JP2003135275A - 電気貯湯容器 - Google Patents
電気貯湯容器Info
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- JP2003135275A JP2003135275A JP2001341847A JP2001341847A JP2003135275A JP 2003135275 A JP2003135275 A JP 2003135275A JP 2001341847 A JP2001341847 A JP 2001341847A JP 2001341847 A JP2001341847 A JP 2001341847A JP 2003135275 A JP2003135275 A JP 2003135275A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 何らかの理由により沸騰判定ができなくなっ
た場合にも、沸騰を確実に停止させることができるよう
にする。 【解決手段】 湯沸かしが開始されて内容器の温度が所
定温度に到達した時点における内容器の内容量に基づい
て予め設定された遮断時間が経過する前に沸騰判定がな
されなかった場合には加熱手段(沸騰用ヒータ)への通
電が強制的に停止されるようにしている。
た場合にも、沸騰を確実に停止させることができるよう
にする。 【解決手段】 湯沸かしが開始されて内容器の温度が所
定温度に到達した時点における内容器の内容量に基づい
て予め設定された遮断時間が経過する前に沸騰判定がな
されなかった場合には加熱手段(沸騰用ヒータ)への通
電が強制的に停止されるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気貯湯容器に
関し、さらに詳しくは何らかの理由により沸騰判定がで
きなくなった場合にも加熱手段への通電遮断を行い得る
ようにした電気貯湯容器に関するものである。
関し、さらに詳しくは何らかの理由により沸騰判定がで
きなくなった場合にも加熱手段への通電遮断を行い得る
ようにした電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、湯沸かし用の内容器と、該内
容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検知す
る温度検知手段とを備えて構成された電気貯湯容器はよ
く知られている。このような構成の電気貯湯容器の場
合、内容器内のお湯が沸騰したことを判定する沸騰判定
手段が付設されており、該沸騰検知手段により沸騰が検
知されたときには、ブザー等により沸騰報知を行うこと
となっている。
容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温度を検知す
る温度検知手段とを備えて構成された電気貯湯容器はよ
く知られている。このような構成の電気貯湯容器の場
合、内容器内のお湯が沸騰したことを判定する沸騰判定
手段が付設されており、該沸騰検知手段により沸騰が検
知されたときには、ブザー等により沸騰報知を行うこと
となっている。
【0003】上記沸騰判定は、蒸気温度を検知する蒸気
温度検知手段によったり、内容器の温度を検知する温度
検知手段により検出された温度上昇度の変化によったり
していたが、何らかの理由により沸騰判定が行えない場
合が生ずると、加熱手段による加熱の継続により内容器
の温度が異常上昇するという不具合が発生するおそれが
ある。
温度検知手段によったり、内容器の温度を検知する温度
検知手段により検出された温度上昇度の変化によったり
していたが、何らかの理由により沸騰判定が行えない場
合が生ずると、加熱手段による加熱の継続により内容器
の温度が異常上昇するという不具合が発生するおそれが
ある。
【0004】上記のような不具合を解消するために、湯
沸かし動作を開始してから沸騰までに、沸騰に必要且つ
十分な時間が経過したとき、沸騰検知がなされない場合
には加熱手段への通電を強制的に停止するようにした電
気貯湯容器が提案されている(例えば、特開昭62−1
72917号公報参照)。
沸かし動作を開始してから沸騰までに、沸騰に必要且つ
十分な時間が経過したとき、沸騰検知がなされない場合
には加熱手段への通電を強制的に停止するようにした電
気貯湯容器が提案されている(例えば、特開昭62−1
72917号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知例
の場合、沸騰に必要且つ十分な時間を内容量の変化に対
応させるという考慮がなされていないため、満量の場合
であっても少量の場合であっても同じ時間となり、内容
量が減っているときには、加熱手段への強制通電停止ま
での時間が長くなって、内容器が空焚き状態となるおそ
れがある。
の場合、沸騰に必要且つ十分な時間を内容量の変化に対
応させるという考慮がなされていないため、満量の場合
であっても少量の場合であっても同じ時間となり、内容
量が減っているときには、加熱手段への強制通電停止ま
での時間が長くなって、内容器が空焚き状態となるおそ
れがある。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、何らかの理由により沸騰判定ができなくなった場
合にも、沸騰を確実に停止させることができるようにす
ることを目的とするものである。
ので、何らかの理由により沸騰判定ができなくなった場
合にも、沸騰を確実に停止させることができるようにす
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、湯沸かし用の内容
器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温
度を検知する温度検知手段とを備えた電気貯湯容器にお
いて、前記加熱手段への通電により前記内容器内のお湯
を湯沸かししているときには、前記温度検知手段により
検知された検知温度が所定温度に到達した時点における
前記内容器内の容量に基づいて予め設定された遮断時間
の計数を行う遮断時間計数手段と、該遮断時間計数手段
による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかった場
合には前記加熱手段への通電を強制停止する強制通電停
止手段とを付設している。
記課題を解決するための手段として、湯沸かし用の内容
器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の温
度を検知する温度検知手段とを備えた電気貯湯容器にお
いて、前記加熱手段への通電により前記内容器内のお湯
を湯沸かししているときには、前記温度検知手段により
検知された検知温度が所定温度に到達した時点における
前記内容器内の容量に基づいて予め設定された遮断時間
の計数を行う遮断時間計数手段と、該遮断時間計数手段
による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかった場
合には前記加熱手段への通電を強制停止する強制通電停
止手段とを付設している。
【0008】上記のように構成したことにより、湯沸か
しが開始されて内容器の温度が所定温度に到達した時点
における前記内容器の内容量に基づいて予め設定された
遮断時間が経過する前に沸騰判定がなされなかった場合
には加熱手段への通電が強制的に停止されることとな
り、何らかの理由により沸騰判定ができなくなった場合
であっても、確実に沸騰を停止させて、内容器が空焚き
状態となるのを回避することができる。
しが開始されて内容器の温度が所定温度に到達した時点
における前記内容器の内容量に基づいて予め設定された
遮断時間が経過する前に沸騰判定がなされなかった場合
には加熱手段への通電が強制的に停止されることとな
り、何らかの理由により沸騰判定ができなくなった場合
であっても、確実に沸騰を停止させて、内容器が空焚き
状態となるのを回避することができる。
【0009】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記遮断時間の設定を、
湯沸かし開始から沸騰判定までの間において複数回実施
するようにした場合、遮断時間の経過中に内容器の内容
量に変化が生じた場合にも対応できることとなり、何ら
かの理由により沸騰判定ができなくなった場合にもより
確実に沸騰を停止させることができる。
記載の電気貯湯容器において、前記遮断時間の設定を、
湯沸かし開始から沸騰判定までの間において複数回実施
するようにした場合、遮断時間の経過中に内容器の内容
量に変化が生じた場合にも対応できることとなり、何ら
かの理由により沸騰判定ができなくなった場合にもより
確実に沸騰を停止させることができる。
【0010】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間とするようにした場合、沸騰残時間を表示するために
求められる沸騰残時間が加熱手段への通電を停止するた
めの遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算す
るための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段
として利用することができる。
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間とするようにした場合、沸騰残時間を表示するために
求められる沸騰残時間が加熱手段への通電を停止するた
めの遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算す
るための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段
として利用することができる。
【0011】請求項4の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間に所定時間を加算した時間とするようにした場合、沸
騰残時間を表示するために求められる沸騰残時間に所定
時間を加算した時間が加熱手段への通電を停止するため
の遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算する
ための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段と
して利用することができるとともに、沸騰残時間に所定
時間を加算することにより、沸騰判定前に加熱手段への
通電が強制停止されるという不具合を防止することがで
きる。
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間に所定時間を加算した時間とするようにした場合、沸
騰残時間を表示するために求められる沸騰残時間に所定
時間を加算した時間が加熱手段への通電を停止するため
の遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算する
ための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段と
して利用することができるとともに、沸騰残時間に所定
時間を加算することにより、沸騰判定前に加熱手段への
通電が強制停止されるという不具合を防止することがで
きる。
【0012】請求項5の発明におけるように、請求項3
および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記沸騰残時間演算手段による沸騰残時間演算の度に前
記遮断時間の設定を更新するようにした場合、沸騰残時
間が演算される度に、加熱手段への強制通電停止までの
遮断時間が更新されることとなり、何らかの理由により
沸騰判定ができなくなった場合にもより確実に沸騰を停
止させることができる。
および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記沸騰残時間演算手段による沸騰残時間演算の度に前
記遮断時間の設定を更新するようにした場合、沸騰残時
間が演算される度に、加熱手段への強制通電停止までの
遮断時間が更新されることとなり、何らかの理由により
沸騰判定ができなくなった場合にもより確実に沸騰を停
止させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0014】この電気貯湯容器は、図1および図2に示
すように、湯沸かし用の内容器3を備えた容器本体1
と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋体2と、前記
内容器3の底部を加熱する加熱手段である電気ヒータ4
と、前記内容器3内のお湯を外部へ給湯するための給湯
通路5と、該給湯通路5の途中に設けられたポンプ装置
である電動ポンプ6とを備えて構成されている。
すように、湯沸かし用の内容器3を備えた容器本体1
と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋体2と、前記
内容器3の底部を加熱する加熱手段である電気ヒータ4
と、前記内容器3内のお湯を外部へ給湯するための給湯
通路5と、該給湯通路5の途中に設けられたポンプ装置
である電動ポンプ6とを備えて構成されている。
【0015】前記容器本体1は、外側面を構成する合成
樹脂製の外ケース7と、内周面を構成する前記内容器3
と、前記外ケース7の上部と内容器3の上部とを結合す
る合成樹脂製の環状の肩部材8と、底面を構成する合成
樹脂製の底板9とからなっている。
樹脂製の外ケース7と、内周面を構成する前記内容器3
と、前記外ケース7の上部と内容器3の上部とを結合す
る合成樹脂製の環状の肩部材8と、底面を構成する合成
樹脂製の底板9とからなっている。
【0016】前記内容器3は、ステンレス製の有底円筒
形状の内筒10とステンレス製の略円筒形状の外筒11
との間に真空空間12を形成してなる真空二重容器から
なっており、その底部には、前記内筒10の底部のみか
らなる非真空部3aが形成されている。該非真空部3a
の下面には、前記電気ヒータ4(例えば、雲母板に発熱
体を保持させてなるマイカヒータ)が取り付けられてい
る。符号13は内容器3の温度(換言すれば、湯温T)
を検出する温度検出手段として作用する温度センサーで
ある。
形状の内筒10とステンレス製の略円筒形状の外筒11
との間に真空空間12を形成してなる真空二重容器から
なっており、その底部には、前記内筒10の底部のみか
らなる非真空部3aが形成されている。該非真空部3a
の下面には、前記電気ヒータ4(例えば、雲母板に発熱
体を保持させてなるマイカヒータ)が取り付けられてい
る。符号13は内容器3の温度(換言すれば、湯温T)
を検出する温度検出手段として作用する温度センサーで
ある。
【0017】前記蓋体2は、合成樹脂製の上板14と該
上板14に対して外周縁が嵌め合いにより結合された合
成樹脂製の下板15とからなっており、前記肩部材8の
後部に設けられたヒンジ受け16に対してヒンジピン1
7を介して開閉且つ着脱自在に支持されている。
上板14に対して外周縁が嵌め合いにより結合された合
成樹脂製の下板15とからなっており、前記肩部材8の
後部に設けられたヒンジ受け16に対してヒンジピン1
7を介して開閉且つ着脱自在に支持されている。
【0018】また、この蓋体2には、電源が接続されて
いない状態でも給湯通路5を介しての給湯が可能なよう
に、手動操作により駆動されるエアーポンプ18が配設
されている。該エアーポンプ18は、前記蓋体2の略中
央部に形成された円筒形状の凹部19内に配設されたベ
ーローズタイプのものとされており、押圧板20を介し
ての押圧操作により加圧空気が内容器3内に吹き込ま
れ、該加圧空気の圧力により内容器3内のお湯が給湯通
路5を介して外部へ押し出されることとなっている。符
号21は蒸気排出通路、22は蒸気排出通路21の途中
に配設された転倒止水弁である。
いない状態でも給湯通路5を介しての給湯が可能なよう
に、手動操作により駆動されるエアーポンプ18が配設
されている。該エアーポンプ18は、前記蓋体2の略中
央部に形成された円筒形状の凹部19内に配設されたベ
ーローズタイプのものとされており、押圧板20を介し
ての押圧操作により加圧空気が内容器3内に吹き込ま
れ、該加圧空気の圧力により内容器3内のお湯が給湯通
路5を介して外部へ押し出されることとなっている。符
号21は蒸気排出通路、22は蒸気排出通路21の途中
に配設された転倒止水弁である。
【0019】前記蓋体2における下板15には、金属製
のカバー部材23が固定されており、該カバー部材23
の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の
給水口3bに圧接されるシールパッキン24が設けられ
ている。
のカバー部材23が固定されており、該カバー部材23
の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の
給水口3bに圧接されるシールパッキン24が設けられ
ている。
【0020】前記給湯通路5の途中であって前記内容器
3の下方位置には、前記電動ポンプ6が配設されてい
る。また、前記給湯通路5の途中であって満水位表示部
25より上方位置には、転倒時止水弁26および前傾時
止水弁27が設けられている。
3の下方位置には、前記電動ポンプ6が配設されてい
る。また、前記給湯通路5の途中であって満水位表示部
25より上方位置には、転倒時止水弁26および前傾時
止水弁27が設けられている。
【0021】図1において、符号28は蓋体2を容器本
体1に対して閉止状態に保持するためのロック機構、2
9は後述する各種スイッチ類を備えた操作パネル部、3
0はスイッチ基板である。
体1に対して閉止状態に保持するためのロック機構、2
9は後述する各種スイッチ類を備えた操作パネル部、3
0はスイッチ基板である。
【0022】前記操作パネル部29には、図2に示すよ
うに、給湯スイッチ31、ロック解除スイッチ32、再
沸騰スイッチ33、保温選択スイッチ34、定量給湯時
の湯量設定等を行う選択スイッチ35、液晶表示装置3
6、再沸騰表示灯37、保温表示灯38が設けられてい
る。前記液晶表示装置36には、温度、沸騰残時間およ
び湯量が交互に7セグメント表示されるとともに、設定
保温温度(98℃、90℃、まほうびん)を表示する三
角形形状の表示灯39〜42が設けられている。
うに、給湯スイッチ31、ロック解除スイッチ32、再
沸騰スイッチ33、保温選択スイッチ34、定量給湯時
の湯量設定等を行う選択スイッチ35、液晶表示装置3
6、再沸騰表示灯37、保温表示灯38が設けられてい
る。前記液晶表示装置36には、温度、沸騰残時間およ
び湯量が交互に7セグメント表示されるとともに、設定
保温温度(98℃、90℃、まほうびん)を表示する三
角形形状の表示灯39〜42が設けられている。
【0023】図3は、本実施の形態にかかる電気貯湯容
器における電気的要素の結線状態を示すブロック図であ
る。なお、既に説明した電気的要素については同一の符
号を付して説明を省略する。
器における電気的要素の結線状態を示すブロック図であ
る。なお、既に説明した電気的要素については同一の符
号を付して説明を省略する。
【0024】マイクロコンピュータユニット(以下、マ
イコンと略称する)43においては、各種スイッチ類3
1〜35、発振回路44、リセット回路45および温度
センサー13からの信号が入力され、各種演算処理が行
われ、制御信号が再沸騰表示灯37、保温表示灯38、
液晶表示装置36、ブザー46、トライアック駆動回路
47、リレー駆動回路48、IRG回路49、安定化電
源回路50、ポンプ駆動回路51およびトライアック5
2に出力されることとなっている。符号53はタブ付き
リレー、54は商用交流電源、55は温度ヒューズであ
る。なお、電気ヒータ4は、沸騰用ヒータ4Aと保温用
ヒータ4Bとからなっており、沸騰用ヒータ4Aはタブ
付きリレー53により通電制御され、保温用ヒータ4B
はトライアック52により通電制御されることとなって
いる。
イコンと略称する)43においては、各種スイッチ類3
1〜35、発振回路44、リセット回路45および温度
センサー13からの信号が入力され、各種演算処理が行
われ、制御信号が再沸騰表示灯37、保温表示灯38、
液晶表示装置36、ブザー46、トライアック駆動回路
47、リレー駆動回路48、IRG回路49、安定化電
源回路50、ポンプ駆動回路51およびトライアック5
2に出力されることとなっている。符号53はタブ付き
リレー、54は商用交流電源、55は温度ヒューズであ
る。なお、電気ヒータ4は、沸騰用ヒータ4Aと保温用
ヒータ4Bとからなっており、沸騰用ヒータ4Aはタブ
付きリレー53により通電制御され、保温用ヒータ4B
はトライアック52により通電制御されることとなって
いる。
【0025】前記マイコン43は、沸騰用ヒータ4Aへ
の通電により内容器3内のお湯を湯沸かしされていると
きには、温度センサー13により検知された検知温度T
が所定温度Tsに到達した時点における前記内容器3の
内容量に基づいて予め設定された遮断時間taの計数を
行う遮断時間計数手段としての機能と、該遮断時間計数
手段による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかっ
た場合には前記沸騰用ヒータ4Aへの通電を強制停止す
る強制通電停止手段としての機能とを有しているが、本
実施の形態においては、沸騰残時間tbを演算する沸騰
残時間演算手段としての機能と、該沸騰残時間演算手段
により演算された沸騰残時間tbを表示する沸騰残時間
表示手段としての機能とが並設されており、前記遮断時
間taが、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸
騰残時間tbとされることとなっている。
の通電により内容器3内のお湯を湯沸かしされていると
きには、温度センサー13により検知された検知温度T
が所定温度Tsに到達した時点における前記内容器3の
内容量に基づいて予め設定された遮断時間taの計数を
行う遮断時間計数手段としての機能と、該遮断時間計数
手段による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかっ
た場合には前記沸騰用ヒータ4Aへの通電を強制停止す
る強制通電停止手段としての機能とを有しているが、本
実施の形態においては、沸騰残時間tbを演算する沸騰
残時間演算手段としての機能と、該沸騰残時間演算手段
により演算された沸騰残時間tbを表示する沸騰残時間
表示手段としての機能とが並設されており、前記遮断時
間taが、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸
騰残時間tbとされることとなっている。
【0026】ついで、上記構成の電気貯湯容器における
強制通電停止制御について、図4に示すフローチャート
を参照して説明する。
強制通電停止制御について、図4に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0027】ステップS1において沸騰用ヒータ4Aに
よる湯沸かしが行われている(即ち、沸騰中)と判定さ
れると、ステップS2において温度センサー13からの
温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力され
る。そして、ステップS3において湯温Tが予め設定さ
れた設定温度Ts(例えば、50℃)に上昇したと判定
されると、ステップS4においてその時点から沸騰に至
るまでの残時間tbが求められる。なお、該残時間tb
の演算については、図5のフローチャートを参照して後
述する。
よる湯沸かしが行われている(即ち、沸騰中)と判定さ
れると、ステップS2において温度センサー13からの
温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力され
る。そして、ステップS3において湯温Tが予め設定さ
れた設定温度Ts(例えば、50℃)に上昇したと判定
されると、ステップS4においてその時点から沸騰に至
るまでの残時間tbが求められる。なお、該残時間tb
の演算については、図5のフローチャートを参照して後
述する。
【0028】ステップS4において求められた沸騰残時
間tbがステップS5において液晶表示装置36に表示
され、ステップS6において安全タイマの時限taがセ
ットされる。この安全タイマは、内容器3の内容量に基
づいて予め設定された遮断時間taを計数するものであ
り、本実施の形態においては、前記沸騰残時間tbとさ
れる。
間tbがステップS5において液晶表示装置36に表示
され、ステップS6において安全タイマの時限taがセ
ットされる。この安全タイマは、内容器3の内容量に基
づいて予め設定された遮断時間taを計数するものであ
り、本実施の形態においては、前記沸騰残時間tbとさ
れる。
【0029】ついで、ステップS7において沸騰判定が
なされ、ここで肯定判定されると、ステップS9におい
てブザー46の吹鳴による沸騰報知がなされ、その後ス
テップS10において沸騰用ヒータ4Aへの通電が停止
されるが、ステップS7において否定判定された場合に
は、ステップS8に進み、安全タイマの時限taが経過
したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合
には、ステップS9に進んで、ブザー46の吹鳴による
沸騰報知がなされ、その後ステップS10において沸騰
用ヒータ4Aへの通電が停止される。なお、ステップS
1、ステップS3およびステップS8において否定判定
された場合には、制御はリターンする。
なされ、ここで肯定判定されると、ステップS9におい
てブザー46の吹鳴による沸騰報知がなされ、その後ス
テップS10において沸騰用ヒータ4Aへの通電が停止
されるが、ステップS7において否定判定された場合に
は、ステップS8に進み、安全タイマの時限taが経過
したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合
には、ステップS9に進んで、ブザー46の吹鳴による
沸騰報知がなされ、その後ステップS10において沸騰
用ヒータ4Aへの通電が停止される。なお、ステップS
1、ステップS3およびステップS8において否定判定
された場合には、制御はリターンする。
【0030】なお、上記沸騰判定は、湯温Tの上昇度が
変化しなくなったことにより沸騰と判定する方法とされ
ているが、蒸気センサーによる水蒸気温度の検知による
方法等を採用することもできる。
変化しなくなったことにより沸騰と判定する方法とされ
ているが、蒸気センサーによる水蒸気温度の検知による
方法等を採用することもできる。
【0031】上記したように、本実施の形態において
は、内容量に応じて演算される沸騰残時間tbを安全タ
イマの時限(換言すれば、沸騰用ヒータ4Aへの強制通
電停止までの遮断時間)taとして設定し、何らかの理
由で沸騰判定ができなくなった場合には、前記安全タイ
マの時限taの経過後に沸騰用ヒータ4Aへの通電を強
制停止するようにしているので、内容量の多少にかかわ
らず、確実且つ安全に沸騰を停止させることができる。
は、内容量に応じて演算される沸騰残時間tbを安全タ
イマの時限(換言すれば、沸騰用ヒータ4Aへの強制通
電停止までの遮断時間)taとして設定し、何らかの理
由で沸騰判定ができなくなった場合には、前記安全タイ
マの時限taの経過後に沸騰用ヒータ4Aへの通電を強
制停止するようにしているので、内容量の多少にかかわ
らず、確実且つ安全に沸騰を停止させることができる。
【0032】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、沸騰残時間判定について説明する。
て、沸騰残時間判定について説明する。
【0033】ステップS1において温度センサー13か
らの温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力さ
れ、ステップS2において湯温Tが温度表示を行う閾値
の下限以上かどうかの判定が行われ、ここで肯定判定さ
れた場合には、ステップS3においてタイマのカウント
が開始される。なお、ステップS2において否定判定さ
れた場合には、制御は終了する。
らの温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力さ
れ、ステップS2において湯温Tが温度表示を行う閾値
の下限以上かどうかの判定が行われ、ここで肯定判定さ
れた場合には、ステップS3においてタイマのカウント
が開始される。なお、ステップS2において否定判定さ
れた場合には、制御は終了する。
【0034】そして、ステップS4において湯温Tが温
度表示を行う閾値の上限以上かどうかの判定がなされ、
ここで肯定判定された場合には、ステップS5において
タイマのカウントを停止させ、ステップS6において今
まで測定してきたデータ(即ち、単位温度上昇に要する
時間=タイマのカウント数)が加算され、ステップS7
においてその平均値が求められる。ここで、閾値の上下
限温度差は、例えば5℃とされる。このようにする理由
は、水の対流により温度センサー13が検知する温度情
報にバラつきが生じやすいところから、このバラつきに
よる誤差を無くして正しい時間が得られるようにするた
めである。ついで、ステップS8において先に求めた単
位温度上昇に要する時間(即ち、平均値)に、湯温が1
00℃になるまでに単位温度上昇に要する時間の測定を
何回行うかという回数を乗じて沸騰残時間tbが求めら
れる。
度表示を行う閾値の上限以上かどうかの判定がなされ、
ここで肯定判定された場合には、ステップS5において
タイマのカウントを停止させ、ステップS6において今
まで測定してきたデータ(即ち、単位温度上昇に要する
時間=タイマのカウント数)が加算され、ステップS7
においてその平均値が求められる。ここで、閾値の上下
限温度差は、例えば5℃とされる。このようにする理由
は、水の対流により温度センサー13が検知する温度情
報にバラつきが生じやすいところから、このバラつきに
よる誤差を無くして正しい時間が得られるようにするた
めである。ついで、ステップS8において先に求めた単
位温度上昇に要する時間(即ち、平均値)に、湯温が1
00℃になるまでに単位温度上昇に要する時間の測定を
何回行うかという回数を乗じて沸騰残時間tbが求めら
れる。
【0035】上記したようにして演算された沸騰残時間
tbは、湯温の単位温度上昇に要する時間に基づいて求
められることとなっているため、内容器3の内容量に対
応することとなる。また、上記沸騰残時間tbは、湯温
Tが単位温度(例えば、5℃)上昇する毎に更新される
こととなっているため、安全タイマの時限taも沸騰残
時限tbの更新にしたがって更新される。
tbは、湯温の単位温度上昇に要する時間に基づいて求
められることとなっているため、内容器3の内容量に対
応することとなる。また、上記沸騰残時間tbは、湯温
Tが単位温度(例えば、5℃)上昇する毎に更新される
こととなっているため、安全タイマの時限taも沸騰残
時限tbの更新にしたがって更新される。
【0036】また、上記沸騰残時間判定は、図6のフロ
ーチャートで示す方法でも行うことができるので、以下
に説明する。
ーチャートで示す方法でも行うことができるので、以下
に説明する。
【0037】ステップS1において温度センサー13か
らの温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力さ
れ、ステップS2において所定時間t(例えば、10
秒)が経過したと判定されると、その時の湯温Tがマイ
コン43に入力される。なお、ステップS1における湯
温Tの入力は、例えば5分毎に行われることとなってい
る。
らの温度情報(即ち、湯温T)がマイコン43に入力さ
れ、ステップS2において所定時間t(例えば、10
秒)が経過したと判定されると、その時の湯温Tがマイ
コン43に入力される。なお、ステップS1における湯
温Tの入力は、例えば5分毎に行われることとなってい
る。
【0038】そして、ステップS4において湯温Tの上
昇度ΔT=dT/dtが演算され、ステップS5におい
て沸騰残時間tb=(100−T/ΔT)tが演算され
る。
昇度ΔT=dT/dtが演算され、ステップS5におい
て沸騰残時間tb=(100−T/ΔT)tが演算され
る。
【0039】このようにして演算された沸騰残時間tb
は、湯温の上昇度ΔTに基づいて求められることとなっ
ているため、内容器3の内容量に対応することとなる。
また、上記沸騰残時間tbは、5分毎に更新されること
となっているため、安全タイマの時限taも沸騰残時限
tbの更新にしたがって更新される。
は、湯温の上昇度ΔTに基づいて求められることとなっ
ているため、内容器3の内容量に対応することとなる。
また、上記沸騰残時間tbは、5分毎に更新されること
となっているため、安全タイマの時限taも沸騰残時限
tbの更新にしたがって更新される。
【0040】ところで、上記説明においては、沸騰残時
限tbを安全タイマの時限(換言すれば、遮断時間)t
aとするようにしているが、図7のフローチャートのス
テップS6におけるように、安全タイマの時限(換言す
れば、遮断時間)taとして、沸騰残時間tbに所定時
間α(例えば、1分)を加算したものを採用することも
できる。このようにすると、沸騰判定前に沸騰用ヒータ
4Aへの通電が強制停止されるという不具合を防止する
ことができる。
限tbを安全タイマの時限(換言すれば、遮断時間)t
aとするようにしているが、図7のフローチャートのス
テップS6におけるように、安全タイマの時限(換言す
れば、遮断時間)taとして、沸騰残時間tbに所定時
間α(例えば、1分)を加算したものを採用することも
できる。このようにすると、沸騰判定前に沸騰用ヒータ
4Aへの通電が強制停止されるという不具合を防止する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、湯沸かし用の
内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器
の温度を検知する温度検知手段とを備えた電気貯湯容器
において、前記加熱手段への通電により前記内容器内の
お湯を湯沸かししているときには、前記温度検知手段に
より検知された検知温度が所定温度に到達した時点にお
ける前記内容器内の容量に基づいて予め設定された遮断
時間の計数を行う遮断時間計数手段と、該遮断時間計数
手段による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかっ
た場合には前記加熱手段への通電を強制停止する強制通
電停止手段とを付設して、湯沸かしが開始されて内容器
の温度が所定温度に到達した時点における前記内容器の
内容量に基づいて予め設定された遮断時間が経過する前
に沸騰判定がなされなかった場合には加熱手段への通電
が強制的に停止されるようにしたので、何らかの理由に
より沸騰判定ができなくなった場合であっても、確実に
沸騰を停止させて、内容器が空焚き状態となるのを回避
することができるという効果がある。
内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器
の温度を検知する温度検知手段とを備えた電気貯湯容器
において、前記加熱手段への通電により前記内容器内の
お湯を湯沸かししているときには、前記温度検知手段に
より検知された検知温度が所定温度に到達した時点にお
ける前記内容器内の容量に基づいて予め設定された遮断
時間の計数を行う遮断時間計数手段と、該遮断時間計数
手段による計数が終了する前に沸騰判定がなされなかっ
た場合には前記加熱手段への通電を強制停止する強制通
電停止手段とを付設して、湯沸かしが開始されて内容器
の温度が所定温度に到達した時点における前記内容器の
内容量に基づいて予め設定された遮断時間が経過する前
に沸騰判定がなされなかった場合には加熱手段への通電
が強制的に停止されるようにしたので、何らかの理由に
より沸騰判定ができなくなった場合であっても、確実に
沸騰を停止させて、内容器が空焚き状態となるのを回避
することができるという効果がある。
【0042】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の電気貯湯容器において、前記遮断時間の設定を、
湯沸かし開始から沸騰判定までの間において複数回実施
するようにした場合、遮断時間の経過中に内容器の内容
量に変化が生じた場合にも対応できることとなり、何ら
かの理由により沸騰判定ができなくなった場合にもより
確実に沸騰を停止させることができる。
記載の電気貯湯容器において、前記遮断時間の設定を、
湯沸かし開始から沸騰判定までの間において複数回実施
するようにした場合、遮断時間の経過中に内容器の内容
量に変化が生じた場合にも対応できることとなり、何ら
かの理由により沸騰判定ができなくなった場合にもより
確実に沸騰を停止させることができる。
【0043】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間とするようにした場合、沸騰残時間を表示するために
求められる沸騰残時間が加熱手段への通電を停止するた
めの遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算す
るための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段
として利用することができる。
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間とするようにした場合、沸騰残時間を表示するために
求められる沸騰残時間が加熱手段への通電を停止するた
めの遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算す
るための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段
として利用することができる。
【0044】請求項4の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間に所定時間を加算した時間とするようにした場合、沸
騰残時間を表示するために求められる沸騰残時間に所定
時間を加算した時間が加熱手段への通電を停止するため
の遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算する
ための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段と
して利用することができるとともに、沸騰残時間に所定
時間を加算することにより、沸騰判定前に加熱手段への
通電が強制停止されるという不具合を防止することがで
きる。
および2のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手段と、該沸騰残
時間演算手段により演算された沸騰残時間を表示する沸
騰残時間表示手段とを付設するとともに、前記遮断時間
を、前記沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間に所定時間を加算した時間とするようにした場合、沸
騰残時間を表示するために求められる沸騰残時間に所定
時間を加算した時間が加熱手段への通電を停止するため
の遮断時間とされることとなり、沸騰残時間を演算する
ための沸騰残時間演算手段を遮断時間を設定する手段と
して利用することができるとともに、沸騰残時間に所定
時間を加算することにより、沸騰判定前に加熱手段への
通電が強制停止されるという不具合を防止することがで
きる。
【0045】請求項5の発明におけるように、請求項3
および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記沸騰残時間演算手段による沸騰残時間演算の度に前
記遮断時間の設定を更新するようにした場合、沸騰残時
間が演算される度に、加熱手段への強制通電停止までの
遮断時間が更新されることとなり、何らかの理由により
沸騰判定ができなくなった場合にもより確実に沸騰を停
止させることができる。
および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、
前記沸騰残時間演算手段による沸騰残時間演算の度に前
記遮断時間の設定を更新するようにした場合、沸騰残時
間が演算される度に、加熱手段への強制通電停止までの
遮断時間が更新されることとなり、何らかの理由により
沸騰判定ができなくなった場合にもより確実に沸騰を停
止させることができる。
【図1】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかるであるにおける
操作パネル部の拡大平面図である。
操作パネル部の拡大平面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器に
おける電気的要素の結線図である。
おける電気的要素の結線図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器に
おける強制通電停止制御の内容を示すフローチャートで
ある。
おける強制通電停止制御の内容を示すフローチャートで
ある。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器に
おける沸騰残時間判定の内容を示すフローチャートであ
る。
おける沸騰残時間判定の内容を示すフローチャートであ
る。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器に
おける沸騰残時間判定の他の例の内容を示すフローチャ
ートである。
おける沸騰残時間判定の他の例の内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる電気貯湯容器に
おける強制通電停止制御の他の例の内容を示すフローチ
ャートである。
おける強制通電停止制御の他の例の内容を示すフローチ
ャートである。
3は内容器、4は加熱手段(電気ヒータ)、4Aは沸騰
用ヒータ、13は温度検出手段(温度センサー)、29
は操作パネル部、36は液晶表示装置、43はマイコ
ン。
用ヒータ、13は温度検出手段(温度センサー)、29
は操作パネル部、36は液晶表示装置、43はマイコ
ン。
Claims (5)
- 【請求項1】 湯沸かし用の内容器と、該内容器を加熱
する加熱手段と、前記内容器の温度を検知する温度検知
手段とを備えた電気貯湯容器であって、前記加熱手段へ
の通電により前記内容器内のお湯を湯沸かししていると
きには、前記温度検知手段により検知された検知温度が
所定温度に到達した時点における前記内容器の内容量に
基づいて予め設定された遮断時間の計数を行う遮断時間
計数手段と、該遮断時間計数手段による計数が終了する
前に沸騰判定がなされなかった場合には前記加熱手段へ
の通電を強制停止する強制通電停止手段とを付設したこ
とを特徴とする電気貯湯容器。 - 【請求項2】 前記遮断時間の設定を、湯沸かし開始か
ら沸騰判定までの間において複数回実施するようにした
ことを特徴とする前記請求項1記載の電気貯湯容器。 - 【請求項3】 沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手
段と、該沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間を表示する沸騰残時間表示手段とを付設するととも
に、前記遮断時間を、前記沸騰残時間演算手段により演
算された沸騰残時間とするようにしたことを特徴とする
前記請求項1および2のいずれか一項記載の電気貯湯容
器。 - 【請求項4】 沸騰残時間を演算する沸騰残時間演算手
段と、該沸騰残時間演算手段により演算された沸騰残時
間を表示する沸騰残時間表示手段とを付設するととも
に、前記遮断時間を、前記沸騰残時間演算手段により演
算された沸騰残時間に所定時間を加算した時間とするよ
うにしたことを特徴とする前記請求項1および2のいず
れか一項記載の電気貯湯容器。 - 【請求項5】 前記沸騰残時間演算手段による沸騰残時
間演算の度に前記遮断時間の設定を更新するようにした
ことを特徴とする前記請求項3および4のいずれか一項
記載の電気貯湯容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001341847A JP2003135275A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電気貯湯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001341847A JP2003135275A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電気貯湯容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135275A true JP2003135275A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19155807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001341847A Pending JP2003135275A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電気貯湯容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003135275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016538971A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-12-15 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | 温度提示方法、装置、プログラム、及び記録媒体 |
-
2001
- 2001-11-07 JP JP2001341847A patent/JP2003135275A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016538971A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-12-15 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | 温度提示方法、装置、プログラム、及び記録媒体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040430 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |