JP7147418B2 - 液体処理装置 - Google Patents
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Description
また、ヘッドユニットによる噴射処理の休止時において、昇降制御部は、キャリッジがメンテナンス領域内で移動しているときに、搭載部を上下方向に昇降させるメンテナンス時昇降制御を実行する。これにより、メンテナンス機構によるヘッドユニットに対するメンテナンス処理の実行が可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。まず、本発明に係る液体処理装置が適用されるインクジェット式プリンターとしての画像形成装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図であり、図2は、画像形成装置1の断面図である。図3は、アウターカバー102を取り外した状態の画像形成装置1の正面図であり、図4は、アウターカバー102を取り外した状態の画像形成装置1の一部を拡大して示す斜視図である。なお、図1~図4、後出の図において、前後、左右、上下の方向表示を付しているが、これは説明の便宜のためであり、何ら方向の限定を企図したものではない。
図5は、画像形成装置1に備えられるキャリッジ2の全体斜視図である。図6はキャリッジ2の側面図であり、図7はキャリッジ2の背面図である。図8及び図9は、画像形成装置1の断面図であって、昇降機構60を示す図である。図10は、昇降機構60の昇降駆動モーター61を概略的に示す図である。
画像形成装置1は、タイミングベルト16Aの正転又は逆転の周回移動に伴って走査方向(左右方向)に往復移動するキャリッジ2の位置を検知する機構として、キャリッジ位置検知機構10を備えている(図6及び図7参照)。キャリッジ位置検知機構10は、エンコーダシート10Eと、位置検知センサ10Sとを含んで構成される。
画像形成装置1は、ヘッドユニット21と搬送ローラー13により搬送されたワークWとの間の上下方向に沿った距離を検知する機構として、検知センサ50A,50Bを備えている(図5参照)。検知センサ50A,50Bは、ヘッドユニット21と共に昇降可能なように、キャリッジ2の下段フレーム201に配置されている。本実施形態では、検知センサ50A,50Bは、キャリッジ2の下段フレーム201における走査方向(左右方向)の両端部にそれぞれ配置されている。以下では、下段フレーム201における左端部に配置された検知センサを「第1検知センサ50A」と称し、下段フレーム201における右端部に配置された検知センサを「第2検知センサ50B」と称する。
次に、画像形成装置1の制御系の構成について、図13のブロック図を参照して説明する。画像形成装置1は、制御装置70を備える。制御装置70は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御装置70は、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、キャリッジ2を走査方向(左右方向)に移動させる駆動源となる移動駆動モーター16Bを制御すると共に、キャリッジ2においてヘッドユニット21が搭載された下段フレーム201を上下方向に昇降させる駆動源となる昇降駆動モーター61を制御する。制御装置70は、図13に示すように、移動制御部71と、昇降制御部72とを含む。
図15は、第1メンテナンスエリアM1におけるキャリッジ2の動作を示す正面図であって、パージ処理の実行時における動作を示す図である。図16は、第1メンテナンスエリアM1におけるキャリッジ2の動作を示す正面図であって、クリーニング処理の実行時における動作を示す図である。図17は、第1メンテナンスエリアM1におけるキャリッジ2の動作を示す正面図であって、キャップ処理の実行時における動作を示す図である。
印刷処理の休止時(ヘッドユニット21による噴射処理の休止時)において、キャリッジ2は、移動制御部71のメンテナンス時移動制御によって走査方向に移動されて、第1メンテナンスエリアM1内の走査方向の一方側の端部(右端部)に設定されたパージ位置に配置される(図15)。第1メンテナンスエリアM1内の右端に位置するエンドフレーム18には、パージ機構としてのポンプ部32に駆動力を与える駆動モーター32Mが取り付けられている。ポンプ部32は、第1メンテナンスエリアM1内のパージ位置にキャリッジ2が配置された状態において、駆動モーター32Mの駆動力によって、ヘッドユニット21に加圧されたインクを送り出すパージ処理を実行する。なお、パージ位置には、パージ処理の実行時にヘッドユニット21から吐出されるインク滴を回収可能なインク受け部ISが配置されている。
パージ処理の実行後において、キャリッジ2は、移動制御部71のメンテナンス時移動制御によって走査方向に移動される。具体的には、キャリッジ2は、タイミングベルト16Aの周回移動に伴ってキャリッジガイド15に沿って左方向に、第1メンテナンスエリアM1内のクリーニング位置に向かって移動される。この移動によってキャリッジ2は、駆動モーター32Mが取り付けられているエンドフレーム18からは離間する。
クリーニング処理の実行後において、キャリッジ2は、移動制御部71のメンテナンス時移動制御によって走査方向に移動される。具体的には、キャリッジ2は、タイミングベルト16Aの周回移動に伴ってキャリッジガイド15に沿って更に左方向に、第1メンテナンスエリアM1内のキャップ位置に向かって移動される。
10A クリーニング機構
10B キャップ機構
13 搬送ローラー(搬送部)
15 キャリッジガイド
16 移動機構
16A タイミングベルト
16B 移動駆動モーター
2 キャリッジ
20 キャリッジフレーム
201 下段フレーム(搭載部)
21 ヘッドユニット
3 液体供給ユニット
30 本体部
31 タンク部
32 ポンプ部(パージ機構)
50A,50B 検知センサ
60 昇降機構
61 昇降駆動モーター(ステッピングモーター)
611 ローター
612 ステーター
62 駆動シャフト(昇降部材)
63 ナット部
70 制御装置
71 移動制御部
72 昇降制御部
721 制御信号生成部
722 駆動信号生成部
P 印刷エリア(噴射処理領域)
M1 第1メンテナンスエリア(メンテナンス領域)
Claims (5)
- 所定のワークを搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されたワークに上方から液体を噴射する噴射処理を実行するヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットが搭載される搭載部を有し、前記搬送方向と直交するワークの幅方向と平行な走査方向に沿って往復移動可能なキャリッジと、
前記走査方向に沿って延び、前記キャリッジの前記走査方向への移動をガイドし、前記噴射処理の実行時における前記キャリッジの移動範囲となる噴射処理領域が設定されたキャリッジガイドと、
前記キャリッジを前記走査方向に往復移動させる移動機構と、
前記ヘッドユニットが搭載された前記搭載部を上下方向に昇降させる昇降機構と、
前記ヘッドユニットに対するメンテナンス処理を実行するメンテナンス機構と、
前記移動機構を制御する移動制御部と、前記昇降機構を制御する昇降制御部とを含む制御装置と、を備え、
前記キャリッジガイドには、前記メンテナンス処理が実行される領域として、前記噴射処理領域に対して前記走査方向の一方側に隣接したメンテナンス領域が設定されており、
前記移動制御部は、前記搬送部によってワークが搬送されたときに、前記キャリッジを前記噴射処理領域内で前記走査方向に往復移動させる噴射時移動制御を実行し、前記ヘッドユニットによる前記噴射処理の休止時において、前記キャリッジを前記メンテナンス領域内で前記走査方向に移動させるメンテナンス時移動制御を実行し、
前記昇降制御部は、前記キャリッジが前記噴射処理領域内で往復移動しているときに、前記ヘッドユニットとワークとの間の前記上下方向に沿った距離が前記噴射処理領域の全域にわたって所定の基準範囲内に収まるように、前記搭載部を前記上下方向に昇降させる噴射時昇降制御を実行し、前記キャリッジが前記メンテナンス領域内で移動しているときに、前記メンテナンス機構による前記ヘッドユニットに対する前記メンテナンス処理の実行が可能となるように、前記搭載部を前記上下方向に昇降させるメンテナンス時昇降制御を実行する、液体処理装置。 - 前記昇降機構は、
ステッピングモーターと、
前記ステッピングモーターのローターに連結されると共に前記搭載部と係合し、前記ローターと一体的に回転することにより、前記搭載部を前記上下方向に昇降させる昇降部材と、を含み、
前記昇降制御部は、
パルス状の制御信号を生成する制御信号生成部と、
前記制御信号が入力される毎に、前記ローターを所定のステップ角だけ回転させる駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を有する、請求項1に記載の液体処理装置。 - 前記搭載部に配置され、前記ヘッドユニットと前記搬送部により搬送されたワークとの間の前記上下方向に沿った距離に応じた信号を出力する検知センサを、更に備え、
前記昇降制御部は、前記噴射時昇降制御において、前記検知センサから出力された信号に基づいて、前記搭載部を前記上下方向に昇降させる、請求項1又は2に記載の液体処理装置。 - 前記検知センサは、前記搭載部における前記走査方向の両端部にそれぞれ配置されている、請求項3に記載の液体処理装置。
- 前記メンテナンス機構は、
前記メンテナンス領域内の前記走査方向の一方側の端部に設定されたパージ位置に前記キャリッジが配置された状態において、前記ヘッドユニットに加圧された液体を送り出すパージ処理を実行するパージ機構と、
前記メンテナンス領域内で前記パージ位置に対して前記走査方向の他方側に離れたクリーニング位置に前記キャリッジが配置された状態において、前記パージ処理後の前記ヘッドユニットを清掃するクリーニング処理を実行するクリーニング機構と、
前記メンテナンス領域内で前記クリーニング位置に対して前記走査方向の他方側に離れたキャップ位置に前記キャリッジが配置された状態において、前記クリーニング処理後の前記ヘッドユニットにキャップを被せるキャップ処理を実行するキャップ機構と、を含み、
前記移動制御部は、前記メンテナンス時移動制御において、前記キャリッジが前記パージ位置、前記クリーニング位置、及び前記キャップ位置の順に配置されるように、当該キャリッジを前記メンテナンス領域内で移動させ、
前記昇降制御部は、前記メンテナンス時昇降制御において、前記キャリッジが前記パージ位置、前記クリーニング位置、及び前記キャップ位置に配置される毎に、前記搭載部を順次下降させる、請求項1~4のいずれか1項に記載の液体処理装置。
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