JPH11102780A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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Publication number
JPH11102780A
JPH11102780A JP26032397A JP26032397A JPH11102780A JP H11102780 A JPH11102780 A JP H11102780A JP 26032397 A JP26032397 A JP 26032397A JP 26032397 A JP26032397 A JP 26032397A JP H11102780 A JPH11102780 A JP H11102780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
detected
temperature sensor
heating
set temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP26032397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Hoshika
邦博 星加
Masaharu Irie
正治 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
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Publication date
Application filed by Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP26032397A priority Critical patent/JPH11102780A/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加熱物の変形等によっても確実に異常加熱
を検出可能とする。 【解決手段】 制御手段4は、温度センサ3で検出され
る温度変化に規則性があると判断することにより、加熱
手段2による加熱を停止又は低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁調理器、ホッ
トプレート、電気鍋等の電気調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気調理器では、被加熱物を加熱
する場合、温度センサでの検出温度が第1設定温度を越
えることにより加熱手段への通電を停止又は抑制し、第
2設定温度以下になることにより通電を再開して、異常
加熱による損傷や発火等を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気調理器では、温度センサは被加熱物が載置され
る平板の下面に当接するように配設され、この平板を介
して被加熱物の温度を検出するようになっている。すな
わち、温度センサで被加熱物の温度を直接検出していな
いため、被加熱物の底面が変形した場合、平板との間に
介在する空気層によって被加熱物の温度を正確に検出で
きない。このため、例えば、被加熱物内に調理物が収容
されていない、いわゆる空焚きの状態であっても、検出
温度が異常温度を越えず、消費電力が無駄になるだけで
なく、異常加熱による損傷や発火等の恐れがあった。
【0004】そこで、本発明は、被加熱物の変形等によ
っても確実に異常加熱を検出可能な電気調理器を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、被加熱物を加熱する加熱手段
と、被加熱物の温度を検出する温度センサと、該温度セ
ンサでの検出温度が第1設定温度を越えると前記加熱手
段による加熱を停止又は抑制させ、第2設定温度よりも
下がると開始又は復帰させる制御手段とを備えた電気調
理器において、前記制御手段は、前記温度センサで検出
される温度変化に規則性があると判断することにより、
前記加熱手段による加熱を停止又は低減させるようにし
たものである。
【0006】前記制御手段は、前記温度センサにより第
1設定温度が所定時間毎に所定回数又は所定時間繰り返
し検出されれば、規則性ありと判断するようにすればよ
い。
【0007】前記制御手段は、前記温度センサにより第
2設定温度が所定時間毎に所定回数又は所定時間繰り返
し検出されれば、規則性ありと判断するようにしてもよ
い。
【0008】前記制御手段は、前記温度センサにより第
1設定温度と第2設定温度の間の第3設定温度が所定時
間毎に所定回数又は所定時間繰り返し検出されれば、規
則性ありと判断するようにしてもよい。
【0009】前記制御手段は、スイッチの操作による入
力信号があれば、前記検出値をリセットするようにして
もよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0011】図1は、本発明に係る電気調理器の一例で
ある電磁調理器を示す。この電磁調理器は、調理器本体
1内に、誘導加熱コイル2、温度センサ3、制御装置4
等を収容した構成である。
【0012】調理器本体1の前方には、操作・表示パネ
ル5が設けられている。操作・表示パネル5には、加熱
スイッチ、湯沸かしスイッチ、あげものスイッチ、停止
スイッチ等の操作スイッチ6が設けられている。
【0013】前記誘導加熱コイル2には、図示しないス
イッチング素子によってインバータ回路から高周波電流
が供給されるようになっている。
【0014】前記温度センサ3は、ガラスプレート7の
中央部下面に当接するように設けられている。温度セン
サ3は、ガラスプレート7を介して間接的にガラスプレ
ート7上に載置された被加熱物、例えば鍋8の温度を検
出可能となっている。
【0015】前記制御装置4は、温度センサ3や操作ス
イッチ6等の入力を受け、インバータ回路に制御信号を
出力する。インバータ回路は制御信号に従ってスイッチ
ング素子により誘導加熱コイル2に高周波電流を供給
し、鍋8を誘導加熱する。
【0016】次に、前記制御装置4による誘導加熱制御
を図2及び図3のフローチャートに従って説明する。
【0017】電源がオンされれば(ステップS1)、カ
ウント数nをリセットすると共に(ステップS2)、そ
のオン信号に基づいてスイッチング素子により誘導加熱
コイル2に高周波電流を供給し、鍋8を所定モードで誘
導加熱する(ステップS3)。この加熱モードは、前記
操作スイッチ6のうちのいずれを操作するのかによって
選択される。
【0018】このようにして誘導加熱が開始されると、
温度センサ3での検出温度Tを読み込み(ステップS
4)、検出温度Tが第1設定温度T1(本実施形態で
は、240℃)に達したか否かを判断する(ステップS
5)。
【0019】検出温度Tが第1設定温度T1に達するま
での間は、操作スイッチ6の操作があったか否かを判断
し(ステップS6)、操作があれば、前記ステップS2
に戻ってカウント数nをリセットし、操作のあったスイ
ッチに対応するモードによる加熱に切り替える。
【0020】続いて、検出温度Tが第1設定温度T1に
達すれば、カウント数を+1とし(ステップS7)、カ
ウント数nが1であるか否かを判断する(ステップS
8)。
【0021】カウント数nが2以上である場合、一旦タ
イマーを停止し(ステップS9)、前回第1設定温度T
1に到達してから今回の検出までに要した時間tを読み
込む(ステップS10)。そして、今回読み込んだ時間
tと前回読み込んだ時間t’との差が設定時間x(本実
施形態では、±5秒)以内であるか否かを判断する(ス
テップS11)。
【0022】鍋8に調理物が収容されていない場合や長
時間放置されている場合等には、図4のグラフに示すよ
うに、温度センサ3による検出温度Tが一定の規則性を
もって変化する。したがって、今回読み込んだ時間tと
前回読み込んだ時間t’とはそれ程変化せず、設定時間
x以内となる。そこで、設定時間x内であれば、次の工
程に移行する。
【0023】一方、鍋8内に調理物が収容されて調理が
続行されている場合には、図5のグラフに示すように、
誘導加熱コイル2への通電量の変化に対して温度センサ
3による検出温度が不規則に変化する。したがって、今
回読み込んだ時間tと前回読み込んだ時間t’とが大き
く変化し、設定時間xを越える。そこで、設定時間x内
でなければ、カウント数nを0にリセットする(ステッ
プS12)。
【0024】次に、誘導加熱コイル2への高周波電流の
供給を停止し(ステップS13)、タイマーをスタート
させる(ステップS14)。そして、温度センサ3での
検出温度Tを読み込み(ステップS15)、検出温度T
が第2設定温度T2(本実施形態では、200℃)未満
となったか否かを判断する(ステップS16)。
【0025】この間、前記ステップS5同様、操作スイ
ッチ6の操作があったか否かを判断し(ステップS1
7)、操作があれば、ステップS2に戻ってカウント数
nをリセットし、操作のあったスイッチに対応するモー
ドによる加熱に切り替える。
【0026】検出温度Tが第2設定温度T2未満となれ
ば、カウント数nが所定回数N(本実施形態では、30
回)に到達したか否かを判断する(ステップS18)。
所定回数Nに到達していなければ、前記ステップS3に
戻って誘導加熱制御を続行する。これにより、検出誤差
等により偶然に条件を満足する場合が排除される。一
方、所定回数Nに到達していれば、温度センサ3による
検出温度に一定の規則性があるものと判断し、鍋8に調
理物が収容されていない場合や長時間放置されている場
合等の加熱を続行する必要のない状態であると判断し、
ブザー等により報知すると共に(ステップS19)、電
源をオフ状態とする(ステップS20)。
【0027】このように、前記実施形態では、たとえ鍋
8の底面が変形し、ガラスプレート7との間に空気層が
形成されることにより、温度センサ3により正確な鍋8
の温度が検出できないとしても、検出される温度変化の
規則性に基づいて加熱を続行すべきか否かの判断が可能
である。
【0028】なお、前記実施形態では、検出温度Tの規
則性の有無を判断するために、タイマーによる測定時間
が変化しない回数を検出するようにしたが、所定時間
(例えば、30分間)続くか否かを検出するようにして
もよい。
【0029】また、前記実施形態では、第1設定温度T
1を検出する時間間隔tに基づいて規則性を判断するよ
うにしたが、第2設定温度T2を検出する時間間隔や、
第1設定温度T1と第2設定温度T2の間の第3設定温
度T3を検出する時間間隔に基づいて規則性を判断する
ようにしてもよい。要は、温度変化を示す波形が所定誤
差範囲で変化するか否かを検出できればよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気調理器によれば、温度センサで検出される温
度変化に規則性があると判断することにより、加熱手段
による加熱を停止又は低減させるようにしたので、たと
え被加熱物が変形して正確な温度検出が不能となったと
しても、異常加熱状態を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気調理器の一例である電磁調
理器の断面図である。
【図2】 図1の制御装置での誘導加熱制御を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 図1の制御装置での誘導加熱制御を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 図1の電磁調理器により、鍋なしあるいは鍋
のみを加熱した場合の検出温度の変化を示すグラフであ
る。
【図5】 図1の電磁調理器により、調理物を収容した
鍋を加熱した場合の検出温度の変化を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
2 誘導加熱コイル(加熱手段) 3 温度センサ 4 制御装置(制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を加熱する加熱手段と、被加熱
    物の温度を検出する温度センサと、該温度センサでの検
    出温度が第1設定温度を越えると前記加熱手段による加
    熱を停止又は抑制させ、第2設定温度よりも下がると開
    始又は復帰させる制御手段とを備えた電気調理器におい
    て、 前記制御手段は、前記温度センサで検出される温度変化
    に規則性があると判断することにより、前記加熱手段に
    よる加熱を停止又は低減させることを特徴とする電気調
    理器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記温度センサにより
    第1設定温度が所定時間毎に所定回数又は所定時間繰り
    返し検出されれば、規則性ありと判断することを特徴と
    する請求項1に記載の電気調理器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記温度センサにより
    第2設定温度が所定時間毎に所定回数又は所定時間繰り
    返し検出されれば、規則性ありと判断することを特徴と
    する請求項1に記載の電気調理器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記温度センサにより
    第1設定温度と第2設定温度の間の第3設定温度が所定
    時間毎に所定回数又は所定時間繰り返し検出されれば、
    規則性ありと判断することを特徴とする請求項1に記載
    の電気調理器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、スイッチの操作による
    入力信号があれば、前記検出値をリセットすることを特
    徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の電気
    調理器。
JP26032397A 1997-09-25 1997-09-25 電気調理器 Pending JPH11102780A (ja)

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JP26032397A JPH11102780A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 電気調理器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007280941A (ja) * 2006-03-17 2007-10-25 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器
CN103363557A (zh) * 2012-03-29 2013-10-23 珠海格力电器股份有限公司 电磁炉及其线盘感温装置和线盘感温包固定装置
WO2015161704A1 (zh) * 2014-04-24 2015-10-29 苏州西顿家用自动化有限公司 电磁炉的测温结构

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413