JP2013128916A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合に、インク吐出部が被記録面の凸部に衝突することなく、前記被記録面と前記インク吐出部のインク吐出面との間隔を前記凹凸に対応した大きさに調整して行えるようにすること。
【解決手段】本発明に係る記録装置は、記録媒体が置かれる平坦な載置面13を有する載置部17と、前記載置面13に置かれた記録媒体にインクを吐出するインク吐出部27と、前記インク吐出部27を搭載し前記載置面13に沿って第1の方向Aに移動するインク吐出ユニット31と、前記記録媒体の被記録面13の凹凸情報6に基づいて前記インク吐出部27のインク吐出面8の前記被記録面13に対する間隔PGを変更する間隔変更部23とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る記録装置は、記録媒体が置かれる平坦な載置面13を有する載置部17と、前記載置面13に置かれた記録媒体にインクを吐出するインク吐出部27と、前記インク吐出部27を搭載し前記載置面13に沿って第1の方向Aに移動するインク吐出ユニット31と、前記記録媒体の被記録面13の凹凸情報6に基づいて前記インク吐出部27のインク吐出面8の前記被記録面13に対する間隔PGを変更する間隔変更部23とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、被記録面に凹凸を有する記録媒体を平置きした状態でインクを吐出して記録を実行することが可能な記録装置に関するものである。
インクジェット方式で記録を実行するインクジェットプリンターでは、記録対象である記録媒体として、従来は予め規定サイズに裁断された単票紙と長尺な用紙をロール状に巻いたロール紙とが主流であった。
近時に至っては、Tシャツ等の衣服のように厚みがある材料にも記録媒体の対象範囲が拡大してきており、更に被記録面に凹凸を有するプラスチック製ないし金属製等の平板材料にもインクジェット方式で記録を実行したいという要望も出てきている。
近時に至っては、Tシャツ等の衣服のように厚みがある材料にも記録媒体の対象範囲が拡大してきており、更に被記録面に凹凸を有するプラスチック製ないし金属製等の平板材料にもインクジェット方式で記録を実行したいという要望も出てきている。
前記被記録面に凹凸を有する記録媒体を使用する場合には、用紙の搬送において使用されているニップローラー等による搬送が難しいことから、通常は下記の特許文献1に示すような記録媒体を平置き状態でセットするフラットベッドタイプの載置部を有するインクジェットプリンターが使われる。
また、種々の記録媒体の厚さに対応するために記録媒体の被記録面と記録ヘッドのインク吐出面との間の間隔(以下「ギャップ」ということもある)を一定に調整する間隔調整機構がインクジェットプリンターの多くに設けられている。
また、種々の記録媒体の厚さに対応するために記録媒体の被記録面と記録ヘッドのインク吐出面との間の間隔(以下「ギャップ」ということもある)を一定に調整する間隔調整機構がインクジェットプリンターの多くに設けられている。
しかしながら、記録媒体の被記録面に凹凸がある場合には、記録媒体の被記録面と記録ヘッドのインク吐出面との間のギャップを一様に設定することが困難である。
即ち、当該ギャップを小さく設定した場合には、記録の実行中に記録ヘッドが被記録面の凸部に衝突してしまって故障や動作不良の原因になる。
一方、当該ギャップを大きく設定した場合には、記録ヘッドのインク吐出面から吐出されたインクの到達距離が被記録面の凹部では他よりも長くなってしまって画質が低下する虞がある。
従来設けられている間隔調整機構は、一様な厚さの記録媒体の当該厚さに応じて当該ギャップを一様に可変するものであるため、前記被記録面の凹凸の変化に対応して前記ギャップを細かく調整することはできない。
即ち、当該ギャップを小さく設定した場合には、記録の実行中に記録ヘッドが被記録面の凸部に衝突してしまって故障や動作不良の原因になる。
一方、当該ギャップを大きく設定した場合には、記録ヘッドのインク吐出面から吐出されたインクの到達距離が被記録面の凹部では他よりも長くなってしまって画質が低下する虞がある。
従来設けられている間隔調整機構は、一様な厚さの記録媒体の当該厚さに応じて当該ギャップを一様に可変するものであるため、前記被記録面の凹凸の変化に対応して前記ギャップを細かく調整することはできない。
本発明の目的は、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合に、インク吐出部が被記録面の凸部に衝突することなく、前記被記録面と前記インク吐出部のインク吐出面との間隔を前記凹凸に対応した大きさに調整して行えるようにすることにある。
本発明の第1の態様に係る記録装置は、記録媒体が置かれる載置面を有する載置部と、前記載置面に置かれた記録媒体にインクを吐出するインク吐出部を有するインク吐出ユニットと、前記載置部及び前記インク吐出ユニットを第1の方向に相対移動させる移動機構と、前記記録媒体の被記録面の凹凸情報に基づき、前記インク吐出部のインク吐出面と前記被記録面との間隔を変更する間隔変更部と、を備えることを特徴とするものである。
ここで、前記「凹凸情報」は、記録実行の際にその都度検出して取得するものに限られず、予め取得されている凹凸情報も含む。例えば、記録媒体が被記録面として斜面や平面を組み合せた一定形状の凹凸を有するものである場合は、予めその凹凸情報を取得しておいてそれを用いて前記凹凸に対応した記録を実行することができる。
ここで、前記「凹凸情報」は、記録実行の際にその都度検出して取得するものに限られず、予め取得されている凹凸情報も含む。例えば、記録媒体が被記録面として斜面や平面を組み合せた一定形状の凹凸を有するものである場合は、予めその凹凸情報を取得しておいてそれを用いて前記凹凸に対応した記録を実行することができる。
本態様によれば、記録媒体の被記録面の凹凸情報に基づいて前記インク吐出部のインク吐出面の前記被記録面に対する間隔を変更する間隔変更部を備えている。従って、該間隔変更部による変更調整動作によって、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合に、インク吐出部が被記録面の凸部に衝突することなく、更に前記被記録面と前記インク吐出面との間隔を前記凹凸に対応した大きさに調整して行うことができる。これにより、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合であっても一定以上の記録品質を確保することができる。
本発明の第2の態様に係る記録装置は、前記第1の態様において、前記間隔変更部は、前記記録媒体の被記録面の凹凸を検出する凹凸検出部と、前記凹凸検出部で検出した凹凸情報に基づいて前記間隔を設定する間隔設定部と、前記間隔設定部で設定された間隔になるように前記インク吐出面を移動させる移動部と、を備えることを特徴とするものである。
本態様によれば、凹凸検出部で検出した凹凸情報に基づいて前記インク吐出面の前記被記録面に対する間隔を設定することができる。即ち、当該検出した凹凸情報に対応して前記インク吐出面の移動量及び移動方向(被記録面から離れる方向又は近づく方向)を設定して移動させることで、被記録面に対するインク吐出部の衝突を回避することができると共に、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して意図する記録品質での記録を実行することが可能になる。
本発明の第3の態様に係る記録装置は、前記第2の態様において、前記凹凸検出部は、前記インク吐出部に対して前記第1の方向における下流側に設けられ、前記載置面の前記第1の方向に交差する第2の方向の全範囲について検出できる検出幅を有していることを特徴とするものである。
本態様によれば、インク吐出ユニットの移動によって、載置部の載置面上に置かれた記録媒体の被記録面の凹凸情報を当該被記録面における幅方向の全範囲に亘って一挙にその凹凸変化量を検出することが可能になる。従って、凹凸検出部による凹凸の検出を効率的に行うことができ、速やかな記録の実行を実現することができる。
本発明の第4の態様に係る記録装置は、前記第3の態様において、前記凹凸検出部は、前記インク吐出ユニットの前面開口部に設けられている前記第2の方向に延びる揺動軸を中心にして揺動する揺動フラップを備え、前記揺動フラップの揺動自由端を前記被記録面の凹凸に接触させることによって生ずる揺動量に基づいて前記凹凸情報を取得することを特徴とするものである。
本態様によれば、凹凸検出部の構造を比較的簡単に構成できる。すなわち、被記録面の凹凸に対応する揺動フラップの揺動量を、例えば揺動軸にロータリーエンコーダを備える構造などによってことによって検出することで、前記凹凸情報を得ることが可能になる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、前記第2の態様において、前記インク吐出部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に往復移動可能であって、前記凹凸検出部は、前記インク吐出部と一緒に移動するように設けられ、当該インク吐出部のインク吐出長の範囲以上の凹凸を検出できる検出幅を有していることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記第1の方向と交差する方向に対する前記凹凸に対してもインク吐出面の位置を変えて対応させることができる。即ち、被記録面に対するインク吐出部の衝突を回避することができると共に、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して意図する記録品質での記録を実行することが可能になる。
ここで、前記凹凸検出部が前記インク吐出部と一緒に移動するように設けられる位置は、インク吐出部の待機位置からの往路移動方向の前側、後側、両側、或いは前記第1の方向の下流側のいずれも可能である。
ここで、前記凹凸検出部が前記インク吐出部と一緒に移動するように設けられる位置は、インク吐出部の待機位置からの往路移動方向の前側、後側、両側、或いは前記第1の方向の下流側のいずれも可能である。
例えば凹凸検出部をインク吐出部の「前側」に設けた場合は、インク吐出部の前記第1の方向と交差する方向へ往路移動する際に、当該インク吐出部のインク吐出長の範囲以上の領域に対して凹凸情報を取得できる。従って、インク吐出ユニットの移動ピッチのすべてにおいて、被記録面全体の凹凸を検出することが可能になり、凹凸情報の検出精度も向上する。そして、凹凸検出の直後に凹凸情報に対応して前記移動部によってインク吐出面を移動させ、インクを吐出して記録を実行する。インク吐出部の復路が被記録面上において往路と同じ位置である場合は該復路においても往路で取得した凹凸情報を利用してインク吐出面を移動させつつインクを吐出して記録を実行できる。
凹凸検出部をインク吐出部の「後側」に設けた場合は、インク吐出動作の開始を復路で行えば、前記「前側」の場合と同様になる。
凹凸検出部をインク吐出部の「両側、即ち前側と後側の両方に設けた場合は、往路と復路の両方で凹凸検出とインク吐出面の前記間隔調整の移動を行える。
凹凸検出部をインク吐出部の「後側」に設けた場合は、インク吐出動作の開始を復路で行えば、前記「前側」の場合と同様になる。
凹凸検出部をインク吐出部の「両側、即ち前側と後側の両方に設けた場合は、往路と復路の両方で凹凸検出とインク吐出面の前記間隔調整の移動を行える。
前記凹凸検出部が前記インク吐出部に対して前記「第1の方向の下流側」である場合は前記凹凸検出と前記間隔調整の移動を分離して行うことできる。これにより、往路と復路の両方向での記録実行に容易に対応することができる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、前記第2の態様から第5の態様のいずれか一つの態様において、前記間隔設定部では、前記インク吐出ユニットの前記第1の方向における移動ピッチ毎に前記インク吐出部による記録の実行に先立って、前記凹凸検出部によって記録媒体の前記凹凸を検出し、最初の移動ピッチにおける凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての記録実行時の前記インク吐出面の前記間隔を設定し、以後の移動ピッチでは、前回の移動ピッチの凸部の最高点を超える凸部の最高点が検出された場合に、当該超えた凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての前記インク吐出面の間隔を設定し直し、前回の移動ピッチの凸部の最高点と同じか小さい場合には、そのまま前回までのインク吐出面の前記間隔を維持することを特徴とするものである。
本態様によれば、インク吐出部が記録媒体の被記録面の凹凸に衝突しないことを優先して、記録品質よりも記録時間の短縮を図りたい場合に好適な被記録面とインク吐出面との間の間隔の調整を行うことができる。
具体的には、当該移動ピッチの凸部の最高点が前回までの移動ピッチの凸部の最高点を超えない限り、移動部を動作させなくてよいので、インク吐出部の移動回数を減らして記録速度の向上を図ることができる。
具体的には、当該移動ピッチの凸部の最高点が前回までの移動ピッチの凸部の最高点を超えない限り、移動部を動作させなくてよいので、インク吐出部の移動回数を減らして記録速度の向上を図ることができる。
本発明の第7の態様に係る記録装置は、前記第2の態様から第5の態様のいずれか一つの態様において、前記間隔設定部では、前記インク吐出ユニットの前記第1の方向における移動ピッチ毎に前記インク吐出部による記録の実行に先立って、前記凹凸検出部によって記録媒体の前記凹凸を検出し、当該移動ピッチにおける凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての記録実行時の前記インク吐出面の前記間隔を設定し、以後の移動ピッチでも、各移動ピッチ毎の凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての前記インク吐出面の前記間隔を設定することを特徴とするものである。
本態様によれば、インク吐出部を記録媒体の被記録面の凹凸に衝突させることなく、記録時間が少し遅くなっても、記録実行品質を優先させたい場合に好適な被記録面とインク吐出面との間の間隔の調整を行うことができる。
具体的には、インク吐出ユニットが移動する移動ピッチ毎に凸部の最高点が検出され、当該検出値に基づいて移動ピッチ毎のインク吐出面の前記間隔の大きさが設定されるので、移動部による移動動作の回数が多くなるが、被記録面とインク吐出面との間の間隔の変動幅が小さくなって記録品質が向上する。
具体的には、インク吐出ユニットが移動する移動ピッチ毎に凸部の最高点が検出され、当該検出値に基づいて移動ピッチ毎のインク吐出面の前記間隔の大きさが設定されるので、移動部による移動動作の回数が多くなるが、被記録面とインク吐出面との間の間隔の変動幅が小さくなって記録品質が向上する。
本発明の第8の態様に係る記録装置は、前記第1の態様において、前記間隔変更部は、記録媒体の被記録面に接触して該被記録面の凹凸の変化を倣いながら検出する凹凸検出部と、前記凹凸検出部の動きの方向及び量を直接、前記インク吐出部に伝える前記凹凸検出部と一体の変位伝達部と、を備えることを特徴とするものである。
本態様によれば、記録媒体の被記録面の凹凸の変化が凹凸検出部と一体の変位伝達部を設ける簡単な構成によって、前記被記録面の凹凸変化をインク吐出部に正確に伝達することが可能になる。従って、コンパクトで動力を必要としないシンプルな構造の間隔変更部を実現することが可能になる。
本発明の第9の態様に係る記録物の製造方法は、記録媒体を載置面に置く工程と、前記記録媒体の被記録面にインク吐出部からインクを吐出する工程と、前記記録媒体の被記録面の凹凸情報に基づいて前記インクの吐出の際に前記インク吐出部のインク吐出面と前記被記録面との間隔を変更する工程とを含む。
本態様によれば、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合であっても一定以上の記録品質を確保することができる。
本態様によれば、被記録面に凹凸を有する記録媒体に対して記録を行う場合であっても一定以上の記録品質を確保することができる。
以下、図に示した各実施例に基づいて本発明に係る記録装置1の構成とその作動態様について具体的に説明する。
最初に、図1及び図2に基づいて本発明に係る記録装置1の概略構成を説明する。
最初に、図1及び図2に基づいて本発明に係る記録装置1の概略構成を説明する。
本発明に係る記録装置1は、記録媒体Pとして第1の面となる被記録面5に凹凸6を有するプラスチック製ないし金属製の厚肉の平板材料(以下、「凹凸厚肉材」という)を対象に含めている。該凹凸厚肉材P(記録媒体と同じ符号「P」を使用する)を平置きした状態でセットするフラットベッドタイプの基台3の上部に設けられる載置部17と、該載置部17の載置面13上にセットされた凹凸厚肉材Pの第1の面となる表面の被記録面5に対してインクCを吐出して記録を実行する記録ヘッド7とを備えたインクジェット方式の記録装置である。
そして、図示の記録装置1は、A0版ないしB0版といった大版サイズの用紙Pに対してもインクジェット方式で記録を実行し得る大きさの載置部17を備えた大型のインクジェットプリンター1(記録装置と同一の符号「1」を使用する)によって構成されている。
そして、図示の記録装置1は、A0版ないしB0版といった大版サイズの用紙Pに対してもインクジェット方式で記録を実行し得る大きさの載置部17を備えた大型のインクジェットプリンター1(記録装置と同一の符号「1」を使用する)によって構成されている。
前記基台3は、床面に置かれる枠構造の支持架台9を備えている。該支持架台9の上部には、凹凸肉厚材Pが置かれる載置面13を有する載置部17が設けられている。載置面13は、凹凸厚肉材Pの前記第1の面となる被記録面5と反対側の裏面を第2の面となる被支持面11として支持する。また、載置面13には、凹凸厚肉材Pの被支持面11を載置面上に保持するための多数の吸引孔15、15、…が形成されている。前記載置部17の下方領域には、外部に設置される真空ポンプ19に接続されることで内部空間を減圧する減圧室21が設けられている。
記録ヘッド7は、凹凸厚肉材Pの幅方向Bを移動方向として往復移動するインク吐出部27に搭載されている。前記記録ヘッド7の幅方向Bの左右には、当該記録ヘッド7から吐出されたUV(紫外線)硬化インクCにUV光を照射する光照射ユニット29Lと29Rとがインク吐出部27に保持されている。
前記インク吐出部27は、凹凸厚肉材Pの長さ方向(第1の方向)Aに沿って走行する一例として門型のインク吐出ユニット31内に設けられている。該インク吐出ユニット31内には、前記インク吐出部27の走査方向となる幅方向Bの往復移動を案内するガイド軸となる主軸33と副軸35とが備えられている。
前記インク吐出部27は、凹凸厚肉材Pの長さ方向(第1の方向)Aに沿って走行する一例として門型のインク吐出ユニット31内に設けられている。該インク吐出ユニット31内には、前記インク吐出部27の走査方向となる幅方向Bの往復移動を案内するガイド軸となる主軸33と副軸35とが備えられている。
前記主軸33と副軸35に挟まれた領域には、モーター37の出力軸に接続された駆動プーリー39と、幅方向Bの離反位置に設けられる従動プーリー41とが設けられている。これらのプーリー39及び41の間に、一部が前記インク吐出部27に係止されている歯付きベルト43が巻回されている。
前記インク吐出ユニット31内には、前記記録ヘッド7に各色のインクCを供給するインクカートリッジ45と、該インクカートリッジ45と記録ヘッド7とを連絡するインクチューブ47とが備えられている。
前記インク吐出ユニット31内には、前記記録ヘッド7に各色のインクCを供給するインクカートリッジ45と、該インクカートリッジ45と記録ヘッド7とを連絡するインクチューブ47とが備えられている。
また、前記支持架台9の上部には、前記載置部17の左右に長さ方向Aに沿って延びるインク吐出ユニット31用のガイドレール49Lと49Rが設けられている。前記インク吐出ユニット31は、これら2本のガイドレール49Lと49Rによって案内され、更に図示しない駆動装置から駆動力を受けて凹凸厚肉材Pの長さ方向Aに沿って移動できるように構成されている。
また、前記基台3とインク吐出ユニット31との間には、凹凸厚肉材Pの被記録面5の凹凸6に合わせて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さH(被記録面との間隔H)を変更する後述する本発明の特徴的構成である間隔変更部23の移動部25が設けられている。
この他、前記支持架台9の上部前端には、インクジェットプリンター1の各種の操作を実行する操作パネル51が設けられている。
この他、前記支持架台9の上部前端には、インクジェットプリンター1の各種の操作を実行する操作パネル51が設けられている。
[実施例1](図1から図6参照)
実施例1に係るインクジェットプリンター1Aは、前記間隔変更部23Aが凹凸厚肉材Pの被記録面5の凹凸6の変化を検出する凹凸検出部53Aと、前記凹凸検出部53Aで検出した凹凸情報に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを設定する高さ設定部(間隔設定部)55と、前記高さ設定部55で設定された高さ設定量に基づいて記録ヘッド7を上昇ないし下降させる前述した移動部25とを備えている。
実施例1に係るインクジェットプリンター1Aは、前記間隔変更部23Aが凹凸厚肉材Pの被記録面5の凹凸6の変化を検出する凹凸検出部53Aと、前記凹凸検出部53Aで検出した凹凸情報に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを設定する高さ設定部(間隔設定部)55と、前記高さ設定部55で設定された高さ設定量に基づいて記録ヘッド7を上昇ないし下降させる前述した移動部25とを備えている。
前記凹凸検出部53Aは、前記インク吐出ユニット31の移動方向となる長さ方向Aにおいて、記録ヘッド7よりも前方側に位置する前面開口部32に設けられている。凹凸検出部53Aは、凹凸厚肉材Pの被記録面5における前記長さ方向と交差する幅方向Bの全範囲の凹凸6を検出できる検出幅Wを有している。
また、図示の実施例では、前記凹凸検出部53Aは、凹凸厚肉材Pの幅方向Bに延びる揺動軸57と、揺動軸57に接続された一端側を中心にして他端側である揺動自由端60を揺動させる揺動フラップ59とを有している。
また、図示の実施例では、前記凹凸検出部53Aは、凹凸厚肉材Pの幅方向Bに延びる揺動軸57と、揺動軸57に接続された一端側を中心にして他端側である揺動自由端60を揺動させる揺動フラップ59とを有している。
前記凹凸検出部37は、前記揺動フラップ59の揺動自由端60を凹凸厚肉材Pの被記録面5の凹凸6に接触させ、前記揺動軸57の揺動量(回転変位量)を計測する。そして、その計測結果に基づいて凹凸肉厚材Pの被記録面5の凹凸情報を検出する。
また、前記移動部25は、前記記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを変更できる種々の昇降機構が採用でき、一例としてボールネジやカム機構あるいはリンク機構等を利用した機械的な昇降機構やエアーシリンダーや油圧シリンダー等を使用したエアー式ないし油圧式の昇降機構を採用することが可能である。
また、前記移動部25は、前記記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを変更できる種々の昇降機構が採用でき、一例としてボールネジやカム機構あるいはリンク機構等を利用した機械的な昇降機構やエアーシリンダーや油圧シリンダー等を使用したエアー式ないし油圧式の昇降機構を採用することが可能である。
また、前記高さ設定部55は、前述した凹凸検出部53Aで検出した凹凸変化量に基づいて前記移動部25に指令を出し、記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを調整させる制御部である。
そして、本実施例ではユーザーの選択によって記録実行速度を優先する速度優先モード61と、記録実行品質を優先する品質優先モード63とを選択できる。
そして、本実施例ではユーザーの選択によって記録実行速度を優先する速度優先モード61と、記録実行品質を優先する品質優先モード63とを選択できる。
以下、(1)速度優先モードを選択した場合と、(2)品質優先モードを選択した場合に分けて、本実施例の間隔変更部23の作動態様を図3及び図5に示すフローチャートと図4及び図6に示す動作説明図とに基づいて説明する。
(1)速度優先モードを選択した場合(図3及び図4参照)
ユーザーが速度優先モード61を選択した場合には、前記高さ設定部55において一例として以下のような処理を実行する。
ユーザーが速度優先モード61を選択した場合には、前記高さ設定部55において一例として以下のような処理を実行する。
先ず、図3中のステップS1において、インク吐出ユニット31を長さ方向Aへ最初の移動ピッチである第1移動ピッチT1分移動させる。その移動の間に凹凸検出部53Aを用いて被記録面5の凹凸6の変化量を計測し、第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1を検出する。
次に、ステップS2に移行する。ステップS2では、ステップ1で検出した凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さH1を設定する。次にステップS3に移行する。ステップS3では、移動部25を動作させ、インク吐出面8の高さHをステップ2で設定した高さH1にする。
次に、ステップS2に移行する。ステップS2では、ステップ1で検出した凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さH1を設定する。次にステップS3に移行する。ステップS3では、移動部25を動作させ、インク吐出面8の高さHをステップ2で設定した高さH1にする。
そして、ステップS4に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第1移動ピッチT1の記録を実行する。
続いて、ステップS5に移行する。ステップ5では、インク吐出ユニット31を次の移動ピッチである第2移動ピッチT2分移動させる。その移動の間に凹凸検出部53Aを用いて被記録面5の凹凸6の変化量を計測し、第2移動ピッチT2の凸部の最高点Q2を検出する。
次に、ステップS6に移行し、検出した凸部の最高点Q2が前回までの移動ピッチT1の凸部の最高点Q1よりも大きいか否かを判断する。
続いて、ステップS5に移行する。ステップ5では、インク吐出ユニット31を次の移動ピッチである第2移動ピッチT2分移動させる。その移動の間に凹凸検出部53Aを用いて被記録面5の凹凸6の変化量を計測し、第2移動ピッチT2の凸部の最高点Q2を検出する。
次に、ステップS6に移行し、検出した凸部の最高点Q2が前回までの移動ピッチT1の凸部の最高点Q1よりも大きいか否かを判断する。
ステップS6で検出した凸部の最高点Q2が、前回までの移動ピッチT1の凸部の最高点Q1と同じか小さいと判断した場合は、ステップS7に移行する。ステップS7では、前回のインク吐出面8の高さH1を維持して当該移動ピッチT2の記録を実行する。
一方、前記ステップS6で検出した凸部の最高点Q2が、前回までの移動ピッチT1の凸部の最高点Q1よりも大きいと判断した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8では、第2移動ピッチT2で検出した凸部の最高点Q2に基づいてインク吐出面8の高さHをH2に設定する。
一方、前記ステップS6で検出した凸部の最高点Q2が、前回までの移動ピッチT1の凸部の最高点Q1よりも大きいと判断した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8では、第2移動ピッチT2で検出した凸部の最高点Q2に基づいてインク吐出面8の高さHをH2に設定する。
次に、ステップS9に移行して移動部25を動作させ、インク吐出面8の高さHをステップS8で設定した高さH2に変更する。
そして、ステップS10に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第2移動ピッチT2の記録を実行する。
更に、前記ステップS7ないしS10の処理の後、ステップS11に移行して次の移動ピッチT3があるか否かの判断が行われ、次の移動ピッチT3が存在しない場合には、前述した速度優先モード61を選択した場合の高さ設定部55での一連の処理が終了する。
そして、ステップS10に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第2移動ピッチT2の記録を実行する。
更に、前記ステップS7ないしS10の処理の後、ステップS11に移行して次の移動ピッチT3があるか否かの判断が行われ、次の移動ピッチT3が存在しない場合には、前述した速度優先モード61を選択した場合の高さ設定部55での一連の処理が終了する。
一方、前記ステップS11で次の移動ステップS3が存在すると判断された場合には、前記ステップS5に戻り、前述したステップS5〜S11の処理が次の移動ステップSがなくなるまで繰り返し実行される。
図4は、前記図3のフローチャートに従って処理をした場合の記録ヘッド7におけるインク吐出面8の高さHの変化を示す動作説明図である。
被記録面5の凹凸6が第1移動ピッチT1、第2移動ピッチT2及び第3移動ピッチT3において図示のように変化している場合には、第1移動ピッチT1では、図4(A)に示すように第1移動ピッチT1で検出された凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHがH1に設定される。
次の第2移動ピッチT2では、図4(B)に示すように第2移動ピッチT2で検出された凸部の最高点Q2が第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1より小さいため、第1移動ピッチT1の時のインク吐出面8の高さH1が維持されて移動部25の昇降動作は実施しない。
被記録面5の凹凸6が第1移動ピッチT1、第2移動ピッチT2及び第3移動ピッチT3において図示のように変化している場合には、第1移動ピッチT1では、図4(A)に示すように第1移動ピッチT1で検出された凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHがH1に設定される。
次の第2移動ピッチT2では、図4(B)に示すように第2移動ピッチT2で検出された凸部の最高点Q2が第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1より小さいため、第1移動ピッチT1の時のインク吐出面8の高さH1が維持されて移動部25の昇降動作は実施しない。
また、次の第3移動ピッチT3では、図4(C)に示すように第3移動ピッチT3で検出された凸部の最高点Q3が前回までの移動ピッチT1及びT2の凸部の最高点Q1よりも大きいため、第3移動ピッチT3で検出された凸部の最高点Q3に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHをH1からH3に変更する。
そして、このようにして構成される速度優先モード61を選択した場合には、当該移動ピッチTnの凸部の最高点Qnが前回までの移動ピッチT1〜Tn−1の凸部の最高点Qを超えない限り、移動部25を動作させなくてよいので、記録ヘッド7の昇降回数を減らして記録実行速度の増大を図ることができる。
そして、このようにして構成される速度優先モード61を選択した場合には、当該移動ピッチTnの凸部の最高点Qnが前回までの移動ピッチT1〜Tn−1の凸部の最高点Qを超えない限り、移動部25を動作させなくてよいので、記録ヘッド7の昇降回数を減らして記録実行速度の増大を図ることができる。
(2)品質優先モードを選択した場合(図5及び図6参照)
ユーザーが品質優先モード63を選択した場合には、前記高さ設定部55において一例として以下のような処理を実行する。
先ず、図5中のステップS21において、インク吐出ユニット31を長さ方向Aへ最初の移動ピッチである第1移動ピッチT1分移動させる。その移動の間に凹凸検出部53Aを用いて被記録面5の凹凸6の変化量を計測し、第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1を検出する。
ユーザーが品質優先モード63を選択した場合には、前記高さ設定部55において一例として以下のような処理を実行する。
先ず、図5中のステップS21において、インク吐出ユニット31を長さ方向Aへ最初の移動ピッチである第1移動ピッチT1分移動させる。その移動の間に凹凸検出部53Aを用いて被記録面5の凹凸6の変化量を計測し、第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1を検出する。
次に、ステップS22に移行する。ステップS22では、ステップS21で検出した凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さH1を設定する。次のステップS23では、移動部25を動作させ、インク吐出面8の高さHをステップS22で設定した高さH1にする。
そして、ステップS24に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第1移動ピッチT1の記録を実行する。
そして、ステップS24に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第1移動ピッチT1の記録を実行する。
続いて、ステップS25に移行する。ステップ25では、インク吐出ユニット31を長さ方向Aへ次の移動ピッチである第2移動ピッチT2分移動させる。その移動の間に、凹凸検出部53Aを用いて凸部の最高点Q2を検出する。
次にステップS26に移行する。ステップS27では、ステップS26で検出した凸部の最高点Q2に基づいてインク吐出面8の高さHをH2に設定する。
次にステップS26に移行する。ステップS27では、ステップS26で検出した凸部の最高点Q2に基づいてインク吐出面8の高さHをH2に設定する。
次に、ステップS27に移行して移動部25を実際に動作させてインク吐出面8の高さHを設定したH2に変更する。
そして、ステップS28に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第2移動ピッチT2の記録を実行する。
そして、ステップS28に移行して記録ヘッド7のインク吐出面8からインクCを吐出させて第2移動ピッチT2の記録を実行する。
次に、ステップS29に移行して次の移動ピッチT3があるか否かを判断する。ここで、次の移動ピッチT3が存在しないと判断した場合には、前述した品質優先モード63を選択した場合の高さ設定部55での一連の処理が終了する。
一方、前記ステップS29で次の移動ピッチT3が存在すると判断された場合には、前記ステップS25に戻り、前述したステップS25〜S29の処理が次の移動ステップSがなくなるまで繰り返し実行される。
一方、前記ステップS29で次の移動ピッチT3が存在すると判断された場合には、前記ステップS25に戻り、前述したステップS25〜S29の処理が次の移動ステップSがなくなるまで繰り返し実行される。
図6は、前記図5のフローチャートに従って処理をした場合の記録ヘッド7におけるインク吐出面8の高さHの変化を示す動作説明図である。
被記録面5の凹凸6が第1移動ピッチT1、第2移動ピッチT2及び第3移動ピッチT3において、図示のように変化している場合には、第1移動ピッチT1では、図6(A)に示すように第1移動ピッチT1で検出された凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHがH1に設定される。
被記録面5の凹凸6が第1移動ピッチT1、第2移動ピッチT2及び第3移動ピッチT3において、図示のように変化している場合には、第1移動ピッチT1では、図6(A)に示すように第1移動ピッチT1で検出された凸部の最高点Q1に基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHがH1に設定される。
次の第2移動ピッチT2では、図6(B)に示すように第2移動ピッチT2で検出された凸部の最高点Q2が第1移動ピッチT1の凸部の最高点Q1より小さいため、移動部25を動作させて記録ヘッド7を下降させ、インク吐出面8の高さHを前記H1より低いH2に変更する。
また、次の第3移動ピッチT3では、図6(C)に示すように第3移動ピッチT3で検出された凸部の最高点Q3が前回の移動ピッチT2の凸部の最高点Q2よりも大きいため、移動部25を動作させて記録ヘッド7を上昇させ、インク吐出面8の高さHを前記H2より高いH3に変更する。
また、次の第3移動ピッチT3では、図6(C)に示すように第3移動ピッチT3で検出された凸部の最高点Q3が前回の移動ピッチT2の凸部の最高点Q2よりも大きいため、移動部25を動作させて記録ヘッド7を上昇させ、インク吐出面8の高さHを前記H2より高いH3に変更する。
このように品質優先モード63を選択した場合には、インク吐出ユニット31が移動する移動ピッチTnごとに凸部の最高点Qnが検出され、当該検出値に基づいて移動ピッチTnごとの記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHnが設定される、そのため、移動部25の昇降動作の回数が多くなって記録実行速度が低下するが、被記録面5とインク吐出面8との間のギャップPGの変動幅が小さくなって記録品質が向上する。
[実施例2](図7参照)
実施例2に係るインクジェットプリンター1Bは、前述した実施例1に係るインクジェットプリンター1Aと同様、間隔変更部23Bが凹凸検出部53Bと、高さ設定部55と、移動部25と、を備える。
また、基台3の構成と記録ヘッド7、インク吐出部27及びインク吐出ユニット31の構成も前記実施例1のものと同様である。実施例2は、前記凹凸検出部53Bの設置個所と凹凸6の検出方向を前記実施例1と異ならせた点で前記実施例1と相違している。
実施例2に係るインクジェットプリンター1Bは、前述した実施例1に係るインクジェットプリンター1Aと同様、間隔変更部23Bが凹凸検出部53Bと、高さ設定部55と、移動部25と、を備える。
また、基台3の構成と記録ヘッド7、インク吐出部27及びインク吐出ユニット31の構成も前記実施例1のものと同様である。実施例2は、前記凹凸検出部53Bの設置個所と凹凸6の検出方向を前記実施例1と異ならせた点で前記実施例1と相違している。
従って、ここでは前記実施例1と同様の構成については説明を省略し、前記実施例1と相違する凹凸検出部53Bの設置個所と凹凸6の検出方向とを中心に実施例2に係るインクジェットプリンター1Bについて説明する。
即ち、本実施例では凹凸検出部53Bが、前記記録ヘッド7の移動方向となる幅方向Bにおいて、前記記録ヘッド7よりも前方側(下流側)に配置されている。
即ち、本実施例では凹凸検出部53Bが、前記記録ヘッド7の移動方向となる幅方向Bにおいて、前記記録ヘッド7よりも前方側(下流側)に配置されている。
そして、前記凹凸検出部53Bの検出方向は、凹凸厚肉材Pの幅方向Bに設定されており、当該記録ヘッド7のインク吐出口8の長さDは被記録面5の凹凸6を検出できる範囲とされ、その範囲が当該凹凸検出部53Bの検出幅として設定されている。
このような配置と検出方向の凹凸検出部53Bを使用して被記録面5の凹凸6を検出するには、インク吐出ユニット31が所定のピッチずつ移動して次の移動ピッチTに来たら、ホームポジションないしリターンポジションに位置しているインク吐出部27を幅方向Bに走査して、当該インク吐出部27に搭載されている凹凸検出部53Bによって当該移動ピッチTにおける凸部の最高点Qを検出する。
このような配置と検出方向の凹凸検出部53Bを使用して被記録面5の凹凸6を検出するには、インク吐出ユニット31が所定のピッチずつ移動して次の移動ピッチTに来たら、ホームポジションないしリターンポジションに位置しているインク吐出部27を幅方向Bに走査して、当該インク吐出部27に搭載されている凹凸検出部53Bによって当該移動ピッチTにおける凸部の最高点Qを検出する。
そして、当該検出した凸部の最高点Qに基づいて記録ヘッド7のインク吐出面8の高さHを設定して、当該移動ピッチTの記録を実行する。
前記移動ピッチTの記録の実行後、インク吐出部27は前記ホームポジションに戻り、インク吐出ユニット31が前記と同じ所定のピッチ移動して、次の移動ピッチTの被記録面5の凹凸6の検出を行う。以後は、前記実施例1で述べた速度優先モード61あるいは品質優先モード63における処理に従って、インク吐出面8の高さHを変えながら当該凹凸厚肉材Pのすべての移動ピッチTにおける記録を実行する。
前記移動ピッチTの記録の実行後、インク吐出部27は前記ホームポジションに戻り、インク吐出ユニット31が前記と同じ所定のピッチ移動して、次の移動ピッチTの被記録面5の凹凸6の検出を行う。以後は、前記実施例1で述べた速度優先モード61あるいは品質優先モード63における処理に従って、インク吐出面8の高さHを変えながら当該凹凸厚肉材Pのすべての移動ピッチTにおける記録を実行する。
このようにして構成される実施例2に係るインクジェットプリンター1Bによっても、前述した実施例1と同様の作用、効果が発揮され、記録ヘッド7の被記録面5の凹凸6に対する衝突を未然に防止でき、画像の形成に必要な被記録面5とインク吐出面8との間の間隔PGを確保して、凹凸厚肉材Pのように、記録の実行が困難とされていた記録媒体Pに対してもインクジェット方式での記録の実行が可能になる。
本実施例では、凹凸検出部53Bが前記記録ヘッド7の左方の前記インク吐出部27の移動方向となる幅方向Bの近傍位置に設けられている構造について説明したが、前記凹凸検出部53が前記インク吐出部27に対して前記第1の方向Aの下流側であってもよい。このように構成した場合は、前期凹凸検出と前記間隔調整の移動を分離して行うことできる。これにより、往路と復路の両方向での記録実行に容易に対応することができる。
[実施例3](図8参照)
実施例3に係るインクジェットプリンター1Cは、前述した実施例1に係るインクジェット1Aと同様、間隔変更部23Cを備えているが、前記実施例1の間隔変更部23Aと構成を異にしており、その構成のシンプルさが本実施例の特徴になっている。
尚、その他の構成については、前記実施例1のインクジェットプリンター1Aと同様であり、ここでは前記実施例1と相違する間隔変更部23Cの構成とその作動態様を中心に説明する。
実施例3に係るインクジェットプリンター1Cは、前述した実施例1に係るインクジェット1Aと同様、間隔変更部23Cを備えているが、前記実施例1の間隔変更部23Aと構成を異にしており、その構成のシンプルさが本実施例の特徴になっている。
尚、その他の構成については、前記実施例1のインクジェットプリンター1Aと同様であり、ここでは前記実施例1と相違する間隔変更部23Cの構成とその作動態様を中心に説明する。
即ち、本実施例では間隔変更部23Cが凹凸厚肉材Pの被記録面5に接触して該被記録面5の凹凸6の変化を倣いながら検出する凹凸検出部53Cと、該凹凸検出部53Cの動き(動きの方向と移動量)を直接、記録ヘッド7に伝える前記凹凸検出部53Cと一体の変位伝達部65とを備えている。
従って、本実施例の間隔変更部23Cには、前記実施例と違って、駆動源を必要とする移動部25と、インク吐出面8の高さHの制御を行っている高さ設定部55は設けられていない。
従って、本実施例の間隔変更部23Cには、前記実施例と違って、駆動源を必要とする移動部25と、インク吐出面8の高さHの制御を行っている高さ設定部55は設けられていない。
図示の間隔変更部23Cの凹凸検出部53Cは、一例として先端部67が丸く加工された尖った形状に形成されており、該凹凸検出部53Cが凹凸厚肉材Pの被記録面5における凹凸6の検出領域に位置している間は、前記先端部67が常時、前記被記録面5に接触している状態になるように付勢バネ69等によって付勢された状態で凹凸検出部53Cが設けられている。
尚、前記付勢バネ69の付勢力は、前記凹凸検出部53Cの先端部67が被記録面5から浮き上がらない程度の付勢力で足り、円滑な凹凸検出部53Cの倣い動作が実行できる大きさの付勢力に設定する。
尚、前記付勢バネ69の付勢力は、前記凹凸検出部53Cの先端部67が被記録面5から浮き上がらない程度の付勢力で足り、円滑な凹凸検出部53Cの倣い動作が実行できる大きさの付勢力に設定する。
変位伝達部65は、前記凹凸検出部53Cの基端部71から斜め上方に延びる左右一対の支持アーム状の部材によって一例として構成されており、その上端には記録ヘッド7ないしインク吐出部27の一例として側面に宛われて取付けネジ73等で固定される取付け保持部75が備えられている。
そして、このようにして構成される実施例3の間隔変更部23Cの場合には、凹凸検出部53Cと記録ヘッド17の動きが一体になるため、記録ヘッド17による記録の実行に先行させて当該移動ピッチTの凹凸6の検出を行う必要がない。
従って、本実施例の場合には当該移動ピッチTの凹凸6の検出と、インク吐出面8の高さHの設定と、インク吐出面8からのインクCの吐出とが機械的に並行した形で、前記凹凸6の検出を追従するようにインク吐出面8の高さHの設定と記録が実行される。
従って、本実施例の場合には当該移動ピッチTの凹凸6の検出と、インク吐出面8の高さHの設定と、インク吐出面8からのインクCの吐出とが機械的に並行した形で、前記凹凸6の検出を追従するようにインク吐出面8の高さHの設定と記録が実行される。
このようにして構成される実施例3に係るインクジェットプリンター1Cによっても、前述した実施例1と同様の作用、効果が発揮され、更に本実施例の場合には、被記録面5とインク吐出面8との間のギャップPGが常に一定になるから、記録実行品質の向上が期待できる。
また、本実施例の場合には間隔変更部23の部品点数の削減と構造の単純化と制御部の省略とによって安価で小型・軽量な間隔変更部23を提供できるようになる。
また、本実施例の場合には間隔変更部23の部品点数の削減と構造の単純化と制御部の省略とによって安価で小型・軽量な間隔変更部23を提供できるようになる。
[他の実施例]
本発明に係る記録装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
本発明に係る記録装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、凹凸検出部53は、前記実施例1〜3で採用した接触式のものに限らず、非接触の光センサ等を利用したものであってもよい。また、前記凹凸検出部53による凹凸6の検出はインク吐出ユニット31の移動ピッチT毎に記録の実行と交互ないし並行して行う他、すべての記録の実行に先行させて当該凹凸厚肉材Pの被記録面5全体の凹凸6の検出を行うようにすることも可能である。
また、前記凹凸検出部53は、検出する凹凸6の範囲である検出幅の全体を一括して検出する、例えば実施例1に図示されている平板状の部材等によって構成する他、所定ピッチの間隔を空けて複数の凹凸検出部53を配置する構成であってもよい。
また、前記凹凸検出部53による凹凸6の変化量の検出方式としては、実施例1に示すように凹凸検出部53を揺動可能に構成して揺動軸57の回転変位量から凹凸6の変化量を検出する方式に限らない。例えば、凹凸検出部53を直線的に移動するように構成して、その直線方向の変位から凹凸6の変化量を検出する方式であってもよい。
また、前記凹凸検出部53による凹凸6の変化量の検出方式としては、実施例1に示すように凹凸検出部53を揺動可能に構成して揺動軸57の回転変位量から凹凸6の変化量を検出する方式に限らない。例えば、凹凸検出部53を直線的に移動するように構成して、その直線方向の変位から凹凸6の変化量を検出する方式であってもよい。
また、高さ設定部55において選択できる記録実行モードは、前述した速度優先モード61や品質優先モード63に限らず種々の記録実行モードが選択可能である。例えば、前記速度優先モード61を選択して記録を実行すると、被記録面5の最低凹部とインク吐出面8との間のギャップPGが大きくなり過ぎる場合に、予め設定しておいた当該ギャップPGの最大許容値の範囲に収まるようにする補正モード等を付加することも可能である。
また、本発明の記録装置1は、A3サイズ以下の記録媒体Pを対象にした中型ないし小型のインクジェットプリンターに適用したり、光硬化インクC以外の顔料系ないし染料系のインクCを使用するインクジェットプリンターに適用することが可能である。
また、本発明の記録装置1は、A3サイズ以下の記録媒体Pを対象にした中型ないし小型のインクジェットプリンターに適用したり、光硬化インクC以外の顔料系ないし染料系のインクCを使用するインクジェットプリンターに適用することが可能である。
また、記録媒体Pの被記録面5の全幅に亘って一挙にインクCを吐出する、いわゆるラインヘッドタイプの記録ヘッド7を搭載したインクジェットプリンター1に対して、前記各種の間隔変更部23を適用する構成とすることも可能である。
この他、載置部17上に記録媒体Pを保持する手段としては、実施例1で述べた減圧室21の負圧を利用した吸引孔15からの吸着を利用した保持手段に限らず、位置決めピンやクランプあるいは固定ボルト等を使用した別途の保持手段を採用することも可能である。
この他、載置部17上に記録媒体Pを保持する手段としては、実施例1で述べた減圧室21の負圧を利用した吸引孔15からの吸着を利用した保持手段に限らず、位置決めピンやクランプあるいは固定ボルト等を使用した別途の保持手段を採用することも可能である。
1 インクジェットプリンター(記録装置)、3 基台、
5 被記録面(第1の面)、6 凹凸、7 記録ヘッド、8 インク吐出面、
9 支持架台、11 被支持面(第2の面)、13 載置面、15 吸引孔、
17 載置部、19 真空ポンプ、21 減圧室、23 間隔変更部、
25 移動部、 27 インク吐出部、29 光照射ユニット、
31 インク吐出ユニット、32 前面開口部、33 主軸、35 副軸、
37 モーター、39 駆動プーリー、41 従動プーリー、43 歯付きベルト、
45 インクカートリッジ、47 インクチューブ、49 ガイドレール、
51 操作パネル、53 凹凸検出部、55 高さ設定部(間隔設定部)、
57 揺動軸、59 揺動フラップ、60 揺動自由端、61 速度優先モード、
63 品質優先モード、65 変位伝達部、67 先端部、69 付勢バネ、
71 基端部、73 取付けネジ、75 取付け保持部、
P 凹凸厚肉材(記録媒体)、 A 長さ方向、B 幅方向、C (光硬化)インク、
L 光、H 高さ、W 検出幅、T 移動ピッチ、Q (凸部の)最高点、
PG 間隔(ギャップ)、D 長さ
5 被記録面(第1の面)、6 凹凸、7 記録ヘッド、8 インク吐出面、
9 支持架台、11 被支持面(第2の面)、13 載置面、15 吸引孔、
17 載置部、19 真空ポンプ、21 減圧室、23 間隔変更部、
25 移動部、 27 インク吐出部、29 光照射ユニット、
31 インク吐出ユニット、32 前面開口部、33 主軸、35 副軸、
37 モーター、39 駆動プーリー、41 従動プーリー、43 歯付きベルト、
45 インクカートリッジ、47 インクチューブ、49 ガイドレール、
51 操作パネル、53 凹凸検出部、55 高さ設定部(間隔設定部)、
57 揺動軸、59 揺動フラップ、60 揺動自由端、61 速度優先モード、
63 品質優先モード、65 変位伝達部、67 先端部、69 付勢バネ、
71 基端部、73 取付けネジ、75 取付け保持部、
P 凹凸厚肉材(記録媒体)、 A 長さ方向、B 幅方向、C (光硬化)インク、
L 光、H 高さ、W 検出幅、T 移動ピッチ、Q (凸部の)最高点、
PG 間隔(ギャップ)、D 長さ
Claims (9)
- 記録媒体が置かれる載置面を有する載置部と、
前記載置面に置かれた記録媒体にインクを吐出するインク吐出部を有するインク吐出ユニットと、
前記載置部及び前記インク吐出ユニットを第1の方向に相対移動させる移動機構と、
前記記録媒体の被記録面の凹凸情報に基づき、前記インク吐出部のインク吐出面と前記被記録面との間隔を変更する間隔変更部と、を備える記録装置。 - 請求項1に記載された記録装置において、
前記間隔変更部は、
前記記録媒体の被記録面の凹凸を検出する凹凸検出部と、
前記凹凸検出部で検出した凹凸情報に基づいて前記間隔を設定する間隔設定部と、
前記間隔設定部で設定された間隔になるように前記インク吐出面を移動させる移動部と、を備える記録装置。 - 請求項2に記載された記録装置において、
前記凹凸検出部は、前記インク吐出部に対して前記第1の方向における下流側に設けられ、前記載置面の前記第1の方向に交差する第2の方向の全範囲について検出できる検出幅を有している記録装置。 - 請求項3に記載された記録装置において、
前記凹凸検出部は、前記インク吐出ユニットの前面開口部に設けられている前記第2の方向に延びる揺動軸を中心にして揺動する揺動フラップを備え、前記揺動フラップの揺動自由端を前記被記録面の凹凸に接触させることによって生ずる揺動量に基づいて前記凹凸情報を取得する記録装置。 - 請求項2に記載された記録装置において、
前記インク吐出部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に往復移動可能であって、
前記凹凸検出部は、前記インク吐出部と一緒に移動するように設けられ、当該インク吐出部のインク吐出長の範囲以上の凹凸を検出できる検出幅を有している記録装置。 - 請求項2〜5のいずれか1項に記載された記録装置において、
前記間隔設定部では、前記インク吐出ユニットの前記第1の方向における移動ピッチ毎に前記インク吐出部による記録の実行に先立って、前記凹凸検出部によって記録媒体の前記凹凸を検出し、最初の移動ピッチにおける凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての記録実行時の前記インク吐出面の前記間隔を設定し、
以後の移動ピッチでは、
前回の移動ピッチの凸部の最高点を超える凸部の最高点が検出された場合に、当該超えた凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての前記インク吐出面の間隔を設定し直し、
前回の移動ピッチの凸部の最高点と同じか小さい場合には、そのまま前回までのインク吐出面の前記間隔を維持する記録装置。 - 請求項2〜5のいずれか1項に記載された記録装置において、
前記間隔設定部では、前記インク吐出ユニットの前記第1の方向における移動ピッチ毎に前記インク吐出部による記録の実行に先立って、前記凹凸検出部によって記録媒体の前記凹凸を検出し、当該移動ピッチにおける凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての記録実行時の前記インク吐出面の前記間隔を設定し、
以後の移動ピッチでも、各移動ピッチ毎の凸部の最高点に基づいて当該移動ピッチについての前記インク吐出面の前記間隔を設定する記録装置。 - 請求項1に記載された記録装置において、
前記間隔変更部は、記録媒体の被記録面に接触して該被記録面の凹凸の変化を倣いながら検出する凹凸検出部と、
前記凹凸検出部の動きの方向及び量を直接、前記インク吐出部に伝える前記凹凸検出部と一体の変位伝達部と、を備えている記録装置。 - 記録媒体を載置面に置く工程と、
前記記録媒体の被記録面にインク吐出部からインクを吐出する工程と、
前記記録媒体の被記録面の凹凸情報に基づいて前記インクの吐出の際に前記インク吐出部のインク吐出面と前記被記録面との間隔を変更する工程と、を含む記録物の製造方法。
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