JP2019215800A - プリンタ管理システム - Google Patents

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正祐 名倉
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Abstract

【課題】エラーからの復帰作業が容易なプリンタ管理システムを提供する。【解決手段】本発明に係るプリンタ管理システム1は、エラー情報を含むステータス情報を発信可能に構成されたプリンタ10Aと、システム制御装置100とを備える。システム制御装置100のエラー登録部140には、エラー情報が、少なくとも第1種エラー情報と第2種エラー情報とに分類されて登録されている。停止部160は、プリンタのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合には、プリンタ10Aに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。再開部180は、プリンタ10Aの印刷ジョブが一時停止されている状態において、プリンタ10Aのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、プリンタ10Aの印刷ジョブを再開させる。【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタ管理システムに関する。
従来から、プリンタの印刷ジョブなどを管理するプリンタ管理システムが知られている。例えば特許文献1には、印刷ショップ管理装置と、印刷ショップ管理装置に接続された複数のプリンタを備えた印刷ショップ管理システムが開示されている。
特開2010−44748号公報
ところで、プリンタ管理システムによるプリンタの管理においては、通常、エラー情報を含むプリンタのステータス情報はシステム制御装置に送信される。ステータス情報にエラー情報が含まれ、プリンタが停止した場合には、システム制御装置を操作することで停止状態を解除する必要がある。このような作業はできるだけ容易に実行可能であることが望ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、エラーからの復帰作業が容易なプリンタ管理システムを提供することである。
ここに開示するプリンタ管理システムは、エラー情報を含むステータス情報を発信可能に構成されたプリンタと、前記プリンタに接続されたシステム制御装置とを備える。前記システム制御装置は、ジョブ指令部と、取得部と、エラー登録部と、停止部と、中止部と、再開部とを備えている。前記ジョブ指令部は、前記プリンタに実行させる印刷ジョブを指令する。前記取得部は、前記プリンタのステータス情報を定期的に取得する。前記エラー登録部は、エラー情報が、少なくとも所定の第1種エラー情報と所定の第2種エラー情報とに分類されて登録されている。前記停止部は、前記プリンタのステータス情報に前記第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合には、前記プリンタに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。前記中止部は、前記プリンタのステータス情報に前記第2種エラー情報が含まれている場合には、前記プリンタに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる。前記再開部は、前記プリンタの印刷ジョブが一時停止されている状態において、前記取得部が取得する前記プリンタのステータス情報に前記第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、前記プリンタの印刷ジョブを再開させる。
上記プリンタ管理システムによれば、第1種エラー情報に係るエラーによる一時停止の場合には、エラー原因が排除されてエラー情報が取得されなくなれば、プリンタは自動復帰する。従って、その分、エラーからの復帰作業が容易である。
一実施形態に係るプリンタ管理システムの構成例を示す模式図である。 プリンタの斜視図である。 カバーを開放した状態のプリンタの正面図である。 プリンタ管理システムのブロック図である。 表示登録部に登録されたステータス情報の表示優先度の一例を示す図である。 エラー登録部に登録されているエラー情報一覧の一例を示す図である。 正常状態の操作画面の一例を示す図である。 図7の状態からエラーが発生した場合の操作画面の一例を示す図である。 図8の状態からエラー原因が解消された場合の操作画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係るプリンタ管理システムについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、一実施形態に係るプリンタ管理システム1の構成例を示す模式図である。図1に示すように、プリンタ管理システム1は、操作端末100aと、操作端末100aに接続された第1プリンタ10A、第2プリンタ10B、第3プリンタ10C、および第4プリンタ10Dを備えている。プリンタ10A〜10Dと操作端末100aとは、それぞれ通信可能に接続されている。本実施形態では、1つの操作端末100aに4つのプリンタ10A〜10Dが接続されているが、1つの操作端末100aに3つ以下または5つ以上のプリンタが接続されていてもよい。以下の説明では、まずプリンタ10A〜10Dの構成について説明し、その後に操作端末100aについて説明する。4つのプリンタ10A〜10Dは全て同じプリンタであってもよいし、異なる仕様のプリンタであってもよいが、ここでは同じ仕様のプリンタであるとする。そこで、以下のプリンタの説明では、第1プリンタ10Aの説明で4つのプリンタの説明を代表するものとする。なお、プリンタ10A〜10Dの構成は特に限定されず、以下に説明する第1プリンタ10Aの構成は1つの例に過ぎない。
(プリンタの構成)
図2は、一実施形態に係る第1プリンタ10Aの斜視図である。以下の説明では、第1プリンタ10Aを正面から見たときに、第1プリンタ10Aから遠ざかる方を前方、第1プリンタ10Aに近づく方を後方とする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、第1プリンタ10Aの設置態様等を限定するものではない。本実施形態に係る第1プリンタ10Aは、ロール状の記録媒体5を順次前方に移動させると共に、左右方向に移動するキャリッジ35(図3参照)に搭載された複数のインクヘッド50(図3参照)からインクを吐出することによって、記録媒体5上に画像を印刷するインクジェットプリンタである。
図2に示すように、第1プリンタ10Aは、筐体11を備えている。筐体11は、左右方向に延びている。第1プリンタ10Aの主要な構成部材は、筐体11の内部に収められている。筐体11には、開閉可能なカバー20が設けられている。ここでは、カバー20は3つ設けられており、それぞれのカバー20は、第1プリンタ10Aの正面側に左右方向に並んで取り付けられている。各カバー20は、上下方向に開閉可能に構成されている。複数のカバー20は、筐体11内部のメンテナンス等のために設けられているものである。
図3は、カバー20を開放した状態の第1プリンタ10Aの正面図である。図3に示されるように、第1プリンタ10Aは、筐体11の内部に、キャリッジ移動機構30と、搬送機構40と、ヒータ45と、インクヘッド50と、カッティングヘッド55と、インクカートリッジ60と、クリーニング機構70と、制御装置80とを備えている。また、第1プリンタ10Aは、カバー20の開閉状態を検知する開閉検知装置21を備えている。ここでは、開閉検知装置21は、3つのカバー20にそれぞれ対応して3つ設けられている。各開閉検知装置21は、筐体11の内部に取り付けられている。開閉検知装置21は、例えば、機械式のリミットスイッチなどである。開閉検知装置21の内部には機械式の接点が設けられており、スイッチの可動部分が押下されると上記接点が接続されるように構成されている。各開閉検知装置21は、対応するカバー20が閉じられたとき、カバー20によって可動部分が押下される。開閉検知装置21は、制御装置80に接続されており、制御装置80は開閉検知装置21からの信号によってカバー20の開閉状態を把握することができる。
キャリッジ移動機構30は、キャリッジ35を左右方向に移動させる機構である。図3に示されるように、キャリッジ移動機構30は、ガイドレール31と、キャリッジモータ34とを備えている。ガイドレール31は、左右方向に延びている。ガイドレール31には、キャリッジ35が係合している。ガイドレール31は、キャリッジ35の左右方向への移動をガイドする。キャリッジ35には無端状のベルト32が固定されている。ベルト32は、ガイドレール31の右側に設けられたプーリ33aおよび左側に設けられたプーリ33bに巻き掛けられている。左側のプーリ33bにはキャリッジモータ34が取り付けられている。キャリッジモータ34は、制御装置80と電気的に接続されている。キャリッジモータ34は、制御装置80によって制御される。キャリッジモータ34が駆動するとプーリ33bが回転し、ベルト32が走行する。それにより、キャリッジ35がガイドレール31に沿って左右方向に移動する。
搬送機構40は、プラテン12上の記録媒体5を前後方向に搬送する機構である。プラテン12は、記録媒体5が載置される部材である。プラテン12は、キャリッジ35の下方に配置されている。プラテン12は、左右方向に延びている。搬送機構40は、ピンチローラ41と、グリットローラ42と、フィードモータ43とを備えている。ピンチローラ41は、記録媒体5を上から押下する部材である。ピンチローラ41は、プラテン12の上方に設けられている。ピンチローラ41は、キャリッジ35より後方に配置されている。グリットローラ42は、プラテン12に設けられている。グリットローラ42は、ピンチローラ41と対向する位置に設けられている。グリットローラ42は、フィードモータ43に連結されている。グリットローラ42は、フィードモータ43の駆動力を受けて回転可能に形成されている。フィードモータ43は、制御装置80と電気的に接続されている。フィードモータ43は、制御装置80によって制御される。ピンチローラ41とグリットローラ42との間に記録媒体5が挟まれた状態でグリットローラ42が回転すると、記録媒体5は前後方向に搬送される。
キャリッジ35には、複数のインクヘッド50が搭載されている。複数のインクヘッド50は、キャリッジ35において、左右方向に並んでいる。複数のインクヘッド50は、それぞれ前後方向に並んだ複数のノズル(図示せず)を備えている。インクヘッド50の内部には、圧電素子等を備えたアクチュエータ(図示せず)が設けられている。アクチュエータは、制御装置80と電気的に接続されている。アクチュエータは、制御装置80によって制御される。アクチュエータが駆動することによって、インクヘッド50の各ノズルから記録媒体5に向かってインクが吐出される。
キャリッジ35には、カッティングヘッド55も搭載されている。カッティングヘッド55は、印刷終了後に記録媒体5をロールから切り離すためのカッター(図示せず)を備えたヘッドである。カッティングヘッド55は、上下方向に移動可能に構成されたカッターと、カッターを上下方向に移動させるアクチュエータ(図示せず)とを備えている。カッティングヘッド55のアクチュエータは制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は、記録媒体5をカットする際にはアクチュエータを駆動させてカッターを下ろすように設定されている。
複数のインクヘッド50は、それぞれ図示しないインク供給路によって、インクカートリッジ60と連通されている。インクカートリッジ60は、インクを貯留するインク容器である。本実施形態では、インクカートリッジ60は、着脱可能に構成されている。図2に示すように、インクカートリッジ60は、筐体11内部のインクカートリッジ装着部11aに着脱可能に配置されている。各インクカートリッジ60には、例えば、CMYK他のプロセスカラーインクや特色インクなどが貯留されている。
インクカートリッジ装着部11aには、インクカートリッジ60の装着状態を検知するインクカートリッジ検知装置61と、インクカートリッジ60内のインク量を検出するインク量検出装置62が備えられている。インクカートリッジ検知装置61は、1つのインクカートリッジ60ごとに設けられ、当該インクカートリッジ60がインクカートリッジ装着部11aに装着されているかどうかを検知する。インクカートリッジ検知装置61は、例えば機械式のリミットスイッチなどである。インクカートリッジ検知装置61の内部には機械式の接点が設けられており、スイッチの可動部分が押下されると上記接点が接続されるように構成されている。各インクカートリッジ検知装置61は、対応するインクカートリッジ60がインクカートリッジ装着部11aに装着されたとき、インクカートリッジ60によって可動部分が押下される。各インクカートリッジ検知装置61は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は、各インクカートリッジ検知装置61からの信号によって各インクカートリッジ60が装着されているかどうかを把握する。
インク量検出装置62は、1つのインクカートリッジ60ごとに設けられ、当該インクカートリッジ60内のインク残量を検出している。より具体的には、インクカートリッジ60内のインク量が所定の量を下回っていないかどうかを検出している。インク量検出装置62は、例えばインクカートリッジ60内に装着されるインクパウチがインク残量の減少にしたがって小さくなることを利用してインクの残量を検出している。インク量検出装置62は、ここでは、インクパウチの終端位置が所定の位置よりも体積減少側に移動していないかを検出するセンサを備えている。各インク量検出装置62は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は、各インク量検出装置62からの信号によって各インクカートリッジ60内のインク残量を把握する。
図3に示すように、ヒータ45は、プラテン12の下方に設けられている。ヒータ45は、グリットローラ42より前方に配置されている。ヒータ45は、プラテン12を加熱する。プラテン12が加熱されることによって、プラテン12上に配置されている記録媒体5および記録媒体5に着弾したインクが加熱され、インクの乾燥が促進される。ヒータ45は、制御装置80に電気的に接続されている。ヒータ45の加熱温度は、制御装置80によって制御される。
本実施形態に係る第1プリンタ10Aは、クリーニング機構70を備えている。クリーニング機構70は、インクヘッド50をクリーニングする機構である。図3に示すように、クリーニング機構70は、第1プリンタ10Aの右端部にあってインクヘッド50が印刷時以外のときに待機するホームポジションの下方に設けられている。クリーニング機構70は、インクヘッド50がホームポジションに配置されているときに、インクヘッド50をクリーニングする。クリーニング機構70は、キャップ71と、キャップ移動装置72と、吸引ポンプ73と、図示しないワイパーを備えている。キャップ71は、インクヘッド50の下面を覆うキャップであり、ホームポジションにおけるインクヘッド50の下方に配置されている。キャップ71は、キャップ移動装置72に下方から支持されている。キャップ移動装置72は、キャップ71を上下方向に移動させ、キャップ71をインクヘッド50に着脱させる。吸引ポンプ73は、キャップ71に接続されている。吸引ポンプ73は、キャップ71がインクヘッド50に装着されているときに駆動し、ノズルに残留したインク等を吸引する。キャップ移動装置72および吸引ポンプ73は、制御装置80に電気的に接続され、制御装置80に動作を制御されている。図示しないワイパーは、ホームポジションの左方に設けられている。ワイパーは、ここでは板状のゴムで形成されている。ワイパーの上端は、インクヘッド50の下面よりもわずかに高い位置に配置されている。ワイパーは、キャリッジ35がその上を通過する度にインクヘッド50の下面を拭ってインクヘッド50をクリーニングする。
図3に示すように、筐体11の右端部には、第1プリンタ10Aの各種の動作を制御する制御装置80が収容されている。制御装置80は、キャリッジモータ34、フィードモータ43、ヒータ45、インクヘッド50、カッティングヘッド55、キャップ移動装置72、吸引ポンプ73とそれぞれ電気的に接続されており、それらを制御可能に構成されている。また、制御装置80は、開閉検知装置21、インクカートリッジ検知装置61、およびインク量検出装置62とそれぞれ電気的に接続され、それらからの信号を受信している。
制御装置80の構成は特に限定されない。制御装置80は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェア構成は特に限定されないが、例えば、ホストコンピュータ等の外部機器から印刷データ等を受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、上記プログラムや各種データを格納するメモリ等の記憶装置とを備えている。
4つのプリンタ10A〜10Dは、それぞれのプリンタのステータス情報を発信可能に構成されている。詳細は後述するが、ステータス情報はプリンタの機器状態や印刷ジョブの進行状況などについての情報であり、エラー情報を含んでいる。ここでは、ステータス情報は、プリンタ10A〜10Dそれぞれの制御装置80が発信している。
(プリンタ管理システムの構成)
前述したように、プリンタ管理システム1は、操作端末100aと、操作端末100aに接続された第1プリンタ10A、第2プリンタ10B、第3プリンタ10C、および第4プリンタ10Dを備えている(図1参照)。図4は、本実施形態に係るプリンタ管理システム1のブロック図である。図4に示されるように、操作端末100aは、システム制御装置100と表示装置200とを備えている。操作端末100aは、ここでは表示装置を備えたコンピュータなどである。ただし、システム制御装置100と表示装置200は、機器として別体であってもよい。
図4に示されるように、システム制御装置100は、第1〜第4プリンタ10A〜10Dに接続されている。システム制御装置100は、ここでは4台のプリンタ10A〜10Dを一括して管理、制御する装置である。システム制御装置100の構成もまた特に限定されないが、ここではコンピュータであり、コンピュータをプリンタ管理システムとして機能させるソフトウェアがインストールされている。図4に示すように、システム制御装置100は、ジョブ指令部110と、取得部120と、表示登録部130と、エラー登録部140と、表示部150と、停止部160と、中止部170と、再開部180と、キャンセル部190とを備えている。
ジョブ指令部110は、第1〜第4プリンタ10A〜10Dに実行させる印刷ジョブを指令する部位である。ジョブ指令部110は、第1プリンタ10Aに実行させる印刷ジョブを指令する第1ジョブ指令部111と、第2プリンタ10Bに実行させる印刷ジョブを指令する第2ジョブ指令部112と、第3プリンタ10Cに実行させる印刷ジョブを指令する第3ジョブ指令部113と、第4プリンタ10Dに実行させる印刷ジョブを指令する第4ジョブ指令部114とを備えている。第1〜第4ジョブ指令部111〜114は、それぞれ第1〜第4プリンタ10A〜10Dに対して、所定の数までの印刷ジョブを指令することができる。印刷ジョブの指令の操作は、表示装置200に表示される操作画面を通じて行われる。
取得部120は、4つのプリンタ10A〜10Dのステータス情報を定期的に取得する部位である。取得部120は、第1プリンタ10Aのステータス情報を定期的に取得する第1取得部121と、第2プリンタ10Bのステータス情報を定期的に取得する第2取得部122と、第3プリンタ10Cのステータス情報を定期的に取得する第3取得部123と、第4プリンタ10Dのステータス情報を定期的に取得する第4取得部124とを備えている。
表示登録部130は、プリンタ10A〜10Dのステータスを表す文字情報および文字情報の優先度が登録されている部位である。図5は、表示登録部130に登録されたステータス情報の表示優先度の一例を示す図である。図5の「状態名」の欄の文字は、プリンタのステータスを表す文字情報である。この文字情報は、プリンタ10A〜10Dから取得されうるステータス情報の項目に付した名称であり、ユーザーが確認するためのものである。この文字情報は、後述するプリンタ管理システム1の操作画面200a(図7参照)のプリンタ状態表示エリア210(図7参照)に表示される。図5の「優先順位」の欄は文字情報を表示する際の優先度である。図5では、上に位置する文字情報ほど優先度が高く、下に位置する文字情報ほど優先度が低い。プリンタ状態表示エリア210に表示できる文字情報の数は限りがあり、優先度が高いものから順に表示されるが、本実施形態では、プリンタ状態表示エリア210に表示できる文字情報の数は「1」である。従って、プリンタ10A〜10Dから取得されたステータスのうちそれぞれ最も優先度が高い1つだけが、プリンタ状態表示エリア210に表示される。本実施形態に係る表示登録部130に登録されている文字情報は、詳しくは図5のようなものであるが、例えば、「EMERGENCY STOP」(カバー20が開により緊急停止中である)、「STOP BY INK EMPTY」(インクがなくなって停止している)、「END OF MEDIA」(印刷中に記録媒体の後端に達した)、「READY」(印刷開始可能)、「PRINTING」(印刷中)などの文字表示が登録されている。
エラー登録部140は、エラー情報が少なくとも所定の第1種エラー情報と、所定の第2種エラー情報とに分類されて登録されている部位である。前述したように、プリンタ10A〜10Dのステータス情報にはエラー情報が含まれており、エラー登録部140は、エラー情報を印刷ジョブの再開可能/不可能の観点で分類して登録している部位である。本実施形態では、エラー登録部140は、エラー情報を第1種エラー情報と、第2種エラー情報の2つのエラー情報に分類している。図6は、エラー登録部140に登録されているエラー情報一覧の一例を示す図である。図6に示されるように、エラー登録部140は、第1種エラー情報として、「STOP BY NO CARTRIDGE」(インクカートリッジが非装着で停止している)、「STOP BY INK EMPTY」、「STOP BY HEAD HEIGHT」(インクヘッドの高さが指定と異なるため停止している)、「EMERGENCY STOP」、「STOP BY WARNING」(何らかの問題で停止しているが、再開可能)を登録している。第1種エラー情報は、そのエラー情報に係るエラーが解消されれば印刷ジョブを再開させることができるエラー情報である。ここでは、「印刷ジョブの再開」とは、エラーの発生によってプリンタを停止させた場合に、停止させた時点の続きから印刷ジョブを再開させることを意味する。
一方、第2種エラー情報は、そのエラー情報に係るエラーが解消されても印刷ジョブを再開させることができないエラー情報である。「印刷ジョブの再開ができない」とは、エラーの発生によってプリンタを停止させた場合に、停止させた時点の続きから印刷ジョブを再開させても印刷品質を担保できない等の理由によって、停止させた印刷ジョブのキャンセルまたはやり直しが必要であることを意味する。以下では適宜、印刷ジョブの再開が可能にプリンタを停止させることを「印刷ジョブの停止」または「一時停止」と呼び、印刷ジョブの再開が不可能にプリンタを停止させることを「印刷ジョブの中止」と呼ぶこととする。本実施形態に係るエラー登録部140は、第2種エラー情報として、「END OF MEDIA」、「INK NOT READY」(インクが未充填である)、「STOP BY ERROR」(何らかの問題で停止しており、再開不可能)を登録している。
表示部150は、第1〜第4プリンタ10A〜10D、および、それらに入力されている印刷ジョブのステータス情報を表示装置200に表示させる部位である。表示部150は、第1プリンタ10Aのステータス情報を表示させる第1表示部151と、第2プリンタ10Bのステータス情報を表示させる第2表示部152と、第3プリンタ10Cのステータス情報を表示させる第3表示部153と、第4プリンタ10Dのステータス情報を表示させる第4表示部154とを備えている。
第1〜第4表示部151〜154は、それぞれ、第1〜第4プリンタ情報表示部151a〜154a、および、第1〜第4ジョブ情報表示部151b〜154bを備えている。第1表示部151の第1プリンタ情報表示部151aは、表示装置200に第1プリンタ10Aのステータスを表示させる部位である。第1ジョブ情報表示部151bは、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブの一覧および第1プリンタ10Aに係る各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる部位である。第2表示部152の第2プリンタ情報表示部152aは、表示装置200に第2プリンタ10Bのステータスを表示させる部位である。第2ジョブ情報表示部152bは、第2プリンタ10Bに係る印刷ジョブの一覧および第2プリンタ10Bに係る各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる部位である。第3表示部153の第3プリンタ情報表示部153aは、表示装置200に第3プリンタ10Cのステータスを表示させる部位である。第3ジョブ情報表示部153bは、第3プリンタ10Cに係る印刷ジョブの一覧および第3プリンタ10Cに係る各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる部位である。第4表示部154の第4プリンタ情報表示部154aは、表示装置200に第4プリンタ10Dのステータスを表示させる部位である。第4ジョブ情報表示部154bは、第4プリンタ10Dに係る印刷ジョブの一覧および第4プリンタ10Dに係る各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる部位である。
また、表示部150は、実行中の印刷ジョブの一覧および実行中の各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる実行中ジョブ表示部155を備えている。実行中ジョブ表示部155は、実行しているプリンタにかかわらず、実行中の印刷ジョブを表示させる部位である。実行中ジョブ表示部150は、実行待機中の印刷ジョブを表示させてもよい。表示部150は、表示装置200に所定の操作画面200a(図7参照)を表示させて、上記情報をユーザーに提示する。操作画面200aの詳細については後述する。
停止部160は、プリンタのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合に、当該プリンタに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる部位である。停止部160は、第1停止部161と、第2停止部162と、第3停止部163と、第4停止部164とを備えている。第1停止部161は、第1プリンタ10Aのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合に、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。第2停止部162は、第2プリンタ10Bのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合に、第2プリンタ10Bに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。第3停止部163は、第3プリンタ10Cのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合に、第3プリンタ10Cに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。第4停止部164は、第4プリンタ10Dに係るステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合に、第4プリンタ10Dの印刷ジョブを再開可能に一時停止させる。
中止部170は、プリンタのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合に、当該プリンタに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる部位である。中止部170は、第1中止部171と、第2中止部172と、第3中止部173と、第4中止部174とを備えている。第1中止部171は、第1プリンタ10Aのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合に、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる。第2中止部172は、第2プリンタ10Bのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合に、第2プリンタ10Bに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる。第3中止部173は、第3プリンタ10Cのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合に、第3プリンタ10Cに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる。第4中止部174は、第4プリンタ10Dのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合に、第4プリンタ10Dに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる。
再開部180は、プリンタの印刷ジョブが一時停止されている状態において、取得部120が取得するプリンタのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、当該プリンタの印刷ジョブを再開させる部位である。即ち、再開部180は、第1種エラー情報に係るエラーによってプリンタが一時停止されている場合には、エラーの解消によって自動的に印刷を再開させる。再開部180は、第1再開部181と、第2再開部182と、第3再開部183と、第4再開部184とを備えている。第1再開部181は、第1プリンタ10Aの印刷ジョブが一時停止されている状態において、第1取得部121が取得する第1プリンタ10Aのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、第1プリンタ10Aの印刷ジョブを再開させる。第2再開部182は、第2プリンタ10Bの印刷ジョブが一時停止されている状態において、第2取得部122が取得する第2プリンタ10Bのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、第2プリンタ10Bの印刷ジョブを再開させる。第3再開部183は、第3プリンタ10Cの印刷ジョブが一時停止されている状態において、第3取得部123が取得する第3プリンタ10Cのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、第3プリンタ10Cの印刷ジョブを再開させる。第4再開部184は、第4プリンタ10Dの印刷ジョブが一時停止されている状態において、第4取得部124が取得する第4プリンタ10Dのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、第4プリンタ10Dの印刷ジョブを再開させる。
キャンセル部190は、印刷ジョブをキャンセルする部位である。キャンセルは、実行中に停止または中止された印刷ジョブに対しても、実行前の印刷ジョブに対しても行うことができる。キャンセル操作の詳細は、操作画面200aの説明において説明する。
表示装置200は、システム制御装置100に接続されている。表示装置200は、システム制御装置100の表示部150が表示させる操作画面200aを実際に表示する装置である。
以下では、4つのプリンタ10A〜10Dでそれぞれ印刷ジョブを実行中に問題が発生し、ステータス情報としてエラー情報が取得された場合を例に、本実施形態に係るプリンタ管理システム1の機能について説明する。図7は、システム制御装置100の表示部150が表示装置200に表示させる操作画面200aの一例を示す図である。図7は、実行中の印刷ジョブが正常に進行している状態を示している。図8は、図7の状態からエラーが発生した場合の操作画面200aの一例を示す図である。
図7に示されるように、操作画面200aには、プリンタ状態表示エリア210と、ジョブ状態表示エリア220と、実行中ジョブ表示エリア230とが含まれている。操作画面200aは、ジョブ指令部110が表示させる操作画面を含んでいてもよいが、図7では省略する。プリンタ状態表示エリア210は、表示部150の第1〜第4プリンタ情報表示部151a〜154aがそれぞれ第1〜第4プリンタ10A〜10Dのステータスを表示させているエリアである。ジョブ状態表示エリア220は、表示部150の第1〜第4ジョブ情報表示部151b〜154bがそれぞれ第1〜第4プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを表示させているエリアである。実行中ジョブ表示エリア230は、実行中の印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを実行中ジョブ表示部155が表示装置200に表示させているエリアである。実行中ジョブ表示エリア230には、実行待機中の印刷ジョブが表示されてもよい。
プリンタ状態表示エリア210は、操作画面200aの左端部に表示されている。プリンタ状態表示エリア210は、第1プリンタ10Aのステータスを表示する第1プリンタ状態表示エリア211と、第2プリンタ10Bのステータスを表示する第2プリンタ状態表示エリア212と、第3プリンタ10Cのステータスを表示する第3プリンタ状態表示エリア213と、第4プリンタ10Dのステータスを表示する第4プリンタ状態表示エリア214とを含んでいる。第1プリンタ状態表示エリア211〜第4プリンタ状態表示エリア214の仕様は共通である。そこで、以下では、第1プリンタ状態表示エリア211を例に、プリンタ状態表示エリア210について説明する。
第1プリンタ状態表示エリア211には、第1プリンタ10Aの名称「10A」が表示されている。この名称はユーザーが設定した名称でもよいし、例えばプリンタの機種などでもよい。さらに、プリンタの機種ごとにデザインされたプリンタにイラストが表示されている。また、第1プリンタ状態表示エリア211には、表示登録部130に登録された文字表示のうちの1つが表示されている。この表示は、第1取得部121が取得している第1プリンタ10Aのステータス情報のうち最も表示優先度が高いものに係る文字表示である。図7においては「PRINTING」の文字表示が表示されている。即ち、図7では、第1プリンタ10Aは印刷中である。
第1プリンタ状態表示エリア211には、第1プリンタ10Aの状態を表示するプリンタ状態表示が表示されている。プリンタ状態表示は、ここでは、アイコンである。アイコンの種類は、ここでは3種類である。アイコンの1つは、正常状態を表す正常アイコンIc3である。図7では、この正常アイコンIc3が第1プリンタ状態表示エリア211に表示されている。またアイコンの別の1つは、印刷ジョブが一時停止されている状態を表す警告アイコンIc1である。警告アイコンIc1は、図8の第1プリンタ状態表示エリア211に表示されているアイコンである。アイコンの最後の1つは、印刷ジョブが中止されたことを表すエラーアイコンIc2である。エラーアイコンIc2は、図8の第3プリンタ状態表示エリア213に表示されているアイコンである。ここでは、正常アイコンIc3、警告アイコンIc1、エラーアイコンIc2はそれぞれ異なる主色で構成されている。ここでは、正常アイコンIc3の主色は緑色である。警告アイコンIc1の主色は黄色である。エラーアイコンIc2の主色は赤色である。
第1プリンタ状態表示エリア211のアイコンは、第1表示部151の第1プリンタ情報表示部151aが表示させている。第1プリンタ情報表示部151aは、第1プリンタ10Aのステータスとして、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブが一時停止されている場合には警告アイコンIc1を、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブが中止されている場合にはエラーアイコンIc2を表示させるように設定されている。また、第1プリンタ情報表示部151aは、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブが一時停止も中止もされていない場合には正常アイコンIc3を表示させるように設定されている。図7では、4つのプリンタ10A〜10Dの全てについて正常アイコンIc3が表示されている。
ジョブ状態表示エリア220は、操作画面200aにおいてプリンタ状態表示エリア210の右下に表示されている。ジョブ状態表示エリア220は、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを表示する第1ジョブ状態表示エリア221と、第2プリンタ10Bに係る印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを表示する第2ジョブ状態表示エリア222と、第3プリンタ10Cに係る印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを表示する第3ジョブ状態表示エリア223と、第4プリンタ10Dに係る印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスを表示する第4ジョブ状態表示エリア224とを含んでいる。第1ジョブ状態表示エリア221〜第4ジョブ状態表示エリア224の仕様は共通である。そこで、以下では、第1ジョブ状態表示エリア221を例に、ジョブ状態表示エリア220について説明する。
図7に示されるように、第1ジョブ状態表示エリア221には、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブの一覧が表示されている。印刷ジョブの一覧は、図7では「ジョブリスト 10A」と表示されている。その下の段には「ジョブ名」として第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブが一覧表示される。図7では、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブは、ジョブ名「A」の1つの印刷ジョブだけであるが、複数であってもよい(第4プリンタ10Dのジョブリストを参照)。
「ジョブ名」の左の欄には「状況」という欄が設けられている。「状況」欄には、印刷ジョブのステータスを表示するジョブ状態表示が表示されている。ここでは、ジョブ状態表示として、プリンタ状態表示エリア210で使用された正常アイコンIc3、警告アイコンIc1、およびエラーアイコンIc2のいずれかが表示される。第1ジョブ状態表示エリア221のアイコンは、第1表示部151の第1ジョブ情報表示部151bが表示させている。第1ジョブ情報表示部151bは、第1プリンタ10Aに係る各印刷ジョブのステータスとして、第1プリンタ10Aに係る各印刷ジョブが一時停止されている場合には警告アイコンIc1を、第1プリンタ10Aに係る各印刷ジョブが中止されている場合にはエラーアイコンIc2を表示させるように設定されている。また、第1ジョブ情報表示部151bは、第1プリンタ10Aに係る各印刷ジョブが一時停止も中止もされていない場合には正常アイコンIc3を表示させるように設定されている。図7では、第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブ「A」には正常アイコンIc3が表示されている。同様に、第2〜第4プリンタに係る印刷ジョブの全てに対して正常アイコンIc3が表示されている。
実行中ジョブ表示エリア230は、ジョブ状態表示エリア220の上方に配置されている。実行中ジョブ表示エリア230には、実行中の印刷ジョブの一覧および各印刷ジョブのステータスが表示されている。また、図7では示されていないが、実行待機中の印刷ジョブが表示されてもよい。実行中の印刷ジョブの一覧は、図7では「印刷状態」として表示されている。その下の段には「ジョブ名」として実行中の全ての印刷ジョブが一覧表示される。「ジョブ名」の左の欄には「状況」という欄が設けられている。「状況」欄には、印刷ジョブのステータスを表示する実行中ジョブ状態表示が表示されている。ここでは、実行中ジョブ状態表示として、正常アイコンIc3、警告アイコンIc1、およびエラーアイコンIc2のいずれかが表示される。実行中ジョブ表示エリア230のアイコンは、実行中ジョブ表示部155が表示させている。実行中ジョブ表示部155は、実行中の各印刷ジョブのステータスとして、実行中の各印刷ジョブが一時停止されている場合には警告アイコンIc1を、実行中の各印刷ジョブが中止されている場合にはエラーアイコンIc2を表示させる。また、実行中ジョブ表示部155は、実行中の各印刷ジョブが一時停止も中止もされていない場合には正常アイコンIc3を表示させる。図7では、実行中の全ての印刷ジョブに対して正常アイコンIc3が表示されている。
ジョブ状態表示エリア220の下には、キャンセルボタン240その他の操作ボタンが配置されている。キャンセルボタン240は、印刷ジョブの一覧から選択された印刷ジョブを削除するボタンである。本実施形態では、ユーザーが、実行中ジョブ表示エリア230に表示されている実行中の印刷ジョブを選択してキャンセルボタン240を押下する。選択された印刷ジョブは、実行中ジョブ表示エリア230から削除される。キャンセルは、実行中に停止または中止された印刷ジョブに対しても、実行前の印刷ジョブに対しても行うことができる。
ここでは、図7の状態からいくつかの問題が発生し複数のプリンタが印刷ジョブを一時停止または中止する場合について説明する。前述のように、図8は、図7の状態からエラーが発生した場合の操作画面200aの一例を示す図である。図8に示されるように、第1プリンタ状態表示エリア211には、文字表示として「EMERGENCY STOP」が表示されている。エラー情報「EMERGENCY STOP」は、印刷中にカバー20が開された場合に発信されるエラー情報である。本実施形態に係る第1プリンタ10Aは、開閉検知装置21によるカバー20の開状態の検知をステータス情報として発信するように構成されている。そして、本実施形態に係るエラー登録部140は、開閉検知装置21によるカバー20の開状態の検知を、第1種エラー情報として登録している。本実施形態では、停止部160は、プリンタのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合、当該プリンタに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させるように構成されている。そこで、この場合のようにカバー20が開かれると、第1プリンタ10Aは一時停止される。また、第1プリンタ10Aのステータスが印刷ジョブの一時停止状態となったことに伴い、第1プリンタ情報表示部151aにより、第1プリンタ状態表示エリア211のアイコンが警告アイコンIc1に変更される。さらに、第1プリンタ状態表示エリア211の文字表示が、第1プリンタ情報表示部151aにより、「EMERGENCY STOP」に変更される。同様に、第1ジョブ情報表示部151bによって、第1ジョブ状態表示エリア221のアイコンが警告アイコンIc1に変更される。また、実行中ジョブ表示部155によって、実行中ジョブ表示エリア230の実行中の印刷ジョブのステータス表示のうち第1プリンタ10Aに係る印刷ジョブのステータス表示が警告アイコンIc1に変更される。
プリンタ管理システム1が第1〜第4プリンタ10A〜10Dに同様の動作をさせる場合は、例えば、インクカートリッジ60のいずれかが外された場合やインクカートリッジ60のうちの1つ以上においてインクが空になった場合である。第1〜第4プリンタ10A〜10Dは、インクカートリッジ検知装置61によるインクカートリッジ60の非装着状態の検知をステータス情報として発信するように構成されている。さらに、図6に示されているように、本実施形態に係るエラー登録部140は、インクカートリッジ60の非装着状態の検知を、第1種エラー情報「STOP BY NO CARTRIDGE」として登録している。また、第1〜第4プリンタ10A〜10Dは、インク量検出装置62が検出するインクカートリッジ60内のインク量が所定量を下回った状態をステータス情報として発信するように構成されている。さらに、本実施形態に係るエラー登録部140は、インクカートリッジ60内のインク量が所定量を下回った状態を、第1種エラー情報「STOP BY INK EMPTY」として登録している。そこで、例えば、インクカートリッジ60のいずれかが外された場合やインクカートリッジ60のうちの1つ以上においてインクが空になった場合にも、第1〜第4プリンタ10A〜10Dは、印刷ジョブを再開可能に一時停止される。なお、インクカートリッジ60のいずれかが外された場合には、プリンタ状態表示エリア210には、文字表示「STOP BY NO CARTRIDGR」が表示される。インクカートリッジ60のうちの1つ以上においてインクが空になった場合には、プリンタ状態表示エリア210には、文字表示「STOP BY INK EMPTY」が表示される。
また、図8に示すように、第3プリンタ状態表示エリア213には、文字表示として「END OF MEDIA」が表示されている。エラー情報「END OF MEDIA」は、印刷中に記録媒体5の後端に達した場合に発信されるエラー情報である。本実施形態に係る第3プリンタ10Cは、記録媒体5が後端に達したことをステータス情報として発信するように構成されている。そして、本実施形態に係るエラー登録部140は、記録媒体5が後端に達したことを、第2種エラー情報として登録している。本実施形態では、中止部170は、プリンタのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合には、当該プリンタに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させるように構成されている。そこで、この場合のように記録媒体5が後端に達すると、第3プリンタ10Cの印刷ジョブは再開不可能に中止される。また、第3プリンタ10Cのステータスが印刷ジョブの中止状態となったことに伴い、第3プリンタ情報表示部153aにより、第3プリンタ状態表示エリア213のアイコンがエラーアイコンIc2に変更される。さらに、第3プリンタ状態表示エリア213の文字表示が、第3プリンタ情報表示部153aにより、「END OF MEDIA」に変更される。同様に、第3ジョブ情報表示部153bによって第3ジョブ状態表示エリア223のアイコンがエラーアイコンIc2に変更される。また、実行中ジョブ表示部155によって、実行中ジョブ表示エリア230の実行中の印刷ジョブのステータス表示のうち第3プリンタ10Cに係る印刷ジョブのステータス表示がエラーアイコンIc2に変更される。
さらに、第1プリンタ10Aおよび第3プリンタ10Cのエラー原因がともに解消された場合を例に、第1プリンタ10Aおよび第3プリンタ10Cの復帰について説明する。図9は、図8の状態からエラー原因が解消された場合の操作画面200aの一例を示す図である。図9に示すように、第1プリンタ状態表示エリア211には、文字表示として「PRINTIG」が表示されている。即ち、第1プリンタ10Aは、印刷を再開している。本実施形態では、図8に示された状態から第1プリンタ10Aのカバー20を閉じると、エラー原因が解消され、第1取得部121が取得する第1プリンタ10Aのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなる。本実施形態に係る第1再開部181は、第1プリンタ10Aの印刷ジョブが一時停止されている状態において、第1取得部121が取得する第1プリンタ10Aのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合には、第1プリンタ10Aの印刷ジョブを再開させる。第1プリンタ10Aは、一時停止した時点の続きから印刷ジョブを再開する。第1プリンタ10Aの復帰に伴って、第1プリンタ10Aおよびそれに係る印刷ジョブのステータス表示も変化する。第1プリンタ状態表示エリア211では、文字表示が「PRINTING」に変更され、また、アイコンが正常アイコンIc3に変更される。第1ジョブ状態表示エリア221では、印刷ジョブAのステータス表示が正常アイコンIc3に変更される。実行中ジョブ表示エリア230でも、印刷ジョブAのステータス表示が正常アイコンIc3に変更される。
また、図9に示すように、第3プリンタ状態表示エリア213には、文字表示として「READY」が表示されている。即ち、第3プリンタ10Cは、印刷可能状態に復帰している。本実施形態では、図8に示された状態から第3プリンタ10Cの記録媒体5を交換すると、エラー原因が解消され、第3取得部123が取得する第3プリンタ10Cのステータス情報にエラー情報が含まれなくなる。そこで、第3プリンタ10Cのステータス表示も変化する。即ち、第3プリンタ状態表示エリア213では、文字表示が「READY」に変更され、また、アイコンが正常アイコンIc3に変更される。一方、中止された印刷ジョブCは再開できないので、第3ジョブ状態表示エリア223では、印刷ジョブAのステータス表示はエラーアイコンIc2のままである。同様に、実行中ジョブ表示エリア230でも、印刷ジョブCのステータス表示はエラーアイコンIc2のままである。ユーザーは、印刷ジョブCについて、キャンセルボタン240でキャンセルするか、印刷をやり直すかを選択することができる。
このように、本実施形態に係るプリンタ管理システム1は、エラー情報が少なくとも所定の第1種エラー情報と所定の第2種エラー情報とに分類されて登録されたエラー登録部140と、プリンタ10A〜10Dのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合には、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる停止部160と、プリンタ10A〜10Dのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合には、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる中止部170と、プリンタ10A〜10Dの印刷ジョブが一時停止されている状態において、取得部120が取得するプリンタ10A〜10Dのステータス情報に第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、プリンタ10A〜10Dの印刷ジョブを再開させる再開部180とを備え、第1種エラー情報に係るエラーによる一時停止の場合には、エラー原因が排除されてエラー情報が取得されなくなれば、プリンタ10A〜10Dは自動復帰する。従って、その分、エラーからの復帰作業が容易である。
また、本実施形態に係るプリンタ管理システム1は、システム制御装置100に接続された表示装置200を備え、システム制御装置100は、表示装置200にプリンタ10A〜10Dのステータスを表示させるプリンタ情報表示部151a〜154aを備え、プリンタ情報表示部151a〜154aは、プリンタ10A〜10Dのステータスとして、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブが一時停止されている場合には第1のプリンタ状態表示を、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブが中止されている場合には第2のプリンタ状態表示を表示させるように構成されている。ここでは、第1のプリンタ状態表示は、警告アイコンIc1であり、第2のプリンタ状態表示はエラーアイコンIc2である。このような構成によれば、プリンタ10A〜10Dのステータスを容易に確認することができる。
なお、本実施形態では、正常状態を示すプリンタ状態表示として正常アイコンIc3が表示されるが、正常アイコンIc3は表示されなくてもよい。つまり、警告アイコンIc1、エラーアイコンIc2の2種類で、プリンタ状態が正常でない場合のみを表示してもよい。警告アイコンIc1とエラーアイコンIc2の2種類のアイコンだけによっても、ユーザーはプリンタ10A〜10Dのステータスを確認することができる。
さらに本実施形態に係るシステム制御装置100は、プリンタ10A〜10Dのステータスを表す文字表示および文字表示の優先度が登録された表示登録部130を備え、プリンタ情報表示部151a〜154aは、プリンタ10A〜10Dのステータスとして、取得部120が取得したプリンタ10A〜10Dのステータスのうち優先度が高いステータスの文字表示を所定の数だけ表示させるように構成されている。本実施形態では、上記所定の数は「1」である。このような構成によれば、プリンタ10A〜10Dの状態を詳細かつ容易に確認することができる。
さらに、本実施形態に係るシステム制御装置100は、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブの一覧およびプリンタ10A〜10Dに係る各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させるジョブ情報表示部151b〜154bを備え、ジョブ情報表示部151b〜154bは、プリンタ10A〜10Dに係る各印刷ジョブのステータスとして、プリンタ10A〜10Dに係る各印刷ジョブが一時停止されている場合には第1のジョブ状態表示を、プリンタ10A〜10Dに係る各印刷ジョブが中止されている場合には第2のジョブ状態表示を表示させる。ここでは、第1のジョブ状態表示は、警告アイコンIc1であり、第2のジョブ状態表示はエラーアイコンIc2であり、プリンタ情報表示部151a〜154aが表示させるアイコンと同じである。ただし、ジョブ情報表示部151b〜154bが表示させるアイコンは、必ずしもプリンタ情報表示部151a〜154aが表示させるアイコンと同じでなくともよい。このような構成によれば、プリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブのステータスを容易に確認することができる。
ジョブ情報表示部151b〜154bにおいても、正常アイコンIc3は表示せず、警告アイコンIc1、エラーアイコンIc2の2種類で、ジョブの状態が正常でない場合のみを表示してもよい。警告アイコンIc1とエラーアイコンIc2の2種類のアイコンだけによっても、ユーザーはプリンタ10A〜10Dに係る印刷ジョブのステータスを確認することができる。
本実施形態に係るシステム制御装置100は、実行中の印刷ジョブの一覧および実行中の各印刷ジョブのステータスを表示装置200に表示させる実行中ジョブ表示部155を備え、実行中ジョブ表示部155は、実行中の各印刷ジョブのステータスとして、実行中の各印刷ジョブが一時停止されている場合には第1の実行中ジョブ状態表示を、実行中の各印刷ジョブが中止されている場合には第2の実行中ジョブ状態表示を表示させるように構成されている。ここでは、第1の実行中ジョブ状態表示は、警告アイコンIc1であり、第2の実行中ジョブ状態表示はエラーアイコンIc2であり、プリンタ情報表示部151a〜154aが表示させるアイコンと同じである。ただし、実行中ジョブ表示部155が表示させるアイコンは、必ずしもプリンタ情報表示部151a〜154aが表示させるアイコンと同じでなくともよい。このような構成によれば、複数のプリンタに係る印刷ジョブの全てのステータスを1か所で確認することができる。
ジョブ情報表示部151b〜154bにおいても、正常アイコンIc3は表示せず、警告アイコンIc1、エラーアイコンIc2の2種類で、ジョブの状態が正常でない場合のみを表示してもよい。警告アイコンIc1とエラーアイコンIc2の2種類のアイコンだけによっても、ユーザーは実行中の印刷ジョブのステータスを確認することができる。
また、本実施形態に係るエラー登録部140は、第1種エラー情報として、例えば、開閉検知装置21によるカバー20の開状態の検知や、インクカートリッジ60内のインク量が所定量を下回った状態や、インクカートリッジ60の非装着状態の検知などを登録している。これらのエラー原因は、解消されれば印刷ジョブを再開できるエラー原因であり、本実施形態に係るエラー登録部140は、効率的な印刷ジョブの復帰のために、これらのステータス情報を第1種エラー情報として登録している。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上記の実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態では、エラー登録部140によるエラー情報の分類は第1種エラー情報と第2種エラー情報の2種類であったが、3種類以上であってもよい。エラー情報は、印刷ジョブを一時停止するエラー情報と中止するエラー情報とを含んでいればよく、さらに詳細な分類は任意に実施されてよい。
また、操作画面のレイアウト、表示の種類や態様などは、上記したものに限定されない。プリンタおよび印刷ジョブのステータス情報の種類も任意に設定されうる。エラー情報の種類、および、いずれのエラー情報が第1種エラー情報に分類されるかについても、実施可能な限りにおいて特に限定されない。
なお、例えば上記したプリンタ状態表示、ジョブ状態表示、実行中ジョブ状態表示などを含む表示は、ユーザーが正常、警告、エラーを区別して認識できるものであれば、色や形状は限定されない。例えば、第1のプリンタ状態表示は、一時停止の時点における印刷ジョブの進捗率を示す表示を含んでいてもよく、第2のプリンタ状態表示は、中止の時点における印刷ジョブの進捗率を示す表示を含んでいてもよい。それらは、例えば、印刷ジョブの進行度合いを表すプログレスバーであってもよい。かかる表示によれば、正常、警告、エラーの別と同時に、一時停止または中止までに終了した印刷の割合も表示することができる。さらに、各表示は、例えば、文字情報を含んでいてもよい。上記は、ジョブ状態表示、実行中ジョブ状態表示などについても同様に適用できる。
1 プリンタ管理システム
10A 第1プリンタ
10B 第2プリンタ
10C 第3プリンタ
10D 第4プリンタ
11 筐体
20 カバー
21 開閉検知装置
60 インクカートリッジ(インク容器)
61 インクカートリッジ検知装置(インク容器検知装置)
62 インク量検出装置
100 システム制御装置
110 ジョブ指令部
120 取得部
130 表示登録部
140 エラー登録部
150 表示部
151a 第1プリンタ情報表示部(プリンタ情報表示部)
151b 第1ジョブ情報表示部(ジョブ情報表示部)
155 実行中ジョブ表示部
160 停止部
170 中止部
180 再開部
Ic1 警告アイコン
Ic2 エラーアイコン
Ic3 正常アイコン

Claims (11)

  1. エラー情報を含むステータス情報を発信可能に構成されたプリンタと、
    前記プリンタに接続されたシステム制御装置と、
    を備え、
    前記システム制御装置は、
    前記プリンタに実行させる印刷ジョブを指令するジョブ指令部と、
    前記プリンタのステータス情報を定期的に取得する取得部と、
    エラー情報が、少なくとも所定の第1種エラー情報と所定の第2種エラー情報とに分類されて登録されたエラー登録部と、
    前記プリンタのステータス情報に前記第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合には、前記プリンタに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる停止部と、
    前記プリンタのステータス情報に前記第2種エラー情報が含まれている場合には、前記プリンタに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる中止部と、
    前記プリンタの印刷ジョブが一時停止されている状態において、前記取得部が取得する前記プリンタのステータス情報に前記第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、前記プリンタの印刷ジョブを再開させる再開部と、
    を備えている、
    プリンタ管理システム。
  2. 前記システム制御装置に接続された表示装置を備え、
    前記システム制御装置は、前記表示装置に前記プリンタのステータスを表示させるプリンタ情報表示部を備え、
    前記プリンタ情報表示部は、前記プリンタのステータスとして、前記プリンタに係る印刷ジョブが一時停止されている場合には第1のプリンタ状態表示を、前記プリンタに係る印刷ジョブが中止されている場合には第2のプリンタ状態表示を表示させる、
    請求項1に記載のプリンタ管理システム。
  3. 前記第1のプリンタ状態表示は、一時停止の時点における前記プリンタに係る印刷ジョブの進捗率を示す表示を含んでいる、
    請求項2に記載のプリンタ管理システム。
  4. 前記第2のプリンタ状態表示は、中止の時点における前記プリンタに係る印刷ジョブの進捗率を示す表示を含んでいる、
    請求項2または3に記載のプリンタ管理システム。
  5. 前記システム制御装置は、前記プリンタのステータスを表す文字表示および前記文字表示の優先度が登録された表示登録部を備え、
    前記プリンタ情報表示部は、前記プリンタのステータスとして、前記取得部が取得した前記プリンタのステータスのうち前記優先度が高いステータスの文字表示を所定の数だけ表示させる、
    請求項2に記載のプリンタ管理システム。
  6. 前記システム制御装置に接続された表示装置を備え、
    前記システム制御装置は、前記プリンタに係る印刷ジョブの一覧および前記プリンタに係る各印刷ジョブのステータスを前記表示装置に表示させるジョブ情報表示部を備え、
    前記ジョブ情報表示部は、前記プリンタに係る各印刷ジョブのステータスとして、前記プリンタに係る各印刷ジョブが一時停止されている場合には第1のジョブ状態表示を、前記プリンタに係る各印刷ジョブが中止されている場合には第2のジョブ状態表示を表示させる、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載のプリンタ管理システム。
  7. エラー情報を含むステータス情報を発信可能に構成され、前記システム制御装置に接続された第2プリンタを備え、
    前記システム制御装置は、
    前記第2プリンタに実行させる印刷ジョブを指令する第2ジョブ指令部と、
    前記第2プリンタのステータス情報を定期的に取得する第2取得部と、
    前記第2プリンタのステータス情報に第1種エラー情報だけからなるエラー情報が含まれている場合には、前記第2プリンタに係る印刷ジョブを再開可能に一時停止させる第2停止部と、
    前記第2プリンタのステータス情報に第2種エラー情報が含まれている場合には、前記第2プリンタに係る印刷ジョブを再開不可能に中止させる第2中止部と、
    前記第2プリンタの印刷ジョブが一時停止されている状態において、前記第2取得部が取得する前記第2プリンタのステータス情報に前記第1種エラー情報が含まれなくなった場合に、前記第2プリンタの印刷ジョブを再開させる第2再開部と、
    を備えている、
    請求項1〜6のいずれか一つに記載のプリンタ管理システム。
  8. 前記システム制御装置に接続された表示装置を備え、
    前記システム制御装置は、実行中の印刷ジョブの一覧および前記実行中の各印刷ジョブのステータスを前記表示装置に表示させる実行中ジョブ表示部を備え、
    前記実行中ジョブ表示部は、前記実行中の各印刷ジョブのステータスとして、前記実行中の各印刷ジョブが一時停止されている場合には第1の実行中ジョブ状態表示を、前記実行中の各印刷ジョブが中止されている場合には第2の実行中ジョブ状態表示を表示させる、
    請求項7に記載のプリンタ管理システム。
  9. 前記プリンタは、
    筐体と、
    筐体に設けられた開閉可能なカバーと、
    前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知装置と、
    を備えるとともに、前記開閉検知装置による前記カバーの開状態の検知をステータス情報として発信するように構成され、
    前記エラー登録部は、前記開閉検知装置による前記カバーの開状態の検知を、前記第1種エラー情報として登録している、
    請求項1〜8のいずれか一つに記載のプリンタ管理システム。
  10. 前記プリンタは、
    インクを貯留するインク容器と、
    前記インク容器内のインク量を検出するインク量検出装置と、
    を備えるとともに、前記インク量検出装置が検出する前記インク容器内の前記インク量が所定量を下回った状態をステータス情報として発信するように構成され、
    前記エラー登録部は、前記インク量が所定量を下回った状態を、前記第1種エラー情報として登録している、
    請求項1〜9のいずれか一つに記載のプリンタ管理システム。
  11. 前記プリンタは、
    インクを貯留するとともに脱着可能に構成されたインク容器と、
    前記インク容器の装着状態を検知するインク容器検知装置と、
    を備えるとともに、前記インク容器検知装置による前記インク容器の非装着状態の検知をステータス情報として発信するように構成され、
    前記エラー登録部は、前記インク容器の非装着状態の検知を、前記第1種エラー情報として登録している、
    請求項1〜10のいずれか一つに記載のプリンタ管理システム。

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