。このようにして、ステッピングモータ71の回転運動を、モータプーリ73、モータベルト79、大プーリ72、第1ベルトプーリ74、タイミングベルト78、第2ベルトプーリ75を介してプラテン5の水平運動に換えている。尚、図4及び図5における左側がインクジェットプリンタ1の前側であり、右側がインクジェットプリンタ1の奥側である。
ここで、印刷時のプラテン5の搬送動作について説明する。プラテン5は前後方向(図4及び図5の矢印B方向)、即ち、インクジェットヘッド21の走査方向に垂直な方向に搬送される。印刷開始前又は印刷実行後にプラテン5は送り機構7の前端部(図1における下側の端部、図4及び図5の左側の端部。「待機位置」に相当する)に待機させられる。そして、印刷開始時には、待機位置に待機しているプラテン5が、インクジェットプリンタ1の奥側へ搬送され、インクジェットヘッド21の走査する位置(「記録開始位置」に相当する)まで搬送される。そして、印刷実行時には、プラテン5がインクジェットヘッド21の走査する記録開始位置から1行分ずつ前側へ搬送される。そして印刷が終了すると、終了した位置(「記録終了位置」に相当する)被記録媒体が載せられたプラテン5はさらに前側に位置する待機位置に搬送されて、一連の動作が終了する。
ここで、ステッピングモータ71について説明する。ステッピングモータ71は、周知の1−2相励磁方式ステッピングモータであり、ローターの周囲に電磁石となる固定子が設けられており、固定子を励磁することにより電磁石(固定子)にローターが引き付けられて、1ステップずつローターが回転する。具体的には、固定子にはA相、逆A相、B相、逆B相の4つの励磁相があり、時計回りにA相、B相、逆A相、逆B相、A相、B相、…の順に並んでいる。そして、A相のみ、A相とB相、B相のみ、B相と逆A相、逆A相のみ、逆A相と逆B相、逆B相のみ、逆B相とA相、A相のみ、…という順で励磁し、励磁されている励磁相がN極を帯びることにより、ローターのS極が引き付けられ、N極が遠ざけられることにより、1ステップずつローターが回転する。
つまり、励磁を連続的に行うことにより、ステッピングモータ71を回転させることができ、プラテン5をインクジェットプリンタ1の前後方向に水平移動させることができる。また、ローターのN極とS極との数により、1回の励磁でローターが回転する角度が決まっており、ステッピングモータ71の回転ステップ数によりプラテン5の移動距離を制御することができる。
ステッピングモータ71における励磁の制御には、図6に示すように、CPU110からステッピングモータドライバ146へ第1位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ146からA相を励磁するためのA相信号がステッピングモータ71へ送られA相が励磁される。また、第2位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ146からB相を励磁するためのB相信号がステッピングモータ71へ送られB相が励磁される。また、第3位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ146から逆A相を励磁するための逆A相信号がステッピングモータ71へ送られ逆A相が励磁される。また、第4位相制御信号が送られている間(パルス信号がhighの状態)、ステッピングモータドライバ146から逆B相を励磁するための逆B相信号がステッピングモータ71へ送られ逆B相が励磁される。
よって、第1〜第4位相制御信号の切り替えの間隔を長くすれば、ステッピングモータ71の回転は遅くなり、切り替えの間隔を短くすれば速くなる。しかしながら、ステッピングモータ71の回転を開始する際には、いきなり短い間隔で位相制御信号の切り替えを行うと、励磁された励磁相へのローターの引き寄せが追い付かず、ローターが回転しないことがある。また、逆にステッピングモータ71の回転を停止させる際には、いきなり励磁を停止させると、慣性の法則によりローターの回転がそのまま回転してしまうことがある。
そこで、ステッピングモータ71の回転の開始、停止、つまり、プラテン5の移動開始、停止を行う際には、いきなり移動速度となるような位相制御信号の切り替えの間隔とするのではなく、位相制御信号の切り替え間隔を徐々に短くして加速し、移動速度まで加速させて、一定周期で切り替えを行うことにより定速度で回転(移動)させ、停止する際には、徐々に切り替え間隔を長くして減速して停止させる。尚、CPU110における位相制御信号の切り替えにはクロックカウンタ170及び加速テーブル(図示外)が用いられる。RAM130に記憶されている加速テーブルには切り替えのタイミングを示すカウント値が加速時(だんだん短くなる複数のカウント値)、定速度時(一定なので1つのカウント値)、減速時(だんだん長くなる複数のカウント値)に応じて記憶されており、CPU110ではクロックカウンタ170のカウント値が加速テーブルから読み出されたカウント値となったタイミングで位相制御信号の切り替えの制御が行う。
したがって、ステッピングモータ71の回転速度(プラテン5の移動速度)と経過時間との関係は、図7に示すように、加速域、定速度域、減速域で構成される略台形形状となる。尚、グラフがこのような形状となるのは、プラテン5を待機位置から印刷開始位置へ移動させたり、印刷終了位置から待機位置へ移動させたりするような場合である。印刷中に1ライン分ずつプラテン5を印刷開始位置側から印刷終了位置側へ搬送する(ラインフィード)場合には、プラテン5の移動距離は微少であるため、図8に示すように、定速度域のない略三角形の形状と、プラテン5が停止している休止域との繰り返しとなる。
また、ステッピングモータ71の制御では、消費電力と発熱を抑えるために電流を抑制することがごく一般的に行われている。電流を抑制すると、励磁により発生する磁力が弱くなるため、電流の制御量に比例して発生トルクが低くなる。図6に示す、CPU110からステッピングモータドライバ146への電流制御信号はこのためのものであり、ステッピングモータドライバ146はこの電流制御信号を受けると、出力電流を抑制する。
また、この電流制御信号は、本発明の要部であるプラテン5の搬送トルクの低トルク化にも使用される。プラテン5の搬送トルクを低トルクとするためには、ステッピングモータ71のトルクを低トルクとすればよい。即ち、ステッピングモータ71の励磁に用いられる電流を抑制する。本実施の形態では、通常での電流を100%とすると、低トルクとする際には電流を50%に制限する。この際には、ステッピングモータ71の発生トルクは通常トルク100%の20%となる。尚、電流抑制の割合に対する発生トルクの減衰割合はプラテン5の重さや通常の電流量により種々異なるが、電流が抑制されれば、必ずトルクは減衰される。
また、本実施の形態では通常の電流100%を出力するモードを「通常トルクモード」と呼び、50%に制限した電流を出力するモードを「低トルクモード」と呼ぶこととし、低トルクモードでは、電流制限信号のパルス出力が「high」の状態となっている。
次に、図9のフローチャートを参照して、インクジェットプリンタ1のプラテン5の送り制御について説明する。図9は、プラテン5の制御フローチャートである。この処理は、インクジェットプリンタ1が、接続しているパーソナルコンピュータ(図示外)から印刷データを受信し、操作パネル28の印刷ボタンが使用者により押下された際に開始され、プラテン5を待機位置から印刷開始位置まで移動させる。また、印刷が終了した際にも同様の処理が開始され、プラテン5を印刷終了位置から待機位置まで移動させる。
まず、各種初期設定が行われる(S1)。例えば、印刷画像のサイズから移動距離を計算したり、またプラテンの現在位置(前回移動した際の停止位置)でのステッピングモータの回転位相位置に相当するビットパターンを真理値表から取り出したり、累積移動距離を0にリセットするなどの初期化が行われる。
そして、S1で読み出された最初のビットパターンにしたがっていずれかの位相制御信号(例えば、第1位相制御信号のみ)が出力され、安定のために一定時間(例えば、0.1秒)保持して励磁が開始される(S2)。そして、総移動距離とあらかじめ決められた最高速度から加速終了点、減速開始点が算出される(S3)。次いで、通常トルクモードに設定され、電流制御信号のパルス出力はlow状態とされる(S4)。
そして、加速テーブルからクロックカウンタ170の最初のカウント値が読み出されて、クロックカウンタ170にセットされる(S5)。そして、クロックカウンタ170からのタイマ割り込みがあると(S6:YES)、S7以降の処理が行われる。
まず、ステッピングモータ71がS3で計測された総移動距離分だけ回転し、移動が完了したか否かの判断が行われる(S7)。尚、ステッピングモータ71の回転ステップ数は後述するS13において励磁位相の切り替えが行われた際にカウントアップされている。まだ、移動を始めたばかりで移動は完了していないので(S7:NO)、操作パネル28の停止ボタンが押下されて停止指示がなされたか否かの判断が行われる(S8)。停止指示がなされていなければ(S8:NO)、加速終了点に達したか否かの判断が行われる(S9)。まだ、加速し始めたばかりで加速終了点に達していないので(S9:NO)、減速開始点に達したか否かの判断が行われる(S10)。まだ加速中であり、減速開始点には達していないので(S10:NO)、そのままS13へ進む。
そして、励磁位相切り替え処理が行われる(S13)。ここでは、真理値表から次の位相制御信号のビットパターン(例えば、第1位相制御信号及び第2位相制御信号のみ「1」)が読み出され、出力される。また、ステッピングモータ71の回転ステップ数がカウントアップされる。そして、加速テーブルから次のカウント値が読み出されて、クロックカウンタ170へセットされ、次のタイマがスタートされる(S14)。現在の状態は「加速」であるので、ここでセットされるカウント値はS5でセットされたカウント値よりも短い値となっている。
そして、S6へ戻り、クロックカウンタ170からのタイマ割り込みを待つ。次のカウント値が計測されてタイマ割り込みが行われたら(S6:YES)、S7〜S14以降の処理が行われる。このようにして、繰り返しS6〜S14の処理が行われて、加速終了点に達したら(S6:YES,S7:NO,S8:NO,S9:YES)、現在の状態が「定速度」とされて、「低トルクモード」とされ電流制御信号のパルス出力がhigh状態とされる(S12)。そして、励磁位相切り替え処理が行われ(S13)、加速テーブルから次のカウント値が読み出されて、クロックカウンタ170へセットされ、次のタイマがスタートされる(S14)。
そして、S6でクロックカウンタ170からのタイマ割り込みを待つ。次のカウント値が計測されてタイマ割り込みが行われたら(S6:YES)、S7〜S14以降の処理が行われる。ここでは、現在の状態が「定速度」であるので、S14では前回の値と同じカウント値がクロックカウンタ170へセットされることになる。
このようにして、繰り返しS6〜S14の処理が行われて、減速開始点に達したら(S6:YES,S7:NO,S8:NO,S9:NO,S10:YES)、現在の状態が「減速」とされて、「通常トルクモード」とされ電流制御信号のパルス出力はlow状態とされる(S11)。そして、励磁位相切り替え処理が行われ(S13)、加速テーブルから次のカウント値が読み出されて、クロックカウンタ170へセットされ、次のタイマがスタートされる(S14)。ここでは、現在の状態が「減速」であるので、前回のカウント値よりも長い値がセットされる。
繰り返しS6〜S14の処理が行われて、ステッピングモータ71がS3で計測された総移動距離分だけ回転し、移動が完了したら(S6:YES,S7:YES)、励磁が解除されて(S15)、処理は終了する。尚、停止ボタンが押下されて停止指示が行われた場合も(S6:YES,S7:NO,S8:YES)、励磁が解除されて(S15)、処理は終了する。
以上のようにして、プラテン5の加速時及び減速時には通常トルクで搬送され、定速度では低トルクで搬送される。したがって、搬送に力が必要な加速時及び減速時は通常トルクとなるので十分にプラテン5を搬送することができる。また、定速度では、プラテン5に触ってしまっても低トルクとなっているので、磁力が弱く、簡単にステッピングモータ71が脱調し、プラテン5の搬送は停止するので安全である。
尚、印刷時のプラテン5の移動制御では、印刷時には加速、減速、休止の繰り返しであり、低速状態がないため、初期設定時に「通常トルクモード」とされ、継続して通常トルクで搬送されるが、プラテン5はインクジェットヘッド24に対向したい位置を短く移動するのみであり、さらに、本体ケース10の内部で移動するので、使用者が触ってしまう危険度は低い。
尚、上記実施の形態のS12の処理を行うCPU110が「第1駆動制御手段」及び「第2駆動制御手段」に相当する。
尚、本発明のインクジェット記録装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記実施の形態では、待機位置から記録開始位置までの搬送でのトルクと、記録終了位置から待機位置までの搬送トルクとを電流制限を同じ50%とする低トルクとしたが、前者と後者の電流制限割合は異なっていてもよく、通常のトルクよりも低い低トルクとなればよい。
また、本発明のインクジェット記録装置では、プラテン駆動のステッピングモータの励磁方式を1−2相励磁方式としたが、1相励磁方式あるいは2相励磁方式としても効果は変わらない。また、本発明ではステッピングモータのステップ間隔を加速時と減速時で別々のテーブルを用いているが、勿論同じテーブルを利用して、加速時は短くなる方向へ、減速時は長くなる方向へ読み出すようにして兼用しても良い。
本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体が載置されたプラテンが搬送されつつ記録が実行されるインクジェット記録装置に適用可能である。
インクジェットプリンタ1の平面図である。 インクジェットプリンタ1の右側面図である。 インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。 プラテン5の送り機構を模式化した平面図である。 プラテン5の送り機構を模式化した左側面図である。 インクジェットプリンタ1のステッピングモータ71の制御ブロック図である。 待機位置から記録開始位置、又は、記録終了位置から待機位置へプラテン5を搬送する際の経過時間とステッピングモータ71の回転速度を示したグラフである。 印刷時の経過時間とステッピングモータ71の回転速度を示したグラフである。 プラテン5の制御フローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
5 プラテン
7 送り機構
21 インクジェットヘッド
24 キャリッジモータ
71 ステッピングモータ
72 大プーリ
73 モータプーリ
74 第1ベルトプーリ
75 第2ベルトプーリ
78 タイミングベルト
79 モータベルト
100 制御部
110 CPU
146 ステッピングモータドライバ
170 クロックカウンタ

Claims (3)

  1. 被記録媒体にインクを噴射して記録を行うノズルが形成されたノズル面を具備する記録手段と、前記ノズル面に対向して配置され、前記被記録媒体を前記ノズル面と間隔をあけて支持するプラテンと、当該プラテンを前記記録手段により記録が開始される記録開始位置と前記記録手段による記録が終了する記録終了位置と記録開始前及び記録終了後の前記プラテンの待機位置との間を搬送する送り機構とを備えたインクジェット記録装置において、
    前記プラテンを前記待機位置から前記記録開始位置へ前記送り機構により搬送する場合の前記プラテンの搬送トルクを、前記記録開始位置から前記記録終了位置までの搬送トルクである通常トルクよりも低い低トルクとする第1駆動調節手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記プラテンを前記記録終了位置から前記待機位置へ前記送り機構により搬送する場合の前記プラテンの搬送トルクを、前記通常トルクよりも低い低トルクとする第2駆動調節手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記プラテンを前記待機位置から前記記録開始位置へ前記送り機構により搬送する場合、及び、前記プラテンを前記記録終了位置から前記待機位置へ前記送り機構により搬送する場合であっても、前記プラテンの搬送の加速時もしくは減速時の、少なくとも何れかは前記プラテンの搬送トルクを前記通常トルクとすることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
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