JP2020044624A - カッティング装置、及び、裁断方法 - Google Patents

カッティング装置、及び、裁断方法 Download PDF

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忠典 一本鎗
Tadanori Ipponyari
忠典 一本鎗
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Abstract

【課題】作業効率が良いカッティング装置及び裁断方法を提供する。【解決手段】ワークMに複数の画像Gを印刷カッタユニットにより主走査方向及び副走査方向に沿ってマトリックス状に印刷する。これにより、複数の画像Gを副走査方向に複数列分印刷する。その後、複数の画像G(複数列分の画像)それぞれの輪郭に沿ってミシン目Sを形成するカットをカッタユニットにより行う。最後に、ワークMを、複数の画像Gの各列毎に印刷カッタユニットにより裁断していく。具体的に、ワークMを、裁断位置A〜Cそれぞれの位置で、裁断位置A→裁断位置B→裁断位置Cの順で裁断する。画像Gの印刷、ミシン目Sの形成、ワークMの裁断は、コントローラによる制御により行われる。【選択図】図4

Description

本発明は、カッティング装置、及び、裁断方法に関する。
従来から、キャリッジの両側に第1工具及び第2工具を備え、キャリッジは、第1工具と第2工具とのうちのいずれか一方にのみ連結して作業(印刷、又は、カットなど)を行うカッティング装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2011−51192号公報
上記カッティング装置の第2工具としてワーク(上記特許文献1では、対象媒体(メディア))を裁断するための裁断カッタが採用されることがある。このような場合、第1工具により1列分の作業(例えば、主走査方向(キャリッジの移動方向)に沿って複数の画像を印刷する、又は、主走査方向に沿って形成された複数の画像それぞれについてカット加工を行う作業)を行うたびに、第2工具(裁断カッタ)により裁断を行うことが考えられる。また、複数列分の作業(1列分の作業と複数列分の作業との組み合わせを含む。以下同様。)ごとに第2工具により裁断を行うことも考えられる。しかしながら、このような裁断方法では、1列分又は複数列分の作業を行うごとに、キャリッジに連結される工具を第1工具から第2工具に交換しなければならず、作業効率が悪い。
本発明は、作業効率が良いカッティング装置及び裁断方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るカッティング装置は、
ワークに対して作業を行うための工具と、
前記ワークの前記作業が行われた部分を切り離すため前記ワークを主走査方向に沿って裁断する裁断カッタと、
前記主走査方向に沿って移動可能であり、前記主走査方向において前記工具と前記裁断カッタとの間に配置され、前記工具と前記裁断カッタとのうちのいずれか一方に連結されるキャリッジと、
前記裁断カッタ及び前記キャリッジの動作を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記キャリッジを前記工具に連結させた状態かつ前記裁断カッタに連結させていない状態で、副走査方向における複数列分の作業を前記工具に行わせ、その後、
前記キャリッジと前記工具との連結を解除させた状態かつ前記キャリッジを前記裁断カッタに連結させた状態で、前記ワークを前記副走査方向における複数位置で裁断することを前記裁断カッタに行わせる。
上記構成によれば、複数列分(第1の複数列)の作業を行ってから複数位置での裁断をまとめて行うので、ワークにおける、1列又は複数列(前記第1の複数列よりも列数が少ない第2の複数列)の作業が行われた複数の部分それぞれを前記作業後にまとめて切り離すことができる。従って、キャリッジの連結対象を工具から裁断カッタに交換する回数(及び、カッタから工具に交換する回数)が、1列分又は複数列分(前記第2の複数列)の作業を行うたびに裁断を行う場合よりも少なく、作業効率が良くなる。
前記工具は、前記ワークに印刷された画像を対象としたカットを行うカッタである、
ようにしてもよい。
上記構成によれば、工具による作業が前記カットであったとしても、作業効率が良くなる。
前記工具と前記裁断カッタとのうち前記キャリッジに連結されていない一方は、前記主走査方向において前記ワークの外側の待機位置に配置される、
ようにしてもよい。
上記構成によれば、工具及びカッタが不使用時に待機位置に位置する場合、キャリッジの連結対象を交換するのに時間がかかるが、複数列分の作業を行ってから複数位置で裁断を行うことにより、作業効率が効果的に良くなる。
前記ワークを前記副走査方向に送る送り機構をさらに備え、
前記送り機構により送られた前記ワークは、下方に垂れ下がり、
前記コントローラは、前記送り機構による送り量の積算量が閾値に達する前に前記ワークの裁断を開始する、
ようにしてもよい。
上記構成によれば、下方に垂れ下がったワークが床等に達して汚れてしまうなどの不都合を防止できる。
前記ワークを前記副走査方向に送る送り機構をさらに備え、
前記送り機構により送られた前記ワークは、下方に垂れ下がり、
前記ワークの先端が床から所定の高さまで垂れ下がったことを検出するセンサをさらに備え、
前記コントローラは、前記センサにより前記先端が前記所定の高さまで垂れ下がったことが検出されたときに、前記ワークの裁断を開始する、
ようにしてもよい。
上記構成によれば、下方に垂れ下がったワークが床等に達して汚れてしまうなどの不都合を防止できる。
本発明の第2の観点に係る裁断方法は、
ワークに対して作業を行うための工具と、
前記ワークの前記作業が行われた部分を切り離すため前記ワークを主走査方向に沿って裁断する裁断カッタと、
前記主走査方向に沿って移動可能であり、前記主走査方向において前記工具と前記裁断カッタとの間に配置され、前記工具と前記裁断カッタとのうちのいずれか一方に連結されるキャリッジと、を用いた裁断方法であって、
前記キャリッジを前記工具に連結させた状態かつ前記裁断カッタに連結させていない状態で、副走査方向における複数列分の作業を前記工具に行わせる第1ステップと、
前記第1ステップのあとに、前記キャリッジと前記工具との連結を解除させた状態かつ前記キャリッジを前記裁断カッタに連結させた状態で、前記ワークを前記副走査方向における複数位置で裁断することを前記裁断カッタに行わせる第2ステップと、
を有する。
上記構成によれば、複数列分(第1の複数列)の作業を行ってから複数位置での裁断をまとめて行うので、ワークにおける、1列又は複数列(前記第1の複数列よりも列数が少ない第2の複数列)の作業が行われた複数の部分それぞれを前記作業後にまとめて切り離すことができる。従って、キャリッジの連結対象を工具から裁断カッタに交換する回数(及び、カッタから工具に交換する回数)が、1列分又は複数列分(前記第2の複数列)の作業を行うたびに裁断を行う場合よりも少なく、作業効率が良くなる。なお、上記裁断方法は、ワークから裁断により切り出した部分を生産する方法であるので、物を生産する方法である。
本発明によれば、作業効率が良いカッティング装置及び裁断方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態のカッティング装置の概略全体図。 装置本体内の初期状態の構成図。 カッティング装置の制御系のブロック図。 ワークに印刷される画像、ワークに形成されるミシン目、及び、裁断位置を説明するための概念図であって、ワークを平坦とし上方から見たときの概念図。 印刷カット処理のフローチャート。 装置本体内の、キャリッジと印刷カットユニットとを連結させた状態の構成図。 装置本体内の、キャリッジとカットユニットとを連結させた状態の構成図。 画像列数決定処理のフローチャート。 変形例に係るカッティング装置の概略全体図。 キャリッジと工具との位置関係を示す概念図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るカッティング装置10について説明する。
(カッティング装置10の構成)
カッティング装置10は、図1に示すように構成されており、インクジェット方式によりメディアM(ワーク(作業対象物))に画像を印刷する機能と、画像を印刷したメディアMをカットすることができるカット機能とを備えるインクジェットプリンタである。メディアMは、紙、布帛などのシート材であればよい。カッティング装置10は、前記のカットとして、裁断と、印刷した画像の輪郭に沿ってミシン目を形成するカットと、を行うことができる。
カッティング装置10は、装置本体11及び架台12を備える。装置本体11は、床から離れた上方位置で架台12により支持される。
装置本体11は、前記印刷及びカットを行う部分である。装置本体11は、メディアMを支持するプラテン11Aを備える。メディアMは、前後方向に長尺であり、印刷及びカット時に前方向又は後方向に送られる。前方向に送られたメディアMの前部は、裁断されなければ下方に垂れ下がる。
図2に示すように、装置本体11は、その筐体11Bの内部に、ガイドレール11Cと、キャリッジ駆動機構110と、キャリッジ120と、印刷カッタユニット130と、カッタユニット140と、第1固定機構150と、第2固定機構160と、送り機構170と、を内部に備える。以下、これらについて説明する。
ガイドレール11Cは、左右方向、つまり、主走査方向に沿って延びており、キャリッジ120、印刷カッタユニット130、及び、カッタユニット140の主走査方向への移動を案内する。
キャリッジ駆動機構110は、キャリッジ120を主走査方向に移動させる。キャリッジ駆動機構110は、駆動プーリ111と、従動プーリ112と、駆動ベルト113と、駆動モータ114と、を備える。
駆動プーリ111は、装置本体11の右側端部に配置されている。従動プーリ112は、装置本体11の左側端部に配置されている。駆動プーリ111及び従動プーリ112は、上下方向に延びる中心軸を回転軸として回転可能に設けられている。
駆動ベルト113は、帯状に形成されており、駆動プーリ111及び従動プーリ112に掛け回されている。駆動ベルト113には、キャリッジ120が取り付けられている。駆動モータ114は、ステッピングモータなどからなり、駆動プーリ111を回転させる。この回転により、駆動ベルト113が回転し、キャリッジ120を主走査方向に移動させる。
キャリッジ120は、印刷カッタユニット130とカッタユニット140との間に配置されており、印刷カッタユニット130とカッタユニット140とのうちのいずれか一方に択一的に連結される。キャリッジ120は、主走査方向に移動することで、連結された方のユニットを主走査方向に沿って移動させる。キャリッジ120は、キャリッジ本体121と、第1連結部122と、第2連結部123と、を備える。
キャリッジ本体121は、キャリッジ120のベースであり、主走査方向に移動可能にガイドレール11Cに取り付けられている。さらに、キャリッジ本体121は、駆動ベルト113に固定されており、駆動ベルト113の回転により主走査方向に移動可能である。
第1連結部122及び第2連結部123は、それぞれ、電磁石を含んで構成され、キャリッジ本体121の左右両端に固定されている。第1連結部122は、電磁石がオンのときに発生する磁力により、印刷カッタユニット130の金属部分にくっつく。第2連結部123は、電磁石がオンのときに発生する磁力により、カッタユニット140の金属部分にくっつく。これらのくっつきにより、キャリッジ120は、印刷カッタユニット130又はカッタユニット140と連結される。
印刷カッタユニット130は、キャリッジ120に連結されたときに、当該キャリッジ120により主走査方向に沿って移動し(図6も参照)、印刷又は裁断を行う。ここで、図2の印刷カッタユニット130の位置は、印刷カッタユニット130が作業(印刷及び裁断)を行っていないときの待機位置(初期位置)である。当該待機位置は、主走査方向におけるメディアMよりも外側の位置であり、キャリッジ120に連結されたカッタユニット140による作業(後述のミシン目の形成)を印刷カッタユニット130が阻害しない位置である。印刷カッタユニット130は、ユニットキャリッジ131と、インクジェットヘッド132と、第1カッタ133と、第1アクチュエータ134と、を備える。
ユニットキャリッジ131は、主走査方向に移動可能にガイドレール11Cに取り付けられており、インクジェットヘッド132、第1カッタ133、及び、第1アクチュエータ134を搭載している。ユニットキャリッジ131は、少なくとも、第1連結部122に対向する部分が金属(磁石でもよい)となっており、当該部分は、電磁石がオンとなった第1連結部122にくっつく。
インクジェットヘッド132は、図示しないインク供給機構から供給されるインクをメディアMにインクジェット方式で吐出し、メディアMに画像を印刷する。インクジェットヘッド132は、例えば、YMCKの各インクを個別に吐出する。なお、インクジェットヘッド132のインクを吐出する吐出部は、印刷カッタユニット130が図2の待機位置にあるときに、図示しないキャッピング装置により覆われ、適宜のタイミングでメンテナンス(パージ、フラッシング、又は、吸引など)される。
第1カッタ133は、メディアMを主走査方向に沿って裁断する裁断カッタである。第1カッタ133は、第1アクチュエータ134により、上下方向に移動可能に設けられている。
印刷カッタユニット130がキャリッジ120に連結された場合、当該印刷カッタユニット130が備えるインクジェットヘッド132及び第1カッタ133がキャリッジ120に連結されたともいえる。このため、インクジェットヘッド132及び第1カッタ133は、キャリッジ120に連結され、キャリッジとともに移動可能ともいえる。
カッタユニット140は、キャリッジ120に連結されたときに、当該キャリッジ120により主走査方向に沿って移動し(図7も参照)、ミシン目を形成するカットを行う。ここで、図2のカッタユニット140の位置は、カッタユニット140が作業(ミシン目の形成)を行っていないときの待機位置(初期位置)である。当該待機位置は、主走査方向におけるメディアMよりも外側の位置であり、キャリッジ120に連結された印刷カッタユニット130による作業(印刷及び裁断)をカッタユニット140が阻害しない位置である。カッタユニット140は、ユニットキャリッジ141と、第2カッタ143と、第2アクチュエータ144と、を備える。
ユニットキャリッジ141は、主走査方向に移動可能にガイドレール11Cに取り付けられており、第2カッタ143及び第2アクチュエータ144を搭載している。ユニットキャリッジ141は、少なくとも、第2連結部123に対向する部分が金属となっており、当該部分は、電磁石がオンとなった第2連結部123にくっつく。
第2カッタ143は、メディアMに対してミシン目を形成するカットを行う。第2カッタ143は、第2アクチュエータ144により上下方向に移動可能に設けられている。
カッタユニット140がキャリッジ120に連結された場合、当該カッタユニット140が備える第2カッタ143がキャリッジ120に連結されたともいえる。このため、第2カッタ143は、キャリッジ120に連結され、キャリッジとともに移動可能ともいえる。
第1固定機構150は、使用されていない印刷カッタユニット130を、装置本体11の右側端部の待機位置に固定する。第1固定機構150は、第1フック駆動機構151と、第1フック152と、を備える。
第1フック駆動機構151は、第1フック152を上下に移動させる適宜のアクチュエータを含んで構成される。
第1フック152は、上位置に移動したときに、ユニットキャリッジ131の所定箇所に引っ掛かり、印刷カッタユニット130を固定する。第1フック152が下位置に移動すると、前記引っ掛かりが解除され、印刷カッタユニット130は、主走査方向に移動可能となる。
第2固定機構160は、使用されていないカッタユニット140を、装置本体11の左側端部の待機位置に固定する。第2固定機構160は、第2フック駆動機構161と、第2フック162と、を備える。
第2フック駆動機構161は、第2フック162を上下に移動させる適宜のアクチュエータを含んで構成される。
第2フック162は、上位置に移動したときに、ユニットキャリッジ141の所定箇所に引っ掛かり、カッタユニット140を固定する。第2フック162が下位置に移動すると、前記引っ掛かりが解除され、カッタユニット140は、主走査方向に移動可能となる。
送り機構170は、メディアMを前後方向に送る。送り機構170は、駆動モータ171と、駆動ローラ172と、複数のピンチローラ173と、を備える。
駆動モータ171は、ステッピングモータ等からなり、駆動ローラ172を回転させる。駆動ローラ172は、プラテン11A内に、プラテン11Aの上面から露出するように設けられている。
駆動ローラ172とピンチローラ173とは、主走査方向に沿った中心軸を回転軸として回転する。駆動ローラ172とピンチローラ173とは、メディアMを挟む。駆動ローラ172が駆動モータ171により回転することにより、メディアMは、前後方向(主走査方向に直交する副走査方向)に送られる。
プラテン11Aは、第1カッタ133及び第2カッタ143がメディアMを貫通できるよう、第1カッタ133及び第2カッタ143の先端が入り込むことが可能な主走査方向に沿って延びた溝を備えるとよい。
図1に戻り、カッティング装置100は、当該カッティング装置100全体を制御するコントローラ190(図1)及び操作パネル195も備える。
コントローラ190は、図3のブロック図のように、駆動モータ114、第1連結部122(電磁石)、第2連結部123(電磁石)、インクジェットヘッド132、第1アクチュエータ134、第2アクチュエータ144、第1フック駆動機構151(アクチュエータ)、第2フック駆動機構161(アクチュエータ)、及び、駆動モータ171を制御する。コントローラ190は、例えば、プログラムにより動作するマイクロコンピュータ等の各種コンピュータにより構成される。
操作パネル195は、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネルなどからなる。操作パネル195は、ユーザから受け付けた操作の内容を示す操作信号をコントローラ190に供給する。コントローラ190は、当該操作信号に基づいて、前記各構成要素の制御(換言すると、キャリッジ駆動機構110、キャリッジ120、印刷カッタユニット130、カッタユニット140、第1固定機構150、第2固定機構160、送り機構170それぞれの制御)を行う。
(カッティング装置10の動作)
コントローラ190は、操作パネル195への印刷開始の操作を受け、外部(例えば、ホストコンピュータなど)から供給される画像データ及びカットデータ(裁断及びミシン目の形成について、カットの位置等を指定するデータ)を受信し、これらデータに基づいて印刷カット処理(上記各構成要素の制御)を行う。
この印刷カット処理では、図4に示すように、メディアMに複数の画像Gを印刷カッタユニット130により主走査方向及び副走査方向に沿ってマトリックス状に印刷する。なお、主走査方向に並んだ複数の画像Gを一列とする。従って、ここでは、複数の画像Gが副走査方向に複数列分印刷される。その後、複数の画像G(複数列分の画像)それぞれの輪郭に沿ってミシン目Sを形成するカットをカッタユニット140により行う。なお、画像Gの列の数は、ここでは、ユーザにより予め指定されているものとする。最後に、メディアMを、複数の画像Gの各列毎に印刷カッタユニット130により裁断していく。具体的に、メディアMを、図4の裁断位置A〜Cそれぞれの位置で、裁断位置A→裁断位置B→裁断位置Cの順で裁断する。前記画像Gの印刷、ミシン目Sの形成、メディアMの裁断は、コントローラ190による制御により行われる。
次に、印刷カット処理の詳細例を図5を参照して説明する。以下の説明では、装置本体11の初期状態(印刷カット処理開始時の状態)が、図2の状態であるものとする。メディアMは、メディアMの先端が、プラテン11Aの所定位置となるよう、ユーザによりセットされるものとする。ここでは、図4のように画像を印刷し、ミシン目を形成し、裁断するものとする。
コントローラ190は、印刷カット処理において、まず、キャリッジ120と印刷カッタユニット130とを連結させる(ステップS101)。具体的に、コントローラ190は、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120を右方向に移動させ、第1連結部122の電磁石をオンし、キャリッジ120と印刷カッタユニット130とを連結させる。このとき、コントローラ190は、第1フック駆動機構151により第1フック152を下方に移動させ、印刷カッタユニット130の固定を解除する。
ステップS101のあと、コントローラ190は、画像データに基づいて、印刷カッタユニット130(インクジェットヘッド132)により、9つの画像Gつまり複数列(ここでは、3列)の画像Gをマトリックス状に印刷する(ステップS102)。具体的に、コントローラ190は、駆動プーリ111及び駆動モータ171を回転させることで、キャリッジ120及び印刷カッタユニット130(インクジェットヘッド132)を、メディアMに対して相対的に移動させる(図6に、キャリッジ120及び印刷カッタユニット130を主走査方向に沿って移動させている様子を示す)。この移動中、コントローラ190は、画像データに従ってインクジェットヘッド132を制御してインクジェットヘッド132からインクを吐出させる。このようにして、コントローラ190は、9つの画像G(図4)つまり3列分の画像GをメディアMに印刷する。
その後、コントローラ190は、キャリッジ120に連結されているユニットを印刷カッタユニット130からカッタユニット140に変更する(ステップS103)。具体的に、コントローラ190は、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120を右方向に移動させ、印刷カッタユニット130を右側の待機位置まで移動させる。その後、第1連結部122の電磁石をオフし、キャリッジ120と印刷カッタユニット130との連結を解除する。さらに、コントローラ190は、第1フック駆動機構151により第1フック152を上方に移動させ、印刷カッタユニット130を固定する。その後、コントローラ190は、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120を左方向に移動させ、第2連結部123の電磁石をオンし、キャリッジ120とカッタユニット140とを連結させる。さらに、コントローラ190は、第2フック駆動機構161により第2フック162を下方に移動させ、カッタユニット140の固定を解除する。
その後、コントローラ190は、駆動モータ171を回転させ、メディアMを後方に、ステップS102の処理開始時の位置まで送る(ステップS104)。なお、ステップS104は、ステップS103と並行して行われてもよい。
その後、コントローラ190は、カットデータに基づいて、ステップS102で印刷した各画像G(複数列の画像Gそれぞれ)の輪郭に沿ってミシン目Sを形成するカットを行う(ステップS105)。当該ミシン目Sは、カッタユニット140の第2カッタ143により形成される。具体的に、コントローラ190は、駆動プーリ111及び駆動モータ171を回転させながら、キャリッジ120及びカッタユニット140(第2カッタ143)を、メディアMに対して相対的に移動させる(図6に、キャリッジ120及びカッタユニット140を主走査方向に沿って移動させている様子を示す)。この移動中、コントローラ190は、第2アクチュエータ144を制御して第2カッタ143を上下に移動させる。このようにして、コントローラ190は、複数の画像Gそれぞれの輪郭に沿ったミシン目S(図4)を形成する。
その後、コントローラ190は、キャリッジ120に連結されているユニットをカッタユニット140から印刷カッタユニット130に変更する(ステップS106)。具体的に、コントローラ190は、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120を左方向に移動させ、カッタユニット140を左側の待機位置まで移動させる。その後、第2連結部123の電磁石をオフし、キャリッジ120とカッタユニット140との連結を解除する。さらに、コントローラ190は、第2フック駆動機構161により第2フック162を上方に移動させ、カッタユニット140を固定する。その後、コントローラ190は、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120を右方向に移動させ、第1連結部122の電磁石をオンし、キャリッジ120と印刷カッタユニット130とを連結させる。さらに、コントローラ190は、第1フック駆動機構151により第1フック152を下方に移動させ、印刷カッタユニット130の固定を解除する。
さらに、コントローラ190は、カットデータに基づいて、駆動モータ171を回転させ、メディアMを後方に裁断開始位置まで送る(ステップS107)。裁断開始位置は、印刷カッタユニット130の第1カッタ133がメディアMを最初に裁断する位置であり、ここでは裁断位置Aである。なお、ステップS107は、ステップS106と並行して行われてもよい。
その後、コントローラ190は、カットデータに基づいて、画像Gの列ごとに、メディアMを裁断していく(ステップS108)。裁断は、印刷カッタユニット130の第1カッタ133により行われる。具体的に、コントローラ190は、第1アクチュエータ134を制御して第1カッタ133を下位置に移動させてから、駆動プーリ111を回転させ、キャリッジ120及び印刷カッタユニット130(第1カッタ133)を、右から左に移動させる。これにより、裁断位置AにてメディアMが裁断される。その後、コントローラ190は、メディアMを前方に所定距離送ってからキャリッジ120及び印刷カッタユニット130(第1カッタ133)を左から右に移動させ、裁断位置BにてメディアMを裁断する。同様にして、メディアMの前方への送り及びキャリッジ120及び印刷カッタユニット130(第1カッタ133)の右から左への移動により、裁断位置CにてメディアMが裁断される。このようにして、メディアMの前端(先端)から裁断位置Aまでの部分、裁断位置AからBまでの部分、及び、裁断位置BからCまでの部分が、順次、他の部分(各裁断位置よりも後方の部分)から切り離される。
メディアMから裁断により切り離された部分(図4における、メディアMの先端から裁断位置Aまでの部分、裁断位置Aから裁断位置Bまでの部分、裁断位置Bから裁断位置Cの部分)は、例えば、作業者により受け取られるか、装置本体11の下方に配置された収容器に落ちて当該収容器に収容される。
(実施形態による効果)
上記の裁断以外の方法として、ミシン目Sを1列分の各画像Gそれぞれについて形成するたびに、メディアMの裁断を行うことが考えられる。具体的に、図4における裁断位置Aよりも前方の3つの画像Gについてミシン目Sを形成したあと、裁断位置Aにて裁断を行い、その後、裁断位置Aと裁断位置Bとの間の3つの画像Gについてミシン目Sを形成したあと、裁断位置Bにて裁断を行い、最後に、裁断位置Bと裁断位置Cとの間の3つの画像Gについてミシン目Sを形成したあと、裁断位置Cにて裁断を行うことが考えられる。この場合、裁断の度に、キャリッジ120に連結される装置を、カッタユニット140から印刷カッタユニット130に交換する必要がある(3回交換する必要がある)。一方、上記実施の形態では、複数列分(3列分)の画像Gについてミシン目を形成してから、各列について裁断(裁断位置A〜Cそれぞれでの裁断)を行うので、キャリッジ120に連結される装置を、カッタユニット140から印刷カッタユニット130に変更する回数が1回ですむ。従って、本実施の形態では、ミシン目の形成から裁断が完了するまでの作業時間が、従来よりも短くなっており、作業効率が従来よりも向上している。特に、この実施の形態では、印刷カッタユニット130及びカッタユニット140が不使用時に待機位置に位置するので、連結のためのキャリッジ120の移動時間が長いが、前記のように、複数列分の画像Gについてミシン目を形成してから、各列について裁断を行うので、従来よりも、作業効率がより効果的に向上する。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態に限定されない。上記実施の形態について種々の変形を適用してもよい。以下に、変形例を例示するが、各変形例の少なくとも一部同士を組み合わせてもよい。
(変形例1)
裁断を開始する前の画像Gの列数は、コントローラ190により決定してもよい。
例えば、コントローラ190は、図5の印刷カット処理を実行する前に、図8に示す画像列数決定処理を実行する。コントローラ190は、画像データ及びカットデータから、1列当たりの送り量を特定する(ステップS201)。当該送り量は、画像の大きさ、カット位置等により算出できる(メディアMは、その先端位置が予め設定されている初期位置に位置するようカッティング装置10にセットされるものとする)。当該送り量は、図4における、メディアMの先端から裁断位置Aまでの距離、裁断位置Aから裁断位置Bまでの距離、及び、裁断位置Bから裁断位置Cまでの距離である(なお、ここでは、これら3つの距離を同じものとするが、これら3つの距離は異なる距離であってもよい)。その後、コントローラ190は、送り量の合計値が予め記憶する閾値に達しない列数のうち最大の列数を印刷カット処理で印刷する画像Gの列数として決定する(ステップS202)。例えば、コントローラ190は、まず、1列目及び2列目の送り量の合計値(2列分の送り量)を計算し、当該合計値が前記閾値以上であるかを判定し、前記閾値以上でない場合、1列目〜3列目の送り量の合計値(3列分の送り量)を計算し、当該合計値が前記閾値以上であるかを判定する。コントローラ190は、このような計算及び判定を、前記合計値が閾値以上となるまで行い、閾値以上となったときの列数から1列を減じた列数を前記印刷カット処理で印刷する画像Gの列数として決定する。閾値は、送り量の合計値が当該閾値に達したときに、メディアMの先端が、カッティング装置10が置かれる床に達してしまう又は床近傍の位置であって当該床から所定の高さの位置に達してしまう値として、予め設定されるとよい。なお、コントローラ190は、1列目及び2列目の送り量の合計値(2列分の送り量)を計算する前に、前記1列目の送り量を計算し、当該送り量が前記閾値以上であるかを判定し、当該送り量が前記閾値以上でない場合、1列目及び2列目の送り量の合計値(2列分の送り量)を計算してもよい。コントローラ190は、前記1列目の送り量が閾値以上の場合には、その旨を所定の出力装置から報知するようにしてもよい。
例えば、コントローラ190は、メディアMを実際に前方に送った送り量を積算するようにしてもよい。この場合、コントローラ190は、ステップS102において一列の画像Gの印刷を開始する度に、すでに積算した送り量に、当該画像Gを印刷するとした場合に必要な送り量(例えば、当該一列の画像Gを挟んだ2つの裁断位置の間の距離に対応した送り量)を加算し、加算後の送り量が前記の閾値を超える場合、画像の印刷を中止して、ステップS103以降の処理を行うようにしてもよい。
以上のように、送り機構170による送り量の積算量が閾値に達する前に、メディアMの裁断を開始するようにすることで、下方に垂れ下がったメディアMが、カッティング装置10が置かれた床に達して汚れてしまうなどの不都合を防止できる。
(変形例2)
カッティング装置10の下部、又は、カッティング装置10が置かれた床上に、メディアMを検出するセンサを設けるようにしてもよい。例えば、図9に示すように、カッティング装置10は、架台12の下部に反射型の光電センサPを備えてもよい。コントローラ190は、例えば、印刷カット処理における画像Gの印刷中に、光電センサPから、メディアMを検出した検出信号を受信した場合に、画像Gの印刷を中止し、すでに印刷されている画像Gについて、ステップS103以降の処理を実行してもよい。その後、コントローラ190は、中止した画像Gの印刷を再開してもよいし、中止した列の画像Gを印刷しなおしてもよい(途中で印刷が中止された画像が印刷された部分は、適宜裁断されてもよい)。印刷をしなおした方が、制御は容易である。コントローラ190は、印刷中の画像Gの列については印刷を完了し、当該列を含めた各列の画像GについてステップS103以降の処理を実行してもよい(このようなことを考慮し、光電センサPをある程度高い位置に配置してもよい)。なお、センサは、反射型の光電センサ以外のものであってもよい。例えば、センサは、透過型の光電センサなどであってもよい。
以上のように、メディアMの先端が、カッティング装置10が置かれた床から所定の高さまで垂れ下がったことを検出するセンサを設けるようにし、当該センサにより前記先端が前記所定の高さまで垂れ下がったことが検出されたときにメディアMの裁断を開始するようにしてもよい。これにより、下方に垂れ下がったメディアMが、カッティング装置10が置かれた床に達して汚れてしまうなどの不都合を防止できる。
(変形例3)
第2カッタ143は、他のカット加工を行うものであってもよい(カッタの形状等はカット加工の種類に応じて適宜変更するとよい)。カット加工としては、上記ミシン目Sの形成のほか、(1)メディアMがシール及び台紙である場合にシールにのみ切り込みを入れる加工、(2)メディアMに印刷された画像を切り抜く加工(完全に切り抜く加工のほか、一部を残して、画像部分と周囲とをつなげておく加工も含む)などがあげられる。
(変形例4)
第1カッタ133、第2カッタ143などの工具を駆動して作業(カット加工、印刷等)を行わせる駆動機構は、例えば、コントローラ190により制御される機構であればよく(コントローラ190は、当該機構を介して工具の動作を制御する)、上記実施の形態の機構以外の種々の機構を採用できる。送り機構170に代えて、装置本体11(特に、図2に記載の各構成)を副走査方向に移動させる移動機構を設けてもよい。この場合、メディアMが載置されるステージを設けるとよい。
(変形例5)
裁断前に形成される複数の画像又はミシン目などは、複数種類の画像又はミシン目などであってもよい。一列を構成する画像又はミシン目などは、複数の画像又はミシン目などではなく、一つの画像又はミシン目などであってもよい。画像等の形成後の裁断は、一列毎の他、複数列毎、または、一列の画像についての裁断と複数列の画像についての裁断との組み合わせあってもよい。
(変形例6)
キャリッジ120と、印刷カッタユニット130又はカッタユニット140と、を連結させる機構は、上記のように磁気を利用したものの他、係合部材等を用いた機構であってもよい。例えば、キャリッジ120と、印刷カッタユニット130及びカッタユニット140とのうちの一方に、係合部材(例えば、フックなど)を設け、他方に、当該係合部材に係合する被係合部(例えば、フックが引っ掛かる孔又は凹部など)を設けてもよい。
(変形例7)
上記実施の形態では、キャリッジ120の右側にインクジェットヘッド132及び第1カッタ133を配置し、キャリッジ120の左側に第2カッタ143を配置しているが、これら工具の配置は、上記に限らない。また、工具として他の工具を採用してもよい。
工具の配置例を図10に示す。図10中、裁断カッタAは、メディアMを裁断するものであり、上記実施の形態の第1カッタ133を採用できる。第1工具B及び第2工具Cとしては、メディアMなどのワークに対して作業(印刷、カットに限られない)を行うものであればよく、上記第2カッタ143などのカッタ、上記インクジェットヘッド132などの他、例えば、画像を描くためのペン、各種インクを吐出して画像を形成するディスペンサを採用できる。ワークは、シート材のメディアMに限らず、他のものであってもよい。
例えば、図10(A)に示すように、キャリッジ120の右側に、裁断カッタA及び第1工具Bを配置し、キャリッジ120の左側に第2工具Cを配置する。なお、図10(A)において、第1工具Bとしてインクジェットヘッド132を採用し、第2工具Cとして第2カッタ143を採用した構成は、上記実施の形態の構成である。図10(B)に示すように、キャリッジ120の右側に、裁断カッタAを配置し、キャリッジ120の左側に第1工具B及び第2工具Cを配置してもよい。図10(C)に示すように、キャリッジ120の右側に、裁断カッタA及び第2工具Cを配置し、キャリッジ120の左側に第1工具Bを配置してもよい。
図10の各工具(裁断カッタAを含む)の配置を、左右逆としてもよい。また、図10に示す工具以外の工具を追加で配置してもよい。例えば、上記実施の形態において、印刷カットユニット130やカットユニット140にさらに他の工具を搭載するようにしてもよい。工具は、上記実施の形態と同様に適宜のキャリッジに搭載され、キャリッジ120と連結されるとよい。このとき、左右一方側の複数の工具については、上記実施の形態のように、一のキャリッジに搭載するとよい(これにより、複数の工具が一体で動作できる)。
10 カッティング装置
11 装置本体
12 架台
120 キャリッジ
122 第1連結部
123 第2連結部
130 印刷カッタユニット
132 インクジェットヘッド
133 第1カッタ
140 カッタユニット
143 第2カッタ
190 コントローラ
M メディア
G 画像
S ミシン目
P センサ

Claims (6)

  1. ワークに対して作業を行うための工具と、
    前記ワークの前記作業が行われた部分を切り離すため前記ワークを主走査方向に沿って裁断する裁断カッタと、
    前記主走査方向に沿って移動可能であり、前記主走査方向において前記工具と前記裁断カッタとの間に配置され、前記工具と前記裁断カッタとのうちのいずれか一方に連結されるキャリッジと、
    前記裁断カッタ及び前記キャリッジの動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記キャリッジを前記工具に連結させた状態かつ前記裁断カッタに連結させていない状態で、副走査方向における複数列分の作業を前記工具に行わせ、その後、
    前記キャリッジと前記工具との連結を解除させた状態かつ前記キャリッジを前記裁断カッタに連結させた状態で、前記ワークを前記副走査方向における複数位置で裁断することを前記裁断カッタに行わせる、
    カッティング装置。
  2. 前記工具は、前記ワークに印刷された画像を対象としたカットを行うカッタである、
    請求項1に記載のカッティング装置。
  3. 前記工具と前記裁断カッタとのうち前記キャリッジに連結されていない一方は、前記主走査方向において前記ワークの外側の待機位置に配置される、
    請求項1又は2に記載のカッティング装置。
  4. 前記ワークを前記副走査方向に送る送り機構をさらに備え、
    前記送り機構により送られた前記ワークは、下方に垂れ下がり、
    前記コントローラは、前記送り機構による送り量の積算量が閾値に達する前に前記ワークの裁断を開始する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のカッティング装置。
  5. 前記ワークを前記副走査方向に送る送り機構をさらに備え、
    前記送り機構により送られた前記ワークは、下方に垂れ下がり、
    前記ワークの先端が床から所定の高さまで垂れ下がったことを検出するセンサをさらに備え、
    前記コントローラは、前記センサにより前記先端が前記所定の高さまで垂れ下がったことが検出されたときに、前記ワークの裁断を開始する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のカッティング装置。
  6. ワークに対して作業を行うための工具と、
    前記ワークの前記作業が行われた部分を切り離すため前記ワークを主走査方向に沿って裁断する裁断カッタと、
    前記主走査方向に沿って移動可能であり、前記主走査方向において前記工具と前記裁断カッタとの間に配置され、前記工具と前記裁断カッタとのうちのいずれか一方に連結されるキャリッジと、を用いた裁断方法であって、
    前記キャリッジを前記工具に連結させた状態かつ前記裁断カッタに連結させていない状態で、副走査方向における複数列分の作業を前記工具に行わせる第1ステップと、
    前記第1ステップのあとに、前記キャリッジと前記工具との連結を解除させた状態かつ前記キャリッジを前記裁断カッタに連結させた状態で、前記ワークを前記副走査方向における複数位置で裁断することを前記裁断カッタに行わせる第2ステップと、
    を有する裁断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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