JP2003134602A - ハイブリッド車両の回生エネルギー制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の回生エネルギー制御装置

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JP2003134602A
JP2003134602A JP2001322936A JP2001322936A JP2003134602A JP 2003134602 A JP2003134602 A JP 2003134602A JP 2001322936 A JP2001322936 A JP 2001322936A JP 2001322936 A JP2001322936 A JP 2001322936A JP 2003134602 A JP2003134602 A JP 2003134602A
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battery
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electric
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Takahito Okubo
孝仁 大久保
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンと発電用電動機との間の開閉装置が開
放状態であっても、余剰な回生エネルギーを簡単に消費
することの出来る回生エネルギー制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン113と、駆動用電動機108と
発電用電動機109と、バッテリー111と、を備えた
ハイブリッド車両における回生エネルギー制御装置であ
って、駆動用電動機の回生運転時に発生した回生エネル
ギーをバッテリーに蓄積し、バッテリーの充電状態によ
り回生エネルギーをバッテリーが吸収できない場合に
は、発電用電動機を制御して、バッテリーが吸収しきれ
ない回生エネルギー量に見合った大きさのd軸電流を発
電用電動機に流す制御手段103を備え、発電用電動機
の熱損失として余剰の電気エネルギーを吸収するハイブ
リッド車両の回生エネルギー制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車両の
回生エネルギーの制御装置に関し、特にバッテリーが満
充電状態またはそれに近い状態時における余剰エネルギ
ーの処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド車両の回生エネルギーの制
御装置に関する従来例としては、特開平11−3320
07号公報や特開平08−079914号公報に記載さ
れたものがある。図6は、従来のシリーズ型ハイブリッ
ド車両の概略構成を示すブロック図、図7は従来のパラ
レル型ハイブリッド車両の概略構成を示すブロック図で
ある。図6に示すように、シリーズ型ハイブリッド車両
は、エンジン出力軸415と車両駆動軸416とが機械
的に切り離された構成をとり、エンジン413で駆動す
る発電用電動機409により発電した電気エネルギー
を、車両駆動軸416に接続された駆動用電動機408
に供給し、駆動用電動機408の出力トルクを用いて車
両を駆動するようになっている。一方、図7に示すよう
に、パラレル型ハイブリッド車両は、エンジン出力軸4
65と少なくとも1以上の電動機の出力軸466とが、
駆動力配分機構460を介して車両駆動軸467に機械
的に接続可能な構成をとり、エンジン463の出力と駆
動用電動機458の出力とを合わせたトルクにより車両
を駆動するようになっている。なお、図6、図7におい
て、411、461は発電電力を一時保存したり、回生
電力を蓄積するバッテリー、405、407、455、
457は交流直流相互間の変換や電圧制御等を行う電力
変換装置、404、454は駆動用電動機制御装置、4
06、456は発電用電動機制御装置、414、464
はエンジン制御装置、403、453は各種制御装置を
制御する制御手段(コンピュータ)、402、452は
制動制御装置であり、ブレーキペダル401、451の
踏み代信号や減速(制動)要求信号412、462に応
じて制動装置(ブレーキアクチュエータ等)を制御す
る。また、図7の駆動力配分機構460は例えばクラッ
チなどから構成され、エンジン463の出力トルクと駆
動用電動機458の出力トルクとの出力配分等を制御す
る。さらに、前記シリーズ型ハイブリッド車両とパラレ
ル型ハイブリッド車両双方の構成を備え、状況に応じて
駆動方法を切り替えるところのシリーズ・パラレル切替
え型ハイブリッド車両もある。上記のように、ハイブリ
ッド車両は、エンジンと少なくとも2以上の電動機を備
え、さらに電気エネルギーの蓄積手段であるバッテリー
を備えている。
【0003】ところで、車両速度を制御する際や車両を
制動する際などに、減速制御時のエネルギーを有効に活
用する方策として、駆動用電動機408、458を回生
動作させることによって制動力を発生し、この際に発生
する回生エネルギーをバッテリー411、461に蓄積
する方法がある。この回生制動方法には、例えば駆動用
電動機単体で制動トルクを発生する方法に加え、ブレー
キ等の制動装置の制動トルクに一定量の電動機の回生ト
ルクを上乗せして制動を行う方法や、回生制動制御装置
を付加してエンジンおよび電動機の制動トルク配分を演
算手段により算出し、制動力を制御する方法などがあ
る。上記のような従来のハイブリッド車の回生手段にお
いて、回生エネルギーを吸収するためのバッテリー41
1、461の充電状態が満充電またはそれに近い状態に
ある時は、駆動用電動機408、458の回生のみを続
けると過充電になってしまうことから、前述の従来例
(特開平11−332007号公報)においては、発電
用電動機409、459を力行させ、エンジン413、
463の回転抵抗を負荷として回生電流を消費する構成
をとっている。また、前述の従来例(特開平8−799
14号公報)においては、発電用電動機409、459
を力行させる際に、エンジン制御装置414、464に
指令を出してスロットル開度を絞り、燃料カットをして
発電用電動機409、459を力行することにより、エ
ンジンのフリクションロスに加えてポンピングロスを制
御して連続的に駆動用電動機408、458の回生エネ
ルギーを消費する構成をとっている。
【0004】以下、上記の回生制御における動作を説明
する。図8(a)は従来の駆動用電動機の電流位相の例
を示すベクトル図、図8(b)は従来の発電用電動機の
電流位相の例を示すベクトル図である。また、図9は従
来の駆動用電動機、発電用電動機およびエンジンの回生
制動時のエネルギーの流れと各々の動作点を示す図であ
る。回生制御時には、駆動用電動機の電流位相501
は、例えば図8(a)のごとく指示され、発電用電動機
の電流位相502は図8(b)のごとく指示される。こ
の際の電気エネルギーの流れは、図9に示すごとく、駆
動用電動機408、458の回生制動トルク601に見
合うエネルギーを発電用電動機602を力行させること
によって仕事をさせ、エンジン413、463の負トル
ク603として吸収している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
よるハイブリッド車の回生エネルギー制御装置は、バッ
テリーの充電状態が高い(満充電に近い)などの理由に
より駆動用電動機が回生しようとする回生エネルギーの
一部または全部をバッテリーが吸収できない場合に、駆
動用電動機の回生エネルギーを、発電用電動機の力行運
転によってエンジンに回転力を与え、この際に生じる機
械的な抵抗負荷として消費させる構成である。そのた
め、エネルギー吸収には必ずエンジンが発電用電動機に
接続されている必要がある。したがって、エンジンと発
電用電動機との間にクラッチ等の開閉装置を有する構成
のハイブリッド車においては、クラッチの開放状態では
エネルギーを吸収することが出来ないという問題があっ
た。本発明は上記のごとき従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、エンジンと発電用電動機との
間の開閉装置が開放状態であっても、余剰な回生エネル
ギーを簡単に消費することの出来る回生エネルギー制御
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1においては、駆動用
電動機の回生運転時に発生した回生エネルギーを電気エ
ネルギーとしてバッテリーに蓄積し、バッテリーの充電
状態により前記回生エネルギーを前記バッテリーが吸収
できない場合には、発電用電動機を制御して、前記バッ
テリーが吸収しきれない回生エネルギー量に見合った大
きさのd軸電流を前記発電用電動機に流す制御手段を備
え、前記発電用電動機の熱損失として余剰の電気エネル
ギーを吸収するように構成している。
【0007】また、請求項2においては、ブレーキペダ
ルの操作量および車両速度制御手段からの減速要求指令
に基づいて制動装置を制御して車両を減速させる制動制
御に加え、前記駆動用電動機の回生トルクを制動力とし
て付加して回生協調制動を行うハイブリッド車両に本発
明を適用したものであり、駆動用電動機の回生運転時に
は、前記駆動用電動機の回生運転によって発生した回生
エネルギーを電気エネルギーとしてバッテリーに蓄積
し、この際、前記バッテリーの充電状態により前記駆動
用電動機の回生エネルギーを前記バッテリーが吸収でき
ないことによって所望の減速度が得られない場合は、発
電用電動機を制御して、前記バッテリーが吸収しきれな
い前記駆動用電動機の回生エネルギーに見合った大きさ
のd軸電流を前記発電用電動機に流す制御手段を備え、
前記発電用電動機の熱損失として余剰の電気エネルギー
を吸収することにより所望の減速度を得るように構成し
ている。
【0008】また、請求項3においては、車両速度指令
値と実際の車両速度情報とに基づいて、車両速度のフィ
ードバック制御を行うハイブリッド車両に本発明を適用
したものであり、車両減速指令時に駆動用電動機の回生
運転による回生トルクを利用して車両を減速させ、前記
駆動用電動機の回生運転によって発生した回生エネルギ
ーを電気エネルギーとしてバッテリーに蓄積し、この
際、前記バッテリーの充電状態により前記駆動用電動機
の回生エネルギーを前記バッテリーが吸収できないこと
によって所望の減速度が得られない場合は、発電用電動
機を制御して、前記バッテリーが吸収しきれない前記駆
動用電動機の回生エネルギーに見合った大きさのd軸電
流を前記発電用電動機に流す制御手段を備え、前記発電
用電動機の熱損失として余剰の電気エネルギーを吸収す
ることにより不足する減速度を補償し、車両速度制御を
行うように構成している。
【0009】
【発明の効果】請求項1においては、バッテリーが満充
電または満充電に近いときには、駆動用電動機の回生す
る電気エネルギーのうちバッテリーが吸収しきれない分
を、発電用電動機のd軸電流によって消費することによ
り、エンジンと発電用電動機とがクラッチ等の開閉装置
により切り離された状態であっても、発電用電動機のみ
による回生エネルギーの吸収が可能となる。請求項2に
おいては、制動時に付加する駆動用電動機の回生トルク
をバッテリーの充電状態によらず、任意に制御可能とな
るため、常に要求値どおりの減速制御が可能となる。請
求項3においては、バッテリーの充電状態が高いときに
は、駆動用電動機の回生する電気エネルギーのうちバッ
テリーが吸収できない分を発電用電動機のd軸電流によ
り消費することにより、エンジンと発電用電動機とがク
ラッチ等の開閉装置によって切り離された状態であって
も、発電用電動機による回生エネルギーの吸収が可能と
なるため、常に指示どおりの減速度を得ることが可能と
なり、精度の高い車両速度制御が可能となる。
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、本発明をシ
リーズ型ハイブリッド車両に適用した場合の実施例の構
成を示すブロック図であり、図2は本発明をパラレル型
ハイブリッド車両に適用した場合の実施例の構成を示す
ブロック図である。なお、図1においてはエンジン11
3と発電用電動機109とがクラッチ等の開閉機構11
0を介して接続される構成を例示しているが、直接接続
される構成でも勿論構わない。図2においても同様であ
る。また図3(a)は駆動用電動機をある動作点で回生
動作させた場合の電流位相を示すベクトル図、図3
(b)はこの際に駆動用電動機が発生した回生エネルギ
ーを発電用電動機が吸収するときの発電用電動機の電流
位相を示すベクトル図である。また、図4は発電用電動
機が発生するトルクを示すトルク−回転数曲線を示す図
である。
【0010】図1において、車両を制動させようとする
際、運転者はブレーキペダル101を操作する。制動制
御装置102は該操作量に応じた制動力を発生すべく、
ブレーキアクチュエータ等の制動装置を作動させる。こ
の際、制動力の情報は制御手段103に対しても送ら
れ、該制御手段103は駆動用電動機108に対して固
定値あるいは決められた条件によって配分される処の駆
動用電動機108の制動力値を演算し、算出された値を
もとに駆動用電動機制御装置104に回生指示を行う。
同時に、制動制御装置102は、ブレーキペダル101
の操作量に応じた制動力から、駆動用電動機108が発
生しうる制動力相当の制動値を差引いてブレーキ等のア
クチュエータを作動させる。この際、制御手段103は
バッテリー111の充電状態を監視し、駆動用電動機1
08の回生エネルギーをバッテリーl11が吸収しきれ
ないと判断した場合には、駆動用電動機108の回生エ
ネルギーからバッテリーlllが吸収しうる電気エネル
ギーを差引いたエネルギー相当の電気エネルギーを発電
用電動機109の発熱エネルギーに変換するため、発電
用電動機制御装置106に対して相応のd軸電流値を指
令する。この際、駆動用電動機108は、図3(a)に
示すようにq軸電流が負となる電流位相201で制御さ
れ、この電流値に見合う回生制動トルク301を発生す
る。発電用電動機109が理想的な電動機の場合には発
電用電動機制御装置106は図3(b)に示すようにd
軸電流指示202を行い、発電用電動機109にd軸電
流を通電する。発電用電動機109においては、電流位
相と電圧位相とが90°で交わることから、図4に示す
ように発生トルク零となる動作点351、352、35
3、354で動作し、外部への仕事なしに電動機電流に
よる発熱のみでエネルギーを吸収することになる。な
お、電動機の突極性によるリラクタンストルクなどに起
因してd軸電流のみで外部への仕事が発生する場合は、
電流位相を調整して仕事の出入りが零となるような電流
指示を行う。上記一連の動作により、駆動用電動機10
8の回生エネルギーをバッテリー111が吸収しきれな
い状態において、発電用電動機109の発熱のみで余剰
な電気エネルギーを吸収することが可能となる。
【0011】上記のように本発明においては、発電用電
動機109の発熱のみで余剰な電気エネルギーを吸収す
るので、エンジン113には影響を及ぼさない。したが
ってクラッチ等の開閉機構110によって発電用電動機
109とエンジン113とが機械的に切り離された状態
であっても、支障なく動作する。また、発電用電動機1
09にd軸電流を供給するように制御するだけであり、
エンジン113のスロットル制御が必要ないので、回生
制動用の特別なスロットルアクチュエータ等を設ける必
要もない。
【0012】前記動作は、図2に示すパラレル型ハイブ
リッド車両においても同様に実現可能であり、駆動用電
動機158の回生エネルギーをバッテリー161が吸収
しきれない状態において、クラッチ等の開閉機構160
により発電用電動機159とエンジン163とが機械的
に切り離された状態であっても、発電用電動機159の
発熱のみで余剰な電気エネルギーを吸収することが可能
となる。
【0013】上記のように本実施例においては、バッテ
リーが満充電または満充電に近いときには、駆動用電動
機の回生する電気エネルギーのうちバッテリーが吸収し
きれない分を、発電用電動機のd軸電流によって消費す
ることにより、エンジンと発電用電動機とがクラッチ等
の開閉装置により切り離された状態であっても、発電用
電動機のみによる回生エネルギーの吸収が可能となる。
また、回生エネルギー量の連続的な制御において、エン
ジンのスロットル制御等を用いて機械的な損失として消
費することなく、電気エネルギーとして直接消費させる
ため過渡応答特性に優れ、バッテリーの充電状態が高い
ときであっても回生トルクの立ち上りを瞬時に制御可能
となる。また、バッテリーの充電状態の情報が過渡的に
変化しても回生トルクはd軸電流指示による電気エネル
ギー損失分に保たれるので、過渡的なトルク安定性が増
加する。また、発電用電動機へのd軸電流指令のみで任
意に消費エネルギーを制御可能なので、連続的かつ高精
度に回生エネルギー量を制御する場合でも特別なスロッ
トルアクチュエータ等を必要とせず、より低コストでの
システム構成が可能となる。
【0014】(実施例2)本発明の実施例2として、図
1、図2に示したようなシリーズ型ハイブリッド車両あ
るいはパラレル型ハイブリッド車両等のハイブリッド車
両に、回生協調制動制御を適用して車両速度制御を行う
場合について説明する。回生協調制動制御は、ブレーキ
ペダルの操作量および車両速度制御手段からの減速要求
指令に基づいて制動装置(ブレーキアクチュエータ等)
を制御して車両を減速させる制動制御に加え、駆動用電
動機の回生トルクを制動力として付加して車両速度の自
動制御を行う制御であり、例えば、上記車両速度制御手
段は、実車両速度を所定速度に一致させるように制御し
たり、或いは先行車両との車間距離を所定の安全距離以
上に保つように車両速度を制御する。
【0015】図1、図2において、減速要求信号11
2、162は、制動制御装置102、152を介して、
あるいは直接に、制御手段103、153に入力する。
制御手段103、153は、当該減速要求値に基づき、
駆動用電動機制御装置104、154に減速トルク指令
をおくる。これによって駆動用電動機108、158は
回生制動による回生エネルギーを発生する。制御手段1
03、153は、該回生エネルギー量を発電用電動機制
御装置106、156に送り、発電用電動機制御装置1
06、156は発電用電動機109、159に当該回生
エネルギーの消費に見合ったd軸電流を流すように電力
変換装置107、157を制御する。その後の動作は実
施例1に示すとおりで、一連の動作により、駆動用電動
機108、158の回生エネルギーをバッテリー11
1、161が吸収しきれない状態において、クラッチ等
の開閉機構110、160により発電用電動機106、
156とエンジンとが機械的に切り離された状態であっ
ても、発電用電動機109、159の発熱のみで余剰な
電気エネルギーを吸収することが可能となる。
【0016】上記のように本実施例においては、制動時
に付加する駆動用電動機の回生トルクをバッテリーの充
電状態によらず、任意に制御可能となるため、常に要求
値どおりの減速制御が可能となる。また、回生制動を行
う際に、駆動用電動機の担う制動力がバッテリーの充電
状態によって制約を受けないため、バッテリーの充電状
態に応じてブレーキアクチュエータ等の制動装置を制御
して総制動力を指令値どおりに保持するような複雑な制
御の必要がなくなる。また、回生協調制動制御を行う際
に、とりわけ制動時にブレーキ等の制動装置の制動力に
加えて常に一走量の回生制動力を上乗せする制御方式を
とる回生制動制御においては、エンジンが切り離された
状態でもバッテリーの充電状態によって制動力が変化す
ることがなくなるので、常に安定したの制動力を得るこ
とが可能となる。
【0017】(実施例3)本発明の実施例3として、シ
リーズ型ハイブリッド車両あるいはパラレル型ハイブリ
ッド車両等のハイブリッド車両において、エンジンと駆
動用電動機を用いて車両速度制御を行う場合について説
明する。図5は実施例3の動作を説明する機能ブロック
図である。車両の各状態を監視し統合して車両の制御を
行うところの車両制御装置701は、車両速度情報76
1および車両速度指令762に基づいて車両速度制御を
行う。車両速度制御器702はパラレル型ハイブリッド
車両の場合は条件に応じてエンジン制御器703に対し
てエンジントルク指令値763を指令し、駆動用電動機
制御装置704に対して駆動電動機トルク指令値764
を出力する。また、シリーズ型ハイブリッド車両の場合
は、前記車両速度制御器702は駆動用電動機制御装置
704に対してのみ駆動電動機トルク指令値764を出
力する。
【0018】ここで、車両制御装置701が減速要求を
行って駆動用電動機710の回生トルクを用いて減速を
行う場合は、車両速度制御器702は駆動用電動機制御
装置704に対する駆動電動機トルク指令値764とし
て負のトルク指令706を出力する。該指令を受けて駆
動用電動機制御装置704は駆動用電動機回転数705
と負のトルク指令706とに応じてトルク電流Map7
07を参照し、対応した電流指令値708を指令する。
当該電流指令値708に基づき、駆動用電動機電流制御
器709は駆動用電動機710の電流制御を行う。その
結果、駆動用電動機710は前記負のトルク指令706
に相当する回生トルクを発生し、車両を減速させる。こ
の際、駆動用電動機710の生じる回生電流は、バッテ
リー750に吸収される。
【0019】しかしながら、バッテリーの充電状態が高
い場合、つまり満充電かそれに近い状態では、駆動用電
動機710が回生する電流の全てまたは一部を、バッテ
リー750に吸収させることができず、バッテリーが過
充電に至ってしまう可能性が生ずる。本実施例による回
生エネルギー吸収装置においては、上記バッテリー75
0の充電状態が高い場合において、駆動用電動機710
に負のトルクが指令された場合は、車両制御装置701
がバッテリー充電状態情報751および駆動用電動機7
10への負のトルク指令706および駆動用電動機71
0の回転数情報705を用いて回生電流を算出し、この
うちバッテリー750が吸収しきれない回生電流を消費
エネルギー指令721として発電用電動機制御装置72
2に指令する。発電用電動機制御装置722は、d軸電
流指令演算部723で上記の消費エネルギー指令721
をd軸電流指令値765に変換し、発電用電動機725
に所望のd軸電流を消費させる。この際、発電用電動機
725を流れるd軸電流は発熱として電動機の消費され
る。上記動作は、発電用電動機725が力行動作中であ
っても可能である。この場合には、車両制御装置701
は回生エネルギー(電流値)の余剰分から発電用電動機
725の力行エネルギー消費量(電流値)を差し引いた
消費エネルギー指令721を発電用電動機制御装置72
2に指令する。発電用電動機制御装置722は、発電用
電動機725へのトルク指令766に基づき、トルク電
流Map726を参照し、該Mapの出力のうちのd軸
電流指令値と、d軸電流指令演算部723の出力である
d軸電流指令値との和を発電用電動機725のd軸電流
指令として出力する。上記一連の動作により、ハイブリ
ッド車両が車両速度制御をする際に駆動用電動機710
の回生トルクを用いて減速を行う場合に、バッテリー7
50の充電状態が高く回生電流をバッテリー750が吸
収しきれない状態において、クラッチ等の開閉機構によ
り発電用電動機725とエンジンとが機械的に切り離さ
れた状態であっても、発電用電動機725の発熱のみで
残りの電気エネルギーを吸収することが可能となる。
【0020】上記のように本実施例においては、バッテ
リーの充電状態が高いときには、駆動用電動機の回生す
る電気エネルギーのうちバッテリーが吸収できない分を
発電用電動機のd軸電流により消費することにより、エ
ンジンと発電用電動機とがクラッチ等の開閉装置によっ
て切り離された状態であっても、発電用電動機による回
生エネルギーの吸収が可能となるため、常に指示どおり
の減速度を得ることが可能となり、精度の高い車両速度
制御が可能となる。また、エンジン等の負荷を利用する
ことなく車両速度を制御することが可能であるため、車
両速度制御の過渡応答特性にすぐれ、特に減速制御時の
トルク立ち上り性能が極めて応答性良く制御可能とな
る。これにより、車両速度制御の制御安定性が増すとと
もに、より目標応答性のよい車両速度制御が可能とな
る。また、減速トルクの過渡応答特性向上により、バッ
テリーの充電状態が高い場合においても駆動用電動機の
高速な加減速トルクの発生が可能となり、車両駆動軸の
ねじり振動に起因した車両のガクガク振動に対して車両
速度制御のみを行なうことにより、該振動を引き起こす
ねじりトルクを打ち消すための振動抑制トルクを生じせ
しめ、車両速度制御を行なうことでガクガク振動を抑制
することが可能となる。また、電動機制御装置からのd
軸電流指令のみで任意に消費エネルギーを制御可能なの
で、連続的に制動力を制御するための特別なスロットル
アクチュエータ等を必要としない。また、駆動用電動機
の回生エネルギーをエンジンに吸収させる必要がなくな
ることから、エンジン御御装置によるスロットル開度制
御等の手段で消費エネルギー量を制御する必要がなくな
り、発電用電動機へのd軸電流指令のみで任意に消費エ
ネルギーを制御可能となるため制御構造が簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をシリーズ型ハイブリッド車両に適用し
た場合の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明をパラレル型ハイブリッド車両に適用し
た場合の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】(a)は駆動用電動機をある動作点で回生動作
させた場合の電流位相を示すベクトル図、(b)はこの
際に駆動用電動機が発生した回生エネルギーを発電用電
動機が吸収するときの発電用電動機の電流位相を示すベ
クトル図。
【図4】発電用電動機が発生するトルクを示すトルク−
回転数曲線を示す図。
【図5】実施例3の動作を説明する機能ブロック図。
【図6】従来のシリーズ型ハイブリッド車両の概略構成
を示すブロック図。
【図7】従来のパラレル型ハイブリッド車両の概略構成
を示すブロック図。
【図8】(a)は従来の駆動用電動機の電流位相の例を
示すベクトル図、(b)は従来の発電用電動機の電流位
相の例を示すベクトル図。
【図9】従来の駆動用電動機、発電用電動機およびエン
ジンの回生制動時のエネルギーの流れと各々の動作点を
示す図。
【符号の説明】
101、151、401、451…ブレーキペダル 102、152、402、452…制動制御装置 103、153、403、453…制御手段 104、154、404、454…駆動用電動機制御装
置 105、107、155、157、405、407、4
55、457…電力変換装置 106、156、406、456…発電用電動機制御装
置 108、158、408、458…駆動用電動機 109、159、409、459…発電用電動機 110…クラッチ等の開閉機構 160、460…駆動力配分装置 111、161、411、461…バッテリー 112、162、412、462…減速(制動)要求信
号 113、163、413、463…エンジン 414、464…エンジン制御装置 415、416、465、466、467…駆動軸 201、501…駆動用電動機の電流位相 202、502…発電用電動機の電流位相 301、601…駆動用電動機の動作点 302…電動機の回生最大トルク 355…電動機の力行最大トルク 351、352、353、354、602…発電用電動
機の動作点 603…エンジンの動作点 701…車両
制御装置 702…車両速度制御器 703…エン
ジン制御器 704…駆動用電動機制御装置 705…駆動
用電動機回転数 706…負のトルク指令 707…トル
ク電流Map 708…電流指令値 709…駆動
用電動機電流制御器 710…駆動用電動機 721…消費
エネルギー指令 722…発電用電動機制御装置 723…d軸
電流指令演算部 725…発電用電動機 750…バッ
テリー 751…バッテリー充電状態情報 762…車両
速度指令 763…エンジントルク指令 764…駆動
電動機トルク指令 765…電流指令 766…発電
用電動機トルク指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 AA01 AA16 BA19 CB07 DB10 DB15 DB19 EA02 EB09 EC01 5H115 PA08 PA11 PG04 PI16 PI22 PO02 PU08 PU25 PV07 PV09 QE06 QE10 QI03 QI04 QN02 QN06 QN09 RE03 SE04 TI01 TR04 TR19 TU05 TU16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、駆動用電動機および発電用電
    動機を含む少なくとも2以上の複数の電動機と、電気エ
    ネルギーの蓄積手段であるバッテリーと、を少なくとも
    備えたハイブリッド車両における回生エネルギー制御装
    置であって、 前記駆動用電動機の回生運転時に発生した回生エネルギ
    ーを電気エネルギーとして前記バッテリーに蓄積し、こ
    の際、前記バッテリーの充電状態により前記回生エネル
    ギーを前記バッテリーが吸収できない場合には、前記発
    電用電動機を制御して、前記バッテリーが吸収しきれな
    い回生エネルギー量に見合った大きさのd軸電流を前記
    発電用電動機に流す制御手段を備え、前記発電用電動機
    の熱損失として余剰の電気エネルギーを吸収することを
    特徴とするハイブリッド車両の回生エネルギー制御装
    置。
  2. 【請求項2】エンジンと、駆動用電動機および発電用電
    動機を含む少なくとも2以上の複数の電動機と、電気エ
    ネルギーの蓄積手段であるバッテリーと、を少なくとも
    備え、かつ、ブレーキペダルの操作量および車両速度制
    御手段からの減速要求指令に基づいて制動装置を制御し
    て車両を減速させる制動制御に加え、前記駆動用電動機
    の回生トルクを制動力として付加して回生協調制動を行
    うハイブリッド車両における回生エネルギー制御装置で
    あって、 前記駆動用電動機の回生運転時には、前記駆動用電動機
    の回生運転によって発生した回生エネルギーを電気エネ
    ルギーとして前記バッテリーに蓄積し、この際、前記バ
    ッテリーの充電状態により前記駆動用電動機の回生エネ
    ルギーを前記バッテリーが吸収できないことによって所
    望の減速度が得られない場合には、前記発電用電動機を
    制御して、前記バッテリーが吸収しきれない前記駆動用
    電動機の回生エネルギーに見合った大きさのd軸電流を
    前記発電用電動機に流す制御手段を備え、前記発電用電
    動機の熱損失として余剰の電気エネルギーを吸収するこ
    とにより所望の減速度を得るように制御することを特徴
    とするハイブリッド車両の回生エネルギー制御装置。
  3. 【請求項3】エンジンと、駆動用電動機および発電用電
    動機を含む少なくとも2以上の複数の電動機と、電気エ
    ネルギーの蓄積手段であるバッテリーと、を少なくとも
    備え、かつ、車両速度指令値と実際の車両速度情報とに
    基づいて、車両速度のフィードバック制御を行うハイブ
    リッド車両における回生エネルギー制御装置であって、 車両減速指令時に前記駆動用電動機の回生運転による回
    生トルクを利用して車両を減速させ、前記駆動用電動機
    の回生運転によって発生した回生エネルギーを電気エネ
    ルギーとして前記バッテリーに蓄積し、この際、前記バ
    ッテリーの充電状態により前記駆動用電動機の回生エネ
    ルギーを前記バッテリーが吸収できないことによって所
    望の減速度が得られない場合は、前記発電用電動機を制
    御して、前記バッテリーが吸収しきれない前記駆動用電
    動機の回生エネルギーに見合った大きさのd軸電流を前
    記発電用電動機に流す制御手段を備え、前記発電用電動
    機の熱損失として余剰の電気エネルギーを吸収すること
    により不足する減速度を補償し、車両速度制御を行うこ
    とを特徴とするハイブリッド車両の回生エネルギー制御
    装置。
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