JP2003136357A - ツール保持具取付装置 - Google Patents
ツール保持具取付装置Info
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- JP2003136357A JP2003136357A JP2001334602A JP2001334602A JP2003136357A JP 2003136357 A JP2003136357 A JP 2003136357A JP 2001334602 A JP2001334602 A JP 2001334602A JP 2001334602 A JP2001334602 A JP 2001334602A JP 2003136357 A JP2003136357 A JP 2003136357A
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Abstract
もあるいは曲線的移動でも取り付け得るようにする。 【解決手段】 チェーン24には板部材27、28が取
着されており、これは二股状をなす位置決め片部27
b、28b(いずれも一方のみ図示)が形成されてい
る。ツール保持具26の両外側面には板部材27、28
の位置決め片部27b、28bに差し込み嵌合される溝
部38b、39bが形成されている。この溝部38b、
39bの幅を、位置決め片部27、28の差し込み始端
部分を広くし、且つ差し込み終端側へ向けて順次狭め、
該差し込み終端部分を前記位置決め片部の板厚とほぼ同
等の幅寸法となるように形成している。ツール保持具2
6の溝部38b、39bは、板部27、28の位置決め
片部27b、28bに対して、直線的移動でも、曲線
(円弧)的移動でも嵌合することができる。そして、こ
の嵌合状態がロック装置30によりロックされる。
Description
する板部材に、ツール保持具を着脱可能に取り付けるツ
ール保持具取付装置に関する。
タにおいて使用する複数の工具をストックしておいて適
宜供給する装置として、いわゆるマガジンがある。図1
0には、マガジンの一例を示している。このマガジン1
は、スプロケット2と円弧ガイド2aとの間にチェーン
3を掛渡して構成された搬送装置4を備え、この搬送装
置4のチェーン3にツール保持具5を取り付けるための
板部材6、7が対向状態に取着されている。この板部材
6、7には二股状をなすように位置決め片部6a、6
b、7a、7bが形成されている。なお、前記ツール保
持具5には、図示しない工具が取付けられるようになっ
ている。
取り付けるためのツール保持具取付装置8について、図
11ないし図13を参照して説明する。すなわち、各板
部材6、7間には、板ばね9が取付軸10、10を介し
て取付けられている。この板ばね9は、全体形状として
は「Ω」状をなしている。この板ばね9において、下部
対向両側には、内方側へ「く」字形に突出する係合部9
a、9bが形成されており、係合部9aは、位置決め片
部6a、7aとの先端部分から内方へ突出し、係合部9
bは、位置決め片部6b、7bの先端部分から内方へ突
出している。
a、6bと嵌合する溝部11a、11bが形成されてい
ると共に、位置決め片部7a、7bと嵌合する溝部12
a、12bが形成されている。以上によりツール保持具
取付装置8が構成されている。
ャッキング装置13(図14、図15参照)が該ツール
保持具5をチャッキングするためのチャッキング用溝部
14a、14bが形成されている。
ル保持具取付装置8により支持させるについて述べる。
図14において、ツール保持具5は、保持具チャッキン
グ装置13にチャッキングされて実線図示の待機状態に
あり、この待機状態から、チャッキング装置13が二点
鎖線で示す嵌合準備位置に円弧回転されてツール保持具
5が板部材6、7の真下に移動される。そして、この
後、チャッキング装置13が、直線的に上方へ移動し、
これにより板部材6、7にツール保持具5の各溝部11
a,11b及び12a、12bが嵌合すると共に、ツー
ル保持具5が板ばね9により保持される(着脱ポジショ
ンT1)。なお、ツール保持具5を取り外すには、上述
とは逆の手順にて行なう。
保持具5の外側部の各溝部11a、11b及び12a、
12bが直線状をなすため、板部材6、7に対してツー
ル保持具5を直線的に移動させなければならず、つま
り、ツール保持具5の取付方向が特定されてしまう。こ
のため、ツール保持具5を図14の着脱ポジションT1
へ導くのに、上述の直線移動と円弧移動との両方を行な
わなければならず、チャッキング装置の運動が複雑とな
る問題があった。
であり、その目的は、ツール保持具を板部材に対して直
線的移動でもあるいは曲線的移動でも取り付けることが
可能となり、この結果、取付の容易化を図ることがで
き、ひいては保持部チャッキング装置の運動機構を簡単
化することが可能となるツール保持具取付装置を提供す
るにある。
ジン内で移動する二股状をなす位置決め片部を有する板
部材に、ツール保持具を着脱可能に取り付けるものにお
いて、前記ツール保持具の両外側面に形成され、前記板
部材の位置決め片部に差し込み嵌合される溝部と、前記
板部材の位置決め片部に前記ツール保持具の溝部が差し
込み嵌合された状態にこのツール保持具を前記板部材に
ロックするロック手段とを備え、前記溝部の幅を、前記
位置決め片部の差し込み始端部分を広くし、且つ差し込
み終端側へ向けて順次狭め、該差し込み終端部分を前記
位置決め片部の板厚とほぼ同等の幅寸法となるように形
成したところに特徴を有する。
を、差し込み始端部分を広くし、差し込み終端側へ向け
て順次狭め、該差し込み終端部分を前記位置決め片部の
板厚とほぼ同等の幅寸法となるように形成しているか
ら、ツール保持具の溝部は、板部の位置決め片部に対し
て、直線的移動でも、曲線(円弧)的移動でも嵌合する
ことができる。そして、この嵌合状態がロック手段によ
りロックされる。従って、ツール保持具を板部材に対し
て直線的移動でもあるいは曲線的移動でも取り付けるこ
とができ、この結果、取付の容易化を図ることができ、
ひいては保持部チャッキング装置の運動機構を簡単化す
ることが可能となる。
部材の位置決め片部間の渡り片部に差し込み嵌合される
中央溝部が形成されているところに特徴を有する。これ
によれば、位置決め片部と溝部との嵌合に加え、渡り片
部と中央溝部との嵌合により、板部材に対するツール保
持具の位置決めが確実になされ、結果的に、ツール保持
具の取付けをさらに確実且つ精度の高いものにできる。
保持具と、板部材とのうちの一方に設けられた係止片部
と、他方に設けられた係止機構部とからなり、前記係止
片部には嵌合凹部が形成され、前記係止機構部は、中央
に前記係止片部が挿入される空隙部を有するボールホル
ダと、このボールホルダ内に前記空隙内に一部が突出す
るようにしてばね付勢されて設けられたボールとから構
成され、このボールが前記係止片部の嵌合凹部に嵌合さ
れるようになっているところに特徴を有する。
嵌合時に、ロック手段が自ずとその嵌合状態をロックで
きるようになり、また、ロック手段の構成も簡単とな
る。
1ないし図9を参照しながら説明する。図2には、マガ
ジン21を示している。このマガジン21は、スプロケ
ット22と円弧ガイド23との間にチェーン24を掛渡
して構成された搬送装置25を備え、この搬送装置25
のチェーン24にツール保持具26を取り付けるための
板部材27、28を対向状態に取着している。各板部材
27、28(図4参照)には二股状をなすように位置決
め片部27a、27b、28a、28bが形成されてい
る。なお、前記ツール保持具26には、図示しない工具
が取付けられるようになっている。
を取り付けるためのツール保持具取付装置29につい
て、図1、図3乃至図9を参照して説明する。図4にお
ける後側の板部材28の位置決め片部28a、28b間
の渡り片部28cにはロック手段たるロック装置30の
一部を構成する係止機構部31が取り付けられている。
と、ボール33、33と、ばね34、34と、抜止めナ
ット35、35とを有して構成されている。ボールホル
ダ32は、図4及び図5に示すように、中央に後述する
係止片部41より若干幅広の空隙部32aを有すると共
に、この空隙部32aの対向面に開通するボール配置孔
32bを有している。このボール配置孔32b内に前記
空隙32a内に一部が突出するようにボール33が配置
されていると共に、このボール33を空隙32a側へ移
動付勢するばね34が配置され、そして、これらボール
33及びばね34は抜止めナット35により抜止めされ
ている。このボールホルダ32が板部材28にねじ3
6、36により取り付けられている。なお、板部材28
においては上記ねじ36、36を挿通するためのねじ挿
通孔28d、28dが形成されている。また、板部材2
7にも使用されないねじ挿通孔27d、27dが形成さ
れているが、これは板部材27、28の同一部品化を図
るためである。
ルダ37(図9参照)を着脱(挿入装着及び抜脱)し得
るように構成されており、このツール保持具26の外側
面26a、26bには、前記位置決め片部27a、27
b、28a、28bと嵌入係合する溝部38a(図5参
照)、38b、39a(図5参照)、39bが形成され
ている。さらに、このツール保持具26においてチェー
ン24側となる部位には、板部材27における位置決め
片部27a、27b間の渡り片部27cと嵌合する中央
溝部40が形成されている。
4に示す上部には、ロック装置30の他の部分を構成す
る係止片部41が取着されている。この係止片部41に
は、嵌合凹部たる孔部41aが形成されている。
6及び図7に示すように、前記位置決め片部27aの差
し込み始端部分38kを広くし、且つ差し込み終端側へ
向けて順次狭め、該差し込み終端部分38sを前記位置
決め片部27aの板厚とほぼ同等の幅寸法となるように
形成されている。特に、溝部38bの前側縁部38fを
直線状(図4では垂直状)に形成され、後側縁部38r
は円弧状に形成されている。他の溝部38a、39a、
39bも同様に形成されている。さらに、ツール保持具
26において、上下部の後側部分には、チャッキング用
溝部42a、42bが形成されている。
示すように、チェーン24の走行路中の下部中央の着脱
ポジションPBと、その下方の待機ポジションPAとに
かけて、保持具チャッキング装置43が図示しないアク
チュエータにより円弧移動し得るように設けられてお
り、これは、図8に示すように、チャッキング用溝部4
2a、42bに嵌合する構成である。
対の板部材27、28に取付ける場合には、例えば図8
に示す位置PAにおいて、保持具チャッキング装置43
を回動支点Rを中心として円弧移動させる。ツール保持
具26の位置決め溝部38a、38b、39a、39b
が、位置決め片部27a、27b、28a、28bに差
し込まれ、嵌合される。このとき、溝部の幅38a、3
8b、39a、39bを、差し込み始端部分が広くし、
差し込み終端側へ向けて順次狭め、該差し込み終端部分
が前記位置決め片部の板厚とほぼ同等の幅寸法となるよ
うに形成しているから、ツール保持具26の溝部38
a、38b、39a、39bは、板部の位置決め片部2
7a、27b、28a、28bに対して、円弧的移動で
もスムーズに嵌合することができる。そして、中央溝部
40が位置決め片部27a、27b間の渡り片部27c
と嵌合する。
ダ32の空間部32a内に進入し、係止片部41の係合
孔部41aが、空間部32a内に突出するボール33、
33と係合する。もって、上述の嵌合状態がロック装置
30によりロックされる。
具26の溝部38a、38b、39a、39bの幅を、
差し込み始端部分を広くし、差し込み終端側へ向けて順
次狭め、該差し込み終端部分を前記位置決め片部27
a、27b、28a、28bの板厚とほぼ同等の幅寸法
となるように形成しているから、ツール保持具26の溝
部38a、38b、39a、39bは、板部27、28
の位置決め片部27a、27b、28a、28bに対し
て、本実施例のように円弧的移動でも嵌合することがで
きる。また、直線的移動でも嵌合することができる。あ
るいは、楕円的な移動でも嵌合することができる。
7、28に対して直線的移動でもあるいは曲線的移動で
も取り付けることが可能となり、この結果、取付の容易
化を図ることができ、ひいては保持部チャッキング装置
43の運動機構を簡単化することが可能となる。
6に、板部材27の渡り片部27cに差し込み嵌合され
る中央溝部40を形成したから、位置決め片部27a、
27b、28a、28bと溝部38a、38b、39
a、39bとの嵌合に加え、渡り片部27cと中央溝部
40との嵌合により、板部材27、28に対するツール
保持具26の位置決めが確実になされるようになる。す
なわち、図1において、下部の2点Q1、Q2(実際に
は向こう側にも2点ある)と、上部の線接触1か所Q3
とで、いわゆる5点位置決め形態となり、もって、位置
決めが確実となる。結果的に、ツール保持具26の取付
けをさらに確実且つ精度の高いものにできる。
置30を、ツール保持具26のチェーン24側となる部
位に、嵌合孔部41aを有した係止片部41を設け、板
部材28に、中央に係止片部41が挿入される空隙部3
2aを有するボールホルダ32と、このボールホルダ3
2内に空隙内32aに一部が突出するようにしてばね付
勢されて設けられたボール33とから構成された係止機
構部31を設けた構成としたから、ツール保持具26の
板部材27、28への嵌合時に、ロック装置40が自ず
とその嵌合状態をロックできるようになり、また、ロッ
ク装置40の構成も簡単となる。
グ装置43を回動支点Rを中心として円弧移動させて、
ツール保持具26を板部材27、28に取り付けるよう
にしたが、保持具チャッキング装置43を直線的に移動
させて取り付けることもできるものである。また、ツー
ル保持具26のチェーン24側となる部位に、係止機構
部31を設け、板部材28に、嵌合孔部41aを有した
係止片部41を設ける構成としても良い。
に、ツール保持具を板部材に対して直線的移動でもある
いは曲線的移動でも取り付けることができ、この結果、
取付の容易化を図ることができ、ひいては保持部チャッ
キング装置の運動機構を簡単化することが可能となると
いった効果を奏する。
り付けた状態での装置全体の側面図
す斜視図
す側面図
す縦断側面図
6はツール保持具、27、28は板部材、27a、27
b、28a、28bは位置決め片部、29はツール保持
具取付装置、30はロック装置(ロック手段)、31は
係止機構部、38a、38b、39a、39bは溝部、
40は中央溝部、41は係止片部、41aは孔部(嵌合
凹部)、43は保持具チャッキング装置を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 マガジン内で移動する二股状をなす位置
決め片部を有する板部材に、ツール保持具を着脱可能に
取り付けるものにおいて、 前記ツール保持具の両外側面に形成され、前記板部材の
位置決め片部に差し込み嵌合される溝部と、 前記板部材の位置決め片部に前記ツール保持具の溝部が
差し込み嵌合された状態にこのツール保持具を前記板部
材にロックするロック手段とを備え、 前記溝部の幅を、前記位置決め片部の差し込み始端部分
を広くし、且つ差し込み終端側へ向けて順次狭め、該差
し込み終端部分を前記位置決め片部の板厚とほぼ同等の
幅寸法となるように形成したことを特徴とするツール保
持具取付装置。 - 【請求項2】 ツール保持具には、板部材の位置決め片
部間の渡り片部に差し込み嵌合される中央溝部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のツール保持具
取付装置。 - 【請求項3】 ロック手段は、ツール保持具と、板部材
とのうちの一方に設けられた係止片部と、他方に設けら
れた係止機構部とからなり、 前記係止片部には嵌合凹部が形成され、 前記係止機構部は、中央に前記係止片部が挿入される空
隙部を有するボールホルダと、このボールホルダ内に前
記空隙内に一部が突出するようにしてばね付勢されて設
けられたボールとから構成され、このボールが前記係止
片部の嵌合凹部に嵌合されるようになっていることを特
徴とする請求項1または2記載のツール保持具取付装
置。
Priority Applications (1)
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JP2001334602A JP3980865B2 (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | ツール保持具取付装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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Cited By (5)
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JP2007069338A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Niigata Machine Techno Co Ltd | 工具格納装置 |
JP2013154436A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Brother Industries Ltd | 工作機械 |
TWI448354B (zh) * | 2010-03-31 | 2014-08-11 | Tsubakimoto Chain Co | 工具保持搬送鏈條 |
KR20150087536A (ko) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 두산인프라코어 주식회사 | 툴 매거진 장치 |
KR102500775B1 (ko) * | 2022-11-08 | 2023-02-16 | 케이비트주식회사 | 콜릿 수납 기구 |
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2001
- 2001-10-31 JP JP2001334602A patent/JP3980865B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR102173897B1 (ko) * | 2014-01-22 | 2020-11-04 | 두산공작기계 주식회사 | 툴 매거진 장치 |
KR102500775B1 (ko) * | 2022-11-08 | 2023-02-16 | 케이비트주식회사 | 콜릿 수납 기구 |
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